JP2003325596A - 頭受け具 - Google Patents

頭受け具

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JP2003325596A
JP2003325596A JP2002137671A JP2002137671A JP2003325596A JP 2003325596 A JP2003325596 A JP 2003325596A JP 2002137671 A JP2002137671 A JP 2002137671A JP 2002137671 A JP2002137671 A JP 2002137671A JP 2003325596 A JP2003325596 A JP 2003325596A
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Japan
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belt
support
head
backrest
support body
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JP2002137671A
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English (en)
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Shinji Fukuhara
伸治 福原
Kazuhiro Tsujimura
和弘 辻村
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Fuji Industrial Co Ltd
Fuji Kogyo KK
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ANSWER KK
Fuji Industrial Co Ltd
Fuji Kogyo KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 椅子の形態が異なる場合においても、支持体
の背凭れ部に対するぐらつきを低減できるとともに、支
持体を背凭れ部に簡単に保持することができるようにす
る。 【解決手段】 頭受け部1を支持し、椅子の背凭れ部a
に保持される支持体3と、該支持体3を背凭れ部aとと
もに緊締すべきベルト4,4とを備えており、前記支持
体3は前記ベルト4,4が挿通されるベルト通し部3
1,31を有し、背凭れ部aの上下の長さに対応してベ
ルト4,4の支持体3への巻回位置を、ベルト通し部3
1,31又は支持体3の下端3bへ変えることができ、
背凭れ部aの上下の長さが異なる椅子であっても、支持
体3の背凭れ部aに対するぐらつきを低減できるように
した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は歯の訪問診療等で椅
子に座った対象者の頭を安定させたり、食事の補助で椅
子に座った被介護者の頭を安定させたりするための頭受
け具に関する。
【0002】
【従来の技術】小学校等で定期的に実施されている歯の
訪問診療で使用される頭受け具は、頭受け部と、該頭受
け部を支持し、椅子の背凭れ部に保持される支持体とを
備えている。この支持体は前後に離間して向き合い、そ
の上端が連結された2枚の挾持片を有しており、該挾持
片の間を椅子の背凭れ部の上方から背凭れ部に嵌め込む
ことにより、挾持片が背凭れ部を挾持するように構成さ
れている。また、頭受け部は支持体に対して上下に角度
調節可能に構成されており、椅子に座った対象者の背丈
が異なることによって頭の位置が多少異なる場合、頭受
け部の支持体に対する角度を変えることができるように
してある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ように支持体が挾持片を有する頭受け具にあっては、挾
持片の間に背凭れ部が嵌め込まれているだけであり、支
持体が背凭れ部に固定されていないため、支持体が背凭
れ部に対してぐらつき易いのであり、しかも、椅子は複
数種類があり、訪問先が備える椅子の形態、ひいては背
凭れ部の厚さ、背凭れ部の上下の長さ等も異なるため、
複数種類の椅子に対応することができるように前記支持
体が形成された場合、支持体が背凭れ部に対してより一
層ぐらつき易くなり、改善策が要望されていた。また、
従来の頭受け具は、椅子に座った対象者の背丈に応じて
頭受け部の角度を調節する必要があり、この調節が煩わ
