JP2003325375A - ロール紙巻取切断機 - Google Patents

ロール紙巻取切断機

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JP2003325375A
JP2003325375A JP2003030525A JP2003030525A JP2003325375A JP 2003325375 A JP2003325375 A JP 2003325375A JP 2003030525 A JP2003030525 A JP 2003030525A JP 2003030525 A JP2003030525 A JP 2003030525A JP 2003325375 A JP2003325375 A JP 2003325375A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 所定の折り畳み幅・枚数となるようにロール
紙から所定長さの紙を平坦折畳状に巻き取って切断する
ことができるロール紙巻取切断機を提供することを目的
とする。 【解決手段】 ロール紙1を内部から保持するローラ軸
2と、ロール紙1から紙1aを挟圧して所定長さ毎引き
出す送り出しローラ3・送り出し補助ローラ12と、引き
出された所定長さの紙1aを平坦折畳状に巻き取る巻き
取り回転体4と、送り出しローラ3と巻き取り回転体4
との間に配設されている固定切断刃5と、を備え、巻き
取り回転体4は、紙1aを巻き取りつつ紙1aに引張力
を付与することで、紙1aを固定切断刃5に押し付けて
所定長さに切断するように構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ロール紙巻取切断
機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、(トイレットペーパ等の)ロール
紙から所定長さの紙を切り取って折り畳む機械はなく、
これらの作業を手作業で行っていた。即ち、ホルダーに
セットされたロール紙から一方の手で紙を目分量で適当
に引き出し、他方の手でホルダーの上カバーを押さえ、
引き出した紙を引っ張りながら切断し、切断した紙を適
当な幅・枚数に平坦状に折り畳み使用していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
手作業では、ロール紙にはミシン目が入れてあるがその
間隔が約23cmで必ずしもミシン目で切断するとは限ら
ず、また、ミシン目は探しにくいため、引き出し量にバ
ラツキが生じ、折り畳み幅・枚数も一定せず、手間のか
かるものであった。
【0004】そこで、本発明は、所定の折り畳み幅・枚
数となるようにロール紙から所定長の紙を平坦折畳状に
巻き取って切断することができるロール紙巻取切断機を
提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本発明に係るロール紙巻取切断機は、ロール紙を
内部から保持するローラ軸と、ロール紙から紙を挟圧し
て所定長さ毎引き出す送り出しローラ・送り出し補助ロ
ーラと、引き出された所定長さの紙を平坦折畳状に巻き
取る巻き取り回転体と、上記送り出しローラと上記巻き
取り回転体との間に配設されている固定切断刃と、を備
え、上記巻き取り回転体は、紙を巻き取りつつ紙に引張
力を付与することで、紙を上記固定切断刃に押し付けて
所定長さに切断するように構成されているものである。
【0006】また、複数の棚板を有するストックケース
を備え、該複数の棚板は、隣り合う棚板の間の距離が側
面視基端から先端に向って拡開乃至平行となるように配
設して収納部を形成し、さらに、巻き取り回転体が所定
長さの紙を平坦折畳状に巻き取って成形した被成形紙
を、隣り合う上記棚板の間の上記収納部に収納可能とな
るように構成している。また、巻き取り回転体の回転円
内に挿設され、該巻き取り回転体に巻き取られる紙に接
触して巻締力を付与する巻締部を備えている。
【0007】また、巻き取り回転体は、回転板と、該回
転板にその軸心に対して対称位置に垂設された2本の折
畳棒と、を備え、該2本の折畳棒の間に配設された紙を
平坦折畳状に巻き取るように構成され、さらに、該2本
の折畳棒が、相互に接近・離間自在となるように構成さ
れている。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、実施の形態を示す図面に基
づき、本発明を詳説する。
【0009】本発明に係るロール紙巻取切断機は、図1
〜図5に示すように、ロール紙1を内部から保持するロ
