JP2003317687A - バッテリ駆動式電動工具 - Google Patents

バッテリ駆動式電動工具

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JP2003317687A JP2002126908A JP2002126908A JP2003317687A JP 2003317687 A JP2003317687 A JP 2003317687A JP 2002126908 A JP2002126908 A JP 2002126908A JP 2002126908 A JP2002126908 A JP 2002126908A JP 2003317687 A JP2003317687 A JP 2003317687A
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    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H9/00Details of switching devices, not covered by groups H01H1/00 - H01H7/00
    • H01H9/02Bases, casings, or covers
    • H01H9/06Casing of switch constituted by a handle serving a purpose other than the actuation of the switch, e.g. by the handle of a vacuum cleaner
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
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    • H01H9/00Details of switching devices, not covered by groups H01H1/00 - H01H7/00
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 バッテリ駆動式電動工具に装着され
たバッテリを電動工具駆動中に取り外す場合の機材への
悪影響防止に有効な技術を提供する。 【解決手段】 被加工材に所定の加工作業を行う作
業工具を駆動するモータ121を有する本体部103
と、本体部103に着脱自在に取り付けられてモータ1
21を駆動するバッテリ141と、モータ121が駆動
される際にバッテリ141が本体部103から離脱する
のを規制する一方、モータ121の駆動が停止された状
態でのみバッテリ121が本体部103から離脱するの
を許容するバッテリ離脱規制手段173とを有するバッ
テリ駆動式電動工具を構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バッテリ駆動式電
動工具に装着されたバッテリを作業中に取り外すことに
起因する機材への悪影響等を防止し、ひいては作業時の
防爆性を向上することが可能な技術に関する。
【0002】
【従来の技術】バッテリ駆動式電動工具では、バッテリ
によって作業工具駆動用モータに駆動電流が供給され
る。例えば、バッテリ駆動式電動工具の一例である従来
のスクリュードライバでは、モータハウジングとハンド
グリップからなる本体部に、バッテリが着脱自在に装着
される。具体的には、ドライバビット駆動用のモータを
収容したモータハウジングにハンドグリップが連接され
て本体部が形成されるとともに、バッテリは該ハンドグ
リップの下端部に着脱自在に装着される。このときバッ
テリは、接続端子を介して、モータ駆動のための電源回
路を構成することになる。これによってバッテリは当該
電源回路を介してモータへ駆動電流を供給する。
【0003】上記のように構成された従来のバッテリ駆
動式電動工具においては、バッテリは本体部に着脱自在
に装着されるため、電動工具を用いて作業を遂行する際
にバッテリを本体部から取り外してしまう場合が生じ得
る。この場合、上記のようにバッテリは接続端子を介し
てモータ駆動用電源回路を形成するとともに、運転中の
モータに対して駆動電流を供給している状態であるた
め、バッテリが本体部(ハンドグリップ下端部)から取
り外されることによって電源回路が突然遮断される可能
性がある。モータが駆動された状態において当該モータ
駆動のための電源回路が遮断されると、接点間にアーク
が発生し、機材に対し対腐蝕性低下等の悪影響等を及ぼ
し得るため、かかるアーク発生防止に向けた対策を講じ
る必要性が高い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、かかる点に
鑑みてなされたものであり、バッテリ駆動式電動工具に
装着されたバッテリの取外しによる機材への悪影響防止
に有効な技術を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するた
め、各請求項記載の発明が構成される。請求項1に記載
の発明では、本体部と、バッテリと、バッテリ離脱規制
手段とを有するバッテリ駆動式電動工具が構成される。
本体部は、被加工材に所定の加工作業を行う作業工具を
駆動するモータを有する。またバッテリは本体部に着脱
自在に取り付けられてモータを駆動する。
【0006】本発明におけるバッテリ離脱規制手段は、
モータが駆動される際にバッテリが本体部から離脱する
のを規制する一方、モータの駆動が停止される場合にの
みバッテリが本体部から離脱するのを許容する。「バッ
テリが本体部から離脱するのを規制」には、本体部から
バッテリが取り外されてしまうのを規制する形態はもち
ろん、本体部に対するバッテリの装着不完全取付状態、
すなわち外観上はバッテリが正しく本体部に取付けられ
ているように見えるにもかかわらず、実際には正しく取
付けられていない状態とするを規制する形態も広く包含
する。
【0007】本発明では、モータの駆動中はバッテリが
本体部から離脱しないように規制する一方、モータが停
止される場合にのみバッテリが本体部から離脱するのを
許容するため、モータ駆動中にバッテリを取り外される
事態が生じるのを確実に排除し、モータ駆動用の大電流
によって機材の耐久性が低下し、あるいは接続端子にア
ークが発生することを防止することが可能となる。なお
