JP2003324106A - 熱処理装置、半導体デバイスの製造方法及び基板の製造方法 - Google Patents

熱処理装置、半導体デバイスの製造方法及び基板の製造方法

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JP2003324106A
JP2003324106A JP2003052863A JP2003052863A JP2003324106A JP 2003324106 A JP2003324106 A JP 2003324106A JP 2003052863 A JP2003052863 A JP 2003052863A JP 2003052863 A JP2003052863 A JP 2003052863A JP 2003324106 A JP2003324106 A JP 2003324106A
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heat treatment
substrate support
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Sadao Nakajima
定夫 中嶋
Tomoharu Shimada
智晴 島田
Kenichi Ishiguro
謙一 石黒
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Hitachi Kokusai Electric Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】上述した従来の問題点を解消し、熱処理中に発
生する基板の傷発生を少なくし、基板のスリップライン
の発生を抑制し、基板の反りを抑制し、もって高品質な
半導体デバイス又は基板を製造することができる熱処理
装置、半導体デバイスの製造方法及び基板の製造方法を
提供する。 【解決手段】基板支持体30は、複数の支柱38を有す
る。この支柱38は、本体部56と、基板68に接触す
る接触部58とから構成されている。基板68は、シリ
コンウェハ又は石英基板からなる。本体部56を構成す
る構成物が炭化珪素、シリコン又は石英である。接触部
を構成する構成物は、ガラス状炭素、黒鉛、又はガラス
状炭素よりも硬度が小さい物質の表面をガラス状炭素に
より覆ったもののいずれかであり、基板の硬度より硬度
が小さい。このため、基板68と接触部58との衝突に
よる応力を緩和し、基板の傷発生を防止することができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体ウェハやガ
ラス基板等を熱処理するための熱処理装置、及び半導体
ウェハやガラス基板等を熱処理する工程を有する半導体
デバイスの製造方法及び基板の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば縦型熱処理炉を用いて、複数のシ
リコンウェハ又は石英基板を熱処理する場合、炭化珪素
製又は石英製等の基板支持体(ボート)が用いられてい
る。
【0003】図12において、上述した従来の基板支持
体1が示されている。基板支持体1は、上部板2と下部
板3との間に3本又は4本の支柱4が設けられ、この支
柱4に溝状の支持部5が複数形成され、この支持部5に
シリコンウェハ又は石英基板からなる基板6が支持され
るようになっている。
【0004】この場合、1000°C程度以上の温度で
熱処理すると、支持部5付近で、基板6に傷が発生する
という問題があった。更に、シリコンウェハでは、スリ
ップラインが発生し、シリコンウェハが反ってしまうと
いう問題があった。このように傷あるいはスリップライ
ンが発生すると、基板6の裏面の平坦度が劣化する。こ
れらのため、LSI製造工程あるいはLCD製造工程に
おける重要な工程の一つであるリソグラフィ工程で、マ
スク合わせずれ(焦点ずれ又は変形によるマスク合わせ
ずれ)が生じ、所望パターンを有するLSI又はLCD
の製造が困難であるという問題が発生していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の問題の原因は次
の通りと考えられる。600°C〜700°Cに加熱し
た反応炉内へ、室温のシリコンウェハが複数枚配置され
た基板支持体を挿入すると、基板支持体に支持されたシ
リコンウェハには、それぞれシリコンウェハ内の周辺部