ーラ軸2と、ロール紙1から紙1aを挟圧して所定長さ
毎引き出す送り出しローラ3・送り出し補助ローラ12
と、引き出された所定長さの紙1aを平坦折畳状に巻き
取る巻き取り回転体4と、送り出しローラ3と巻き取り
回転体4との間に配設されている固定切断刃5と、を備
え、巻き取り回転体4は、紙1aを巻き取りつつ紙1a
に引張力を付与することで、紙1aを固定切断刃5に押
し付けて所定長さに切断するように構成されている。
【0010】そして、巻き取り回転体4が所定長さの紙
1aを平坦折畳状に巻き取って成形した被成形紙Mは、
図14に示すように、そのままの状態で使用され、この被
成形紙Mの折畳幅Hは70mm〜 100mmがよく、使い勝手が
よい。
【0011】本巻取切断機は、(直方体状の)外箱7を
備え、外箱7の前面には、(右側の)操作用扉8が(下
側の)左右ヒンジ部8a,8aを介して(左右)水平軸
心廻りに揺動自在となるように取り付けられて(上側
が)前方へ開くように構成されると共に、(左側の)点
検用扉9が(下側の)左右ヒンジ部9a,9aを介して
(左右)水平軸心廻りに揺動自在となるように取り付け
られて(上側が)前方へ開くように構成されている。そ
して、点検用扉9を開けて、外箱7内部の機械装置の漏
電ブレーカーの操作等が可能となる。また、操作用扉8
は、その上部を、係止具8bにて、外箱7に離脱自在に
なるように係止されている。
【0012】また、外箱7の上面には、上カバー10が
(左右)水平軸心廻りに揺動自在となるように取り付け
られて上方へ開くように構成されている。そして、上カ
バー10を開けて、外箱7内部に使用するロール紙1を装
着することができると共に、外箱7内部に予備のロール
紙1を収納することができる。なお、外箱7の後面が、
(図示省略の)トイレのブース等の壁に取り付けられ
る。
【0013】外箱7の左側には、被成形紙Mを5〜10枚
程度収納できるストックケース60が取り付けられてい
る。具体的に述べると、ストックケース60は、側面視扇
子の骨状に配設された複数枚(本実施の形態では10枚)
の棚板60a…を有し、被成形紙Mを、隣り合う棚板60
a,60aによって形成される収納部66に収納可能となる
ように構成しており、狭い空間でも、多くの棚板60a…
(多くの収納部66…)を配設できて多くの被成形紙M…
を収納できる構成となっている。なお、ストックケース
60を、複数枚の棚板60a…を上下方向に並設して、平行
棚となるように構成してもよい。要するに、隣り合う棚
板60a,60aの間の距離が側面視基端から先端に向って
拡開乃至平行となるように配設され、上記収納部66は先
端開口方向に拡開状又は平行状となっている。
【0014】ローラ軸2は、その両端部が外箱7内部の
左右固定板13,13の上部に離脱自在に枢結され、ローラ
軸2にて内部を挿通状に保持されるロール紙1が、左右
水平軸心廻りに(ローラ軸2と共に)回転可能となる。
【0015】ロール紙1は、例えばトイレットペーパで
あり、外箱7の上カバー10を上げてローラ軸2を取り出
し、ロール紙1の内部にローラ軸2を通して、再び、ロ
ーラ軸2を左右固定板13,13に取り付けることで、ロー
ル紙1を外箱7の内部に装着することができる。この装
着方法は、従来と同じ方法であり、機械の故障時や停電
時に、従来と同じ手動による使用ができるようにしてい
る。即ち、手動による使用の場合は、上カバー10を上げ
て、操作用扉8の前面側に紙1aを引き出し、上カバー
10を閉じて、上カバー10と操作用扉8の上端縁との間に
紙1aを挟み、上カバー10を押さえて切断し、従来と同
じ使用(切断)ができる。
【0016】送り出しローラ3は、ローラ軸2の下方に
配設され、外箱7内部の左右固定板13,13に左右水平軸
心廻りに回転可能となるように取り付けられており、ロ
ーラ3の後方に配設された(減速機付の)送り出しモー
タ21のモータギヤ22に、ローラ3のローラギヤ3aが噛
み合って、モータ21の回転にてローラ3が回転する。
【0017】また、ローラ3の前方には送り出し補助ロ
ーラ12が対向状に、かつ、ローラ3に接近・離間自在と
なるように配設されており、ローラ3と補助ローラ12と
で、ロール紙1の紙1aを適当な接触圧力で挟圧して下
方へ引き出すように構成されている。
【0018】具体的に述べると、補助ローラ12の軸部
は、操作用扉8の後面(内面)に取り付けられた取付板
6の(前後方向の)長孔6aに移動自在に保持されると
共に、(圧縮バネ等の)弾性部材62にてローラ3方向へ
常時弾発付勢されており、操作用扉8の閉状態で、補助
