JP2003324505A - 携帯電話機 - Google Patents

携帯電話機

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JP2003324505A
JP2003324505A JP2002128142A JP2002128142A JP2003324505A JP 2003324505 A JP2003324505 A JP 2003324505A JP 2002128142 A JP2002128142 A JP 2002128142A JP 2002128142 A JP2002128142 A JP 2002128142A JP 2003324505 A JP2003324505 A JP 2003324505A
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高士 庄司
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 待ち受け画面を表示する機能に関して興趣性
を高めることが可能な携帯電話機を提供する。 【解決手段】 本体上部21と本体下部22とがヒンジ
23を介して回動可能に連結されて構成され、折り畳み
可能な本体2を有する携帯電話機1において、本体2が
折り畳まれる際に、ディスプレイ3に待ち受け画面とし
て表示する画像を、予め記憶された複数の画像の中から
ランダムに選択した画像に変更するので、次に本体2が
開かれる際には、本体2を折り畳む前とは異なる待ち受
け画面が表示される。これにより、面倒な操作を伴うこ
となく、携帯電話機の興趣性を高めることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、所定の画像を待ち
受け画面として表示する携帯電話機に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、多くの携帯電話機にカラーディス
プレイが搭載されるようになり、ディスプレイに表示さ
れる画面も多様化している。特に最近では、着信待機時
に表示される待ち受け画面として、任意の画像を指定で
きるようになっており、ユーザの好評を得ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の携帯電話機にお
いては、待ち受け画面として表示される画像は、ユーザ
が操作を行って設定した画像である。すなわち、待ち受
け画面の画像を変更する際には、ユーザがその都度設定
操作を行わなければならず、ユーザが設定操作を行わな
い限り待ち受け画面の画像は変わらない。このため、ユ
ーザが積極的に設定操作を行わないと、待ち受け画面が
長期間に渡って変更されず、ユーザが飽きてしまうこと
があった。
【0004】そこで、本発明の目的は、待ち受け画面を
表示する機能に関して興趣性を高めることが可能な携帯
電話機を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
め、請求項1記載の発明は、折り畳み可能な本体を有
し、待ち受け動作時に所定の画像を待ち受け画面として
表示する携帯電話機において、前記本体が折り畳まれた
状態から拡げられる際に、前記本体が折り畳まれる前と
は異なる画像を待ち受け画面として表示することを特徴
とする。
【0006】請求項1記載の発明によれば、折り畳み可
能な本体を有し、待ち受け動作時に所定の画像を待ち受
け画面として表示する携帯電話機において、本体が折り
畳まれた状態から拡げられる際に、本体が折り畳まれる
前とは異なる画像を待ち受け画面として表示する。
【0007】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載の携帯電話機において、前記本体が折り畳まれたこと
を検知する検知手段と、前記検知手段によって前記本体
が折り畳まれたことが検知された際に、前記待ち受け画
面として表示される画像を変更する画像変更手段とを備
えることを特徴とする。
【0008】請求項2記載の発明によれば、検知手段に
よって本体が折り畳まれたことを検知し、検知手段によ
って本体が折り畳まれたことが検知された際に、画像変
更手段により、待ち受け画面として表示される画像を変
更する。
【0009】これにより、ユーザが設定操作を行わなく
ても、本体を折り畳む毎に待ち受け画面の画像が変更さ
れるので、面倒な操作を伴うことなく、携帯電話機の待
ち受け画面機能の興趣性を高めることができる。
【0010】請求項3記載の発明は、動作状態を通常状