と中心部とで温度差を生じる(例えば特開平5−689
4号公報参照)。このためシリコンウェハが弾性変形す
る。この変形過程で、シリコンウェハは硬度が大きい炭
化珪素製の基板支持体、あるいは同一程度の硬度を有す
る石英又はシリコン製の基板支持体の支持部5(図12
参照)で衝突し、傷が発生する。単結晶シリコンの傷発
生部においては、転位生成のための降伏応力が著しく低
下する(結晶工学と評価技術第145委員会第68研究
会(角野、p4)参照)。このため、その後の昇温過程
あるいは高温の熱処理中に、この傷から転位が発生し、
更にスリップラインが成長し、最終的にはシリコンウェ
ハは反ってしまう。また、昇温過程においても傷は発生
し、その後の熱処理により、同様の過程でシリコンウェ
ハが反る原因になる。図13は、シリコンウェハに発生
した傷7及びスリップライン8の一例を示す。なお、9
はノッチを示す。
【0006】また、同様に、600°C〜700°Cに
加熱した反応炉内へ、石英基板が複数枚配置された基板
支持体を挿入すると、基板支持体に支持された石英基板
には、それぞれシリコンウェハ内の周辺部と中心部とで
温度差を生じ、このため石英基板が弾性変形する。この
とき、石英基板は硬度が大きい炭化珪素製の基板支持
体、あるいは同一程度の硬度を有する石英又はシリコン
製の基板支持体の支持部で衝突し、傷が発生する。図1
4は、石英基板に発生した傷7の一例を示す。
【0007】本発明は、上述した従来の問題点を解消
し、熱処理中に発生する基板の傷発生を少なくし、基板
のスリップラインの発生を抑制し、基板の反りを抑制
し、もって高品質な半導体デバイス又は基板を製造する
ことができる熱処理装置、半導体デバイスの製造方法及
び基板の製造方法を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明者らは、従来の熱処理装置により発生する傷
について観察した。その結果、傷は、シリコンウェハ又
は石英基板に限って発生し、炭化珪素製の基板支持体の
支持部には、殆ど発生していないことを見出した。この
ことから、熱処理すべきシリコンウェハ又は石英基板の
硬度に比べて、基板支持体の硬度が大きいことが、シリ
コンウェハまたは石英基板で傷が発生する要因ではない
かと推定した。そこで、シリコンウェハ又は石英基板の
硬度より小さい材料で、且つ、シリコンLSI製造工程
あるいは石英LCD製造工程で汚染の原因となりにくい
材料を、シリコンウェハ又は石英基板と基板支持体との
間に配置すれば、シリコンウェハ又は石英基板には傷が
発生しないと考え、評価を実施した。
【0009】硬度が小さい材料としては、ガラス状炭
素、黒鉛、又はガラス状炭素よりも硬度が小さい物質
(例えば黒鉛)の表面をガラス状炭素により覆ったもの
がある。これらの材料をシコンウェハ又は石英基板と基
板支持体との間に配置し、縦型熱処理装置で熱処理した
結果、いずれの材料においても、シリコンウェハ及び石
英基板には、傷が発生しないことを確認した。さらに、
上記硬度の小さい材料から被熱処理体への重金属(鉄、
銅)の汚染がないことを、予めこれらの材料とシリコン
ウェハを同時に熱処理(1200°C,1時間、アルゴ
ン雰囲気)することで確認した。評価は全反射蛍光X線
測定装置を用いて実施した。
【0010】本発明は、上述した仮説と実証に基づいて
なされたものである。即ち、本発明の第1の特徴とする
ところは、一枚又は複数枚の基板を基板支持体に支持し
た状態で熱処理する熱処置装置において、前記基板支持
体は、本体部と、前記基板と接触する接触部とを有し、
前記接触部の少なくとも表面を構成する構成物がガラス
状炭素又は黒鉛のいずれかであって、前記接触部表面は
前記本体部表面とは異なる材質である熱処理装置にあ
る。
【0011】前記接触部は、前記接触部表面の構成物よ
りも硬度が小さい物質の表面を前記支持部表面の構成物
で覆ったものであることが好ましい。ここで、基板とし
て、シリコンウェハ又は石英基板が用いられるとすれ
ば、基板、本体部及び接触部を構成する材料の硬度関係
は表1のようになる。
【0012】
【表1】 ここで、硬度はビッカース硬さであり、試験機について
は、JIS B7725により、測定方法については、
JIS Z2244による。
【0013】このように、本発明においては、基板より
も硬度が小さい硬度を持つ材料を接触部の構成物とした
ので、基板と接触部との衝突による応力を緩和し、基板
の傷発生を防止することができる。一方、本体部は、炭
