JP2003324262A - 物品位置決め装置 - Google Patents

物品位置決め装置

Info

Publication number
JP2003324262A
JP2003324262A JP2002130167A JP2002130167A JP2003324262A JP 2003324262 A JP2003324262 A JP 2003324262A JP 2002130167 A JP2002130167 A JP 2002130167A JP 2002130167 A JP2002130167 A JP 2002130167A JP 2003324262 A JP2003324262 A JP 2003324262A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
positioning
article
positioning pin
support
pin
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002130167A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenichi Mizuno
賢一 水野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shibaura Mechatronics Corp
Original Assignee
Shibaura Mechatronics Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shibaura Mechatronics Corp filed Critical Shibaura Mechatronics Corp
Priority to JP2002130167A priority Critical patent/JP2003324262A/ja
Publication of JP2003324262A publication Critical patent/JP2003324262A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Manufacturing Optical Record Carriers (AREA)
  • Supply And Installment Of Electrical Components (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 位置決めピンを用いつつも、位置決めされる
べき物品を高精度で位置決めすること。 【解決手段】 支持台20に設けた位置決めピン30を
物品50に設けられた位置決め孔51に挿入すること
で、物品50を支持台20に位置決めしてなるものであ
る。位置決めピン30は、その軸方向において支持台2
0に対して摺動自在とされるとともに、圧縮スプリング
34により、支持台20の支持面21より突出する方向
に付勢されている。位置決めされる物品50は、その位
置決め孔51が位置決めピン30のテーパ部31と嵌合
し、この嵌合状態を保ちつつ支持台に保持される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、物品に設けられた
位置決め孔に位置決めピンを挿入することで物品の位置
決めを行なう、物品位置決め位置に関する。
【0002】
【従来の技術】2枚の基板の貼り合わせ装置、パレット
の検査装置等においては、基板やパレットを支持台の所
定位置に位置決めすることが必要となるが、位置決め装
置の一つとして、位置決めピンを用いたものが公知であ
る。
【0003】位置決めピンを用いた位置決め装置は、例
えば図4、図5に示すように、支持台1に位置決めピン
2が立設され、基板、パレットなどの物品3に設けられ
た位置決め孔4をこの位置決めピン2に挿入して物品3
を位置決めするものである。
【0004】図4に示す位置決めピン2は、その先端2
aが曲面加工される。位置決めされる物品3は、まず不
図示の搬送装置にて、その位置決め孔4が位置決めピン
2と対向する上方位置に粗位置決めされ(図4)、次に
加圧体5により物品3は支持台1に向けて押圧される
(図5)。押圧の過程で、物品3の位置決め孔4の縁部
が位置決めピン2の先端2a外周に当接し、この先端2
aの曲面に沿って倣うように物品3が移動することで、
位置ずれが修正される。その後、物品は位置決め孔4の
内周面が位置決めピン2の外周に案内されながら下降
し、支持台1上に載置される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した位置決めピン
2を用いて順次物品3を位置決めする場合、個々の物品
3に設けられる位置決め孔径の加工バラツキを考慮し、
図4に示されるように、物品3の基準孔径Aに対し、位
置決めピン2の外径は細く(A−a)に形成される。こ
のため、この径の差aがガタとなり、物品3を位置決め
ピン2を用いて高精度で位置決めするには限界があっ
た。
【0006】本発明は、位置決めピンを用いつつも、位
置決めされるべき物品を高精度で位置決めすることがで
きる物品位置決め装置を提供することを特徴とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明においては、支持
台に設けた位置決めピンを物品に設けられた位置決め孔
に挿入することで、前記物品を前記支持台に位置決めし
てなる物品位置決め装置において、前記位置決めピン
は、その軸方向において前記支持台に対して摺動自在と
されるとともに、前記支持台の支持面より突出する方向
に付勢されていることを特徴とする。なお、前記位置決
めピンの外周は、ストレート部とこれにつながるテーパ
部とからなり、前記ストレート部にて前記位置決めピン
は前記支持台に摺動案内され、前記テーパ部の最大外径
は前記位置決め孔の径より大であると好ましい。また、
前記物品を前記支持台に向けて加圧する加圧体をさらに
設け、この加圧体は、前記物品に設けられた位置決め孔
が前記位置決めピンに挿入された状態で前記物品を前記
付勢力より大なる力で前記支持台に向けて押圧すると好
ましい。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面を用い
て説明する。図1は本発明が適用されてなる位置決め装
置の正面断面図で、位置決め前の状態を示す図、図2は
同位置決め装置による位置決め完了後の状態を示す図、
図3は、位置決めピンの変形例を示す正面図である。
【0009】図1に示した位置決め装置10は、支持台
20、位置決めピン30、加圧体40を有し、円盤状の
物品50を支持台20上に位置決めするものである。
【0010】支持台20は、その上面を物品50の支持
面21とされる。この支持面21には開口部22が形成
される。開口部22は、切換弁23を介して真空源24
に適宜接続され、真空源24と接続されたとき、支持面
21上の物品50を吸着保持する。
【0011】位置決めピン30は、その断面形状を円形
とされ、外形は、先端部のテーパ部31と、このテーパ
部31につながるストレート部32から構成される。そ
して、位置決めピン30は、ストレート部32において
支持台20に摺動自在に支持される。
【0012】ここに示した位置決めピン30に設けられ
