JP2003317566A - 可動接点体およびその製造方法およびそれを用いたスイッチ装置 - Google Patents
可動接点体およびその製造方法およびそれを用いたスイッチ装置Info
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- JP2003317566A JP2003317566A JP2002118990A JP2002118990A JP2003317566A JP 2003317566 A JP2003317566 A JP 2003317566A JP 2002118990 A JP2002118990 A JP 2002118990A JP 2002118990 A JP2002118990 A JP 2002118990A JP 2003317566 A JP2003317566 A JP 2003317566A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、スイッチ装置の薄型化が可能で、
部品点数を削減して組み立て性を向上させることができ
ると共に薄型化も可能な可動接点体およびその製造方法
およびそれを用いたスイッチ装置を提供すること。 【解決手段】 本発明のスイッチ装置10に用いられて
いる可動接点体1は、薄板状で弾性を有する金属板から
なる基材2と、この基材2の中央部を一方側(図示上
方)に膨出させた膨出部2aと、この膨出部2aの外面
を被覆する絶縁膜3とからなり、可動接点体1は、膨出
部2aを絶縁膜3を介して押圧操作すると、基材2が反
転して、膨出部2aの内面に形成した接点部2bが、ハ
ウジング11内部の中央固定接点部11dに接触して、
周辺固定接点部11eと前記中央固定接点部11dとが
可動接点体1を介して電気的に導通するようにした。
部品点数を削減して組み立て性を向上させることができ
ると共に薄型化も可能な可動接点体およびその製造方法
およびそれを用いたスイッチ装置を提供すること。 【解決手段】 本発明のスイッチ装置10に用いられて
いる可動接点体1は、薄板状で弾性を有する金属板から
なる基材2と、この基材2の中央部を一方側(図示上
方)に膨出させた膨出部2aと、この膨出部2aの外面
を被覆する絶縁膜3とからなり、可動接点体1は、膨出
部2aを絶縁膜3を介して押圧操作すると、基材2が反
転して、膨出部2aの内面に形成した接点部2bが、ハ
ウジング11内部の中央固定接点部11dに接触して、
周辺固定接点部11eと前記中央固定接点部11dとが
可動接点体1を介して電気的に導通するようにした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、可動接点体および
その製造方法およびそれを用いたスイッチ装置に係わ
り、特に反転可能な膨出部を膨出形成した可動接点体お
よびその製造方法およびそれを用いたスイッチ装置に関
する。
その製造方法およびそれを用いたスイッチ装置に係わ
り、特に反転可能な膨出部を膨出形成した可動接点体お
よびその製造方法およびそれを用いたスイッチ装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来の押し釦スイッチ等に用いられてい
る可動接点体21は、薄板状でステンレス等の弾性があ
る金属板からなり、図9、図10に示すように、外形が
円板状に形成されている。そして、円板状の中央部を一
方側に所定高さ膨出させて、内部がドーム状の膨出部2
1aが形成され、この膨出部21aの内面が接点面21
bになっている。このような可動接点体21は、膨出部
21aの頂部を押圧すると、膨出部21aが反転してク
リック感を感ることができるようになっている。
る可動接点体21は、薄板状でステンレス等の弾性があ
る金属板からなり、図9、図10に示すように、外形が
円板状に形成されている。そして、円板状の中央部を一
方側に所定高さ膨出させて、内部がドーム状の膨出部2
1aが形成され、この膨出部21aの内面が接点面21
bになっている。このような可動接点体21は、膨出部
21aの頂部を押圧すると、膨出部21aが反転してク
リック感を感ることができるようになっている。
