JP2003322844A - ブラックマトリックスの欠陥部分の修正方法、およびこの方法を用いて製造されたカラーフィルタ - Google Patents

ブラックマトリックスの欠陥部分の修正方法、およびこの方法を用いて製造されたカラーフィルタ

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JP2003322844A
JP2003322844A JP2002130058A JP2002130058A JP2003322844A JP 2003322844 A JP2003322844 A JP 2003322844A JP 2002130058 A JP2002130058 A JP 2002130058A JP 2002130058 A JP2002130058 A JP 2002130058A JP 2003322844 A JP2003322844 A JP 2003322844A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カラーフィルタのブラックマトリックスに生
じた欠陥部分を修正する場合において、修正後に表示装
置として点燈した場合においても修正個所が視認されな
いようなブラックマトリックスの欠陥部分の修正方法を
提供し、さらにこの方法により修正されたカラーフィル
タを提供することを主たる課題とする。 【解決手段】 透明基板上に少なくとも着色層とブラッ
クマトリックスとを有するカラーフィルタにおいて、前
記ブラックマトリックスの欠陥部分を修正する方法であ
って、欠陥部分を含むブラックマトリックスと、前記欠
陥部分を含むブラックマトリックスの近傍にある着色層
とにレーザ光を照射することにより、前記欠陥部分を含
むブラックマトリックスと、その近傍にある着色層とを
除去する除去工程と、前記除去工程により除去された部
分に、除去された着色層と同色の修正用着色剤を塗布す
る塗布工程と、を有することを特徴とするブラックマト
リックスの欠陥部分の修正方法を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶表示装置等に
用いられるカラーフィルタのブラックマトリックスに欠
陥が生じた場合、この欠陥を修正するための方法、およ
びその方法により修正されたカラーフィルタに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】近年、パーソナルコンピューターの発
達、特に携帯用パーソナルコンピューターの発達に伴
い、液晶表示装置、とりわけカラー液晶表示装置の需要
が増加する傾向にある。このカラー液晶表示装置には、
通常赤(R)、緑(G)、および青(B)の3原色の着
色層とこれを仕切るブラックマトリックスを備えたカラ
ーフィルタが設けられており、このカラーフィルタの
R、G、およびBのそれぞれの画素に対応する電極をO
N、OFFさせることで液晶がシャッタとして作動し、
R、G、およびBのそれぞれの画素を光が通過してカラ
ー表示が行われる。
【0003】そして、このようなカラーフィルタにおけ
るブラックマトリックスは、通常透明基板上にフォトリ
ソグラフィー法を用いて形成されるのが一般である。
【0004】しかしながら、このようなカラーフィルタ
におけるブラックマトリックスを製造する際に、例えば
露光マスクや基板上へ異物が付着した場合や、その他の
原因で露光不良が生じた場合には、当該部分は露光が不
十分となるためブラックマトリックス層が充分に形成さ
れず欠陥を生じることがある。したがって、このような
異物を製造時に混入させないように、または一切の露光
不良が生じないようにすることが望ましいが、現実問題
としてクリーンルーム等の異物の少ない環境で製造した
場合でも、完全に異物のない状況でカラーフィルタを製
造することは不可能であり、また露光不良が全く生じな
い環境をつくることも不可能である。
【0005】したがって、このような状況において生じ
