JP2003324432A - マルチキャスト映像配信システム及び同システムにおけるリクエスト受付処理プログラム - Google Patents

マルチキャスト映像配信システム及び同システムにおけるリクエスト受付処理プログラム

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JP2003324432A
JP2003324432A JP2002133134A JP2002133134A JP2003324432A JP 2003324432 A JP2003324432 A JP 2003324432A JP 2002133134 A JP2002133134 A JP 2002133134A JP 2002133134 A JP2002133134 A JP 2002133134A JP 2003324432 A JP2003324432 A JP 2003324432A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザが使用する加入者回線の性能を意識せ
ず、所望の品質で所望のチャンネル数でサービスを提供
できるマルチキャスト映像配信システムを提供する。 【解決手段】 電子番組表を受信した第1のゲートウェ
イ装置30は、要求のあった第2のゲートウェイ装置5
0に対して常にその電子番組表を配信し、また、要求の
あったサービスチャンネルをフィルタリングして第2の
ゲートウェイ装置50に配信する。第2のゲートウェイ
装置50は、全てのユーザ端末52に電子番組表を配信
してユーザ端末からのリクエストを受付、当該リクエス
トで受付けられたサービスチャンネルをユーザ端末52
に配信する。このとき、加入者回線4の使用状況によっ
てはユーザ端末52からのリクエストを受付けないこと
で加入者回線4に伝送される情報量を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マルチキャストを
利用して多チャンネルの映像配信サービスを行う、マル
チキャスト映像配信システム及び同システムにおけるリ
クエスト受付処理プログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】一般的に、マルチキャストを利用して多
チャンネル映像配信サービスを行う場合、(サービスす
る映像品質)×(サービスするチャンネルの数)だけ帯
域が必要となる。現状は、サービスする映像品質を抑え
ることで、ある程度のチャンネル数を確保しているが、
ユーザが満足する映像品質でサービスがなされていな
い。また、マルチキャスト映像配信の場合、受信してい
る、いないに関わらず、全ての映像コンテンツを受信側
に伝送しているが、受信側にとっては、受信して視聴し
ている映像コンテンツ以外は、無駄な情報である。従っ
て、他のサービスを受ける際にはそれらの情報が障害に
なり、十分なサービスが受けられない場合があった。更
に、映像品質を保ちながら圧縮率を高めることで伝送量
を減らすための技術が存在する。しかしながらその能力
には限界がある。一方、チャンネル数を少なくした場合
は、サービスとして陳腐なものとなってしまい、ユーザ
にとっては魅力のないものになってしまう。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一般的なブロードバン
ドネットワークの構成を図11に示す。図11に示され
るように、ブロードバンドネットワークは、バックボー
ンネットワーク(基幹ネットワーク)、加入者回線、家
庭内ネットワークといったように階層構成が採られる。
このため、バックボーンネットワークは超高速大容量で
あるのに対して、加入者回線は、中・低速(56K〜8
Mbps)、家庭内ネットワークは比較的高速(10〜
100Mbps)であるといったそれぞれ異なるネット
ワーク性能を持つ。従って、サービス提供者側から見て
も、あるいはサービス受信者側から見ても、途中に介在
する加入者回線がボトルネックとなり、サービスが制限
される。
【0004】すなわち、サービス提供者側では、例え
ば、9チャンネルのマルチキャスト映像配信サービスを
行いたいとしても、加入者回線はここでは3チャンネル
分の帯域しか持ち合わせないために、サービス対象とな
るユーザを絞り込む必要があり、また、ユーザ側では、
視聴していない映像も配信されるため、帯域の無駄遣い
となる。更に、加入者回線はユーザによって異なり、サ
ービス提供者側では、加入者回線をある程度の帯域に見
積もって、チャンネル数や映像品質を設定しなければな
らない。従って、ユーザによっては、サービスレベルが
高すぎてサービスを受けることが出来ない、あるいは逆
にサービスが物足りないといった状況が生じる。
【0005】本発明は上記諸々の事情に鑑みてなされた
ものであり、バックボーンネットワークと、家庭内と加
入者回線との境界、つまりボトルネックとなっていた加
入者回線の出入り口にゲートウェイを設けることによ
り、加入者回線に伝送される情報量を動的に制御し、こ
のことにより、サービス提供者は、ユーザが使用してい
る加入者回線の性能を意識せず所望の品質で所望のチャ
ンネル数でサービスを提供でき、また、ユーザは、低速