【0003】前述したような可動接点体21の製造方法
は、薄板状の金属板からなるフープ材の一部をプレス加
工等により突き出してドーム状の膨出部21aを形成す
る。そして、膨出部21aの外周部を、プレスつなぎ桟
から切断することにより従来の可動接点体11が製造さ
れている。このような従来の可動接点体11を用いたス
イッチ装置12は、図11に示すように、樹脂材料から
なるハウジング23が配設されており、このハウジング
23には、可動接点体21を収納可能な接点収納部23
aが形成されている。
は、薄板状の金属板からなるフープ材の一部をプレス加
工等により突き出してドーム状の膨出部21aを形成す
る。そして、膨出部21aの外周部を、プレスつなぎ桟
から切断することにより従来の可動接点体11が製造さ
れている。このような従来の可動接点体11を用いたス
イッチ装置12は、図11に示すように、樹脂材料から
なるハウジング23が配設されており、このハウジング
23には、可動接点体21を収納可能な接点収納部23
aが形成されている。
【0004】また、ハウジング23は、収納部23aの
底面の中央部に金属板等からなる中央固定接点部23b
が露出しており、この中央固定接点部23bは、インサ
ート成形等によりハウジング23に埋設されて、例えば
図示左側の端子部24に接続されている。また、収納部
23aの底面の外周部寄りには、可動接点体21の外周
部を載置可能な金属板等からなる周辺固定接点部23c
が露出して形成されている。この周辺固定接点部23c
は、インサート成形等によりハウジング23に埋設され
て、例えば図示右側の端子部25に接続している。ま
た、ハウジング23には、収納部23aを囲む側壁23
dが外周側に所定高さで突出形成されている。この側壁
23dの高さは、収納部23aに収納した可動接点体2
1の膨出部21aの高さと、ほぼ同じ高さに形成されて
いる。
底面の中央部に金属板等からなる中央固定接点部23b
が露出しており、この中央固定接点部23bは、インサ
ート成形等によりハウジング23に埋設されて、例えば
図示左側の端子部24に接続されている。また、収納部
23aの底面の外周部寄りには、可動接点体21の外周
部を載置可能な金属板等からなる周辺固定接点部23c
が露出して形成されている。この周辺固定接点部23c
は、インサート成形等によりハウジング23に埋設され
て、例えば図示右側の端子部25に接続している。ま
た、ハウジング23には、収納部23aを囲む側壁23
dが外周側に所定高さで突出形成されている。この側壁
23dの高さは、収納部23aに収納した可動接点体2
1の膨出部21aの高さと、ほぼ同じ高さに形成されて
いる。
【0005】そして、収納部23aに可動接点体21を
収納した状態で、開放された収納部23a上を蓋閉する
ように粘着シート26が配設されている。この粘着シー
ト26は、片面に粘着材26aが塗布され、この粘着材
26aを下向きして、側壁23dの上端部に粘着してい
る。この時、収納部23aに収納している可動接点体2
1は、膨出部21aの頂部が前着材26aに粘着され
て、外部からの押圧により反転可能になっている。ま
た、粘着シート26上の外周部には、金属板等からなる
フレーム27が被せられて、粘着シート26をハウジン
グ23の側壁23dに押しつけて剥がれないようにして
いる。また、フレーム27の中央部には、開口部27a
が形成されており、この開口部27aから接着シート2
6が露出している。
収納した状態で、開放された収納部23a上を蓋閉する
ように粘着シート26が配設されている。この粘着シー
ト26は、片面に粘着材26aが塗布され、この粘着材
26aを下向きして、側壁23dの上端部に粘着してい
る。この時、収納部23aに収納している可動接点体2
1は、膨出部21aの頂部が前着材26aに粘着され
て、外部からの押圧により反転可能になっている。ま
た、粘着シート26上の外周部には、金属板等からなる
フレーム27が被せられて、粘着シート26をハウジン
グ23の側壁23dに押しつけて剥がれないようにして
いる。また、フレーム27の中央部には、開口部27a
が形成されており、この開口部27aから接着シート2
6が露出している。
