JP2007244112A - 自動車用電気接続箱 - Google Patents
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Abstract
【課題】バスバーの一部を汎用化でき、車種開発時の準工費を削減し得る自動車用電気接続箱の提供。
【解決手段】配線媒体としてバスバーを用いた自動車用電気接続箱において、ヒューズ及びリレーを含む搭載部品を規則的に並べ、これらを導電性金属板を打ち抜いて作製された曲げ無しの平板バスバーと、導電性金属板を打ち抜いて少なくとも一回以上曲げ加工を施して作製されたバスバーとの少なくとも2種類以上の汎用バスバーを介して接続した構成を有することを特徴とする自動車用電気接続箱。
【選択図】図3
【解決手段】配線媒体としてバスバーを用いた自動車用電気接続箱において、ヒューズ及びリレーを含む搭載部品を規則的に並べ、これらを導電性金属板を打ち抜いて作製された曲げ無しの平板バスバーと、導電性金属板を打ち抜いて少なくとも一回以上曲げ加工を施して作製されたバスバーとの少なくとも2種類以上の汎用バスバーを介して接続した構成を有することを特徴とする自動車用電気接続箱。
【選択図】図3
Description
本発明は、ヒューズ及びリレーを含む搭載部品を金属製のバスバーで接続した構成を有する自動車用電気接続箱に関する。
従来、自動車用電気接続箱の配線媒体としては、銅系の材料を打ち抜き、曲げ加工などを施したバスバーが主流となっている(例えば、特許文献1〜4参照。)。
特許文献1には、細幅帯状の導電板材と、該導電板材に対して直交方向から組み付けて固定するタブ状の圧接端子部材とからなり、圧接端子部材に、バスバーを挿通する長さ方向の差込穴と、該差込穴の端部に連続してバスバーと圧接させるスリット状の圧接部とを設けた電気接続箱の内部に取り付けるタブ付きのバスバーが開示されている。
特許文献2には、電気接続箱の収容部内に挿入されるバスバーの取付構造が開示されている。このバスバーは、対向する各ガイド壁の間に挿入され、各端子が各透孔に挿入され、バスバーの各貫通孔に各係合片の突起が係合することによって、バスバーは収容部内に抜け止め保持された状態で装着される。
特許文献3には、自動車用電気接続箱内に配置して分岐回路を構成するためのマルチ端子であって、導電性金属板を打ち抜き加工して形成しており、電線圧接用の圧接刃を備えた電線圧接部と、プリント基板の導電路に突き刺す先端を有する突出部からなる基板接続部と、端子同士を嵌合接続するためのタブからなる端子接合接続部とを、共通基板部より突設したマルチ端子とそれを備えた電気接続箱が開示されている。
特許文献4には、自動車用電気接続箱内に配置して分岐回路を構成するためのマルチ端子であって、導電性金属板を打ち抜き加工して形成され、電線圧接用の圧接刃を備えた電線圧接部と、プリント基板の導電路に突き刺す先端を有する突出部からなる基板接続部と、端子同士を嵌合接続するためのタブからなる端子嵌合接続部とを、共通基板部より突設してなるマルチ端子とそれを備えた電気接続箱が開示されている。
特開平8−251762号公報
特開平10−336851号公報
特開平10−224950号公報
特開2000−224737号公報
特許文献2には、電気接続箱の収容部内に挿入されるバスバーの取付構造が開示されている。このバスバーは、対向する各ガイド壁の間に挿入され、各端子が各透孔に挿入され、バスバーの各貫通孔に各係合片の突起が係合することによって、バスバーは収容部内に抜け止め保持された状態で装着される。
特許文献3には、自動車用電気接続箱内に配置して分岐回路を構成するためのマルチ端子であって、導電性金属板を打ち抜き加工して形成しており、電線圧接用の圧接刃を備えた電線圧接部と、プリント基板の導電路に突き刺す先端を有する突出部からなる基板接続部と、端子同士を嵌合接続するためのタブからなる端子接合接続部とを、共通基板部より突設したマルチ端子とそれを備えた電気接続箱が開示されている。
特許文献4には、自動車用電気接続箱内に配置して分岐回路を構成するためのマルチ端子であって、導電性金属板を打ち抜き加工して形成され、電線圧接用の圧接刃を備えた電線圧接部と、プリント基板の導電路に突き刺す先端を有する突出部からなる基板接続部と、端子同士を嵌合接続するためのタブからなる端子嵌合接続部とを、共通基板部より突設してなるマルチ端子とそれを備えた電気接続箱が開示されている。
