JP2003319534A - 接続端子及びその接続構造並びにこれを適用した電気接続箱 - Google Patents

接続端子及びその接続構造並びにこれを適用した電気接続箱

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JP2003319534A
JP2003319534A JP2002118310A JP2002118310A JP2003319534A JP 2003319534 A JP2003319534 A JP 2003319534A JP 2002118310 A JP2002118310 A JP 2002118310A JP 2002118310 A JP2002118310 A JP 2002118310A JP 2003319534 A JP2003319534 A JP 2003319534A
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connector
copper foil
carrier
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JP2002118310A
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Ichiro Terunuma
一郎 照沼
Hideyuki Kosugi
秀之 小杉
Sukefumi Seo
右文 瀬尾
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Fujikura Ltd
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Fujikura Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 通電により発生する熱を効率良く放熱する。 【解決手段】 電気接続箱1は、電気接続箱本体10
と、コネクタ部20と、これらを接続するケーブル部3
0とから構成され、ケーブル部30は、帯状のFPC4
a〜4dを非接着状態で屈曲自在に重ね合わせて構成さ
れる。各FPC4a〜4dは、絶縁フィルム3と、例え
ば通電する電流値に基づき所定の幅及び厚さで絶縁フィ
ルム3の一方の面のほぼ全面にラミネートにより形成さ
れた銅箔2と、カバーレイフィルム8とから構成され、
銅箔2上に第1及び第2の接続端子7,9をそれぞれ並
列連鎖状に連結するキャリア55,56を溶接により接
続してなる。第1及び第2の接続端子7,9は、その先
端がFPC4a〜4dの帯状部33の短手方向に突出す
るような状態で接続されている。キャリア55,56が
直接FPC4a〜4dの銅箔2に接続されているため、
通電により発生する熱をキャリア55,56及び銅箔2
全体で放熱することができ、高い放熱特性を備えること
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、自動車の電装部
品間を相互に接続して配線分岐を行う可撓性プリント回
路と接続端子との組み合わせからなる配線分岐回路を備
える電気接続箱に用いられる接続端子に関し、特に放熱
特性を高めることができる接続端子及びその接続構造並
びにこれを適用した電気接続箱に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車内に配置された複数の電装部品間
の配線を行う場合、省スペース、低コストの目的から配
線分岐用の電気接続箱としてジャンクションボックス
(Junction Box:J/B)が使用される。図12〜図1
4は、従来のこの種のJ/Bを説明するための図であ
る。図12〜図14に示すように、J/B100は、筐
体101の内部に配線分岐回路110を内蔵し、筐体1
01にコネクタ接続部(図示せず)を設けて、このコネ
クタ接続部に外部の電装部品に接続されたワイヤハーネ
スの先端の図示しないコネクタを接続するようにしたも
のである。配線分岐回路110は、導体であるバスバー
103と、このバスバー103を支持すると共にバスバ
ー103間を絶縁するインシュレーションプレート(In
sulation Plate:IP)109とを備えて構成されてい
る。
【0003】図13及び図14に示すように、バスバー
103は、通常、IP109を介して多層に配置され、
一部がIP109の主面と直交する向きに折り曲げら
れ、IP109及び他のバスバー103を貫通して筐体
101の外側に臨み、この部分がコネクタ接続部の端子
部104を構成している。また、J/B100にヒュー
ズやリレー等の電装部品を直接搭載する場合には、バス
バー103は、同時に搭載部品の支持部材も兼ね、メン
テナンス時に部品の着脱が容易に行えて、且つ着脱時に
加わる力に耐え得るものでなくてはならない。このた
め、バスバー103の先端に別部品の金属端子を取り付
けて、それを介して搭載部品と接続される方式を採るこ