る欠陥は、ブラックマトリックスを形成した後に事後的
に修正する必要がある。
【0006】ブラックマトリックスに生じた欠陥を修正
することについては従来から行われているが、これは、
図3に示すように、欠陥部分を含むブラックマトリック
スをレーザ光等によって除去した後(図3(b))に、
当該除去部分に黒色の修正用着色剤を塗布することによ
り行われていた(図3(c))。
【0007】このように、ブラックマトリックスに生じ
た欠陥部分をレーザ光で除去し、単に黒色の着色剤を塗
布することにより欠陥を修正した場合においては、修正
した部分がブラックマトリックスからはみ出していない
場合には特に問題を生じることはないが、通常欠陥部を
含むように大きくレーザ光で除去をするため、当該除去
部分に黒色の修正用着色剤を塗布した場合には、黒色が
ブラックマトリックス近傍の着色層にもはみ出ることに
なり、そうすると表示装置として点燈した場合には修正
個所が視認されてしまうケースがあった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記問題点
に鑑みてなされたものであり、カラーフィルタのブラッ
クマトリックスに生じた欠陥部分を修正する場合におい
て、修正後に表示装置として点燈した場合においても修
正個所が視認されないようなブラックマトリックスの欠
陥部分の修正方法を提供し、さらにこの方法により修正
されたカラーフィルタを提供することを主たる課題とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、請求項1に記載するように、透明基板上
に少なくとも着色層とブラックマトリックスとを有する
カラーフィルタにおいて、前記ブラックマトリックスの
欠陥部分を修正する方法であって、欠陥部分を含むブラ
ックマトリックスと、前記欠陥部分を含むブラックマト
リックスの近傍にある着色層とにレーザ光を照射するこ
とにより、前記欠陥部分を含むブラックマトリックス
と、その近傍にある着色層とを除去する除去工程と、前
記除去工程により除去された部分に、除去された着色層
と同色の修正用着色剤を塗布する塗布工程と、を有する
ことを特徴とするブラックマトリックスの欠陥部分の修
正方法を提供する。
【0010】この方法によれば、欠陥部分を含むブラッ
クマトリックスと、その近傍にある着色層とを同時に除
去し、さらに除去された部分には、黒色の修正用着色剤
ではなくブラックマトリックス近傍の着色層と同色の修
正用着色剤を塗布するので、黒色が着色層にはみ出るこ
とはなく、表示装置として点燈した場合であっても修正
個所が観察者に視認されてしまうことはない。
【0011】前記請求項1に記載の発明においては、請
求項2に記載するように、前記除去工程において除去さ
れた着色層が2色以上の着色層であって、前記塗布工程
において塗布される修正用着色剤は、前記除去された2
色の修正用着色剤であり、かつ、これら2色の修正用着
色剤は、除去された部分を完全に覆うように、かつ、除
去された2色が接合または重なるように塗布されてもよ
い。
【0012】ブラックマトリックスは、通常、異なる2
色の着色層に挟まれて存在している場合が多いが、この
発明によれば、ブラックマトリックスに存在する欠陥部
分を、その両側にある2色の着色層ごと除去し、その
後、除去した部分に、除去された2色と同色の修正用着
色剤を用い、かつ、これら2色の修正用着色剤が接合ま
たは重なるように塗布されるので、上記請求項1に記載
の発明と同様の効果、つまり表示装置として点燈した場
合であっても修正個所が観察者に視認されることはな
い。
【0013】また、この発明によれば、着色層の一部が
本来ブラックマトリックスが存在する部分において重な
ることとなり(つまり、混色欠陥が生じることとな
る)、さらに修正した部分にはブラックマトリックスが
存在しないこととなるが、このような混色欠陥やブラッ
クマトリックスの欠落は、点燈しても観察者に欠陥とし