前述したように、従来の自動車用電気接続箱にあっては、銅板などの導電性金属板をプレスで打ち抜き、曲げなどによって作られた金属製のバスバーで電源配分を行っているため、バスバー自体の形状が複雑化し、ほぼ全数がその車種にしか対応できない専用部品となる。このため、車種の開発時に莫大な金型費がかかってしまう上、複雑化してしまった形状により、他の車種への展開が困難という問題があった。
本発明は、前記事情に鑑みてなされ、バスバーの一部を汎用化でき、車種開発時の準工費を削減し得る自動車用電気接続箱の提供を目的とする。
前記目的を達成するため、本発明は、配線媒体としてバスバーを用いた自動車用電気接続箱において、ヒューズ及びリレーを含む搭載部品を規則的に並べ、これらを導電性金属板を打ち抜いて作製された曲げ無しの平板バスバーと、導電性金属板を打ち抜いて少なくとも一回以上曲げ加工を施して作製されたバスバーとの少なくとも2種類以上の汎用バスバーを介して接続した構成を有することを特徴とする自動車用電気接続箱を提供する。
本発明の自動車用電気接続箱において、前記汎用バスバーが耐熱銅合金製であることが好ましい。
本発明の自動車用電気接続箱において、前記平板バスバーが少なくとも2個以上使われていることが好ましい。
本発明の自動車用電気接続箱は、内部の電源系統を組む際に、ヒューズやリレーなどを規則的に並べることで、複雑化していたバスバーの一部を汎用化することができ、車種開発時の準工費を削減することができる。
本発明の対象物である自動車用電気接続箱は、従来、例えば図6に示すような電源体系図に基づき、設計が行われる。図6中、符号40はヒューズ、41はリレー、42は専用バスバー適用部、43は専用バスバーである。電源分配の効率化を図るために、図6中、実線で囲んだ専用バスバー適用部42では、金属製のバスバーで複数のヒューズ40やリレー41などの各搭載部品への接続を図り、それ以外の部分には、圧着などにより端子を接続させた電線を直接電気接続箱に挿入して接続させる方式が一般的である。
しかし、このような方式を採用すると、前述したように、バスバーは一本一本が専用部品(専用バスバー43)となってしまい、汎用性が非常に低くなってしまう問題点がある。
本発明は、前記問題点に着目し、電源体系を組む際、図1に示すように、自動車用電気接続箱1の搭載部品であるヒューズ2やリレー3を規則的に並べる。
このように各搭載部品を配置した上で、図3に示すような全く同形状の平板からなる汎用バスバー10をいくつも採用することで、専用バスバー42を減らし、バスバーの汎用性を高める。その結果、ある車種を開発する際に必要な準工費を減らすことができるようになる。また、汎用バスバー10は、他車種でも使用することができるので、他車種に用いる自動車用電気接続箱の準工費も減らすことができるというメリットもある。
このように各搭載部品を配置した上で、図3に示すような全く同形状の平板からなる汎用バスバー10をいくつも採用することで、専用バスバー42を減らし、バスバーの汎用性を高める。その結果、ある車種を開発する際に必要な準工費を減らすことができるようになる。また、汎用バスバー10は、他車種でも使用することができるので、他車種に用いる自動車用電気接続箱の準工費も減らすことができるというメリットもある。
以下、図面を参照して、本発明の自動車用電気接続箱の実施形態を説明する。
図2は、本発明の自動車用電気接続箱の一実施形態を示す斜視図である。本実施形態の自動車用電気接続箱1は、ヒューズやリレーなどの搭載部品を規則的に並べ、これらを導電性金属板を打ち抜いて作製された曲げ無しの平板バスバーと、導電性金属板を打ち抜いて少なくとも一回以上曲げ加工を施して作製されたバスバーとの少なくとも2種類以上の汎用バスバー10,20,30を介して接続した構成を有している。
図2は、本発明の自動車用電気接続箱の一実施形態を示す斜視図である。本実施形態の自動車用電気接続箱1は、ヒューズやリレーなどの搭載部品を規則的に並べ、これらを導電性金属板を打ち抜いて作製された曲げ無しの平板バスバーと、導電性金属板を打ち抜いて少なくとも一回以上曲げ加工を施して作製されたバスバーとの少なくとも2種類以上の汎用バスバー10,20,30を介して接続した構成を有している。