とで搭載部品との接続を確実にしている場合もある。ま
た、整備性向上の目的から回路のヒューズ等をJ/B1
00に集中して搭載することがあり、J/B100は、
一般的にヒューズボックス(Fuse Box:F/B)として
の機能を兼ね備えているものを指すが、ヒューズ等の電
装部品を搭載せず電源分配機能のみを備えたものは、ジ
ョイントコネクタ(Joint Connector:J/C)と呼ぶ
ことが多い。
【0004】しかし、バスバー103とIP109の組
み合わせでは、バスバー103の打ち抜き型とプレス
型、IP109の成型金型等の金型が各層毎に必要とな
り、金型のコストが大きいため少数の生産には不向きで
且つ設計変更がし辛いという問題が表面化してきた。そ
こで、製作にプレス金型を必要とせず、素材として軽く
て薄い柔軟性のある可撓性プリント回路(Flexible Pri
nted Circuits:FPC)を用いたJ/Bが検討されて
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、FPC
を用いて配線分岐回路110のような回路を形成し、筐
体101内に収容してJ/B100を構成する場合、通
電状態では多層に重ね合わせた各層の回路が発熱するた
め、特に熱の逃げ場が少ない中間層の回路を中心に温度
上昇が起こり、最終的にはFPCの耐熱温度を超えてし
まい絶縁性等が著しく低下するということが考えられ
る。また、発熱は主に回路に接続された接続端子と電装
部品との接続(接触)部分で起こり易く、接触圧力や接
触面積が小さいと接触抵抗が増えるため発熱量が大きく
なる傾向にある。例えば、接続端子の接続先(接続相
手)がワイヤハーネス等の熱伝導性が良好で体積の大き
なものであれば放熱効果が大きくなるため発熱量は減少
するが、ヒューズやリレー等の電装部品では逆に発熱量
が大きくなり易いという問題がある。
【0006】また、図15に示すように、例えば配線分
岐回路として用いられる銅箔122が幅L1で形成され
た帯状のFPC120において、そのFPC120の側
縁部から短手方向に延出するように銅箔122が幅L1
よりも小さい幅L2で形成された枝線状の端子接続部1
34に接続端子121を接続し、ヒューズ11のような
電装部品を取り付けて通電を行う場合は、端子接続部1
34の基端部近傍において発熱による温度上昇が起こっ
てしまうという問題もある。
【0007】この発明は、このような問題点を解決する
ためになされたもので、通電により発生する熱を効率良
く放熱することができる電気接続箱に用いられる接続端
子及びその接続構造並びにこれを適用した電気接続箱を
提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明に係る接続端子
は、被接続電装部品が装着される電気接続箱本体と、外
部配線回路のコネクタを接続するための前記電気接続箱
本体と別体に形成されたコネクタ部と、前記電気接続箱
本体と前記コネクタ部とを電気的に接続すると共に前記
被接続電装部品及びコネクタを接続する複数の接続端子
を有するケーブル部とを備える電気接続箱に用いられる
接続端子であって、前記接続端子は、前記被接続電装部
品及びコネクタが接続される端子部と、この端子部の基
端側から前記端子部と反対方向に延出する端子本体部と
を備え、前記複数の接続端子の前記端子本体部における
前記端子部と反対方向の端部が、キャリアにより互いに
並列連鎖状に結合された状態で形成されていることを特
徴とする。
【0009】この発明に係る接続端子の接続構造は、被
接続電装部品が装着される電気接続箱本体と、外部配線
回路のコネクタを接続するための前記電気接続箱本体と
別体に形成されたコネクタ部と、前記電気接続箱本体と
前記コネクタ部とを電気的に接続すると共に前記被接続
電装部品及びコネクタを接続する複数の接続端子を有す
るケーブル部とを備える電気接続箱の前記ケーブル部に
おける前記接続端子の接続構造であって、前記ケーブル
部は、絶縁フィルムの一方の面のほぼ全面に帯状の銅箔
をラミネートしてなる帯状の複数の可撓性プリント回路
を重ね合わせて構成され、前記接続端子は、前記被接続
電装部品及びコネクタが接続される端子部と、この端子
部の基端側から前記端子部と反対方向に延出する端子本
体部とを備え、前記複数の接続端子の前記端子本体部に
おける前記端子部と反対方向の端部が、キャリアにより
互いに並列連鎖状に結合された状態で形成され、前記複
数の可撓性プリント回路を構成する各可撓性プリント回
路の前記銅箔に、前記接続端子の前記端子部の先端が前
記銅箔の短手方向に向くように前記キャリアを溶接によ
り接続したことを特徴とする。
【0010】この発明に係る電気接続箱は、被接続電装
部品が装着される電気接続箱本体と、外部配線回路のコ
ネクタを接続するための前記電気接続箱本体と別体に形
成されたコネクタ部と、前記電気接続箱本体と前記コネ
クタ部とを電気的に接続すると共に前記被接続電装部品
及びコネクタを接続する複数の第1及び第2の接続端子
を有するケーブル部とを備える電気接続箱であって、前
