JP2003317842A - 端子金具 - Google Patents

端子金具

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JP2003317842A
JP2003317842A JP2002121951A JP2002121951A JP2003317842A JP 2003317842 A JP2003317842 A JP 2003317842A JP 2002121951 A JP2002121951 A JP 2002121951A JP 2002121951 A JP2002121951 A JP 2002121951A JP 2003317842 A JP2003317842 A JP 2003317842A
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JP2002121951A
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Yukihiro Fukatsu
幸弘 深津
Yuichi Nanko
勇一 南光
Osamu Kawase
治 川瀬
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 端子金具が変形などするのを防止する。 【解決手段】 雄側端子金具20は、後方へ開口する略
箱形をなす本体部22を備えている。本体部22は、底
壁22aと、底壁22aの両側縁から立ち上がる一対の
側壁22b,22cと、手前側の側壁22bから奥側へ
突出するとともに底壁22aに対向する天井壁22d
と、奥側の側壁22cから手前側へ突出するとともに天
井壁22dの外側に重ね合わせられる外壁22eとから
構成されている。天井壁22dの後端からは、後方へ延
出して形成された突片を底壁22a側へ向けて略直角に
折り曲げることで規制部31が設けられている。この規
制部31によって本体部22の開口部分32が所定範囲
塞がれる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、端子金具に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、雄側端子金具の一例として、後方
へ開口する略箱形をなす本体部と、本体部から後方へ突
出するとともに電線の端末に圧着接続されるバレル部
と、本体部から前方へ突出するとともに相手の雌側端子
金具と導通接触可能なタブとを備えたものが知られてい
る。このような雄側端子金具は、母材である金属板を打
ち抜いたものに曲げ加工などを施して成形されている都
合上、本体部の後端部が後方へ開口する開口部分となっ
ている。なお、このような雄側端子金具の一例が特開平
3−291872号公報に記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記雄側端
子金具は、製造現場から組付現場へと搬送されてから、
電線に接続されるとともにハウジング内に収容されるよ
うになっている。この過程のうち、例えば搬送時には、
複数本の雄側端子金具を一纏めにして梱包するのである
が、このときに開口部分を通って本体部内に他の雄側端
子金具のタブが侵入することがある。その状態で両雄側
端子金具に互いの軸線を傾けるような力が作用すると、
侵入した側のタブが変形したり、または侵入された側の
本体部の内面が損傷を受ける可能性があった。本発明は
上記のような事情に基づいて完成されたものであって、
端子金具が変形などするのを防止することを目的とす
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの手段として、請求項1の発明は、後方へ開口した略
箱形をなす本体部を備えた端子金具において、前記本体
部には、その開口部分を塞ぐようにして規制部が設けら
れている構成としたところに特徴を有する。請求項2の
発明は、請求項1に記載のものにおいて、前記本体部が
底壁と、底壁の両側縁から立ち上がる一対の側壁と、一
方の側壁から突設されるとともに前記底壁に対向する天
井壁とを備えたものにおいて、前記規制部は、前記天井
壁から後方へ延出して設けられた突片を前記底壁側に折
り曲げることで形成され、且つその先端が底壁に当接可
能とされているところに特徴を有する。請求項3の発明
は、請求項1または請求項2に記載のものにおいて、当
該端子金具がハウジング内に収容されるとともに、その
ハウジング内に備えられた係止手段が前記開口部分の周
縁に係止されることでハウジングから抜け止め保持され
るものにおいて、前記規制部は、前記係止手段が係止さ
れるように形成されているところに特徴を有する。請求
項4の発明は、請求項1に記載のものにおいて、前記本
体部が底壁と、底壁の両側縁から立ち上がる一対の側壁
と、一方の側壁から突設されるとともに前記底壁に対向
する天井壁と、他方の側壁から突設されるとともに前記