図3は、本実施形態の自動車用電気接続箱1において用いる汎用バスバーの第1の例を示す斜視図である。この汎用バスバー10は、導電性金属板を打ち抜いて2つの端子部11,12と電線圧接可能な接続部13とが共通基板部14から突設された形状をなしている。接続部13は、導電性金属板を打ち抜いて折り曲げ加工することで形成される。
図4は、本実施形態の自動車用電気接続箱1において用いる汎用バスバーの第2の例を示す斜視図である。この汎用バスバー20は、導電性金属板を打ち抜いて2つの端子部21,22と基板回路等に差し込み接続が可能な接続部23とが共通基板部24から突設された平板状をなしている。
図5は、本実施形態の自動車用電気接続箱1において用いる汎用バスバーの第3の例を示す斜視図である。この汎用バスバー30は、導電性金属板を打ち抜いて1つの端子部31と基板回路等に差し込み接続が可能な接続部32とが共通基板部34から突設された平板状をなしている。
前述した各汎用バスバー10,20,30を構成する導電性金属板としては、特に限定されないが、耐熱銅合金が好ましい。
本実施形態の自動車用電気接続箱1は、図1に示す電源体系図において、符号4で示す汎用バスバー使用部に用いるバスバーとして、前述した汎用バスバー10,20,30のうち、好ましくは2種以上を適宜組み合わせて用い、複雑な専用部品である専用バスバーの使用頻度を少なくしている。また、使用する汎用バスバー10,20,30として、平板バスバーが少なくとも2個以上使われていることが好ましい。
このように本実施形態の自動車用電気接続箱1は、内部の電源系統を組む際に、ヒューズ2やリレー3などを規則的に並べることで、複雑化していたバスバーの一部を汎用化することができ、車種開発時の準工費を削減することができる。
なお、前述した実施形態ではリレーの後にヒューズが配列される形にしていたが、ヒューズが先でも構わない。また、ヒューズ、リレーの種類や配列により、汎用バスバー10,20,30を数種類用意しても構わない。
1…自動車用電気接続箱、2…ヒューズ、3…リレー、4…汎用バスバー使用部、10,20,30…汎用バスバー、11,12,21,22,31…端子部、13,23,32…接続部、14,24,34…共通基板部。
Claims (3)
- 配線媒体としてバスバーを用いた自動車用電気接続箱において、
ヒューズ及びリレーを含む搭載部品を規則的に並べ、これらを導電性金属板を打ち抜いて作製された曲げ無しの平板バスバーと、導電性金属板を打ち抜いて少なくとも一回以上曲げ加工を施して作製されたバスバーとの少なくとも2種類以上の汎用バスバーを介して接続した構成を有することを特徴とする自動車用電気接続箱。 - 前記汎用バスバーが耐熱銅合金製であることを特徴とする請求項1に記載の自動車用電気接続箱。
- 前記平板バスバーが少なくとも2個以上使われていることを特徴とする請求項1又は2に記載の自動車用電気接続箱。
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Citations (5)
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---|---|---|---|---|
JP2001333519A (ja) * | 2000-05-23 | 2001-11-30 | Sumitomo Wiring Syst Ltd | 回路体および該回路体を収容したジャンクションボックス |
JP2002101526A (ja) * | 2000-09-21 | 2002-04-05 | Yazaki Corp | 電気接続箱の電源接続構造 |
JP2003244820A (ja) * | 2002-02-15 | 2003-08-29 | Yazaki Corp | バスバー構造体とそれを備えたジャンクションブロック及びそれらの製造方法 |
JP2003319534A (ja) * | 2002-04-19 | 2003-11-07 | Fujikura Ltd | 接続端子及びその接続構造並びにこれを適用した電気接続箱 |
JP2005295735A (ja) * | 2004-04-02 | 2005-10-20 | Sumitomo Wiring Syst Ltd | 電気接続箱 |
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