JP2003322489A - 建設機械の熱交換装置 - Google Patents

建設機械の熱交換装置

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JP2003322489A JP2002130071A JP2002130071A JP2003322489A JP 2003322489 A JP2003322489 A JP 2003322489A JP 2002130071 A JP2002130071 A JP 2002130071A JP 2002130071 A JP2002130071 A JP 2002130071A JP 2003322489 A JP2003322489 A JP 2003322489A
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務 福本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 熱交換器に対して防塵ネットを取付け、取外
しするときの作業性を高める。 【解決手段】 ラジエータ12の上流側に、防塵ネット
分割体35,39の下縁部37A,41Aを挟持する挿
入ガイド28,29をもった挟持部材26を設ける。こ
れにより、防塵ネット分割体35,39をラジエータ1
2等に対して取付け、取外すときに、防塵ネット分割体
35,39の下縁部37A,41Aが各挿入ガイド2
8,29から離脱している間は、防塵ネット分割体3
5,39の移動方向が挟持部材26によって制限される
ことがなく、防塵ネット分割体35,39を自由な方向
に移動させることができる。これにより、外装カバー6
内の狭隘なスペースを有効に利用して、防塵ネット分割
体35,39の取付作業を容易に行うことができ、その
作業性を高めることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、油圧ショ
ベル、油圧クレーン等の建設機械に好適に用いられる建
設機械の熱交換装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、油圧ショベル、油圧クレーン等
の建設機械は、自走可能な下部走行体と、該下部走行体
上に旋回可能に設けられた上部旋回体と、該上部旋回体
に俯仰動可能に設けられた作業装置とによって構成され
ている。
【0003】また、上部旋回体は、ベースとなる旋回フ
レームと、該旋回フレーム上に設けられ運転席を覆うキ
ャブまたはキャノピと、旋回フレーム上に設けられエン
ジン等を収容する外装カバーと、旋回フレームの後端部
に設けられたカウンタウェイトとにより大略構成され、
旋回フレーム上にはエンジンの近傍に位置して熱交換装
置が設けられている。
【0004】ここで、熱交換装置は、旋回フレームに取
付けられエンジン冷却水、作動油等の液体を冷却するラ
ジエータ、オイルクーラ等の熱交換器と、熱交換器と対
面して設けられ該熱交換器に冷却風を供給する冷却ファ
ンと、該冷却ファンによる冷却風の途中で熱交換器より
も上流側に設けられ冷却風中の塵埃を捕捉する防塵ネッ
トとにより構成されている(例えば、特開平11−19
0215号公報等)。また、熱交換器は、旋回フレーム
に取付けられる枠体と、該枠体によって保持されエンジ
ン冷却水、作動油等の熱を放熱する放熱部とにより大略
構成されている。
【0005】そして、熱交換器は、冷却ファンによる冷
却風がラジエータを通過するときに、該ラジエータ内を
流通するエンジン冷却水の熱を放熱部で熱交換して該エ
ンジン冷却水を冷却すると共に、冷却風がオイルクーラ
を通過するときに、該オイルクーラ内を流通する作動油
の熱を放熱部で熱交換して該作動油を冷却するものであ
る。
【0006】また、防塵ネットは、熱交換器に供給され
る冷却風中に混入した塵埃を捕捉することにより、これ
ら塵埃がラジエータ、オイルクーラ等に付着するのを防
止するものである。
【0007】この場合、防塵ネットは、捕捉した塵埃を
定期的に洗浄する必要があるため、熱交換器に対して取
付け、取外し可能に設けられている。このため、熱交換
器には、防塵ネットを熱交換器と対面した位置に案内す
べく、枠体の幅方向(左,右方向)の両側に、レール状
のガイド部材が上,下方向に伸長して設けられいる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ここで、上述した従来
技術によるレール状のガイド部材は、熱交換器を構成す
る枠体の幅方向の両側に上,下方向に延びるように設け
られ、該ガイド部材には、防塵ネットの幅方向の側縁部
が摺動可能に係合する溝が上,下方向に延びて形成され
ている。
【0009】そして、防塵ネットを熱交換器に対して取
付け、取外しするときには、防塵ネットの幅方向の側縁