化珪素、シリコン又は石英から構成することができるの
で、高温化での強度を保つことができる。また、接触部
を構成する構成物を、黒鉛表面をガラス状炭素で覆った
ものを用いると、黒鉛から発生するパーティクルを防止
し、ガラス状炭素単体を用いる場合よりコストが安く、
また、ガラス状炭素単体で用いる場合より硬度が小さ
く、黒鉛に近い硬度を得ることができる。
【0014】なお、特開平6−5530号公報に開示さ
れているように、基板支持体の表面全体を基板より硬度
が小さい材料によりコーティングしたり、特開平10−
209064号公報に開示されているように、基板支持
体自体をガラス状炭素とするものと比較すると、本発明
は、接触部のみを硬度が小さい材料から構成したので、
安価に製造することができる利点を有する。
【0015】本発明の第2の特徴とするところは、処理
室内に基板を搬入するステップと、本体部と、基板と接
触する接触部とを有し、前記接触部の少なくとも表面を
構成する構成物がガラス状炭素又は黒鉛のいずれかであ
って、前記接触部表面は前記本体部表面とは異なる材質
である基板支持体に、一枚又は複数枚の基板を支持する
ステップと、処理室内で前記一枚又は複数枚の基板を前
記基板支持体に支持した状態で熱処理するステップと、
基板を前記処理室より搬出ステップと、を有する半導体
デバイスの製造方法にある。
【0016】本発明は、基板の製造方法にも適用するこ
とができる。即ち、本発明の第3の特徴とするところ
は、処理室内に基板を搬入するステップと、本体部と、
基板と接触する接触部とを有し、前記接触部の少なくと
も表面を構成する構成物がガラス状炭素又は黒鉛のいず
れかであって、前記接触部表面は前記本体部表面とは異
なる材質である基板支持体に、一枚又は複数枚の基板を
支持するステップと、処理室内で前記一枚又は複数枚の
基板を前記基板支持体に支持した状態で熱処理するステ
ップと、基板を前記処理室より搬出ステップと、を有す
る基板の製造方法にある。
【0017】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施形態を図面に基
づいて説明する。図1には、本発明の実施形態に係る熱
処理装置10が示されている。この熱処理装置10は、
例えば縦型であり、主要部が配置された筺体12を有す
る。この筺体12には、ポッドステージ14が接続され
ており、このポッドステージ14にポッド16が搬送さ
れる。ポッド16は、例えば25枚の基板が収納され、
図示しない蓋が閉じられた状態でポッドステージ14に
セットされる。
【0018】筺体12内において、ポッドステージ14
に対向する位置には、ポッド搬送装置18が配置されて
いる。また、このポッド搬送装置18の近傍には、ポッ
ド棚20、ポッドオープナ22及び基板枚数検知器24
が配置されている。ポッド搬送装置18は、ポッドステ
ージ14とポッド棚20とポッドオープナ22との間で
ポッド16を搬送する。ポッドオープナ22は、ポッド
16の蓋を開けるものであり、この蓋が開けられたポッ
ド16内の基板枚数が基板枚数検知器24により検知さ
れる。
【0019】さらに、筺体12内には、基板移載機2
6、ノッチアライナ28及び基板支持体30(ボート)
が配置されている。基板移載機26は、例えば5枚の基
板を取り出すことができるアーム32を有し、このアー
ム32を動かすことにより、ポッドオープナ22の位置
に置かれたポッド、ノッチアライナ28及び基板支持体
30間で基板を搬送する。ノッチアライナ28は、基板
に形成されたノッチまたはオリフラを検出して基板のノ
ッチまたはオリフラを一定の位置に揃えるものである。
基板支持体30は、上部板34及び下部板36を有し、
この上部板34と下部板36との間を例えば3本の支柱
38により接続されて構成されており、この支柱38に
例えば75枚の基板が支持され、後述する反応炉40に
投入されるようになっている。なお、支柱38は、3本
に限らず、基板を支持できれば何本であってもよい。
【0020】図2において、反応炉40が示されてい
る。この反応炉40は、反応管42を有し、この反応管
42内に基板支持体30が挿入される。反応管42の下
方は、基板支持体30を挿入するために開放され、この
開放部分はシールキャップ44により密閉されるように
してある。また、反応管42の周囲は、均熱管46によ
り覆われ、さらに均熱管46の周囲にヒータ48が配置
されている。熱電対50は、反応管42と均熱管46と
