JP4476198B2 - 端末装置 - Google Patents

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本発明は、端末装置に関し、特に、メインで使用される操作ボタン群を使用不可な状態にできる端末装置に関する。
近年、携帯電話が広く普及しているが、その形状は、ストレートタイプ、フリップタイプ、スライドタイプ、クラムシェルタイプ等に分類される。中でも、フリップタイプ、スライドタイプおよびクラムシェルタイプの携帯電話は、折りたたむ操作またはスライドさせる操作をするだけで、メインで使用される操作ボタン群(以下、メイン操作ボタン群ともいう)の誤動作を防ぐことができるため、ニーズが高くなっている。
特開2004−032024号公報(特許文献1)には、クラムシェルタイプの携帯電話が開いた状態および閉じた状態においても、操作性を向上させる技術(以下、従来技術Aともいう)が開示されている。
特開2004−032024号公報
近年では、携帯電話の多機能化も急速に進みつつある。多機能の例としては、デジタルスチルカメラの機能、音楽およびラジオ等の再生機能等が挙げられる。しかしながら、従来技術Aでは、たとえば、クラムシェルタイプの携帯電話が閉じた状態の場合にラジオを聞くためには、まず、携帯電話を開き、メインディスプレイにメニューを表示させて、ラジオのプログラムを起動させ、携帯電話を閉じて、閉じた携帯電話をポケット等にいれる等、多くの操作が必要であった。
本発明は、上述の問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、所望の処理を簡単な操作で素早く実行可能な端末装置を提供することである。
上述の課題を解決するために、この発明のある局面に従うと、複数種類のアプリケーションの少なくとも1つを実行し、メインで使用される複数のボタンから構成されるメイン操作ボタン群が使用不可な使用不可状態にすることができる端末装置は、使用不可状態でも使用可能な起動手段と、情報を記憶するための記憶手段と、複数種類のアプリケーションのうち、実行するアプリケーションを切替えるための切替処理を行なうための切替手段と、切替処理が行なわれる毎に、切替処理の直前に実行されていたアプリケーションの終了時の状態を再現するための終了時情報を、複数種類のアプリケーション毎に、記憶手段に記憶させるための情報格納手段と、端末装置が使用不可状態である場合、起動手段を使用した起動操作に応じて、記憶手段に記憶されている、端末装置が使用不可状態になる直前に実行されていたアプリケーションに対応する終了時情報を読み出すための読出し手段と、読出し手段に読み出された終了時情報に基づいて、切替処理の直前に実行されていたアプリケーションの終了時の状態を再現する再現手段とを備える。
好ましくは、起動手段はボタンであり、起動操作はユーザによるボタンの操作である。
好ましくは、起動手段は音声を受付ける手段であり、起動操作は起動手段に対しユーザが音声を発する操作である。
好ましくは、複数種類のアプリケーションのうちの1つのアプリケーションは、実行されることにより、ラジオ放送の音声を出力する処理を行なう。
好ましくは、複数種類のアプリケーションのうちの1つのアプリケーションは、実行されることにより、音楽を再生する処理を行なう。
好ましくは、画像を表示する表示手段をさらに備え、複数種類のアプリケーションのうちの1つのアプリケーションは、実行されることにより、表示手段にテレビの画像を表示する処理を行なう。
好ましくは、複数種類のアプリケーションのうちの1つのアプリケーションは、実行されることにより、電子メールに関する処理を行なう。
好ましくは、画像を表示する表示手段をさらに備え、複数種類のアプリケーションのうちの1つのアプリケーションは、実行されることにより、WEBページを表示手段に表示する処理を行なう。
好ましくは、画像を表示する表示手段をさらに備え、複数種類のアプリケーションのうちの1つのアプリケーションは、実行されることにより、動画像を表示手段に表示する処理を行なう。
本発明に係る端末装置は、複数種類のアプリケーションのうち、実行するアプリケーションを切替えるための切替処理が行なわれる毎に、切替処理の直前に実行されていたアプリケーションの終了時の状態を再現するための終了時情報を、複数種類のアプリケーション毎に、記憶手段に記憶させる。そして、起動手段を使用した起動操作に応じて、終了時情報に基づいて、切替処理の直前に実行されていたアプリケーションの終了時の状態を再現する。
したがって、所望の処理を簡単な操作で素早く実行できるという効果を奏する。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰り返さない。
本実施の形態の端末装置は、一例として、クラムシェルタイプの端末装置であるとする。なお、端末装置は、クラムシェルタイプに限定されることない。たとえば、フリップタイプ、スライドタイプ等、端末装置が閉じた状態では、前述したメイン操作ボタン群が使用不可となる端末装置であればよい。
また、端末装置は、一例として、携帯電話機であるとする。なお、本実施の形態では、端末装置は、携帯電話機に限定されることなく、たとえば、PDA(Personal Digital Assistance)、電子辞書等であってもよい。
図1は、開いた状態の端末装置1000を正面から示した図である。図1を参照して、端末装置1000は、第1の筐体100と、第2の筐体200とから構成される。第1の筐体100と、第2の筐体200とは、連結部50により折り畳み可能なように連結される。
図2は、閉じた状態の端末装置1000の斜視図である。図2を参照して、図1の開いた状態の端末装置1000を折りたたむと、図2のような状態になる。
再び、図1を参照して、第1の筐体100は、メイン表示部110Aと、スピーカ150とを備える。メイン表示部110Aは、各種情報を、文字や画像等で表示する機能を有する。メイン表示部110Aは、液晶ディスプレイ(LCD(Liquid Crystal Display))、FED(Field Emission Display)、有機ELディスプレイ(Organic Electro luminescence Display)、ドットマトリクス等その他の画像表示方式の表示機器のいずれであってもよい。