るテーパ部31は、位置決めピン30の軸芯に対して同
芯状で、かつ支持台20の支持面21に向けて径が大き
くなるようなテーパ状とされる。そして、このテーパ部
31の横断面寸法は、物品50に設けられる円形の位置
決め孔51の基準孔径A(図4参照)に許容誤差をマイ
ナスあるいはプラスして求められる最小径から最大径の
範囲を少なくともカバーする範囲に設定される。
【0013】また、位置決めピン30の下端にはストッ
パ33が一体で設けられ、このストッパ33には、固定
位置に一端が支持された圧縮スプリング34の他端が当
接している。これにより、位置決めピン30は、付勢部
材を構成することとなる圧縮スプリング34によって、
テーパ部31が支持面21より突出する方向に常に上方
へ押し上げられるように付勢されるとともに、ストッパ
33が支持台20の底面に当接することで、位置決めピ
ン30が支持台20より抜けるのが防止される。また、
この状態において、位置決めピン30におけるテーパ部
31は、支持台20の支持面21より突出した状態とさ
れる。
【0014】加圧体40は、その下面が水平面に形成さ
れて加圧面41を構成するとともに、不図示のシリンダ
等の駆動源により上下動できるようになっている。ここ
で加圧体40の下動力は、圧縮スプリング34の付勢力
より大とされる。また、加圧体40の下面には、位置決
めピン30との対向位置に円形の凹部42が設けられて
いて、後述するように加圧体40によって物品50を支
持台20の支持面21に押し付けたとき、位置決めピン
30の先端部がこの凹部42に入り込むようになってい
る(図2参照)。
【0015】次に、この位置決め装置10を用いての物
品50の位置決めについて説明する。
【0016】まず、図1に示すように、加圧体40は支
持台20から離れた上方の待機位置にある。そして従来
と同様に位置決めされるべき物品50は、不図示の搬送
装置によってその位置決め孔51が位置決めピン30と
対向する上方位置に粗位置決めされる。
【0017】次に、その不図示の搬送装置が物品50を
保持したまま下動して、あるいは物品50が搬送装置か
ら開放されての自重落下により、物品50が有する位置
決め孔51内面の少なくとも一部が位置決めピン30の
テーパ部31に当接する。次に、図2に示すように加圧
体40が下動して、物品50を支持台20の支持面21
に向けて加圧する。
【0018】この加圧体40の下動の過程で、たとえ物
品50が傾いていたとしても加圧体40の加圧面41に
よる押圧により強制的に水平状態に修正されるととも
に、このとき、テーパ部31に沿って倣うように物品5
0が移動することで、水平方向の位置ずれが修正され
る。そして、前述したように位置決めピン30のテーパ
部31の横断面寸法が、物品50に設けられる位置決め
孔51の基準孔径A(図4参照)に許容誤差をマイナス
あるいはプラスして求められる最小径から最大径の範囲
を少なくともカバーする範囲に形成されていることか
ら、物品50の位置ずれが修正された時点で位置決め孔
51は、テーパ部31における位置決め孔51内径と合
致する横断面寸法を有する部分と嵌合状態となる。そし
て、加圧体40の以降の下動により、位置決め孔51と
テーパ部31とのこの嵌合状態が保たれたまま、位置決
めピン30は圧縮スプリング34の付勢力に抗して下動
する。そして物品50の下面が支持台20の支持面21
に当接すると、不図示のセンサからの信号により電磁弁
23が作動して開口部22は真空源24と接続され、物
品50は支持面21に吸着保持される。この後、加圧体
40は上昇して元位置(図1に示す位置)に戻る。
【0019】このように上記した実施の形態によれば、
物品50は、その位置決め孔51が位置決めピン30に
嵌合することで位置ずれが修正されるとともに、この嵌
合状態が維持されたまま支持台20の支持面21に吸着
保持されることになる。従って、物品50をその位置決
め孔51を基準に支持台20上に正確に位置決めさせる
ことができる。
【0020】また、位置決めピン30を用いて順次物品
50を位置決めする場合において、個々の物品50に設
けられる位置決め孔51の径にたとえ加工バラツキがあ
ったとしても、そのバラツキに応じて位置決めピン30
のテーパ部31における位置決め孔51の嵌合部位は異
なるものの、いずれの物品50においても、位置決めピ
ン30の軸芯に対して、同芯状に正確に位置決めさせる
ことができる。これは例えば、記録メディアの製造工程
におけるメディア基板の張り合わせ工程に用いると有用
である。つまり、貼り合わせ工程では、2枚の基板を互
いに同芯状に張り合わせる必要がある。そこで、図1に
示した位置決め装置10と同じものを位置決め装置10
の上方に丁度180度反転させた状態で、しかも互いの
位置決めピン30が同軸上に位置するように配置させ
る。そこで、下方の支持台と上方の支持台に各基板を位
置決めピンを用いて位置決めして保持させた後、両支持
台を互いに接近する方向に相対移動させて両基板の貼り
合わせを行なう。両支持台の接近に伴い、位置決めピン
同士の先端部分が接触するが、圧縮スプリング34が撓
むので支障はない。このような構成とすることで、貼り
合わせられる2枚の基板にそれぞれ設けられた位置決め
孔径に加工バラツキがあったとしても、2枚の基板を正
確に同芯状に貼り合わせることが可能となる。
【0021】なお、上述した実施の形態において、付勢
部材として圧縮スプリング34を用いたが、例えば位置
決めピン30のストッパ33に向けてエアーを吹き付
け、これにより位置決めピン30のテーパ部31が支持
台20の支持面21より突出する方向へ付勢しても良
い。
【0022】また、位置決めピン30に設けたテーパ部
31は、断面形状を円形とされ、正面形状を台形とし
た。これは、図3に示すように、ストレート部32の軸
芯上に中心を有する球35であってもかまわない。この
場合、球35の直径は、物品50に設けられる円形の位
置決め孔51の基準孔径A(図4参照)に許容誤差をプ
ラスして求められる径より大なる径とされる。
【0023】また実施の形態では、物品に設けられる位
置決め孔を円形としたが、これに限らず四角形など多角
形であっても良い。この場合、位置決めピンの外形をそ
の位置決め孔形に合わせて形成しても良いが、実施の形
態で述べた円形であっても構わない。
【0024】さらに物品を水平状態で位置決めするもの
で説明したが、方向は特に限定されるものではなく、例
えば垂直状態であっても良い。
【0025】
【発明の効果】本発明によれば、位置決めピンを用いつ
つも、位置決めされるべき物品を高精度で位置決めする
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用されてなる位置決め装置の正面断
面図で、位置決め前の状態を示す図。
【図2】同位置決め装置による位置決め完了後の状態を
示す図。
【図3】位置決めピンの変形例を示す正面図。
【図4】従来の位置決め装置の正面断面図で、位置決め
前の状態を示す図。
【図5】従来の同装置による位置決め完了後の状態を示
す図。
【符号の説明】
10 位置決め装置 20 支持台 21 支持面 22 開口部 23 電磁弁 24 真空源 30 位置決めピン 31 テーパ部 32 ストレート部 33 ストッパ 34 圧縮スプリング 35 球 40 加圧体 41 加圧面 42 凹部 50 物品 51 位置決め孔

