JP2007183713A - 情報処理装置および情報管理プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】情報管理を適切に行なうことのできる情報処理装置を提案する。
【解決手段】携帯電話機1000に新規のデータカードが挿入されると、カード番号を割当ててカード番号を記載したテキストファイルを生成し、データカードに書込む。第2テーブルには予めカード番号とそのカードに記録するデータ種類との対応が設定されており、挿入されたデータカードのカード番号を取得すると、第2テーブルを参照して、データ保持領域に保持されているデータの中から該当するデータを抽出してデータカードに書込む。
【選択図】図15

Description

この発明は情報処理装置および情報管理プログラムに関し、特に、情報管理を適切に行なうことのできる情報処理装置および情報管理プログラムに関する。
携帯電話機やノート型パーソナルコンピュータ等の情報処理装置の処理能力が向上されるに伴って取り扱う情報の数やサイズが大きくなり、ユーザが保存したいと思う情報の情報の数やサイズも大きくなってきている。そこで、情報処理装置に情報を記録する場合、情報を整理するために他の記録媒体に情報を移し変えて記録させることがなされている。また、情報処理装置に内蔵される記録装置の容量以上の情報を記録させる場合や、記録した情報を整理するために、情報処理装置から外部記録媒体に情報を記録させることがなされている。
以下の特許文献1は、データファイルをサーバに保存する際に、ファイル種別に対応した領域に保存するなど、ファイル種別に対応した所定の処理ルールに従って保存する電子機器を開示している。
また、以下の特許文献2は、データファイルとそのデータファイルを作成したアプリケーションプログラムを特定する識別情報とを対応付けて記憶し、そのデータファイルを読出す際に、対応する識別情報で特定されるアプリケーションプログラムを起動し、指定されたデータファイルをそのアプリケーションプログラムにより読出す情報処理方法を開示している。
特開2005−63189号公報 特開平6−131228号公報
情報処理装置から他の記録媒体に情報を記録させるときに、情報を複数の外部記録媒体や記憶装置の複数の記憶領域など、複数の記録媒体に適宜振分けて記録させる場合がある。上記特許文献1および特許文献2に記載の技術を用いてこのように複数の記録媒体に情報を記録させる場合、先だって情報を記録させる記録媒体を選んで情報処理装置に接続させる必要があり、情報を記録させるための操作が煩雑になる問題がある。
さらに、記録させた情報を後から再生する際にどの記録媒体にどの情報が記録されているかが分かりにくく、必要な情報を取得するための操作が煩雑になる問題がある。実際には、記録媒体の表面に記録させたデータを筆記用具で表記したり、記録させたデータの一覧情報を作成したりして管理する方法もなされているが、そのような管理方法は面倒であるという問題がある。また、昨今は情報処理装置の小型化に伴って記録媒体も小型化しており、筆記用具でその表面に表記することが困難になってきているという問題もある。
本発明はこのような問題に鑑みてなされたものであって、情報の記録や、記録された情報の取得が容易にできるように、記録媒体に適切に情報を記録させることのできる情報処理装置および情報管理プログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明のある局面に従うと、情報処理装置は、記録媒体を特定する情報と、記録媒体に記録する情報の種類を特定する情報とを対応付けて、その対応を記憶領域に格納する手段と、接続された記録媒体からその記録媒体を特定する情報を読出す手段と、記録媒体を特定する情報に基づいて、上記対応を参照してその記録媒体に記録する情報の種類を特定し、記録されている情報の中から該当する情報を抽出する抽出手段と、抽出された該当する情報をその記録媒体に記録する記録手段とを備える。
また、情報処理装置は、記録媒体に対して記録媒体を特定する情報を書込む登録手段をさらに備えることが好ましい。
さらに、登録手段は、ユーザ操作に基づいて記録媒体を特定する情報を取得して記録媒体に書込むことがより好ましい。
または、登録手段は、上記対応を参照して記録媒体を特定する情報を取得して記録媒体に書込むことが好ましい。
また、登録手段は、記録媒体を特定する情報を表わした情報を生成する生成手段をさらに備え、生成手段によって生成された情報を登録することが好ましい。なお、上記生成手段によって生成される情報は、具体的にはテキストファイルであることがより好ましい。
さらに、登録手段は、接続された記録媒体にその記録媒体を特定する情報が書込まれていないときに、その記録媒体に当該記録媒体を特定する情報を書込むことが好ましい。なお、記録媒体に記録する情報の種類を特定する情報は、記録媒体に記録する情報の属性情報であることが好ましい。より詳しくは、記録媒体に記録する情報の種類を特定する情報は、その情報の拡張子、作成日時を特定する情報、記録された日時を特定する情報、受信した日時を特定する情報、情報名、サイズ、付加されたキーワード、作成者を特定する情報、および送信者を特定する情報の少なくとも1つであることが好ましい。
また、情報処理装置は、記録媒体を特定する情報と、その記録媒体に記録された情報を特定する情報とを対応付けて、その対応を記憶領域に格納する手段をさらに備えることが好ましい。なお、記録媒体に記録された情報を特定する情報は、具体的には記録媒体に記録された情報の拡張子、作成日時を特定する情報、記録された日時を特定する情報、受信した日時を特定する情報、情報名、サイズ、付加されたキーワード、作成者を特定する情報、および送信者を特定する情報の少なくとも1つであることが好ましい。
また、抽出手段は、当該情報処理装置に接続された第1の記録媒体に記録されている情報の中から該当する情報を抽出し、記録手段は、抽出された情報を第2の記録媒体に記録することが好ましい。
または、情報処理装置は情報を記憶する記憶手段をさらに備え、抽出手段は、その記憶手段に記録されている情報の中から該当する情報を抽出し、記録手段は、抽出された情報を記録媒体に記録することが好ましい。
なお、記録媒体に記録する情報は、当該情報処理装置において作成されたデータ、インターネットを介して他の情報処理装置から提供されたデータ、他の情報処理装置から受信したメールに添付されて取得されたデータ、またはこれらのデータの2つ以上を組合わせて作成されたデータであることが好ましい。