て視認されることはないので問題とならない。
【0014】さらに、前記請求項1に記載の発明におい
ては、請求項3に記載するように、前記除去工程におい
て、欠陥部分を含むブラックマトリックスの近傍にある
一の着色層側によせてレーザ光を照射することにより、
前記欠陥部分を含むブラックマトリックスとその近傍に
ある着色層とを除去し、前記塗布工程においては、除去
された部分を完全に覆うように前記一の着色層と同一の
修正用着色剤を塗布してもよい。
【0015】上記請求項2に記載の発明においては、除
去された2色の着色層と同色の修正用着色剤を用いた
が、この発明によれば、除去する部分を予め一の着色層
側にズラしてあるので、除去された部分のほとんどが一
の着色層となり、そうすることにより、修正用着色層を
一色のみ用いることで除去部分を修正することができる
とともに、着色層同士が一定の割合で重なり合うことに
より、本発明の修正方法で修正したカラーフィルタを表
示装置に組み込み修正部分を斜めから観察した場合であ
っても、光の漏れを防止しながら混色欠陥として認識さ
れないようにすることができる。
【0016】なお、この発明においても、混色欠陥やブ
ラックマトリックスの欠落は生じるが、点灯しても観察
者に欠陥として視認されることはないので問題とはなら
ない。
【0017】請求項1乃至請求項3のいずれか一の請求
項に記載の発明においては、請求項4に記載するよう
に、前記除去工程を行う前の段階で、除去しようとする
部分にレーザ光の吸収性が良好な材料で形成したレーザ
光吸収部を設けるレーザ光吸収部形成工程を有していて
もよい。
【0018】この発明によれば、レーザ光により欠陥部
分を除去する前に、レーザ光を照射する部位に予めレー
ザ光の吸収が良好な材料で形成したレーザ光吸収部を形
成するので、レーザ光を照射する部位の材質に関係なく
一律の強度でレーザ光を照射することができる。したが
って、レーザ光の強度の調整等の手間がなく、効率的に
欠陥部分の除去を行うことができる。さらに、本発明に
おいては、レーザ光吸収部で所定の深さの異物除去孔が
形成されるようにレーザ光の強度を調節してあるので、
たとえレーザ光の照射精度が悪く、除去すべきでない部
分にレーザ光を照射した場合でも、レーザ光吸収部が形
成されていない部位であれば、大きな孔が形成されるこ
とがなく、その後の修復が不要もしくは容易であるとい
う利点を有する。
【0019】前記請求項1乃至請求項4のいずれか一の
請求項に記載の発明においては、請求項5に記載するよ
うに、前記レーザ光の波長が、1μmを越える波長であ
ることが好ましい。
【0020】この範囲のレーザ光であれば、一般に着色
層等に対する吸収度が低いことから、誤ってレーザ光吸
収部以外のところにレーザ光を照射した場合でも、着色
層等に損傷を負わせる度合いが少なく、その後の補修等
の手間が少なくてすむからである。また、一般に、この
範囲の波長を発するレーザ装置の方が安価であり、かつ
高出力を得ることができるからである。
【0021】さらに本発明は、上記課題を解決するため
に、請求項6に記載するように、前記請求項1乃至請求
項5のいずれか一の請求項に記載のブラックマトリック
スの欠陥部分の修正方法をによりブラックマトリックス
の欠陥部分が修正されたことを特徴とするカラーフィル
タを提供する。
【0022】この発明のカラーフィルタは、表示装置と
して点燈した場合であっても欠陥部分も修正部分も視認
できない良好なカラーフィルタであるといえる。
【0023】
【発明の実施の形態】本発明のブラックマトリックスの
欠陥部分の修正方法は、透明基板上に少なくとも着色層
とブラックマトリックスとを有するカラーフィルタにお
いて、前記ブラックマトリックスの欠陥部分を修正する
方法であって、欠陥部分を含むブラックマトリックス
と、前記欠陥部分を含むブラックマトリックスの近傍に
ある着色層とにレーザ光を照射することにより、前記欠
陥部分を含むブラックマトリックスと、その近傍にある