「モータの駆動が停止される場合にのみ」とは、モータ
が実際に駆動停止されている状態をいい、モータを駆動
するための各種手段の作動状態の如何を問わない。例え
ばモータ駆動用のトリガスイッチが見かけ上解除されて
いても実際にはモータが駆動されているような状態は
「モータの駆動が停止される場合にのみ」に該当せず、
バッテリの本体部からの離脱は許容されない。またバッ
テリが本体部から離脱するのを「許容」する形態とし
て、バッテリを本体部から離脱するのにバッテリ離脱規
制手段が積極的に加担する形態のみならず、他の手段等
によってバッテリを本体部から離脱させるのをバッテリ
離脱規制手段が阻害しないという消極的な形態も広く包
含する。
【0008】なお本発明において、「所定の加工作業を
行う作業工具」としては、バッテリ式のドリル・グライ
ンダ・インパクトドライバ・インパクトレンチ・カッタ
・トリマ・丸鋸・レシプロソー等に用いられるものが広
く包含される。また作業工具を駆動するモータとして
は、典型的に直流モータないし直流ブラシレスモータが
該当する。本体部は、設定された加工作業の態様に応じ
てモータハウジングとハンドグリップを適宜有すること
が好ましい。この場合、本発明は、モータハウジングな
いしハンドグリップ部のいずれにバッテリを取付ける形
態をも包含する。バッテリとしては、典型的には充電式
の蓄電池が該当する。
【0009】(請求項2に記載の発明)上記バッテリ駆
動式電動工具につき、バッテリ離脱規制手段がロック手
段を有するのが好ましい。このロック手段は、バッテリ
と本体部とを解除自在にロック状態とするのが好まし
い。そしてロック手段は、モータが駆動される場合、バ
ッテリと本体部とをロック状態とする一方、モータの駆
動が停止される場合にのみ、バッテリと本体部とのロッ
ク状態を解除するよう構成するのが好ましい。このよう
に構成することで、モータの駆動に連動させてバッテリ
のロックないしロック解除を自動的に行うことができる
とともに、モータの駆動が停止された時だけバッテリの
本体部からの離脱を許容するので、作業者に必要以上の
負担をかけることなく作業時にバッテリを本体部から離
脱させる可能性を確実に排除し、アークの発生を効果的
に防止し得る。
【0010】モータの駆動状態に連動させてバッテリの
ロック・ロック解除を行う具体例としては、バッテリの
ロックおよびロック解除動作を、例えば電動工具のトリ
ガスイッチの断続に連動させる形態、あるいはモータの
駆動電流の検出にかからしめる形態などが可能である。
また「バッテリと本体部とをロック状態」とする場合、
本体部側に設けられたロック手段でバッテリを本体部に
ロックする形態、およびバッテリ側に設けられたロック
手段でバッテリを本体部にロックする形態のいずれもが
包含される。もちろんロック手段を本体部ないしバッテ
リの内部または外部のいずれに設けてもよい。またバッ
テリと本体部とをロック状態とするには、例えばバッテ
リを本体部にスライドさせて取り付ける場合に当該スラ
イド箇所をロックする形態、フックを用いてバッテリを
本体部に係止する場合に当該フックをロックする形態、
あるいは当該フックをシャッターで覆蓋する等して作業
者から隔離する形態など、様々な形態が採用可能であ
る。
【0011】(請求項3に記載の発明)上記バッテリ駆
動式電動工具において、モータを駆動ないし駆動解除す
るよう操作されるトリガスイッチを設けるのが好まし
い。またバッテリ離脱規制手段につき、バッテリと本体
部をロック状態ないしロック解除状態とするロック手段
と、トリガスイッチの操作をロック手段に伝達してロッ
ク手段を操作するトリガスイッチ連動部とを有するよう
構成するのが好ましい。そしてバッテリロック部は、モ
ータを駆動するようトリガスイッチが操作された際に、
トリガスイッチ連動部を介してバッテリと本体部とをロ
ック状態とする一方、モータの駆動を解除するようトリ
ガスイッチが操作されてモータの駆動が解除された場合
にのみ、トリガスイッチ連動部を介してバッテリと本体
部とのロック状態を解除するよう構成するのが好まし
い。
【0012】トリガスイッチの操作に連動してバッテリ
ロック部がバッテリと本体部間をロックないしロック解
除する構成とするとともに、実際にモータの駆動が解除
された場合にのみバッテリと本体部とのロック状態を解
除するよう構成したので、作業者がトリガスイッチを操
作するだけで自動的にバッテリのロックないしロック解
除できるとともに、トリガスイッチが見かけ上解除され
てもモータの駆動が解除されていないような状況下でも
バッテリが本体部から離脱される可能性を確実に排除
し、アークの発生を効果的に防止し得る。なおトリガス
イッチ連動部として、トリガスイッチ操作時に当該トリ
ガスイッチの移動量を機械的にバッテリロック部へ伝達
するリンク等の機械系伝達要素のみならず、トリガの操
作に基づいて流体圧等を用いてバッテリロックを力学的
に作動させる伝達要素、あるいは電気的に作動させる伝
達要素を広く包含するものとする。
【0013】(請求項4)さらに上記バッテリ駆動式電
動工具におけるバッテリ離脱規制手段につき、バッテリ
と本体部とをロック状態とするバッテリロック部と、モ
ータの駆動状態に基づいてバッテリロック部にロック信
号ないしロック解除信号を送る制御手段を有するよう構
成するのが好ましい。そしてバッテリロック部は、モー
タが駆動される際に制御手段からのロック信号に基づい
てバッテリと本体部とをロック状態とする一方、モータ
の駆動が停止される場合にのみ、制御手段からのロック
解除信号に基づいてバッテリと本体部とのロック状態を
解除するよう構成するのが好ましい。
【0014】モータの駆動状態に基づいて制御手段がバ
ッテリロック部にロック信号ないしロック解除信号を送
る構成により、モータの駆動制御ないし駆動停止制御に
連動して自動的にバッテリのロックないしロック解除を
行え、しかもモータの駆動が実際に停止される場合にの
みバッテリの本体部からの離脱を許容するので、作業者
に無用の負担をかけることなく、モータ駆動時にバッテ
リが本体部から離脱される可能性を確実に排除し、アー
クの発生を効果的に防止し得る。なおバッテリロック部
は、ロック信号ないしロック解除信号を受けて作動され
る関係上、例えばソレノイド等の電気的制御によるロッ
ク機構が好適に用いられ得る。
【0015】(請求項5に記載の発明)請求項5に記載
の発明によれば、作業工具駆動用モータを有する本体部