本発明の他の局面に従うと、情報管理プログラムは、情報処理装置における情報管理処理をコンピュータに実行させるプログラムであって、情報処理装置に接続された記録媒体から記録媒体を特定する情報を読出すステップと、記録媒体を特定する情報と、その記録媒体に記録する情報の種類を特定する情報との対応を記憶する記憶領域にアクセスするステップと、記録媒体を特定する情報に基づいて、その対応を参照してその記録媒体に記録する情報の種類を特定し、記録されている情報の中から該当する情報を抽出する抽出ステップと、抽出された該当する情報をその記録媒体に記録する記録ステップとを実行させる。
また、情報管理プログラムは、記録媒体に対して記録媒体を特定する情報を書込む登録ステップをさらに実行させることが好ましい。
さらに、登録ステップは、ユーザ操作に基づいて記録媒体を特定する情報を取得する取得ステップを含み、登録ステップでは、取得ステップにおいて取得された情報を登録することが好ましい。
または、登録ステップは、上記対応を参照して記録媒体を特定する情報を取得する取得ステップを含み、登録ステップでは、取得ステップにおいて取得された情報を登録することが好ましい。
また、登録ステップは、記録媒体を特定する情報を表わした情報を生成する生成ステップを含み、登録ステップでは、生成ステップにおいて生成された情報を登録することが好ましいなお、上記生成ステップにおいて生成される情報はテキストファイルであることがより好ましい。
さらに、登録ステップにおいては、情報処理装置に接続された記録媒体にその記録媒体を特定する情報が書込まれていないときに、その記録媒体に当該記録媒体を特定する情報を書込むことが好ましい。なお、記録媒体に記録する情報の種類を特定する情報は、記録媒体に記録する情報の属性情報であることが好ましい。より詳しくは、記録媒体に記録する情報の種類を特定する情報は、前記記録媒体に記録する情報の拡張子、作成日時を特定する情報、記録された日時を特定する情報、受信した日時を特定する情報、情報名、サイズ、付加されたキーワード、作成者を特定する情報、および送信者を特定する情報の少なくとも1つであることが好ましい。
また、情報仮管理プログラムは、記録媒体を特定する情報と、その記録媒体に記録された情報を特定する情報とを対応付けて、その対応を記憶領域に格納するステップをさらに実行させることが好ましい。なお、記録媒体に記録された情報を特定する情報は、具体的には記録媒体に記録された情報の拡張子、作成日時を特定する情報、記録された日時を特定する情報、受信した日時を特定する情報、情報名、サイズ、付加されたキーワード、作成者を特定する情報、および送信者を特定する情報の少なくとも1つであることが好ましい。
また、抽出ステップにおいては、情報処理装置に接続された第1の記録媒体に記録されている情報の中から該当する情報を抽出し、記録ステップにおいては、抽出された情報を第2の記録媒体に記録することが好ましい。
または、抽出ステップにおいては、情報処理装置に備えられる記憶手段に記録されている情報の中から該当する情報を抽出し、記録ステップにおいては、抽出された情報を記録媒体に記録することが好ましい。
なお、記録媒体に記録する情報は、情報処理装置において作成されたデータ、インターネットを介して他の情報処理装置から提供されたデータ、他の情報処理装置から受信したメールに添付されて取得されたデータ、またはこれらのデータの2つ以上を組合わせて作成されたデータであることが好ましい。
本発明にかかる情報処理装置において情報管理処理が実行されることで、接続された記録媒体が自動的に識別され、予め設定された対応に従って適切に情報が記録媒体に対応付けられて記録される。これによって、ユーザは情報の記録を容易に行なうことができる。
また、本発明にかかる情報処理装置においては、記録された情報と記録媒体との対応が記憶されることで、記録媒体に記録された情報の一覧を表示させることができる。これによって、ユーザは、記録媒体に記録されている情報を把握することができ、必要な情報を容易に取得することができる。さらに、記録された情報と記録媒体との対応が情報処理装置自身や所定の記録媒体に記憶されることで、各記録媒体を情報処理装置に接続することなく記録媒体に記録されている情報を把握することができ、より容易に必要な情報を取得することができる。
以下に、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品および構成要素には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。
本発明にかかる情報処理装置の一例として、本実施の形態にかかる情報処理装置はクラムシェルタイプ携帯電話機であるものとする。なお、本発明かかる情報処理装置は携帯電話機に限定されず、たとえば、PDA(Personal Digital Assistance)、パーソナルコンピュータ、ノート型パーソナルコンピュータ、携帯型モバイル装置、電子辞書等であってもよい。
図1〜図3は、本実施の形態にかかる携帯電話機1000の外観の具体例を示す図であり、図1は開いた状態の携帯電話機1000を閉じた状態で内に畳まれる側(この側を正面とする)から示した図、図2は閉じた状態の携帯電話機1000の斜視図、および図3は閉じた状態の携帯電話機1000の背面を示した図である。
図1を参照して、携帯電話機1000は、連結部50により折畳み可能に接合された、第1筐体100と第2筐体200とを含んで構成される。
第1筐体100の正面には、メイン表示部110Aと、スピーカ150とが配備される。メイン表示部110Aは、液晶ディスプレイ(LCD(Liquid Crystal Display))、FED(Field Emission Display)、有機ELディスプレイ(Organic Electro luminescence Display)、ドットマトリクス等その他の画像表示方式の表示機器のいずれであってもよい。
第2筐体200の正面には、入力手段に該当する、機能ボタン群230と、入力ボタン群240と、マイク260とが配備される。
機能ボタン群230には、携帯電話機1000の各種設定、機能切替等を行なうための、機能ボタン231,232と、受話ボタン233と、ボタン234と、マルチガイドボタン235とが含まれる。
さらに具体的には、機能ボタン231は、短時間(たとえば、0.5秒未満)押下操作(以下、短押操作)されることでネットワーク関連等のプログラムを起動させるためのボタンである。また、機能ボタン231は、長時間(たとえば、1秒以上)押下操作(以下、長押操作)されることでデジタルカメラのプログラムを起動させるためのボタンである。
また、機能ボタン232は、短押操作されることで電子メールのプログラムを起動させるためのボタンである。また、携帯電話機1000は、音楽を聴取可能なモードである音楽モードと、ラジオを聴取可能なモードであるラジオモードと、テレビを視聴可能なモードであるテレビモードと、上記いずれのモードでもないときの通常モードとを有し、機能ボタン232は、長押操作されることでモードを切替えるためのボタンである。
