JP2003325621A - マッサージ機及びその肩位置調整方法 - Google Patents

マッサージ機及びその肩位置調整方法

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JP2003325621A
JP2003325621A JP2002139343A JP2002139343A JP2003325621A JP 2003325621 A JP2003325621 A JP 2003325621A JP 2002139343 A JP2002139343 A JP 2002139343A JP 2002139343 A JP2002139343 A JP 2002139343A JP 2003325621 A JP2003325621 A JP 2003325621A
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JP
Japan
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massage
shoulder
shoulder position
massager
shaft
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Application number
JP2002139343A
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English (en)
Inventor
Yoko Moroki
陽子 諸木
Kiichiro Miyata
喜一郎 宮田
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Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 肩位置調整時にマッサージに適した施療子の
位置を簡便に設定できるマッサージ機を提供する。 【解決手段】 入/切スイッチがオンされると、施療部
40を昇降の上限位置まで移動させる(ステップ21〜
23)。もみ玉幅を広げ(ステップ24〜25)、施療
部40を肩位置の最高位へと移動させる(ステップ2
6)。肩位置調整スイッチがオンかマッサージスイッチ
がオンかを判定し(ステップ27)。肩位置調整スイッ
チがオンであれば、設定された肩位置へともみ玉402
a,402bを移動させる(ステップ28)。もみ玉4
02a,402bが設定された位置に移動すると、その
位置でたたき動作を行い(ステップ29)、ステップ2
7に戻りスイッチの入力を判定する。ステップ27で、
マッサージスイッチがオンであれば、指示されたマッサ
ージ動作を開始する(ステップ30)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マッサージ機及び
マッサージ機における肩位置の調整方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の肩位置調整が可能なマッサージ機
としては以下に示すようなものがある。 (1)自分の肩位置をスイッチやスライドキー等によっ
て選択するが、もみ玉は移動しない(特開昭60-24843)。 (2)肩位置の設定を変えたときに、もみ玉がその肩位
置へ移動する。 (3)電源投入時の肩位置設定モードで、体型センシン
グより肩位置を自動識別し、推定した肩位置にもみ玉が
移動する。(特開平6-190012他) (4)肩位置設定を変えたときに、マッサージ動作をし
ながらもみ玉がその肩位置へ移動する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこのよう
な従来のマッサージ機にあってはそれぞれ以下のような
問題点があった。 (1)リモコン操作により設定を変えても、移動しない
ので、次に肩位置のマッサージが始まるまで、設定位置
が適切かはっきりしない。 (2)もみ玉が設定した肩位置に移動して、もみ玉の位
置を感じることができても、マッサージするのに適切な
位置と異なり、マッサージを始めてから再度調整しなけ
ればならない。 (3)自動的に肩位置を検知して、もみ玉が肩位置に移
動しても、マッサージに最適な位置かどうかわかりにく
い。 (4)マッサージ動作をしながらもみ玉が移動するた
め、マッサージ中であるか、肩位置設定中であるか判別
しにくい。
【0004】本発明は、かかる従来技術の課題を解決す
るためになされたものであって、その目的とするところ
は、肩位置設定時にマッサージに適した施療子の位置を
簡便に設定することができるマッサージ機及びその肩位
置調整方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、使用者の肩に適合する位置に施療子の位
置を設定する肩位置調整手段を備えたマッサージ機であ
って、前記マッサージ機を制御する制御手段を備え、前
記制御手段は、前記肩位置調整手段によって設定された
位置に施療子を移動させるとともに、該位置においてマ
ッサージ動作を行わせることにより施療子が該位置に移
動したことを機能を有するマッサージ機である。
【0006】このようにすれば、設定された位置で施療