着色層とを除去する除去工程と、前記除去工程により除
去された部分に、除去された着色層と同色の修正用着色
剤を塗布する塗布工程と、を有することに特徴を有する
ものである。
【0024】以下に、本発明の方法について図面を用
い、各工程毎に詳細に説明する。
【0025】[1]除去工程 図1は、本発明の方法を示す工程図であり、図1(a)
は、本発明の方法を行う前のカラーフィルタの正面図で
あり、(b)は、本発明の方法における除去工程を行っ
た後のカラーフィルタの正面図であり、(c)は、本発
明の方法における塗布工程と行った後のカラーフィルタ
の正面図である。
【0026】先ず、本発明のブラックマトリックスの欠
陥部分の修正方法が適用されるのは、上述したように透
明基板4上に少なくとも着色層3とブラックマトリック
ス2を含むカラーフィルタ1である。
【0027】ここで用いられる透明基板4は、通常カラ
ーフィルタに用いられているものであれば特に限定され
るものではなく、例えば石英ガラス、パイレックス(登
録商標)ガラス、合成石英板等の可撓性のない透明なリ
ジット材、あるいは透明樹脂フィルム、光学用樹脂板等
の可撓性を有する透明なフレキシブル材等を挙げること
ができる。
【0028】本発明は、このような透明基板上に形成さ
れたカラーフィルタにおけるブラックマトリックスの欠
陥10を修正する際に用いられる方法であり、本発明の
方法は、透明基板4上に最終的に形成される全ての層が
形成される前の段階においてブラックマトリックス2に
生じた欠陥を修正する場合も含むものである。すなわ
ち、少なくとも着色層3とブラックマトリックス2のみ
が形成された段階で本発明の方法によりブラックマトリ
ックス3中の欠陥10を修正してもよい。
【0029】本発明の方法は、当該方法を適用する欠陥
10の種類を特に限定するものではなく、いかなる種類
の欠陥にも適用することが可能である。例えば、ブラッ
クマトリックスの製造工程において、マスクや基板への
異物付着などによる露光不良により、ブラックマトリッ
クスの一部が硬化されなかった場合等に生じる欠陥、つ
まり本来ならブラックマトリックスが形成されているは
ずの部分にブラックマトリックスが形成されず、カラー
フィルタの基材が露出している欠陥、いわゆる白欠陥な
どに適用することも可能である。
【0030】また、本発明でいう着色層3とは、複数色
の画素部、通常は赤(R)、緑(G)、および青(B)
の3色の画素部からなり、種々のパターン、例えば、モ
ザイク状、トライアングル状、ストライプ状等のパター
ンで形成されるものである。
【0031】本発明の方法の除去工程は、図1(b)に
示すように、欠陥10を含むブラックマトリックスと、
この近傍にある着色層とにレーザ光を照射することによ
り、前記欠陥10を含むブラックマトリックスとその近
傍にある着色層とを同時に除去することを目的とする。
このように、欠陥10を含むブラックマトリックス2の
みならず、その近傍にある着色層3(図面では赤色着色
層(R)と緑色着色剤(G))をも同時に除去すること
により、ブラックマトリックスをまたぐように除去部分
11を形成することで、後述する塗布工程により黒色で
はない着色層を用いて修正をすることができる。
【0032】除去工程においては、所定の形状にブラッ
クマトリックスとその近傍の着色層を除去する方法につ
いては、本発明は特に限定することはなく、従来公知の
方法、例えば、所定形状のマスクを通してレーザ光を照
射する方法などを用いることができる。
【0033】また、本発明の方法においては、除去工程
を行う前の段階で、除去しようとする部分にレーザ光の
吸収が良好な材料で形成したレーザ光吸収部を設けるレ
ーザ光吸収部形成工程を行ってもよい(図示せず)。
【0034】ここで、レーザ光の吸収性が良好な材料と
は、レーザ光吸収部として形成された際に、対応するレ
ーザ光の吸収率が、25%〜100%の範囲内、好まし
くは70%〜100%の範囲内である材料をいう。