また、受話ボタン233は、短押操作されることで通話開始を行なうためのボタンである。
また、ボタン234は、携帯電話機1000が通話中である場合、短押操作により通話を保留状態にするためのボタンである。また、ボタン234は、長押操作により、携帯電話機1000の電源のオンとオフとの切替を行なうためのボタンである。
マルチガイドボタン235は、4方向ボタンと、決定ボタンとを含む。4方向ボタンは、短押操作により、メイン表示部110Aに画像が表示されている場合、画像内の移動させる対象となる物(たとえば、カーソル等)を上下左右に移動させるためのボタンである。決定ボタンは、短押操作により、たとえば、4方向ボタンの短押操作により選択された項目等を決定するためのボタンである。
入力ボタン群240は、短押操作により、数字、文字および記号等を入力するための複数のボタンから構成される。
図2を参照して、第1筐体100の背面には、サブ表示部110Bと、サブ操作ボタン群130と、LED(Light Emitting Diode)140と、スピーカ152とが配備される。また、第2筐体200の側面には、サイドボタン132と、記録媒体挿入部180とが配備される。
サブ表示部110Bは、メイン表示部110Aと同様の表示機器である。サブ表示部110Bの解像度は、メイン表示部110Aの解像度よりも低い。なお、サブ表示部110Bの解像度は、メイン表示部110Aの解像度以上であってもよい。
なお、携帯電話機1000は、メイン表示部110Aおよびサブ表示部110Bのいずれか一方のみを備える構成であってもよい。
サブ操作ボタン群130には、ボタン130A,130B,130C,130Dが含まれる。また、サイドボタン132には、アップボタン132Aと、ダウンボタン132Bとが含まれる。これらのボタンは、携帯電話機1000が閉じた状態であっても操作可能なボタンであって、音楽データの再生の開始/中断/終了/変更、サブ表示部110Bの表示の移動/変更、音声の音量の調節などをさせるためのボタンである。
LED140は、携帯電話機1000で行なわれる処理に応じて、光による報知を行なう。たとえば、LED140は、電話の着信があった場合、光を点滅させる。
記録媒体挿入部180は、携帯電話機1000に後述する記録媒体を挿入する部分である。
図3を参照して、第2筐体200の背面には、撮像部270と、発光部272とが配備される。
撮像部270は、撮像レンズと、受光部と、カラーフィルタ部とを含み、被写体を撮像する撮像処理を行なう。発光部272は、撮像部270が撮像するときに、必要に応じて、光を発する。
図4は、携帯電話機1000の内部構成を示したブロック図である。図4を参照して、携帯電話機1000は、上記構成に加えて、通信部310と、チューナ320と、記憶部330と、一時記憶部332と、記録媒体アクセス部334と、記録媒体70と、制御部340と、音声処理部350と、振動部370とを備える。
記憶部330には、制御部340で実行されるプログラムおよびデータ等が記憶されている。制御部340で実行されるプログラムは、たとえば、制御プログラム、画像処理プログラム、音楽再生プログラム、ラジオプログラム、テレビプログラム、電子メールプログラム、ゲームプログラム、WEBブラウザプログラム、動画再生プログラム等である。これらのプログラムは、アプリケーションプログラムともいわれる。なお、アプリケーションプログラムは、上記プログラムのみに限定されることはない。
制御部340は、記憶部330にアクセスし、必要なデータを取得する。記憶部330には、電気的にデータの読書可能な媒体(たとえばRAM(Random Access Memory))や、電源を供給されなくてもデータを不揮発的に保持可能な媒体(たとえば、フラッシュメモリ)が含まれる。
さらに、上述の不揮発的にデータを保持可能な媒体には、以降に説明する情報管理処理に必要な第1テーブルおよび第2テーブルを保持するテーブル保持領域と、処理対象となるデータを保持するデータ保持領域とが含まれる。
上記第1テーブルは処理対象となるデータを記録媒体に振分けるために用いられる、データの種類を特定する情報であるパラメータと、データの種類との対応を規定する。データの種類を特定する情報であるパラメータとしては、データの属性情報が用いられることが好ましく、より具体的には、データの拡張子、作成日時を特定する情報、取得(受信)日時を特定する情報、データ名、データに付加されたキーワード、作成者を特定する情報、データサイズ、データの送信者を特定する情報などが用いられる。また、これらの属性が組合わされて用いられてもよい。データの種類としては、上述のように音楽データ、画像データ、動画データ、およびテキストデータなどが挙げられる。
上記第2テーブルは、携帯電話機1000によって記録媒体に割当てられた識別子と、記録媒体に振分けられるデータの種類と、記録媒体に記録されたデータを特定する情報との対応を規定する。携帯電話機1000において記録媒体の識別子を定める処理については後述する。データを特定する情報としては、データのいわゆるインデックスが用いられることが好ましく、より具体的には、データの拡張子、作成日時を特定する情報、取得(受信)日時を特定する情報、データ名、データに付加されたキーワード、作成者を特定する情報、データサイズ、データの送信者を特定する情報などが用いられる。また、これらのインデックスが組合わされて用いられてもよい。
制御部340は、記憶部330に記憶されたプログラムや、基地局またはインターネットなどの外部のネットワークからダウンロードしたプログラムに従って、携帯電話機1000内の各部に対する各種処理や、演算処理等を行なう。制御部340は、マイクロプロセッサ(Microprocessor)、FPGA(Field Programmable Gate Array)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、その他の演算機能を有する回路のいずれであってもよい。このダウンロード用プログラムは、予め、記憶部330に格納されており、ダウンロード処理は、制御部340が、ダウンロード用プログラムに基づいて行なう。
制御部340は、機能ボタン群230、入力ボタン群240、サブボタン群130、およびサイドボタン132から、操作に対応するボタン信号を受信し、受信したボタン信号に応じた処理を行なう。
通信部310は、無線通信により電波の送受信処理を行なう。電波は、無線通信用電波と、放送信号電波とに分類される。無線通信用電波は、音声データ、文字データおよび画像データ等を含む電波である。放送信号電波は、さらに、テレビジョン信号と、ラジオ信号とに分類される。なお、通信部310は、電波が放送信号電波の場合は、受信処理のみ行なう。