記ケーブル部は、絶縁フィルムの一方の面のほぼ全面に
帯状の銅箔をラミネートしてなる帯状の複数の可撓性プ
リント回路を重ね合わせて構成され、前記第1及び第2
の接続端子は、前記被接続電装部品又はコネクタが接続
される端子部と、この端子部の基端側から前記端子部と
反対方向に延出する端子本体部とを備え、前記複数の第
1及び第2の接続端子の前記端子本体部における前記端
子部と反対方向の端部が、キャリアにより互いに並列連
鎖状に結合された状態で形成され、前記複数の可撓性プ
リント回路を構成する各可撓性プリント回路の前記銅箔
に、前記第1及び第2の接続端子の前記端子部の先端が
前記銅箔の短手方向に向くように前記キャリアを溶接す
ることにより接続され、前記電気接続箱本体は、前記被
接続電装部品を装着する部品装着口が形成された電気接
続箱ハウジングと、前記可撓性プリント回路の前記銅箔
に接続されて前記被接続電装部品と接続されるように前
記電気接続箱ハウジングに収容される前記第1の接続端
子とを備えて構成され、前記コネクタ部は、前記外部配
線回路のコネクタと嵌合されるコネクタハウジングと、
前記可撓性プリント回路の前記銅箔に接続されて前記外
部配線回路のコネクタと接続されるように前記コネクタ
ハウジングに収容される前記第2の接続端子とを備えて
構成されてなることを特徴とする。
【0011】この発明によれば、接続端子の端子本体部
における端子部と反対方向の端部が、キャリアにより互
いに並列連鎖状に結合された状態で接続端子が形成さ
れ、可撓性プリント回路の銅箔に、接続端子の端子部の
先端が銅箔の短手方向を向くようにキャリアを溶接する
ため、通電による発熱が接続端子で集中的に起こること
なく発熱に伴う温度上昇をキャリア及び銅箔全体で放熱
することができる。このため、効率の良い放熱を実現す
ることができ、通電時の温度上昇を大幅に減少させるこ
とができる。
【0012】なお、接続端子は、板状の金属母材からな
り、キャリアと共に打ち抜き加工により形成されるもの
であることが好ましい。
【0013】また、この場合、接続端子の端子本体部及
びキャリアは、端子部の2分の1以下の厚みとなるよう
に形成されるものであることが好ましい。例えば、この
場合の端子部は、端子本体部及びキャリアと同じ厚みの
金属母材を打ち抜き、端子本体部及びキャリアを構成す
る部分はそのままに、端子部を構成する部分を所定位置
で折り曲げて重ね合わせることにより端子本体部及びキ
ャリアの2倍以上の厚みとなるように形成されるもので
あることや、端子本体部及びキャリアは、端子部と同じ
厚みの金属母材を打ち抜き、端子部を構成する部分はそ
のままに、端子本体部及びキャリアを構成する部分をプ
レス加工により薄く延ばすことにより端子部の2分の1
以下の厚みとなるように形成されるものであること等が
考えられる。
【0014】なお、接続端子(第1の接続端子)は、端
子部の先端が二股に分岐された形状で形成されるフォー
ク端子であることが好ましい。
【0015】また、複数の接続端子は、銅箔への接続本
数毎にキャリアにより並列連鎖状に結合された状態で形
成され、銅箔に、接続端子の端子部の先端が銅箔の短手
方向に向くようにキャリア毎にそれぞれ溶接により接続
されるものであることが好ましい。
【0016】この発明の接続構造及び電気接続箱に用い
られる銅箔は、一定の電流値以上の通電が行われる場合
は厚さ100μm以上の厚みをもって形成され、前記一
定の電流値未満の通電が行われる場合は厚さ100μm
未満の厚みをもって形成されるものであることが好まし
い。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面を参照して、こ
の発明の実施の形態を説明する。図1は、この発明の一
実施形態に係る接続端子を説明するための上面図であ
る。図1(a)に示すように、接続端子(第1の接続端
子)(同図(a)では、フォーク端子)7は、例えば銅
(Cu)等の金属材料の母材を打ち抜き加工等して形成
されており、主にヒューズやリレー等の電装部品の足
(接続部)を二股に分岐された先端部分で狭持して電気
的接続を行うための端子部7aと、この端子部7aの基
端側から反対方向に延出する端子本体部7bとから構成
され、複数の接続端子7の端子本体部7bにおける端子
部7aと反対方向の端部が、キャリア55により互いに
並列連鎖状に連結(結合)された状態で形成されてい
る。なお、接続端子7の所定位置には、後述する電気接
続箱のハウジングに形成されたランス機構と係合する係
合穴39がそれぞれ形成されている。同図(b)に示す
接続端子(第2の接続端子)(同図(b)では、雄接続
端子)9は、主に外部配線回路のコネクタに内蔵された
雌接続端子の端子部(図示せず)に嵌合して電気的接続
を行う端子部9aと、この端子部9aの基端側から反対
方向に延出する端子本体部9bとから構成され、複数の
接続端子9の端子本体部9bにおける端子部9aと反対
方向の端部が、キャリア56により互いに並列連鎖状に