天井壁の外側に重ね合わせられる外壁とを備えたもので
あって、且つ当該端子金具がハウジング内に収容される
とともに、そのハウジング内に備えられた係止手段が前
記開口部分の周縁に係止されることでハウジングから抜
け止め保持されるものにおいて、前記規制部は、前記天
井壁から後方へ延出して設けられた突片を前記底壁側に
折り曲げることで形成されるとともに、前記係止手段が
係止可能とされ、且つ前記外壁には、外側へ突出すると
ともに前記係止手段に対して係止可能な係止突部が設け
られているところに特徴を有する。
【0005】
【発明の作用及び効果】<請求項1の発明>外部から異
物などが本体部の開口部分を通って内部に侵入しようと
しても、開口部分を塞ぐようにして設けられた規制部に
よってその侵入が規制されるから、端子金具が変形した
り損傷を受けるような事態を防ぐことができる。 <請求項2の発明>天井壁から延設した突片を折り曲げ
ることで規制部を形成しているから、例えば側壁や底壁
を切り起こすことで規制部を形成した場合と比較して、
本体部の強度を高く保つことができる。しかも、規制部
の先端を底壁に当接させることで、本体部を所定形状に
支持することができる。 <請求項3の発明>規制部に係止手段が係止するから、
その分だけ係止手段の係止代を増加することができ、ハ
ウジングから端子金具を強固に抜け止め保持することが
できる。 <請求項4の発明>規制部と、外壁に設けた係止突部と
に係止手段が係止するから、その分だけ係止手段の係止
代を増加することができ、ハウジングから端子金具を一
層強固に抜け止め保持することができる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を添付図
面に基づいて説明する。 <第1実施形態>本発明の第1実施形態を図1ないし図
5によって説明する。この第1実施形態では、ハウジン
グ10内に収容される雄側端子金具20を示す。なお、
以下では、図1や図2の右方を前方とし、左方を後方と
して説明する。
【0007】先にハウジング10について説明する。ハ
ウジング10は、合成樹脂製とされ、図5に示すよう
に、略ブロック状をなす端子収容部11と、その前方へ
突出する略角筒状をなすフード部12とから構成されて
いる。端子収容部11内には、後方から雄側端子金具2
0を挿入可能なキャビティ13が上下2段に形成されて
いる。各キャビティ13の下面側には、挿入される雄側
端子金具20を抜け止め状に一次係止するランス14が
それぞれ設けられている。このランス14は、前後両端
部が支持された両持ち状に形成され、支持部分を支点と
して上下に撓み変形可能とされている。端子収容部11
には、各キャビティ13を横切るとともに下方へ開口す
るリテーナ取付孔15が設けられている。リテーナ取付
孔15内には、下方から雄側端子金具20を抜け止め状
に二次係止するためのリテーナ16が取り付けられてい
る。このリテーナ16には、雄側端子金具20に対して
係止される抜け止め部17が上下2段に分かれて形成さ
れている。リテーナ16は、ハウジング10に対して各
抜け止め部17が各キャビティ13から退避して雄側端
子金具20のキャビティ13に対する挿抜を許容する仮
係止位置(図示せず)と、各抜け止め部17が各キャビ
ティ13内に進出して雄側端子金具20に係止される本
係止位置との間を上下に移動可能とされている。またこ
のリテーナ16は、ハウジング10に対して図示しない
保持手段によって上記2位置に保持されるようになって
いる。
【0008】雄側端子金具20は、母材である金属板を
打ち抜くことで、図4に示す展開形状のものを前後方向
と直交する方向に多数個並べた状態で図示しないキャリ
アにより繋げたものを成形し、このものに曲げ加工など
を施すことで図1及び図2に示すような形状に成形され
ている。この雄側端子金具20は、電線Wの端末にかし
め付けられる前後一対ずつのかしめ片21a,21bを
有するバレル部21と、後方へ開口する略箱形をなす本
体部22と、図示しない相手の雌側端子金具に対して導
通接触可能なタブ23と、バレル部21と本体部22と
を連結する連結部24とから構成されている。
【0009】本体部22は、前後に延出する底壁22a
と、底壁22aの両側縁から立ち上がる一対の側壁22
b,22cと、図1及び図2の手前側の側壁22bから
奥側へ突出するとともに底壁22aに対向する天井壁2
2dと、奥側の側壁22cから手前側へ突出するととも
に天井壁22dの外側に重ね合わせられる外壁22eと
から構成されている。外壁22eには、方形をなす切欠
部25が図1の紙面手前側及び奥側へ開口して形成さ
れ、そこに天井壁22dの突出端に設けられた片部26
が差し込まれて奥側の側壁22cの上端面に当接されて
いる。この切欠部25の前縁には、ハウジング10のラ
ンス14が係止可能とされる第1係止突部27が外方へ
叩き出して設けられている。また外壁22eの後端部先
端からは、外方へ突出するスタビライザ28が設けられ
ている。