と、バッテリと、バッテリを本体部に着脱自在に付設す
る付設手段と、バッテリ離脱規制手段とを有するバッテ
リ駆動式電動工具において、バッテリ離脱規制手段につ
き、モータが駆動される場合に付設手段によるバッテリ
の本体部への付設の解除を規制し、モータの駆動が停止
される場合に付設手段によるバッテリの本体部への付設
の解除を許容する技術が構成される。バッテリの付設手
段を介してモータ駆動時のバッテリ離脱を規制しアーク
発生を防止するものであり、バッテリユニットにロック
機構を直接設ける必要がなく設計の選択肢増加に寄与し
得る。もちろん請求項5に記載の発明につき、さらに
「モータの駆動が停止される場合にのみ付設手段による
バッテリの本体部への付設の解除を許容する」構成を採
用し、モータ駆動時のバッテリ離脱の可能性を極力排除
するようにしてもよい。
【0016】「付設」ないし「付設手段」には、バッテリ
を本体部に接続する形態が広く包含されるものとする。
具体的には、バッテリを本体部に確定的に係止する形態
のみならず、バッテリと本体部間に配設された付設手段
を解除しないとバッテリを本体部から離脱させることが
困難ないし不可能となるような接続形態を広く包含する
ものとする。付設手段としては、例えばバッテリを覆蓋
するバッテリカバーや、バッテリおよび本体部間に配設
されるアダプタ等が好適に用いられ得る。また本発明の
構成は、バッテリと本体部とをロック状態ないしロック
解除状態とする形態とは別に、あるいはこれらと組み合
わせて設定することが可能である。
【0017】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)以下、本発明の
実施の形態につき、図面を参照しつつ、詳細に説明す
る。図1に、本発明の実施の形態の一例である電動スク
リュードライバ101が示される。電動スクリュードラ
イバ101は、モータハウジング101aとグリップ部
101bとを有し、モータハウジング101a内には、
直流ブラシレスモータ121、モータ駆動軸123、遊
星歯車を主体とする変速機構部105、スピンドル10
7が収納され、さらにスピンドル107の先端部にはビ
ット取付用チャック111が配される。モータハウジン
グ101aとグリップ部101bとは、電動スクリュー
ドライバ101の本体部103を構成する。またビット
取付用チャック111には便宜上特に図示しないものの
ネジ締付用のドライバビットが配される。ドライバビッ
トは、本発明における「被加工材への所定の加工作業を
行う作業工具」の一例に該当する。
【0018】グリップ部101bの上端側にはトリガー
スイッチ147が設けられ、下端側にはバッテリ141
を有するバッテリパック142が着脱自在に取り付けら
れる。トリガスイッチ147は、その下端部に設けられ
た回動中心146回りに回動して操作可能とされてい
る。またバッテリ141は、バッテリハウジングの機能
を奏するバッテリパック142に収容されて構成されて
いる。バッテリ141およびバッテリパック142は、
本発明における「バッテリ」に対応する。バッテリパッ
ク142上部には、フック143および装着ガイド14
5が配置されている。フック143は、特に図示しない
フック操作部を適宜操作することによりバッテリパック
142から上方に向かって出没自在に突出する。装着ガ
イド145は、バッテリパック142を符号10で示さ
れる方向にスライドさせてグリップ部101bの下端部
に取り付ける際の案内手段、およびバッテリパック14
2がグリップ部101bの下方に落下するのを防止する
機能を果たす。
【0019】バッテリパック142をグリップ部101
b下端に取り付ける際、装着ガイド145に案内されつ
つバッテリパック141を符号10(装着方向10)方
向に押し込むことにより、フック143は、装着方向1
0に形成されたテーパー部143aがグリップ部101
bの底部に押圧されてバッテリパック142内に没入
し、バッテリパック142の装着方向10への押し込み
を許容する。そしてバッテリパック142がグリップ部
101b下端部に正しく装着された場合、再度フック1
43がグリップ部101b側に突出することによりバッ
テリパック142がグリップ部101bに係止されるこ
とになる。換言すれば、フック143がバッテリパック
142の上面からグリップ部111b内に突出すること
により、バッテリパック142が本体部103から逆方
向にスライドして離脱するのを防止する。
【0020】トリガスイッチ147にはトリガスイッチ
連動部171およびロック部173が接続される。トリ
ガスイッチ147、トリガスイッチ連動部171、ロッ
ク部173およびバッテリパック142およびバッテリ
141の構成の詳細が図2に示される。なおロック部1
73は、本発明における「ロック手段」ないし「バッテ
リロック部」に対応する。図2では回動中心146回り
のトリガスイッチ147の揺動方向が符号11で示され
る。トリガスイッチ147の後部側にはトリガスイッチ
の操作に合わせて符号11方向に揺動するカムピン14
8がトリガスイッチ147と一体状に設けられている。
トリガスイッチ連動部171の上端側にはカムピン14
8が挿通されるカム溝171aが構成され、下端側には
ロック部173が配置されている。そしてカムピン14
8とカム溝171aとの協働により、トリガスイッチ1
47が回動中心146回りに符号11方向に揺動する
と、トリガスイッチ連動部171は符号13で示される
上下方向に直線運動を行う。トリガスイッチ連動部17
1の上下動によりロック部173はバッテリパック14
2側に出没自在に突出可能とされる。
【0021】一方、バッテリパック142の上面部に
は、上記ロック部173を受承するロック部係合孔17
5が形成されている。図2においてトリガスイッチ14
7を引き絞り操作(スイッチ投入操作)すると、トリガ
スイッチ連動部171は下方に直線運動し、これによっ
てロック部173がバッテリパック142のロック部係
合孔175内に挿嵌される。従ってバッテリパック14
2を符号10の方向に移動させてバッテリパック142
を本体部103(図1参照)から離脱させようとして
も、ロック部173がロック部係合孔175内に係止さ
れため、トリガスイッチ147を引いている間、バッテ
リパック142は本体部103から離脱することができ
ないようロックされることになる。換言すればトリガス