スピーカ150は、通話の時に使用されるスピーカである。
第2の筐体200は、メイン操作ボタン群である機能ボタン群230と、メイン操作ボタン群である入力ボタン群240と、マイク260とを備える。
機能ボタン群230は、端末装置1000の各種設定、機能切替等を行なうための複数のボタンを含む。機能ボタン群230は、機能ボタン231,232と、受話ボタン233と、ボタン234と、マルチガイドボタン235とを含む。
機能ボタン231は、ユーザによる短時間(たとえば、0.5秒未満)の押下操作(以下、短押操作ともいう)によりネットワーク関連等のプログラムを起動させるためのボタンである。また、機能ボタン231は、ユーザによる長時間(たとえば、1秒以上)の押下操作(以下、長押操作ともいう)によりデジタルカメラのプログラムを起動させるためのボタンである。
機能ボタン232は、短押操作により電子メールのプログラムを起動させるためのボタンである。
なお、詳細は後述するが、端末装置1000は、音楽モードと、ラジオモードと、テレビモードと、通常モードとを有する。音楽モードは、端末装置1000において音楽を聴取可能なモードである。ラジオモードは、端末装置1000においてラジオを聴取可能なモードである。テレビモードは、端末装置1000においてテレビを視聴可能なモードである。通常モードは、端末装置1000が音楽モード、ラジオモードおよびテレビモードのいずれでもないときのモードである。
機能ボタン232は、端末装置1000が通常モードである場合、長押操作毎に、端末装置1000を、音楽モード、ラジオモード、テレビモード、通常モードの順に切替えるためのボタンである。なお、モードの切替わる順序は、上記の順に限定されることなく、任意の順序でもよい。
受話ボタン233は、端末装置1000に電話がかかってきた場合、短押操作により通話開始を行なうためのボタンである。
ボタン234は、端末装置1000が通話中である場合、短押操作により通話を保留状態にするためのボタンである。また、ボタン234は、長押操作により、端末装置1000の電源のオンとオフとの切替えを行なうためのボタンである。
マルチガイドボタン235は、4方向ボタンと、決定ボタンとを含む。4方向ボタンは、短押操作により、メイン表示部110Aに画像が表示されている場合、画像内の移動させる対象となる物(たとえば、カーソル等)を上下左右に移動させるためのボタンである。決定ボタンは、短押操作により、たとえば、4方向ボタンの短押操作により選択された項目等を決定するためのボタンである。
入力ボタン群240は、短押操作により、数字、文字および記号等を入力するための複数のボタンから構成される。
マイク260は、通話の時に使用されるマイクである。
再び、図2を参照して、第2の筐体200は、サブ表示部110Bと、サブ操作ボタン群130と、サイドボタン132と、LED140と、スピーカ152と、記録媒体挿入部180とを備える。
サブ表示部110Bは、各種情報を、文字や画像等で表示する機能を有する。サブ表示部110Bは、メイン表示部110Aと同様の表示機器であるので詳細な説明は繰り返さない。サブ表示部110Bの解像度は、メイン表示部110Aの解像度よりも低い。なお、サブ表示部110Bの解像度は、メイン表示部110Aの解像度以上であってもよい。
サブ操作ボタン群130は、ボタン130A,130B,130C,130Dを含む。ボタン130Aは、端末装置1000が音楽モードであり、かつ、音楽データが再生中の場合、短押操作により、再生中の音楽データの先頭から再生を開始させるためのボタンである。また、ボタン130Aは、短押操作により、サブ表示部110Bに画像が表示されている場合、画像内の移動させる対象となる物(たとえば、カーソル等)を左に移動させるためのボタンである。
ボタン130Bは、本発明の特徴となるボタンである。ボタン130Bは、端末装置1000が、音楽モード、ラジオモード、テレビモード、通常モードおよび電源オフ状態のいずれであっても使用可能なボタンである。詳細は後述するが、ボタン130Bは、たとえば、端末装置1000が音楽モードであり、かつ、音楽データが再生中の場合、短押操作により、音楽データの再生を一時停止させるためのボタンである。また、ボタン130Bは、たとえば、端末装置1000が音楽モードであり、かつ、音楽データが再生されていない場合、短押操作により、音楽データの再生を開始させるためのボタンである。
ボタン130Cは、端末装置1000が音楽モードであり、かつ、音楽データが再生中の場合、短押操作により、再生中の音楽データの次の音楽データの先頭から再生を開始させるためのボタンである。また、ボタン130Cは、短押操作により、サブ表示部110Bに画像が表示されている場合、画像内の移動させる対象となる物(たとえば、カーソル等)を右に移動させるためのボタンである。
ボタン130Dは、短押操作により、サブ表示部110Bに、たとえば、画像Aが表示されている場合、サブ表示部110Bに、画像Aが表示される前の画像(たとえば、画像B)を表示させるためのボタンである。
LED140は、端末装置1000で行なわれる処理に応じて、光による報知を行なう。たとえば、LED140は、電話の着信があった場合、光を点滅させる。
スピーカ152は、端末装置1000のモード対応した音声を出力する機能を有する。たとえば、端末装置1000が音楽モードの場合、スピーカ152は、再生されている音楽データの音声を出力する。
サイドボタン132は、アップボタン132Aと、ダウンボタン132Bとを含む。アップボタン132Aは、短押操作により、端末装置1000のモードに関わらず、端末装置1000から出力される音声の音量を大きくするためのボタンである。また、アップボタン132Aは、短押操作により、サブ表示部110Bに画像が表示されている場合、画像内の移動させる対象となる物(たとえば、カーソル等)を上に移動させるためのボタンである。
ダウンボタン132Bは、短押操作により、端末装置1000のモードに関わらず、端末装置1000から出力される音声の音量を小さくするためのボタンである。また、ダウンボタン132Bは、短押操作により、短押操作により、サブ表示部110Bに画像が表示されている場合、画像内の移動させる対象となる物(たとえば、カーソル等)を下に移動させるためのボタンである。