【0035】このレーザ光の吸収性が良好な材料の具体
例は、照射するレーザ光の波長により大きく異なるもの
であるが、例えば、グラビア印刷用黒色インキ、近赤外
線吸収材、色料を混ぜたゼラチン、ガゼイン、グリュ
ー、セルロース等の天然樹脂、色料を混ぜたアクリル系
樹脂、フェノール系樹脂、ポリウレタン系樹脂等の合成
樹脂等を挙げることができる。このような材料は、レー
ザ光吸収部の形成方法によって例えば溶媒に溶解もしく
は分散された塗工液等の種々の形態とされ、レーザ光吸
収部の形成方法にしたがって用いられる。
【0036】本発明においては、レーザ光の波長が1μ
mを越える波長を有するレーザ光を使用することができ
る。1μmを越える波長を有するレーザ光の方が高出力
が得やすいといった利点があり、さらには紫外領域等の
短波長側のレーザ装置等は高価である等のデメリットが
あるからである。
【0037】このような波長が1μmを越えるレーザ光
としては、例えば赤外線YAGレーザ、ダイオードレー
ザ、半導体レーザ、He−Neレーザ、炭酸ガスレーザ
等を挙げることができる。
【0038】[2]塗布工程 本発明の方法においては、図1(c)に示すように、前
述の除去工程が終了した後、除去部分11に除去された
着色層と同色の修正用着色剤を塗布する塗布工程が行わ
れる。本発明の方法は、ブラックマトリックスの欠陥を
修正するにも関わらず、黒色の修正用着色剤を用いるの
ではなく、除去された着色層と同色の修正用着色剤(図
1においては、赤色修正用着色剤12Rと緑色修正着色
剤12G)を用いる点に特徴を有している。
【0039】このように、除去された着色層と同色の修
正用着色剤を用いることにより、当該除去部分11にお
いては、ブラックマトリックスはなくなって混色欠陥1
3が生じることとなるが、表示装置として点燈した場合
には、観察者に視認されることはない。
【0040】なお、図1においては、ブラックマトリッ
クスと一緒に除去された着色層が赤色着色層と緑色着色
層であるため、これと同色の修正用着色剤を用いている
が、本発明の方法はこれに限定されるものではなく、ブ
ラックマトリックスと一緒に除去された着色層が1色で
ある場合には、その色の修正用着色剤のみを用いればよ
く、また除去された着色層が3色である場合には、3色
の修正用着色剤を用いればよい。
【0041】本発明の方法において用いられる修正用着
色剤については、本発明の方法は特に限定することはな
く、従来公知の着色剤の全てを任意に選択して用いるこ
とができる。各色の修正用着色剤の組成については、以
下に示す通りである。 (修正用着色剤の組成) 顔料:修正する部分の着色層に合わせて、任意の顔料を
用いることが可能 樹脂:アクリル系樹脂 モノマー:DPHA(ジペンタエリスリトールヘキサア
クリレート) 開始剤:α−アミノケトン系 希釈溶剤:プロピレングリコールモノメチルエーテルア
ゼテート なお、上記顔料の組成を以下「組成A」とする場合があ
る。
【0042】このような修正用着色剤を除去部分11に
塗布する方法についても本発明の方法は、特に限定する
ことはなく従来公知の方法を用いることができる。例え
ば、塗布用針を用いて塗布してもよく、この場合におい
ても塗布用針先端の直径についても、除去部分11の大
きさにより任意に設定することができる。この場合通常
は50nm以下の物を用いるのがよい。
【0043】本発明の方法においては、図1(b)に示
すようにブラックマトリックスと一緒に除去された着色
層が2色以上あり、かつそれぞれの着色層がほぼ同面積
除去された場合においては、図1(c)に示すように、
それぞれの修正用着色剤を重ねるように塗布することが
好ましい。このようにすることで混色欠陥を形成するこ
とになるが、観察者に視認されることはないからであ
る。この場合において、修正用着色剤は、除去部分11
全体に修正用着色剤が塗布されるようにすることが必要
である。
【0044】図2は、本発明の方法の別の実施の形態を
