JP2003319264A - 二次元画像撮影装置 - Google Patents

二次元画像撮影装置

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JP2003319264A
JP2003319264A JP2002122225A JP2002122225A JP2003319264A JP 2003319264 A JP2003319264 A JP 2003319264A JP 2002122225 A JP2002122225 A JP 2002122225A JP 2002122225 A JP2002122225 A JP 2002122225A JP 2003319264 A JP2003319264 A JP 2003319264A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 リーク電流成分を取得することによって、リ
ーク電流成分に起因するデジタル信号の誤差を補償して
アーティファクトを除去することができる。 【解決手段】 二次元画像検出装器1と、電荷情報を増
幅してデジタル信号に変換する変換回路と、デジタル信
号を処理して画像化を行う画像処理装置7とを備えた二
次元画像撮影装置において、リーク電流値を信号線ごと
に読み出すアレイアンプ3,5と、リーク電流値を用い
てデジタル信号を補正する画像処理装置7とを備えた。
リーク電流値を用いてデジタル信号を補正するので、二
次元画像検出器1のリーク電流成分に起因するデジタル
信号の誤差を補償することができ、画像からアーティフ
ァクトを除去できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、X線等の放射
線、可視光、赤外光等の電磁波情報に基づいて画像を検
出する二次元画像検出器を備えた二次元画像撮影装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の装置が備える二次元画像
検出器には、変換層として半導体膜を用いたものが例示
される。例えば、文献W.Zhao, et al. "A flat panel d
etector for digital radiology using active matrix
readout of amorphous selenium." Proc. SPIE Vol. 27
08, pp. 523-531, 1996.には、二次元の行列状に配列さ
れたTFT(信号読み出しスイッチとして機能)を備え
た回路基板の上に、アモルファス・セレン(a-Se)膜を蒸
着することでX線面センサを構成した例が開示されてい
る。
【0003】このセンサは、まず、被写体を透過した放
射線像がアモルファス・セレン膜上に投影され、像の濃
淡に比例した電荷信号がアモルファス・セレン膜内に発
生する。その後、アモルファス・セレン膜内に生成され
た電荷信号は、二次元状に配列された電荷収集電極(蓄
積容量)に収集され、回路基板及び信号線を経由して外
部に読み出されるようになっている。また、信号線が長
くなると読出し雑音が大きくなること、1フレームの画
像に相当する電荷信号を読出す時間が長くなること等の
理由により、信号線を中央で二分割して両側にアレイア
ンプ回路を配置することによって信号線を短くしている
ことがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな構成を有する従来例の場合には、次のような問題が
ある。すなわち、従来の装置では、TFTを備えた回路
基板にはオフ時においても僅かながらリーク電流が存在
するので、本来の信号成分にリーク電流成分が重畳され
た形で信号が読み出される。このようにして重畳される
リーク電流成分は、その信号線に接続されている全スイ
ッチのリーク電流成分の総和になる。各スイッチのリー
ク電流は、その画素の信号成分に依存するので、信号成
分が大きな領域ほどリーク電流が大きくなる。例えば、
得られた画像のうち明るい部分に相当する部分ほどリー
ク電流が大きいので、アーティファクトがより多く発生
するという問題がある。
【0005】また、信号線を二分割している検出器で
は、分割された信号線ごとにリーク電流値が異なるの
で、信号線の分割部に信号量の差異が存在し、特に分割
部に位置する画像上においてアーティファクトが目立つ
という問題がある。
【0006】この発明は、リーク電流成分を取得するこ
とによって、リーク電流成分に起因するデジタル信号の
誤差を補償してアーティファクトを除去することができ
る二次元画像撮影装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、このような
目的を達成するために、次のような構成をとる。