記録媒体挿入部180は、端末装置1000に後述する記録媒体を挿入する部分である。
なお、端末装置1000は、メイン表示部110Aおよびサブ表示部110Bのいずれか一方のみを備える構成であってもよい。
図3は、閉じた状態の端末装置1000の背面図である。図3を参照して、第2の筐体200は、さらに、撮像部270と、発光部272とを備える。
撮像部270は、被写体を撮像する撮像処理を行なう。撮像部270は、撮像レンズと、受光部と、カラーフィルタ部とを含む。受光部は、入力された光を電気信号に変換する機能を有する。受光部は、複数の受光素子から構成される。受光素子は、たとえば、CCD(Charge Coupled Device)イメージセンサまたはCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)イメージセンサ等を使用した素子である。
カラーフィルタ部は、複数のカラーフィルタから構成される。カラーフィルタは、R、G、Bの各々に対応したフィルタである。複数のカラーフィルタは、複数の受光素子にそれぞれ対応して設けられる。
撮像処理では以下の処理が行なわれる。まず、撮像部270が、被写体に反射されて撮像レンズに入射した光を、カラーフィルタ部を介して、受光部に入力させる。受光部は入力された光を電気信号に変換する。そして、撮像部270は、変換した電気信号をデジタルデータ(以下、撮像画像データともいう)に変換する。
発光部272は、撮像部270が撮像するときに、必要に応じて、光を発する。
図4は、端末装置1000の内部構成を示したブロック図である。図4を参照して、端末装置1000は、さらに、通信部310と、チューナ320と、記憶部330と、一時記憶部332と、記録媒体アクセス部334と、記録媒体70と、制御部340と、音声処理部350と、振動部370とを備える。
記憶部330には、制御部340に後述する処理を行なわせるためのプログラム72、その他各種プログラムおよびデータ等が記憶されている。プログラム72は、たとえば、制御プログラム、画像処理プログラム、音楽再生プログラム、ラジオプログラム、テレビプログラム、電子メールプログラム、ゲームプログラム、WEBブラウザプログラム、動画再生プログラム等である。
音楽再生プログラムは、端末装置1000が音楽モードの場合に実行されるプログラムである。ラジオプログラムは、端末装置1000がラジオモードの場合に実行されるプログラムである。テレビプログラムは、端末装置1000がテレビモードの場合に実行されるプログラムである。電子メールプログラム、ゲームプログラム、WEBブラウザプログラムおよび動画再生プログラムの各々は、端末装置1000が通常モードの場合に実行されるプログラムである。
以下においては、音楽再生プログラム、ラジオプログラム、テレビプログラム、電子メールプログラム、ゲームプログラム、WEBブラウザプログラム、動画再生プログラムを、アプリケーションプログラムともいう。なお、アプリケーションプログラムは、上記プログラムのみに限定されることはない。
記憶部330は、制御部340によりデータアクセスされる。記憶部330は、電源を供給されなくてもデータを不揮発的に保持可能な媒体(たとえば、フラッシュメモリ)である。
制御部340は、記憶部330に記憶されたプログラム72に従って、端末装置1000内の各部に対する各種処理や、演算処理等を行なう機能を有する。制御部340は、マイクロプロセッサ(Microprocessor)、FPGA(Field Programmable Gate Array)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、その他の演算機能を有する回路のいずれであってもよい。
制御部340は、機能ボタン群230のうち、短押操作または長押操作があったボタンに対応するボタン信号を受信する。また、制御部340は、入力ボタン群240のうち、短押操作または長押操作があったボタンに対応するボタン信号を受信する。また、制御部340は、サブボタン群130のうち、短押操作または長押操作があったボタンに対応するボタン信号を受信する。制御部340は、短押操作または長押操作があったサイドボタン132のアップボタン132Aおよびダウンボタン132Bのいずれかに対応する信号を受信する。制御部340は、受信したボタン信号に応じた処理を行なう。
通信部310は、無線通信により電波の送受信処理を行なう。電波は、無線通信用電波と、放送信号電波とに分類される。無線通信用電波は、音声データ、文字データおよび画像データ等を含む電波である。放送信号電波は、さらに、テレビジョン信号と、ラジオ信号とに分類される。なお、通信部310は、電波が放送信号電波の場合は、受信処理のみ行なう。
通信部310は、無線通信用電波により基地局と通信を行なう。通信部310は、無線通信用電波を受信した場合、当該無線通信用電波を復調し、復調した無線通信用電波に基づくデータを、制御部340へ送信する。また、通信部310は、無線通信用電波を送信する場合、制御部340からデータ(たとえば、音声データ)を受信し、当該データを、所定のプロトコルに基づいて、無線通信用電波に変換する。そして、通信部310は、変換した無線通信用電波を、送信先となる基地局へ送信する。
通信部310は、基地局と通信を行なうことで、基地局の位置を示す情報(以下、基地局位置情報ともいう)も取得可能である。通信部310は、制御部340からの制御指示に応じて、取得した基地局位置情報を、制御部340へ送信する。制御部340は、受信した基地局位置情報に基づいて、端末装置1000の位置を大まかに把握することができる。
また、通信部310は、GPS(Global Positioning System)機能を有する。GPS(Global Positioning System)機能とは、人口衛星と通信して、端末装置1000の位置(緯度、経度、高度等に基づく位置)の情報(以下、GPS位置情報ともいう)を取得する機能である。通信部310は、制御部340からの制御指示に応じて、GPS位置情報を取得し、制御部340へ送信する。