回線であってもサービス提供者によって提供される全て
のチャンネルを選択でき、良質な多チャンネルサービス
を享受できる、マルチキャスト映像配信システム及び同
システムにおけるリクエスト受付処理プログラムを提供
することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ために本発明は、マルチキャストを利用して多チャンネ
ルの映像配信サービスを行うマルチキャスト映像配信シ
ステムであって、バックボーンネットワークと加入者回
線の間に設けられ、前記バックボーンネットワークに接
続されるサービス提供サーバによってマルチキャスト配
信され、前記加入者回線に伝送される情報量を、あらか
じめマルチキャスト配信される電子番組表に基づき前記
加入者回線に接続されたユーザ端末を介して入力される
チャンネルリクエストに従い、動的にフィルタリングす
る第1のゲートウェイ装置、を備えたことを特徴とす
る。
【0007】また、本発明において、前記加入者回線と
ユーザ端末間にあって、前記ユーザ端末からのチャンネ
ルリクエストで受付けられたサービスチャンネルを前記
ユーザ端末へ配信すると共に、前記加入者回線の使用状
況によっては、前記加入者回線に伝送される情報量を動
的に制御する第2のゲートウェイ装置、を備えたことを
特徴とする。
【0008】本発明によれば、バックボーンネットワー
クと、家庭内と加入者回線との境界、つまり、ボトルネ
ックとなる加入者回線の出入り口にゲートウェイを設
け、フィルタリングすることにより加入者回線に伝送さ
れる情報量が制御される。すなわち、サービス提供者
は、提供したいサービス品質、チャンネル数で映像配信
を行うと同時にそのチャンネルにアクセスするための電
子番組表を配信し、これを受信した第1のゲートウェイ
装置は、要求のあった第2のゲートウェイ装置に対して
常にその電子番組表を配信し、また、要求のあったサー
ビスチャンネルをフィルタリングして第2のゲートウェ
イ装置に配信する。
【0009】第2のゲートウェイ装置は、全てのユーザ
端末に電子番組表を配信してユーザ端末からのリクエス
トを受付、当該リクエストで受付けられたサービスチャ
ンネルをユーザ端末に配信する。このとき、加入者回線
の使用状況によってはユーザ端末からのリクエストを受
付けないことで加入者回線に伝送される情報量を制御す
ることができる。また、ユーザ端末が利用していないチ
ャンネルは開放する。ユーザ端末は、受信した電子番組
表に従い所望のサービスチャンネルに対するリクエスト
を発行し、リクエストが受付けられるとそのサービスチ
ャンネルを視聴することができる。
【0010】このことにより、サービス提供者は、ユー
ザが使用している加入者回線の性能を意識せず所望の品
質で所望のチャンネル数でサービスを提供でき、また、
ユーザは、低速回線であってもサービス提供者によって
提供される全てのチャンネルを選択でき、良質な多チャ
ンネルサービスを享受できる、
【0011】また、本発明において、前記第1のゲート
ウェイ装置は、前記第2のゲートウェイ装置を経由し、
前記ユーザ端末を介して入力されるチャンネルリクエス
トを受付け、その内容をチェックして内容に応じた処理
を行うリクエスト処理手段を備え、前記リクエスト処理
手段は、前記内容チェックの結果、リクエストチャンネ
ル要求であった場合に、該当するマルチキャストアドレ
スをフィルタリングアドレス一覧に追加し、チャンネル
開放要求であった場合に、前記要求されたチャンネルに
該当するマルチキャストアドレスを前記フィルタリング
アドレス一覧から削除し、前記第2のゲートウェイ装置
に対し、それぞれ前記リクエストに応じた応答を行うこ
と、を特徴とする。
【0012】また、本発明において、前記第2のゲート
ウェイ装置は、あらかじめマルチキャスト配信される電
子番組表に基づき前記加入者回線に接続されたユーザ端
末を介して入力されるリクエストを受付け、当該リクエ
ストをチェックしてその内容に応じた処理を行うリクエ
スト処理手段を備え、前記リクエスト処理手段は、前記
リクエストチェックの結果、リクエストチャンネル要求
であった場合は、既に視聴しているユーザ端末があるか
否かをチェックし、更に、使用帯域に余裕があるか否か
をチェックして前記チャンネルリクエストを前記第1の
ゲートウェイ装置に送信してチャンネル利用状況一覧に
前記リクエストのあったチャンネルを追加し、既に視聴
しているユーダ端末がある場合と同様、前記チャンネル
利用状況一覧にリクエストしたユーザ端末を追加し、前
記リクエストがあったユーザ端末に応答を返し、前記リ
クエストチェックの結果、チャンネル開放要求であった
場合は、前記チャンネル利用状況一覧からリクエストし
たユーザ端末を削除し、更に、他に視聴しているユーザ
端末があるか否かをチェックし、他に視聴している端末
がない場合に前記チャンネル利用状況一覧カラリクエス
トがあったチャンネルを削除し、当該チャンネル開放リ
クエストを前記第1のゲートウェイ装置に送信して、他
に視聴しているユーザ端末がある場合と同様、前記リク
エストのあったユーザ端末に対し応答を行うこと、を特
徴とする。
【0013】上記した課題を解決するために本発明は、