【0008】すなわち、請求項1に記載の発明は、電磁
波情報を電荷情報に変換する変換層と、前記電荷情報を
読み出す回路基板とを有する二次元画像検出装器と、前
記電荷情報を増幅してデジタル信号に変換する変換回路
と、前記デジタル信号を処理して画像化を行う信号処理
部とを備えた二次元画像撮影装置において、前記回路基
板におけるリーク電流値を信号線ごとに読み出すリーク
電流読み出し手段と、前記リーク電流値を用いて前記デ
ジタル信号を補正する補正手段と、を備えていることを
特徴とするものである。
【0009】(作用・効果)二次元画像検出装器の変換
層で生じた電荷情報が回路基板によって読み出され、変
換回路によってデジタル信号に変換され、このデジタル
信号が信号処理部で画像化のための処理をされる。この
ときリーク電流読み出し手段が回路基板におけるリーク
電流値を信号線ごとに読み出して取得し、補正手段がリ
ーク電流値を用いてデジタル信号を補正するので、回路
基板のリーク電流成分に起因するデジタル信号の誤差を
補償することができる。したがって、信号処理部で画像
化された画像からアーティファクトを除去することがで
きる。
【0010】なお、ここでいう補正手段は、信号処理部
と別体の構成であってもよく、一体の構成であってもよ
い。
【0011】また、補正手段は、ソフトウェアで構成し
たり(請求項2)、ハードウェアで構成したりすること
ができる(請求項3)。ソフトウェアで構成した場合に
はコストを低減することができ、ハードウェアで構成し
た場合には処理を高速化することができるので、動画像
等をリアルタイムで処理するのに好適である。
【0012】また、請求項4に記載の発明は、請求項1
ないし3のいずれかに記載の二次元画像撮影装置におい
て、前記リーク電流読み出し手段は、リーク電流値を複
数回読み出し、前記補正手段は、前記リーク電流値を平
滑化して補正に用いることが好ましい。
【0013】(作用・効果)リーク電流読み出し手段が
リーク電流値を複数回読み出し、補正手段がリーク電流
値を平滑化して補正に用いる。つまり、時間的に異なる
複数のリーク電流値を読み出して平滑化する(例えば、
平均値を求める)ことにより、リーク電流値に含まれる
ノイズを小さくすることができる。したがって、リーク
電流値に含まれるノイズの影響を抑制することができ
る。
【0014】また、請求項5に記載の発明は、請求項1
ないし4のいずれかに記載の二次元画像撮影装置におい
て、前記補正手段は、前記回路基板のゲート線方向に前
記リーク電流値を平滑化して補正に用いることが好まし
い。
【0015】(作用・効果)ゲート線方向にリーク電流
値を平滑化するとは、同一のゲート線が接続された画素
群(ライン)のリーク電流値を利用することである。例
えば、同時に読み出される画素群のうち、隣接する画素
が接続された信号線のリーク電流値を用いて平滑化す
る。これによってもリーク電流値に含まれるノイズの影
響を抑制することができる。その上、請求項4記載のよ
うに複数回リーク電流値を読み取る必要がないので、リ
ーク電流成分に含まれるノイズの影響を抑制しつつも画
像化の時間を短縮することができる。
【0016】また、請求項1ないし5のいずれかに記載
の二次元画像撮影装置において、信号線が分割してある
場合には、前記リーク電流読み出し手段は、前記リーク
電流値の読み出しを、分割部に隣接したラインから電荷
情報を読み出すタイミングの直前または直後に行うこと
が好ましい。
【0017】(作用・効果)分割部に隣接したラインは
最もリーク電流成分に起因するアーティファクトが目立
つ部分である。したがって、このラインから電荷情報を
読み出すタイミングにあわせてリーク電流値を読み出す
ことにより、ある程度時間的な変動を伴うリーク電流値
を正確に読み出すことができ、これにより正確に補正を
行うことができる。したがって、リーク電流成分に起因
するアーティファクトをより効果的に除去することがで
きる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照してこの発明の
一実施例を説明する。図1及び図2はこの発明の一実施
例に係り、図1は実施例に係る二次元画像撮影装置の概
略構成を示すブロック図であり、図2は二次元画像検出
装置の一つのセンサ画素について概略構成を示した縦断
面図である図である。
【0019】実施例に係る二次元画像撮影装置は、透過
X線を検出する二次元画像検出器1と、この二次元画像
検出装置1で検出された電荷情報である電荷信号を増幅
してデジタル信号に変換するアレイアンプ3,5と、デ
ジタル信号を処理して画像化を行う等の処理を行う画像
処理装置7とを備えている。画像処理装置7には、画像
を表示するCRTや液晶表示装置などの画像表示装置9
が接続されている。アレイアンプ3,5は、後述するセ