イッチ147が投入(ON操作)されている間は、バッ
テリパック142(およびバッテリ141)の本体部1
41からの離脱が規制される。
【0022】これとは反対に、トリガスイッチ147の
引き絞り操作を解除した場合、トリガスイッチ連動部1
71およびロック部173は上記スイッチ投入時とは反
対に上方へ移動し、ロック部173がロック部係合孔1
75から離脱する。これによりバッテリパック142
(バッテリ141)の符号10方向への移動が許容さ
れ、バッテリパック142およびバッテリ141を本体
部103から取り外すことが許容される。
【0023】図3に、本実施の形態に係る電動スクリュ
ードライバ101につき、直流ブラシレスモータ121
を駆動するためのシステム構成が示される。電動スクリ
ュードライバ101は、本体部103に設定されて直流
ブラシレスモータ121の駆動制御を行う制御回路15
1、バッテリ141の駆動電流を直流ブラシレスモータ
121へ供給する電源回路153、位置検出回路155
およびFETブリッジ157を主体として構成される。
バッテリパック142内に収容されたバッテリ141
は、接続端子部154を介して本体部103側の電源回
路153に電気的に接続される。なお本実施の形態にお
ける制御回路151は、本発明における「制御手段」に
対応する要素である。
【0024】本実施の形態における直流ブラシレスモー
タ121は、接続端子部154および電源回路153を
介してバッテリ141に接続されて駆動電流の供給を受
けるとともに、制御回路151および当該制御回路15
1に連接されたFETブリッジ157に接続されて駆動
制御を受ける。なお、本実施の形態に係る直流ブラシレ
スモータ121は、三相式のバイポーラ駆動回路方式に
よって駆動される。
【0025】特に図示しないもののFETブリッジ157
には、直流ブラシレスモータ121を矩形波駆動するた
めの6つのFET(電界効果型トランジスタ)が設定さ
れており、これらのFETは、直流ブラシレスモータ1
21のロータ(便宜上特に図示しない)を駆動するため
の3つのコイル(電機子巻線)125U・125V・1
25Wに接続されている。そして、矩形波駆動用FET
それぞれのゲートに対する選択的な電圧印加により、コ
イル125U,125V,125Wに対し120º
通電矩形波による駆動制御が行われる。
【0026】位置検出回路155はホール素子を主体と
して構成されるとともに制御回路151に接続される。
位置検出回路155は、直流ブラシレスモータ121の
ロータの回転位置を検出し、各コイル125U・125
V・125Wへの通電に際しての相順を切り換えるため
に用いられる。
【0027】またトリガスイッチ147は、上記した電
源回路153とは独立して制御回路151に電気的に接
続される。すなわち本実施の形態に係るトリガスイッチ
147については、スイッチ接点147aの断続によっ
て電源回路153を直接断続するものではない。トリガ
スイッチ147はスイッチ接点147aを断続すること
によって制御回路151に対してトリガリング信号を発
する構成とされ、電源回路153の断続は当該トリガリ
ング信号の有無に基づいて制御回路151が行う。従っ
て本実施の形態におけるトリガスイッチ147は、トリ
ガリング信号を生成するのに必要十分な電流のみが流
れ、電源回路153における直流ブラシレスモータ12
1駆動のための大電流を流す構成とはされていない。
【0028】なお特に図示しないものの本体部103側
の電源回路153とバッテリ141とを電気的に接続す
る接続端子部154は、雌形状のバッテリ側端子部と、
当該バッテリ側端子部に嵌合係止される雄形状の本体側
端子部によって構成されている。もちろん端子の雄雌関
係を逆転して構成してもよい。
【0029】次に本実施の形態に係る電動スクリュード
ライバ101の作用について説明する。作業者が図1に
示すトリガスイッチ147を引き絞り操作すると、トリ
ガスイッチ147は回動中心146回りに図1中時計回
りに揺動し、これによって直流ブラシレスモータ121
はバッテリ141を駆動源として回転駆動される。直流
ブラシレスモータ121の回転運動はモータ駆動軸12
3から変速機後部105に伝達され、変速機構部105
において適宜減速されつつスピンドル107へ伝達され
る。直流ブラシレスモータ121によってスピンドル1
07が回転駆動されることにより、スピンドル107先
端のビット取付用チャック111に取り付けられたドラ
イバビット(特に図示しない)が回転駆動され、これに
よって被加工材に対するネジ締付作業が遂行される。
【0030】ネジ締付作業を遂行するべくトリガスイッ
チ147を引き絞り操作(スイッチ投入操作)をする
と、上述したように図2に示すトリガスイッチ連動部1
71は当該トリガスイッチ147の操作に連動して下方
に直線運動し、これによってロック部173がバッテリ
パック142のロック部係合孔175内に挿嵌される。
従ってトリガスイッチ147を操作して直流ブラシレス
モータ121を駆動する間、ロック部173がロック部
係合孔に係合し、これによってバッテリパック142は
本体部103から離脱するのを規制される。
【0031】一方、直流ブラシレスモータ121の駆動
を停止するべくトリガスイッチ147の引き絞り操作を
解除した場合、トリガスイッチ連動部171およびロッ
ク部173はトリガスイッチ171の解除操作に連動し
て上方へ移動し、ロック部173がロック部係合孔17
5から離脱する。これにより、トリガスイッチ147を
操作して直流ブラシレスモータ121の駆動を停止した
場合にのみ、バッテリパック142およびバッテリ14
1の符号10方向への移動が許容され、バッテリパック
142およびバッテリ141を本体部103から取り外
すことが許容される。すなわち第1の実施形態によれ
ば、直流ブラシレスモータ121を駆動している最中に
バッテリ141を本体部103から離脱させて接続端子
部154にアークを発生させる可能性を極力排除するこ
とが可能となった。
【0032】ところで本実施の形態では、図3に示すト
リガスイッチ147によって電源回路153を直接断続
するのではなく、トリガスイッチ147を投入しスイッ
チ接点147aを接続してトリガリング信号を生成する
ことにより、あるいは当該トリガリング信号を解除する
ことにより、制御回路151がトリガスイッチ147と
は独立して電源回路153を断続するものである。従っ