子がマッサージ動作を行い、使用者に施療子の位置を報
知するので、使用者は明確に施療子の位置を知ることが
できる。また、マッサージに適切な位置をも知ることが
できることができるので、マッサージ開始後に施療子の
位置を再度設定する煩わしさが減る。すなわち、肩位置
設定時にマッサージに適した施療子の位置を簡便に設定
することができる。
【0007】前記肩位置調整手段による再度の設定に対
して、新たに設定された位置に施療子を移動させるとと
もに、該位置においてマッサージ動作を行わせる機能を
有することが好適である。
【0008】このようにすれば、一端設定した肩位置が
適切でなくても、設定を変更することにより、より適切
な位置に移動させることができる。
【0009】前記肩位置調整手段によって設定される施
療子の位置レベルを表示する肩位置レベル表示手段を備
えるようにしてもよい。
【0010】このようにすれば、施療子の位置がさらに
わかりやすくなる。
【0011】前記制御手段は、設定された位置への移動
中におけるマッサージ動作を禁止する機能を有するよう
にしてもよい。
【0012】このようにすれば、肩位置設定中とマッサ
ージ中との区別が容易となる。
【0013】前記設定された位置におけるマッサージ動
作はたたき動作であることが好適である。
【0014】たたき動作によって施療子の位置を使用者
に報知すれば、使用者はより明確に施療子の位置を知る
ことができる。
【0015】前記設定された位置におけるマッサージ動
作は所定の時間のみ実行されることが好適である。
【0016】このようにマッサージ動作が所定の時間の
み、例えば、通常のマッサージ動作に比べて短時間のみ
実行されれば、通常のマッサージ動作と明確に区別する
ことができる。
【0017】また、本発明は、使用者の肩に適合する位
置に施療子の位置を設定可能なマッサージ機において肩
位置を調整する方法であって、前記設定された位置に施
療子を移動させるステップと、前記設定された位置でマ
ッサージ動作を行うステップと、を含む肩位置調整方法
である。
【0018】このようにすれば、設定された位置で施療
子がマッサージ動作を行うので、施療子の位置がわかり
やすい。また、マッサージに適切な位置をも知ることが
できることができるので、マッサージ開始後に施療子の
位置を再度設定する煩わしさが減る。すなわち、肩位置
設定時にマッサージに適した施療子の位置を簡便に設定
することができる。
【0019】前記設定された位置でマッサージ動作を行
う際に、再度施療子の位置が設定された場合には、新た
に設定された位置に施療子を移動させるステップと、前
記新たに設定された位置でマッサージ動作を行うステッ
プと、を含むことが好適である。
【0020】前記施療子の肩位置の設定又はマッサージ
動作の指示のいずれがなされているかを判定するステッ
プを有し、前記施療子の肩位置の設定がなされている場
合には、該設定された位置に施療子を移動させ、前記マ
ッサージ動作が指示されている場合には、マッサージ動
作を開始することが好適である。
【0021】前記施療子を所定の肩位置の最高位置に移
動させるステップを有し、前記施療子を所定の肩位置の
最高位置に移動させた後に、前記施療子の肩位置の設定
又はマッサージ動作の指示のいずれがなされているかを
判定することが好適である。
【0022】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照して、本発明の
好適な実施形態を説明する。
【0023】図1は本発明の実施形態に係るマッサージ
機1の概略構成を示す全体正面図、図2は、同マッサー
ジ機1の全体側面図であり、背もたれ部10aについて
は外形とともに内部構成を示している。
【0024】マッサージ機1はリクライニング自在な椅
子10の背もたれ部10aに昇降施療ユニット20を組
み込んだものである。
【0025】昇降施療ユニット20から背もたれ部10
aのカバーシートで覆われた表面側に向かって突設され
たもみ玉(施療子)402a〜dによって人体に対して
マッサージを行う。
【0026】もみ玉は、背筋方向に沿って上方に左右一
対配置されたもみ玉402a,402b(第1の施療
子)と、その下方に左右一対配置されたもみ玉402
c,402d(第2の施療子)とからなる。
【0027】また、昇降施療ユニットの横に昇降施療ユ
ニットの動作を制御するCPU制御回路900,モータ
制御回路901(図20参照)が格納された制御ボック
ス920を配置する。
【0028】制御ボックス920には、家庭電源から電
力を供給するための電源線(不図示)及び使用者が操作
する操作部910(図20参照)が接続されている。
【0029】図3は昇降施療ユニットの六面図であり、
図3(a),(b),(c),(d),(e),(f)
はそれぞれ正面図、右側面図、背面図、左側面図、上面
図、下面図である。図4は昇降施療ユニットの正面図、
図5は背面図,図6は正面側斜視図、図7は背面側斜視
図である。
【0030】昇降部30は、図4及び図6に示すよう
に、背もたれ部10aに沿って配置された断面円形の一
対のガイドパイプ301R,301Lと、両ガイドパイ
プの間にガイドパイプと平行に配置されたネジの切られ
た昇降用ネジ軸304と、ガイドパイプ301R,30
1Lと直交する上下一対のガイドパイプホルダ302、