また、通信部310は、無線データ通信機能を有する。無線データ通信機能は、ブルートゥース(Bluetooth)を使用して、無線でデータ通信を行なう機能である。通信部310は、制御部340からの制御指示に応じて、他の端末と無線でデータ通信を行なう。なお、無線データ通信は、ブルートゥースに限定されることなく、他の通信方式を使用してもよい。
また、通信部310は、テレビジョン信号である放送信号電波を受信した場合、放送信号電波を、チューナ320へ送信する。チューナ320は、テレビジョン信号である放送信号電波を受信した場合、制御部340により指示された、チャンネルの信号をデジタルデータ(以下、テレビジョンデータともいう)に変換して、制御部340へ送信する。変換されたテレビジョンデータには、画像データと、音声データとが含まれる。
制御部340は、端末装置1000がテレビモードである場合、テレビジョンデータを受信し、メイン表示部110Aに、テレビジョンデータに基づく画像を表示させる。同時に、制御部340は、スピーカ152から、テレビジョンデータに基づく音声を出力させる。
また、通信部310は、ラジオ信号である放送信号電波を受信した場合、放送信号電波を、チューナ320へ送信する。チューナ320は、ラジオの信号である放送信号電波を受信した場合、制御部340により指示された、周波数のラジオ局の音声信号をデジタルデータ(以下、ラジオデータともいう)に変換して、制御部340へ送信する。変換されたラジオデータには、音声データが含まれる。なお、テレビジョンデータおよびラジオデータは、コンテンツデータである。
制御部340は、端末装置1000がラジオモードである場合、ラジオデータを受信し、スピーカ152から、ラジオデータに基づく音声を出力させる。
なお、端末装置1000は、ラジオ局のオートスキャンおよびテレビチャンネルのオートスキャンを行なう機能を有する。ラジオ局のオートスキャンは、基地局位置情報またはGPS位置情報に基づく位置において、制御部340が、受信可能な複数のラジオ局を自動で設定する処理である。
具体的には、制御部340が、所定の周波数ずつ変化させた周波数の情報をチューナ320へ、所定の時間(たとえば、2秒)間隔で、順次、送信する。チューナ340は、周波数の情報を受信する毎に、周波数の情報に基づいたラジオデータを制御部340へ送信する。制御部340は、順次受信するラジオデータに基づく音声のノイズのレベルが所定レベル以下であれば、対応するラジオデータの周波数を記憶部330に記憶させる。以上の処理が繰り返されることにより、複数のラジオ局の周波数の情報が自動で記憶(登録)される。
また、テレビチャンネルのオートスキャンは、基地局位置情報またはGPS位置情報に基づく位置において、制御部340が、受信可能な複数のテレビのチャンネルを自動で設定する処理である。複数のテレビのチャンネルを自動で設定する処理は、前述のラジオ局を自動で登録する処理と同様なので詳細な説明は繰り返さない。
一時記憶部332は、データを一時的に記憶する機能を有する。一時記憶部332は、画像処理部100および制御部120によってデータアクセスされ、ワークメモリとして動作する。一時記憶部332は、RAM(Random Access Memory)、SRAM(Static Random Access Memory)、DRAM(Dynamic Random Access Memory)、SDRAM(Synchronous DRAM)、DDR−SDRAM(Double Data Rate SDRAM)、RDRAM(Rambus Dynamic Random Access Memory)、Direct−RDRAM(Direct Rambus Dynamic Random Access Memory)、その他、データを揮発的に記憶保持可能な構成を有する回路のいずれであってもよい。
記録媒体70には、前述したプログラム72、コンテンツデータ等が記録されている。コンテンツデータは、たとえば、音楽データ、動画像データ等である。記録媒体70が、前述の記録媒体挿入部180から端末装置1000に挿入(装着)されると、記録媒体アクセス部334は、記録媒体70にデータアクセス可能となる。
記録媒体アクセス部334は、プログラム72が記録された記録媒体70から、制御部340の制御指示に応じて、プログラム72を読出す機能を有する。記録媒体70に記憶されているプログラム72は、制御部340のインストール処理により、記録媒体アクセス部334で読み出され、記憶部330に記憶される。
このインストール処理用プログラムは、予め、記憶部330に格納されており、インストール処理は、制御部340が、インストール処理用プログラムに基づいて行なう。
なお、記憶部330には、プログラム72が記憶されていなくてもよい。この場合、制御部340は、記録媒体アクセス部334を介して、記録媒体70に記憶されたプログラム72を読み出して、プログラム72に基づいた所定の処理を行なう。
また、通信部310を利用して、基地局またはインターネットなどの外部のネットワークから、プログラムのダウンロード処理を行ない、記憶部330に格納することもできる。この場合、当該ダウンロードしたプログラムは、プログラム72である。
制御部340は、基地局またはインターネットなどの外部のネットワークからダウンロードしたプログラム(プログラム72)に従って、所定の処理を行なう。このダウンロード用プログラムは、予め、記憶部330に格納されており、ダウンロード処理は、制御部340が、ダウンロード用プログラムに基づいて行なう。
記録媒体70は、端末装置1000から着脱可能な媒体である。すなわち、記録媒体70に記録されているプログラム72は、媒体等に記録されてプログラム製品として流通される。また、記録媒体70もプログラム製品として流通される。
記録媒体70は、CF(Compact Flash) カード、SM(Smart Media(登録商標))、MMC(Multi Media Card)、SD(Secure Digital)メモリーカード、メモリースティック(登録商標)、xDピクチャーカードおよびUSBメモリ、その他不揮発性メモリのいずれであってもよい。