ローラ12は、ローラ3に適度な圧力で接触する。なお、
操作用扉8が内側から前方向へ押される力は、補助ロー
ラ12のローラ3への押圧力(弾性部材62の弾発力)のみ
であり、その他の機械的な力が作用しないため、操作用
扉8は十分に閉状態を維持することができる。また、図
4では、操作用扉8及び補助ローラ12を省略して描いて
いる。
【0019】また、ローラ3と補助ローラ12との紙1a
への接触(挟圧)部位は、紙幅の中心部で、かつ、紙幅
の3分の2程度(70mm〜90mm)に設定され、紙1aの垂
下の安定性がよい(即ち、左右均等に垂下される)。
【0020】ローラ3の外周長さは、被成形紙Mの折畳
幅H(図14参照)と同じにしておくと制御がし易いた
め、ローラ3の直径D1 は25mm〜35mmが好ましい。ま
た、モータギヤ22とローラギヤ3aのギヤ比を1対1と
することで、モータギヤ22の1回転で被成形紙Mの折畳
幅Hと同じ長さの紙1aが送り出される。
【0021】モータギヤ22の周縁近傍には、カウンター
タボ31が突設され、カウンタータボ31は、モータギヤ22
の後方に配設されるカウンタースイッチ32に接触可能と
なり(モータギヤ22の1回転毎にカウンタースイッチ32
を1度押し)、モータギヤ22が所定数回転した後に、送
り出しモータ21が停止するように構成され、紙1aの引
き出し量を正確にすることができる。また、カウンター
スイッチ32には、カウンター制御が設けられ、図1に示
す点検用扉9に設けられたカウント指定部33と接続さ
れ、カウント指定部33により、送り出しローラ3の回転
数が決定される。このカウント指定部33は、巻き取り回
転体4にて折畳状に巻き取られる紙1aの量(折畳枚
数)を決定するものである。
【0022】また、ローラ3の外周面は、紙1aとの接
触面が小さいため、紙1aを確実に引き出すことができ
るように粗く形成されており、例えば、ローラ3の外周
面は、多数の小突起を設けたり、若しくは、ギア状に形
成されている。なお、ローラ3に代えて、若しくは、ロ
ーラ3と共に、補助ローラ12の外周面を粗面としてもよ
い。
【0023】ローラ3の外周面の中央部には、周方向の
溝14が形成され、ローラ3の下方に配設される山の字状
の(平板状)送り出しガイド15の差込片15a…が、各
々、溝14、及び、ローラ3の左右両側に下方から垂直状
に挿入され、ローラ3,12にて引き出された紙1aを、
ローラ3の下方に配設されている固定切断刃5に阻害さ
れることなく、確実に下方へ導くことができる。即ち、
引き出された紙1aは、通常、巻癖により、内側(後
側)にカールしているが、紙1aの内側に配設された送
り出しガイド15にて、紙1aの内側への進入を阻止する
ことができる。
【0024】送り出しガイド15は、例えば、その上下高
さ略中央位置に設けられた左右水平方向の軸部15bに
て、左右固定板13,13に、揺動可能となるように取り付
けられている。なお、紙1aの外側(前側)に、もう一
つの送り出しガイド15を配設してもよい。また、送り出
しカイド15は、静電気による紙1aの付着を防ぐために
金属製、又は、静電気の発生の少ない材料を用いるのが
好ましい。
【0025】固定切断刃5は、紙1aの幅より若干大き
い帯状に形成され、長手方向の刃先が紙1a側(前側)
を向くように送り出しガイド15の下方位置に配設される
と共に、固定切断刃5の両端が、左右固定板13,13に固
着されている。固定切断刃5は、例えば、図6(イ)に
示すように、長手方向中央部が突出状(山状)の端縁5
bに、同じ大きさの多数の歯5a…を設けた構成であっ
てもよく、若しくは、図6(ロ)に示すように、平坦状
の端縁5bに、大小2つの歯5a,5aを交互に設けた
構成であってもよく、紙1aがダブル紙等の厚みのある
場合においても、切断可能となる。また、隣り合う歯5
a,5aの間の歯底部を円形窪み状とするのが好まし
く、紙1aの切断の際の紙繊維の絡まりも少なく埃の発
生も少なくなる。
【0026】巻き取り回転体4は、固定切断刃5の下方
に配設され、回転板40と、該回転板40にその軸心Lに対
して対称に垂設された2本の(丸形の)折畳棒41,41
と、を備え、該2本の折畳棒41,41の間に配設された紙
1aを平坦折畳状に巻き取るように構成されている。
【0027】巻き取り回転体4は、例えば、図7に示す
ように、折畳棒41の基端に基板部48が取り付けられ、基
板部48に(径方向の)長孔48aが形成され、基板部48
が、長孔48aを挿通した(ボルトなどの)締付具61に
て、回転板40に取り付けられ、2つの折畳棒41,41が相
互に接近・離間自在となる。なお、回転板40の表面に