【0010】連結部24は、底壁24aと、その両側縁
から立ち上がる一対の側壁24b,24cとから構成さ
れ、各壁24a,24b,24cの前端が本体部22
に、後端がバレル部21に繋げられている。このうち両
側壁24b,24cは、図2に示すように、本体部22
をなす両側壁22b,22cよりも一段低く形成される
とともにバレル部21側にかけて次第に低くなるよう形
成されている。
【0011】本体部22における図2の上部後端、詳し
くは両側壁22b,22cのうち連結部24と繋げられ
なかった上部、天井壁22d及び外壁22eの後端(開
口部分32の周縁)は、段差部29とされており、ここ
にリテーナ16の抜け止め部17が係止可能とされてい
る。この段差部29を構成する外壁22eの後端縁に
は、抜け止め部17が係止可能な第2係止突部30が外
側へ叩き出して形成され、この第2係止突部30が突出
した高さ分だけ抜け止め部17に対する係止代が増加さ
れるようになっている。
【0012】さて、段差部29を構成する天井壁22d
の後端からは、後方へ延出して形成された突片(図4参
照)を底壁22a側へ向けて略直角に折り曲げることで
規制部31が設けられている。そしてこの規制部31に
よって、図3に示すように、本体部22における後方へ
の開口部分32が所定範囲(規制部31の範囲)だけ塞
がれ、言い換えると開口領域が狭められている。
【0013】規制部31は、図2及び図3に示すよう
に、その先端面が底壁22aの内面に当接されること
で、本体部22を略箱形状に支持している。規制部31
は、幅寸法が天井壁22dの2/3程度の大きさとされ
るとともに、図3の左側の側壁22c寄り(天井壁22
dにおける突出端寄り)の位置に配設されている。従っ
て、規制部31と左側の側壁22cとの間の隙間の方
が、規制部31と右側の側壁22bとの間の隙間よりも
小さくなっている。この規制部31と右側の側壁22b
との間の隙間は、タブ23の外幅寸法よりも小さく設定
されている。規制部31の後面は、上記した段差部29
とほぼ面一状になっており、ここにリテーナ16の抜け
止め部17が係止可能とされている。この規制部31の
うち天井壁22dよりも底壁22a側に突出した部分に
抜け止め部17が係止する分だけその係止代が増加され
る。また天井壁22dの後縁には、規制部31を曲げ成
形し易くするためのスリット入れられている。なお、タ
ブ23は、本体部22を構成する底壁22aと側壁22
bと天井壁22dに連結されるとともに、断面略コ字型
に形成されている。
【0014】上記のような構造の雄側端子金具20は、
製造現場から組付現場へと搬送されてから、電線Wの端
末に圧着接続され、その後ハウジング10内に収容され
る。この過程のうち、例えば製造現場から組付現場へと
搬送するにあたっては、複数本の雄側端子金具20を一
纏めにして梱包するのであるが、そのときに本体部22
の開口部分32に他の雄側端子金具20のタブ23が侵
入することが懸念される。
【0015】ところが、本体部22には、開口部分32
を塞ぐように規制部31が設けられ、その開口領域が狭
められている。従って、開口部分32に他の雄側端子金
具20のタブ23が侵入しようとしても、そのタブ23
が規制部31に突き当たることで侵入が規制される。こ
れにより、本体部22の内面が損傷を受けたり、他の雄
側端子金具20のタブ23が変形したりする事態を未然
に防ぐことができる。また他の雄側端子金具20のタブ
23以外にも、外部の異物が開口部分32を通って本体
部22内に侵入するのを規制部31によって規制するこ
とができる。
【0016】ハウジング10にリテーナ16を仮係止位
置に組み付けた状態で、各キャビティ13内に図1に示
す状態とは上下反転させた姿勢の雄側端子金具20を挿
入する。雄側端子金具20が正規深さまでキャビティ1
3内に挿入されると、ランス14が第1係止突部27に
対して弾性的に係止されることで雄側端子金具20の一
次係止が図られる。その後、リテーナ16を本係止位置
へ移動させると、図5に示すように、各抜け止め部17
が各キャビティ13内に進出するとともに雄側端子金具
20の段差部29、第2係止突部30及び規制部31の
後面に対して係止される。これにより雄側端子金具20
の二次係止が図られて、雄側端子金具20がハウジング
10から強固に抜け止め保持される。
【0017】以上説明したように本実施形態によれば、
外部から異物などが本体部22の開口部分32を通って
内部に侵入しようとしても、開口部分32を塞ぐように
して設けられた規制部31によってその侵入が規制され
るから、雄側端子金具20が変形したり損傷を受けるよ
うな事態を防ぐことができる。
【0018】しかも、天井壁22dから延設した突片を
折り曲げることで規制部31を形成するようにしたか
ら、例えば側壁や底壁を切り起こすことで規制部を形成
した場合と比較して、本体部22の強度を高く保つこと
ができる。しかも、規制部31の先端を底壁22aに当
接させるようにしたから、本体部22を略箱形状にしっ