マルチキャストを利用して多チャンネルの映像配信サー
ビスを行うマルチキャスト映像配信システムに用いられ
るリクエスト受付処理プログラムであって、ユーザ端末
を介して入力されるチャンネルリクエストを受付けるス
テップと、前記チャンネルリクエストをチェックした結
果、リクエストチャンネル要求であった場合に、該当す
るマルチキャストアドレスをフィルタリングアドレス一
覧に追加するステップと、前記チャンネルリクエストを
チェックした結果、チャンネル開放要求であった場合
に、前記要求されたチャンネルに該当するマルチキャス
トアドレスを前記フィルタリングアドレス一覧から削除
するステップと、前記リクエストを送信したユーザ端末
に対し前記リクエストに応じたそれぞれの応答を行うス
テップと、をコンピュータに実行させることを特徴とす
る。
【0014】上記した課題を解決するために本発明は、
バックボーンネットワークと加入者回線の間に設けられ
る第1のゲートウェイと、前記加入者回線とユーザ端末
間に設けられる第2のゲートウェイ装置を備え、前記バ
ックボーンに接続されるサービス提供サーバによってマ
ルチキャスト配信され、前記第1、第2のゲートウェイ
装置を介して前記加入者回線に接続されるユーザ端末に
多チャンネルの映像配信サービスを行う、マルチキャス
ト映像配信システムに用いられるリクエスト受付処理プ
ログラムであって、あらかじめマルチキャスト配信され
る電子番組表に基づきユーザ端末を介して入力されるリ
クエストを受付けるステップと、前記リクエストをチェ
ックした結果、リクエストチャンネル要求であった場合
は、既に視聴しているユーザ端末があるか否かをチェッ
クし、更に、使用帯域に余裕があるか否かをチェックし
て前記チャンネルリクエストを前記第1のゲートウェイ
装置に送信してチャンネル利用状況一覧に前記リクエス
トのあったチャンネルを追加し、既に視聴しているユー
ザ端末がある場合と同様、前記チャンネル利用状況一覧
にリクエストしたユーザ端末を追加し、前記リクエスト
があったユーザ端末に応答を返すステップと、前記リク
エストチェックの結果、チャンネル開放要求であった場
合は、前記チャンネル利用状況一覧からリクエストした
ユーザ端末を削除し、更に、他に視聴しているユーザ端
末があるか否かをチェックし、他に視聴している端末が
ない場合に前記チャンネル利用状況一覧からリクエスト
があったチャンネルを削除し、当該チャンネル開放リク
エストを前記第1のゲートウェイ装置に送信して、他に
視聴しているユーザ端末がある場合と同様、前記リクエ
ストのあったユーザ端末に対し応答を行うステップと、
をコンピュータに実行させることを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】図1は、本発明のマルチキャスト
映像配信システムの接続形態を説明するために引用した
図である。1は、サービス提供者であり、多チャンネル
のマルチキャスト映像配信を行う図示せぬ映像配信サー
バ(図5以降では、映像配信サーバ10という)が設置
されている。2は、超高速大容量のバックボーンネット
ワーク(BBNW)であり、加入者回線収容局舎3に設
置されるフィルタリングゲートウェイ30(第1のゲー
トウェイ装置)を介して低・中速の加入者回線4に接続
される。5は加入者宅であり、それぞれの加入者宅5に
は、リクエストゲートウェイ50(第2のゲートウェイ
装置)が設置され、比較的高速な家庭内ネットワーク5
1を介して複数のユーザ端末52が接続される。ここで
は、ユーザ端末52としてPCが使用されるものとする
が、専用端末であってもよい。ここに示されるユーザ端
末52のそれぞれは、家庭内ネットワーク51、リクエ
ストゲートウェイ50を介してそれぞれの加入者回線
4’に接続される。
【0016】図2にフィルタリングゲートウェイ、図3
にリクエストゲートウェイの内部構成が機能展開され、
示されている。図2において、フィルタリングゲートウ
ェイ30は、フィルタリング処理部301と、リクエス
トゲートウェイ管理部302と、通信制御部303と、
サービス管理部304と、リクエスト処理部305と、
コンテンツ送信部306で構成される。
【0017】フィルタリング処理部301は、サービス
提供サーバからマルチキャスト配信される映像信号を後
述する手順に従いフィルタリングする機能を持ち、リク
エストゲートウェイ管理部302は、このフィルタリン
グゲートウェイ30を利用するリクエストゲートウェイ
50を管理する機能を持つ。また、通信制御部303
は、接続されるフィルタリング処理部301、リクエス
トゲートウェイ管理部302、サービス管理部304、
リクエスト処理部305、コンテンツ送信部306間の
通信制御を行う。更に、サービス管理部304は、マル
チキャスト映像配信サービスを管理し、コンテンツ送信
部306は、フィルタリングした映像配信をリクエスト
ゲートウェイ50に配信する機能を持つ。
【0018】なお、リクエスト処理部305は、リクエ
ストゲートウェイ50からのリクエストの受付けを行
い、上記した各ブロック301〜304、そして306
を監視しながらフィルタリング処理部301と連携して
後述する処理を行う。すなわち、受付け内容チェックの
