JP5182126B2 - カラーフィルタ基板の修正方法 - Google Patents
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タ上の被修正箇所に、ノズルの接触角度が鋭角になるように当接させて、欠陥部位を修正用インクで被覆する技術(特許文献2参照)等が開示されている。また、インクジェットにより修正用インクを塗布する技術については、除去する領域の形状を工夫したものが特許文献3に開示されている。
前記フォトスペーサあるいは配向制御用突起の欠損部分とその周辺にプラズマ照射を行い、当該プラズマ照射部の表面にフッ化物薄膜を形成することにより表面改質を行うことで撥インク性を付与する工程、
当該欠損部分の表面のフッ化物薄膜を除去し親水性表面を露出させる工程、
露出された欠損部分に、欠損部分を再形成するための再形成用インクを塗布し硬化させる工程、
硬化した前記再形成用インクにレーザ光を照射してトリミングすることにより所望される形状に整形する工程、
を少なくとも有することを特徴とするカラーフィルタ基板の修正方法としたものである。
前記フォトスペーサあるいは配向制御用突起の欠損部分とその周辺に、樹脂と溶剤との混合物を塗布して下地保護層を形成する工程、
当該下地保護層とその周辺にプラズマ照射を行い、当該プラズマ照射部の表面にフッ化物薄膜を形成することにより照射した面の表面状態を撥インク性に改質する工程、
プラズマ照射を行った下地保護層の欠損部分を再形成すべき部位にレーザ光を照射して当該照射部分の表面のフッ化物薄膜を除去すると同時に、当該レーザ光を照射した部分の下地保護層を、当該下地保護層が形成された下地まで除去し、下地を露出する孔部を形成する工程、
当該孔部に前記下地と接するように再形成用インクを塗布により充填し硬化させる工程、当該再形成用インクを残して下地保護層を除去する工程、
硬化した前記再形成用インクにレーザ光の照射してトリミングすることにより所望される形状に整形する工程、
を少なくとも有することを特徴とするカラーフィルタ基板の修正方法としたものである。
程を必要な色数だけ繰り返し行ってカラーフィルタとするフォトリソグラフィー法が最も好ましいと言える。
フォトスペーサ3は、ブラックマトリックス2上に形成することもできるが、ブラックマトリックス2と着色層5、6、7との重なり部上にフォトスペーサ3を形成する構成とすれば、高さの高いフォトスペーサ3が必要な場合に、フォトスペーサの膜厚を厚くする必要がないので好適である。なお、仕様に応じて、フォトスペーサ3を形成する場所は適宜設定して構わず、本例では、1色の着色層(例えば、赤色着色層5)とブラックマトリックス2との重なり部上にフォトスペーサ3を形成している。
図1中の配向制御用突起4は、両基板間に液晶を挟持した際、液晶に所望する配向を持たせるために形成した平面視線状の突起で、平面視で画素を斜めに横断しており、これが部分的に欠けたり大きく欠損したりすると配向異常を引き起こすことになる。
また、図1中のフォトスペーサ3は、前述したように、両基板を対向させた際、両基板間に所定のギャップを持たせるために形成した突起である。
また、再形成インキとして、配向制御用突起とフォトスペーサの形成に使用した樹脂組成物を使用することもできる。
トリミングと記す)。この場合にも、YAGレーザの第4高調波である波長が266nmのレーザ光15Bを使用してトリミングした。本実施例においてトリミングのためのレーザ光15Bは、エネルギー20mJ/cm2、ショット回数500、ラップレート60Hzの条件とした。この条件では、再形成用インキ皮膜が1.5μm程度除去された。
を使用し、フッ化物薄膜の除去と下地保護層への穿孔を行ったが、これに限定するものではなく、YAGレーザの第5高調波、エキシマレーザ、フェムト秒レーザなど、下地保護層が形成された下地、もしくは、下方のパターンに影響を及ぼさないものであれば、適宜選択し使用して構わない。