示す工程図である。
【0045】図2(b)に示すように、本発明の方法に
おいては、前記除去工程において、欠陥部分を含むブラ
ックマトリックスの近傍にある一の着色層側によせてレ
ーザ光を照射することにより(図2(b)においては赤
色着色層側によせてレーザ光を照射している)、前記欠
陥部分11を含むブラックマトリックスとその近傍にあ
る着色層とを除去し、前記塗布工程においては、前記一
の着色層と同一の修正用着色剤(図2(c)においては
赤色修正用着色剤)を塗布することによりブラックマト
リックスの欠陥部分を修正してもよい。
【0046】この場合においても除去部分11において
はブラックマトリックスが欠落し、青色着色層の一部に
おいては混色欠陥を生ずることとなるが、一定の範囲内
ならば観察者に視認されることはない。具体的には、他
の色の修正用着色剤を塗布される側の着色層(図2にお
いては、青色着色層)全体に対する前記混色欠陥の面積
比が1〜10%の範囲であれば、観察者に視認されるこ
とはなく、前記面積比が1〜5%の範囲がより好まし
い。混色している部分が全体の10%を超えると混色欠
陥として観察者に視認されることことなる。一方、混色
している部分が全体の1%より小さくなると修正用着色
剤の除去部分への被覆が不充分となり、観察者にいわゆ
る白欠陥として視認されることとなったり、斜めから見
た場合に光が漏れたりする場合がある。
【0047】このようにしてブラックマトリックスの欠
陥が修正されたカラーフィルタは、全ての画素において
忠実に色を再現することが可能であり、非常に高品質な
ものである。
【0048】なお、本発明は、上記実施形態に限定され
るものではない。上記実施形態は例示であり、本発明の
特許請求の範囲に記載された技術的思想と実質的に同一
な構成を有し、同様な作用効果を奏するものは、いかな
るものであっても本発明の技術的範囲に包含される。
【0049】
【実施例】以下に実施例を示し、本発明をさらに説明す
る。
【0050】(実施例1)図1に示すように、赤色着色
層と緑色着色層との間に位置するブラックマトリックス
に欠陥を有するカラーフィルタを用意し、図1と同様の
手順で当該欠陥を修正し、実施例1の修正済みカラーフ
ィルタを得た。詳細な条件は以下の通りである。
【0051】〈条件〉 欠陥の大きさ:長径40μm、短径20μm、高さ10
μmでブラックマトリックスから左右にはみ出した形状
(異物による欠陥) レーザ光の種類:赤外線YAGレーザ レーザ光の波長:1064nm 除去部分の大きさ:120μm×50μmの長方形 修正用着色剤塗布用針の先端の直径:50μm(先端に
テーパー加工有り) 赤色修正用着色剤:前記組成Aの修正用着色剤を用い、
顔料としては、クロモフタルレッドA2B(チバガイギ
ー社製)とパリオトールイエローD1819(BASF
社製)を4:1で混合したものを使用 緑色修正用着色剤:前記組成Aの修正用着色剤を用い、
顔料としては、モナストラルグリーン9Y−C(ゼネカ
社製)とパリオトールイエローD1819(BASF社
製)を4:1で混合したものを使用 (実施例2)図2に示すように、赤色着色層と青色着色
層との間に位置するブラックマトリックスに欠陥を有す
るカラーフィルタを用意し、図2と同様の手順で当該欠
陥を修正し、実施例2の修正済みカラーフィルタを得
た。詳細な条件は以下の通りである。
【0052】〈条件〉 欠陥の大きさ:長径15μm、短径10μm、高さ10
μmのブラックマトリックス上の突起形状の欠陥 レーザ光の種類:実施例1と同じ レーザ光の波長:実施例1と同じ 除去部分の大きさ:50μm×50μmの正方形 修正用着色剤塗布用針の先端の直径:実施例1と同じ 赤色修正用着色剤:実施例1と同じ 緑色修正用着色剤:前記組成Aの修正用着色剤を用い、
顔料としては、ヘオリゲンブルーL6700F(BAS
F社製)を使用 (比較例1)図4に示すように、赤色着色層と緑色着色
層との間に位置するブラックマトリックスに欠陥を有す