態と休止状態とに切り替えることが可能であり、待ち受
け動作時に所定の画像を待ち受け画面として表示する携
帯電話機において、前記携帯電話機の動作状態が通常状
態から休止状態に切り替えられ、さらに休止状態から通
常状態に切り替えられる際に、休止状態に切り替えられ
る前とは異なる画像を待ち受け画面として表示すること
を特徴とする。
【0011】請求項3記載の発明によれば、動作状態を
通常状態と休止状態とに切り替えることが可能であり、
待ち受け動作時に所定の画像を待ち受け画面として表示
する携帯電話機において、携帯電話機の動作状態が通常
状態から休止状態に切り替えられ、さらに休止状態から
通常状態に切り替えられる際に、休止状態に切り替えら
れる前とは異なる画像を待ち受け画面として表示する。
【0012】また、請求項4記載の発明は、請求項3記
載の携帯電話機において、前記動作状態が休止状態に切
り替えられたことを検知する検知手段と、前記検知手段
によって動作状態が前記休止状態に切り替えられたこと
が検知された際に、前記待ち受け画面として表示される
画像を変更する画像変更手段とを備えることを特徴とす
る。
【0013】請求項4記載の発明によれば、検知手段に
よって、動作状態が休止状態に切り替えられたことを検
知し、検知手段によって動作状態が休止状態に切り替え
られたことが検知された際に、画像変更手段により、待
ち受け画面として表示される画像を変更する。
【0014】これにより、ユーザが設定操作を行わなく
ても、動作状態を休止状態に移行させる毎に待ち受け画
面の画像が変更されるので、面倒な操作を伴うことな
く、携帯電話機の待ち受け画面機能の興趣性を高めるこ
とができる。
【0015】請求項5記載の発明は、請求項2または4
記載の携帯電話機において、複数の画像を記憶する記憶
手段をさらに備え、前記画像変更手段は、待ち受け画面
として表示される画像を、前記記憶手段に記憶された複
数の画像の中から無作為に選択した画像に変更すること
を特徴とする。
【0016】請求項5記載の発明によれば、複数の画像
を記憶する記憶手段をさらに備え、画像変更手段は、待
ち受け画面として表示される画像を、記憶手段に記憶さ
れた複数の画像の中から無作為に選択した画像に変更す
るので、待ち受け画面の変更に偶発性を持たせること
で、より一層の興趣性の向上を図ることができる。
【0017】請求項6記載の発明は、請求項5記載の携
帯電話機において、前記記憶手段は、複数の画像と複数
の音声とを各々対応づけて記憶するものであって、前記
画像変更手段により選択された画像が待ち受け画面とし
て表示される際に、該画像に対応づけて前記記憶手段に
記憶された音声を出力する音声出力手段をさらに備える
ことを特徴とする。
【0018】請求項6記載の発明によれば、記憶手段
は、複数の画像と複数の音声とを各々対応づけて記憶す
るものであって、画像変更手段により選択された画像が
待ち受け画面として表示される際に、該画像に対応づけ
て記憶手段に記憶された音声を音声出力手段によって出
力するので、待ち受け画面の変更に伴って様々な音声が
出力されることで、より一層の興趣性の向上を図ること
ができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施の形
態を、図面に基づき説明する。図1および図2は、本発
明を適用した実施の形態としての携帯電話機1の外観図
である。図1は、携帯電話機1を開いた開状態を示し、
図2は、携帯電話機1を折り畳んだ閉状態を示す。
【0020】図1に示すように、携帯電話機1は、本体
上部21、本体下部22およびヒンジ23からなる本体
2と、本体2に配設されたディスプレイ3、キースイッ
チ部4、マイク5、およびスピーカ6等を備えて構成さ
れる。
【0021】携帯電話機1は、いわゆる折り畳み型の携
帯電話機である。携帯電話機1の本体2は、本体上部2
1と本体下部22とがヒンジ23によって連結されて構
成され、本体上部21と本体下部22とは、図中符号A
で示す矢印に沿う方向に回動可能である。
【0022】このため、本体2は、ヒンジ23を中心と
して本体上部21を回動させることで、本体上部21の
先端部と本体下部22の先端部とを互いに離隔させ、或
いは、本体上部21の先端部と本体下部22の先端部と
が接触するまで折り畳むことができる。
【0023】以下、本体上部21の先端部と本体下部2
2の先端部とが互いに離隔した状態(例えば図1)を
“開状態”と称し、本体上部21の先端部と本体下部2
2の先端部とが接した状態(図2)を“閉状態”と称す
る。
【0024】また、本体2において、本体下部22の先