部をガイド部材の溝に係合させた状態で、該ガイド部材
に沿って防塵ネットを上,下方向に抜差しする構成とな
っている。
【0010】しかし、上述した従来技術では、防塵ネッ
トを熱交換器に対して取付け、取外すときの方向がガイ
ド部材によって一方向(上,下方向)に制限されている
ため、予め防塵ネットが上,下方向に移動できるだけの
スペースを確保しておく必要があり、この防塵ネットの
取付け、取外し作業時の作業性が悪くなるという問題が
ある。
【0011】特に、小旋回式油圧ショベル等の旋回半径
を小さくした油圧ショベルにおいては、カウンタウエイ
トが可能な限りエンジンに接近して配置されるために防
塵ネットが移動できるスペースが狭く、防塵ネットが移
動する方向が一方向に制限されている場合には、防塵ネ
ットの取付け、取外し作業時の作業性が一層悪くなると
いう問題がある。
【0012】本発明は上述した従来技術の問題に鑑みな
されたもので、熱交換器に対して防塵ネットを取付け、
取外しするときの作業性を高めることができるようにし
た建設機械の熱交換装置を提供することを目的としてい
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ため、本発明は、建設機械を構成するフレームに取付け
られ加熱された液体を冷却する熱交換器と、該熱交換器
と対面して設けられ該熱交換器に冷却風を供給する冷却
ファンと、該冷却ファンによる冷却風の流れの途中で熱
交換器よりも上流側に対面して設けられ冷却風中の塵埃
を捕捉する防塵ネットとを備えてなる建設機械の熱交換
装置に適用される。
【0014】そして、請求項1の発明が採用する構成の
特徴は、熱交換器の上流側には、防塵ネットの下側部位
を熱交換器と対面した位置で挟持する挟持部材を設けた
ことにある。
【0015】このように構成したことにより、防塵ネッ
トを熱交換器に対して取付け、取外すときに、該防塵ネ
ットの下側部位が挟持部材から離脱している間は、防塵
ネットの移動方向が挟持部材によって制限されることが
なくなり、防塵ネットを挟持部材に係わらず自由な方向
に移動させることができ、防塵ネットを取付け、取外す
ときの作業性を高めることができる。
【0016】請求項2の発明は、挟持部材は、基端側が
前記フレームまたは熱交換器に固定され先端側が該熱交
換器の上流側へと延びたブラケットと、該ブラケットの
先端側に上向きに突設され前記防塵ネットの下側部位を
挟持するように挿入するときの案内となる挿入ガイド
と、前記防塵ネットの下側部位を弾性的に支持するため
に該挿入ガイドに取付けられたクッション材とにより構
成したことにある。
【0017】このように構成したことにより、防塵ネッ
トの下側部位をブラケット先端側の挿入ガイドに挿入す
ると、防塵ネットは挿入ガイドによって案内され熱交換
器と対面した位置に配置される。また、挿入ガイドに設
けられたクッション材が防塵ネットの下側部位を弾性的
に支持するので、防塵ネットが冷却風の風圧を受けてば
たつくのをクッション材によって抑えることができる。
【0018】請求項3の発明は、熱交換器は、フレーム
に取付けられた枠体と、該枠体に保持され加熱された液
体の熱を放熱する放熱部とにより構成し、枠体には、挟
持部材から上方に離間し防塵ネットの上側部位を固定す
る固定部材を設ける構成としたことにある。
【0019】このように構成したことにより、防塵ネッ
トの下側部位を挟持部材によって挟込んだ状態で、該防
塵ネットの上側部位を固定部材によって固定するだけ
で、防塵ネットを下側部位と上側部位との2箇所で安定
的に取付けることができる。
【0020】請求項4の発明は、防塵ネットの下側部位
には、下端側が開口し上,下方向に延びる凹溝を設け、
挟持部材には、防塵ネットの凹溝が係合する係合部材を
設ける構成としたことにある。
【0021】このように構成したことにより、防塵ネッ
トの下側部位を挟持部材によって挟込み、該防塵ネット
の下側部位に設けた凹溝を挟持部材の係合部材に係合さ
せるだけで、熱交換器に対する防塵ネットの位置決めを
容易に行うことができる。
【0022】請求項5の発明は、防塵ネットは、熱交換
器の上流側にほぼ同一平面をなして並設される複数の防
塵ネット分割体により構成したことにある。
【0023】このように構成したことにより、防塵ネッ
トを熱交換器に対して取付け、取外すときに必要なスペ
ースを、各防塵ネット分割体の大きさに応じて小さくす
ることができ、防塵ネットの取付け、取外し作業を容易
に行うことができる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る建設機械の熱
交換装置の実施の形態を、油圧ショベルに適用した場合
を例に挙げ、図1ないし図16を参照しつつ詳細に説明
する。