ンサ画素からの電荷信号を増幅するとともにデジタル信
号に変換する機能を有する。
【0020】さらに、二次元画像撮影装置は、二次元画
像検出器1の各センサ画素を駆動するゲートドライバ1
1と、このゲートドライバ11及びアレイアンプ3,5
を制御する制御回路13とを備えている。
【0021】なお、上述したアレイアンプ3,5がこの
発明における変換回路に相当し、画像処理装置7がこの
発明における信号処理部に相当する。
【0022】この実施例では、発明の理解を容易にする
ために二次元画像検出器1が4×4個のセンサ画素をマ
トリックス状に備えているものとする。具体的には、図
1の一番上の左から右に向かってセンサ画素1−1〜1
−4の4個のセンサ画素が設けられ、二番目にはセンサ
画素2−1〜2−4の4個のセンサ画素が設けられ、三
番目にはセンサ画素3−1〜3−4の4個のセンサ画素
が設けられ、四番目にはセンサ画素4−1〜4〜4の4
個のセンサ画素が設けられている。
【0023】なお、説明上、センサ画素1−1〜1〜4
をラインL1と、センサ画素2−1〜2−4をラインL
2と、センサ画素3−1〜3〜4をラインL3と、セン
サ画素4−1〜4−4をラインL4と適宜に称する。
【0024】上述したアレイアンプ3は、信号線が長く
なると読出し雑音が大きくなること、1フレームの画像
に相当する電荷信号を読出す時間が長くなること等の理
由により、読み出し信号線が短くなるようにラインL
1,L2からの電荷信号を図中の上方向からアレイアン
プ3で読み出し、ラインL3,L4からの電荷信号を図
中の下方向からアレイアンプ5で読み出す。換言する
と、二次元画像検出器1の二方向から電荷信号を読み出
すように構成されている。なお、アレイアンプ3,5や
ゲートドライバ11、制御回路13は二次元画像検出器
1に集積されている場合もある。
【0025】上記の構成をより詳細に説明する。アレイ
アンプ3は、ラインL1のセンサ画素1−1とラインL
2のセンサ画素2−1の電荷信号を第1信号線SL1か
ら読み出し、ラインL1のセンサ画素1−2とラインL
2のセンサ画素2−2の電荷信号を第2信号線SL2か
ら読み出し、ラインL1のセンサ画素1−3とラインL
2のセンサ画素2−3の電荷信号を第3信号線SL3か
ら読み出し、ラインL1のセンサ画素1−4とラインL
2のセンサ画素2−4の電荷信号を第4信号線SL4か
ら読み出すように構成されている。
【0026】同様に、アレイアンプ5は、ラインL3の
センサ画素3−1とラインL4のセンサ画素4−1の電
荷信号を第5信号線SL5から読み出し、ラインL3の
センサ画素3−2とラインL4のセンサ画素4−2の電
荷信号を第6信号線SL6から読み出し、ラインL3の
センサ画素3−3とラインL4のセンサ画素4−3の電
荷信号を第7信号線SL7から読み出し、ラインL3の
センサ画素3−4とラインL4のセンサ画素4−4の電
荷信号を第8信号線SL8から読み出すように構成され
ている。
【0027】なお、上述したアレイアンプ3,5及び第
1信号線SL1〜第8信号線SL8がこの発明における
リーク電流読み出し手段に相当する。
【0028】上述した各センサ画素1−1〜1−4,2
−1〜2−4,3−1〜3−4,4−1〜4−4は、ゲ
ートドライバ11によってオン・オフが制御される。具
体的には、ゲート線GL1がラインL1の各センサ画素
1−1〜1−4のゲートに接続され、ゲート線GL2が
ラインL2の各センサ画素2−1〜2−4のゲートに接
続され、ゲート線GL3がラインL3の各センサ画素3
−1〜3−4のゲートに接続され、ゲート線GL4がラ
インL4の各センサ画素4−1〜4−4のゲートに接続
されている。これらはゲートドライバ11により、例え
ば、ゲート線GL1、GL4が同時に駆動され、次にゲ
ート線GL2,GL3が駆動されるように順次選択的に
駆動される。
【0029】次に、図2を参照して、各センサ画素1−
1,……,4−4について説明する。なお、各センサ画
素1−1,……,4−4は同じ構造であるので、センサ
画素1−1を例示して説明する。
【0030】センサ画素1−1は、積層構造を有し、バ
イアス電圧を供給するための共通電極15と、電磁波情
報である透過X線を電荷情報である電荷信号に変換する
半導体層17と、この半導体層17内で発生した電荷信
号を収集するための画素電極19と、収集された電荷信
号を蓄積するための蓄積容量21と、この蓄積容量21
の電荷信号を外部に導出するように回路を第1信号線S
L1に切換えるトランジスタスイッチ23とを備えてい
る。
【0031】ここで半導体層17は、この発明における
変換層に相当し、例えば、アモルファス・セレン層やC
dZnTe層等で構成されている。なお、変換層として
は上記の半導体層以外にシンチレータ等を採用すること
