JP2003322282A - フレキシブルチューブ - Google Patents
フレキシブルチューブInfo
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Abstract
フレキシブルチューブにおいて、振動時のインタロック
パイプとベローズ管の接触を防止する。 【解決手段】 蛇腹部2bを有するベローズ管2の外側
にアウタブレード3が配置され、内側にインタロックパ
イプ4が配置されている。蛇腹部の内周径は、インタロ
ックパイプの外径より大きく、かつ長手方向の中央に向
かって連続的に大きくなっており、蛇腹部の内周径とイ
ンタロックパイプとの間隙が中央部で最大となる。これ
により蛇腹部の外径を小さく抑えながらインタロックパ
イプと蛇腹部の接触を防止する。また、蛇腹部は長手方
向の中央に向かうほど山の間隔を小さくしてあるので、
蛇腹の山高さが小さくなるにもかかわらず、柔軟性を向
上させることができる。
Description
プおよびベローズ管を備えたフレキシブルチューブ構造
に関する。
の振動が下流側排気管に伝達されるのを抑え、またレイ
アウト性などの向上を目的として、排気管の途中にフレ
キシブルチューブを挿入している。このようなフレキシ
ブルチューブとして図3に示すようなものがある。この
フレキシブルチューブ10は、蛇腹部12bを有するベ
ローズ管12の外側に配置されたアウタブレード13
と、ベローズ管12の内側に配置されたインタロックパ
イプ14とを有する。
ウタブレード13の端部13aはインタロックパイプ1
4の外周面に重ねられた状態で配置されるとともに、ア
ウタブレードの端部13aの外側にはプロテクタ15が
配置されている。そしてこのプロテクタ15と、直管部
12a、端部13aとがインタロックパイプ14の外周
面に溶接されている。
径を、直管部12aの内周径よりも大きく設定してイン
タロックパイプ14の外周面と間隙をとることにより、
フレキシブルチューブ10がエンジン等の振動により振
れた際に、インタロックパイプ14の外周面と蛇腹部1
2bとが接触しないようになっている。
ルチューブにおいて、その柔軟性を向上させるために、
全長を長くしたりすると、フレキシブルチューブが振動
した際に、インタロックパイプの振れ幅も長さに応じて
大きくなり、ベローズ管の蛇腹部とインタロックパイプ
の外周面とが接触することによって、異音等の不具合を
発生していた。
辺とのスペース確保や地上高からの制約のため大きくで
きないので、蛇腹部の内径のみを大きくすると山高さが
小さくなって目的に反しベローズ管の柔軟性が失われ、
かわりにインタロックパイプの径を小さくすれば排圧の
上昇を招いてしまうという問題が生じる。
所要の柔軟性を確保しながらインタロックパイプとベロ
ーズ管の蛇腹部の接触による異音等の不具合の発生を無
くしたフレキシブルチューブを提供することを目的とす
る。
蛇腹部と両端に直管部とを有するベローズ管と、該ベロ
ーズ管の内側において同軸に、複数の環状板材または螺
旋状に巻いた帯板材を側縁部分でインタロック機構を介
して可撓するように連結したインタロックパイプを備
え、ベローズ管は直管部に対し、蛇腹部の内周径を大径
に設定し、直管部の内周面にインタロックパイプを直接
またはカラーを介して接合させたフレキシブルチューブ
において、蛇腹部は、外周径を略一定として、内周径を
ベローズ管の長手方向中央部においてその両側よりも大
きく設定してあるものとした。
ローズ管の長手方向中央部へ向かって連続的に大きくし
てあるものである。
をベローズ管の長手方向中央部においてその両側よりも
小さく設定してあるものとした。請求項4の発明は、蛇
腹部のピッチを、ベローズ管の長手方向中央部へ向かっ
て連続的に小さくしてあるものである。
説明する。図1は実施の形態の縦断面図である。フレキ
シブルチューブ1は、蛇腹部2bを有するベローズ管2
の外側に配置された編組管からなるアウタブレード3
と、ベローズ管2の内側に配置されたインタロックパイ
プ4とを有する。ベローズ管2の直管部2a、およびア
ウタブレード3の端部3aはインタロックパイプ4の外
周面に重ねられるとともに、アウタブレード3の端部3
aの外側には、プロテクタ5が配置されている。
端部3aの外周面と整合するよう絞られ、内側の端部は
径がアウタブレード3の一般外周径まで拡大されて軸方
向内方に伸びている。そしてプロテクタ5と、上記ベロ
ーズ管の直管部2a、アウタブレード3の端部3aおよ
びインタロックパイプ4とは、溶接或いはカシメ等によ
り固定されている。
径)は、基本径Doutを有する。そして、両端部の山
径はDoutより小さく、直管部2aより大きい径とな
って、外周の山を結ぶ包絡線を滑らかとしている。蛇腹
部2bの内周径(谷径)は、インタロックパイプの外径
より大きく、かつ、長手方向の中央に向かうほど大きく