通信部310は、無線通信用電波により基地局と通信を行なう。通信部310は、無線通信用電波を受信した場合、当該無線通信用電波を復調し、復調した無線通信用電波に基づくデータを、制御部340へ出力する。また、通信部310は、無線通信用電波を送信する場合、制御部340からデータ(たとえば、音声データ)を受取り、当該データを、所定のプロトコルに基づいて、無線通信用電波に変換する。そして、通信部310は、変換した無線通信用電波を、送信先となる基地局へ送信する。
また、通信部310は、無線データ通信機能を有する。無線データ通信機能は、ブルートゥース(Bluetooth)(R)等の通信方式を使用して、無線でデータ通信を行なう機能である。通信部310は、制御部340からの制御指示に応じて、他の端末と無線でデータ通信を行なう。なお、無線データ通信は、ブルートゥースに限定されることなく、他の通信方式を使用してもよい。
また、通信部310は、テレビジョン信号である放送信号電波を受信した場合、放送信号電波を、チューナ320へ送信する。チューナ320は、テレビジョン信号である放送信号電波を受信した場合、制御部340により指示された、チャンネルの信号をデジタルデータ(以下、テレビジョンデータともいう)に変換して、制御部340へ送信する。変換されたテレビジョンデータには、画像データと、音声データとが含まれる。同様にして得られるラジオ信号には、音声データが含まれる。画像データに基づく画像はメイン表示部110Aに表示され、音声データに基づく音声は音声処理部350で処理されてスピーカ152から出力される。
一時記憶部332は、データを一時的に記憶する。一時記憶部332は、制御部340においてプログラムが実行される際のワークメモリとして動作する。一時記憶部332は、RAM、SRAM(Static Random Access Memory)、DRAM(Dynamic Random Access Memory)、SDRAM(Synchronous DRAM)、DDR−SDRAM(Double Data Rate SDRAM)、RDRAM(Rambus Dynamic Random Access Memory)、Direct−RDRAM(Direct Rambus Dynamic Random Access Memory)、その他、データを揮発的に記憶保持可能な構成を有する回路のいずれであってもよい。
記録媒体70は、携帯電話機1000に対して着脱可能に接続、あるいは媒体または有線/無線によって接続されて、データの受渡しが可能な記録媒体である。具体的な記録媒体70としては、SD(Secure Digital)メモリカード、ミニSDカード(R)、CF(Compact Flash)カード、SM(Smart Media(登録商標))、MMC(Multi Media Card)、メモリスティック(R)、スマートメディア(R)、xDピクチャカードおよびUSBメモリ、その他不揮発性メモリのいずれであってもよい。また、情報処理装置が携帯電話機1000以外の装置である場合には、その装置に応じて、コンパクトフラッシュ(登録商標)、フレキシブルディスク、コンパクトディスク(R)、CD−R(Compact Disk Recordable)、CD−RW(Compact Disk ReWritable)、DVD−R(Recordable)、DVD−RW(Digital Versatile Disk ReWritable)などであってもよい。記録媒体70に上述のプログラムやコンテンツ等が記録されている場合、記録されているプログラムやコンテンツは、媒体等に記録されて流通される。また、記録媒体70も流通される。
記録媒体70が、前述の記録媒体挿入部180から携帯電話機1000に挿入(装着)され、直接または有線/無線によって接続されると、記録媒体アクセス部334は、記録媒体70にデータアクセス可能となる。記録媒体アクセス部334は制御部340の制御指示に応じて記録媒体70にアクセスし、プログラム等の必要な情報を読出す。また、記録媒体アクセス部334は、以降に説明する処理に伴う制御部340の制御指示に応じて、記録媒体70にアクセスして必要な情報を書込む。
音声処理部350は、デジタルデータである音声データ(以下、デジタル音声データともいう)をアナログ信号に変換する処理および音声データを含むアナログ信号(以下、アナログ音声信号ともいう)をデジタル音声データに変換する処理等を行なう。
音声処理部350は、制御部340からの制御指示に基づいて、制御部340から受取ったデジタル音声データをアナログ音声信号に変換し、スピーカから出力させる。
また、音声処理部350は、マイク260から、入力された音声に応じたアナログ音声信号を受信してデジタル音声データに変換し、制御部340に入力する。
メイン表示部110Aおよびサブ表示部110Bは、制御部340からの制御指示に基づいて、制御部340から受取った画像データに基づく画像を表示する。
LED140は、制御部340からの制御指示に基づいて、光を発する。
撮像部270は、制御部340からの制御指示に基づいて撮像処理を行ない、撮像画像データを制御部340に入力する。制御部340は、撮像部270から受取った撮像画像データを記憶部330または記録媒体70に記憶させる。
振動部370は、たとえば、電話の着信、電子メールの受信時に、制御部340からの制御指示に基づいて、携帯電話機1000を振動させる。
本実施の形態にかかる携帯電話機1000では、以降に説明する情報管理処理に先だって、処理対象のデータを記録媒体(以下、データカードと称する)への振分け方法の設定を行なう。
図5は、振分け方法を設定する画面の第1の具体例を示す図である。第1の具体例においては、データカードに記録させるデータの種類を特定する情報としてデータの拡張子をパラメータとして、データをデータカードに振分けるものとする。そこで、図5に示されるように、第1の具体例においては、データカードに記録させるデータの拡張子と、記録させるデータカードの識別子であるカード番号とを設定する。たとえば、図5に示される具体例においては、データの種類として音楽データを設定する際、データの種類を特定する情報として、音楽データの拡張子であるmmfやaac、画像データの拡張子であるjpgやbmp、動画データの拡張子であるmpg2が指定されている。
制御部340は、設定画面においてデータカードと、そのデータカードに記録させるデータの種類に応じた拡張子との設定を受付けると、記憶部330のテーブル保持領域に保持されている上記第1テーブルを参照してデータの種類を特定し、第2テーブルにデータカードと記録させるデータの種類との対応を書込む。