い場合は、余分な部分を除去して再形成フォトスペーサの外形形状を本来あるべき形状に成型(トリミング)する必要がある。この場合にも、YAGレーザの第4高調波である波長が266nmのレーザ光15Bを使用した。レーザ光照射は、エネルギー20mJ/cm2、ショット回数500、ラップレート60Hzの条件とした。この条件では、再形成フォトスペーサを構成する再形成用インキ皮膜が1.5μm程度除去された。次いで本実施例2では、さらに細かなトリミング(最終トリミング)を行ったもので、最終トリミングにあたってはYAGレーザの第4高調波である波長が266nmのレーザ光を使用し、レーザ光照射は、エネルギー50mJ/cm2、ショット回数10、ラップレート20Hzの条件下で行った。これにより、所望の形状となって再形成されたフォトスペーサ3Bを得ることができ(図3(g))、フォトスペーサの欠損部分を修復することが出来た。た。なお、本実施例では、再形成用インク14のトリミングにYAGレーザの第4高調波を使用したが、これに限定されるものではなく、YAGレーザの第5高調波、エキシマレーザ、フェムト秒レーザなど、再形成用インク14を形成した下地、もしくは、下方のパターンに影響を及ぼさないものであれば、適宜選択し使用して構わない。
2 :ブラックマトリックス
3 :フォトスペーサ
3B:再形成されたフォトスペーサ
3’:フォトスペーサ欠損部
4 :配向制御用突起
4B:再形成された配向制御用突起
4’:配向制御用突起欠損部位
5 :赤色着色層
6 :緑色着色層
7 :青色着色層
11:プラズマ照射
12:下地保護層
13:孔部
14:充填された再形成用インキ
15A:レーザ光
15B:レーザ光
16:再形成用インキ
20:基板
21:マニピュレータ
22:溶解液
Claims (3)
- ガラス基板上に、少なくとも、ブラックマトリックス、着色画素、透明導電膜、フォトスペーサ、配向制御用突起を形成したカラーフィルタ基板の修正方法であって、
前記フォトスペーサあるいは配向制御用突起の欠損部分とその周辺にプラズマ照射を行い、当該プラズマ照射部の表面にフッ化物薄膜を形成することにより表面改質を行うことで撥インク性を付与する工程、
当該欠損部分の表面のフッ化物薄膜を除去し親水性表面を露出させる工程、
露出された欠損部分に、欠損部分を再形成するための再形成用インクを塗布し硬化させる工程、
硬化した前記再形成用インクにレーザ光を照射してトリミングすることにより所望される形状に整形する工程、
を少なくとも有することを特徴とするカラーフィルタ基板の修正方法。 - ガラス基板上に、少なくとも、ブラックマトリックス、着色画素、透明導電膜、フォトスペーサ、配向制御用突起を形成したカラーフィルタ基板の修正方法であって、
前記フォトスペーサあるいは配向制御用突起の欠損部分とその周辺に、樹脂と溶剤との混合物を塗布して下地保護層を形成する工程、
当該下地保護層とその周辺にプラズマ照射を行い、当該プラズマ照射部の表面にフッ化物薄膜を形成することにより照射した面の表面状態を撥インク性に改質する工程、
プラズマ照射を行った下地保護層の欠損部分を再形成すべき部位にレーザ光を照射して当該照射部分の表面のフッ化物薄膜を除去すると同時に、当該レーザ光を照射した部分の下地保護層を、当該下地保護層が形成された下地まで除去し、下地を露出する孔部を形成する工程、
当該孔部に前記下地と接するように再形成用インクを塗布により充填し硬化させる工程、当該再形成用インクを残して下地保護層を除去する工程、
硬化した前記再形成用インクにレーザ光の照射してトリミングすることにより所望される形状に整形する工程、
を少なくとも有することを特徴とするカラーフィルタ基板の修正方法。 - 再形成用インクは、塗布針もしくはディスペンサもしくはインクジェットにて塗布されることを特徴とする請求項1または2に記載のカラーフィルタ基板の修正方法。
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