連結されている以外は、上記接続端子7と同様の構成で
形成されたものである。これら接続端子7,9によれ
ば、端子本体部7b,9bの端部がキャリア55,56
により並列連鎖状に連結されているため、各接続端子
7,9で通電により発生した熱を端子本体部7b,9b
のみならずキャリア55,56からも放熱することがで
きる。このため、放熱特性を向上させることができる。
【0018】図2は、この発明の一実施形態に係る他の
接続端子の製造過程を説明するための上面図である。こ
の例の接続端子7´は、同図(a)に示すように、板状
の金属母材を打ち抜き加工する際に、端子部7a´の厚
みが端子本体部7b´及びキャリア55´の厚みの2倍
(2倍以上)となるように、端子部7a´の形状と対称
的な形状で予め折り返し部7a´´が形成され、形成し
た折り返し部7a´´を端子部7a´側に、図中矢印方
向に示すように折り返し、同図(b)に示すように、折
り返し部7b´が重なった端子部7a´の厚みが端子本
体部7b´及びキャリア55´の2倍となるように形成
したものである。この接続端子7´によれば、電装部品
等と接続される端子部7a´の厚みが端子本体部7b´
及びキャリア55´の厚みの2倍以上で構成されている
ため、電装部品等との接触部分の接触面積を増加させる
ことができ、接触抵抗を少なくして発熱を抑えることが
できる。その他の効果は上記接続端子7と同様であるた
めここでは説明を省略する。なお、この接続端子7´の
構造は、上記接続端子9においても適用できるものであ
る。また、折り返し部7a´´を形成しなくても、例え
ばプレスにより端子本体部7b´及びキャリア55´を
薄く延ばしてこれらの厚みを端子部7a´の厚みの2分
の1以下にするようにすれば、同様の効果を得ることが
できる。
【0019】図3は、この発明の一実施形態に係る接続
端子の接続構造を説明するための図である。接続端子7
は、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエチ
レンナフタレート(PEN)及びポリイミド(PI)等
の合成樹脂からなる絶縁フィルム3と、例えば通電する
電流の電流値に基づき所定の幅及び厚さで絶縁フィルム
3の一方の面のほぼ全面にラミネートにより形成された
導電材である銅箔2とを備えて構成された可撓性プリン
ト回路(以下、「FPC」と呼ぶ。)4の銅箔2上に、
接続する本数毎にキャリア55で連結された形状の接続
端子群71,72を構成するように形成されている。同
図(a)に示す接続端子7は2本で、同図(b)に示す
接続端子7は3本でそれぞれ接続されるものである。こ
れら複数の接続端子7がキャリア55で連結された接続
端子群71,72は、同図(c)及び(d)に示すよう
に、キャリア55が直接銅箔2上に載置され溶接により
接続されている。これら接続端子群71,72の銅箔2
への接続には、抵抗溶接、超音波溶着、レーザ溶接又は
半田付け等の方式を適用することが可能であるが、この
例では、図4に示すように、抵抗溶接(シリーズ溶接)
により接続端子7を連結するキャリア55を銅箔2に接
続している。即ち、接続端子7は、キャリア55を銅箔
2と密着するようにFPC4の所定位置上に載置された
後、例えば銅箔2との接続部の上方から当接された図示
しないシリーズ溶接装置の一対の電極38a,38bに
より抵抗溶接が施されて銅箔2と接合されFPC4に接
続される。このとき、接続端子群71,72を構成する
接続端子7の端子部7aの先端が、FPC4の短手方向
に向くように接続される。なお、接続端子9についても
同様であるため、ここでは説明を省略する。また、抵抗
溶接については公知技術であるため、ここでは詳しい説
明を省略する。
【0020】このように、FPC4の銅箔2に、接続端
子7を連結するキャリア55を直接溶接により接続する
構造のため、通電により発生する熱は接続端子7に集中
することなくキャリア55を介して銅箔2全体で放熱さ
れる。このため、この接続構造では放熱特性を向上させ
ることができる。
【0021】図5は、このように接続端子7が接続され
たFPCから構成されるケーブル部の上面図である。F
PC4は、上述したように、PET、PEN及びPI等
からなる絶縁フィルム3と、この絶縁フィルム3の一方
の面のほぼ全面に、いわゆるベタ配線でラミネートによ
り形成された銅箔2と、これら絶縁フィルム3及び銅箔
2の上に形成された合成樹脂等からなるカバーレイフィ
ルム8とから構成され、銅箔2には、複数の接続端子7
がキャリア55毎接続されている。銅箔2は、この例で
は通電する電流値が一定以上の場合には、100μm以
上の厚さをもって、又通電する電流値が一定未満の場合
には、100μm未満の厚さをもって形成されるもので
ある。接続端子7は、板状の金属母材を打ち抜き加工等
して形成され、上述した端子部7aと、端子本体部7b
とを備え、端子本体部7bの端部がキャリア55により
並列連鎖状に連結されたものである。このように接続端
子7が接続されたFPC4を非接着状態で複数重ね合わ