図6は、振分け方法を設定する画面の第2の具体例を示す図である。第2の具体例においては、データカードに記録させるデータの種類を特定する情報としてデータが記録された日時をパラメータとして、データをデータカードに振分けるものとする。そこで、図6に示されるように、第2の具体例においては、データカードに記録させるデータの記録された日時の範囲と、記録させるデータカードの識別子であるカード番号とを設定する。図6に示される具体例においては、一般的にデータに属性情報として含まれているデータが記録された日時が指定範囲内にあるデータを指定したデータカードに記録させるように設定されているが、パラメータとして用いられる日時は、属性情報として含まれているデータの作成日時であってもよいし、たとえばメールに添付して送信されて取得したデータに送信日時や受信日時などの情報が属性情報に含まれる場合、送信日時や受信日時であってもよい。
図7は、振分け方法を設定する画面の第3の具体例を示す図である。第3の具体例においては、データカードにフォルダを作成し、そのフォルダに記録させるデータの拡張子をパラメータとして、データをデータカードに含まれるフォルダに振分けるものとする。データカードに記録させるデータの拡張子をパラメータとしてデータをデータカードに振分けるものとする。そこで、図7に示されるように、第3の具体例においては、データカードに記録させるデータの拡張子と、記録させるデータカードに含まれるフォルダを識別する情報(たとえばフォルダ名)とを設定する。なお、図7には表わされていないが、設定画面において、フォルダを設定するのに先だって、データカードの識別子であるカード番号を設定するものとする。
上記第2の具体例および第3の具体例においても、制御部340は、設定画面においてデータカード(または含まれるフォルダ)と、記録させるデータの種類を特定する情報との設定を受付けると、記憶部330のテーブル保持領域に保持されている上記第2テーブルにその対応を書込む。
図8は、メニュー画面の具体例を示す図である。図8に示されるメニュー画面は、たとえばマルチガイドボタン235などが押されて表示されるメインメニュー画面においてデータ管理関連の親メニューが選択されたときに子メニューとしてメイン表示部110Aなどに表示される画面であり、データに関する各種設定や操作を実行させるための画面である。図8に示されるメニュー画面においてデータをデータカードにコピーする操作(図8では「データコピー」)が選択されることで、本実施の形態にかかる携帯電話機1000において、以下の情報管理処理が開始される。
図9は、本実施の形態にかかる携帯電話機1000において実行される情報管理処理の流れを示すフローチャートである。図9のフローチャートに示される処理は、主に、制御部340が記憶部330に記憶されたプログラム等を実行し、図4の各部を制御することによってソフトウェアで実現されてもよいし、一部は図4に示されたハードウェアで実現されてもよい。
図9に示される情報管理処理では、記憶部330のデータ保持領域に保持されているデータをデータカードにコピーするものとする。なお、処理対象のデータは携帯電話機1000において取扱い可能なデータであればいかなるデータであってもよく、具体的には、携帯電話機1000の撮像部270によって撮影されることで作成された画像データ、マイク260から入力された音声に基づいて作成された音声データ、入力ボタン群240などの入力手段での操作に基づいて作成されたテキストデータ、所定のアプリケーションを実行させることで作成されたデータ、インターネットを介してサーバから提供されたデータ、他の携帯電話機などから受信したメールに添付されて取得されたデータ、およびこれらのデータの2つまたはそれ以上を組合わせて作成されたデータ、などが該当する。
図9を参照して、データをデータカードにコピーする操作が選択されて情報管理処理が開始されると、制御部340は、たとえば図10に示されるようなデータ指定画面をメイン表示部110Aなどに表示させ、機能ボタン群230などの入力手段において、処理対象とするデータの指定を受付ける(ステップS101)。本処理では、記憶部330のデータ保持領域に保持されているデータをデータカードにコピーするものとするので、ステップS101で制御部340は、記憶部330のデータ保持領域を参照し、保持されているデータを選択可能に提示する。なお、先述のように、記録された日時や作成日時や受信した日時によってデータを管理する場合には、図11に示されたように、記憶部330のデータ保持領域に保持されているデータを、記録された日時や作成日時や受信した日時ごとに選択可能に提示してもよい。
次に、記録媒体アクセス部334によって記録媒体70であるデータカードから読出された情報に基づいて、記録媒体挿入部180よりデータカードが挿入されたか否かを判断し(ステップS103)、データカードが挿入されている場合には(ステップS13でYES)、さらに、そのデータカードが今までに当該携帯電話機1000で処理されたことのあるデータカードであるか新規のデータカードであるかを判断する(ステップS105)。ステップS105で制御部340は、記録媒体アクセス部334によってデータカードから読出された情報に、以降に説明するカード番号ファイルが含まれているか否かによって、新規のデータカードであるか否かを判断する。そして、挿入されているデータカードが新規のデータカードであると判断された場合には(ステップS105でYES)、そのデータカードを登録するためのカード登録処理を実行する(ステップS107)。そうでない場合には、ステップS107の処理をスキップする。
その後、制御部340は、記憶部330のテーブル保持領域に保持されている第2テーブルを参照して、先に設定された振分け方法に従って、ステップS101で指定されたデータを所定のデータカードに記録するデータ記録処理を実行し(ステップS109)、一連の情報管理処理を終了する。
なお、図9のフローチャートには示されていないものの、制御部340は、図9に示される各処理(ステップS101,S107,S109)に先だって次の処理を実行するか否かを選択する画面をメイン画面110Aなどに表示させてユーザ操作を受付け、その操作に基づいて次の処理を実行するか、一連の情報管理処理を終了するかを決定するようにしてもよい。以降に説明するカード登録処理、データ記録処理においても同様である。
図12は、上記ステップS107でのカード登録処理を示すフローチャートである。
上記ステップS105にて新規のデータカードが挿入されていることが検出されると、制御部340は、たとえば図13に示されるような登録画面をメイン表示部110Aなどに表示させ、機能ボタン群230などの入力手段において、データカードの登録に必要な情報の入力を受付ける。
カード登録処理としては、たとえば図13に示されたようにユーザ指定に基づいて実行されるマニュアル設定と、自動的に上記第2テーブルなどを参照して実行されるオート設定とがあるものとし、始めに、登録画面によって、いずれの設定を行なうか否かを受付ける。