てスイッチ接点147aに直流ブラシレスモータ121
駆動用の大電流が流れることがなく、スイッチ接点14
7が過熱溶着され、トリガスイッチ147の操作如何に
拘わらず電源回路153が常時接続される事態を回避す
ることが可能である。これにより電源回路153に駆動
電流が流れた状態でバッテリ141を離脱してしまい接
続端子部154にアークが発生する可能性を排除するこ
とができる。すなわち本実施の形態では、スイッチ接点
147aの過熱溶着により、トリガスイッチ147aが
解除されてロック部173によるバッテリ141の解除
がなされたにもかかわらず、電源回路153が遮断され
ず大電流が流れてしまう可能性を排除することがでる。
換言すれば、本実施の形態では、トリガスイッチ147
の操作により確実に直流ブラシレスモータ121の駆動
および駆動停止を行うことができ、直流ブラシレスモー
タ121の駆動を停止しようとトリガスイッチ147を
操作したにもかかわらず当該トリガスイッチ147の動
作不良によって駆動電流が電源回路153を流れてしま
い、バッテリ141を本体部103から離脱した際にバ
ッテリ141と本体部103間の接続端子部154にア
ークを発生するのを回避できる。
【0033】なお、バッテリパック142が本体部10
3から取り外され、再度バッテリパック142をグリッ
プ部101に装着する場合、バッテリパック142の係
止が不完全な場合が生じ得る。バッテリパック142の
装着が不完全な場合、図2に示すロック部173がロッ
ク部係合孔175に係合し得ない位置関係となり易い。
この場合、ロック部173およびトリガスイッチ連動部
171は、バッテリパック142の上面部に阻害され、
図2において実線で示す状態から二点鎖線で示すバッテ
リパック142のロック位置へと下向できない。従っ
て、トリガスイッチ連動部171に連接されたトリガス
イッチ147を引き絞り操作することができなくなるた
め、作業者は容易にバッテリパック142の不正装着を
察知することができるという効果も奏する。
【0034】なお上記したトリガスイッチ147とバッ
テリパック142のロック部173の連動機構に関し、
図4に示すように、トリガスイッチ147の符号15方
向への水平移動動作に連動して水平方向に移動動作する
とともにテーパー面147cを有するカム部147b
と、当該カム部147bのテーパー面147cに当接
し、トリガスイッチ147の水平方向への移動動作によ
って鉛直方向17へ移動可能とされたトリガスイッチ連
動部171と、当該トリガスイッチ連動部171の下端
に連接されて、トリガスイッチ連動部171とともに上
下動するロック部173とで構成することも可能であ
る。
【0035】(第2実施形態)次に本発明の第2の実施
形態について図5から図7を参照して説明する。第2の
実施形態は、第1の実施形態に係る電動スクリュードラ
イバ101において、バッテリパックの本体部からの離
脱防止手法の変更に関する。従って上記した第1実施形
態と実質的に同等の構成要素については、便宜上詳細な
説明を省略する。
【0036】第2実施形態に係る電動スクリュードライ
バ201のシステム構成が図5に示される。電動スクリ
ュードライバ201は、特に図示しないモータハウジン
グとグリップ部を備えた本体部203に設定されて直流
ブラシレスモータ221の駆動制御を行う制御回路25
1、バッテリ241の駆動電流を直流ブラシレスモータ
221へ供給する電源回路253、位置検出回路255
およびFETブリッジ257を主体として構成される。
バッテリパック242内に収容されたバッテリ241
は、接続端子部254を介して本体部203側の電源回
路253に電気的に接続される。本実施の形態における
制御回路251は、本発明における「制御手段」に対応
する要素である。
【0037】第2実施形態における制御回路251およ
びFETブリッジ257を介した直流ブラシレスモータ
221の駆動手法、および位置検出回路255の機能に
ついては上記した第1実施形態と同様であるため便宜上
詳細な説明を省略する。
【0038】本実施の形態では、さらにソレノイド27
1が制御回路251に接続されている。このソレノイド
271はバッテリ241およびバッテリパック242を
本体部203に係止するためのロック部273を駆動す
る。ソレノイド271およびロック部273の詳細な構
成が図6に示される。図6に示すように、ソレノイド2
71は、本体部103にスプリング273aを挟んで配
置されたロック部273に併設されて、ロック部273
を符合21で示す方向に動作させる。すなわち図6に示
すソレノイド271は、通電励磁されることにより、ス
プリング273aの付勢力に抗してロック部273を図
中下方に移動させて図7に示すようにロック部273が
本体部103から大きく突き出すよう動作させる。ロッ
ク部273が本体部103から突き出すことで、ロック
部273は、バッテリパック242側に突出して当該バ
ッテリパック242と本体部203とをロック状態とす
る。
【0039】図5に示すトリガスイッチ247が投入さ
れ、スイッチ接点247aが接続されてトリガリング信
号が出力されると、制御回路251はFETブリッジ2
57を通じて直流ブラシレスモータ221の駆動制御を
行う。これと同時に、制御回路251はロック信号を出
力することによりソレノイド271を励磁し、ロック部
273を本体部203からバッテリパック242側に突
出させ、これによってバッテリパック242が本体部1
03から離脱するのを規制する。すなわち直流ブラシレ
スモータ221を駆動するようにトリガスイッチ247
が投入される場合、制御回路251はロック信号を出力
しソレノイド271を励磁することによりロック部27
3を作動させる。これによりバッテリパック242(お
よびバッテリ241)と本体部103とをロック状態と
する。従って直流ブラシレスモータ221が駆動されて
いる最中にバッテリパック242を本体部103から取
り外すことが規制され、接続端子部254でのアーク発
生を防止する。
【0040】一方、ネジ締付作業が終了した場合、作業
者がトリガスイッチ247の引き絞り操作を解除してス
イッチ接点247aが遮断されると、制御回路251
は、FETブリッジ257を介して直流ブラシレスモー
タ221の駆動を停止するとともに、ロック解除信号を
出力してソレノイド271の励磁を解除する。すると図
7に示すスプリング273aの付勢力によりロック部2