【0025】図中、1は本実施の形態が適用される小旋
回式の油圧ショベルで、該油圧ショベル1は、自走可能
な装軌式の下部走行体2と、該下部走行体2上に旋回可
能に搭載された上部旋回体3と、該上部旋回体3の前部
側に俯仰動可能に設けられた作業装置(図示せず)とに
より大略構成されている。
【0026】そして、上部旋回体3は、例えば厚肉な鋼
板等を用いて形成されたベースとなる旋回フレーム4
と、該旋回フレーム4上に設けられ運転席(図示せず)
を上方から覆うキャノピ5と、該キャノピ5の右側およ
び後側に開,閉可能に設けられ、後述のエンジン8、熱
交換装置11等を収容した外装カバー6と、旋回フレー
ム4の後端部に設けられたカウンタウェイト7とにより
大略構成されている。
【0027】ここで、図3等に示すように旋回フレーム
4は、左,右の縦板4A,4Aと、該各縦板4Aの下面
側に設けられた底板4Bと、該底板4B上に設けられた
ラジエータ支持台4C等を含んで構成されている。
【0028】8はカウンタウエイト7の前側に位置して
旋回フレーム4の底板4B上に設けられたエンジンで、
該エンジン8は、左,右方向に延在する横置き状態に配
置されている。そして、エンジン8の左端側には油圧ポ
ンプ9が取付けられ、該油圧ポンプ9はエンジン8によ
って駆動され、油圧ショベルに搭載された油圧アクチュ
エータ(図示せず)に向けて作動油を吐出するものであ
る。
【0029】ここで、上部旋回体3は、その旋回半径を
小さくするために上方からみてほぼ円形に形成され、カ
ウンタウエイト7は可能な限りエンジン8に接近して配
置されている。このため、外装カバー6内のスペースが
狭く、該外装カバー6内には、エンジン8、油圧ポンプ
9、熱交換装置11等の各種の機器類が互いに接近した
状態でコンパクトに収容されている。
【0030】11は外装カバー6内に位置して旋回フレ
ーム4上に設けられた熱交換装置で、該熱交換装置11
は、後述のラジエータ12、オイルクーラ18、冷却フ
ァン24、挟持部材26、固定部材32、各防塵ネット
分割体35,39等により構成されている。
【0031】12はオイルクーラ18と共に熱交換器を
構成するラジエータで、該ラジエータ12は、図4ない
し図7に示すように、旋回フレーム4を構成する底板4
B上に溶接等によって固着されたラジエータ支持台4C
上に取付けられている。
【0032】ここで、ラジエータ12は、ラジエータ支
持台4Cにボルト13を用いて取付けられ上,下方向に
延びる枠体14と、該枠体14の上,下方向中間部に保
持され、エンジン冷却水が流通する流通管及び多数の放
熱フィンからなる放熱部15と、放熱部15の上側に配
置され、該放熱部15の流通管に連通したアッパタンク
16と、放熱部15の下側に配置され、該放熱部15の
流通管に連通したロアタンク17とにより構成されてい
る。
【0033】また、枠体14は、ラジエータ支持台4C
上に取付けられた底枠14Aと、該底枠14Aの左,右
方向の両側から上方に延びる左,右の側枠14B,14
Cとにより構成されている。
【0034】そして、ラジエータ12のアッパタンク1
6とロアタンク17とは、エンジン8のウォータジャケ
ットに配管(いずれも図示せず)を介して接続され、ラ
ジエータ12は、エンジン8との間で循環するエンジン
冷却水の熱を、放熱部15で熱交換して冷却風中に放出
することにより、このエンジン冷却水を冷却するもので
ある。
【0035】18はラジエータ12と共に熱交換器を構
成するオイルクーラで、該オイルクーラ18は、枠体1
4の左,右の側枠14B,14Cにボルト19を用いて
固着された4個の支持アーム20,20,…によって支
持され、後述の冷却ファン24による冷却風の流れ方向
(図5,図6中の矢示A方向)に対しラジエータ12の
上流側に配設されている。
【0036】ここで、オイルクーラ18は、作動油が流
通する流通管及び多数の放熱フィンからなる矩形状の放
熱部21と、放熱部21を挟んで左,右に配置され該放
熱部21の流通管に連通したタンク22,23とにより
構成され、これら各タンク22,23が上述の支持アー
ム20に支持されている。
【0037】そして、一方のタンク22は油圧アクチュ
エータからの戻り配管に接続され、他方のタンク23は
配管を介して作動油タンク(いずれも図示せず)に接続
され、オイルクーラ18は、油圧アクチュエータから作
動油タンクへと還流する作動油の熱を放熱部21で熱交
換して冷却風中に放出することにより、この作動油を冷
却するものである。
【0038】24はラジエータ12と対面して設けられ
た吸込み式の冷却ファンで、該冷却ファン24は、エン
ジン8によって回転駆動されることにより、外装カバー
6に形成された複数の通気口6Aを通じて外装カバー6
内に外気(冷却風)を吸込み、この冷却風をオイルクー
ラ18、ラジエータ12に向けて供給するものである。