設定されており、中央部で最大径Dinmxとなってい
る。これにより、蛇腹部2bの内周径は中央部において
インタロックパイプとの間隙が最大値Smxとなる。
うほど山の間隔が小さくなるように設定されている。す
なわち、端部側のピッチをWaとし、中央側のピッチを
Wbとして、Wa>Wbとなっている。
腹部2bの内周径が中央に向かうほど大きく設定されて
いるので、フレキシブルチューブ1が振動してインタロ
ックパイプ4が振れた際に、図2に示すように、蛇腹部
2bの外周径をDoutに抑え、フレキシブルチューブ
の外径を従来と同じとしたままでも、撓んだインタロッ
クパイプがベローズ管2の蛇腹部の小径部に接触するこ
とがない。
山高さ(山径と谷径の差)が小さくなって蛇腹として曲
げに対する剛性が大きくなるおそれがあるが、インタロ
ックパイプと蛇腹部間の間隙を両者の接触を避けるに必
要な限度に抑えて、内周径を中央に向かって連続的に滑
らかに変化させているから、ベローズ管の柔軟性の低下
を最小限とすることができる。
ことによる曲げ剛性の増大に対して、本実施の形態で
は、蛇腹部のピッチを長手方向中央に向かうほど小さく
しているので、山高さを小さくした影響を受けることな
く、曲げに対する柔軟性を向上させることができる。
周径を長手方向の中央部で最大になるように滑らかに連
続的に変化させているが、これに限定されず、中央部に
向かって段階的に変化させるものとしてもよい。同様
に、蛇腹部のピッチも連続的に変化させるほか、段階的
に、あるいは例えば、中央部を含む所定の中間部分のみ
その両端側より小さなピッチに設定することとしてもよ
い。
ブレード3の端部3a、およびインタロックパイプ4の
端部が互いに重ねられて溶接接合されているものとした
が、インタロックパイプは例えばベローズ管の直管部お
よびアウタブレードの端部の内側にカラーを重ね、この
カラーに接合させることもできる。
部とを有するベローズ管の内側に可撓性のインタロック
パイプを備えたフレキシブルチューブにおいて、蛇腹部
の外周径を略一定として、内周径をベローズ管の長手方
向中央部においてその両側よりも大きく設定し、中央部
において蛇腹部の内周径とインタロックパイプとの間隙
が最大になるものとしたので、例えばフレキシブルチュ
ーブのサイズを長くした場合にも、蛇腹部の外周径を小
さく保持しながら、インタロックパイプが振動で撓んで
も蛇腹部の小径部に接触することがない。
手方向中央部へ向かって連続的に大きくすることによ
り、インタロックパイプと蛇腹部間の間隙を両者の接触
を避けるに必要な限度に抑えることができるので、ベロ
ーズ管の柔軟性の低下を最小限とすることができる。
方向中央部においてその両側よりも小さく設定してある
ものとすることにより、蛇腹部の剛性増大を抑え、曲げ
に対する柔軟性を向上させることができる。とくに、蛇
腹部のピッチをベローズ管の長手方向中央部へ向かって
連続的に小さくすることにより、蛇腹の山高さの変化に
対応させることができるので、蛇腹部の柔軟性を長手方
向に均一なものにできる。
る。
Claims (4)
- 【請求項1】 蛇腹部と両端に直管部とを有するベロー
ズ管と、該ベローズ管の内側において同軸に、複数の環
状板材または螺旋状に巻いた帯板材を側縁部分でインタ
ロック機構を介して可撓するように連結したインタロッ
クパイプを備え、前記ベローズ管は前記直管部に対し、
蛇腹部の内周径を大径に設定し、直管部の内周面に前記
インタロックパイプを直接またはカラーを介して接合さ
せたフレキシブルチューブにおいて、前記蛇腹部は、外
周径を略一定として、前記内周径をベローズ管の長手方
向中央部においてその両側よりも大きく設定してあるこ
とを特徴とするフレキシブルチューブ。 - 【請求項2】 前記蛇腹部の前記内周径は、ベローズ管
の長手方向中央部へ向かって連続的に大きくしてあるこ
とを特徴とする請求項1記載のフレキシブルチューブ。 - 【請求項3】 前記蛇腹部のピッチをベローズ管の長手
方向中央部においてその両側よりも小さく設定してある
ことを特徴とする請求項1または2記載のフレキシブル
チューブ。 - 【請求項4】 前記蛇腹部のピッチは、ベローズ管の長
手方向中央部へ向かって連続的に小さくしてあることを
特徴とする請求項3記載のフレキシブルチューブ。
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Publications (2)
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-
2002
- 2002-05-07 JP JP2002131401A patent/JP4034112B2/ja not_active Expired - Fee Related
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