結果、リクエストチャンネル要求であった場合に、該当
するマルチキャストアドレスを後述するフィルタリング
アドレス一覧リストに追加し、チャンネル開放要求であ
った場合に、要求されたチャンネルに該当するマルチキ
ャストアドレスをフィルタリングアドレス一覧リストか
ら削除し、リクエストゲートウェイ50に対し、それぞ
れリクエストに応じた応答を行う。詳細は後述する。
【0019】図3において、リクエストゲートウェイ5
0は、リクエスト送信部501、コンテンツ受信部50
2、帯域管理部503、通信制御部504、サービス管
理部505、リクエスト処理部506、コンテンツ送信
部507で構成される。
【0020】リクエスト送信部501は、フィルタリン
グゲートウェイ30にリクエストを送信する機能を持
ち、コンテンツ受信部502は、フィルタリングゲート
ウェイ30からの映像配信を受信する機能を持つ。帯域
管理部503は、リクエストゲートウェイ50が接続し
ている加入者回線4の利用状況を管理する機能を持つ。
また、通信制御部504は、接続されるリクエスト送信
部501、コンテンツ受信部502、帯域管理部50
3、サービス管理部505、リクエスト処理部506、
コンテンツ送信部507間の通信制御を行う。更に、サ
ービス管理部505は、マルチキャスト映像配信サービ
スを管理し、コンテンツ送信部507は、フィルタリン
グゲートウェイ30からの映像配信をユーザ端末52に
マルチキャスト配信する機能を持つ。
【0021】なお、リクエスト処理部506は、ユーザ
端末52からのリクエストの受付けを行い、上記した各
ブロック501〜505、そして507を監視しながら
以下に示す処理を行う。具体的には、リクエストチェッ
クの結果、リクエストチャンネル要求であった場合は、
既に視聴しているユーザ端末52があるか否かをチェッ
クし、更に、使用帯域に余裕があるか否かをチェックし
てチャンネルリクエストをフィルタリングゲートウェイ
30に送信して後述するチャンネル利用状況一覧リスト
にリクエストのあったチャンネルを追加し、既に視聴し
ているユーザ端末52がある場合と同様、チャンネル利
用状況一覧リストにリクエストしたユーザ端末52を追
加し、使用帯域に余裕がない場合同様、リクエストがあ
ったユーザ端末52に応答を返す。また、リクエストチ
ェックの結果、チャンネル開放要求であった場合は、チ
ャンネル利用状況一覧リストからリクエストしたユーザ
端末52を削除し、更に、他に視聴しているユーザ端末
52があるか否かをチェックし、他に視聴しているユー
ザ端末52がない場合にチャンネル利用状況一覧リスト
からリクエストがあったチャンネルを削除し、当該チャ
ンネル開放リクエストをフィルタリングゲートウェイ3
0に送信して、他に視聴しているユーザ端末52がある
場合と同様、リクエストのあったユーザ端末52に対し
応答を行う。
【0022】図4は、図1に示すユーザ端末の内部構成
を機能展開して示したブロック図である。ユーザ端末5
2は、リクエスト送信部521と、コンテンツ受信部5
22と、サービス管理部523と、通信制御部524
と、表示部525と、入力受付部526で構成される。
【0023】リクエスト送信部521は、リクエストゲ
ートウェイ50に所望の映像配信に対するリクエストを
送信する機能を持ち、コンテンツ受信部522は、リク
エストゲートウェイ50からの映像配信を受信する機能
を持つ。また、サービス管理部523は、マルチキャス
ト映像配信サービスを管理し、通信制御部524は、上
記した各ブロック521、522、523、そして後述
する表示部525、入力受付部526が接続され、それ
ぞれの間の通信制御を行う機能を持つ。更に、表示部5
25は、受信した映像コンテンツや制御用の画面を表示
し、入力受付部526は、ユーザからの入力を受付ける
機能を持つ。
【0024】なお、図2〜図4に示す各ブロックは、具
体的には、CPUならびにメモリを含む周辺LSIで構
成され、CPUがメモリに記録されたプログラムを読み
出し実行することにより、そのブロックが持つそれぞれ
の機能を実現するものとする。
【0025】図5〜図9は、本発明実施形態の動作を説
明するために引用した図であり、全体の動作シーケンス
図(図5)、リクエスト受付処理フローチャート(図
6)、フィルタリング処理フローチャート(図7)、チ
ャネル利用状況一覧リストの一例(図8)、フィルタリ
ングアドレス一覧リスト(図9)の一例のそれぞれを示
す。なお、図6、図7に示すフローチャートは、具体的
には本発明のマルチキャスト映像配信システムにおける
受付処理プログラムの処理手順を示すものである。以
下、図5〜図9を参照しながら、図1〜図4に示す本発
明実施形態の動作について詳細に説明する。
【0026】図5に示すシーケンス図は、映像配信サー
バ10、フィルタリングゲートウェイ30、リクエスト
ゲートウェイ50、ユーザ端末52間における動作シー
ケンスを示したものである。図5において、映像配信サ
ーバ10は、マルチキャストを利用した映像配信を開始
すると共に、フィルタリングゲートウェイ30に電子番
組表を配信する(S501)。フィルタリングゲートウ
ェイ30は、これらを受信してリクエストゲートウェイ