また、冷却ファン24とラジエータ12との間には、冷
却ファン24を全周に亘って覆うファンシュラウド25
が設けられている。
【0039】26は冷却風の流れ方向に対してオイルク
ーラ18の上流側に設けられた挟持部材で、該挟持部材
26は、後述する各防塵ネット分割体35,39の下縁
部37A,41A(下側部位)を挟持することにより、
該各防塵ネット分割体35,39をラジエータ12等と
対面させるものである。ここで、挟持部材26は、図7
ないし図13に示すように、後述のブラケット27、各
挿入ガイド28,29、モール30、係合ピン31等に
より構成されている。
【0040】27は挟持部材26のベースとなるブラケ
ットで、該ブラケット27は、ラジエータ12の幅方向
(左,右方向)に延びる長方形状の板体に折曲加工を施
すことにより形成されている。そして、ブラケット27
は、図7に示すように、基端側が上述のボルト13を用
いてラジエータ支持台4Cに枠体14の底枠14Aと一
体的に固定され、先端側が冷却風の流れ方向に対しオイ
ルクーラ18の上流側へと斜め上向きに延びている。
【0041】28,29はブラケット27の先端側に上
向きに突設された一対の挿入ガイドで、挿入ガイド28
は、ブラケット27の先端部位を鉛直上向きに折曲げる
ことにより形成されている。一方、挿入ガイド29は、
ブラケット27の上面に溶接等によって固着された断面
L字状の板体からなっている。そして、各挿入ガイド2
8,29は、冷却風の流れ方向の前,後で一定の隙間を
もって対面した状態でラジエータ12の幅方向に沿って
平行に延び、後述する防塵ネット分割体35,39の下
縁部37A,41Aを冷却風の流れ方向の前,後から挟
持するように挿入するときの案内となるものである。
【0042】30,30,…は各挿入ガイド28,29
の上縁部に装着されたクッション材としての複数のモー
ルで、該各モール30は、図12,図13等に示すよう
に、例えばゴム、フェルト等の軟質な材料により断面U
字状に形成され、挿入ガイド28,29の上縁部にこれ
を覆うように装着されている。
【0043】そして、各モール30は、防塵ネット分割
体35,39の下縁部37A,41Aを各挿入ガイド2
8,29間に挿入したときに、これら下縁部37A,4
1Aを弾性的に支持することにより、防塵ネット分割体
35,39が冷却風の風圧によってばたつくのを抑える
ものである。
【0044】31,31は各挿入ガイド28,29の上
縁部に溶接等によって固着された係合部材としての2本
の係合ピンで、該各係合ピン31は挿入ガイド28,2
9間に架設され、冷却風の流れ方向に沿って延びてい
る。そして、各係合ピン31は、防塵ネット分割体3
5,39の下縁部37A,41Aに形成された後述の下
凹溝37E,41Eが係合することにより、防塵ネット
分割体35,39を、ラジエータ12等に対して位置決
めするものである。
【0045】32は挟持部材26から上方に離間して枠
体14の左,右の側枠14B,14C間に設けられた固
定部材で、該固定部材32は、後述する各防塵ネット分
割体35,39の上縁部37B,41B(上側部位)を
固定するものである。
【0046】ここで、固定部材32は、図5ないし図8
に示すように、細長い板体をほぼコ字状に折曲げること
により形成され、ラジエータ12の幅方向に延びたブラ
ケット33を有している。そして、ブラケット33に
は、左,右方向に離間して上,下方向に延びる2枚の固
定板33A,33Aが溶接等によって固着され、各固定
板33Aの上端側には、後述の蝶ボルト38が螺着され
るねじ座33Bが設けられている。
【0047】そして、固定部材32は、上述のボルト1
9を用いてブラケット33の両端側を枠体14の左,右
の側枠14B,14Cに螺着することにより、支持アー
ム20と共にラジエータ12の枠体14に取付けられ、
固定板33Aのねじ座33Bに螺着される蝶ボルト38
により、各防塵ネット分割体35,39の上縁部37
B,41Bを固定するものである。
【0048】34は冷却風の流れ方向に対してラジエー
タ12、オイルクーラ18の上流側に取付け、取外し可
能に設けられた防塵ネットで、該防塵ネット34は、後
述する第1,第2の防塵ネット分割体35,39により
構成され、冷却風中の塵埃を捕捉することにより、この
塵埃がラジエータ12等に付着するのを防止するもので
ある。
【0049】35は防塵ネット34を構成する第1の防
塵ネット分割体で、該防塵ネット分割体35は、図10
等に示すように、後述のネット36と、ネット支持枠3
7とにより構成され、冷却風中の塵埃をネット36によ
って捕捉するものである。
【0050】36は防塵ネット分割体35の本体部をな
すネットで、該ネット36は、例えば金属材料、樹脂材
料等からなる線材を編み込むことにより、上,下方向に