【0006】このようなスイッチ装置22を用いた機器
(図示せず)側には、図11の2点鎖線で示すような、
操作部材28が配設されており、この操作部材28を押
圧操作すると、粘着シート26を介して可動接点体21
の膨出部21aが押圧されて下方に降下する。すると、
可動接点体21が反転して、膨出部21a内面の接点面
21bがハウジング23に形成した中央固定接点部23
bに当接する。すると、可動接点体21を介して中央固
定接点部23bと周辺固定接点部23cとが電気的に導
通してスイッチングされる。また、操作部材28の押圧
を解除すると、可動接点体21は、自らの弾性力で初期
状態に復帰して、接点面21bが中央固定接点部23b
から離間する。そして、可動接点体21と中央固定接点
部23bとの電気的な導通が解除される。
(図示せず)側には、図11の2点鎖線で示すような、
操作部材28が配設されており、この操作部材28を押
圧操作すると、粘着シート26を介して可動接点体21
の膨出部21aが押圧されて下方に降下する。すると、
可動接点体21が反転して、膨出部21a内面の接点面
21bがハウジング23に形成した中央固定接点部23
bに当接する。すると、可動接点体21を介して中央固
定接点部23bと周辺固定接点部23cとが電気的に導
通してスイッチングされる。また、操作部材28の押圧
を解除すると、可動接点体21は、自らの弾性力で初期
状態に復帰して、接点面21bが中央固定接点部23b
から離間する。そして、可動接点体21と中央固定接点
部23bとの電気的な導通が解除される。
【0007】このような従来のスイッチ装置22は、可
動接点体21の上部を絶縁性の粘着シート26で覆って
いるので、図11の2点鎖線で示すような、機器側の操
作部材28が、装飾性を良くするために金属メッキ等を
施していたとしても、この金属メッキが直接可動接点体
21に当接することがない。そのために、従来のスイッ
チ装置22は、操作部材28に静電気等が帯電していた
としても、この静電気によって発生するノイズ等の障害
を防ぐことができるようになっている。
動接点体21の上部を絶縁性の粘着シート26で覆って
いるので、図11の2点鎖線で示すような、機器側の操
作部材28が、装飾性を良くするために金属メッキ等を
施していたとしても、この金属メッキが直接可動接点体
21に当接することがない。そのために、従来のスイッ
チ装置22は、操作部材28に静電気等が帯電していた
としても、この静電気によって発生するノイズ等の障害
を防ぐことができるようになっている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の可動接
点体21を用いたスイッチ装置22は、ハウジング27
上部に可動接点体21とは別体の粘着シート26を貼付
していたので、この貼付時に貼着シート26にシワ等が
発生しないようにするのに時間が掛かり、組立が複雑と
なり従来のスイッチ装置22がコストアップになる問題
があった。また、従来のスイッチ装置22は、ハウジン
グ23の上部に粘着シート26およびフレーム27を配
設しているために、厚さ寸法が厚くなり薄型化が難しか
った。本発明は、前述したような課題に鑑みてなされた
ものであり、スイッチ装置の薄型化が可能で、部品点数
を削減して組み立て性を向上させることができると共に
薄型化も可能な可動接点体およびその製造方法およびそ
れを用いたスイッチ装置を提供することを目的とする。
点体21を用いたスイッチ装置22は、ハウジング27
上部に可動接点体21とは別体の粘着シート26を貼付
していたので、この貼付時に貼着シート26にシワ等が
発生しないようにするのに時間が掛かり、組立が複雑と
なり従来のスイッチ装置22がコストアップになる問題
があった。また、従来のスイッチ装置22は、ハウジン
グ23の上部に粘着シート26およびフレーム27を配
設しているために、厚さ寸法が厚くなり薄型化が難しか
った。本発明は、前述したような課題に鑑みてなされた
ものであり、スイッチ装置の薄型化が可能で、部品点数
を削減して組み立て性を向上させることができると共に
薄型化も可能な可動接点体およびその製造方法およびそ