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持台に設けた位置決めピンを物品に設
    けられた位置決め孔に挿入することで、前記物品を前記
    支持台に位置決めしてなる物品位置決め装置において、 前記位置決めピンは、その軸方向において前記支持台に
    対して摺動自在とされるとともに、前記支持台の支持面
    より突出する方向に付勢されていることを特徴とする物
    品位置決め装置。
  2. 【請求項2】 前記位置決めピンの外周は、ストレート
    部とこれにつながるテーパ部とからなり、前記ストレー
    ト部にて前記位置決めピンは前記支持台に摺動案内さ
    れ、前記テーパ部の最大外径は前記位置決め孔の径より
    大であることを特徴とする請求項1記載の物品位置決め
    装置。
  3. 【請求項3】 前記物品を前記支持台に向けて加圧する
    加圧体をさらに設け、この加圧体は、前記物品に設けら
    れた位置決め孔が前記位置決めピンに挿入された状態で
    前記物品を前記付勢力より大なる力で前記支持台に向け
    て押圧することを特徴とする請求項1または2記載の物
    品位置決め装置。
JP2002130167A 2002-05-01 2002-05-01 物品位置決め装置 Pending JP2003324262A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002130167A JP2003324262A (ja) 2002-05-01 2002-05-01 物品位置決め装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002130167A JP2003324262A (ja) 2002-05-01 2002-05-01 物品位置決め装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003324262A true JP2003324262A (ja) 2003-11-14