の間に配置され、反応炉40内の温度をモニタできるよ
うにしてある。そして、反応管42には、処理ガスを導
入する導入管52と、処理ガスを排気する排気管54と
が接続されている。
【0021】次に上述したように構成された熱処理装置
10の作用について説明する。まず、ポッドステージ1
4に複数枚の基板を収容したポッド16がセットされる
と、ポッド搬送装置18によりポッド16をポッドステ
ージ14からポッド棚20へ搬送し、このポッド棚20
にストックする。次に、ポッド搬送装置18により、こ
のポッド棚20にストックされたポッド16をポッドオ
ープナ22に搬送してセットし、このポッドオープナ2
2によりポッド16の蓋を開き、基板枚数検知器24に
よりポッド16に収容されている基板の枚数を検知す
る。
【0022】次に、基板移載機26により、ポッドオー
プナ22の位置にあるポッド16から基板を取り出し、
ノッチアライナ28に移載する。このノッチアライナ2
8においては、基板を回転させながら、ノッチを検出
し、検出した情報に基づいて複数の基板を同じ位置に整
列させる。次に、基板移載機26により、ノッチアライ
ナ28から基板を取り出し、基板支持体30に移載す
る。
【0023】このようにして、1バッチ分の基板を基板
支持体30に移載すると、例えば700°C程度の温度
に設定された反応炉40内に複数枚の基板を装填した基
板支持体30を装入し、シールキャップ44により反応
管42内を密閉する。次に、炉内温度を熱処理温度まで
昇温させて、導入管52から処理ガスを導入する。処理
ガスには、窒素、アルゴン、水素、酸素等が含まれる。
基板を熱処理する際、基板は例えば1000°C程度以
上の温度に加熱される。なお、この間、熱電対50によ
り反応管42内の温度をモニタしながら、予め設定され
た昇温、熱処理プログラムに従って基板の熱処理を実施
する。
【0024】基板の熱処理が終了すると、例えば炉内温
度を700°C程度の温度に降温した後、基板支持体3
0を反応炉40からアンロードし、基板支持体30に支
持された全ての基板が冷えるまで、基板支持体30を所
定位置で待機させる。なお、炉内温度降温の際も、熱電
対50により反応管42内の温度をモニタしながら、予
め設定された降温度プログラムに従って降温を実施す
る。次に、待機させた基板支持体30の基板が所定温度
まで冷却されると、基板移載機26により、基板支持体
30から基板を取り出し、ポッドオープナ22にセット
されている空のポッド16に搬送して収容する。次に、
ポッド搬送装置18により、基板が収容されたポッド1
6をポッド棚20に搬送し、さらにポッドステージ14
に搬送して完了する。
【0025】次に上記基板支持体について詳述する。図
3乃至図5において、基板支持体30の第一例が示され
ている。基板支持体30は、前述したように、例えば3
本の支柱38を有している。これら支柱38は、本体部
56と、基板を支持するとともに基板と接触する接触部
58とから構成されている。本体部56を構成する構成
物は、炭化珪素、シリコン又は石英である。この本体部
56には、支持部60が支柱38の長手方向内側に連続
して形成されている。支持部60は溝から構成され、奥
壁62、上壁64及び下壁66を有し、この支持部60
に基板68が挿入自在に配置されるようになっている。
ただし、支持部60の断面形状は、4角形に限られるも
のではなく、他の多角形や円あるいは楕円の一部であっ
てもよい。
【0026】さらに、図5に示すように、支持部60の
下壁66には、接触部58を載置するための載置溝70
が形成されている。この載置溝70の幅は、後述する接
触部58の幅よりも大きく形成され、載置溝70と接触
部58との間でスペースが設けられるようになってい
る。この載置溝70に接触部58が、接着剤等を介する
ことなく、載せられており、幅方向にスペース的な余裕
があることと相まって容易に接触部58を取り替えられ
るようにしてある。
【0027】接触部58は、本体部56及び本体部表面
とは異なる材質であって、前記基板の硬度より硬度が小
さい材質であり、この接触部58を構成する構成物は、
例えばガラス状炭素、黒鉛、又はガラス状炭素よりも硬
度が小さい物質の表面をガラス状炭素により覆ったもの
である。ガラス状炭素よりも硬度が小さい物質には黒鉛
が含まれる。この接触部58は、前述した載置溝70に
挿入されるように成形されていると共に、この接触部5
8の上方端部の角が丸められており、基板68がこの接