は、基板部48が嵌合する(1mm程度の)直径方向の凹溝
40aが設けられ、基板部48が回転板40に安定した状態で
固定される。また、締付具61は、回転板40に貫設された
タップ孔に螺合自在となる。
【0028】2本の折畳棒41,41の間隔は、2本の折畳
棒41,41にて巻き取られる被成形紙Mの折畳幅H(図14
参照)を決定するため、送り出しローラ3の2回転で送
り出される量の紙1aを1回転で巻き付けるように設定
されている。
【0029】回転板40は、外箱7の左の側板11(固定板
13)に左右水平軸心L廻りに回転可能となるように取り
付けられており、回転板40の後方に配設された(減速機
付の)折り畳みモータ23のモータギヤ24に、回転板40の
外周面に形成されたギヤが噛み合って、折畳みモータ23
の回転にて回転板40が回転する。
【0030】なお、折り畳みモータ23のモータギヤ24
と、回転板40のギヤと、のギヤ比を、1対2とし、モー
タギヤ24の1回転で、巻き取り回転体4による折り畳み
枚数を1枚分とする。なお、紙1aがダブル紙等の厚み
又は強度のある場合、回転板40を(一旦停止して)約90
°逆回転させ、再度正回転させるような動作を繰り返す
ように作動させるのも望ましい。
【0031】さらに、モータギヤ24の周縁近傍には、1
つの停止タボ52が突設され、停止タボ52は、折り畳みモ
ータ23の上方に配設される停止スイッチ53に接触可能と
なり、2本の折畳棒41,41を結ぶ方向が水平面に対して
0°〜15°の角度を成す位置で回転板40(折り畳みモー
タ23)を停止するように構成されている。この設定角度
は、(後述するように、)折畳棒41に巻き付く紙1aと
巻締部47との接触時間を長くするためである。
【0032】なお、ロール紙1がトイレットペーパーで
ある場合、送り出しモータ21及び折り畳みモータ23は、
42mm角出力1Wで十分であるが、例えば、ロール紙1
が、新規格のペーパータオル等のロール紙である場合
は、60mm角出力4Wとすれば十分である。
【0033】回転体4の後方下方位置には、光線又は電
波等の信号を発振する発振器44が配設され、回転体4の
前方下方位置には、巻取停止用受振器45が配設され、回
転体4の前方上方位置には、運転開始用受振器46が配設
され、発振器44は、巻取停止用受振器45と運転開始用受
振器46とに同時に信号を発振している。または、発振器
44の発振幅が狭ければ、受振器45と受振器46の各々用に
2個設けるも良い。
【0034】巻取停止用受振器45は、発振器44から信号
を受振することで停止スイッチ53に信号を送り、信号受
振直後に停止タボ52が停止スイッチ53を押した時点で回
転板40(折り畳みモータ23)を停止させる。ところで、
タイマー制御等によって、巻き取り回転体4を、さらに
約1〜2回転だけ、余分に回転してから、停止させるよ
うにすれば、紙の巻締りが一層進んで、好ましい。
【0035】運転開始用受振器46は、発振器44から信号
を受振することで送り出しモータ21に信号を送り、再
度、送り出しローラ3を回転させて紙1aを引き出す。
【0036】折畳棒41は、紙1aの横幅の略全幅の範囲
に接触可能となるように配設されており、操作用扉8の
右側に設けられた切欠部18と右側板11の前側に設けられ
た切欠部19とで形成される開口部20から、折畳棒41,41
に巻き取られた紙1a(被成形紙M)の右側を掴んで取
り出すことができる。
【0037】折畳棒41の外周面は滑らかに形成されてお
り、紙1aが折畳棒41の外周面に対して滑り易くなる。
【0038】巻き取り回転体4の回転円C内に挿設さ
れ、巻き取り回転体4に巻き取られる紙1aに接触して
巻締力を付与する巻締部47を備えている。ここで、回転
円Cとは、巻き取り回転体4の紙1aを巻き取る部位
(即ち、折畳棒41,41)が回転したときに内接する円を
いう。具体的に述べると、回転体4の後半部分でかつ回
転円C内に(帯状の)巻締部47を垂下状に挿設し、折畳
棒41,41にて巻き取られる紙1aに接触して巻締力を付
与するようにしている。このように、巻締部47は本体へ
の収まりがよく、紙1aの送り出しを阻害することがな
い。
【0039】巻締部47は、例えば、摩耗しても糸のほつ
れることのない(不燃布などの)布類を複数枚重ねて、
左右方向横縞状(横断状)に高周波ミシン等で熱溶着し
て、紙1aとの接触面に波状の凹凸を形成するように製
作され、紙1aとの接触圧力を高め一層強い巻締力を付
与することができる。
【0040】巻締部47の左右幅は、折畳棒41の長さより
も短く設定されて、巻締部47は、折畳棒41の長さ内に配