延びる長方形状に形成されている。そして、ネット36
の網目の大きさは冷却風が抵抗なく通過できる程度に粗
く設定されている。
【0051】37は防塵ネット分割体35の外枠をなす
ネット支持枠で、該ネット支持枠37は、例えば薄肉な
金属板を折曲げてネット36の外周縁部を挟込むことに
より、該ネット36の外周を全周に亘って取囲む長方形
の枠状に形成され、上,下方向(長さ方向)の下側部位
となる下縁部37Aと、上,下方向の上側部位となる上
縁部37Bと、左,右方向(幅方向)の左側に位置する
左側縁部37Cと、左,右方向の右側に位置する右側縁
部37Dと、下縁部37Aに設けられた下凹溝37E
と、上縁部37Bに設けられた上凹溝37Fとにより構
成されている。
【0052】ここで、ネット支持枠37の下縁部37A
は、挟持部材26の各挿入ガイド28,29間に挿入さ
れ、上縁部37Bは、固定部材32の固定板33Aに固
定される構成となっている。また、左側縁部37Cは、
上縁部37B,下縁部37Aからほぼ直角に折曲げら
れ、冷却風の流れ方向の上流側(ラジエータ12から離
間する方向)に向けて突出し、右側縁部37Dは、上縁
部37B,下縁部37Aからほぼ直角に折曲げられ、左
側縁部37Cとは逆に冷却風の流れ方向の下流側に向け
て突出する構成となっている。
【0053】一方、ネット支持枠37の下縁部37Aに
設けられた下凹溝37Eは、下端側が開口し上,下方向
に延びる長溝状に形成され、挟持部材26の係合ピン3
1に係合することにより、各防塵ネット分割体35をラ
ジエータ12等の幅方向に対して容易に位置決めするこ
とができる構成となっている。
【0054】また、ネット支持枠37の上縁部37Bに
設けられた上凹溝37Fは、上端側が開口し上,下方向
に延びる長溝状に形成され、該上凹溝37Fに挿通した
蝶ボルト38を、固定部材32の固定板33Aに設けた
ねじ座33Bに螺着することにより、各防塵ネット分割
体35の上縁部37Bが固定部材32に固定される構成
となっている。
【0055】39は第1の防塵ネット分割体35と共に
防塵ネット34を構成する第2の防塵ネット分割体で、
該防塵ネット分割体39は、防塵ネット分割体35と同
様に、冷却風中の塵埃を捕捉するネット40と、該ネッ
ト40の外周を全周に亘って取囲むネット支持枠41と
により構成されている。
【0056】ここで、ネット支持枠41は、上,下方向
の下側部位となる下縁部41Aと、上,下方向の上側部
位となる上縁部41Bと、左,右方向の左側に位置する
左側縁部41Cと、左,右方向の右側に位置する右側縁
部41Dと、下縁部41Aに設けられた下凹溝41E
と、上縁部41Bに設けられた上凹溝41Fとにより構
成されている。
【0057】また、ネット支持枠41の左側縁部41C
は、冷却風の流れ方向の下流側に向けて突出し、右側縁
部41Dは、左側縁部41Cとは逆に冷却風の流れ方向
の上流側に向けて突出している。
【0058】そして、各防塵ネット分割体35,39
は、図5及び図8等に示すように、ネット支持枠37の
左側縁部37Cとネット支持枠41の右側縁部41Dと
を互いに突合わせた状態で、ラジエータ12等の上流側
に同一平面をなした状態で並設される。
【0059】この場合、各防塵ネット分割体35,39
は、下縁部37A,41Aに設けた下凹溝37E,41
Eが挟持部材26の係合ピン31に係合した状態で、上
縁部37B,41Bが1個の蝶ボルト38を用いて固定
部材32に固定されるので、各防塵ネット分割体35,
39を、挟持部材26と固定部材32との2箇所で安定
して取付けることができる。
【0060】本実施の形態による熱交換装置11は上述
の如き構成を有するもので、以下、ラジエータ12等の
上流側に各防塵ネット分割体35,39を取付ける作業
について説明する。
【0061】まず、外装カバー6を開き、例えば図8に
示すように、第1の防塵ネット分割体35をラジエータ
12に接近させ、防塵ネット分割体35の下縁部37A
のみを、挟持部材26の各挿入ガイド28,29間に挿
入する。
【0062】次に、防塵ネット分割体35を各挿入ガイ
ド28,29に沿ってラジエータ12の幅方向にスライ
ドさせ、下縁部37Aに設けた下凹溝37Eを挟持部材
26の係合ピン31に係合させる。これにより、ラジエ
ータ12に対する防塵ネット分割体35の位置決めを迅
速かつ的確に行うことができる。
【0063】そして、上述の如く防塵ネット分割体35
をラジエータ12に対して位置決めすると、防塵ネット
分割体35の上縁部37Bに設けた上凹溝37Fが、固
定部材32の固定板33Aに設けたねじ座33Bと合致
するので、上凹溝37Fに蝶ボルト38を挿通し、この
蝶ボルト38を固定板33Aのねじ座33Bに螺入する
ことにより、防塵ネット分割体35を、挟持部材26と