ができる。この場合には、シンチレータで一旦光に変換
した後、フォトダイオード等で電荷信号に変換して蓄積
容量に蓄積する構成とすればよい。
【0032】半導体層17に入射した透過X線は、半導
体層17内で電荷信号に変換され、印加されている内部
電界で駆動されて画素電極19に到達する。そして、蓄
積容量21に電荷信号として蓄積される。蓄積容量21
に蓄積された電荷信号は、ゲート線GL1が駆動される
と、トランジスタスイッチ23がオンになって第1信号
線SL1から外部に読み出される。このトランジスタス
イッチ23にはリーク電流が存在するので、ゲート線G
L1を駆動しないトランジスタスイッチ23がオフの状
態であっても微弱な信号として第1信号線SL1から出
力される。
【0033】なお、画素電極19と、蓄積容量21と、
ゲート線GL1と、トランジスタスイッチ23とは回路
基板24に形成されている。
【0034】次に、図3を参照して、上記のように構成
された二次元画像撮影装置における撮影シーケンスにつ
いて説明する。なお、予め被写体を二次元画像検出器1
の上に載置してX線を曝射し、透過X線が二次元画像検
出器1に入射しているものとする。
【0035】まず、制御回路13がゲートドライバ11
を制御してゲート信号GL1,GL4を駆動し、ライン
L1のセンサ画素1−1〜1−4及びラインL4のセン
サ画素4−1〜4−4のトランジスタスイッチをオンに
する(信号S1)。次に、制御回路13がアレイアンプ
3,5を動作させて、ラインL1からの電荷信号を増幅
するとともにデジタル信号に変換し、同様にラインL4
からの電荷信号を変換する(信号SC1)。次いで、画
像処理装置7に対して、ラインL1とラインL4からの
デジタル信号をデータとして出力する(信号SO1)。
これらの一連の動作によって、ラインL1とラインL4
に蓄積された電荷信号が画像撮影装置に取り込まれる。
【0036】次に、上述したような動作を、ラインL2
及びラインL3についても行う。つまり、ラインL2の
センサ画素2−1〜2−4及びラインL3のセンサ画素
3−1〜3−4のトランジスタスイッチをオンとし(信
号S2)、ラインL2,L3からの電荷信号を増幅する
とともにデジタル信号に変換し(信号SC2)、画像処
理装置7に対して、ラインL2,L3からのデジタル信
号をデータとして出力する(信号SO2)。
【0037】上記のようにして、まず従来通りに各ライ
ンL1〜L4からデジタル信号を収集する。次に、二次
元画像検出器1の全てのセンサ画素1−1,……,4−
4をオフにした状態で、アレイアンプ3,5を動作させ
る。これによりラインL1,L2のリーク電流を含む電
荷信号が第1信号線SL1〜第4信号線SL4を通して
それぞれ読み出され、ラインL3,L4のリーク電流を
含む電荷信号が第5信号線SL5〜第8信号線SL8を
通してそれぞれ読み出され、各電荷信号がデジタル化さ
れる(信号LK1)。次に、各リーク電流に相当する信
号LK1が画像処理装置7に対してデジタル信号として
出力される(信号LO1)。
【0038】このようにして収集された信号LO1は、
第1信号線SL1から読み出された信号がセンサ画素1
−1,2−1の加算されたリーク電流値を表し、第2信
号線SL2から読み出された信号がセンサ画素1−2,
2−2の加算されたリーク電流値を表し、……、第8信
号線SL8から読み出された信号がセンサ画素3−4,
4−4の加算されたリーク電流値を表す。
【0039】この発明における補正手段に相当する画像
処理装置7は、収集した信号SO1,SO2処理して画
像化を行うが、各リーク電流値である信号LO1を用い
て信号SO1,SO2を補正した後に画像化を行う。
【0040】具体的には、ラインL1に位置するセンサ
画素1−1の電荷信号に応じたデジタル信号から、第1
信号線SL1から読み出したリーク電流値を減算し、セ
ンサ画素1−2の電荷信号に応じたデジタル信号から、
第2信号線SL2から読み出したリーク電流値を減算
し、センサ画素1−3の電荷信号に応じたデジタル信号
から、第3信号線SL3から読み出したリーク電流値を
減算し、センサ画素1−4の電荷信号に応じたデジタル
信号から、第4信号線SL4から読み出したリーク電流
値を減算する。このような減算処理を他のラインL2〜
L4についても行う。
【0041】なお、画像処理装置7における補正処理
は、ソフトウェアで構成してもよく、ハードウェアで構
成してもよい。ソフトウェアで構成した場合にはコスト
を低減することができ、ハードウェアで構成した場合に
は処理を高速化することができるので、動画像等をリア
ルタイムで処理するのに適している。
【0042】このように回路基板24における各センサ
画素のリーク電流値を第1ないし第8信号線SL1〜S
L8ごとに読み出して取得し、画像処理装置7がリーク