50経由でユーザ端末52に対し、その電子番組表をマ
ルチキャスト配信する(S502、S503)。電子番
組表を受信したユーザ端末52は、チャンネル選択を行
い、その内容をユニキャストによりチャンネルリクエス
トとしてリクエストゲートウェイ50宛送信する(S5
04)。これを受けたリクエストゲートウェイ50は、
図6に示すフローチャートに従いリクエスト受付処理を
行う。
【0027】図6において、リクエストゲートウェイ5
0は、あらかじめマルチキャスト配信される電子番組表
に基づきユーザ端末52を介して入力されるリクエスト
を受付け、その内容をチェックする(S601)。リク
エストチェックの結果、リクエストチャンネル要求であ
った場合は、既に視聴しているユーザ端末があるか否か
をチェックし(S602)、更に、使用帯域に余裕があ
るか否かをチェック(S603)してチャンネルリクエ
ストをフィルタリングゲートウェイ30に送信する。そ
してチャンネル利用状況一覧リストにリクエストのあっ
たチャンネルを追加する(S605、S606)。な
お、帯域に余裕が無い場合は、ユーザ端末52にリクエ
ストが受付けられないことを通知する(S604)。
【0028】そして、既に視聴しているユーザ端末52
がある場合と同様、図8に示すチャンネル利用状況一覧
リストにリクエストしたユーザ端末名を追加し(S60
7)、リクエストが許可された旨、ユーザ端末52に応
答を返す(S609)。図8にチャンネル利用状況一覧
リストの一例を示す。ここには、フィルタリングゲート
ウェイ30に対してリクエストを行ったチャンネル毎に
リクエストがあったユーザ端末名が設定されている。
【0029】一方、リクエストチェックの結果、チャン
ネル開放要求であった場合は、図8に示すチャンネル利
用状況一覧リストからリクエストしたユーザ端末を削除
し(S610)、更に、他に視聴しているユーザ端末が
あるか否かをチェックし(S611)、他に視聴してい
るユーザ端末52がない場合に、図8に示すチャンネル
利用状況一覧リストからリクエストがあったチャンネル
を削除し(S612)、当該チャンネル開放リクエスト
を、フィルタリングゲートウェイ30に送信して(S6
13)、他に視聴しているユーザ端末がある場合と同
様、リクエストのあったユーザ端末52に対しリクエス
トが許可された旨、応答を行う(S609)。
【0030】説明を図5に戻す。リクエストゲートウェ
イ50は、上起動作を経てフィルタリングゲートウェイ
30に対してユニキャストによるチャンネルリクエスト
を送信する(S505)。これをリクエスト処理部30
5で受信したフィルタリングゲートウェイ30は、図7
に示すフローチャートに従いリクエスト受付処理を実行
する。
【0031】図7において、フィルタリングゲートウェ
イ30は、ユーザ端末52を介して入力されるチャンネ
ルリクエストを、リクエストゲートウェイ50を経由し
て受付け、リクエスト処理部305でそのリクエストの
内容をチェックする(S701)。リクエスト処理部3
05は、リクエストチェックの結果、リクエストチャン
ネル要求であった場合に、フィルタリング処理部301
を介して該当するマルチキャストアドレスをフィルタリ
ングアドレス一覧リストに追加し(S702)、一方、
チャンネル開放要求であった場合に、要求されたチャン
ネルに該当するマルチキャストアドレスをフィルタリン
グアドレス一覧リストから削除して(S703)、リク
エストを送信したリクエストゲートウェイ30に対しリ
クエストに応じたそれぞれの応答を行う(S704)。
【0032】図9にフィルタリングアドレス一覧リスト
の一例が示されている。ここでは、管理するリクエスト
ゲートウェイ50をGWIPとして示し、リクエストゲ
ートウェイ50毎、現在フィルタリングしているマルチ
キャストアドレスのそれぞれが列挙されている。
【0033】説明を図5に戻す。フィルタリングゲート
ウェイ30は、上起動作を経てリクエストゲートウェイ
50を介して要求のあったユーザ端末52に対してマル
チキャストによるに映像配信を行う(S506、S50
7)。一方、ユーザ端末52からチャンネル開放要求を
受信したリクエストゲートウェイ50は、図6に示すリ
クエスト受付処理を実行してフィルタリングゲートウェ
イ30に対してユニキャストによるチャンネル開放リク
エストを送信し、図7に示すリクエスト受付処理の実行
を依頼する(S508、S509)。ここに示す図6、
図7のリクエスト受付処理は、上記した動作と同様であ
るため、重複を回避する意味でここでは述べない。
【0034】図10に、本発明の理解を助ける意味での
構成動作がイメージとして要約されている。上記したよ
うに本発明は、バックボーンネットワーク2と加入者回
線4との境界にゲートウェイ30、50を配置し、この
ゲートウェイ30、50が、ユーザによりリクエストさ
れるチャンネルを動的に制御することで加入者回線4に
流入するチャンネルについて情報量を制限しながらマル
チキャストによる多チャンネル映像配信を実現するもの
である。
【0035】従って、図11に示す従来例とは異なり、
例えば、サービス提供側で9チャンネル分の映像配信を
行っている場合、ユーザ端末52は配信される電子番組
表に従って所望のチャンネルを要求し、このとき、リク