るカラーフィルタを用意し、図4に示すように除去部分
に黒色の修正用着色剤を塗布することにより修正済みの
カラーフィルタを得た。詳細な条件は以下の通りであ
る。
【0053】〈条件〉 欠陥の大きさ:実施例2と同じ レーザ光の種類:実施例1と同じ レーザ光の波長:実施例1と同じ 除去部分の大きさ:実施例2と同じ 修正用着色剤塗布用針の先端の直径:実施例1と同じ 黒色修正用着色剤:前記組成Aの修正用着色剤を用い、
顔料としては、TMブラック♯9550(大日精化工業
社製)を使用 (比較例2)図5に示すように、赤色着色層と緑色着色
層との間に位置するブラックマトリックスに欠陥を有す
るカラーフィルタを用意し、図5に示すように除去部分
には修正用着色剤を塗布せず、そのままの状態のカラー
フィルタを得た。詳細な条件は以下に示す通りである。
【0054】〈条件〉 欠陥の大きさ:実施例2と同じ レーザ光の種類:実施例1と同じ レーザ光の波長:実施例1と同じ 除去部分の大きさ:実施例2と同じ (結果)上記本発明の実施例1、2および比較例1、2
によりそれぞれ得られたカラーフィルタを表示装置にそ
れぞれ設置し、全点燈した場合、単色のみ点燈した場
合、斜めから見たときの修正部分からの光の漏れ、につ
いて観察者に欠陥として見えるか否かを試験した。試験
結果を以下の表1に示す。
【0055】
【表1】 上記表1からも明らかなように、本発明の方法により修
正されたカラーフィルタは、全点燈した場合、単色のみ
点燈した場合、斜めから見たときの修正部分からの光の
漏れの全てについて良好な結果を得ることができたのに
対し、比較例においては欠陥が観察者に分かるものとな
った。
【0056】また、上記実施例2は、混色欠陥が最も視
認し易い赤色(R)と青色(B)の組合せで行ったもの
であり、図3は、図2に示す修正部分の拡大正面図であ
る。
【0057】図3に示すように、赤色着色層を含んだ除
去部分11を完全に覆い、ブラックマトリックスを隔て
て隣接する青色着色層にかかるように赤色修正用着色剤
を塗布した。この修正用着色剤が硬化した後の修正部分
は、直径80μmの円形となり、本来ブラックマトリッ
クスであった領域から青色着色層領域へ飛び出した部分
(つまり、混色欠陥)の大きさは15μm(図参照)で
あった。この場合の混色欠陥の青色着色層全体に対する
面積比は4.1%であった。
【0058】このような実施例2のカラーフィルタを表
示装置に設置し多場合、前記表1にも示したように混色
欠陥は認識できず、また赤色修正用着色剤を青色着色層
にまでオーバーラップさせて完全に除去部分を覆ってい
るので、斜めから見た場合の光の漏れも認識されなかっ
た。
【0059】なお、実施例としては記載しないが、上記
実施例2と同様の欠陥を2カ所有するカラーフィルタを
用意し、実施例2と同様の方法で修正した場合には、全
体として混色部分の面積比は8.2%となるが、この場
合であっても上記実施例2と同様の良好な結果が得られ
た。
【0060】
【発明の効果】本発明によれば、ブラックマトリックス
に生じた欠陥を修正するに際し、黒色の修正用着色剤を
塗布するのではなく、修正する際にブラックマトリック
スの近傍にあり、欠陥部分と一緒に除去された着色層と
同色の修正用着色剤を塗布するので、観察者に欠陥部分
が分からないように修正することが可能であり、この方
法により得られたカラーフィルタは全ての画素において
忠実に色を再現することが可能であり、非常に高品質な
ものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の方法を説明する工程図であり、(a)
は、除去工程前のカラーフィルタの正面図であり、
(b)は、除去工程後のカラーフィルタの正面図であ
り、(c)は塗布工程後のカラーフィルタの正面図であ
る。また、本発明の実施例1の工程図でもある。
【図2】本発明の他の方法を説明する工程図であり、
(a)は、除去工程前のカラーフィルタの正面図であ
り、(b)は、除去工程後のカラーフィルタの正面図で