触部58に載せられた場合に、接触による基板68の傷
発生を防止するようにしてある。
【0028】図6乃至図8において、基板支持体30に
関する第二例が示されている。この第二例においては、
接触部58は馬蹄形に形成され、3本の支柱38全体で
支持されている。図8に示すように、支持部60の端部
には、載置溝70が形成され、この載置溝70に接触部
58の周縁が載置されている。前述した第一例と同様
に、接触部58の周縁上部角部は丸みが付けられてい
る。なお、接触部58は馬蹄形となっていて、挿入溝7
2が形成されているのは、この挿入溝72に前述した基
板移載機のアーム先端に設けられるツィーザを挿入する
ためである。なお、第一例と同一部分については、図面
に同一番号を付して説明を省略する。
【0029】図9乃至図11において、基板支持体30
に関する第三例が示されている。この第三例において
は、支柱38は4本あり、これら4本の支柱38を接続
するように、支持部60が形成されている。この支持部
60は、下壁66が馬蹄形に形成され、この下壁66に
例えば5つの円形の載置溝70が所定間隔を隔てて形成
されている。図11に示すように、この載置溝70に円
柱状の接触部58が載置されている。前述した第一例及
び第二例と同様に、接触部58の周縁上部角部は丸みが
付けられている。なお、支持部60は馬蹄形となってい
て、挿入溝72が形成されているのは、この挿入溝72
に前述した基板移載機のアーム先端に設けられるツィー
ザを挿入するためである。なお、第一例及び第二例と同
一部分については、図面に同一番号を付して説明を省略
する。
【0030】
【実施例】次に実施例及び比較例について説明する。実
施例1乃至3は、前述した第一例の基板支持体を用い、
本体部の構成物が炭化珪素からなり、接触部の構成物が
ガラス状炭素からなる。
【0031】
【実施例1】直径300mmのシリコンウェハを1回の
処理につき75枚を基板支持体に支持し、雰囲気ガスと
して100%アルゴンを使用し、反応炉へ100mm/
分の挿入速度で挿入した。基板支持体を挿入するときの
管内温度は700°Cとした。その後、700°Cから
1200°Cまで昇温を行った。なお、700°Cから
1000°Cまでは16°C/分の昇温速度で、100
0°Cから1200°Cまでは1.5°C/分の昇温速
度で昇温した。そして、1200°Cで1時間保持し、
その後、1200°Cから700°Cまで降温を行っ
た。なお、1200°Cから1000°Cまでを1.5
°C/分の降温速度で、1000°Cから700°Cま
でを15°C/分の降温速度で降温した。2段階で昇
温、降温するのは(高温での昇温速度、降温速度を小さ
くするのは)、高温で急激に温度を変化させると、基板
面内で均一に温度が変化せず、スリップ発生の原因とな
るためである。基板支持体を反応炉から取り出す時の温
度は700°Cであり、100mm/分の速度で基板支
持体を取り出した。その後、光学微分顕微鏡で観察した
結果、シリコンウェハには傷の発生はなく、スリップラ
インの発生もなかった。また、反り計でシリコンウェハ
の反りを測定した結果、反り量は10μm以下であり、
反り量を10μm以下とした熱処理前と変化は見られな
かった。反りの測定は、一般的に実施されているよう
に、レーザ光の光軸に対して垂直にシリコンウェハを立
て、レーザ光を走査し、シリコンウェハから反射した光
から算出した。N数は10枚である。
【0032】
【実施例2】反応炉での保持温度を1080°Cとし
て、実施例1と同様の実験を実施した。即ち、昇温時の
雰囲気ガスは、99.5%のアルゴンと0.5%の酸素
との混合ガスであり、700°Cから1000°Cまで
は16°C/分の昇温速度で、1000°Cから108
0°Cまでは1.5°C/分の昇温速度で昇温し、雰囲
気ガスを100%アルゴンとして1080°Cで1時間
保持し、雰囲気ガスを100%アルゴンのままで、10
80°Cから1000°Cまでを1.5°C/分の降温
速度で、1000°Cから700°Cまでを15°C/
分の降温速度で降温し、その他の条件は実施例1と同じ
とした。その結果、シリコンウェハには傷の発生はな
く、スリップラインの発生及び反り量の増大も見られな
かった。
【0033】
【実施例3】反応炉での保持温度を1000°Cとし
て、実施例1及び実施例2と同様の実験を実施した。即
ち、昇温時の雰囲気ガスは、99.5%のアルゴンと
0.5%の酸素との混合ガスであり、700°Cから1
000°Cまでは16°C/分の昇温速度で昇温し、雰