かりと支持することができる。
【0019】さらには、規制部31の後面を段差部29
とほぼ面一状に形成するようにし、規制部31にリテー
ナ16の抜け止め部17が係止されるようになっている
から、その分だけ雄側端子金具20に対するリテーナ1
6の係止代を増加することができ、ハウジング10内に
雄側端子金具20を強固に抜け止め保持することができ
る。その上、外壁22eから外側へ突出して設けた第2
係止突部30に抜け止め部17が係止されるから、さら
に雄側端子金具20に対するリテーナ16の係止代を増
加することができ、雄側端子金具20を一層強固に抜け
止め保持することができる。
【0020】<第2実施形態>次に、本発明の第2実施
形態を図6ないし図9によって説明する。この第2実施
形態では、規制部の形状を変更したものを示す。
【0021】規制部33は、図6に示すように、天井壁
22dの後端から延設された突片(図8参照)を一旦底
壁22a側へ略直角に折り曲げ、底壁22aに達したと
ころで天井壁22d側へ密着曲げして折り返すことで二
重に形成されている。言い換えると、規制部33は、天
井壁22dに屈曲部を介して連結された前壁33aと、
前壁33aに折返部を介して連結された後壁33bとを
互いに重ね合わせた構成とされている。このうち後壁3
3bは、図7に示すように、前壁33aよりも幅寸法が
大きくなっている。従って、この規制部33が開口部分
32を塞ぐ範囲は、上記した第1実施形態において規制
部31が開口部分32を塞ぐ範囲(図3参照)よりも大
きくなっている。前壁33aと後壁33bは、図6に示
すように、屈曲部と折返部が湾曲形状になっているのを
除いては全域が平らな形状となっている。後壁33b
は、その先端面(図6の上端面)が外壁22eの内面に
当接されるとともに天井壁22dの外面とほぼ面一状に
配され、且つその後面が段差部29とほぼ面一状になっ
ている。
【0022】ハウジング10のキャビティ13内に雄側
端子金具20を挿入した後に、リテーナ16を本係止位
置へ移動させると、図9に示すように、キャビティ13
内に進出した抜け止め部17が段差部29、第2係止突
部30及び規制部33の後壁33bの後面に対して係止
される。このとき後壁33bのうち抜け止め部17が係
止される先端部は、平らな形状となっているので、その
全面積にわたって抜け止め部17が当接される。ここ
で、上記した第1実施形態では、規制部33のうち天井
壁22dからの屈曲部分、すなわち湾曲した部分に抜け
止め部17が係止されており(図5参照)、これと比較
すると第2実施形態では抜け止め部17が規制部33に
当接する面積を大きくなっており、もって雄側端子金具
20を一層強固に保持することができるようになってい
る。なお、その他の構造、作用及び効果は上記した第1
実施形態と同様であるため重複する説明は省略する。
【0023】<第3実施形態>次に、本発明の第3実施
形態を図10によって説明する。この第3実施形態で
は、規制部を切り起こしにより形成したものを示す。
【0024】規制部34は、連結部24の底壁24aを
本体部22の天井壁22d側へ切り起こすことで形成さ
れており、その先端面は、天井壁22dの内面に当接さ
れている。規制部34の後面は、段差部29とほぼ面一
状になっていることで、ここにリテーナ16の抜け止め
部17が係止可能とされている(図9参照)。規制部3
4のうち抜け止め部17が係止される先端部は、平らな
形状となっているので、抜け止め部17が規制部34の
後面及び天井壁22dの後端面に当接する面積が、上記
第2実施形態において抜け止め部17が規制部34に当
接する面積と同等になっている。なお、その他の構造、
作用及び効果は上記した第1実施形態と同様であるため
重複する説明は省略する。
【0025】<第4実施形態>本発明の第4実施形態を
図11ないし図13によって説明する。この第4実施形
態では、本体部の両側壁から一対の規制部を切り起こし
により形成したものを示す。
【0026】規制部35は、図11及び図12に示すよ
うに、本体部22の両側壁22b,22cをそれぞれ内
側に切り起こすことで一対形成されている。両規制部3
5は、前後方向については段差部29よりも少し前寄り
の位置に、高さ方向については、側壁22b,22cの
ほぼ中央位置に配されるとともに(図13)、互いの内
端面を対向させている。本体部22の開口部分32は、
両規制部35によって塞がれており、両規制部35間の
隙間は、タブ23の外幅寸法よりも小さく設定され、ま
た規制部35と天井壁22dとの間の隙間、及び規制部
35と底壁22aとの間の隙間は、タブ23の高さ寸法
よりも小さく設定されることで、外部からのタブ23の
侵入を確実に規制できるようになっている。なお、その
他の構造、作用及び効果は上記した第1実施形態と同様
であるため重複する説明は省略する。
【0027】<他の実施形態>本発明は上記記述及び図
面によって説明した実施形態に限定されるものではな