せれば、例えば電気接続箱本体とコネクタ部とが別体で
形成された電気接続箱において、これらを接続するケー
ブル部30を構成することができる。
【0022】図6は、この発明の一実施形態に係る接続
端子を適用した電気接続箱の外観を示す斜視図である。
電気接続箱1は、電気接続箱本体10と、コネクタ部2
0と、これら電気接続箱本体10及びコネクタ部20を
接続するケーブル部30とから構成される。ケーブル部
30は、帯状のFPC4a〜4dを非接着状態で屈曲自
在に重ね合わせて構成される。電気接続箱本体10は、
樹脂成型部材からなる電気接続箱ハウジング13及びこ
の電気接続箱ハウジング13に対して着脱可能な蓋体1
6を有し、ケーブル部30の一方の端部に配置されてい
る。電気接続箱ハウジング13には、FPC4a〜4d
の主面と同じ側の面(正面に相当する面)に複数のヒュ
ーズ11とリレー12とを装着するための複数のヒュー
ズ装着部14及びリレー装着部15が、ケーブル部30
の長手方向に沿って、例えば2列に形成されている。な
お、電気接続箱ハウジング13に形成されるヒューズ装
着部14及びリレー装着部15は、2列に限定されるも
のではない。
【0023】コネクタ部20は、電気接続箱本体10と
同じく樹脂成型部材からなるコネクタハウジング22
a,22b及びこれらコネクタハウジング22a,22
bの一部を収容する、ケーブル部30の厚み方向に分割
可能なケース部23a,23bからなるケース23を備
えて構成され、ケーブル部30の他方の端部に配置され
ている。コネクタハウジング22a,22bは、ケーブ
ル部30の両側縁部に沿って、側方から、例えば外部配
線回路のプラグコネクタ21a,21bがそれぞれ挿入
される複数のコネクタ嵌合部25を備える。
【0024】図7は、ケーブル部30の構成を示す分解
斜視図である。上述したように、ケーブル部30を構成
する帯状のFPC4a,4b,4c,4dは、例えばP
ET、PEN及びPI等の絶縁フィルム3と、例えば通
電する電流の電流値に基づき所定の幅及び厚さで絶縁フ
ィルム3の一方の面のほぼ全面に、いわゆるベタパター
ンでラミネートにより形成された導電材としての銅箔2
と、この銅箔2の所定位置に接続された、例えば電気接
続箱ハウジング13に収容される金属製の板状の第1の
接続端子7及びコネクタハウジング22a(22b)に
収容される同じく金属製の板状の第2の接続端子9をそ
れぞれ所定の本数毎に並列連鎖状に連結するキャリア5
5,56と、これらの上に形成されたカバーレイフィル
ム8とから構成される。
【0025】第1及び第2の接続端子7,9は、各FP
C4a〜4dの帯状部33の両側縁部から、その端子部
7a,9aの先端が帯状部33の短手方向に向くように
キャリア55,56が溶接によって接合されることによ
り接続されている。なお、この例では、第1の接続端子
7は、ヒューズ11やリレー12と接続される、いわゆ
るフォーク端子であり、第2の接続端子9は、プラグコ
ネクタ21a,21bに収容された図示しない雌接続端
子と接続される、いわゆる雄接続端子である。また、こ
れら第1及び第2の接続端子7,9には、例えば後述す
る電気接続箱ハウジング13やコネクタハウジング22
a(22b)内に設けられたランス機構と係合して接続
端子7,9自身を係止固定するための係合穴39がそれ
ぞれ形成されている。
【0026】第1及び第2の接続端子7,9は、上述し
たように両接続端子7,9を並列連鎖状に連結するキャ
リア55,56が銅箔2と密着するように載置された
後、抵抗溶接によりこれらキャリア55,56が銅箔2
と接合され各FPC4a〜4dに接続される。これら第
1及び第2の接続端子7,9を接続した後、例えばカバ
ーレイフィルム8をラミネートして各FPC4a〜4d
の外形抜きを施し、複数のFPC4a〜4dを重ね合わ
せてケーブル部30を構成する。第1及び第2の接続端
子7,9は、電気接続箱ハウジング13やコネクタハウ
ジング22a(22b)の接続端子配置位置に対応した
位置に配置されるようにキャリア55,56が接合され
それぞれのFPC4a〜4dに接続されている。
【0027】こうして、帯状のFPC4a〜4dを重ね
合わせてケーブル部30を形成した後、例えば第1の接
続端子7を、ケーブル部30の銅箔2の表面に対して垂
直方向に延び、電気接続箱ハウジング13の所定の端子
配置位置に収められるように折り曲げたりして、第1の
接続端子7を電気接続箱ハウジング13に、第2の接続
端子9をコネクタハウジング22a(22b)にそれぞ
れ取り付ける。
【0028】図8は、電気接続箱本体10の電気接続箱
ハウジング13に第1の接続端子7を取り付けた様子を
一部を断面で示す図、図9は、コネクタ部20のコネク
タハウジング22a(22b)に第2の接続端子9を取
り付けた様子を一部を断面で示す図である。図8に示す
ように、電気接続箱本体10の電気接続箱ハウジング1
3には、第1の接続端子7を挿通し、その先端を例えば
ヒューズ装着部14内に露出させた状態で収容する複数