設される。従って、巻締部47は、発振器44の信号を阻止
することがない。
【0041】巻締部47の上下長さは、回転円Cの直径よ
りも長く設定され、折畳棒41が巻締部47に長い間確実に
接触するように構成されている。
【0042】巻締部47の下方先端には(3〜10グラム
の)重り54が取り付けられており、巻締力を一層大きく
することができる。もちろん、重り54を省略してもよ
い。また、タイマー制御等によって、更に1〜2回転だ
け余分に巻き取り回転体4を回転させることで、巻締力
を増加するのが良い。
【0043】巻締部47の上方基端は、前後方向に移動可
能なスライド板55に取り付けられ、前後位置の調整が可
能となる。具体的に述べると、スライド板55には調節レ
バー56が取り付けられ、本体の右側板11及び右固定板13
に貫設された調節窓部57の係止凹凸部に、調節レバー56
を係脱することで、スライド板55を、例えば、図5中の
実線と仮想線に示すように、所望の前後位置に固定する
ことができる。従って、本体外部より、調節レバー56を
操作して、スライド板55の前後位置を容易に調節でき
る。
【0044】即ち、図5中の実線に示すように、巻締部
47を前方位置に固定すると、折畳棒41と接触したときに
形成される巻締部47の折畳棒41側の折曲角度θが小さく
なり、折畳棒41との接触圧力が大きくなって、巻締力が
強くなる。これに対して、図5中の仮想線に示すよう
に、巻締部47を後方位置に固定すると、折曲角度θが大
きくなり、折畳棒41との接触圧力が小さくなって、巻締
力が弱くなる。要するに、スライド板55の前後位置調節
により、巻締力の強弱を調節することができる。
【0045】回転体4の下方には、送り出しローラ3に
て引き出された紙1aを蓄積する紙受けトレイ38が配設
され、紙受けトレイ38の底部には、側面視への字状に折
り曲げられた金属線材51が、左右方向に、所定(例え
ば、15〜20mm)間隔で、複数本(本実施の形態では5
本)並設されている。そして、金属線材51の頂点は、垂
下する紙1aの先端よりも若干前方に位置しており、紙
受けトレイ38前方に偏りがちな紙1aの蓄積を後方にも
適度に蓄積することができる。従って、本機を濡れた手
で扱う場合、外箱7の開口部20付近で水滴が落ちる可能
性があるが、金属線材51…により、紙1aは、落ちてい
る水滴で濡れることがない。さらに、紙受けトレイ38
は、外箱7に、外部へ引き出し可能に収納されており、
底部に溜まった水滴又は紙等の埃を、容易に取り出す
(清掃する)ことができる。
【0046】次に、本発明の作用(機能)を説明する。
なお、カウント指定部33(図1参照)を(最少指定枚数
となる)折畳枚数4枚に設定した場合を示す。
【0047】まず、図3に示す操作用扉8を開ける。こ
のとき、操作用扉8が操作用扉8の後方に配設されたド
アスイッチ50から離間してドアスイッチ50が「切」とな
り、本機内の全ての電源が切れる。同時に、図8(イ)
に示すように、操作用扉8に取り付けられた補助ローラ
12をローラ3から離間させる。そして、ロール紙1から
引き出した紙1aを、ローラ3と補助ローラ12の間、及
び、送り出しガイド15の前面を通して、固定切断刃5に
達するまで垂らして、操作用扉8を閉める。このとき、
弾性部材62の弾発付勢により、紙1aをローラ3と補助
ローラ12にて適度な圧力にて挟み、同時に、ドアスイッ
チ50が「入」となり、本機内の電源が入り、本機の運転
を開始する。
【0048】そして、図8(ロ)に示すように、(指定
された)所定長さの紙1aを、ローラ3と補助ローラ12
にて挟圧して引き出して、折畳棒41,41の間に通して、
紙受けトレイ38に送り込む(蓄積する)。
【0049】その後、ローラ3の回転が停止し、図9
(イ)に示すように、折畳棒41が巻締部47に接触してい
る状態で、所定量の紙1aを、回転体4にて巻き取り始
めると、図9(ロ)に示すように、折畳棒41,41が、夫
々、紙1aの前面と後面に接触する。このとき、折畳棒
41は巻締部47から離間し、巻締部47は鉛直状に垂れ下が
った状態となっている。
【0050】さらに、回転体4を回転させると、図10
(イ)に示すように、折畳棒41,41は、紙1aの基端側
と滑りを生じながら、(紙受けトレイ38にある)紙1a
の先端側から巻き取る。このとき、巻締部47は、重り54
の慣性により、くの字状に折り曲げられるため、紙1a
を折畳棒41に強く巻き付けることができる。なお、紙1
aが、送り出しガイド15の下方に当接するが、紙1aの
押圧力が小さいため、送り出しガイド15の下方は、後方