端部にはマイク5が配置され、本体上部21の先端部に
はスピーカ6が配置されている。このため、通話時にお
いて、携帯電話機1は、本体上部21の先端部と本体下
部22の先端部とが大きく離隔した開状態で使用され
る。一方、携帯電話機1を鞄などに収納する場合、本体
2は折り畳まれ、本体上部21と本体下部22とが接し
た閉状態にされる。従って、本体2が開状態であれば、
携帯電話機1が通常動作(例えば、通話発着信や待ち受
け)を行っているとみなすことができ、本体2が閉状態
であれば、携帯電話機1は休止状態にあるといえる。
【0025】図1に示すディスプレイ3は、バックライ
ト等の照明装置(図示略)を備えた液晶表示画面であ
り、後述する表示部108の制御に従って各種画面を表
示する。
【0026】キースイッチ部4は、文字キー、数字キー
の他、通話開始・切断、電話帳編集等の各種機能に対応
づけられた各種キーを備える。
【0027】マイク5は、通話時、或いは後述する着信
音入力処理時にユーザが発する音声を取得して、後述す
る制御回路100の音声処理部107へ音声信号を出力
する。なお、マイク5はノイズ除去のためのフィルタ等
を備える構成としても良い。また、スピーカ6は、後述
する音声処理部107から入力される音声信号に基づく
音声を出力する。
【0028】図3は、携帯電話機1に内蔵される制御回
路100の機能的構成を示すブロック図である。図3に
示すように、携帯電話機1は、CPU(Central Proces
singUnit)101、メモリ102、記憶部103、電源
部104、通信制御部105、入力部106、音声処理
部107、表示部108、および開閉センサ109等を
備えてなり、これらの各部はバス110により接続され
ている。説明の便宜のため、図3にはマイク5およびス
ピーカ6を図示する。なお、図3に示すCPU101
は、請求項に記載の画像変更手段に対応し、開閉センサ
109は請求項に記載の検知手段に対応し、記憶部10
3は請求項に記載の記憶手段に対応する。
【0029】CPU101は、記憶部103に記憶され
る各種システムプログラムを読み出して実行し、制御回
路100の各部を駆動制御する。また、CPU101
は、入力部106における入力操作に従って、記憶部1
03に記憶された各種アプリケーションプログラムを読
み出して実行し、携帯電話機1の各種機能を実現する。
【0030】具体的には、入力部106が備える数字キ
ーから通信先の電話番号が入力され、通話開始を指示す
る操作が行われた場合、CPU101は、基地局(図示
略)に対して通信制御部105から発信信号を送信さ
せ、基地局(図示略)との間に無線通信回線を確立し、
入力された通信先への通話を可能とする。
【0031】また、CPU101は、通信制御部105
によって基地局(図示略)から送信された着信信号を受
信すると、記憶部103に記憶された着信音データの中
から予め設定された着信音データを読み出し、音声処理
部107によって所定の着信音を出力させる。
【0032】この他、CPU101は、入力部106に
おける入力操作に従って、通信相手の番号等が設定され
た電話帳データの追加・削除等の編集処理、及び、指定
されたデータの呼び出し処理等を実行する。
【0033】また、CPU101は、記憶部103に記
憶されたプログラムを実行することにより、基地局(図
示略)およびゲートウェイ装置(図示略)を介してイン
ターネット上のウェブサイトにアクセスして、各種のデ
ータをダウンロードして処理するインターネットアクセ
ス機能を実現する。
【0034】さらに、携帯電話機1の電源が投入される
と、CPU101は後述する画像・音声設定処理(図
5)を実行し、開閉センサ109によって、本体2が開
状態から閉状態になったことを検知すると、記憶部10
3内の画像・音声記憶部103aに記憶された複数の画
像データの中から待ち受け画面として表示する一つの画
像データを決定し、メモリ102に記憶させるととも
に、決定した画像データに対応づけて画像・音声記憶部
103aに記憶された音声データをメモリ102に記憶
させる。そして、CPU101は、開閉センサ109に
よって、本体2が閉状態から開状態になったことを検知
すると、メモリ102に記憶された画像データを待ち受
け画面として表示させるとともに、メモリ102に記憶
された音声データに基づく音声を、スピーカ6から出力
させる。
【0035】メモリ102は、CPU101によって実
行される各種プログラム及びこれらプログラムに係るデ
ータを一時的に記憶する。特に、メモリ102は、携帯
電話機1の待ち受け画面として表示される画像データ