303とからなる。
【0031】ガイドパイプ301R,301Lは、ガイ
ドパイプホルダ302、303に固定され、昇降用ネジ
軸304は回転自在に保持されている。
【0032】施療部40は、図5及び図7に示すよう
に、ガイドパイプ301R,301Lにその軸方向に移
動自在に保持する昇降ガイド306a,306b、30
6c、306dと、昇降用ネジ軸304の外周に螺合す
る昇降ナット305を保持する昇降ナットホルダ701
によって支持されている(図10,図13参照)。
【0033】そして、施療部40は、昇降用ネジ軸30
4の回転により昇降用ナット305が上下に駆動される
のに伴い、昇降ナットホルダ701及びそれを支持する
施療部40がガイドパイプ301R,301Lに沿って
上下に移動する。
【0034】図8は施療部40の正面図、図9は同左側
面図、図10は同背面図、図11は同右側面図、図12
は同正面側斜視図、図13は同背面右側斜視図、図14
は図13の断面図、図15は同背面左側斜視図、図16
は図13の他の断面図、図17は図11の拡大図、図1
8は図15の拡大図である。
【0035】施療部40の前面は板状のベース部材40
1によって覆われている。ベース部材401は、中央部
にもみ玉402a〜dが突出する略矩形の開口部401
a,401bが設けられている。
【0036】(施療部の概略構成)以下、施療部40の
概略構成について説明する。
【0037】4つのもみ玉402a〜dは略V字形のも
み玉アーム403R,403Lの先端部にそれぞれ回動
自在に軸支されている。
【0038】もみ玉アーム403Rの基端部はアーム支
持部材404Rの部材404R1,404R2(図15
参照)に挟まれて回動軸408Rに、もみ玉アーム40
3Lの基端部はアーム支持部材404Lの部材404L
1,404L2に挟まれて回動軸408Lに支持されて
いる。
【0039】もみ玉アーム403R、403Lにはそれ
ぞれ回動を止めるためのストッパ405R,405Lを
設けてある。
【0040】もみ軸410の左右両側には、円筒形状の
傾斜スリーブ420R,420Lがそれぞれ軸方向に対
して傾斜して固定されており、傾斜スリーブ420R,
420Lの軸方向に対する傾斜は左右対称となるように
設定している(図14参照)。
【0041】傾斜スリーブ420R,420Lの外周に
は周面に沿って転動するベアリングを介して樹脂製のア
ーム支持部材404R(404R1,404R2)(図
15参照)、404L(404L1,404L2)(図
13参照)が回動自在に嵌合している。
【0042】アーム支持部材404R(404R1,4
04R2),404L(404L1,404L2)は傾
斜スリーブ420の外周に嵌合する基部406R1,4
06R2(図15参照)及び406L1,406L2
(図13,図14参照)を有する。
【0043】それとともに、前記基部406R1,40
6R2及び406L1,406L2と回動軸408R,
408Lとの間にはリンク受け部407R1,407R
2及び407L1,407L2を有する。
【0044】リンク受け部407R1,407R2及び
407L1,407L2にはリンク550R(図11参
照),550L(図9参照)の一端に設けられた球状の
球面部551R,551Lが嵌合しており、リンク55
0R,550Lは球面状のリンク受け部407R1,4
07R2及び407L1,407L2に沿って揺動自在
に支持されている。
【0045】アーム支持部材404Lは、図13に示す
ように、部材404L1,404L2を接合した構造と
なっている。
【0046】図13及び図14に示すように、もみ軸4
10の上方には、もみ軸410に平行にたたき軸510
が配置されている。
【0047】たたき軸510の左右両側の傾斜スリーブ
420に対応する位置には径方向に偏心した偏心部52
0,520が設けられている。
【0048】左右の偏心部520はたたき軸510に対
して互いに逆方向に偏心するように設けられている。
【0049】偏心部520の外周には周面に沿って転動
するベアリングを介してベアリングケース521R,5
21Lが回動自在に嵌合している。
【0050】偏心部520の外周に嵌合する基部521
R,521Lとともに周方向に突設されたリンク受け部
522R,522L(図11参照)を有する。
【0051】アーム支持部材404R(404R1,4
04R2)(図15参照),404L(404L1,4
04L2)に一端を連結されたリンク550R(図11
参照),550Lの他端部は、リンク受け部522R,
522Lに対して、たたき軸510の軸方向に揺動自在
に支持されている。
【0052】(もみ機構)以下、施療部40のもみ機構
について説明する。
【0053】もみ軸410及びたたき軸510はもみ玉
アーム403R、403Lの内側で、施療軸保持部60
1R,601Lによって回転自在に支持されている。
【0054】施療軸保持部601R,601L(図14
参照)は、施療軸保持部ブラケット602R,602L
(図13参照)によってベース部材401に固定されて
いる。
【0055】もみ用モータ(電動機)430(図16参
照)はベース部材401に直交し、もみ軸410とたた
き軸510との間に配されている。
【0056】そして、もみ用モータ430は、図15に