く、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に
含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内
で種々変更して実施することができる。 (1)上記した第1実施形態ないし第3実施形態では、
規制部が本体部をなす壁に当接される場合を示したが、
規制部が本体部をなす壁から離間して配されるものも本
発明に含まれる。 (2)上記した実施形態では、本体部の段差部、規制部
及び第2係止突部に係止される係止手段としてハウジン
グとは別体のリテーナを例示したが、その他にもハウジ
ング内に一体に設けたランスを係止手段としたものも本
発明に含まれる。
【0028】(3)上記した各実施形態を組み合わせて
複数の規制部を設けるようにしたものも本発明に含まれ
る。 (4)上記した実施形態以外にも、例えば本体部の底壁
や側壁を叩き出すことで規制部を形成するようにしても
よい。また雄側端子金具とは別体の蓋体を本体部の開口
部分に被せ付けるようにしたものも本発明に含まれる。 (5)上記した実施形態では、雄側端子金具を例示した
が、本体部内に雄側端子金具のタブと弾接可能な弾性接
触片を有する雌側端子金具にも本発明は適用可能であ
る。その場合は、本体部の開口部分を塞ぐようにして設
けた規制部によって弾性接触片を保護することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る雄側端子金具の平
面図
【図2】雄側端子金具の一部切欠側面図
【図3】図2のX−X線断面図
【図4】雄側端子金具の展開図
【図5】ハウジング内においてリテーナによって抜け止
めした状態の雄側端子金具を示す一部切欠側面図
【図6】本発明の第2実施形態に係る雄側端子金具の一
部切欠側面図
【図7】図6のY−Y線断面図
【図8】雄側端子金具の展開図
【図9】ハウジング内においてリテーナによって抜け止
めした状態の雄側端子金具を示す一部切欠側面図
【図10】本発明の第3実施形態に係る雄側端子金具の
一部切欠側面図
【図11】本発明の第4実施形態に係る雄側端子金具の
一部切欠側面図
【図12】図11のZ−Z線断面図
【図13】雄側端子金具の展開図
【符号の説明】
10…ハウジング 16…リテーナ(係止手段) 20…雄側端子金具(端子金具) 22…本体部 22a…底壁 22b…側壁(一方の側壁) 22c…側壁(他方の側壁) 22d…天井壁 22e…外壁 29…段差部(開口部分の周縁) 30…第2係止突部(係止突部) 31,33,34,35…規制部 32…開口部分
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川瀬 治 三重県四日市市西末広町1番14号 住友電 装株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 後方へ開口した略箱形をなす本体部を備
    えた端子金具において、 前記本体部には、その開口部分を塞ぐようにして規制部
    が設けられていることを特徴とする端子金具。
  2. 【請求項2】 前記本体部が底壁と、底壁の両側縁から
    立ち上がる一対の側壁と、一方の側壁から突設されると
    ともに前記底壁に対向する天井壁とを備えたものにおい
    て、 前記規制部は、前記天井壁から後方へ延出して設けられ
    た突片を前記底壁側に折り曲げることで形成され、且つ
    その先端が底壁に当接可能とされていることを特徴とす
    る請求項1記載の端子金具。
  3. 【請求項3】 当該端子金具がハウジング内に収容され
    るとともに、そのハウジング内に備えられた係止手段が
    前記開口部分の周縁に係止されることでハウジングから
    抜け止め保持されるものにおいて、 前記規制部は、前記係止手段が係止されるように形成さ
    れていることを特徴とする請求項1または請求項2記載
    の端子金具。
  4. 【請求項4】 前記本体部が底壁と、底壁の両側縁から
    立ち上がる一対の側壁と、一方の側壁から突設されると
    ともに前記底壁に対向する天井壁と、他方の側壁から突
    設されるとともに前記天井壁の外側に重ね合わせられる
    外壁とを備えたものであって、且つ当該端子金具がハウ
    ジング内に収容されるとともに、そのハウジング内に備
    えられた係止手段が前記開口部分の周縁に係止されるこ
    とでハウジングから抜け止め保持されるものにおいて、 前記規制部は、前記天井壁から後方へ延出して設けられ
    た突片を前記底壁側に折り曲げることで形成されるとと
    もに、前記係止手段が係止可能とされ、且つ前記外壁に
    は、外側へ突出するとともに前記係止手段に対して係止
    可能な係止突部が設けられていることを特徴とする請求
    項1記載の端子金具。
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