囲気ガスを100%アルゴンとして1000°Cで2時
間保持し、雰囲気ガスを100%アルゴンのままで、1
000°Cから700°Cまで15°C/分の高温速度
で降温し、その他の条件は実施例1と同じとした。その
結果、シリコンウェハには傷の発生はなく、スリップラ
インの発生及び反り量の増大も見られなかった。
【0034】次の実施例4乃至6は、前述した第一例の
基板支持体を用い、本体部の主たる構成物が炭化珪素か
らなり、接触部の主たる構成物は、表面がガラス状炭素
で覆われた黒鉛である。
【0035】
【実施例4】実施例1と同一の熱処理を実施した。その
結果、シリコンウェハには傷の発生はなく、スリップラ
インの発生及び反り量の増大も見られなかった。
【0036】
【実施例5】雰囲気ガスを100%アルゴンとした他は
実施例2と同一の熱処理を実施した。その結果、シリコ
ンウェハには傷の発生はなく、スリップラインの発生及
び反り量の増大も見られなかった。
【0037】
【実施例6】雰囲気ガスを100%アルゴンとした他は
実施例3と同一の熱処理を実施した。その結果、シリコ
ンウェハには傷の発生はなく、スリップラインの発生及
び反り量の増大も見られなかった。
【0038】次の実施例7乃至9は、前述した第二例の
基板支持体を用い、本体部の構成物が炭化珪素からな
り、接触部の主たる構成物が黒鉛からなる。
【0039】
【実施例7】実施例1と同一の熱処理を実施した。その
結果、シリコンウェハには傷の発生はなく、スリップラ
インの発生及び反り量の増大も見られなかった。
【0040】
【実施例8】実施例5と同一の熱処理を実施した。その
結果、シリコンウェハには傷の発生はなく、スリップラ
インの発生及び反り量の増大も見られなかった。
【0041】
【実施例9】雰囲気ガスを100%窒素とした他は実施
例3と同一の熱処理を実施した。その結果、シリコンウ
ェハには傷の発生はなく、スリップラインの発生及び反
り量の増大も見られなかった。
【0042】
【実施例10】前述した第二例の基板支持体を用い、本
体部の主たる構成物をシリコンに変更し、実施例1乃至
9と同一の実験を実施した。その結果、シリコンウェハ
には傷の発生はなく、スリップラインの発生及び反り量
の増大も見られなかった。
【0043】
【実施例11】前述した第三例の基板支持体を用い、本
体部の構成物を石英に変更し、実施例2、3、5,6,
8及び9と同一の実験を実施した。その結果、シリコン
ウェハには傷の発生はなく、スリップラインの発生及び
反り量の増大も見られなかった。
【0044】
【実施例12】前述した第一例の基板支持体を用い、本
体部の構成物が炭化珪素からなり、接触部の構成物をガ
ラス状炭素、表面をガラス状炭素で覆った黒鉛及び黒鉛
にそれぞれ変えて、実施例2、3、5,6,8及び9と
同一の実験を石英基板に対して熱処理を実施した。石英
基板は、直径300mm、厚さ1.0mmのものを用い
た。光学微分顕微鏡で観察した結果、石英基板には傷の
発生は見られなかった。
【0045】
【実施例13】実施例12に対し、本体部の構成物をシ
リコンに変更し、実施例12と同一の実験を実施した。
その結果、石英基板には傷の発生は見られなかった。
【0046】
【実施例13】実施例12に対し、本体部の主構成物を
石英に変更し、実施例12と同一の実験を実施した。そ
の結果、石英基板には傷の発生は見られなかった。
【0047】
【比較例1】図12で示した従来の基板支持体を用い、
炭化珪素製の基板支持体に直接シリコンウェハを支持
し、実施例1と同一の実験を実施した。シリコンウェハ
の裏面においては、支持部に対応する部分3箇所に大き
さ50〜300μm、深さ約5μm、高さ約10μmの
傷が発生した。それらの傷からは、約4〜30mmの長
さのスリップラインが多数本発生した(図13)。その
シリコンウェハは、熱処理前の反り量が10μm以下に
対し、熱処理後は約60〜90μmの反りがあった。N
数は10枚である。
【0048】
【比較例2】図12で示した従来の基板支持体を用い、
シリコン製の基板支持体に直接シリコンウェハを支持
し、実施例2と同一の実験を実施した。シリコンウェハ
の裏面においては、支持部に対応する部分3箇所に大き
さ20〜100μmの傷が発生した。それらの傷から
は、約2〜30mmの長さのスリップラインが多数本発
生した。そのシリコンウェハは、熱処理前の反り量が1
0μm以下に対し、熱処理後は約60〜80μmの反り
があった。
【0049】