と、該画像データに対応づけられた音声データとを記憶
する。
【0036】記憶部103は、CPU101により実行
される各種アプリケーションプログラム、及び、これら
のプログラムに係るデータ等を記憶する。例えば、記憶
部103には、過去に通信を行った通信先の電話番号、
過去に着信した電話番号や、複数の氏名・名称と各名称
に対応する電話番号とが設定された電話帳データが記憶
される。また、記憶部103には、着信報知時に出力さ
れる着信音メロディ等、携帯電話機1の動作に関する各
種設定内容が記録された設定データが記憶される。
【0037】さらに、記憶部103には、画像データお
よび音声データを記憶する画像・音声記憶部103aが
設けられる。図4は、画像・音声記憶部103aの構成
を模式的に示す図である。
【0038】図4に示すように、画像・音声記憶部10
3aには、複数の画像データが記憶され、さらに、画像
データには、各画像データに関連する内容の音声データ
が対応づけて記憶される。例えば、「アニメキャラクタ
1」と名付けられた画像データには、「声優音声1」と
名付けられた音声データが対応づけられている。また、
「森のシーン」と名付けられた画像データには、「小川
のせせらぎ」と名付けられた音声データが対応づけられ
ている。
【0039】なお、画像・音声記憶部103aに記憶さ
れる画像データおよび音声データは、通信制御部105
を介して通信可能な他の機器から送信され、画像・音声
記憶部103aに記憶されるものとしても良いし、或い
は、携帯電話機1が備える各種インターフェース(図示
略)を介してCPU101に入力されるものとしても良
い。
【0040】電源部104は、リチウムイオン電池、ニ
ッケル水素電池等の充電可能なバッテリ(図示略)を内
蔵しており、このバッテリ(図示略)からの電力を携帯
電話機1の各部へ供給する。
【0041】通信制御部105はアンテナを備えてお
り、該アンテナを介して、基地局(図示略)との間で無
線信号の送受信を実行する。具体的には、前記アンテナ
によって通話着信を示す無線信号を受信すると、着信を
示す信号をCPU101に出力して利用者に対する着信
報知動作を実行させ、また、利用者によって入力部10
6が操作され、通話発信指示がCPU101から入力さ
れると、基地局(図示略)との間で無線通信回線を接続
する。
【0042】入力部106は、図1に示すキースイッチ
部4に接続され、キースイッチ部4における操作内容を
示す操作信号を生成し、CPU101へ出力する。
【0043】音声処理部107は、音声コーデックやア
ンプ等を備え、通信制御部105を用いる通信時には、
マイク5から入力される音声信号を符号化して通信制御
部105へ出力するとともに、通信制御部105から入
力されるデータを復号化して音声信号を生成し、スピー
カ6から音声を出力させる。
【0044】さらに、音声処理部107は、本体2が閉
状態から開状態になった場合に、CPU101から入力
される音声データに基づいて、所定の音声をスピーカ6
から出力させる。
【0045】なお、音声処理部107は、各種ヘッドホ
ンを接続可能なヘッドホン端子を備える構成としても良
い。また、音声処理部107は、スピーカ6とは別に携
帯電話機1に設けられた第2のスピーカに接続され、該
第2のスピーカから音声を出力するものとしても良い。
【0046】表示部108はディスプレイ3に接続され
ており、入力部106における入力内容や、電話帳デー
タの内容、或いは、実行中の処理に係るメッセージ等を
ディスプレイ3に表示させる。さらに、表示部108
は、携帯電話機1が待ち受け状態にある場合には、CP
U101の制御に従って、待ち受け画面として決定され
た画像をディスプレイ3に表示させる。
【0047】さらに、表示部108は、CPU101の
制御に従ってディスプレイ3が備える照明装置(図示
略)の点灯制御を行い、キースイッチ部4(図1)にお
ける操作があった場合や着信時、および、本体2が閉状
態から開状態になった場合に上記照明装置を点灯させる
一方、本体2が開状態から閉状態になった場合に上記照
明装置を消灯させる。
【0048】開閉センサ109は、本体2が閉状態にあ
るか否かを検知して、検知信号をCPU101へ出力す
る。
【0049】図5は、CPU101により実行される画
像・音声設定処理を示すフローチャートである。図5に
示す画像・音声設定処理は、携帯電話機1の電源が投入
されることで開始される。なお、携帯電話機1の電源ス
イッチはキースイッチ部4(図1)に配設されているの
で、携帯電話機1の電源投入時、本体2は開状態となっ
ている。