れを用いたスイッチ装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
の第1の解決手段として本発明の可動接点体は、薄板状
で弾性を有する金属板からなる基材と、この基材の中央
部を一方側に膨出させた膨出部と、この膨出部の内面に
形成した接点部とを備え、前記基材は、前記膨出部の外
面を前記膨出部と同一形状の絶縁膜で被覆したことを特
徴とする。
の第1の解決手段として本発明の可動接点体は、薄板状
で弾性を有する金属板からなる基材と、この基材の中央
部を一方側に膨出させた膨出部と、この膨出部の内面に
形成した接点部とを備え、前記基材は、前記膨出部の外
面を前記膨出部と同一形状の絶縁膜で被覆したことを特
徴とする。
【0010】また、前記課題を解決するための第2の解
決手段として、前記絶縁膜は、樹脂材料からなり、この
樹脂材料を前記膨出部の前記外面全面に被覆したことを
特徴とする。
決手段として、前記絶縁膜は、樹脂材料からなり、この
樹脂材料を前記膨出部の前記外面全面に被覆したことを
特徴とする。
【0011】また、前記課題を解決するための第3の解
決手段として本発明の製造方法は、一方の面を予め絶縁
膜で被覆した薄板状で金属板からなるフープ材を基材と
し、突き出し工程で前記基材の一部を一方側に膨出させ
て膨出部を形成後、切断行程で前記膨出部を形成した部
分の前記基材を前記フープ材から分離するようにしたこ
とを特徴とする。
決手段として本発明の製造方法は、一方の面を予め絶縁
膜で被覆した薄板状で金属板からなるフープ材を基材と
し、突き出し工程で前記基材の一部を一方側に膨出させ
て膨出部を形成後、切断行程で前記膨出部を形成した部
分の前記基材を前記フープ材から分離するようにしたこ
とを特徴とする。
【0012】また、前記課題を解決するための第4の解
決手段として、前記絶縁膜は、塗装工程で絶縁性の樹脂
材料を前記金属板の前記一方の面全面に塗布形成したこ
とを特徴とする。
決手段として、前記絶縁膜は、塗装工程で絶縁性の樹脂
材料を前記金属板の前記一方の面全面に塗布形成したこ
とを特徴とする。
【0013】また、前記課題を解決するための第5の解
決手段として本発明のスイッチ装置は、互いに絶縁され
た中央固定接点部と周辺固定接点部とを有するハウジン
グと、このハウジング内部に収納された可動接点体とを
備え、この可動接点体は、薄板状で弾性を有する金属板
からなる基材と、この基材の中央部を一方側に膨出させ
た膨出部と、この膨出部の外面を被覆する絶縁膜とから
なり、前記可動接点体は、前記絶縁膜を外部から押圧操
作可能に、かつ、前記膨出部の内面に形成した接点部
が、前記ハウジング内部の前記中央および周辺固定接点
部に対向するように配置したことを特徴とする。
決手段として本発明のスイッチ装置は、互いに絶縁され
た中央固定接点部と周辺固定接点部とを有するハウジン
グと、このハウジング内部に収納された可動接点体とを
備え、この可動接点体は、薄板状で弾性を有する金属板
からなる基材と、この基材の中央部を一方側に膨出させ
た膨出部と、この膨出部の外面を被覆する絶縁膜とから
なり、前記可動接点体は、前記絶縁膜を外部から押圧操
作可能に、かつ、前記膨出部の内面に形成した接点部
が、前記ハウジング内部の前記中央および周辺固定接点
部に対向するように配置したことを特徴とする。
【0014】また、前記課題を解決するための第6の解
決手段として、前記ハウジングは、前記可動接点体を収
納可能な接点収納部を形成し、この接点収納部に収納し
た前記可動接点体は、前記膨出部の頂部を露出させた状
態で前記接点収納部内から抜け止めされていることを特
徴とする。
決手段として、前記ハウジングは、前記可動接点体を収
納可能な接点収納部を形成し、この接点収納部に収納し
た前記可動接点体は、前記膨出部の頂部を露出させた状
態で前記接点収納部内から抜け止めされていることを特
徴とする。
【0015】また、前記課題を解決するための第7の解
決手段として、前記接点収納部は、外周部に形成した外
壁によって内部が空洞状に形成されて一方側が開放さ
れ、前記外壁を前記可動接点体の一部を保持するように
変形させて、前記接点収納部から前記可動接点体を抜け
止めしたことを特徴とする。