エストゲートウェイ50は、ユーザ端末52からの要求
である、5チャンネルと8チャンネルを配信するように
フィルタリングゲートウェイ30に要求する。リクエス
トゲートウェイ50は、加入回線4の状況に応じてユー
ザ端末52からの要求に応え、フィルタリングゲートウ
ェイ30に要求する。これに対し、フィルタリングゲー
トウェイ30は、加入者回線の帯域が足りない場合は、
ユーザ端末52からの要求を却下し、また、ユーザ端末
52から開放要求が到来するまで要求のあった5チャン
ネルと8チャンネルをフィルタリングして加入者回線4
に伝送するものである。
【0036】以上説明のように本発明は、バックボーン
ネットワーク、家庭内と加入者回線との境界、つまりボ
トルネックとなっていた加入者回線の出入り口にゲート
ウェイを設けることにより、加入回線に伝送される情報
量を動的に制御することで、サービス提供者は、ユーザ
が使用している加入者回線の性能を意識せず所望の品質
で所望のチャンネル数でサービスを提供でき、また、ユ
ーザは、低速回線であってもサービス提供者によって提
供される全てのチャンネルを選択でき、良質な多チャン
ネルサービスを享受できる、マルチキャスト映像配信シ
ステム及び同システムにおけるリクエスト受付処理プロ
グラムを提供するものである。なお、サービス提供者
は、ユーザが利用している加入者回線を意識せずに所望
の品質で所望のチャンネル数でサービスを提供できる
が、この場合、(提供した1チャンネルあたりの情報
量)+(番組表の情報量)<(加入者回線の全帯域)の
条件式を満たす必要があり、この条件式さえ満たせば、
あとはバックボーンネットワークの帯域が許す限り何チ
ャンネルでも提供できるようになる。
【0037】なお、図2〜図4に示されるフィルタリン
グ処理部301、リクエストゲートウェイ管理部30
2、通信制御部303、サービス管理部304、リクエ
スト処理部305、コンテンツ送信部306、リクエス
ト送信部501、コンテンツ受信部502、帯域管理部
503、通信制御部504、サービス管理部505、リ
クエスト処理部506、コンテンツ送信部507、リク
エスト送信部521、コンテンツ受信部522、サービ
ス管理部523、通信制御部524、表示部525、入
力受付部526のそれぞれが持つ機能を実現するための
プログラムを、それぞれコンピュータ読み取り可能な記
録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラ
ムをコンピュータに読み込ませ、当該コンピュータが上
記プログラムを逐次読み出し実行することによって、本
発明のマルチキャスト映像配信システムが構築される。
また、ここでいうコンピュータシステムとは、OSや周
辺機器等のハードウアを含むものとする。
【0038】また、「コンピュータシステム」は、WW
Wシステムを利用している場合であれば、ホームページ
提供環境(あるいは表示環境)も含むものとする。ま
た、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フ
レキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−
ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵され
るハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに
「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インタ
ーネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介
してプログラムが送信された場合のサーバやクライアン
トとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(R
AM)のように、一定時間プログラムを保持しているも
のも含むものとする。
【0039】また、上記プログラムは、このプログラム
を記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝
送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により
他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここ
で、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネ
ット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回
線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体
のことをいう。また、上記プログラムは、前述した機能
の一部を実現するためのものであっても良い。さらに、
前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録され
ているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、い
わゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良
い。
【0040】以上、この発明の実施形態について図面を
参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態
に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない
範囲の設計等も含まれる。
【0041】
【発明の効果】以上説明のように本発明によれば、バッ
クボーンネットワークと加入者回線との境界にゲートウ
ェイ装置を設け、そのゲートウェイが加入者回線に流入
する情報をユーザからのリクエストに応じて動的にフィ
ルタリングして制御することで、サービス提供者は、ユ
ーザが使用している加入者回線の性能を意識せず所望の
品質で所望のチャンネル数でサービスを提供でき、ま
た、ユーザは、低速回線であってもサービス提供者によ
って提供される全てのチャンネルを選択でき、良質な多
チャンネルサービスを享受できる、マルチキャスト映像
配信システムを提供することができる。また、サービス
提供者は、バックボーンネットワークの帯域が許す限
り、画像品質を保ちながらチャンネル数を最大限増やす
ことができ、ユーザは、サービス提供者が提供する全て
のチャンネネルを選択可能となり、低速回線であっても
良質な多チャンネルサービスが享受できる。このとき、
加入者回線に伝送される情報はユーザにとって必要なも
ののみとなり、伝送路の有効活用がはかれる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のマルチキャスト映像配信システムの
接続形態を説明するために引用した図である。
【図2】 図1に示すフィルタリリングゲートウェイの
内部構成を機能展開して示したブロック図である。
【図3】 図1に示すリクエストゲートウェイの内部構
成を機能展開して示したブロック図である。
【図4】 図1に示すユーザ端末の内部構成を機能展開
して示したブロック図である。
【図5】 本発明実施形態の動作を説明するために引用
した図であり、全体の動作シーケンスを示す。
【図6】 本発明実施形態の動作を説明するために引用
した図であり、リクエスト受付処理の動作を示すフロー
チャートである。
【図7】 本発明実施形態の動作を説明するために引用
した図であり、フィルタリング処理の動作を示すフロー
チャートである。
【図8】 本発明実施形態の動作を説明するために引用
した図であり、チャネル利用状況一覧リストの一例を示
す図である。
【図9】 本発明実施形態の動作を説明するために引用
した図であり、フィルタリングアドレス一覧リストの一
例を示す図である。
【図10】 本発明の構成動作を概念的に示したイメー
ジ図である。
【図11】 従来例の構成動作を概念的に示したイメー
ジ図である。
【符号の説明】
1…サービス提供者、2…バックボーンネットワーク
(BBNW)、3…加入者回線収容局舎、4…加入者回
線、5…加入者宅、10…映像配信サーバ、30…フィ
ルタリングゲートウェイ(第1のネットワーク装置)、
50…リクエストゲートウェイ(第2のネットワーク装
置)、51…家庭内ネットワーク、52…ユーザ端末

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マルチキャストを利用して多チャンネル
    の映像配信サービスを行うマルチキャスト映像配信シス
    テムであって、 バックボーンネットワークと加入者回線の間に設けら
    れ、前記バックボーンネットワークに接続されるサービ
    ス提供サーバによってマルチキャスト配信され、前記加
    入者回線に伝送される情報量を、あらかじめマルチキャ
    スト配信される電子番組表に基づき前記加入者回線に接
    続されたユーザ端末を介して入力されるチャンネルリク
    エストに従い、動的にフィルタリングする第1のゲート
    ウェイ装置、 を備えたことを特徴とするマルチキャスト映像配信シス
    テム。
  2. 【請求項2】 前記加入者回線とユーザ端末間にあっ
    て、前記ユーザ端末からのチャンネルリクエストで受付
    けられたサービスチャンネルを前記ユーザ端末へ配信す
    ると共に、前記加入者回線の使用状況によっては、前記
    加入者回線に伝送される情報量を動的に制御する第2の
    ゲートウェイ装置、を備えたことを特徴とする請求項1
    に記載のマルチキャスト映像配信システム。
  3. 【請求項3】 前記第1のゲートウェイ装置は、 前記第2のゲートウェイ装置を経由し、前記ユーザ端末
    を介して入力されるチャンネルリクエストを受付け、そ
    の内容をチェックして内容に応じた処理を行うリクエス
    ト処理手段を備え、 前記リクエスト処理手段は、 前記内容チェックの結果、リクエストチャンネル要求で
    あった場合に、該当するマルチキャストアドレスをフィ
    ルタリングアドレス一覧に追加し、 チャンネル開放要求であった場合に、前記要求されたチ
    ャンネルに該当するマルチキャストアドレスを前記フィ