このように、端末装置1000から着脱可能な記録媒体を使用することにより、ユーザが設定したデータ、プログラム、その他各種データを、他の端末装置に移送することができる。
音声処理部350は、デジタルデータである音声データ(以下、デジタル音声データともいう)をアナログ信号に変換する処理および音声データを含むアナログ信号(以下、アナログ音声信号ともいう)をデジタル音声データに変換する処理等を行なう。
制御部340が、デジタル音声データを音声処理部350へ送信すると、音声処理部350は受信したデジタル音声データをアナログ音声信号に変換する。そして、音声処理部350は変換したアナログ音声信号を制御部340により指示されたスピーカから出力させる。
また、ユーザがマイク260に対して音声を発すると、当該音声に応じたアナログ音声信号が、音声処理部350へ送信される。音声処理部350は、マイク260から、アナログ音声信号を受信すると、受信したアナログ音声信号をデジタル音声データに変換して、制御部340へ送信する。
また、制御部340は、ユーザがマイク260に対して発した言葉からなる音声をボイスデータとして、記憶部330に登録する機能を有する。そして、ユーザが、記憶部330に登録されたボイスデータに基づく音声と同等な言葉からなる音声を、マイク260を使用して入力させることで、制御部340は、ボイスデータに対応した処理を行なう。記憶部330に登録されているボイスデータは、たとえば、「メール」という言葉からなる音声であるとする。この場合、制御部340は、「メール」という言葉からなる音声が、マイク260から入力されると、たとえば、電子メールのプログラムを起動させる。
メイン表示部110Aは、制御部340から送信された画像データを受信すると、受信した画像データに基づく画像を表示する。サブ表示部110Bは、制御部340から送信された画像データを受信すると、受信した画像データに基づく画像を表示する。
LED140は、制御部340からの制御指示に基づいて、光を発する。
撮像部270は、制御部340からの制御指示に基づいて、前述の撮像処理を行い、撮像画像データを制御部340へ送信する。制御部340は、撮像画像データを受信すると、撮像画像データを、記憶部330または記録媒体70に記憶させる。
振動部370は、制御部340からの制御指示に基づいて、端末装置1000を振動させる機能を有する。振動部370は、たとえば、電話の着信、電子メールの受信時に、制御部340からの制御指示に基づいて、端末装置1000を振動させる。
次に、制御部340が、前述のアプリケーションプログラムに基づいて行なう処理(以下、アプリケーション処理ともいう)の具体的な処理内容について説明する。
アプリケーション処理に基づく画像は、端末装置1000が図1の状態の場合、メイン表示部110Aに表示される。アプリケーション処理に基づく画像は、端末装置1000が図2の状態の場合、サブ表示部110Bに表示される。
アプリケーションプログラムが、音楽再生プログラムの場合、アプリケーション処理では、たとえば、ユーザのボタン操作に応じて、音楽データの再生処理および停止処理、音楽データのリスト表示処理等が行なわれる。
アプリケーションプログラムが、ラジオプログラムの場合、アプリケーション処理では、たとえば、ユーザのボタン操作に応じて、選局されたラジオ局の音声がスピーカ152から出力される。
アプリケーションプログラムが、テレビプログラムの場合、アプリケーション処理では、たとえば、ユーザのボタン操作に応じて、選局されたチャンネルの画像が、メイン表示部110Aに表示される。また、同時に、選局されたチャンネルの音声がスピーカ152から出力される。
アプリケーションプログラムが、電子メールプログラムの場合、アプリケーション処理では、たとえば、ユーザのボタン操作に応じて、電子メールの受信処理、電子メールの作成処理、電子メールの送信処理、電子メールの閲覧処理等が行なわれる。
アプリケーションプログラムが、ゲームプログラムの場合、アプリケーション処理では、たとえば、ユーザのボタン操作に応じて、ゲームが実行される。アプリケーションプログラムが、WEBブラウザプログラムの場合、アプリケーション処理では、たとえば、ユーザのボタン操作に応じて、WEBサイトにアクセスし、WEBページがメイン表示部110Aに表示される。
アプリケーションプログラムが、動画再生プログラムの場合、アプリケーション処理では、たとえば、ユーザのボタン操作に応じて、動画像(たとえば、MPEG2形式の動画像)ファイルに基づく動画が、表示部110Aに表示される。
次に、アプリケーション処理が行なわれている最中にアプリケーション処理を終了するための処理(以下、アプリケーション終了処理ともいう)について説明する。アプリケーション終了処理は、アプリケーション処理とは独立に並列して行なわれる。
図5は、アプリケーション終了処理のフローチャートを示す。図5を参照して、ステップS110では、電源オフ操作があるか否かが判定される。具体的には、制御部340が、ボタン234の長押操作があったか否かを判定する。すなわち、端末装置1000の電源をオフにする操作がユーザにより行なわれたか否かが判定される。ステップS110において、YESならば、後述するステップS123に進む。一方、ステップS110において、NOならば、ステップS112に進む。
ステップS112では、モードの切替え操作があったか否かが判定される。具体的には、制御部340が、機能ボタン232の長押操作があったか否かを判定する。ステップS112おいて、YESならば、ステップS112Aに進む。一方、ステップS112において、NOならば、後述するステップS113に進む。
ステップS112Aでは、モード変更処理が行なわれる。モード変更処理では、制御部340が、端末装置1000のモードの変更を行なう。端末装置1000が、たとえば、音楽モードである場合、端末装置1000をラジオモードに変更する。モードの変更の伴い、アプリケーション終了処理とは独立に並列して実行中のアプリケーション処理は終了する。その後、モードの切替え操作により変更されたモードに対応する他のアプリケーションプログラムにより、アプリケーション処理が、アプリケーション終了処理とは独立に並列して開始される。