示すように、使用者の背面とは反対側から手前にはずれ
るように施療軸保持部601R,601Lに着脱自在に
固定されている。
【0057】もみ用モータ430の駆動軸430aには
もみ用小プーリ411が取り付けられている。
【0058】もみ用小プーリ411(図16参照)の外
周に巻き掛けられた無端状のもみ用ベルト413は、も
み用ウォームギア414の軸に取り付けられたもみ用大
プーリ412の外周にも同様に巻き掛けられている。
【0059】もみ用ウォームギア414は、もみ用ウォ
ームホイール415と噛合している。
【0060】もみ用ウォームホイール415は、もみ軸
410の外周に同心的に固定されている。
【0061】駆動伝達手段であるもみ用ウォームギア4
14及びもみ用ウォームホイール415は、施療軸保持
部601R,601Lに回転可能に格納されている。
【0062】従って、もみ用モータ430の駆動力は、
もみ用小プーリ411→もみ用ベルト413→もみ用大
プーリ412→もみ用ウォームギア414→もみ用ウォ
ームホイール415と減速しながら伝達され、もみ軸4
10が回転駆動される。
【0063】また、もみ軸410には施療軸保持部ブラ
ケット602Rと傾斜スリーブ420Rの間にもみ回転
被検出部440(図14参照)をもみ軸410と同軸と
なるよう設けている。
【0064】もみ回転被検出部440は、もみ軸410
の基準角度を検出させるもみ原点用凸部441(図17
参照)と、もみ軸410の一周期を複数に分割した角度
に配置し基準角度からの相対角度を検出させるもみパル
ス用凸部442(図18参照)とを一体的にして配置し
ている。
【0065】そして、もみ原点用凸部441と、もみパ
ルス用凸部442とは直径の異なる円周上に配置され、
軸方向に突出するよう設けられている。
【0066】もみ原点用凸部441と、もみパルス用凸
部442は、施療軸保持部ブラケット602Rにその面
と平行に配置された検出用基板800に設けられたもみ
原点用検出部801ともみパルス用検出部802により
検出される(図17,図18参照)。
【0067】もみ原点用検出部801と、もみパルス用
検出部802は、透過式センサとし、前記検出用基板8
00に配置される。
【0068】ここで、例えばもみ玉402a,402b
の間隔が狭くなる角度でもみ原点用検出部801がもみ
原点用凸部441を検出するよう設定する。
【0069】また、もみパルス用凸部442は、例えば
もみ玉402a,402bの間隔が広いときと、狭いと
きと広いときの中間のときの二つのときに、もみパルス
用検出部802がもみパルス用凸部442を検出するよ
うそれぞれ設ける。
【0070】このようにもみ回転被検出部440を構成
することにより、もみ原点用凸部441をもみ原点用検
出部801が検出した時にもみ軸410の回転を停止す
ると、もみ玉402a,402bの間隔は狭い位置で停
止する。
【0071】また、もみ原点用凸部441をもみ原点用
検出部801が検出した後、もみ軸410の回転方向
と、もみパルス用検出部802がもみパルス用凸部44
2を検出することで、もみ玉402a,402bの間隔
は広い、もしくは狭いときと広いときの中間の広さを判
別でき、その時にもみ軸410を停止すると、もみ玉4
02a,402bの間隔がそれぞれ設定できる。
【0072】また、これら検出部によるもみ玉402
a,402bの幅の判定によって、回転速度を変えると
いう制御も可能となる。
【0073】そのほか、検出部の検出の有無によりもみ
軸410の回転の有無を検知できる。
【0074】(たたき機構)以下、施療部40のたたき
機構について説明する。
【0075】たたき軸510はたたき用モータ530に
よって駆動される。
【0076】たたき用モータ530は、施療軸保持部6
01Rに使用者の背面とは反対側から右手にはずれるよ
う着脱自在に固定されている(図15参照)。
【0077】たたき用モータ530の駆動軸にはたたき
用小プーリ511が取り付けられている。
【0078】たたき用小プーリ511の外周に巻き掛け
られた無端状のたたき用ベルト513は、たたき用大プ
ーリ512の外周にも同様に巻き掛けられている(図1
5参照)。
【0079】たたき用大プーリ512はたたき軸510
の外周に同心的に固定されている。従って、たたき用モ
ータ530の駆動力は、たたき用小プーリ511→たた
き用ベルト513→たたき用大プーリ512と減速しな
がら伝達され、たたき軸510が回転駆動される。ここ
では、たたき用小プーリ511,たたき用ベルト51
3,たたき用大プーリ512が減速伝達手段を構成す
る。
【0080】また、たたき用大プーリ512の外周縁に
は、軸方向に凸となる円弧状のたたき回転検出用凸部5
40が一体的に設けられている。
【0081】たたき回転検出用凸部540を挟む位置に
配置されたたたき回転検出部803によって、たたき用
大プーリ512が取り付けられているたたき軸510の
回転数を検出する(図15参照)。
【0082】たたき回転検出部803は透過式センサと
し、前記検出用基板800に配置される。
【0083】このようにたたき軸510の回転を検出す
ることにより、たたき軸510の回転の有無及びその回
転速度等検知することができる。
【0084】また、たたき用大プーリ512とたたき回