固定部材32との間に固定することができる。
【0064】また、第2の防塵ネット分割体39につい
ても、上述した第1の防塵ネット分割体35と同様の手
順によって、挟持部材26と固定部材32との間に固定
することができ、これら2枚の防塵ネット分割体35,
39を、ラジエータ12等の上流側に同一平面をなした
状態で並設することができる。
【0065】このように、各防塵ネット分割体35,3
9は、ネット支持枠37,41の下縁部37A,41A
のみが挟持部材26の各挿入ガイド28,29間に挟込
まれた状態で、ネット支持枠37,41の上縁部37
B,41Bが蝶ボルト38によって固定部材32に固定
される。このため、防塵ネット分割体35,39の取付
時に、防塵ネット分割体35,39の移動方向が挟持部
材26によって制限されることがなく、外装カバー6内
の狭隘なスペースを有効に利用して防塵ネット分割体3
5,39の取付作業を行うことができ、このときの作業
性を高めることができる。
【0066】また、防塵ネットを2枚の防塵ネット分割
体35,39により構成したので、該各防塵ネット分割
体35,39の取付け作業に必要なスペースを小さくす
ることができ、この取外け作業を容易に行うことができ
る。
【0067】さらに、各防塵ネット分割体35,39
は、下縁部37A,41Aに設けた下凹溝37E,41
Eが挟持部材26の係合ピン31に係合した状態で、上
縁部37B,41Bが1個の蝶ボルト38を用いて固定
部材32に固定されるので、各防塵ネット分割体35,
39を、挟持部材26と固定部材32との2箇所で安定
して取付けることができる。
【0068】次に、上述の如く構成された本実施の形態
による熱交換装置11の作動について説明する。
【0069】まず、エンジン8が作動して冷却ファン2
4が回転駆動されると、通気口6Aを通じて外装カバー
6内に外気が吸込まれ、この外気が冷却風となって防塵
ネット34を通過し、オイルクーラ18、ラジエータ1
2に供給される。
【0070】そして、ラジエータ12は、エンジン8と
の間で循環するエンジン冷却水の熱を、放熱部15で熱
交換して冷却風中に放出することにより、このエンジン
冷却水を冷却する。また、オイルクーラ18は、油圧ア
クチュエータから作動油タンクへと還流する作動油の熱
を、放熱部21で熱交換して冷却風中に放出することに
より、この作動油を冷却する。
【0071】このとき、ラジエータ12等の上流側に配
置された各防塵ネット分割体35,39は、冷却風中に
混入した塵埃をネット36,40によって捕捉し、これ
ら塵埃がラジエータ12、オイルクーラ18等に付着す
るのを抑える。
【0072】この場合、防塵ネット分割体35,39の
下縁部37A,41Aは、挟持部材26の各挿入ガイド
28,29に装着されたモール30によって弾性的に支
持されているので、防塵ネット分割体35,39が冷却
風の風圧によってばたつくのをモール30によって抑え
ることができる。
【0073】そして、各防塵ネット分割体35,39
は、冷却風中の塵埃を捕捉することにより汚れるため、
定期的に取外して洗浄する必要があり、以下、この洗浄
時における防塵ネット分割体35の取外し作業について
述べる。
【0074】まず、外装カバー6を開いた状態で、固定
部材32の固定板(ねじ座33B)から蝶ボルト38を
取外し、防塵ネット分割体35を僅かに上方に持上げ
る。
【0075】これにより、該防塵ネット分割体35の下
縁部37Aが、挟持部材26の各挿入ガイド28,29
間から離脱するので、防塵ネット分割体35を、挟持部
材26によって制限されることなく、ラジエータ12等
に対し上,下方向、左,右方向、冷却風の流れ方向等に
自由に移動させることができる。
【0076】このため、外装カバー6内の狭隘なスペー
スを有効に利用して、防塵ネット分割体35の取外し作
業を容易に行うことができ、防塵ネット分割体39につ
いても、取外し作業を容易に行うことができる。
【0077】そして、取外した防塵ネット分割体35,
39に付着した塵埃を洗浄した後には、この清浄化され
た防塵ネット分割体35,39を、上述したと同様な手
順によってラジエータ12等の上流側に容易に取付ける
ことができる。
【0078】なお、本発明に係る防塵ネット分割体は、
上述した実施の形態による防塵ネット分割体35,39
に限るものではなく、例えば図14の変形例に示す防塵
ネット分割体35′39′のように構成してもよい。即
ち、下縁部37A′、上縁部37B′、左,右の側縁部
37C′,37D′がほぼ同一平面をなす平板状のネッ
ト支持枠37′を備えた防塵ネット分割体35′と、下
縁部41A′、上縁部41B′、左,右の側縁部41
C′,41D′がほぼ同一平面をなす平板状のネット支
持枠41′を備えた防塵ネット分割体39′を用いる構
成としてもよい。