ステップS112Bでは、終了時情報記憶処理Aが行なわれる。終了時情報記憶処理Aは、終了したアプリケーション処理の終了時の状態を再現するための情報(以下、終了時情報ともいう)を記憶する処理である。具体的には、制御部340が、終了時情報を記憶部330に記憶させる。また、制御部340は、終了時情報を記憶させた記憶部330の番地の情報(以下、番地特定情報ともいう)を、記憶部330に記憶させる。なお、記憶部330に既に、番地特定情報が記憶されている場合、最新の番地特定情報を、既に記憶されている番地特定情報に上書き記憶させる。したがって、記憶部330には、常に、最新の番地特定情報を記憶することになる。
終了したアプリケーション処理に対応するアプリケーションプログラムが、たとえば、音楽再生プログラムであり、音楽データが再生中であった場合、終了時情報は、モード(音楽モード)の情報と、音楽再生モード情報と、音楽データ特定情報と、再生中の音楽データの再生時間情報とを含む。音楽再生モード情報は、音楽データの再生モード(たとえば、ランダム再生モード等)の情報である。音楽データ特定情報は、再生中の音楽データを特定する情報である。再生時間情報は、音楽データのどの箇所(たとえば、先頭から2分34秒の箇所)を再生中であることを示す情報である。
図6は、複数の終了時情報から構成される終了時情報データテーブルT100を示す図である。図6を参照して、終了時情報は、プログラム毎に、記憶部3330内の予め設定された番地に記憶される。音楽再生プログラムの終了時情報は、たとえば、100番地に記憶される。ラジオプログラムの終了時情報は、たとえば、110番地に記憶される。テレビプログラムの終了時情報は、たとえば、120番地に記憶される。電子メールプログラムの終了時情報は、たとえば、130番地に記憶される。ゲームプログラムの終了時情報は、たとえば、140番地に記憶される。WEBブラウザプログラムの終了時情報は、たとえば、150番地に記憶される。動画再生プログラムの終了時情報は、たとえば、160番地に記憶される。
ラジオプログラムの終了時情報は、モード(ラジオモード)の情報と、たとえば、ラジオ局の周波数情報とを含む。テレビプログラムの終了時情報は、モード(テレビモード)の情報と、たとえば、視聴していたチャンネル情報とを含む。電子メールプログラムの終了時情報は、モード(通常モード)の情報と、たとえば、電子メール特定情報とを含む。電子メール特定情報は、閲覧中の電子メールを特定する情報である。ゲームプログラムの終了時情報は、モード(通常モード)の情報と、たとえば、ゲーム中断情報である。ゲーム中断情報は、ゲームが中断されたときの各種情報を含む。
WEBブラウザプログラムの終了時情報は、モード(通常モード)の情報と、たとえば、WEBページ情報である。WEBページ情報は、表示部110Aに表示されていたWEBページのアドレス等の情報を含む。動画再生プログラムの終了時情報は、モード(通常モード)の情報と、たとえば、動画像データ特定情報と、再生中の動画像データの再生時間情報とを含む。動画像データ特定情報は、再生中の動画像データを特定する情報である。再生時間情報は、動画像データのどの箇所(たとえば、先頭から2分34秒の箇所)を再生中であることを示す情報である。
再び、図5を参照して、ステップS112Bの処理が終了すると、再度、ステップS110の処理が行なわれる。
前述のステップS112において、NOならば、ステップS113に進む。
ステップS113では、制御部340が、待機状態操作があったか否かを判定する。待機状態操作とは、電源がオンの端末装置1000を図2の状態にする操作である。電源がオンの端末装置1000は、図2の状態になると待機状態になる。なお、端末装置1000が待機状態になると、アプリケーション終了処理とは独立に並列して実行中のアプリケーション処理は終了する。ステップS113において、YESならば、ステップS114に進む。一方、ステップS113において、NOならば、再度,ステップS110の処理が行なわれる。
ステップS114では、終了時情報記憶処理Bが行なわれる。終了時情報記憶処理Bは、終了したアプリケーション処理の終了時情報を記憶する処理である。終了時情報記憶処理Bの詳細は、前述のステップS112Bの終了時情報記憶処理Aと同様なので詳細な説明は繰り返さない。その後、再度、ステップS110の処理が行なわれる。
前述のステップS110において、YESならば、ステップS123に進む。
ステップS123では、制御部340が、アプリケーション終了処理とは独立に並列して実行中のアプリケーション処理を終了させる。その後、ステップS124に進む。
ステップS124では、終了時情報記憶処理Cが行なわれる。終了時情報記憶処理Cは、ステップS112Bの終了時情報記憶処理Aと同様なので詳細な説明は繰り返さない。その後、ステップS126に進む。
ステップS126では、制御部330が、端末装置1000の電源をオフにする。そして、このアプリケーション終了処理は終了する。
次に、本発明の特徴であるボタン130Bを操作することにより行なわれる処理について説明する。端末装置1000が前述の待機状態の場合、サブ表示部110Bには、待機画像が表示される。
図7は、サブ表示部110Bに表示される画像を示す図である。図7を参照して、端末装置1000が待機状態の場合、サブ表示部110Bに表示される待機画像は、たとえば、待機画像G100である。
サブ表示部110Bに待機画像G100が表示されているときに、ボタン130Bが短押操作されると、サブ表示部110Bに、終了時情報選択画像G110が表示される。終了時情報選択画像G110は、一例として、「LAST PLAYED」の文字列と、「ラジオ」の文字列とが表示される。
「LAST PLAYED」の文字列は、以下の選択決定操作Aがあった場合、音楽再生プログラムに基づいて行なわれるアプリケーション処理の終了時に再生されていた音楽データに基づく情報を表示した画像(以下、音楽情報画像ともいう)を表示するための文字列である。「ラジオ」の文字列は、以下の選択決定操作Bがあった場合、ラジオプログラムに基づいて行なわれるアプリケーション処理の終了時に再生されていたラジオ局の周波数情報を表示した画像(以下、ラジオ情報画像ともいう)を表示するための文字列である。