決手段として、前記接点収納部は、外周部に形成した外
壁によって内部が空洞状に形成されて一方側が開放さ
れ、前記外壁を前記可動接点体の一部を保持するように
変形させて、前記接点収納部から前記可動接点体を抜け
止めしたことを特徴とする。
【0016】また、前記課題を解決するための第8の解
決手段として本発明のその他の実施の形態のスイッチ装
置は、薄板状で弾性を有する金属板からなる基材の中央
部を一方側に膨出させた膨出部を有する可動接点体と、
この可動接点体を載置可能な基板と、この基板に載置し
た前記可動接点体上に位置させて前記可動接点体を反転
可能に保持するシート部材とを備え、前記基板は、表面
に互いに絶縁された中央固定接点部と周辺固定接点部を
形成し、前記可動接点体は、前記膨出部の外面を絶縁膜
で被覆し、前記シート部材は、操作穴を形成し、前記可
動接点体は、前記絶縁膜を介して外部から押圧操作可能
に、かつ、前記膨出部の内面に形成した接点部が、前記
基板の前記中央および周辺固定接点部に対向するように
配置したことを特徴とする。
決手段として本発明のその他の実施の形態のスイッチ装
置は、薄板状で弾性を有する金属板からなる基材の中央
部を一方側に膨出させた膨出部を有する可動接点体と、
この可動接点体を載置可能な基板と、この基板に載置し
た前記可動接点体上に位置させて前記可動接点体を反転
可能に保持するシート部材とを備え、前記基板は、表面
に互いに絶縁された中央固定接点部と周辺固定接点部を
形成し、前記可動接点体は、前記膨出部の外面を絶縁膜
で被覆し、前記シート部材は、操作穴を形成し、前記可
動接点体は、前記絶縁膜を介して外部から押圧操作可能
に、かつ、前記膨出部の内面に形成した接点部が、前記
基板の前記中央および周辺固定接点部に対向するように
配置したことを特徴とする。
【0017】また、前記課題を解決するための第9の解
決手段として、前記シート部材は、裏面に粘着材が塗布
され、前記可動接点体は、前記操作穴から露出する部分
の前記絶縁膜を除くその他の前記絶縁膜が前記粘着材に
よって前記基板に固着されていることを特徴とする。
決手段として、前記シート部材は、裏面に粘着材が塗布
され、前記可動接点体は、前記操作穴から露出する部分
の前記絶縁膜を除くその他の前記絶縁膜が前記粘着材に
よって前記基板に固着されていることを特徴とする。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を、
図1〜図8に基づいて説明する。図1は本発明に関する
可動接点体の平面図であり、図2は本発明に関する可動
接点体の断面図であり、図3〜図5は本発明に関する可
動接点体の製造方法を説明する概略図であり、図6は本
発明の可動接点体を用いたスイッチ装置の要部断面図で
あり、図7、図8は本発明のその他の実施の形態のスイ
ッチ装置の概略図である。
図1〜図8に基づいて説明する。図1は本発明に関する
可動接点体の平面図であり、図2は本発明に関する可動
接点体の断面図であり、図3〜図5は本発明に関する可
動接点体の製造方法を説明する概略図であり、図6は本
発明の可動接点体を用いたスイッチ装置の要部断面図で
あり、図7、図8は本発明のその他の実施の形態のスイ
ッチ装置の概略図である。
【0019】本発明の実施の形態の可動接点体1は、図
1、図2に示すように、薄板状で弾性を有するステンレ
ス等の金属板からなり、外形が略円椀状の基材2が配設
されている。この基材2は、一方側である上方に所定高
さ膨出させて膨出部2aを形成し、この膨出部2aは、
内面が湾曲した接点部2bとなっている。また、基材2
の外周には一対の突出部2cが形成されている。また、
基材2は、膨出部2aおよび突出部2cを含む表面全面
を、樹脂材料からなる絶縁塗料をコーティングした絶縁
膜3で被覆している。
1、図2に示すように、薄板状で弾性を有するステンレ
ス等の金属板からなり、外形が略円椀状の基材2が配設
されている。この基材2は、一方側である上方に所定高
さ膨出させて膨出部2aを形成し、この膨出部2aは、
内面が湾曲した接点部2bとなっている。また、基材2
の外周には一対の突出部2cが形成されている。また、
基材2は、膨出部2aおよび突出部2cを含む表面全面