【0050】CPU101は、電源投入とともにステッ
プS1の動作を実行し、開閉センサ109から入力され
る検知信号を判別し、本体2が開状態になっている間、
通常動作(例えば、通話の発着信や待ち受け)を実行す
る。
【0051】そして、CPU101は、本体2が折り畳
まれて閉状態にされたと判別すると(ステップS1;Y
es)、ステップS2に移行して、画像・音声記憶部1
03aに記憶された画像データの中から、次に本体2が
開状態になった際に待ち受け画面として表示すべき画像
を決定する。このステップS2において、CPU101
は、画像・音声記憶部103aに記憶された利用可能な
画像データの中から、例えばランダムに1つの画像デー
タを選択する。
【0052】次に、CPU101はステップS3に移行
して、ステップS2で決定した画像データと、該画像デ
ータに対応づけて記憶された音声データとを画像・音声
記憶部103aから読み出して、メモリ102に記憶さ
せる。ここで、すでに待ち受け画面として表示する画像
データと該画像データに対応づけられた音声データとが
メモリ102に記憶されている場合、CPU101は、
メモリ102に記憶されている画像データおよび音声デ
ータを消去して、画像・音声記憶部103aから新たに
読み出した画像データおよび音声データをメモリ102
に記憶させる。
【0053】その後、CPU101はステップS4に移
行して、開閉センサ109から入力される検知信号をも
とに本体2が開状態になったか否かを判別し、本体2が
閉状態になっている場合は、開状態になるまで待機す
る。
【0054】そして、CPU101は、本体2が開状態
になったと判別すると(ステップS4;Yes)、メモ
リ102に記憶された画像データを待ち受け画面として
表示部108によってディスプレイ3に表示させるとと
もに、メモリ102に記憶された音声データに基づく音
声を、音声処理部107によってスピーカ6に出力させ
る。
【0055】そして、CPU101はステップS6に移
行し、携帯電話機としての通常動作、すなわち通話の発
着信等の機能を実現可能な状態にする。
【0056】以上のように、本発明を適用した実施の形
態としての携帯電話機1によれば、本体2が閉状態にさ
れると、次に本体2が開状態になった際に待ち受け画面
としてディスプレイ3に表示する画像をランダムに決定
するので、待ち受け画面の画像が、本体2を開閉する毎
に異なる画像に切り替えられる。これにより、ユーザが
設定操作を行わなくても待ち受け画面の画像が変更され
るので、携帯電話機1の待ち受け画面機能について、興
趣性の向上を図ることができる。さらに、待ち受け画面
の変更に偶発性を持たせることで、より一層の興趣性の
向上を図ることができる。
【0057】また、本体2が開状態になって待ち受け画
面が表示される際に、待ち受け画面の画像に対応づけら
れた音声が出力されるので、より一層の興趣性の向上を
図ることができる。
【0058】なお、本発明は上記した実施の形態に限定
されるものではなく、特許請求の範囲に記載した技術思
想の範囲内において種々の変更が可能なのはいうまでも
ない。
【0059】すなわち、上記実施の形態においては、携
帯電話機1を折り畳み可能な携帯電話機としたが、本発
明はこれに限定されるものではなく、本体2を、可動部
を有しない一個の筐体として構成しても良い。このよう
な携帯電話機では、通常の動作状態(例えば、通話の発
着信や待ち受け)の他に、キー操作を受け付けない休止
状態が用意されているので、通常の動作状態から休止状
態への移行、および、休止状態から通常の動作状態への
復帰の際に、上記の画面・音声設定処理を行うことがで
きる。詳細には、図5のステップS1およびS4におい
て、携帯電話機が休止状態にあるか否かを判別し、通常
の動作状態から休止状態への移行時に、ステップS2〜
S3の処理を実行し、休止状態から通常の動作状態への
復帰時に、ステップS5の処理を実行することにより、
上記実施の形態と同様の効果を得ることができる。
【0060】また、上記実施の形態においては、画像・
音声記憶部103aに記憶された複数の画像データの中
から待ち受け画面として表示する画像を決定する際、ラ
ンダムに画像を決定するものとしたが、本発明はこれに
限定されるものではなく、例えば、予めユーザが指定し
た順序に従って画像を決定することも可能である。
【0061】さらに、上記実施の形態においては、本体
2が折り畳まれて閉状態になった際に、画像・音声記憶
部103aに記憶された画像データの中から1つの画像
データを決定するものとしたが、本発明はこれに限定さ