しいという問題もあった。
【0004】本発明は斯かる事情に鑑みてなされたもの
であり、支持体を背凭れ部とともに緊締すべきベルトを
備え、さらに、支持体にベルトが挿通されるベルト通し
部を設けることにより、背凭れ部の上下の長さが異なる
椅子であっても、支持体の背凭れ部に対するぐらつきを
なくすることができるとともに、支持体を背凭れ部に簡
単に保持することができる頭受け具を提供することを目
的とする。
【0005】また、ベルトが面ファスナを有することに
より、ベルトの緊締状態を容易に維持することができる
頭受け具を提供することを目的とする。さらに、ベルト
の一端部に支持体の上端からベルト通し部にかけて挿嵌
される環部を設けることにより、ベルトの支持体への保
持を簡易にできる頭受け具を提供することを目的とす
る。
【0006】また、頭受け部を円柱形とすることによ
り、椅子に座った対象者の背丈が異なることによって頭
の位置が多少異なる場合においても、頭受け部の位置を
変えることなく、頭を安定良く受けることができる頭受
け具を提供することを目的とする。
【0007】また、頭受け部を、杆部と、該杆部の両端
から杆部に挿嵌される円筒部とを有する構成とすること
により、頭髪等によって円筒部が汚れた場合において
も、円筒部だけを洗濯したり、取り替えたりすることが
できる頭受け具を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】第1発明に係る頭受け具
は、頭受け部を支持し、椅子の背凭れ部に保持される支
持体を備えた頭受け具において、前記支持体を背凭れ部
とともに緊締すべきベルトを備えており、前記支持体は
前記ベルトが挿通されるベルト通し部を有することを特
徴とする。
【0009】第1発明にあっては、上下の長さが長い背
凭れ部に支持体を保持する場合は、支持体の上端から下
端にかけて全体的にベルトを巻回して緊締することがで
き、また、上下の長さが短い背凭れ部に支持体を保持す
る場合は、支持体の上端からベルト通し部にかけて部分
的にベルトを巻回して緊締することができるため、換言
すれば、背凭れ部の上下の長さに対応してベルトの支持
体への巻回位置を変えることができるため、背凭れ部の
上下の長さが異なる椅子であっても、支持体の背凭れ部
に対するぐらつきを低減でき、しかも、支持体を背凭れ
部に簡単に保持することができる。
【0010】第2発明に係る頭受け具は、前記ベルトは
面ファスナを有することを特徴とする。第2発明にあっ
ては、支持体を背凭れ部とともに緊締したベルトを直ち
に面ファスナで係止することができるため、ベルトの緊
締状態を容易に維持することができ、支持体をぐらつか
せることなく背凭れ部に保持することができる。
【0011】第3発明に係る頭受け具は、前記ベルトの
一端部は前記支持体の上端から前記ベルト通し部にかけ
て挿嵌される環部を有することを特徴とする。第3発明
にあっては、ベルトの環部を支持体の上端からベルト通
し部にかけて挿嵌することによりベルトの一端部を支持
体に容易に保持させることができる。
【0012】第4発明に係る頭受け具は、前記頭受け部
は円柱形であることを特徴とする。第4発明にあって
は、円柱形の頭受け部で頭を受けることができるため、
椅子に座った対象者の背丈が異なることによって頭の位
置が多少異なる場合においても、頭受け部の位置を変え
ることなく、頭の頭受け部との接触位置を変えることが
でき、前記頭を安定良く受けることができる。
【0013】第5発明に係る頭受け具は、前記頭受け部
は、その長手方向の途中が前記支持体に支持される杆部
と、該杆部の両端から杆部に挿嵌される円筒部とを有す
ることを特徴とする。第5発明にあっては、円筒部は杆
部に挿嵌されているため、頭髪等によって円筒部が汚れ
た場合においても、該円筒部を杆部から抜き出して、円
筒部だけを洗濯したり、取り替えたりすることができ
る。
【0014】
【発明の実施の形態】以下本発明をその実施の形態を示
す図面に基づいて詳述する。 実施の形態1 図1は本発明に係る頭受け具の構成を示す分解斜視図で
ある。本発明に係る頭受け具は、頭受け部1と、該頭受
け部1を上下位置調節部材2を介して支持し、背凭れ部
a(図3参照)に保持される支持体3と、該支持体3を
椅子Aの背凭れ部aとともに緊締することにより支持体
3を背凭れ部aに保持すべき2つのベルト4,4とを備
えている。
【0015】支持体3は比較的上下の長さが長い背凭れ
部aに対応した大きさの矩形の板からなり、換言すれ
ば、比較的上下の長さが長い背凭れ部aの長さと同程度
の上下長さを有する矩形の板からなる。この支持体3の
上端3a及び下端3bの間には両側端から前記ベルト