を、樹脂材料からなる絶縁塗料をコーティングした絶縁
膜3で被覆している。
【0020】この絶縁膜3は、材質がエポキシ系樹脂塗
料、ポリエステル系樹脂塗料、アクリル樹脂塗料等の絶
縁塗料からなり、異なる色の顔料等を混ぜることによ
り、所望の色に着色できるようになっている。そして、
絶縁膜3は、後述する製造方法により、厚さが5〜20
μmに塗布され、その後、焼き付け等により、硬度が鉛
筆硬さで2〜5H程度に形成されている。 そのため
に、膨出部2a上の絶縁膜3を、後述する操作部材14
で繰り返し押圧操作しても容易に剥がれることがない。
また、絶縁膜3は、柔軟性があり、膨出部2aを押圧し
て基材2を反転させても、絶縁膜3が基材2の反転を阻
害することがない。そして、膨出部2aの突出した頂部
を押圧操作して、基材2を反転させると、操作者がクリ
ック感を感じ取れるようになっている。
料、ポリエステル系樹脂塗料、アクリル樹脂塗料等の絶
縁塗料からなり、異なる色の顔料等を混ぜることによ
り、所望の色に着色できるようになっている。そして、
絶縁膜3は、後述する製造方法により、厚さが5〜20
μmに塗布され、その後、焼き付け等により、硬度が鉛
筆硬さで2〜5H程度に形成されている。 そのため
に、膨出部2a上の絶縁膜3を、後述する操作部材14
で繰り返し押圧操作しても容易に剥がれることがない。
また、絶縁膜3は、柔軟性があり、膨出部2aを押圧し
て基材2を反転させても、絶縁膜3が基材2の反転を阻
害することがない。そして、膨出部2aの突出した頂部
を押圧操作して、基材2を反転させると、操作者がクリ
ック感を感じ取れるようになっている。
【0021】前述したような可動接点体1の製造方法を
図3〜図5に基づいて説明すると、薄板状で帯状のフ−
プ材4を基材2とし、この基材2の一方の面に絶縁塗料
を塗布し、その後所定の温度で絶縁塗料を焼き付けし
て、一方の面に所定の硬度の絶縁膜3を有するフープ材
4からなる基材2を予め準備しておく。このような予め
準備された基材2を、プレス工程によって、図3に示す
ように、後工程で膨出部2aが形成される部分を挟んで
互いに対向する一対のスリット部4aが円弧状に打ち抜
き形成され、この互いに対抗するスリット部4aとスリ
ット部4aとの間には、連結部4bが形成されている。
この連結部4bによって、膨出部2aが形成される部分
の基材2がフープ材4に連結されている。
図3〜図5に基づいて説明すると、薄板状で帯状のフ−
プ材4を基材2とし、この基材2の一方の面に絶縁塗料
を塗布し、その後所定の温度で絶縁塗料を焼き付けし
て、一方の面に所定の硬度の絶縁膜3を有するフープ材
4からなる基材2を予め準備しておく。このような予め
準備された基材2を、プレス工程によって、図3に示す
ように、後工程で膨出部2aが形成される部分を挟んで
互いに対向する一対のスリット部4aが円弧状に打ち抜
き形成され、この互いに対抗するスリット部4aとスリ
ット部4aとの間には、連結部4bが形成されている。
この連結部4bによって、膨出部2aが形成される部分
の基材2がフープ材4に連結されている。
【0022】次に、突き出し工程でプレス(図示せず)
等により、スリット部4aと連結部4bとに囲まれた部
分を円椀状に絞って、一方側(図示上方側)に円椀状に
膨出させて、所定の間隔で膨出部2aを形成する。この
膨出部2aは内部がドーム状に形成されて内面が接点部
2bとなる。しかる後、図5に示すように、膨出部2a
を形成した部分の基材2を、金型5の抜きポンチ6とダ
イ7とに位置合わせする。
等により、スリット部4aと連結部4bとに囲まれた部
分を円椀状に絞って、一方側(図示上方側)に円椀状に
膨出させて、所定の間隔で膨出部2aを形成する。この
膨出部2aは内部がドーム状に形成されて内面が接点部
2bとなる。しかる後、図5に示すように、膨出部2a
を形成した部分の基材2を、金型5の抜きポンチ6とダ
イ7とに位置合わせする。
【0023】そして、抜きポンチ6を矢印A方向に移動
させることにより、基材2および絶縁膜3が連結部4b
から同時に切断されて、フープ材4から可動接点体1が
分離される。この時、膨出部2a外形よりも若干大径と