転検出用凸部540を一体的に設けることにより、部品
点数が減りコストの低減が図れる。
【0085】(昇降施療ユニット昇降部)以下に、施療
ユニットの昇降部の機構について、昇降施療ユニット2
0の昇降部30の下方側斜視図である図19を中心にし
て説明する。
【0086】昇降部30は、背もたれ部10aに沿って
配置された断面円形の一対のガイドパイプ301R,3
01Lと、両ガイドパイプの間にガイドパイプと平行に
配置されたネジの切られた昇降用ネジ軸304と、ガイ
ドパイプと直交する上下一対のガイドパイプホルダ30
2,303とからなる。
【0087】ガイドパイプ301R,301Lにはその
軸方向に移動自在に保持する昇降ガイド306a,30
6b、306c、306dが取り付けられ、昇降用ネジ
軸304の外周に昇降ナット305が螺合されている
(図13参照)。
【0088】昇降ナットホルダ701は、昇降ナット3
05を保持しかつベース部材401に固定されており、
また昇降ガイド306a,306b、306c、306
dもベース部材401に固定されている。
【0089】昇降用ネジ軸304は昇降用モータ630
によって駆動される。
【0090】昇降用モータ630は下側となるガイドパ
イプホルダ303(図19参照)に固定されている。
【0091】昇降用モータ630の駆動軸630aには
昇降用小プーリ611が取り付けられている。
【0092】昇降用小プーリ611の外周に巻き掛けら
れた無端状の昇降用ベルト613は、昇降用ネジ軸30
4に取り付けられた昇降用大プーリ612の外周にも同
様に巻き掛けられている。
【0093】従って、昇降用モータ630の駆動力は、
昇降用小プーリ611→昇降用ベルト613→昇降用大
プーリ612→昇降用ネジ軸304と減速されながら伝
達され、昇降用ネジ軸304の回転により昇降ナット3
05が上下に移動される。
【0094】また、昇降用大プーリ612の外周縁には
軸方向に凸となる昇降位置検出用凸部640が設けられ
ている。
【0095】昇降位置検出用凸部640を挟む位置に配
置された昇降位置検出部811によって、昇降用大プー
リ612が取り付けられている昇降用ネジ軸304の回
転数を検出する。
【0096】昇降位置検出部811は透過式センサと
し、昇降位置検出用基板810に取り付けられている。
【0097】昇降用ネジ軸304の一回転当たりに昇降
ナット305が移動する距離は昇降用ネジ軸304に切
られているネジのリードであるので、昇降用ネジ軸30
4の回転数を検出することによりガイドパイプ301
R,301Lに沿った施療部40の昇降位置を検出でき
る。
【0098】また、昇降位置検出用凸部640と昇降位
置検出部811により、昇降ネジ軸304の回転の有無
を検知することができる。
【0099】また、昇降用大プーリ612と昇降位置検
出部811を一体的に設けることにより、部品点数が減
りコストの低減が図れる。
【0100】また、ガイドパイプホルダ302,303
には昇降上限被検出部307と昇降下限被検出部308
がそれぞれ設けられており(図4,5,7参照)、施療
部40に取り付けられた検出用基板800に配置された
昇降上限界検出部812及び昇降下限界検出部813が
昇降上下限位置を検出し、それぞれ上限界位置及び下限
界位置に存在するか否かを検出する。
【0101】昇降上限被検出部307と昇降下限被検出
部308は、その断面が十字型をしており、また昇降上
限界検出部812及び昇降下限界検出部813は透過式
センサとし(図15参照)、断面十字型の被検出部の十
字の一端を検出するよう配置されている。
【0102】以上のように、前記検出用基板800には
もみ原点用検出部801ともみパルス用検出部802,
たたき回転検出部803,昇降上限界検出部812及び
昇降下限界検出部813が配置されている。ここで、も
み原点用検出部801、もみパルス用検出部802及び
たたき回転検出部803が回転位置検出手段に相当し、
昇降上限界検出部812及び昇降下限界検出部813が
移動限界検出手段に相当する。
【0103】よって、各センサの基板が一枚で済み、部
材を減らすことによる低コスト化が図れる。
【0104】しかも、検出用基板800は、もみ用モー
タ430,たたき用モータ530を保持する施療軸保持
部601Rの側面に取り付けられているので、各モータ
への電力供給線及び各センサへの信号線を制御ボックス
より一まとめにして配線することができ、組立性の向
上、配線部材を減らすことによる低コスト化が図れる。
【0105】たたき用大プーリ512及び昇降用大プー
リ612の外周縁には軸方向に凸となるそれぞれの被検
出用凸部540,640が設けられているが、これらは
径方向に凸としてもよい。
【0106】また、被検出用凸部540,640はプー
リと一体でも、別部品でもかまわない。これらにより、
この実施例では透過式センサを用いたが、反射式セン
サ、マイクロスイッチ,近接センサ等組立性に合わせて
センサを選択できる。
【0107】また、被検出用凸部540,640をプー
リよりも軽量な別部品とすることで軽量化が図れる。
【0108】図20はマッサージ機1の概略構成を示す
ブロック図である。
【0109】マッサージ機1は、制御手段であるCPU
制御回路900が操作部910からの指示及び各センサ