選択決定操作Aは、サイドボタン132の操作により、「LAST PLAYED」の文字列が選択された状態で、ボタン130Bの短押操作が行なわれる操作である。選択決定操作Bは、サイドボタン132の操作により、「ラジオ」の文字列が選択された状態で、ボタン130Bの短押操作が行なわれる操作である。
サブ表示部110Bに終了時情報選択画像G110が表示されているときに、上記選択決定操作Aがあると、サブ表示部110Bに音楽情報画像G112が表示される。
音楽情報画像G112には、たとえば、音楽データに基づく曲名、アーティスト名、前述の再生時間情報に基づく音楽データの再生箇所の時間が表示される。音楽情報画像G112では、曲名、アーティスト名および時間は、一例として、それぞれ、「宇宙」、「JOHN」および「0:02:34」となっている。
サブ表示部110Bに終了時情報選択画像G110が表示されているときに、ダウンボタン132Bの短押操作があると、サブ表示部110Bに終了時情報選択画像G110Aが表示される。
サブ表示部110Bに終了時情報選択画像G110Aが表示されているときに、ボタン130Bの短押操作があると、サブ表示部110Bにラジオ情報画像G112Aが表示される。
ラジオ情報画像G112Aは、ラジオプログラムに基づいて行なわれるアプリケーション処理の終了時に再生されていたラジオ局の周波数情報を表示した画像である。
次に、端末装置1000が待機状態である場合に行なわれる処理(以下、待機状態時処理ともいう)について説明する。なお、待機状態時処理が行なわれるときには、前述のアプリケーション処理および前述の図5のアプリケーション終了処理は行なわれていない。
図8は、待機状態時処理のフローチャートを示す。図8を参照して、ステップS210では、起動操作があったか否かが、制御部340により判定される。起動操作は、ボタン130Bの長押操作である。この場合、ボタン130Bは、起動手段として動作する。
また、起動操作は、記憶部330に予め登録しておいたボイスデータに基づく音声と同等な言葉からなる音声を、ユーザがマイク260に対して発する操作であってもよい。この場合、マイク260、音声処理部350および制御部340は、起動手段として動作する。ステップS210において、YESならば、ステップS212に進む。一方、ステップS210において、NOならば、再度、ステップS210の処理が行なわれる。
ステップS212では、制御部340が、記憶部330に記憶されている番地特定情報を読み出す。その後、ステップS214に進む。
ステップS214では、制御部340が、読み出した番地特定情報により特定される記憶部330の番地に記憶されている終了時情報を読み出す。その後、ステップS216に進む。
ステップS216では、制御部340が、読み出した終了時情報に基づいて、端末装置1000のモード切替えを行なう。たとえば、読み出した終了時情報が、記憶部330の100番地に記憶されている情報である場合、制御部340は、端末装置1000を音楽モードに切替える。その後、ステップS220に進む。
ステップS220では、情報画像生成処理が行なわれる。情報画像生成処理では、制御部340が、読み出した終了時情報に基づいた情報画像を生成する。たとえば、読み出した終了時情報が、記憶部330の100番地に記憶されている情報である場合、制御部340は、情報画像として、図7の音楽情報画像G112を生成する。
また、たとえば、読み出した終了時情報が、記憶部330の110番地に記憶されている情報である場合、制御部340は、情報画像として、図7のラジオ情報画像G112Aを生成する。その後、ステップS222に進む。
ステップS222では、情報画像表示処理が行なわれる。情報画像表示処理では、制御部340が、生成した情報画像(たとえば、ラジオ情報画像G112A)を、サブ表示部110Bに表示させる(図7参照)。その後、ステップS224に進む。
ステップS224では、制御部340が、読み出した終了時情報に基づいたアプリケーション処理が開始される。なお、アプリケーション処理は、待機状態時処理とは独立に並列して開始される。また、アプリケーション処理の開始と同時に、前述した図5のアプリケーション終了処理も開始される。
読み出した終了時情報に基づくアプリケーション処理では、ステップS222の処理によりサブ表示部110Bに表示された情報画像に対応する処理が行なわれる。当該対応する処理は、たとえば、サブ表示部110Bに表示された情報画像が、音楽情報画像G112である場合、制御部340が、読み出した終了時情報に基づいて、音楽データの音声を、スピーカ152から出力させる。スピーカ152から出力される音声は、たとえば、音声データの先頭から2分34秒の箇所から再生される音声である。すなわち、読み出した終了時情報に基づくアプリケーション処理は、終了時の状態を再現した処理となる。その後、この待機状態時処理は終了する。
以上の処理により、メイン操作ボタン群が使用不可な待機状態においても、ユーザがボタン130Bを操作するだけで、待機状態になる直前のアプリケーション処理の終了時の状態を再現したアプリケーション処理を実行させることができる。また、メイン操作ボタン群が使用不可な待機状態においても、ユーザが登録した言葉をマイク260に対して発するだけで、待機状態になる直前のアプリケーション処理の終了時の状態を再現したアプリケーション処理を実行させることができる。すなわち、簡単な操作で、待機状態の端末装置1000を、待機状態になる直前の状態に戻すことができる。
したがって、簡単な操作で、複数のアプリケーションプログラムの中から、端末装置1000が待機状態になる前に実行されていたアプリケーションプログラムによるアプリケーション処理の状態を再現したアプリケーション処理を素早く実行させることができる。すなわち、所望の処理を簡単な操作で素早く実行させることができる。
次に、端末装置1000が電源オフで、かつ、図2の状態である場合に行なわれる処理(以下、電源オフ時処理ともいう)について説明する。