あり、(c)は塗布工程後のカラーフィルタの正面図で
ある。また、本発明の実施例2の工程図でもある。
【図3】図2(C)に示す塗布工程後のカラーフィルタ
の修正した部分の拡大図である。
【図4】従来のブラックマトリックスの欠陥部分の修正
方法を説明する工程図である。また、比較例1の工程図
でもある。
【図5】比較例2の工程図である。
【符号の説明】
1 … カラーフィルタ 2 … ブラックマトリックス 2 … 着色層 4 … 透明基板 10 … 欠陥 11 … 除去部分 12 … 修正用着色剤
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石川 桂三 東京都新宿区市谷加賀町一丁目1番1号 大日本印刷株式会社内 Fターム(参考) 2H048 BA02 BA11 BB02 BB24 BB42 2H088 FA14 HA14 MA01 2H091 FA35Y FC21 LA15 LA30

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透明基板上に少なくとも着色層とブラッ
    クマトリックスとを有するカラーフィルタにおいて、前
    記ブラックマトリックスの欠陥部分を修正する方法であ
    って、 欠陥部分を含むブラックマトリックスと、前記欠陥部分
    を含むブラックマトリックスの近傍にある着色層とにレ
    ーザ光を照射することにより、前記欠陥部分を含むブラ
    ックマトリックスと、その近傍にある着色層とを除去す
    る除去工程と、 前記除去工程により除去された部分に、除去された着色
    層と同色の修正用着色剤を塗布する塗布工程と、 を有することを特徴とするブラックマトリックスの欠陥
    部分の修正方法。
  2. 【請求項2】 前記除去工程において除去された着色層
    が2色以上の着色層であって、 前記塗布工程において塗布される修正用着色剤は、前記
    除去された2色の修正用着色剤であり、かつ、これら2
    色の修正用着色剤は、除去された部分を完全に覆うよう
    に、かつ、除去された2色が接合または重なるように塗
    布されることを特徴とする請求項1に記載のブラックマ
    トリックスの欠陥部分の修正方法。
  3. 【請求項3】 前記除去工程において、欠陥部分を含む
    ブラックマトリックスの近傍にある一の着色層側によせ
    てレーザ光を照射することにより、前記欠陥部分を含む
    ブラックマトリックスとその近傍にある着色層とを除去
    し、 前記塗布工程においては、除去された部分を完全に覆う
    ように前記一の着色層と同一の修正用着色剤を塗布する
    ことを特徴とする請求項1に記載のブラックマトリック
    スの欠陥部分の修正方法。
  4. 【請求項4】 前記除去工程を行う前の段階で、除去し
    ようとする部分にレーザ光の吸収性が良好な材料で形成
    したレーザ光吸収部を設けるレーザ光吸収部形成工程を
    有することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれ
    か一の請求項に記載のブラックマトリックスの欠陥部分
    の修正方法。
  5. 【請求項5】 前記レーザ光の波長が、1μmを越える
    波長であることを特徴とする請求項1乃至請求項4のい
    ずれか一の請求項に記載のブラックマトリックスの欠陥
    部分の修正方法。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至請求項5のいずれか一の請
    求項に記載のブラックマトリックスの欠陥部分の修正方
    法をによりブラックマトリックスの欠陥部分が修正され
    たことを特徴とするカラーフィルタ。
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