73はバッテリパック242方向への突出が解除されて
図中上方に移動し、これによってバッテリパック242
(およびバッテリ241)と本体部103とのロック状
態を解除する。この結果、バッテリパック242を本体
部103から取り外すことが許容される。
【0041】第2実施形態におけるトリガスイッチ24
7は、上記第1実施形態と同様に、電源回路253とは
独立して制御回路251に電気的に接続される。すなわ
ちトリガスイッチ247はスイッチ接点247aを断続
することによって制御回路251に対してトリガリング
信号を出力ないし出力解除する構成とされる。従って第
2実施形態におけるトリガスイッチ247は、トリガリ
ング信号を生成するのに必要十分な電流のみが流れ、電
源回路253における直流ブラシレスモータ221駆動
のための大電流を流す構成とはされていない。これによ
りスイッチ接点247aが過熱溶着する危険がなく、ト
リガスイッチ247の投入解除により確実に直流ブラシ
レスモータ221の駆動が停止されることになる。
【0042】さらに制御回路251は、スイッチ接点2
47aが解除されてトリガリング信号の解除がなされな
い限りロック解除信号を出力しない。従って、仮にスイ
ッチ接点247aが溶着する等してトリガスイッチ24
7に作動不良が生じたとしても、トリガリング信号の解
除がなされない限り、ソレノイド271を通じたバッテ
リパック242と本体部103とのロック状態解除がな
さず、直流ブラシレスモータ221駆動中にバッテリ2
41を取り外すことによるアーク発生を確実に防止する
ことができる。
【0043】(第3実施形態)次に本発明の第3の実施
形態について図8および図9を参照して説明する。第3
の実施形態は、第1の実施形態に係る電動スクリュード
ライバ101において、バッテリパックの本体部からの
離脱防止手法の変更に関する。従って上記した第1実施
形態と実質的に同等の構成要素については、便宜上詳細
な説明を省略する。
【0044】図8に示すように、第3実施形態に係る電
動スクリュードライバ301では、バッテリパック34
2と本体部103とをロック状態とするのに、バッテリ
パック342を本体部303へ取り付けるためのフック
343を利用している。第3の実施形態では、電動スク
リュードライバ301のトリガスイッチ347にはトリ
ガスイッチ連動部371が連接され、トリガスイッチ連
動部371の先端にはロック部373が設定されてい
る。一方、図9に示すように第3実施形態に係るバッテ
リパック342は両側部にフック343を有する。フッ
ク343は、フック弾発バネ343bの付勢力を介して
バッテリパック341の側面部342aから離反する方
向に付勢される一方、当該フック弾発バネ343bの付
勢力に効して側面部342aに近接するよう操作可能と
される。フック343と側面部342aとの間にはフッ
ク動作用スペース343aが形成されている。そしてバ
ッテリパック342は、上記フック343を両側からバ
ッテリパック342側に押し込み操作することで、フッ
ク343がフック動作用スペース343において側面部
342a方向へ移動し、符号30で示す方向(図中下
方)に本体部303から取り外し可能とされる。
【0045】図8に示すように、直流ブラシレスモータ
321を駆動するべくトリガスイッチ347を引き絞り
操作すると、当該トリガスイッチ347の符号31方向
への揺動動作により、トリガスイッチ連動部371が符
号33方向へ移動動作し、これによってロック部373
がバッテリパック342方向に突出する。このときロッ
ク部373は、図9において鎖線で示すようにフック動
作用スペース343aに下向進入する。かくしてフック
動作用スペース343aがロック部373によって塞が
れ、フック343の操作が規制される。これにより直流
ブラシレスモータ321を駆動するべくトリガスイッチ
347を投入する場合、ロック部373がフック動作用
スペース343aに入り込んでフック343の操作を阻
害することにより、バッテリパック342を本体部30
3から取り外すことが規制され、アーク発生を効果的に
防止する。
【0046】一方、直流ブラシレスモータ321を停止
するべくトリガスイッチ347の引き絞り操作を解除す
る場合、トリガスイッチ347の解除操作に連動して、
トリガスイッチ連動部371によりロック部373がフ
ック動作用スペース343aから離脱し、フック343
の操作が許容されることになる。これによりトリガスイ
ッチ347を操作して直流ブラシレスモータ321の駆
動を停止した場合、ロック部373に阻害されることな
くフック343を操作してパック342を本体部303
から取り外すことが可能となる。
【0047】(第4実施形態)次に本発明の第4の実施
形態について図10を参照して説明する。第4の実施形
態は、第1の実施形態に係る電動スクリュードライバ1
01において、バッテリパックの本体部への係止手法の
変更、およびバッテリパックの本体部からの離脱防止手
法の変更に関する。従って第4の実施形態についても、
上記した第1実施形態と実質的に同等の構成要素につい
ては、便宜上詳細な説明を省略する。
【0048】図10に示すように、第4の実施形態では
バッテリカバー410を用いてバッテリパック442を
本体部403へ付設する。具体的には、バッテリパック
442およびバッテリ441は、グリップ部401bの
下端側に取り付けられつつ、バッテリカバー410によ
り覆蓋状に本体部403に付設される。
【0049】バッテリカバー410は、回転中心411
回りに回動可能に、グリップ部401bの後端側に取り
付けられている。また回転中心411と対向する側の端
部には、バッテリカバー410を本体部403に係止保
持するための係止部413が設けられている。係止部4
14には、ロック部473が挿通可能なロック部係止孔
414が設けられている。ロック部473はトリガスイ
ッチ連動部471を介してトリガスイッチ447に連接
される。
【0050】バッテリパック442を本体部403に装
着するには、バッテリパック442が本体部403にセ
ットされた状態で、バッテリカバー410を回転中心4
11回りに符号40で示される方向へ回転してバッテリ
パック442を覆蓋する。さらにバッテリパック442
を覆蓋した状態のバッテリカバー410を、係止部41
3を用いて本体部403に係止保持する。これによって
バッテリ441およびバッテリパック442が本体部4