からの情報に基づいてモータ制御回路901に命令を出
し、各モータを駆動し、あるいは操作部910に情報を
表示させる構成となっている。
【0110】図21はマッサージ機1の基本動作を説明
するフローチャートであり、図22は肩位置調整時の動
作を説明するフローチャートである。
【0111】まず、図20に示す操作部910において
電源入/切スイッチをオンする(ステップ1)。
【0112】このとき電源入/切スイッチのLEDが点
灯し、電源スイッチがオンされていることを報知する
(ステップ2)。
【0113】次に、昇降用モータ630,もみ用モータ
430をそれぞれ初期位置方向に動作させる(ステップ
3)。各モータが初期位置への移動を完了したか否かを
判定し(ステップ4)、完了していなければステップ3
に戻り、完了していれば、昇降用モータ630,もみ用
モータ430の動作を停止させる(ステップ5)。
【0114】次に、手動モードと自動コースのいずれが
選択されているかを判定する(ステップ6)。
【0115】手動モードが選択されていれば、手動モー
ドのうちいずれの動作が選択されているかを判別し(ス
テップ7)、選択に従って各種の手動動作を行う(ステ
ップ8)。手動モードとしては、「もみ上げ」、「もみ
下げ」、「たたき」、「背すじのばし」、「部分背すじ
のばし」、「上へ」、「下へ」のうちから選択すること
ができる。
【0116】各種手動動作を15分間行い(ステップ
9)、15分経過した時点で各種手動動作を終了し(ス
テップ10)、電源入/切スイッチをオフするとともに
LEDを消灯する(ステップ11)。
【0117】自動モードが選択されていれば、自動コー
スのうちいずれのコースが選択されているかを判定する
(ステップ12)。
【0118】上半身自動コースが選択されていれば、上
半身自動コースのメニューに従った動作を行い(ステッ
プ13)、メニューが終了した時点で(ステップ1
4)、ステップ11に進む。
【0119】ここで、上半身自動コースとは、例えば、
首から肩,背中及び腰までの上半身全体にわたって背筋
伸ばし,もみ及びたたき動作を適宜組み合わせて行うコ
ースである。
【0120】首肩自動コースが選択されていれば、首肩
自動コースのメニューに従った動作を行い(ステップ1
5)、メニューが終了した時点で(ステップ16)、ス
テップ11に進む。
【0121】ここで、首肩自動コースとは、例えば、首
から肩にかけての部位において背筋伸ばし,もみ及びた
たき動作を適宜組み合わせて行うコースである。
【0122】腰自動コースが選択されていれば、腰自動
コースのメニューに従った動作を行い(ステップ1
7)、メニューが終了した時点で(ステップ18)、ス
テップ11に進む。ここで、腰自動コースとは、腰部周
辺において背筋伸ばし,もみ及びたたき動作を適宜組み
合わせて行うコースである。
【0123】次に、図22に従って肩位置調整時のマッ
サージ機1の動作について説明する。
【0124】入/切スイッチがオンされると(ステップ
21)、施療部40はガイドパイプ301R,301L
に沿って上方に移動する。
【0125】昇降上限界検出部812が昇降上限被検出
部307を検出したか否かを判定する(ステップ2
2)。
【0126】昇降上限界検出部812が昇降上限被検出
部307を検出しなければ、さらに施療部40を上昇さ
せ、昇降の上限位置まで移動させる(ステップ23)。
【0127】昇降上限界検出部812が昇降上限被検出
部307を検出すれば、もみ原点用検出部801がもみ
原点用凸部441を検出したか否かを判定する(ステッ
プ24)。
【0128】もみ原点用検出部801がもみ原点用凸部
441を検出しなければ、もみ玉幅を広げる(ステップ
25)。
【0129】もみ原点用検出部801がもみ原点用凸部
441を検出すれば、施療部40を肩位置の最高位へと
移動させる(ステップ26)。
【0130】肩位置調整スイッチがオンかマッサージス
イッチがオンかを判定する(ステップ27)。図20に
示すように操作部910には、「高い」、「普通」、
「低い」の3種類の肩位置調整スイッチ(肩位置調整手
段)9110が設けられている。この肩位置調整スイッ
チ9110は、オンされたスイッチのLED(肩位置レ
ベル表示手段)が点灯し、肩位置のレベルを表示するよ
うになっている。
【0131】ここで、肩位置調整スイッチがオンであれ
ば、設定された肩位置、すなわち、「高い」、「普
通」、「低い」のスイッチに対応して設定された肩位置
へともみ玉402a,402bを移動させる(ステップ
28)。ここで、もみ玉402a,402bの肩位置へ
の移動中には、もみ、たたき等のマッサージ動作は行わ
れない。
【0132】もみ玉402a,402bが設定された位
置に移動すると、その位置で例えば1秒間程度の所定の
時間だけたたき動作を行い(ステップ29)、ステップ
27に戻りスイッチの入力を判定する。ここでのたたき
動作の時間は、通常のマッサージ中と容易に区別できる
程度の長さであることが望ましい。
【0133】ステップ27で、マッサージスイッチ、す
なわち、自動コース、手動コースの各スイッチがオンで
あれば、指示されたマッサージ動作を開始する(ステッ
プ30)。このステップ30が図21のフローチャート
におけるステップ6に相当し、以降の手順は同様であ
る。