へは揺動しない。
【0051】そして、図10(ロ)に示すように、折畳棒
41に巻き付いている紙1aが、紙1aの基端部に接触し
て(摩擦抵抗により)、回転体4の上方にある紙1aを
下方へ引っ張ることとなる。このとき、引張力を付与さ
れた紙1aは、送り出しガイド15の下部に過大な押圧力
にて当接するため、送り出しガイド15の下部が軸部15b
廻りに後方へ揺動して逃げて、紙1aが固定切断刃5に
強く接触することとなる。
【0052】その後、図11(イ)に示すように、固定切
断刃5に強く押し付けられた紙1aは、切断される。こ
のとき、送り出しガイド15の下方が、軸部15b廻りに元
の位置に戻るため、固定切断刃5よりも上方位置にある
紙1aの繊維が、固定切断刃5に絡まっていたとして
も、これを解き放し、次工程の紙1aの送り出しを容易
にする。
【0053】その後、切断された紙1aの先端側が、図
11(ロ)に示すように、回転体4に巻き付けられ、図12
(イ)に示すように、発振器44と巻取停止用受振器45の
間に紙1aが無くなって、巻取停止用受振器45が発振器
44から信号を受振し、回転体4の下方に(紙受けトレイ
38)に紙1aが無いことを検知し、停止スイッチ53に信
号を送り、図12(ロ)に示すように、信号受振直後に停
止タボ52が停止スイッチ53を押した時点で回転体4が停
止する。
【0054】このとき、回転体4に被成形紙Mが巻き付
けられることとなるが、巻締部47により、紙1aの基端
を揃えることができる。即ち、巻締部47を前方位置に設
置すると、紙1aの基端が前方へ寄り、巻締部47を後方
位置に設置すると、紙1aの基端が後方へ寄る。
【0055】そして、使用者は、外箱7の開口部20(図
1参照)から手を入れ、図13(イ)に示すように、(4
枚に折り畳まれた)被成形紙Mのつまみ領域N(折畳棒
41,41の間)を掴んで、回転体4の軸心L方向へ抜き出
す。すると、図13(ロ)に示すように、運転開始用受振
器46が発振器44から信号を受振し、回転体4に被成形紙
Mが無い(即ち、発振器44と運転開始用受振器46との間
に被成形紙Mが無い)ことを検知し、直ちに、送り出し
ローラ3の運転を再開して、新たな被成形紙Mを成形す
る。なお、回転体4から抜き取られた被成形紙Mは、図
14に示すように、既に平坦状に折り畳まれているため、
そのまま使用できる。
【0056】次に、図15に本発明の他の実施の一形態を
示し、図5と比較すると明らかな如く次の構成が相違す
る。
【0057】即ち、図15において、側面視L字状の揺動
板58を備え、揺動板58の折れ曲がり部位に軸部58aが設
けられ、揺動板58が軸部58a廻りに揺動可能となるよう
に固定板13に枢結されている。揺動板58の一端に巻締部
47が取り付けられ、揺動板58の他端に調節レバー56が取
り付けられている。調節レバー56は、縦長円弧状の調節
窓部57の係止凹凸部に係脱可能となる。そして、調節レ
バー56を、上から下方向へ揺動させると、巻締部47が後
から前方向へ揺動する。即ち、図15中の仮想線と実線に
示すように、揺動板58を軸部58a廻りに揺動させること
で、巻締部47による巻締力(折曲角度θ)を調整するこ
とができる。このように、固定切断刃5の後方位置に、
揺動作動をする揺動板58を配置することができる。
【0058】また、図15において、送り出し補助ローラ
12は、連結アーム64の一端に枢結され、連結アーム64の
他端は、操作用扉8の後面に付設された取付板63の軸部
63aに枢結されており、補助ローラ12は、取付板63の軸
部63a廻りに前後方向に揺動可能となる。また、取付板
63の軸部63aには、鋏バネ65が巻設され、鋏バネ65の一
端が、操作用扉8の後面に当接し、鋏バネ65の他端が、
連結アーム64に設けられた小突部64aに当接し、鋏バネ
65は、連結アーム64を後方向に揺動させるように、弾発
付勢している。即ち、補助ローラ12は、鋏バネ65の弾発
力により、送り出しローラ3に、圧接する。
【0059】次に、図16に本発明の別の実施の一形態を
示し、図5と比較すると明らかな如く次の構成が相違す
る。即ち、図16(イ)に示すように、固定切断刃5が、
固定切断刃5の刃先が下方を向くように送り出しガイド
15の下方後方位置に配設されており、図16(ロ)に示す
ように、紙1aに引張力が付与されると、送り出しガイ
ド15の下方が後方へ揺動して、紙1aが固定切断刃5の
刃先に強く押し付けられて、紙1aが切断するように構
成されている。このように、固定切断刃5の横断面長手
方向を、上下方向に配設することで、固定切断刃5の後