の端子収容孔24aと、第1の接続端子7の係合穴39
と係合して第1の接続端子7を電気接続箱ハウジング1
3内に係止固定するランス機構としてのランス部26a
とがそれぞれ所定位置に形成されている。ケーブル部3
0を構成する各FPC4a〜4dは、電気接続箱ハウジ
ング13内に銅箔2の表面を平面的に、且つ第1の接続
端子7は、端子部7aと端子本体部7bとが直角になる
ように折り曲げられて収容されている。
【0029】一方、図9に示すように、図示しないコネ
クタ部のコネクタハウジング22a(22b)には、外
部配線回路の図示しないコネクタやプラグコネクタ21
a(21b)を嵌合させるコネクタ嵌合部25と、第2
の接続端子9を挿通し、その先端をコネクタ嵌合部25
内に突出させた状態で収容する複数の端子収容孔24b
と、第2の接続端子9を端子収容孔24bに挿通しつつ
ケーブル部30を構成する各FPC4a〜4dを帯状部
33の側縁部方向に挿入する挿入穴27とが形成され、
複数の端子収容孔24bの内部には、第2の接続端子9
の係合穴39と係合して第2の接続端子9をコネクタハ
ウジング22a(22b)内に係止固定するランス機構
としてのランス部26bとがそれぞれ形成されている。
【0030】ケーブル部30を構成する各FPC4a〜
4dは、コネクタハウジング22a(22b)内に、コ
ネクタハウジング22a(22b)の幅a方向とケーブ
ル部30の幅b方向とが直交するような状態で収容され
ている。また、第2の接続端子9は、端子収容孔24b
内に収容される状態に適応的に折り曲げられている。こ
うしてケーブル部30を各ハウジング13,22a(2
2b)に取り付けた後、蓋体16やケース23に取り付
ければ、図6に示すような電気接続箱1が完成する。
【0031】この発明の電気接続箱1に用いられるケー
ブル部30を構成する各FPC4a〜4dによれば、第
1及び第2の接続端子7,9をそれぞれ並列連鎖状に連
結するキャリア55,56を直接銅箔2に接続する構造
のため、例えば帯状部33の側縁部から帯状部33の短
手方向に延びるように銅箔2´がパターン形成され、第
1及び第2の接続端子7,9が単独で接続される端子接
続部を形成して両接続端子7,9をそれぞれ接続する場
合と比較して、温度上昇の面で下記のような結果が得ら
れた。
【0032】図10及び図11は、本出願人が行った通
電温度上昇測定試験の概要とその結果を説明するための
図である。図10(a)は、上記接続端子部34が形成
されたFPC4a´を用いた通電による温度上昇測定試
験の概要を示し、同図(b)は、その測定結果を示す。
また、図11(a)は、この発明の接続端子を適用した
FPC4aを用いた通電による温度上昇測定試験の概要
を示し、同図(b)は、その測定結果を示す。なお、こ
こでは、第1の接続端子7を用いて説明するが、これに
限定されるものではない。図10(a)に示すように、
端子接続部34の銅箔2´上に、単独で形成された第1
の接続端子7の端子部7aの先端が帯状部33の短手方
向に向くように、第1の接続端子7の端子本体部7bの
一部を溶接により接続し、端子部7aにヒューズ11の
足(接続部)11aを狭持させて通電を図った場合は、
同図(b)に示すように、各測定点〜での温度上昇
値に基づく平均上昇温度は、48.49℃であったのに
対し、図11(a)に示すように、FPC4aの銅箔2
上に、キャリア55で並列連鎖状に連結された第1の接
続端子7の端子部7aの先端が帯状部33の短手方向に
向くように、第1の接続端子7の端子本体部7bの端部
と連結されたキャリア55を溶接により直接接続し、端
子部7aにヒューズ11の足11aを狭持させて通電を
図った場合は、同図(b)に示すように、各測定点〜
での温度上昇値に基づく平均上昇温度は、35.89
℃であった。その平均上昇温度差は、実に12.6℃で
あり、このことから、この発明の接続端子が接続された
FPC4a〜4dにより構成されたケーブル部30を備
える電気接続箱1においては、既に説明したものと同様
の高い放熱特性を備えることができることが判明した。
【0033】
【発明の効果】以上述べたように、この発明によれば、
接続端子の端子本体部における端子部と反対方向の端部
が、キャリアにより互いに並列連鎖状に結合された状態
で接続端子が形成され、可撓性プリント回路の銅箔の所
定位置に、接続端子の端子部の先端が銅箔の短手方向を
向くようにキャリアを溶接するため、通電による発熱が
接続端子で集中的に起こることなく発熱に伴う温度上昇
をキャリア及び銅箔全体で放熱することができる。この
ため、効率の良い放熱を実現することができ、通電時の
温度上昇を大幅に減少させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施形態に係る接続端子を説明
するための上面図である。
【図2】 この発明の一実施形態に係る他の接続端子の
製造過程を説明するための上面図である。
【図3】 この発明の一実施形態に係る接続端子の接続
構造を説明するための図である。