なるように金型5は形成されており、可動接点体1に
は、膨出部2aの外周部に連結部4bの切断残りとして
突出部2cが形成される。これは、フープ材4からの切
断時のバラツキにより、膨出部2aの内側で切断される
と、可動接点体1をスイッチ装置に組み込んだ際に、ク
リック感が悪くなることを防止するためである。また、
フープ材4から分離された可動接点体1は、ダイ7の抜
き穴7aから矢印B方向に排出される。この抜き穴7か
ら金型5の外部に排出された本発明の可動接点体1は、
膨出部2aおよび突出部2cを含む表面全面が、同一外
形の絶縁膜3で被覆されて、この日服された面を上面と
して、1枚ずつバキューム装置等で吸着されて、後述す
るスイッチ装置10の収納部11aに組み込み可能にな
っている。
させることにより、基材2および絶縁膜3が連結部4b
から同時に切断されて、フープ材4から可動接点体1が
分離される。この時、膨出部2a外形よりも若干大径と
なるように金型5は形成されており、可動接点体1に
は、膨出部2aの外周部に連結部4bの切断残りとして
突出部2cが形成される。これは、フープ材4からの切
断時のバラツキにより、膨出部2aの内側で切断される
と、可動接点体1をスイッチ装置に組み込んだ際に、ク
リック感が悪くなることを防止するためである。また、
フープ材4から分離された可動接点体1は、ダイ7の抜
き穴7aから矢印B方向に排出される。この抜き穴7か
ら金型5の外部に排出された本発明の可動接点体1は、
膨出部2aおよび突出部2cを含む表面全面が、同一外
形の絶縁膜3で被覆されて、この日服された面を上面と
して、1枚ずつバキューム装置等で吸着されて、後述す
るスイッチ装置10の収納部11aに組み込み可能にな
っている。
【0024】このような製造方法で製造された本発明の
可動接点体1を用いたスイッチ装置10は、図6に示す
ように、可動接点体1を収納可能な接点収納部11aを
形成した絶縁樹脂材料等からなるハウジング11が配設
されている。前記収納部11aは、周囲が外壁11bに
囲まれて上方が解放され、接点収納部11aの底面11
cの中央部に、金属板等からなる導電性の中央固定接点
部11dが埋設されている。この中央固定接点部11d
は、一部が接点収納部11aの中央部から露出し、その
他の部分はハウジング11の内部に埋設されて、例えば
図示左側の第1端子12に接続されている。
可動接点体1を用いたスイッチ装置10は、図6に示す
ように、可動接点体1を収納可能な接点収納部11aを
形成した絶縁樹脂材料等からなるハウジング11が配設
されている。前記収納部11aは、周囲が外壁11bに
囲まれて上方が解放され、接点収納部11aの底面11
cの中央部に、金属板等からなる導電性の中央固定接点
部11dが埋設されている。この中央固定接点部11d
は、一部が接点収納部11aの中央部から露出し、その
他の部分はハウジング11の内部に埋設されて、例えば
図示左側の第1端子12に接続されている。
【0025】また、接点収納部11aの底面11cの外
周側で外壁11bの根元付近には、金属板等からなる導
電性の周辺固定接点部11eが埋設されている。この周
辺固定接点部11eは、一部が接点収納部11aの底面
11cの外周側から露出し、その他の部分はハウジング
11の内部に埋設されて、例えば図示右側の端子部13
に接続されている。また、組立前の収納部11aは、2
点鎖線で示すように、外壁11bが直立状態になってお
り、収納部11aの上方が開放されて、組立前のハウジ
ング11の上方側から絶縁膜3を上面とし、接点部2b
を中央固定接点部11dおよび周辺固定接点部11eに
対向させて、可動接点体1を収納部11aに収納可能に
なっている。そして、収納部11aに可動接点体1を収
納した状態で、2点鎖線で示す外壁11bの上端部を矢
印D方向に変形させて、接点部2bの外周縁部が周辺固
定接点部11eと常時接触可能にカシメ付けて、可動接
点体1を収納部11aから抜け止めすると共に、膨出部
2aの頂部が外部より押圧可能に接点収納部11aから
露出している。。
周側で外壁11bの根元付近には、金属板等からなる導
電性の周辺固定接点部11eが埋設されている。この周