方に配設される巻締部47等の部材(図5、図15参照)の
収まりがよくなる。
【0060】次に、図17に本発明のさらに他の実施の一
形態を示し、図5と比較すると明らかな如く次の構成が
相違する。即ち、図17(イ)に示すように、固定切断刃
5が、固定切断刃5の刃先が下方を向くように送り出し
ガイド15の下端に一体状に設けられ、さらに、送り出し
ガイド15が、揺動しないように固定されており、図17
(ロ)に示すように、紙1aに引張力が付与されると、
紙1aが固定切断刃5の刃先に強く押し付けられて、紙
1aが切断するように構成されている。このように、送
り出しガイド15の下端縁を固定切断刃5として形成して
いるため、製造コストを軽減させることができると共
に、固定切断刃5の後方に配設される巻締部47等の部材
(図5、図15参照)の収まりが一層よくなる。
【0061】次に、図18に本発明のさらに別の実施の形
態を示す。即ち、図18(イ)に示す固定切断刃5は、図
16に示す固定切断刃5と比較すると、その刃先が前方
(紙1a側)へ折り曲げられている構成が相違し、紙1
aを確実に切断することができる。また、同様に、図18
(ロ)に示す固定切断刃5は、図17に示す固定切断刃5
と比較すると、その刃先が前方へ折り曲げられている構
成が相違する。なお、固定切断刃5の刃先は、次回の紙
1aの送り出しを阻害しない程度に折り曲げられてい
る。
【0062】次に、図19は前述の図1に代わる他の実施
の形態を説明するための正面図であり、図20〜図22は図
19の要部を示す図である。この図19〜図22に於て、前述
した実施の形態と相違する構成につき主として説明す
る。
【0063】図19に示すように、折り畳みモータ23と巻
き取り回転体4(回転板40)とを、直接的に接続した構
造とする。つまり、図19に於てその左下方位置に形成さ
れた制御盤室67内に、(減速機付の)折り畳みモータ23
を配置し、例えば、前記固定板13に、この折り畳みモー
タ23を取付け、(図19〜図22に示すように、)モータ出
力軸23aに直接的に回転板40を取着する。なお、回転板
40は、(前述の実施の形態では円形板としたのに対
し、)細長菱形状等のアーム片をもって構成している。
【0064】そして、停止タボ52,52をこの回転板40か
ら突出状に付設する。この停止タボ52を検知するリミッ
トスイッチや光センサ等の停止スイッチ53は、例えば、
固定板13に取着する。
【0065】このように構成すれば、モータギヤ24(図
5参照)等の部品が省略され、部品点数が減少し、構造
の簡素化及びコストダウンを図り得る。さらに、ロール
紙1が不意に図5のモータギヤ24等に巻き込まれる故障
の発生を防止できる。
【0066】なお、図20〜図22に示したように、モータ
23の出力軸23aに直接的に回転体4を取付ける場合に、
図7に例示したような構造を適用するも好ましい。即
ち、2本の折畳棒41,41が、相互に接近・離間自在とな
るようにする構成を付加するも、好ましい。
【0067】なお、本発明は上述の実施の形態に限定さ
れず、例えば、操作用扉8を取り外し自在とし、点検又
は修理時に好都合となるようにしてもよい。また、本機
の運転の開始を、(別途設けた)開始ボタン、若しく
は、2本の折畳棒41,41間の弱電圧の通電・非通電の検
出等で、行うようにしてもよい。さらに、送り出しロー
ラ3の回転数の制御をタイマー制御としてもよく、ま
た、巻き取り回転体4の回転数の制御(即ち、巻き取り
の終了)をカウンター制御又はタイマー制御や、ロータ
リーエンコーダ等の制御としてもよく、本発明の要旨を
逸脱しない範囲で設計変更可能である。
【0068】
【発明の効果】本発明は上述の如く構成されるので、次
に記載する効果を奏する。
【0069】(請求項1によれば、)所定の折り畳み幅
・枚数となるようにロール紙(トイレットペーパ)1か
ら所定長さの紙1aを平坦折畳状に巻き取って切断する
ため、平坦折畳状の紙1aをそのままの形状で使用で
き、片手で取り扱えて手間がかからず、特に、幼児や手
の不自由な人でも簡単に使用できる。また、ロール紙1
に直接に手を触れることがないため、濡れた手でもその
まま利用することができ、例えば、スイミング・プール
に隣接のトイレや、一般のトイレ等に設置して、手洗い
後の簡便・安価な手拭きとして利用できる。さらに、
(動力装置、伝動装置等の)駆動手段は、送り出しロー
ラ3と巻き取り回転体4にのみ設ければよく、固定切断
刃5では、不要となり、構造が簡単となり、コストダウ
ンを図ることができ、全体として制御が簡単となる。
【0070】(請求項2によれば、)被成形紙Mを、複