【図4】 同接続端子の製造工程の一部を説明するため
の概略的な側面図である。
【図5】 同接続端子が接続されたFPC空構成される
ケーブル部の上面図である。
【図6】 この発明の一実施形態に係る接続端子を適用
した電気接続箱の外観を示す斜視図である。
【図7】 同電気接続箱に用いられるケーブル部の構成
を示す分解斜視図である。
【図8】 同電気接続箱の電気接続箱本体の電気接続箱
ハウジングに第1の接続端子を取り付けた様子を一部を
断面で示す図である。
【図9】 同電気接続箱のコネクタ部のコネクタハウジ
ングに第2の接続端子を取り付けた様子を一部を断面で
示す図である。
【図10】 通電温度上昇測定試験の概要とその結果を
説明するための図である。
【図11】 通電温度上昇測定試験の概要とその結果を
説明するための図である。
【図12】 従来のジョイントボックスの外観斜視図で
ある。
【図13】 同ジョイントボックスの配線分岐回路を示
す斜視図である。
【図14】 同配線分岐回路の一部断面図である。
【図15】 従来のジョイントボックスに用いられるF
PCの配線分岐回路の上面図である。
【符号の説明】
1…電気接続箱、2…銅箔、3…絶縁フィルム、4…F
PC、7…接続端子(第1の接続端子)、8…カバーレ
イフィルム、9…接続端子(第2の接続端子)、10…
電気接続箱本体、11…ヒューズ、12…リレー、13
…電気接続箱ハウジング、14…ヒューズ装着部、15
…リレー装着部、16…蓋体、20…コネクタ部、21
…プラグコネクタ、22…コネクタハウジング、23…
ケース、24…端子収容孔、25…コネクタ嵌合部、2
6…ランス部、27…挿入穴、30…ケーブル部、33
…帯状部、34…端子接続部、38a,38b…電極、
39…係合穴、55,56…キャリア。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 瀬尾 右文 千葉県佐倉市六崎1440番地 株式会社フジ クラ佐倉事業所内 Fターム(参考) 5G361 BA01 BB01 BC03

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被接続電装部品が装着される電気接続箱
    本体と、 外部配線回路のコネクタを接続するための前記電気接続
    箱本体と別体に形成されたコネクタ部と、 前記電気接続箱本体と前記コネクタ部とを電気的に接続
    すると共に前記被接続電装部品及びコネクタを接続する
    複数の接続端子を有するケーブル部とを備える電気接続
    箱に用いられる接続端子であって、 前記接続端子は、前記被接続電装部品及びコネクタが接
    続される端子部と、この端子部の基端側から前記端子部
    と反対方向に延出する端子本体部とを備え、 前記複数の接続端子の前記端子本体部における前記端子
    部と反対方向の端部が、キャリアにより互いに並列連鎖
    状に結合された状態で形成されていることを特徴とする
    接続端子。
  2. 【請求項2】 前記接続端子は、板状の金属母材からな
    り、前記キャリアと共に打ち抜き加工により形成される
    ものであることを特徴とする請求項1記載の接続端子。
  3. 【請求項3】 前記接続端子の前記端子本体部及びキャ
    リアは、前記端子部の2分の1以下の厚みとなるように
    形成されるものであることを特徴とする請求項1又は2
    記載の接続端子。
  4. 【請求項4】 前記端子部は、前記端子本体部及びキャ
    リアと同じ厚みの金属母材を打ち抜き、前記端子本体部
    及びキャリアを構成する部分はそのままに、前記端子部
    を構成する部分を所定位置で折り曲げて重ね合わせるこ
    とにより前記端子本体部及びキャリアの2倍以上の厚み
    となるように形成されるものであることを特徴とする請
    求項3記載の接続端子。
  5. 【請求項5】 前記端子本体部及びキャリアは、前記端
    子部と同じ厚みの金属母材を打ち抜き、前記端子部を構
    成する部分はそのままに、前記端子本体部及びキャリア
    を構成する部分をプレス加工により薄く延ばすことによ
    り前記端子部の2分の1以下の厚みとなるように形成さ
    れるものであることを特徴とする請求項3記載の接続端
    子。
  6. 【請求項6】 前記接続端子は、前記端子部の先端が二
    股に分岐された形状で形成されるフォーク端子であるこ
    とを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項記載の接続
    端子。
  7. 【請求項7】 被接続電装部品が装着される電気接続箱
    本体と、 外部配線回路のコネクタを接続するための前記電気接続
    箱本体と別体に形成されたコネクタ部と、 前記電気接続箱本体と前記コネクタ部とを電気的に接続
    すると共に前記被接続電装部品及びコネクタを接続する
    複数の接続端子を有するケーブル部とを備える電気接続