電流値を用いてデジタル信号を補正するので、二次元画
像検出器1のリーク電流成分に起因するデジタル信号の
誤差を補償することができる。したがって、画像処理装
置7で画像化された画像からアーティファクトを除去す
ることができる。
【0043】また、二次元画像検出器1の信号線分割部
に隣接したラインL2,L3は、画像化した際に最もリ
ーク電流成分に起因するアーティファクトが目立つ部分
である。したがって、上述した撮影シーケンスに示すよ
うに、これらのラインL2,L3から電荷信号を読み出
した「直後」にリーク電流値を読み出すことにより、あ
る程度時間的な変動を伴うリーク電流値を正確に読み出
すことができ、これにより正確に補正を行うことができ
る。したがって、リーク電流成分に起因するアーティフ
ァクトをより効果的に除去することができる。
【0044】上記の実施例では、ラインL2,L3の前
にラインL1,L4の電荷信号を収集するようにしてい
るが、ラインL1,L4の前にラインL2,L3の電界
信号を収集する撮影シーケンスを採用することがある。
このような場合には、ラインL2,L3の「直前」にリ
ーク電流値を収集するようにすればよい。なお、リーク
電流の性質から上記のようなタイミングで収集すること
が好ましいが、分割部分の境界ラインからの電荷信号収
集タイミングに必ずしも合わせる必要はない。この場合
でも、リーク電流値を収集して補正に用いることにより
従来例に比較してリーク電流成分に起因するアーティフ
ァクトを低減することが可能である。
【0045】<変形例>次に、図4のタイムチャートを
参照して、この発明の変形例について説明する。
【0046】上記の実施例では、リーク電流値を一度だ
け収集し、そのリーク電流値を補正に用いた。一方、こ
の変形例ではリーク電流値を複数回測定するようにして
いる。具体的には、まずラインL1,L4と、ラインL
2,L3について一回目の電荷信号を収集し(信号S
1,S2,SC1,SC2,SO1,SO2)、リーク
電流値を一度収集し(信号LK1,LO1)、所定時間
後に二回目のリーク電流値を収集する(信号LK2,L
O2)。
【0047】このようにしてリーク電流を二回にわたっ
て収集した後、これらを加算平均して補正に用いる。具
体的には、第1信号線SL1から読み出した1回目のリ
ーク電流値と2回目のリーク電流値との平均値を求め、
この平均値を、ラインL1に位置するセンサ画素1−1
の電荷信号に応じたデジタル信号から減算するのであ
る。このようなリーク電流の加算平均を他のセンサ画素
についても行って、各リーク電流成分の補正を行う。
【0048】このように二回のリーク電流値を平滑化し
てデジタル信号の補正に用いることにより、時間的に異
なる二つのリーク電流値を平滑化することになる。した
がって、リーク電流値に含まれるノイズを小さくするこ
とができる。その結果、補正に悪影響を及ぼす、リーク
電流値に含まれるノイズの影響を抑制することができ
る。
【0049】なお、上記の変形例に限定されることな
く、三回以上のリーク電流値を測定して平滑化した後に
補正に用いるようにしてもよいことは言うまでもない。
【0050】また、上記の平滑化に代えて、上述した図
3または図7の撮影シーケンスでデータ収集を行った後
に、ゲート線方向にリーク電流値を平滑化するようにし
てもよい。
【0051】具体的には、センサ画素1−1,2−1の
第1信号線SL1から読み出したリーク電流値と、それ
らのセンサ画素1−1,2−1に、ゲート線GL1,2
方向に隣接するセンサ画素1−2,2−2の第2信号線
SL2から読み出したリーク電流値とを加算平均する。
このようにして平滑化したリーク電流値を、センサ画素
1−1のデジタル信号から減算して補正する。また、セ
ンサ画素1−2,2−2の第2信号線SL2から読み出
したリーク電流値と、センサ画素1−3,2−3の第3
信号線SL3から読み出したリーク電流値とを加算平均
し、この平均値をセンサ画素1−2のデジタル信号から
減算して補正する。同様に、センサ画素1−3,2−3
のリーク電流値とセンサ画素1−4,2−4のリーク電
流値とを加算平均して、センサ画素1−3の補正に用
い、センサ画素1−4,2−4のリーク電流値と、セン
サ画素1−3,2−3のリーク電流値とを加算平均し
て、センサ画素1−4の補正に用いるのである。このよ
うなラインL1に対する平滑化を他のラインL2〜L4
についても実施する。
【0052】このようにゲート線方向にリーク電流値を
平滑化するとは、同一のゲート線が接続された画素群
(ライン)のリーク電流値を利用することである。これ
によってもリーク電流値に含まれるノイズの影響を抑制
することができる。その上、図3の撮影シーケンスのよ
うにリーク電流値の収集を一度しか行わない場合であっ
てもリーク電流成分に含まれるノイズの影響を抑制で