【0079】また、上述した実施の形態では、挟持部材
26を構成するブラケット27の基端側を旋回フレーム
4のラジエータ支持台4Cに取付けた場合を例に挙げて
いる。しかし、本発明はこれに限らず、例えば図15,
図16に示す他の変形例のように、基端側が上向きに折
曲げられた折曲部27Aとなったブラケット27を有す
る挟持部材26′を用い、このブラケット27の折曲部
27Aをボルト42を用いてラジエータ12の枠体14
等に取付ける構成としてもよい。
【0080】また、上述した実施の形態では、2枚の防
塵ネット分割体35,39によって防塵ネットを構成し
た場合を例に挙げている。しかし、本発明はこれに限ら
ず、例えば3枚以上の防塵ネット分割体によって防塵ネ
ットを構成してもよく、また、分割されない1枚の防塵
ネットを用いる構成としてもよい。
【0081】また、上述した実施の形態では、外装カバ
ー6内に外気を吸込む吸込み式の冷却ファン24を用い
た場合を例に挙げたが、本発明はこれに限らず、外装カ
バー6内の空気を外部に吐出す吐出し式の冷却ファンを
用いてもよい。
【0082】さらに、上述した実施の形態では、建設機
械として油圧ショベルを例に挙げて説明したが、本発明
はこれに限るものではなく、例えばホイールローダ、油
圧クレーン、ブルドーザ等の他の建設機械に適用しても
よい。
【0083】
【発明の効果】以上詳述した通り、請求項1の発明によ
れば、防塵ネットを熱交換器と対面した位置に配置する
ため、熱交換器の上流側に防塵ネットの下側部位を挟持
する挟持部材を設ける構成としている。これにより、防
塵ネットを熱交換器に対して取付け、取外すときに、該
防塵ネットの下側部位が挟持部材から離脱している間
は、防塵ネットの移動方向が挟持部材によって制限され
ることがなくなり、防塵ネットを挟持部材に係わらず自
由な方向に移動させることができる。このため、外装カ
バー内の狭隘なスペースを有効に利用して防塵ネットの
取外け、取外し作業を行うことができ、このときの作業
性を高めることができる。
【0084】また、請求項2の発明によれば、挟持部材
を、基端側がフレームまたは熱交換器に固定され先端側
が該熱交換器の上流側へと延びたブラケットと、該ブラ
ケットの先端側に上向きに突設された挿入ガイドと、該
挿入ガイドに取付けられたクッション材とにより構成し
ている。このため、防塵ネットの下側部位を、ブラケッ
ト先端側の挿入ガイドに挿入することにより、防塵ネッ
トを挿入ガイドによって熱交換器と対面する位置に案内
することができる。また、挿入ガイドに設けられたクッ
ション材が防塵ネットの下側部位を弾性的に支持するこ
とにより、防塵ネットが冷却風の風圧を受けてばたつく
のをクッション材によって抑えることができる。
【0085】また、請求項3の発明によれば、熱交換器
の枠体に、挟持部材から上方に離間し防塵ネットの上側
部位を固定する固定部材を設ける構成としたので、防塵
ネットの下側部位を挟持部材によって挟込んだ状態で、
該防塵ネットの上側部位を固定部材によって固定するこ
とにより、防塵ネットを下側部位と上側部位との2箇所
で安定的に取付けることができる。
【0086】また、請求項4の発明によれば、防塵ネッ
トの下側部位に、下端側が開口し上,下方向に延びる凹
溝を設け、挟持部材には、防塵ネットの凹溝が係合する
係合部材を設ける構成としている。これにより、防塵ネ
ットの下側部位を挟持部材によって挟込み、該防塵ネッ
トの下側部位に設けた凹溝を挟持部材の係合部材に係合
させるだけで、熱交換器に対する防塵ネットの位置決め
を容易に行うことができる。
【0087】さらに、請求項5の発明によれば、防塵ネ
ットを、熱交換器の上流側にほぼ同一平面をなして並設
される複数の防塵ネット分割体により構成したので、防
塵ネットの取付け、取外しに必要なスペースを、各防塵
ネット分割体の大きさに応じて小さくすることができ、
防塵ネットの取外け、取外し作業を一層容易に行うこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態による熱交換装置が適用さ
れた油圧ショベルを、作業装置を取外した状態で示す一
部破断の正面図である。
【図2】油圧ショベルを図1中の矢示II−II方向からみ
た平面図である。
【図3】油圧ショベルを図1中の矢示III−III方向から
みた背面図である。
【図4】図1中の熱交換装置を拡大して示す正面図であ
る。
【図5】ラジエータ、オイルクーラ、防塵ネット分割体
等を図4中の矢示V−V方向から拡大してみた平面図で
ある。
【図6】ラジエータ、オイルクーラ、防塵ネット分割体
等を図4中の矢示VI−VI方向からみた背面図である。
【図7】図6中のラジエータに固定部材、挟持部材を取
付ける状態を示す背面図である。
【図8】ラジエータの上流側に防塵ネット分割体を取付