マニュアル設定を行なうものと指定された場合(ステップS201で「マニュアル設定」)、続いて登録画面において、新規のデータカードに割当てるデータカードの識別子であるカード番号の入力を受付ける(ステップS203)。制御部340は記憶部330のテーブル保持領域に保持されている第2テーブルを参照して、ステップS203で受付けたカード番号がすでに割当てられている番号であるか否かを確認し、そのカード番号が登録可能な番号であるか否かを判断する(ステップS205)。すでに他のデータカードに割当てられて登録不可能であると判断された場合には(ステップS205でNO)、図示しないメッセージを表示させるなどして番号を再入力するかすでに割当てられたカード番号に対して上書きするかの指定を受付けて(ステップS207)、再入力する場合(ステップS207で「再入力」)には上記ステップS203に処理を戻す。上書きする場合(ステップS207で「上書き」)にはステップS211に処理を進める。
一方、上記ステップS201でオート設定を行なうものと指定された場合には(ステップS201で「オート設定」)、上記ステップS203〜S207の処理に換えて、制御部340は記憶部330のテーブル保持領域に保持されている第2テーブルを参照して、いずれのカードにも割当てられていない新規のカード番号を取得する(ステップS209)。
そして、制御部340は、以上の処理で決定されたカード番号を新規のデータカードに書込むためのカード番号ファイルを生成する(ステップS211)。ステップS211で生成されるカード番号ファイルは、データカードにカード番号を記録させるためのデータであり、その後にそのデータカードが携帯電話機1000に挿入されたときに記録媒体アクセス部334によって読出し可能な形式であればいかなる形式のファイルであってもよいが、サイズの小さなファイルであることが好ましく、より好ましくは、カード番号が記載されたテキストデータが挙げられる。ステップS211で生成されたカード番号ファイルは制御部340より記録媒体アクセス部334に渡され、挿入されているデータカードに書込まれて(ステップS213)、カード登録処理が終了する。
なお、上記情報管理処理においては、上記ステップS105で挿入されているデータカードが新規のカードであることが検出されたときに上述のカード登録処理が実行されるものとしているが、情報管理処理とは別個に、たとえば図8に示されるメニュー画面において(図示されていない)新規カードを登録する操作が選択されたときに実行されてもよい。
図14は、上記ステップS109でのデータ記録処理を示すフローチャートである。
図14を参照して、制御部340は、記録媒体アクセス部334によってデータカードから読出された情報からそのデータカードのカード番号を取得する(ステップS300)。また、記憶部330のテーブル保持領域に保持されている第2テーブルを参照して先に設定された振分け方法を読出し、そのデータカードに記録させるデータの種類を特定する。そして、ステップS101で指定されたデータの中から、該当する種類のデータを抽出して記録媒体アクセス部334に渡し(ステップS301)、データカードに書込む(ステップS303)。または、振分け方法によっては、指定されたフォルダに書込む。さらに、制御部340は、上記第2テーブルに、データカードを特定するカード番号と、記録されたデータを特定するインデックスとの対応を書込む(ステップS305)。ここでは、データは、記憶部330のデータ保持領域から消去されてデータカードに書込まれてもよいし(データの移動)、記憶部330のデータ保持領域に残したままデータカードに書込まれてもよい(データのコピー)。また、データを移動させるかコピーさせるかをユーザ操作に応じて切替えてもよい。さらに、データを移動させるかコピーさせるかの設定は、データごとになされてもよいし、本処理について一括してなされてもよい。
以上のステップS301〜S305の処理は上記ステップS101で指定されたすべてのデータが処理されるまで繰返され、すべてのデータについて書込みが完了すると(ステップS307でYES)、データ記録処理が終了する。
図15は、以上の情報管理処理の流れを説明する図である。図15を参照して、新規にデータカードを登録する際には、制御部340は、ユーザ設定またはテーブル保持領域の第2テーブルを参照して割当てるカード番号を決定し、カード番号ファイルを生成して記録媒体アクセス部334に渡す。そして、カード番号ファイルは記録媒体アクセス部334によってデータカードに書込まれる。
また、記憶部330のデータ保持領域に保持されているデータをデータカードにコピーする操作がなされると、制御部340はユーザ設定に応じてデータ保持領域から対象となるデータを読出す。また、データカードからカード番号を取得し、テーブル保持領域の第1テーブルおよび第2テーブルを参照して、読出された対象となるデータの中から該当するデータを抽出して記録媒体アクセス部334に渡し、データカードに書込む。また、データカードに記録されたデータについては、第2テーブルに、そのデータを特定するインデックスと記録されたデータカードを特定するカード番号との組合わせが書込まれる。
本実施の形態にかかる携帯電話機1000において上述の情報管理処理が実行されることで、携帯電話機1000において自動的に挿入されたデータカードが識別され、予め設定された振分け方法に従って適切にデータが記録される。これによって、ユーザは情報の記録を容易に行なうことができる。
また、上記ステップS305において、記録されたデータとデータカードとの対応が第2テーブルに書込まれることで、データカードに記録されたデータの一覧を表示させることができる。
一覧表示の第1の具体例として、図8に示されたようなメニュー画面においてデータカードに記録されたデータを確認する操作(図8では「データカード」)が選択されると、制御部340は、記憶部330のテーブル保持領域に保持されている第2テーブルを参照して書込まれているカード番号を読出し、図16に示されるような、記録されたデータを一覧表示させるデータカードを指定するためのデータカード指定画面をメイン表示部110Aなどに表示させる。さらに、その画面においてデータカードが指定されると、制御部340はさらに第2テーブルを参照して、指定されたカード番号と対応付けられているデータを特定する情報(インデックス)を読出し、図17に示されるような、そのデータカードに記録されたデータのインデックスを一覧表示させるための一覧表示画面をメイン表示部110Aなどに表示させる。