03に確定的に付設される。
【0051】直流ブラシレスモータ421を駆動するべ
くトリガスイッチ447を引き絞り操作すると、当該ト
リガスイッチ447の符号43方向への揺動動作によ
り、トリガスイッチ連動部471が符号45方向へ移動
動作し、これによってロック部473がバッテリパック
442方向に突出する。このときロック部473は、鎖
線で示すようにロック部係止孔473に下向進入する。
これによって係止部413の操作がロック部273によ
って規制される。これにより直流ブラシレスモータ42
1を駆動するべくトリガスイッチ447を投入する場
合、ロック部473がロック部係止孔414に入り込ん
で係止部413の操作を阻害することにより、バッテリ
カバー410を開けてバッテリパック442を本体部4
03から取り外すことが規制されアーク発生を効果的に
防止する。
【0052】一方、直流ブラシレスモータ421を停止
するべくトリガスイッチ447の引き絞り操作を解除す
る場合、トリガスイッチ連動部471を介しトリガスイ
ッチ447の解除操作に連動してロック部473がロッ
ク部係止孔414から離脱し、係止部413の操作が許
容されることになる。これによりトリガスイッチ447
を操作して直流ブラシレスモータ421の駆動を停止し
た場合、ロック部473に阻害されることなく係止部4
13を解除して、バッテリーカバー410を回動してバ
ッテリパック442を露出させ、バッテリパック342
を本体部303から取り外すことが可能となる。従って
第4実施形態では、直流ブラシレスモータ421の駆動
を停止するべくトリガスイッチ447の引き絞り操作を
解除しない限り、バッテリケース410を開してバッテ
リパック442およびバッテリ421を本体部403か
ら取り外すことができず、直流ブラシレスモータ431
の駆動中にバッテリ421を離脱しアークが発生するの
を確実に防止することが可能である。さらに第4実施形
態では、トリガスイッチ447の操作に連動して、バッ
テリパック442ではなくバッテリカバー410の係止
部413をロックする構成されているため、バッテリパ
ック442にロック部473受承のための特別の構造を
設ける必要がない。従ってバッテリパック442として
は既存のものをそのまま使用しつつ、直流ブラシレスモ
ータ421駆動中のバッテリ421の離脱を規制してア
ーク発生を確実に防止することができるので、電動スク
リュードライバ401設計時の自由度が増すことにな
る。
【0053】上記した第4実施形態の変更形態として、
バッテリパック442と本体部403(グリップ部40
1b)との間にアダプタが配置されるような場合には、
このアダプタをロック可能に構成し、直流ブラシレスモ
ータ421の駆動が停止された場合にのみ当該アダプタ
のロックを解除し、バッテリパック442およびバッテ
リ441を本体部403から取り外し可能としてアーク
防止を図ることが可能である。
【0054】あるいは本体部403(グリップ部401
b)側にバッテリパック442を係止保持するためのロ
ックダイヤル式フック等が設置されるような場合には、
このロックダイヤルの操作をロック可能に構成し、直流
ブラシレスモータ421の駆動が停止された場合にのみ
当該ロックダイヤルの操作ロックを解除し、バッテリパ
ック442およびバッテリ441を本体部403から取
り外し可能としてアーク防止を図ることが可能である。
【0055】また第4実施形態における係止部413の
ロックおよびロック解除につき、トリガスイッチ447
の動作を機械的に伝達するトリガスイッチ連動部471
を用いず上記第2実施形態のようにソレノイドを採用し
てもよい。
【0056】上記した各実施形態においては、ドライバ
ビットを駆動するために直流ブラシレスモータ以外のモ
ータを使用してもよい。もちろん本発明は、上記実施の
形態で説明した電動スクリュードライバのみならず、広
くバッテリ駆動式電動工具一般に適用が可能である。
【0057】さらにバッテリパック自体をロック部で係
止する上記第1および第2の実施の形態の構成と、バッ
テリパックを本体部に係止するためのフックの操作を規
制する第3実施形態の構成と、バッテリカバーの開閉を
規制する第4実施形態の構成の全部または一部を適宜組
み合わせて構成することも可能である。
【0058】また上記各実施形態に鑑みて下記の構成が
可能である。「請求項1または2に記載のバッテリ駆動
式電動工具であって、前記バッテリから前記モータへ駆
動電流を供給する電源回路と、前記電源回路とは別に前
記駆動制御手段に接続されるトリガスイッチとを有し、
前記バッテリ離脱規制手段は、前記トリガスイッチの操
作に連動して動作可能とされたトリガスイッチ連動部
と、前記トリガスイッチ連結部に連結されたバッテリロ
ック部とを有し、前記バッテリロック部は、前記モータ
を駆動するようトリガスイッチが操作された際に、前記
トリガスイッチ連動部を介して前記バッテリと前記本体
部とをロック状態とする一方、前記モータの駆動を解除
するようトリガスイッチが操作されてモータの駆動が解
除された場合に、前記トリガスイッチ連動部を介して前
記バッテリと前記本体部とのロック状態を解除すること
を特徴とするバッテリ駆動式電動工具。」
【0059】この態様では、トリガスイッチによってバ
ッテリからモータへ駆動電流を供給する電源回路を直接
断続するのではなく、駆動制御手段がトリガスイッチの
操作状態に応じて電源回路を断続する構成とされてい
る。換言すればトリガスイッチは電源回路を直接構成す
るものではない。トリガスイッチが電源回路を構成する
場合では、例えば作業工具が被加工材にロックされて電
動工具の出力が突発的に急増する等の際、大きな駆動電
流が電源回路に流れ、トリガスイッチのスイッチ接点が
過熱されて溶着してしまう場合が生じ得る。すると当該
溶着によりスイッチ接点の接触が解除されず、トリガス
イッチを解除操作しても電源回路が遮断されない事態が
生じ得る。電源回路が遮断されないにも拘らず、トリガ
スイッチが解除操作されることによりバッテリを本体部
から離脱できるよう構成すると、電源回路に駆動電流が
流れている状態でバッテリを離脱することにより、バッ
テリと本体部との接点箇所にアークが発生する可能性が
ある。本発明によれば、トリガスイッチの作動不良によ
るアーク発生を防止するべく、電源回路を直接構成する
要素としてトリガスイッチを採用していないので、この
ようなアーク発生を確実に防止することができる。すな