き、しかも複数回リーク電流値を読み取る必要がないの
で、図4の撮影シーケンスに比較して画像化の時間を短
縮することができる。
【0053】なお、この発明は上述した実施例に限定さ
れるものではなく、以下のように変形実施が可能であ
る。
【0054】(1)上記の実施例では、リーク電流に起
因するアーティファクトが目立つ、信号線を二分割した
二次元画像検出器を備えた装置を例に採って説明した
が、リーク電流値は信号線を分割していない検出器にも
存在している。このような検出器を備えている装置であ
っても、この発明を適用することでリーク電流値に起因
するアーティファクトを除去することが可能である。
【0055】(2)信号線を二分割より多く分割した二
次元画像検出器を備えた装置であってもこの発明を適用
することが可能である。
【0056】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、この発
明によれば、リーク電流読み出し手段が回路基板におけ
るリーク電流値を信号線ごとに読み出して取得し、補正
手段がリーク電流値を用いてデジタル信号を補正するの
で、二次元画像検出器の回路基板のリーク電流成分に起
因するデジタル信号の誤差を補償することができる。し
たがって、信号処理部で画像化された画像からアーティ
ファクトを除去することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例に係る二次元画像撮影装置の概略構成を
示すブロック図である。
【図2】二次元画像検出器の一つのセンサ画素について
概略構成を示した縦断面図である。
【図3】撮影シーケンスを示すタイムチャートである。
【図4】撮影シーケンスの他の例を示すタイムチャート
である。
【符号の説明】
1 … 二次元画像検出器 3,5 … アレイアンプ(変換回路、リーク電流読み
出し手段) 7 … 画像処理装置(信号処理部、補正手段) 11 … ゲートドライバ 1−2〜1−4 … センサ画素 2−1〜2−4 … センサ画素 3−1〜3−4 … センサ画素 4−1〜4−4 … センサ画素 L1〜L4 … ライン SL1〜SL8 … 第1〜第8信号線(リーク電流読
み出し手段) GL1〜GL4 … ゲート線

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電磁波情報を電荷情報に変換する変換層
    と、前記電荷情報を読み出す回路基板とを有する二次元
    画像検出器と、前記電荷情報を増幅してデジタル信号に
    変換する変換回路と、前記デジタル信号を処理して画像
    化を行う信号処理部とを備えた二次元画像撮影装置にお
    いて、前記回路基板におけるリーク電流値を信号線ごと
    に読み出すリーク電流読み出し手段と、前記リーク電流
    値を用いて前記デジタル信号を補正する補正手段と、を
    備えていることを特徴とする二次元画像撮影装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の二次元画像撮影装置に
    おいて、前記補正手段をソフトウェアで構成したことを
    特徴とする二次元画像撮影装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の二次元画像撮影装置に
    おいて、前記補正手段をハードウェアで構成したことを
    特徴とする二次元画像撮影装置。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれかに記載の二
    次元画像撮影装置において、前記リーク電流読み出し手
    段は、リーク電流値を複数回読み出し、前記補正手段
    は、前記リーク電流値を平滑化して補正に用いることを
    特徴とする二次元画像撮影装置。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし4のいずれかに記載の二
    次元画像撮影装置において、前記補正手段は、前記回路
    基板のゲート線方向に前記リーク電流値を平滑化して補
    正に用いることを特徴とする二次元画像撮影装置。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし5のいずれかに記載の二
    次元画像撮影装置において、信号線が分割してある場合
    には、前記リーク電流読み出し手段は、前記リーク電流
    値の読み出しを、分割部に隣接したラインから電荷情報
    を読み出すタイミングの直前または直後に行うことを特
    徴とする二次元画像撮影装置。
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