    ルタリングアドレス一覧から削除し、 前記第2のゲートウェイ装置に対し、それぞれ前記リク
    エストに応じた応答を行うこと、 を特徴とする請求項1または2に記載のマルチキャスト
    映像配信システム。
  4. 【請求項4】 前記第2のゲートウェイ装置は、 あらかじめマルチキャスト配信される電子番組表に基づ
    き前記加入者回線に接続されたユーザ端末を介して入力
    されるリクエストを受付け、当該リクエストをチェック
    してその内容に応じた処理を行うリクエスト処理手段を
    備え、 前記リクエスト処理手段は、 前記リクエストチェックの結果、リクエストチャンネル
    要求であった場合は、既に視聴しているユーザ端末があ
    るか否かをチェックし、更に、使用帯域に余裕があるか
    否かをチェックして前記チャンネルリクエストを前記第
    1のゲートウェイ装置に送信してチャンネル利用状況一
    覧に前記リクエストのあったチャンネルを追加し、既に
    視聴しているユーザ端末がある場合と同様、前記チャン
    ネル利用状況一覧にリクエストしたユーザ端末を追加
    し、前記リクエストがあったユーザ端末に応答を返し、 前記リクエストチェックの結果、チャンネル開放要求で
    あった場合は、前記チャンネル利用状況一覧からリクエ
    ストしたユーザ端末を削除し、更に、他に視聴している
    ユーザ端末があるか否かをチェックし、他に視聴してい
    る端末がない場合に前記チャンネル利用状況一覧からリ
    クエストがあったチャンネルを削除し、当該チャンネル
    開放リクエストを前記第1のゲートウェイ装置に送信し
    て、他に視聴しているユーザ端末がある場合と同様、前
    記リクエストのあったユーザ端末に対し応答を行うこ
    と、 を特徴とする請求項1または2に記載のマルチキャスト
    映像配信システム。
  5. 【請求項5】 マルチキャストを利用して多チャンネル
    の映像配信サービスを行うマルチキャスト映像配信シス
    テムに用いられるリクエスト受付処理プログラムであっ
    て、 ユーザ端末を介して入力されるチャンネルリクエストを
    受付けるステップと、 前記チャンネルリクエストをチェックした結果、リクエ
    ストチャンネル要求であった場合に、該当するマルチキ
    ャストアドレスをフィルタリングアドレス一覧に追加す
    るステップと、 前記チャンネルリクエストをチェックした結果、チャン
    ネル開放要求であった場合に、前記要求されたチャンネ
    ルに該当するマルチキャストアドレスを前記フィルタリ
    ングアドレス一覧から削除するステップと、 前記リクエストを送信したユーザ端末に対し前記リクエ
    ストに応じたそれぞれの応答を行うステップと、 をコンピュータに実行させるマルチキャスト映像配信シ
    ステムにおけるリクエスト受付処理プログラム。
  6. 【請求項6】 バックボーンネットワークと加入者回線
    の間に設けられる第1のゲートウェイと、前記加入者回
    線とユーザ端末間に設けられる第2のゲートウェイ装置
    を備え、前記バックボーンに接続されるサービス提供サ
    ーバによってマルチキャスト配信され、前記第1、第2
    のゲートウェイ装置を介して前記加入者回線に接続され
    るユーザ端末に多チャンネルの映像配信サービスを行
    う、マルチキャスト映像配信システムに用いられるリク
    エスト受付処理プログラムであって、 あらかじめマルチキャスト配信される電子番組表に基づ
    きユーザ端末を介して入力されるリクエストを受付ける
    ステップと、 前記リクエストをチェックした結果、リクエストチャン
    ネル要求であった場合は、既に視聴しているユーザ端末
    があるか否かをチェックし、更に、使用帯域に余裕があ
    るか否かをチェックして前記チャンネルリクエストを前
    記第1のゲートウェイ装置に送信してチャンネル利用状
    況一覧に前記リクエストのあったチャンネルを追加し、
    既に視聴しているユーザ端末がある場合と同様、前記チ
    ャンネル利用状況一覧にリクエストしたユーザ端末を追
    加し、前記リクエストがあったユーザ端末に応答を返す
    ステップと、 前記リクエストチェックの結果、チャンネル開放要求で
    あった場合は、前記チャンネル利用状況一覧からリクエ
    ストしたユーザ端末を削除し、更に、他に視聴している
    ユーザ端末があるか否かをチェックし、他に視聴してい
    る端末がない場合に前記チャンネル利用状況一覧からリ
    クエストがあったチャンネルを削除し、当該チャンネル
    開放リクエストを前記第1のゲートウェイ装置に送信し
    て、他に視聴しているユーザ端末がある場合と同様、前
    記リクエストのあったユーザ端末に対し応答を行うステ
    ップと、 をコンピュータに実行させるマルチキャスト映像配信シ
    ステムにおけるリクエスト処理プログラム。
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