わちトリガスイッチは電源回路を構成しないため、トリ
ガスイッチのスイッチ接点にモータ駆動用の大電流が流
れない。これによりトリガスイッチの接点溶着という問
題が生じず、それ故に電源回路に駆動電流が流れた状態
でバッテリを本体部から離脱してしまう可能性を極力排
除する構成が得られることになる。
【0060】
【発明の効果】本発明によれば、バッテリ駆動式電動工
具に装着されたバッテリの取外しによる機材への悪影響
防止に有効な技術が提供されることとなった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る電動スクリュード
ライバの全体構成を示す。
【図2】本発明の第1実施形態として用いられるトリガ
スイッチ、トリガスイッチ連動部、ロック部およびバッ
テリパックの詳細な構成を示す。
【図3】本発明の第1実施形態に係る電動スクリュード
ライバのシステムブロック図を示す。
【図4】第1実施形態に係るトリガスイッチとロック部
との連動機構に関する変更例の一例を示す。
【図5】第2実施形態に係る電動スクリュードライバの
システムブロック図を示す。
【図6】第2実施形態におけるソレノイドによるロック
解除状態を示す。
【図7】第2実施形態におけるソレノイドによるロック
状態を示す。
【図8】本発明の第3実施形態の構成を示す。
【図9】第3実施形態に係るバッテリパックの構成、お
よび当該バッテリパックのロックないしロック解除機構
の構成を示す。
【図10】本発明の第4実施形態の構成を示す。
【符号の説明】
101 電動スクリュードライバ 101a モータハウジング 101b グリップ部 103 本体部 105 変速機構部 107 スピンドル 111 ビット取付用チャック 121 直流ブラシレスモータ 123 モータ駆動軸 125U,V,W コイル 141 バッテリ 142 バッテリパック 143 フック 144 フック操作部 145 装着ガイド 147 トリガスイッチ 147a スイッチ接点 148 カムピン 151 制御回路(駆動制御手段) 153 電源回路 154 接続端子部 155 位置検出回路 157 FETブリッジ 171 トリガスイッチ連動部 171a カム溝 173 ロック部 175 ロック部係合孔 271 ソレノイド 273 ロック部 273a スプリング 343 フック 343a フック動作用スペース 343b フック弾発バネ 371 トリガスイッチ連動部 373 ロック部 410 バッテリカバー 411 回転中心 413 係止部 414 ロック部係止孔 471 トリガスイッチ連動部 473 ロック部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被加工材に所定の加工作業を行う作業工具
    を駆動するモータを有する本体部と、 前記本体部に着脱自在に取り付けられて前記モータを駆
    動するバッテリと、 前記モータが駆動される際に前記バッテリが前記本体部
    から離脱するのを規制する一方、前記モータの駆動が停
    止された状態でのみ前記バッテリが前記本体部から離脱
    するのを許容するバッテリ離脱規制手段とを有すること
    を特徴とするバッテリ駆動式電動工具。
  2. 【請求項2】請求項1に記載のバッテリ駆動式電動工具
    であって、 前記バッテリ離脱規制手段は、前記バッテリと前記本体
    部とを解除自在にロック状態とするロック手段を有し、
    当該ロック手段は、前記モータが駆動される際に前記バ
    ッテリと前記本体部とをロック状態とする一方、前記モ
    ータの駆動が停止された状態でのみ前記バッテリと前記
    本体部とのロック状態を解除することを特徴とするバッ
    テリ駆動式電動工具。
  3. 【請求項3】請求項1または2に記載のバッテリ駆動式
    電動工具であって、 前記モータを駆動ないし駆動解除するよう操作されるト
    リガスイッチをさらに有し、 前記バッテリ離脱規制手段は、前記バッテリと前記本体
    部をロック状態ないしロック解除状態とするロック手段
    と、前記トリガスイッチの操作を前記ロック手段に伝達
    して前記ロック手段を操作するトリガスイッチ連動部と
    を有し、 前記バッテリロック部は、前記モータを駆動するようト
    リガスイッチが操作された際に、前記トリガスイッチ連
    動部を介して前記バッテリと前記本体部とをロック状態
    とする一方、前記モータの駆動を解除するようトリガス
    イッチが操作されてモータの駆動が解除された場合にの
    み、前記トリガスイッチ連動部を介して前記バッテリと
    前記本体部とのロック状態を解除することを特徴とする
    バッテリ駆動式電動工具。
  4. 【請求項4】請求項1または2に記載のバッテリ駆動式
    電動工具であって、 前記バッテリ離脱規制手段は、前記バッテリと前記本体
    部とをロック状態とするバッテリロック部と、前記モー
    タの駆動状態に基づいて前記バッテリロック部にロック
    信号ないしロック解除信号を送る制御手段を有し、 前記バッテリロック部は、前記モータが駆動される際に
    前記制御手段からのロック信号に基づいて前記バッテリ
    と前記本体部とをロック状態とする一方、前記モータの
    駆動が停止される場合にのみ、前記制御手段からのロッ
    ク解除信号に基づいて前記バッテリと前記本体部とのロ
    ック状態を解除することを特徴とするバッテリ駆動式電
    動工具。
  5. 【請求項5】被加工材に所定の加工作業を行う作業工具
    を駆動するモータを有する本体部と、 前記本体部に着脱自在に取り付けられて前記モータを駆
    動するバッテリと、 前記バッテリを前記本体部に着脱自在に付設する付設手
    段と バッテリ離脱規制手段とを有するバッテリ駆動式電動工
    具であって、 前記バッテリ離脱規制手段は、前記モータが駆動される
    場合に前記付設手段による前記バッテリの前記本体部へ
    の付設の解除を規制するとともに、前記モータの駆動が
    停止される場合に前記付設手段による前記バッテリの前
    記本体部への付設の解除を許容することを特徴とするバ
    ッテリ駆動式電動工具。
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