4,4の幅寸法よりも長くなる位置にかけて凹形の2つ
のベルト通し部31,31が凹設されている。このベル
ト通し部31,31は、比較的上下の長さが短い背凭れ
部aに対応した位置、換言すれば、上下の長さが短い背
凭れ部aの上下の長さと同程度の長さとなる位置に凹設
されている。また、支持体3の背凭れ部aに対して反対
側となる面には上下に貫通する断面非円形の嵌合孔32
aを有するブラケット32が取付けられている。このブ
ラケット32には前記嵌合孔32aの内側に開口するね
じ孔が穿設されており、該ねじ孔に締付ねじ33が螺着
されている。
【0016】図2はベルトの一端部を拡大した斜視図で
ある。ベルト4,4は両面に面ファスナ41を有する。
この面ファスナ41はベルト4,4の一面の全面に設け
られたループ形係止部41aと、ベルト4,4の他面の
全面に設けられたフック形係止部41bとからなり、ル
ープ形係止部41aとフック形係止部41bとの係止に
よって緊締状態を維持することができるようにしてあ
る。詳しくは、一面の全面にループ形係止部41aを有
するベルト部材4aと、一面の全面にフック形係止部4
1bを有するベルト部材4bとを有し、この2つのベル
ト部材4a,4bの他面を接合することにより形成され
ている。また、ベルト4,4の一端部は2つのベルト部
材4a,4bを接合することなく離間させ、2つのベル
ト部材4a,4bの一端を縫着することによって環部4
2としてある。この環部42は前記支持体3の上端3a
からベルト通し部31,31までの長さに対応した大き
さに形成されており、環部42を支持体3の上端3aか
らベルト通し部31,31までの嵌合部3cに挿嵌する
ことによりベルト4,4を支持体3に保持するようにし
てある。
【0017】上下位置調節部材2は前記嵌合孔32aに
上下方向へ移動自在に挿嵌される杆部21と、該杆部2
1の上端に結合され、その長手方向が杆部21の長手方
向と直交する断面非円形の嵌合筒22とを有しており、
前記締付ねじ33を操作することによって支持体3に対
する頭受け部1の上下位置を変えることができるように
してある。また、嵌合筒22の一側にはねじ孔が穿設さ
れており、該ねじ孔に締付ねじ23が螺着されている。
【0018】頭受け部1は前記上下位置調節部材2の嵌
合筒22に前後方向へ移動自在に挿嵌される第1の杆部
11と、その長手方向が左右方向となり、長手方向の途
中が前記第1の杆部11の一端に結合された第2の杆部
12と、第2の杆部12の両端から杆部12に挿脱可能
に挿嵌される2つの円筒部13,13とを有しており、
前記締付ねじ23を操作することによって支持体3に対
する頭受け部1の前後位置を変えることができるように
してある。円筒部13,13は発泡性合成樹脂等の可撓
性材料からなり、第2の杆部12に対して挿脱可能とし
てある。
【0019】以上のように構成された頭受け具は、歯の
訪問診療等で椅子Aに座った対象者の頭を安定させた
り、食事の補助で椅子Aに座った被介護者の頭を安定さ
せたりするために使用される。図3は頭受け具を椅子の
背凭れ部に保持する過程を示す説明図である。この頭受
け具を椅子Aの背凭れ部aに保持する場合、支持体3の
上端3aから2つのベルト通し部31,31までの2つ
の嵌合部3c,3cに2つのベルト4,4の環部42,
42を挿嵌し、ベルト4,4を支持体3に保持する。こ
の場合、ベルト4,4の一面はループ形係止部41aを
有し、他面はフック形係止部41bを有しているため、
ベルト4,4の一面又は他面が背凭れ部aの背凭れ面と
向き合うように前記環部42が挿嵌された場合において
も、ベルト4,4のループ形係止部41aとフック形係
止部41bとを係止させることができる。従って、ただ
単に環部42を挿嵌する作業によってベルト4,4を支
持体3に保持することができる。
【0020】図4、図5は頭受け具を椅子の背凭れ部に
保持した状態を示す説明図である。そして、図4のよう
に背凭れ部aの上下の長さが比較的短い場合、支持体3
を、該支持体3の上端側部分が背凭れ部aの非背凭れ面
と向き合うように配置し、前記ベルト4,4を支持体3
及び背凭れ部aの上端から背凭れ面を経て支持体3のベ
ルト通し部31に挿通することにより、背凭れ部a及び
支持体3の上端3aからベルト通し部31までの嵌合部
3c,3cにベルト4,4を巻回し、該ベルト4,4を
他端側へ引張ることによりベルト4,4を緊締し、ベル
ト4,4の途中のループ形係止部41aを前記環部42
のフック形係止部41bに係止することによりベルト
4,4の緊締状態を容易に維持することができる。
【0021】また、背凭れ部aの上下の長さが比較的長
い場合、支持体3を、該支持体3の全面が背凭れ部aの