    箱の前記ケーブル部における前記接続端子の接続構造で
    あって、 前記ケーブル部は、絶縁フィルムの一方の面のほぼ全面
    に帯状の銅箔をラミネートしてなる帯状の複数の可撓性
    プリント回路を重ね合わせて構成され、 前記接続端子は、前記被接続電装部品及びコネクタが接
    続される端子部と、この端子部の基端側から前記端子部
    と反対方向に延出する端子本体部とを備え、前記複数の
    接続端子の前記端子本体部における前記端子部と反対方
    向の端部が、キャリアにより互いに並列連鎖状に結合さ
    れた状態で形成され、 前記複数の可撓性プリント回路を構成する各可撓性プリ
    ント回路の前記銅箔に、前記接続端子の前記端子部の先
    端が前記銅箔の短手方向に向くように前記キャリアを溶
    接により接続したことを特徴とする接続端子の接続構
    造。
  8. 【請求項8】 前記複数の接続端子は、前記銅箔への接
    続本数毎に前記キャリアにより並列連鎖状に結合された
    状態で形成され、前記銅箔に、前記接続端子の前記端子
    部の先端が前記銅箔の短手方向に向くように前記キャリ
    ア毎にそれぞれ溶接により接続したことを特徴とする請
    求項7記載の接続構造。
  9. 【請求項9】 前記銅箔は、一定の電流値以上の通電が
    行われる場合は厚さ100μm以上の厚みをもって形成
    され、前記一定の電流値未満の通電が行われる場合は厚
    さ100μm未満の厚みをもって形成されるものである
    ことを特徴とする請求項7又は8記載の接続構造。
  10. 【請求項10】 被接続電装部品が装着される電気接続
    箱本体と、 外部配線回路のコネクタを接続するための前記電気接続
    箱本体と別体に形成されたコネクタ部と、 前記電気接続箱本体と前記コネクタ部とを電気的に接続
    すると共に前記被接続電装部品及びコネクタを接続する
    複数の第1及び第2の接続端子を有するケーブル部とを
    備える電気接続箱であって、 前記ケーブル部は、絶縁フィルムの一方の面のほぼ全面
    に帯状の銅箔をラミネートしてなる帯状の複数の可撓性
    プリント回路を重ね合わせて構成され、 前記第1及び第2の接続端子は、前記被接続電装部品又
    はコネクタが接続される端子部と、この端子部の基端側
    から前記端子部と反対方向に延出する端子本体部とを備
    え、前記複数の第1及び第2の接続端子の前記端子本体
    部における前記端子部と反対方向の端部が、キャリアに
    より互いに並列連鎖状に結合された状態で形成され、前
    記複数の可撓性プリント回路を構成する各可撓性プリン
    ト回路の前記銅箔に、前記第1及び第2の接続端子の前
    記端子部の先端が前記銅箔の短手方向に向くように前記
    キャリアを溶接することにより接続され、 前記電気接続箱本体は、前記被接続電装部品を装着する
    部品装着口が形成された電気接続箱ハウジングと、前記
    可撓性プリント回路の前記銅箔に接続されて前記被接続
    電装部品と接続されるように前記電気接続箱ハウジング
    に収容される前記第1の接続端子とを備えて構成され、 前記コネクタ部は、前記外部配線回路のコネクタと嵌合
    されるコネクタハウジングと、前記可撓性プリント回路
    の前記銅箔に接続されて前記外部配線回路のコネクタと
    接続されるように前記コネクタハウジングに収容される
    前記第2の接続端子とを備えて構成されてなることを特
    徴とする電気接続箱。
  11. 【請求項11】 前記第1及び第2の接続端子は、前記
    銅箔への接続本数毎に前記キャリアにより並列連鎖状に
    結合された状態で形成され、前記銅箔に、前記接続端子
    の前記端子部の先端が前記銅箔の短手方向に向くように
    前記キャリア毎にそれぞれ溶接により接続されているこ
    とを特徴とする請求項10記載の電気接続箱。
  12. 【請求項12】 前記第1の接続端子は、前記端子部の
    先端が二股に分岐された形状で形成されるフォーク端子
    であることを特徴とする請求項10又は12記載の電気
    接続箱。
  13. 【請求項13】 前記可撓性プリント回路の前記銅箔
    は、一定の電流値以上の通電が行われる場合は厚さ10
    0μm以上の厚みをもって形成され、前記一定の電流値
    未満の通電が行われる場合は厚さ100μm未満の厚み
    をもって形成されるものであることを特徴とする請求項
    10〜12のいずれか1項記載の電気接続箱。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007244112A (ja) * 2006-03-09 2007-09-20 Fujikura Ltd 自動車用電気接続箱

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