Family

ID=29543348

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002130167A Pending JP2003324262A (ja) 2002-05-01 2002-05-01 物品位置決め装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003324262A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013051393A (ja) * 2011-07-29 2013-03-14 Ngk Spark Plug Co Ltd 部品付き配線基板の製造方法
CN107756112A (zh) * 2017-09-12 2018-03-06 敏实汽车技术研发有限公司 一种带中间位置停止功能的同轴销机构

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013051393A (ja) * 2011-07-29 2013-03-14 Ngk Spark Plug Co Ltd 部品付き配線基板の製造方法
CN107756112A (zh) * 2017-09-12 2018-03-06 敏实汽车技术研发有限公司 一种带中间位置停止功能的同轴销机构
CN107756112B (zh) * 2017-09-12 2023-12-19 敏实汽车技术研发有限公司 一种带中间位置停止功能的同轴销机构

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101142346B1 (ko) 진공 흡착 헤드, 그 진공 흡착 헤드를 사용하는 진공흡착 장치 및 테이블
JP4643185B2 (ja) 移載装置
US7354536B2 (en) Method of manufacturing an optical component having a holder
JP2000208447A (ja) 半導体製造装置及び半導体装置の製造方法
JP4984259B2 (ja) サンプル保持機構
JP5243491B2 (ja) 位置決め装置、基板処理装置及び基準部材の固定方法
JP2007331963A (ja) 成形装置及び金型の組み付け方法
JP2003324262A (ja) 物品位置決め装置
JP5024209B2 (ja) 搭載ヘッド及び部品実装機
JPH03270048A (ja) 真空チャック
JP4538440B2 (ja) 光ディスクの製造装置及び製造方法
CN112490170A (zh) 吸引保持器具和环状框架的保持机构
TWM355236U (en) Carrier platform structure for vacuum suction apparatus
CN107611070A (zh) 搬送单元
JPH05299492A (ja) ウエハの位置決め装置
JP2003127032A (ja) 圧入装置
JP2010027752A (ja) 搭載ヘッド及び部品実装機
JP4081246B2 (ja) スライダ支持機構及び倣い装置
JP4397967B1 (ja) 吸着装置
JP5347823B2 (ja) 保持装置
KR102455166B1 (ko) 진공척 및 진공척의 구동방법
JP2004098448A (ja) 回路基板支持装置
JPH05337780A (ja) ワークの保持方法およびその装置
JPH11300564A (ja) 部品の位置決め方法及び位置決め装置
JP2562729Y2 (ja) 物品移送用吸着装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050422

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080205

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20080603