図9は、電源オフ時処理のフローチャートを示す。電源オフ時処理は、図8の待機状態時処理と比較して、ステップS211の処理がさらに行なわれる点が異なる。それ以外の処理は、待機状態時処理と同様なので詳細な説明は繰り返さない。図9を参照して、前述したステップS210において、YESと判定されると、ステップS211に進む。
ステップS211では、電源オン処理が行なわれる。電源オン処理では、制御部340が、端末装置1000の電源をオンにする。そして、制御部340は、サブ表示部110Bに待機画像(たとえば、待機画像G100)を表示させる。その後、ステップS212に進む。その後、前述したステップS212〜S224の処理が行なわれて、この電源オフ時処理は終了する。
以上の処理により、メイン操作ボタン群が使用不可な電源オフ状態においても、ユーザがボタン130Bを操作するだけで、電源オフ状態になる直前のアプリケーション処理の終了時の状態を再現したアプリケーション処理を実行させることができる。また、メイン操作ボタン群が使用不可な電源オフ状態においても、ユーザが登録した言葉をマイク260に対して発するだけで、電源オフ状態になる直前のアプリケーション処理の終了時の状態を再現したアプリケーション処理を実行させることができる。すなわち、簡単な操作で、電源オフ状態の端末装置1000を、電源オフ状態になる直前の状態に戻すことができる。
したがって、簡単な操作で、複数のアプリケーションプログラムの中から、端末装置1000が電源オフ状態になる前に実行されていたアプリケーションプログラムによるアプリケーション処理の状態を再現したアプリケーション処理を素早く実行させることができる。すなわち、所望の処理を簡単な操作で素早く実行させることができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
開いた状態の端末装置を正面から示した図である。 閉じた状態の端末装置の斜視図である。 閉じた状態の端末装置の背面図である。 端末装置の内部構成を示したブロック図である。 アプリケーション終了処理のフローチャートを示す。 複数の終了時情報から構成される終了時情報データテーブルを示す図である。 サブ表示部に表示される画像を示す図である。 待機状態時処理のフローチャートを示す。 電源オフ時処理のフローチャートを示す。
符号の説明
110A メイン表示部、110B サブ表示部、130B ボタン、260 マイク、330 記憶部、340 制御部、1000 端末装置。

Claims (9)

  1. 複数種類のアプリケーションの少なくとも1つを実行し、メインで使用される複数のボタンから構成されるメイン操作ボタン群が使用不可な使用不可状態にすることができる端末装置であって、
    前記使用不可状態でも使用可能な起動手段と、
    情報を記憶するための記憶手段と、
    前記複数種類のアプリケーションのうち、実行するアプリケーションを切替えるための切替処理を行なうための切替手段と、
    前記切替処理が行なわれる毎に、前記切替処理の直前に実行されていたアプリケーションの終了時の状態を再現するための第1の終了時情報を、前記複数種類のアプリケーション毎に、前記記憶手段に記憶させるための情報格納手段とを備え、
    前記情報格納手段は、さらに、前記使用不可状態への操作が行なわれた場合にも、当該操作の直前に実行されていたアプリケーションの終了時の状態を再現するための第2の終了時情報を前記記憶手段に記憶させ、
    前記端末装置が前記使用不可状態である場合、前記起動手段を使用した起動操作に応じて、前記記憶手段に記憶されている、前記端末装置が前記使用不可状態になる直前に実行されていたアプリケーション、および、当該直前に実行されていたアプリケーションに切替えられる直前のアプリケーションそれぞれに対応する前記第2の終了時情報および前記第1の終了時情報を読み出すための読出し手段と、
    前記使用不可状態になる直前に実行されていたアプリケーション、および、当該直前に実行されていたアプリケーションに切替えられる直前のアプリケーションそれぞれを特定するための2種類の画像を生成するための生成手段と、
    前記使用不可状態のままで、生成された前記2種類の画像を表示するための表示手段と、
    表示された前記2種類の画像のうちのいずれかが選択された場合に、前記読出し手段に読み出された前記第1の終了時情報および前記第2の終了時情報のうち、選択された方の画像により特定されるアプリケーションの終了時情報に基づいて、前記切替処理または前記使用不可状態への操作の直前に実行されていたアプリケーションの終了時の状態を再現する再現手段とをさらに備える、端末装置。
  2. 前記起動手段はボタンであり、
    前記起動操作はユーザによる前記ボタンの操作である、請求項1に記載の端末装置。
  3. 前記起動手段は音声を受付ける手段であり、
    前記起動操作は前記起動手段に対しユーザが音声を発する操作である、請求項1に記載の端末装置。
  4. 前記複数種類のアプリケーションのうちの1つのアプリケーションは、実行されることにより、ラジオ放送の音声を出力する処理を行なう、請求項1〜請求項3のいずれかに記載の端末装置。
  5. 前記複数種類のアプリケーションのうちの1つのアプリケーションは、実行されることにより、音楽を再生する処理を行なう、請求項1〜請求項3のいずれかに記載の端末装置。
  6. 記複数種類のアプリケーションのうちの1つのアプリケーションは、実行されることにより、前記表示手段にテレビの画像を表示する処理を行なう、請求項1〜請求項3のいずれかに記載の端末装置。
  7. 前記複数種類のアプリケーションのうちの1つのアプリケーションは、実行されることにより、電子メールに関する処理を行なう、請求項1〜請求項3のいずれかに記載の端末装置。
  8. 記複数種類のアプリケーションのうちの1つのアプリケーションは、実行されることにより、WEBページを前記表示手段に表示する処理を行なう、請求項1〜請求項3のいずれかに記載の端末装置。
  9. 記複数種類のアプリケーションのうちの1つのアプリケーションは、実行されることにより、動画像を前記表示手段に表示する処理を行なう、請求項1〜請求項3のいずれか
    に記載の端末装置。
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