ける状態を示す分解斜視図である。
【図9】挟持部材を単体で示す斜視図である。
【図10】防塵ネット分割体を単体で示す斜視図であ
る。
【図11】図4中の挟持部材、モール、係合ピン、防塵
ネット分割体等を拡大して示す要部拡大図である。
【図12】挟持部材、モール、防塵ネット分割体等を図
11中の矢示XII−XII方向からみた拡大断面図である。
【図13】挟持部材、係合ピン、防塵ネット分割体、下
凹溝等を図11中の矢示XIII−XIII方向からみた拡大断
面図である。
【図14】防塵ネット分割体の変形例を示す図8と同様
の分解斜視図である。
【図15】挟持部材の変形例を示す図9と同様の斜視図
である。
【図16】図15の挟持部材をラジエータに取付けた状
態を示す図6と同様の背面図である。
【符号の説明】
8 エンジン 11 熱交換装置 12 ラジエータ(熱交換器) 18 オイルクーラ(熱交換器) 24 冷却ファン 26,26′ 挟持部材 27 ブラケット 28,29 挿入ガイド 30 モール(クッション材) 31 係合ピン(係合部材) 34 防塵ネット 35,39,35′,39′ 防塵ネット分割体(防塵
ネット) 36,40 ネット 37,41,37′,41′ ネット支持枠 37A,41A,37A′,41A′ 下縁部(下側部
位) 37B,41B,37B′,41B′ 上縁部(上側部
位) 37E,41E 下凹溝
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岸本 新吾 滋賀県甲賀郡水口町笹ヶ丘1−2 株式会 社日立建機ティエラ滋賀工場内 Fターム(参考) 3L065 AA05 FA30

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建設機械を構成するフレームに取付けら
    れ加熱された液体を冷却する熱交換器と、該熱交換器と
    対面して設けられ該熱交換器に冷却風を供給する冷却フ
    ァンと、該冷却ファンによる冷却風の流れの途中で前記
    熱交換器よりも上流側に対面して設けられ冷却風中の塵
    埃を捕捉する防塵ネットとを備えてなる建設機械の熱交
    換装置において、 前記熱交換器の上流側には、前記防塵ネットの下側部位
    を挟持する挟持部材を設ける構成としたことを特徴とす
    る建設機械の熱交換装置。
  2. 【請求項2】 前記挟持部材は、基端側が前記フレーム
    または熱交換器に固定され先端側が該熱交換器の上流側
    へと延びたブラケットと、該ブラケットの先端側に上向
    きに突設され前記防塵ネットの下側部位を挟持するよう
    に挿入するときの案内となる挿入ガイドと、前記防塵ネ
    ットの下側部位を弾性的に支持するために該挿入ガイド
    に取付けられたクッション材とにより構成してなる請求
    項1に記載の建設機械の熱交換装置。
  3. 【請求項3】 前記熱交換器は、前記フレームに取付け
    られた枠体と、該枠体に保持され加熱された液体の熱を
    放熱する放熱部とにより構成し、前記枠体には、前記挟
    持部材から上方に離間し前記防塵ネットの上側部位を固
    定する固定部材を設ける構成としてなる請求項1または
    2に記載の建設機械の熱交換装置。
  4. 【請求項4】 前記防塵ネットの下側部位には、下端側
    が開口し上,下方向に延びる凹溝を設け、前記挟持部材
    には、前記防塵ネットの凹溝が係合する係合部材を設け
    る構成としてなる請求項1,2または3に記載の建設機
    械の熱交換装置。
  5. 【請求項5】 前記防塵ネットは、前記熱交換器の上流
    側にほぼ同一平面をなして並設される複数の防塵ネット
    分割体により構成してなる請求項1,2,3または4に
    記載の建設機械の熱交換装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN100408767C (zh) * 2004-04-20 2008-08-06 日立建机株式会社 建筑机械
JP2008261283A (ja) * 2007-04-12 2008-10-30 Komatsu Ltd ラジエータの防護ネット取付構造
JP2017030521A (ja) * 2015-07-31 2017-02-09 ヤンマー株式会社 ラジエータ及びこれを備えた作業車両
US10449851B2 (en) 2015-07-31 2019-10-22 Yanmar Co., Ltd. Work vehicle
WO2020235856A1 (ko) * 2019-05-21 2020-11-26 한온시스템 주식회사 열교환기

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