非背凭れ面と向き合うように配置し、前記ベルト4,4
を背凭れ部aの上端から背凭れ面を経て背凭れ部aの下
端側へ引き出すことにより、背凭れ部a及び支持体3の
上端3aから下端3bにかけてベルト4,4を巻回し、
該ベルト4,4を他端側へ引張ることによりベルト4,
4を緊締し、ベルト4,4の途中のループ形係止部41
aを前記環部42のフック形係止部41bに係止するこ
とによりベルト4,4の緊締状態を容易に維持すること
ができる。
【0022】このように背凭れ部aの上下の長さに対応
してベルト4,4の支持体3への巻回位置を変えること
ができるため、背凭れ部aの上下の長さが異なる椅子A
であっても、支持体3の背凭れ部aに対するぐらつきを
低減でき、椅子Aに座って診察を受ける対象者の頭を安
定させることができる。しかも、ベルト4,4の緊締状
態を面ファスナ41によって維持することができるた
め、支持体3を背凭れ部aに簡単に保持することができ
る。
【0023】また、頭受け部1の頭と接触する部分は円
筒部13,13としてあるため、椅子Aに座った対象者
の背丈が異なることによって頭の位置が多少異なる場合
においても、円筒部13,13の位置を変えることな
く、頭の円筒部13,13との接触位置を変えることが
でき、頭を安定良く受けることができる。また、円筒部
13,13は杆部12に挿嵌されているため、頭髪等に
よって円筒部13,13が汚れた場合においても、該円
筒部13,13を杆部12から抜き出して、円筒部1
3,13だけを洗濯したり、取り替えたりすることがで
きる。
【0024】また、頭受け部1は上下位置調節部材2の
嵌合筒22に前後方向への位置を調節可能に嵌合されて
おり、さらに、上下位置調節部材2は支持体3に対する
上下位置を調節することができるため、対象者が子供で
あっても、大人であっても対象者に応じた位置に頭受け
部1を簡易に位置調節することができる。
【0025】図6は頭受け具を携行用袋等に収納する場
合の説明図である。以上のように構成された頭受け具
は、支持体3と、上下位置調節部材2と頭受け部1と、
ベルト4,4とに分解することができるため、訪問診療
等で頭受け具を携行する場合、例えば図6に示すように
嵌合筒22の長手方向が支持体3の左右方向となるよう
にして杆部21を嵌合孔32aへ挿嵌するとともに、円
筒部13,13が支持体3の下端3b側となるように頭
受け部1を支持体3に載置することにより全体を比較的
小形のすることができ、この状態で2つのベルト4,4
とともに携行袋に収納することができ、簡易に携行する
ことができる。
【0026】実施の形態2 図7は本発明に係る頭受け具の実施の形態2の構成を椅
子とともに示す斜視図である。この実施の形態2の頭受
け具は、凹形の前記ベルト通し部31,31の開口縁
に、前記環部42がベルト通し部31,31から抜け出
るのを防ぐための凸部34,34を突設したものであ
る。実施の形態2において、凸部34,34は、ベルト
通し部31,31の上側面に突設されているが、その
他、ベルト通し部31,31の下側面に突設してもよ
い。
【0027】実施の形態2にあっては、支持体3の上端
3aからベルト通し部31までの嵌合部3cに挿嵌した
環部42がベルト通し部31内で動くとき、該環部42
が前記凸部34に当接することになるため、環部42の
抜け出しを防ぐことができ、ベルト4,4の支持体3へ
の保持状態を維持することができる。その他の構成及び
作用は実施の形態1と同じであるため、同様の部品につ
いては同じ符号を付し、その詳細な説明及び作用効果の
説明を省略する。
【0028】尚、以上説明した実施の形態では、支持体
3の上端3a及び下端3bの間に凹形のベルト通し部3
1を設けたが、その他、このベルト通し部31は貫通孔
とし、ベルト4を該ベルト4の他端からベルト通し部3
1へ挿入するようにしてもよい。この場合、ベルト4の
一端部は、例えば2つのベルト部材4a,4bの一方を
ベルト通し部31へ挿入した後、2つのベルト部材4
a,4bの一端をホック等の結合手段によって結合する
か、又は、支持体3の上端3aとベルト通し部31との
間(嵌合部3c)に固定する。また、実施の形態1、2
のように凹形のベルト通し部31を設ける構成において
も、ベルト4の一端部は前記ベルト通し部31と離間し
た位置に小ねじ、リベット、接着剤等の固定手段で固定
してもよい。また、以上説明した実施の形態では支持体
3を矩形の板からなる構成としたが、その他、この支持
体3は上端3a、下端3b及びベルト通し部13,13
を有する枠形としてもよいのであり、上端3a、下端3
b及びベルト通し部13,13を有する構造であれば、
その構造は特に制限されない。