【0134】このように肩位置調整時にもみ玉を移動
後、その移動位置でマッサージを呈示することにより、 (1)もみ玉の位置がわかりやすい。 (2)マッサージに適切な肩位置がわかる。 (3)マッサージ開始後に再度変更する煩わしさが減
る。 (4)肩位置設定中であることと、マッサージ中の区別
が容易である。 という効果が得られる。
【0135】肩位置調整は、入/切スイッチの投入時に
必ず行うようにしてもよいし、使用者が操作部910の
肩位置調整スイッチ9110を押した場合のみ行うよう
にしてもよい。
【0136】以下に、マッサージ機構による各種マッサ
ージ動作の詳細について説明する。
【0137】(もみ動作)もみ動作時には、たたき軸5
10の回転を停止させて、もみ軸410のみを回転させ
る。
【0138】もみ玉アーム403R、403Lは、もみ
軸410に対して傾斜して取り付けられた傾斜スリーブ
420R、420Lの外周に回転自在に支持されるとと
もにリンクを介してもみ軸410回りの回転を規制され
ている。
【0139】従って、もみ玉402a〜dはもみ軸41
0の軸心からの距離を変化させながらもみ軸410の軸
方向に揺動する。
【0140】このようなもみ玉の動きを正面から見た図
を図23に示す。
【0141】このとき左右のもみ玉間の間隔が変化する
ので、このような動作によって身体をもむ「もみ動作」
を実現することができる。
【0142】上述したようなもみ動作を行う際に、もみ
用モータ430の回転方向を切り替えることによりもみ
玉の運動方向を逆転させることができるので、「もみ上
げ」と「もみ下げ」の2種類の動作を実現することがで
きる。
【0143】(たたき動作)たたき動作時には、もみ軸
410の回転を停止させて、たたき軸510を回転させ
る。
【0144】リンク550R,550Lはたたき軸51
0の回転に伴って偏心回転する偏心スリーブ520を介
して回転自在に支持されているので、たたき軸510を
回転させることにより、たたき軸510の軸心とリンク
の端部が嵌合するリンク受け部407R,407Lとの
距離が変化する。
【0145】もみ玉アーム403R、403Lはもみ軸
410の回りに回転自在に支持されているので、たたき
用モータを駆動してたたき軸510を適当な速度で回転
させることにより、もみ玉アーム403R、403Lが
もみ軸410の回りに揺動し、たたき動作を実現する。
【0146】(背筋伸ばし)背筋伸ばし動作時には、も
み軸410及びたたき軸510の両方を停止させ、もみ
玉アーム403R、403Lをもみ原点位置に保持し、
昇降用モータ630を駆動してマッサージ機構1全体を
ガイドパイプ301R、301Lに沿って上下動させ
る。
【0147】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、肩
位置設定時にマッサージに適した施療子の位置を簡便に
設定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の実施形態に係るマッサージ機
の概略構成を示す全体斜視図である。
【図2】図2は、本発明の実施形態に係るマッサージ機
の概略構成を示す全体側面図である。
【図3】図3は、本発明の実施形態に係るマッサージ機
の昇降施療ユニットの六面図である。
【図4】図4は、本発明の実施形態に係るマッサージ機
の昇降施療ユニットの正面図である。
【図5】図5は、本発明の実施形態に係るマッサージ機
の昇降施療ユニットの背面図である。
【図6】図6は、本発明の実施形態に係るマッサージ機
の昇降施療ユニットの正面側斜視図である。
【図7】図7は、本発明の実施形態に係るマッサージ機
の昇降施療ユニットの背面側斜視図である。
【図8】図8は、本発明の実施形態に係るマッサージ機
の施療部の正面図である。
【図9】図9は、本発明の実施形態に係るマッサージ機
の施療部の左側面図である。
【図10】図10は、本発明の実施形態に係るマッサー
ジ機の施療部の背面図である。
【図11】図11は、本発明の実施形態に係るマッサー
ジ機の施療部の右側面図である。
【図12】図12は、本発明の実施形態に係るマッサー
ジ機の施療部の正面側斜視図である。
【図13】図13は、本発明の実施形態に係るマッサー
ジ機の施療部の背面右側斜視図である。
【図14】図14は、図13の断面図である。
【図15】図15は、本発明の実施形態に係るマッサー
ジ機の施療部の背面左側斜視図である。
【図16】図16は、図13の他の断面図である。
【図17】図17は、図11の部分拡大図である。
【図18】図18は、図15の部分拡大図である。
【図19】図19は本発明の実施形態に係るマッサージ
機の昇降施療ユニットの昇降部の下方側斜視図である。
【図20】図20は、本発明の実施形態に係るマッサー
ジ機に概略構成を示すブロック図である。
【図21】図21は、マッサージ機の基本動作を説明す
るフローチャートである。
【図22】図22は、マッサージ機の肩位置調整時のフ
ローチャートである。
【図23】図23は、もみ玉の動きを示す図である。
【符号の説明】