また、一覧表示の第2の具体例として、先述のように、記録された日時や作成日時や受信した日時によってデータを管理する場合には、制御部340は、記憶部330のテーブル保持領域に保持されている第2テーブルを参照して、図18に示されるように、記録された日時や作成日時や受信した日時ごとに、記録されたデータを特定する情報(ここではデータ名)と記録されたデータカードのカード番号とを一覧表示してもよい。
このように一覧表示されることで、ユーザは、各データカードを携帯電話機1000に挿入することなく記録されているデータを把握することができ、必要な情報を容易に取得することができる。
なお、上述の情報管理処理では記憶部330のデータ保持領域に保持されているデータをデータカードにコピーするものとしたが、第1のデータカード(ここではマスタカードとする)に記録されているデータを他のデータカードにコピーする処理であってもよい。その場合の情報管理処理の変形例を図19のフローチャートに示す。
図19を参照して、この場合、図9に示された情報管理処理に先だって、マスタカードからデータを読込む処理が実行される(ステップS100)。以降は、上記ステップS101〜S109と同様の処理が実行される。
図20は、マスタカードのデータをデータカードに記録させる場合の情報管理処理の流れを説明する図である。図20を参照して、マスタカードのデータをデータカードにコピーする操作がなされると、制御部340はマスタカードからデータを読出す。マスタカードから読出されたデータは、RAM等の一時記憶部332に一時的に記憶され、以降の処理に用いられる(図20中の実線)。または、フラッシュメモリ等の記憶部330の媒体に一時的に記憶され、以降の処理に用いられてもよい(図20中の点線)。または、携帯電話機1000の本体のいずれの記憶部にも記憶されず、いわゆるDMA(Direct memory access)と言われる方法で、マスタカードに直接アクセスして以降の処理に用いられてもよい。
なお、マスタカードのデータをデータカードに記録させる場合、上記第2テーブルは、記憶部330のテーブル保持領域に換えて、マスタカードに保持されていてもよい。この場合であっても、制御部340はマスタカードにアクセスするだけで第2テーブルを参照して一覧表示をさせることができる。そのため、ユーザは、各データカードを携帯電話機1000に挿入することなく記録されているデータを把握することができ、必要な情報を容易に取得することができる。
さらに、上述の情報管理処理をコンピュータに実行させるための情報管理プログラムを提供することもできる。本発明にかかる情報管理プログラムは、コンピュータに付属するフレキシブルディスク、CD−ROM、ROM、RAMおよびメモリカードなどのコンピュータ読取り可能な記録媒体にて記録させて、プログラム製品として提供することもできる。あるいは、コンピュータに内蔵するハードディスクなどの記録媒体にて記録させて、プログラムを提供することもできる。また、ネットワークを介したダウンロードによって、プログラムを提供することもできる。
なお、本発明にかかる情報管理プログラムは、コンピュータのオペレーションシステム(OS)の一部として提供されるプログラムモジュールのうち、必要なモジュールを所定の配列で所定のタイミングで呼出して情報管理処理を実行させるものであってもよい。その場合、プログラム自体には上記モジュールが含まれずOSと協働して情報管理処理が実行される。このようなモジュールを含まないプログラムも、本発明にかかる情報管理プログラムに含まれ得る。
提供されるプログラム製品は、ハードディスクなどのプログラム格納部にインストールされて実行される。なお、プログラム製品は、プログラム自体と、プログラムが記録された記録媒体とを含む。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
携帯電話機1000の外観の具体例を示す図である。 携帯電話機1000の外観の具体例を示す図である。 携帯電話機1000の外観の具体例を示す図である。 携帯電話機1000の内部構成を示したブロック図である。 振分け方法を設定する画面の第1の具体例を示す図である。 振分け方法を設定する画面の第2の具体例を示す図である。 振分け方法を設定する画面の第3の具体例を示す図である。 メニュー画面の具体例を示す図である。 情報管理処理の流れを示すフローチャートである。 データ指定画面の第1の具体例を示す図である。 データ指定画面の第2の具体例を示す図である。 カード登録処理を示すフローチャートである。 登録画面の具体例を示す図である。 データ記録処理を示すフローチャートである。 情報管理処理の流れを説明する図である。 データカード指定画面の具体例を示す図である。 一覧表示画面の第1の具体例を示す図である。 一覧表示画面の第2の具体例を示す図である。 マスタカードのデータをデータカードに記録させる場合の情報管理処理の流れを示すフローチャートである。 マスタカードのデータをデータカードに記録させる場合の情報管理処理の流れを説明する図である。
符号の説明
50 連結部、70 記録媒体、100 第1筐体、110A メイン表示部、110B サブ表示部、130 サブ操作ボタン群、130A,130B,130C,130D,234 ボタン、140 LED、132 サイドボタン、132A アップボタン、132B ダウンボタン、150,152 スピーカ、180 記録媒体挿入部、200 第2筐体、230 機能ボタン群、231,232 機能ボタン、233 受話ボタン、235 マルチガイドボタン、240 入力ボタン群、260 マイク、270 撮像部、272 発光部、310 通信部、320 チューナ、330 記憶部、332 一時記憶部、334 記録媒体アクセス部、340 制御部、350 音声処理部、370 振動部、1000 携帯電話機。

Claims (28)

  1. 記録媒体を特定する情報と、前記記録媒体に記録する情報の種類を特定する情報とを対応付けて、前記対応を記憶領域に格納する手段と、
    接続された記録媒体から前記記録媒体を特定する情報を読出す手段と、
    前記記録媒体を特定する情報に基づいて、前記対応を参照して前記記録媒体に記録する情報の種類を特定し、記録されている情報の中から該当する情報を抽出する抽出手段と、
    前記該当する情報を前記記録媒体に記録する記録手段とを備える、情報処理装置。
  2. 記録媒体に対して前記記録媒体を特定する情報を書込む登録手段をさらに備える、請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記登録手段は、ユーザ操作に基づいて前記記録媒体を特定する情報を取得して前記記録媒体に書込む、請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記登録手段は、前記対応を参照して前記記録媒体を特定する情報を取得して前記記録媒体に書込む、請求項2に記載の情報処理装置。