【0029】また、以上説明した実施の形態ではベルト
4,4の一端部を支持体3に予め保持したが、その他、
予め保持することなく、ベルト4,4の一端部を片手で
支持体3に押付けた状態で支持体3及び背凭れ部aにベ
ルト4,4を巻回しつつ緊締してもよい。また、以上説
明した実施の形態では、頭受け部1を杆部12と、該杆
部12に挿嵌される円筒部13,13とを有する構成と
したが、その他、前記杆部12及び円筒部13,13の
代わりに円柱形としてもよい。
【0030】
【発明の効果】以上詳述したように第1発明によれば、
支持体はベルト通し部を有するため、背凭れ部の上下の
長さに対応してベルトの支持体への巻回位置を、ベルト
通し部又は支持体の下端へ変えることができ、背凭れ部
の上下の長さが異なる椅子であっても、支持体の背凭れ
部に対するぐらつきを低減できる。しかも、支持体を背
凭れ部に簡単に保持することができる。
【0031】第2発明によれば、ベルトは面ファスナを
有するため、支持体及び背凭れ部を緊締したベルトを直
ちに面ファスナで係止することができ、ベルトの緊締状
態を容易に維持することができ、支持体をぐらつかせる
ことなく背凭れ部に保持することができる。
【0032】第3発明によれば、ベルトの一端部は支持
体の上端からベルト通し部にかけて挿嵌される環部を有
するため、ベルトの一端部を支持体に容易に保持させる
ことができる。
【0033】第4発明によれば、頭受け部は円柱形であ
るため、椅子に座った対象者の背丈が異なることによっ
て頭の位置が多少異なる場合においても、頭受け部の位
置を変えることなく、頭の頭受け部との接触位置を変え
ることができ、前記頭を安定良く受けることができる。
【0034】第5発明によれば、頭受け部は支持体に支
持される杆部と、該杆部の両端から杆部に挿嵌される円
筒部とを有するため、頭髪等によって円筒部が汚れた場
合においても、該円筒部を杆部から抜き出して、円筒部
だけを洗濯したり、取り替えたりすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る頭受け具の構成を示す分解斜視図
である。
【図2】本発明に係る頭受け具のベルトの一端部を拡大
した斜視図である。
【図3】本発明に係る頭受け具を椅子の背凭れ部に保持
する過程を示す説明図である。
【図4】本発明に係る頭受け具を椅子の背凭れ部に保持
した状態を示す説明図である。
【図5】本発明に係る頭受け具を椅子の背凭れ部に保持
した状態を示す説明図である。
【図6】本発明に係る頭受け具を携行用袋等に収納する
場合の説明図である。
【図7】本発明に係る頭受け具の実施の形態2の構成を
椅子とともに示す斜視図である。
【符号の説明】
1 頭受け部 12 杆部 13 円筒部 3 支持体 3a 上端 3b 下端 31 ベルト通し部 4 ベルト 41 面ファスナ 42 環部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3B084 DA04 DB04 DB08 DB13 DC01 DD07 4C341 JJ02 MM11 MN12

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 頭受け部を支持し、椅子の背凭れ部に保
    持される支持体を備えた頭受け具において、前記支持体
    を背凭れ部とともに緊締すべきベルトを備えており、前
    記支持体は前記ベルトが挿通されるベルト通し部を有す
    ることを特徴とする頭受け具。
  2. 【請求項2】 前記ベルトは面ファスナを有する請求項
    1記載の頭受け具。
  3. 【請求項3】 前記ベルトの一端部は前記支持体の上端
    から前記ベルト通し部にかけて挿嵌される環部を有する
    請求項1又は2記載の頭受け具。
  4. 【請求項4】 前記頭受け部は円柱形である請求項1記
    載の頭受け具。
  5. 【請求項5】 前記頭受け部は、その長手方向の途中が
    前記支持体に支持される杆部と、該杆部の両端から杆部
    に挿嵌される円筒部とを有する請求項1記載の頭受け
    具。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20160046445A (ko) * 2014-10-21 2016-04-29 영남대학교 산학협력단 연하곤란 환자의 흡인 방지 장치 및 그 운용방법
CN112754855A (zh) * 2021-01-19 2021-05-07 程珵 一种耳科用幼儿检查防动辅助固定架

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