1 マッサージ機 10 椅子 10a 背もたれ部 402a〜d もみ玉 20 昇降制御ユニット 30 昇降部 301R,301L ガイドパイプ 302,303 ガイドパイプホルダ 304 昇降用ネジ軸 305 昇降ナット 306a〜d 昇降ガイド 307 昇降上限被検出部 308 昇降下限被検出部 401 ベース部材 403R,403L もみ玉アーム 404R,404L アーム支持部材 405R,405L ストッパ 407R1,407R2,407L1,407L2
リンク受け部 408R,408L 回動軸 409R,409L ストッパ受け部 410 もみ軸 430 もみ用モータ 440 もみ回転被検出部 441 もみ原点用凸部 442 もみパルス用凸部 510 たたき軸 530 たたき用モータ 540 たたき回転検出用凸部 550R,550L リンク 601R,601L 施療軸保持部 602R,602L 施療軸保持部ブラケット 630 昇降用モータ 640 昇降位置検出用凸部 701 昇降ナットホルダ 800 検出用基板 801 もみ原点用検出部 802 もみパルス用検出部 811 昇降位置検出部 812 昇降上限界検出部 813 昇降下限界検出部 910 操作部 9110 肩位置調整スイッチ 920 制御ボックス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮田 喜一郎 京都府京都市下京区塩小路通堀川東入南不 動堂町801番地 株式会社オムロンライフ サイエンス研究所内 Fターム(参考) 4C100 AE06 AE07 AE11 AE17 AF02 AF05 AF07 AF11 BA02 BA07 BA09 BB04 BC03 CA03 DA04 DA06 EA12

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 使用者の肩に適合する位置に施療子の位
    置を設定する肩位置調整手段を備えたマッサージ機であ
    って、 前記マッサージ機を制御する制御手段を備え、 前記制御手段は、前記肩位置調整手段によって設定され
    た位置に施療子を移動させるとともに、該位置において
    マッサージ動作を行わせることにより施療子が該位置に
    移動したことを報知する機能を有するマッサージ機。
  2. 【請求項2】 前記肩位置調整手段による再度の設定に
    対して、新たに設定された位置に施療子を移動させると
    ともに、該位置においてマッサージ動作を行わせる機能
    を有する請求項1に記載のマッサージ機。
  3. 【請求項3】 前記肩位置調整手段によって設定される
    施療子の位置レベルを表示する肩位置レベル表示手段を
    備えた請求項1又は2に記載のマッサージ機。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、設定された位置への移
    動中におけるマッサージ動作を禁止する機能を有する請
    求項1乃至3のいずれかに記載のマッサージ機。
  5. 【請求項5】 前記設定された位置におけるマッサージ
    動作はたたき動作である請求項1乃至4のいずれかに記
    載のマッサージ機。
  6. 【請求項6】 前記設定された位置におけるマッサージ
    動作は所定の時間のみ実行される請求項1乃至5のいず
    れかに記載のマッサージ機。
  7. 【請求項7】 使用者の肩に適合する施療子の位置を設
    定可能なマッサージ機において肩位置を調整する方法で
    あって、 前記設定された位置に施療子を移動させるステップと、 前記設定された位置でマッサージ動作を行うステップ
    と、 を含む肩位置調整方法。
  8. 【請求項8】 前記設定された位置でマッサージ動作を
    行う際に、再度施療子の位置が設定された場合には、新
    たに設定された位置に施療子を移動させるステップと、 前記新たに設定された位置でマッサージ動作を行うステ
    ップと、 を含む請求項7に記載の肩位置調整方法。
  9. 【請求項9】 前記施療子の肩位置の設定又はマッサー
    ジ動作の指示のいずれがなされているかを判定するステ
    ップを有し、 前記施療子の肩位置の設定がなされている場合には、該
    設定された位置に施療子を移動させ、 前記マッサージ動作が指示されている場合には、マッサ
    ージ動作を開始する請求項8に記載の肩位置調整方法。
  10. 【請求項10】 前記施療子を所定の肩位置の最高位置
    に移動させるステップを有し、 前記施療子を所定の肩位置の最高位置に移動させた後
    に、前記施療子の肩位置の設定又はマッサージ動作の指
    示のいずれがなされているかを判定する請求項9に記載
    の肩位置調整方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006026152A (ja) * 2004-07-16 2006-02-02 Fuji Iryoki:Kk マッサージ機
US8282584B2 (en) 2004-05-28 2012-10-09 Panasonic Corporation Massage chair
CN112006903A (zh) * 2020-09-08 2020-12-01 上海荣泰健康科技股份有限公司 按摩椅肩部位置检测与校正方法、装置、设备、按摩椅

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