れるものではなく、本体2が閉状態から開状態になった
際に、画像・音声記憶部103aに記憶された画像デー
タの中から1つの画像データを決定する処理を行うよう
にしても良い。
【0062】その他、本体2の細部形状等、具体的な構
成については、本発明の趣旨を損なうことのない範囲に
おいて適宜変更可能である。
【発明の効果】以上説明したように、本発明による携帯
電話機によれば、ユーザが設定操作を行わなくても、本
体を折り畳む毎に待ち受け画面の画像が変更されるの
で、面倒な操作を伴うことなく、携帯電話機の興趣性を
高めることができる。
【0063】また、ユーザが設定操作を行わなくても、
動作状態を休止状態に移行させる毎に待ち受け画面の画
像が変更されるので、面倒な操作を伴うことなく、携帯
電話機の待ち受け画面機能の興趣性を高めることができ
る。
【0064】さらに、待ち受け画面の変更に偶発性を持
たせることで、より一層の興趣性の向上を図ることがで
きる。
【0065】また、待ち受け画面の変更に伴って様々な
音声が出力されることで、より一層の興趣性の向上を図
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した実施の形態としての携帯電話
機1の外観図である。
【図2】本発明を適用した実施の形態としての携帯電話
機1の外観図である。
【図3】携帯電話機1に内蔵される制御回路100の機
能的構成を示すブロック図である。
【図4】図3に示す記憶部103に設けられる画像・音
声記憶部103aの構成を模式的に示す図である。
【図5】図3に示すCPU101により実行される画像
・音声設定処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 携帯電話機 2 本体 21 本体上部 22 本体下部 23 ヒンジ 3 ディスプレイ 4 キースイッチ部 5 マイク 6 スピーカ 100 制御回路 101 CPU 102 メモリ 103 記憶部 103a 画像・音声記憶部 104 電源部 105 通信制御部 106 入力部 107 音声処理部 108 表示部 109 開閉センサ 110 バス

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 折り畳み可能な本体を有し、待ち受け動
    作時に所定の画像を待ち受け画面として表示する携帯電
    話機において、 前記本体が折り畳まれた状態から拡げられる際に、前記
    本体が折り畳まれる前とは異なる画像を待ち受け画面と
    して表示することを特徴とする携帯電話機。
  2. 【請求項2】 前記本体が折り畳まれたことを検知する
    検知手段と、 前記検知手段によって前記本体が折り畳まれたことが検
    知された際に、前記待ち受け画面として表示される画像
    を変更する画像変更手段とを備えることを特徴とする請
    求項1記載の携帯電話機。
  3. 【請求項3】 動作状態を通常状態と休止状態とに切り
    替えることが可能であり、待ち受け動作時に所定の画像
    を待ち受け画面として表示する携帯電話機において、 前記携帯電話機の動作状態が通常状態から休止状態に切
    り替えられ、さらに休止状態から通常状態に切り替えら
    れる際に、休止状態に切り替えられる前とは異なる画像
    を待ち受け画面として表示することを特徴とする携帯電
    話機。
  4. 【請求項4】 前記動作状態が休止状態に切り替えられ
    たことを検知する検知手段と、 前記検知手段によって動作状態が前記休止状態に切り替
    えられたことが検知された際に、前記待ち受け画面とし
    て表示される画像を変更する画像変更手段とを備えるこ
    とを特徴とする請求項3記載の携帯電話機。
  5. 【請求項5】 複数の画像を記憶する記憶手段をさらに
    備え、 前記画像変更手段は、待ち受け画面として表示される画
    像を、前記記憶手段に記憶された複数の画像の中から無
    作為に選択した画像に変更することを特徴とする請求項
    2または4記載の携帯電話機。
  6. 【請求項6】 前記記憶手段は、複数の画像と複数の音
    声とを各々対応づけて記憶するものであって、 前記画像変更手段により選択された画像が待ち受け画面
    として表示される際に、該画像に対応づけて前記記憶手
    段に記憶された音声を出力する音声出力手段をさらに備
    えることを特徴とする請求項5記載の携帯電話機。
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