数枚、蓄えておくことができ、被成形紙Mを必要なとき
に迅速に使用することができる。子供や老人等の使用者
に、好適となる。さらに、ストックケース60に蓄えられ
ている被成形紙M…の取り出しが容易となる。(請求項
3によれば、)被成形紙Mの形状が、空気抵抗により中
央部の膨らんだ楕円状となることを防止し、被成形紙M
を確実に平坦折畳状とでき、使用感のよいものとするこ
とができる。また、被成形紙Mの端縁を所望の位置に揃
えることができる。
【0071】(請求項4によれば、)巻き取り回転体4
の構造を簡単にできると共に、紙詰まりや巻き付け不良
を防止して、確実に紙1aを巻き取ることができ、平坦
折畳状の紙1aをきれいに成形できる。しかも、巻き取
り回転体4にて巻き取られる紙1a(被成形紙M)の折
り畳み幅を簡単に変更できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態を示す正面図である。
【図2】左側面図である。
【図3】右側面図である。
【図4】外箱を省略した状態を示す正面図である。
【図5】右側面視作用説明図である。
【図6】固定切断刃を示す平面図である。
【図7】巻き取り回転体を示す構成説明図である。
【図8】作用説明図である。
【図9】作用説明図である。
【図10】作用説明図である。
【図11】作用説明図である。
【図12】作用説明図である。
【図13】作用説明図である。
【図14】被成形紙を示す斜視図である。
【図15】本発明の他の実施の形態を示す右側面視作用説
明図である。
【図16】本発明の別の実施の形態を示す要部作用説明図
である。
【図17】本発明のさらに他の実施の形態を示す要部作用
説明図である。
【図18】本発明のさらに別の実施の形態を示す要部作用
説明図である。
【図19】本発明のさらに他の実施の形態を示す正面図で
ある。
【図20】要部平面図である。
【図21】要部正面図である。
【図22】要部側面図である。
【符号の説明】
1 ロール紙 1a 紙 2 ローラ軸 3 送り出しローラ 4 巻き取り回転体 5 固定切断刃 12 送り出し補助ローラ 40 回転板 41 折畳棒 47 巻締部 60 ストックケース 60a 棚板 66 収納部 C 回転円 L 軸心 M 被成形紙
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B65H 35/04 B65H 35/04

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロール紙1を内部から保持するローラ軸
    2と、ロール紙1から紙1aを挟圧して所定長さ毎引き
    出す送り出しローラ3・送り出し補助ローラ12と、引き
    出された所定長さの紙1aを平坦折畳状に巻き取る巻き
    取り回転体4と、上記送り出しローラ3と上記巻き取り
    回転体4との間に配設されている固定切断刃5と、を備
    え、上記巻き取り回転体4は、紙1aを巻き取りつつ紙
    1aに引張力を付与することで、紙1aを上記固定切断
    刃5に押し付けて所定長さに切断するように構成されて
    いることを特徴とするロール紙巻取切断機。
  2. 【請求項2】 複数の棚板60a…を有するストックケー
    ス60を備え、該複数の棚板60a…は、隣り合う棚板60
    a,60aの間の距離が側面視基端から先端に向って拡開
    乃至平行となるように配設して収納部66を形成し、さら
    に、巻き取り回転体4が所定長さの紙1aを平坦折畳状
    に巻き取って成形した被成形紙Mを、隣り合う上記棚板
    60a,60aの間の上記収納部66に収納可能となるように
    構成した請求項1記載のロール紙巻取切断機。
  3. 【請求項3】 巻き取り回転体4の回転円C内に挿設さ
    れ、該巻き取り回転体4に巻き取られる紙1aに接触し
    て巻締力を付与する巻締部47を備えた請求項1又は2記
    載のロール紙巻取切断機。
  4. 【請求項4】 巻き取り回転体4は、回転板40と、該回
    転板40にその軸心Lに対して対称位置に垂設された2本
    の折畳棒41,41と、を備え、該2本の折畳棒41,41の間
    に配設された紙1aを平坦折畳状に巻き取るように構成
    され、さらに、該2本の折畳棒41,41が、相互に接近・
    離間自在となるように構成されている請求項1,2又は
    3記載のロール紙巻取切断機。
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