【比較例3】図12で示した従来の基板支持体を用い、
石英製の基板支持体に直接石英基板を支持し、実施例3
と同一の実験を実施した。石英基板は、直径300m
m、厚さ1.0mmのものを用いた。石英基板の裏面に
おいては、支持部に対応する部分3箇所に大きさ100
〜200μmの傷が発生した(図14)。このときの傷
の最大高さは、約20μmであった。
【0050】なお、前記実施例においては、シリコンウ
ェハ又は石英基板として、直径300mmのものを用い
たが、直径が小さい例えば200mmの場合にも有効で
ある。また、直径が大きい例えば400mm或いは四角
形の石英又はガラス基板に対しても有効である。また、
上記比較例においては、基板支持体と基板との材料の組
み合わせとして、シリコン製の基板支持体と石英基板、
あるいは石英製の基板支持体とシリコンウェハについて
は述べていないが、シリコンの硬度と石英の硬度とは同
程度であるため、傷が発生するものと考えられる。
【0051】本発明の熱処理装置は、基板の製造工程に
も適用することができる。
【0052】SOI(Silicon On Insulator)ウエハの
一種であるSIMOX(Separation by Implanted Oxyg
en)ウエハの製造工程の一工程に本発明の熱処理装置を
適用する例について説明する。
【0053】まずイオン注入装置等により単結晶シリコ
ンウエハ内へ酸素イオンをイオン注入する。その後、酸
素イオンが注入されたウエハを上記実施形態の熱処理装
置を用いて、例えばAr、O2雰囲気のもと、1300
〜1400°C、例えば1350°C以上の高温でアニ
ールする。これらの処理により、ウエハ内部にSiO2
層が形成された(SiO2層が埋め込まれた)SIMO
Xウエハが作製される。
【0054】また、SIMOXウエハの他、水素アニー
ルウエハの製造工程の一工程に本発明の熱処理装置を適
用することも可能である。この場合、ウエハを本発明の
熱処理装置を用いて、水素雰囲気中で1200°C程度
以上の高温でアニールすることとなる。これによりIC
(集積回路)が作られるウエハ表面層の結晶欠陥を低減
することができ、結晶の完全性を高めることができる。
【0055】また、この他、エピタキシャルウエハの製
造工程の一工程に本発明の熱処理装置を適用することも
可能である。
【0056】以上のような基板の製造工程の一工程とし
て行う高温アニール処理を行う場合であっても、本発明
の熱処理装置を用いることにより、基板のスリップの発
生を防止することができる。
【0057】本発明の熱処理装置は、半導体装置の製造
工程にも適用することも可能である。特に、比較的高い
温度で行う熱処理工程、例えば、ウェット酸化、ドライ
酸化、水素燃焼酸化(パイロジェニック酸化)、HCl
酸化等の熱酸化工程や、硼素(B)、リン(P)、砒素
(As)、アンチモン(Sb)等の不純物(ドーパン
ト)を半導体薄膜に拡散する熱拡散工程等に適用するの
が好ましい。このような半導体デバイスの製造工程の一
工程としての熱処理工程を行う場合においても、本発明
の熱処理装置を用いることにより、スリップの発生を防
止することができる。
【0058】以上のように、本発明は、特許請求の範囲
に記載した事項を特徴とするが、さらに次のような実施
形態が含まれる。 (1)請求項1記載の熱処理装置において、前記接触部
は、ガラス状炭素よりも硬度が小さい物質の表面をガラ
ス状炭素で覆ったものであることを特徴とする熱処理装
置。 (2)請求項1記載の熱処理装置において、前記接触部
は、黒鉛表面をガラス状炭素で覆ったものであることを
特徴とする熱処理装置。 (3)請求項1記載の熱処理装置において、前記本体部
の構成物は炭化珪素、シリコン又は石英であることを特
徴とする熱処理装置。 (4)請求項1記載の熱処理装置において、前記接触部
は本体部から取り外し自在に設けられていることを特徴
とする熱処理装置。 (5)請求項1記載の熱処理装置において、前記基板支
持体は、複数枚の基板を略水平状態で隙間をもって複数
段に支持するよう構成されてなることを特徴とする熱処
理装置。 (6)請求項1記載の熱処理装置において、熱処理は1
000°C以上の温度で行うことを特徴とする熱処理装
置。 (7)請求項1記載の熱処理装置において、熱処理は1
350°C以上の温度で行うことを特徴とする熱処理装
置。
【0059】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、熱