  5. 前記登録手段は、前記記録媒体を特定する情報を表わした情報を生成する生成手段をさらに備え、
    前記生成手段によって生成された情報を登録する、請求項2に記載の情報処理装置。
  6. 前記生成手段によって生成される前記情報はテキストファイルである、請求項5に記載の情報処理装置。
  7. 前記登録手段は、前記接続された前記記録媒体に前記記録媒体を特定する情報が書込まれていないときに、前記記録媒体に前記記録媒体を特定する情報を書込む、請求項2〜6のいずれかに記載の情報処理装置。
  8. 前記記録媒体に記録する情報の種類を特定する情報は、前記記録媒体に記録する情報の属性情報である、請求項1に記載の情報処理装置。
  9. 前記記録媒体に記録する情報の種類を特定する情報は、前記記録媒体に記録する情報の拡張子、作成日時を特定する情報、記録された日時を特定する情報、受信した日時を特定する情報、情報名、サイズ、付加されたキーワード、作成者を特定する情報、および送信者を特定する情報の少なくとも1つである、請求項8に記載の情報処理装置。
  10. 前記記録媒体を特定する情報と、前記記録媒体に記録された情報を特定する情報とを対応付けて、前記対応を記憶領域に格納する手段をさらに備える、請求項1に記載の情報処理装置。
  11. 前記記録媒体に記録された情報を特定する情報は、前記記録媒体に記録された情報の拡張子、作成日時を特定する情報、記録された日時を特定する情報、受信した日時を特定する情報、情報名、サイズ、付加されたキーワード、作成者を特定する情報、および送信者を特定する情報の少なくとも1つである、請求項10に記載の情報処理装置。
  12. 前記抽出手段は、当該情報処理装置に接続された第1の記録媒体に記録されている情報の中から前記該当する情報を抽出し、
    前記記録手段は、前記該当する情報を第2の記録媒体に記録する、請求項1に記載の情報処理装置。
  13. 情報を記憶する記憶手段をさらに備え、
    前記抽出手段は、前記記憶手段に記録されている情報の中から前記該当する情報を抽出し、
    前記記録手段は、前記該当する情報を前記記録媒体に記録する、請求項1に記載の情報処理装置。
  14. 前記記録媒体に記録する情報は、当該情報処理装置において作成されたデータ、インターネットを介して他の情報処理装置から提供されたデータ、他の情報処理装置から受信したメールに添付されて取得されたデータ、またはこれらのデータの2つ以上を組合わせて作成されたデータである、請求項1に記載の情報処理装置。
  15. 情報処理装置における情報管理処理をコンピュータに実行させるプログラムであって、
    前記情報処理装置に接続された記録媒体から前記記録媒体を特定する情報を読出すステップと、
    記録媒体を特定する情報と、前記記録媒体に記録する情報の種類を特定する情報との対応を記憶する記憶領域にアクセスするステップと、
    前記記録媒体を特定する情報に基づいて、前記対応を参照して前記記録媒体に記録する情報の種類を特定し、記録されている情報の中から該当する情報を抽出する抽出ステップと、
    前記該当する情報を前記記録媒体に記録する記録ステップとを実行させる、情報管理プログラム。
  16. 記録媒体に対して前記記録媒体を特定する情報を書込む登録ステップをさらに実行させる、請求項15に記載の情報管理プログラム。
  17. 前記登録ステップは、ユーザ操作に基づいて前記記録媒体を特定する情報を取得する取得ステップを含み、
    前記登録ステップでは、前記取得ステップにおいて取得された情報を登録する、請求項16に記載の情報管理プログラム。
  18. 前記登録ステップは、前記対応を参照して前記記録媒体を特定する情報を取得する取得ステップを含み、
    前記登録ステップでは、前記取得ステップにおいて取得された情報を登録する、請求項16に記載の情報管理プログラム。
  19. 前記登録ステップは、前記記録媒体を特定する情報を表わした情報を生成する生成ステップを含み、
    前記登録ステップでは、前記生成ステップにおいて生成された情報を登録する、請求項16に記載の情報管理プログラム。
  20. 前記生成ステップにおいて生成される前記情報はテキストファイルである、請求項19に記載の情報管理プログラム。
  21. 前記登録ステップにおいては、前記情報処理装置に接続された前記記録媒体に前記記録媒体を特定する情報が書込まれていないときに、前記記録媒体に前記記録媒体を特定する情報を書込む、請求項19〜20のいずれかに記載の情報管理プログラム。
  22. 前記記録媒体に記録する情報の種類を特定する情報は、前記記録媒体に記録する情報の属性情報である、請求項15に記載の情報管理プログラム。
  23. 前記記録媒体に記録する情報の種類を特定する情報は、前記記録媒体に記録する情報の拡張子、作成日時を特定する情報、記録された日時を特定する情報、受信した日時を特定する情報、情報名、サイズ、付加されたキーワード、作成者を特定する情報、および送信者を特定する情報の少なくとも1つである、請求項22に記載の情報管理プログラム。
  24. 前記記録媒体を特定する情報と、前記記録媒体に記録された情報を特定する情報とを対応付けて、前記対応を記憶領域に格納するステップをさらに実行させる、請求項15に記載の情報管理プログラム。
  25. 前記記録媒体に記録された情報を特定する情報は、前記記録媒体に記録された情報の拡張子、作成日時を特定する情報、記録された日時を特定する情報、受信した日時を特定する情報、情報名、サイズ、付加されたキーワード、作成者を特定する情報、および送信者を特定する情報の少なくとも1つである、請求項24に記載の情報管理プログラム。
  26. 前記抽出ステップにおいては、前記情報処理装置に接続された第1の記録媒体に記録されている情報の中から前記該当する情報を抽出し、
    前記記録ステップにおいては、前記該当する情報を第2の記録媒体に記録する、請求項15に記載の情報管理プログラム。
  27. 前記抽出ステップにおいては、前記情報処理装置に備えられる記憶手段に記録されている情報の中から前記該当する情報を抽出し、
    前記記録ステップにおいては、前記該当する情報を前記記録媒体に記録する、請求項15に記載の情報管理プログラム。
  28. 前記記録媒体に記録する情報は、前記情報処理装置において作成されたデータ、インターネットを介して他の情報処理装置から提供されたデータ、他の情報処理装置から受信したメールに添付されて取得されたデータ、またはこれらのデータの2つ以上を組合わせて作成されたデータである、請求項15に記載の情報管理プログラム。
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