処理中に発生するシリコンウェハ又は石英等の基板の傷
発生を少なくし、基板のスリップラインの発生を抑制
し、基板の反りを抑制し、もって高品質な半導体デバイ
ス又は基板を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る熱処理装置を示す斜視
図である。
【図2】本発明の実施形態に係る熱処理装置に用いた反
応炉を示す断面図である。
【図3】本発明の実施形態に係る熱処理装置に用いた基
板支持体の第一例を示す断面図である。
【図4】本発明の実施形態に係る熱処理装置に用いた基
板支持体の第一例を示し、図3のA−A線断面図であ
る。
【図5】本発明の実施形態に係る熱処理装置に用いた基
板支持体の第一例を示す拡大した断面図である。
【図6】本発明の実施形態に係る熱処理装置に用いた基
板支持体の第二例を示す断面図である。
【図7】本発明の実施形態に係る熱処理装置に用いた基
板支持体の第二例を示し、図6のB−B線断面図であ
る。
【図8】本発明の実施形態に係る熱処理装置に用いた基
板支持体の第二例を示す拡大した断面図である。
【図9】本発明の実施形態に係る熱処理装置に用いた基
板支持体の第三例を示す断面図である。
【図10】本発明の実施形態に係る熱処理装置に用いた
基板支持体の第三例を示し、図9のC−C線断面図であ
る。
【図11】本発明の実施形態に係る熱処理装置に用いた
基板支持体の第三例を示す拡大した断面図である。
【図12】従来の基板支持体を示す斜視図である。
【図13】従来の熱処理装置で処理したシリコンウェハ
を示す平面図である。
【図14】従来の熱処理装置で処理した石英基板を示す
平面図である。 10 熱処理装置 30 基板支持体 38 支柱 56 本体部 58 接触部 60 支持部 68 基板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石黒 謙一 東京都中野区東中野三丁目14番20号 株式 会社日立国際電気内 Fターム(参考) 5F031 CA02 CA05 HA02 HA08 HA10 HA37 HA42 HA62 NA07 PA11 5F045 AA20 AB32 AC11 AC16 AD14 AD15 AD16 AD17 BB13 DP19 DQ05 EM06 EM09

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一枚又は複数枚の基板を基板支持体に支
    持した状態で熱処理する熱処置装置において、前記基板
    支持体は、本体部と、前記基板と接触する接触部とを有
    し、前記接触部の少なくとも表面を構成する構成物がガ
    ラス状炭素又は黒鉛のいずれかであって、前記接触部表
    面は前記本体部表面とは異なる材質であることを特徴と
    する熱処理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の熱処理装置において、前
    記接触部は、前記接触部表面の構成物よりも硬度が小さ
    い物質の表面を前記支持部表面の構成物で覆ったもので
    あることを特徴とする熱処理装置。
  3. 【請求項3】 処理室内に基板を搬入するステップと、 本体部と、基板と接触する接触部とを有し、前記接触部
    の少なくとも表面を構成する構成物がガラス状炭素又は
    黒鉛のいずれかであって、前記接触部表面は前記本体部
    表面とは異なる材質である基板支持体に、一枚又は複数
    枚の基板を支持するステップと、 処理室内で前記一枚又は複数枚の基板を前記基板支持体
    に支持した状態で熱処理するステップと、 基板を前記処理室より搬出ステップと、を有することを
    特徴とする半導体デバイスの製造方法。
  4. 【請求項4】 処理室内に基板を搬入するステップと、 本体部と、基板と接触する接触部とを有し、前記接触部
    の少なくとも表面を構成する構成物がガラス状炭素又は
    黒鉛のいずれかであって、前記接触部表面は前記本体部
    表面とは異なる材質である基板支持体に、一枚又は複数
    枚の基板を支持するステップと、 処理室内で前記一枚又は複数枚の基板を前記基板支持体
    に支持した状態で熱処理するステップと、 基板を前記処理室より搬出ステップと、 を有することを特徴とする基板の製造方法。
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