辺固定接点部11eは、一部が接点収納部11aの底面
11cの外周側から露出し、その他の部分はハウジング
11の内部に埋設されて、例えば図示右側の端子部13
に接続されている。また、組立前の収納部11aは、2
点鎖線で示すように、外壁11bが直立状態になってお
り、収納部11aの上方が開放されて、組立前のハウジ
ング11の上方側から絶縁膜3を上面とし、接点部2b
を中央固定接点部11dおよび周辺固定接点部11eに
対向させて、可動接点体1を収納部11aに収納可能に
なっている。そして、収納部11aに可動接点体1を収
納した状態で、2点鎖線で示す外壁11bの上端部を矢
印D方向に変形させて、接点部2bの外周縁部が周辺固
定接点部11eと常時接触可能にカシメ付けて、可動接
点体1を収納部11aから抜け止めすると共に、膨出部
2aの頂部が外部より押圧可能に接点収納部11aから
露出している。。
【0026】このような本発明のスイッチ装置10を用
いた各種の機器(図示せず)側には、可動接点体1を押
圧操作可能な、図6の2点鎖線で示すような、操作部材
14が配設されている。この操作部材14は、従来の技
術と同じように、装飾性を良くするために金属メッキ等
が施されている。そして、操作部材14を矢印E方向に
押圧操作すると、可動接点体1の膨出部2aが絶縁膜3
を介して押圧されて絶縁膜3および基材2が反転する。
いた各種の機器(図示せず)側には、可動接点体1を押
圧操作可能な、図6の2点鎖線で示すような、操作部材
14が配設されている。この操作部材14は、従来の技
術と同じように、装飾性を良くするために金属メッキ等
が施されている。そして、操作部材14を矢印E方向に
押圧操作すると、可動接点体1の膨出部2aが絶縁膜3
を介して押圧されて絶縁膜3および基材2が反転する。
【0027】この反転により、非押圧時に離間していた
接点部2bが中央固定接点部11dに接触して、可動接
点体1と中央固定接点部11dとが電気的に導通する。
このことにより、中央固定接点部11dと周辺固定接点
部11eとが可動接点体1を介して導通して、スイッチ
ングされるようになっている。また、可動接点体1の反
転により、操作部材14を介して操作者にクリック感が
伝達されて、スイッチ装置10がスイッチングされたこ
とを操作者が認識できるようになっている。このような
本発明のスイッチ装置10は、導電部を有する操作体1
4で可動接点体1を押圧操作しても、可動接点体1は、
押圧面が絶縁膜3で被覆されているので、静電気による
不要なノイズの発生等による障害を防止することができ
る。
接点部2bが中央固定接点部11dに接触して、可動接
点体1と中央固定接点部11dとが電気的に導通する。
このことにより、中央固定接点部11dと周辺固定接点
部11eとが可動接点体1を介して導通して、スイッチ
ングされるようになっている。また、可動接点体1の反
転により、操作部材14を介して操作者にクリック感が
伝達されて、スイッチ装置10がスイッチングされたこ
とを操作者が認識できるようになっている。このような
本発明のスイッチ装置10は、導電部を有する操作体1
4で可動接点体1を押圧操作しても、可動接点体1は、
押圧面が絶縁膜3で被覆されているので、静電気による
不要なノイズの発生等による障害を防止することができ
る。
【0028】また、本発明のその他の実施の形態のスイ
ッチ装置15を図7、図8に基づいて説明すると、スイ
ッチ装置15は、フィルム状の基板16が下部に配設さ
れ、この基板16には、複数のドット状の中央固定接点
部16aと、それぞれの中央固定接点部16aを囲む外
周側に円環状の周辺固定接点部16bとが印刷等で形成
されている。そして、周辺固定接点部16b上に可動接
点体1の接点部2bの外周部を位置させて載置すると、
膨出部2aの頂部が中央固定接点部16a上に離間して
位置するようになっている。また、基板16に載置した
可動接点体1上には、可動接点体1を基板16に保持可
能なシート部材17が配設されている。
ッチ装置15を図7、図8に基づいて説明すると、スイ
ッチ装置15は、フィルム状の基板16が下部に配設さ
れ、この基板16には、複数のドット状の中央固定接点
部16aと、それぞれの中央固定接点部16aを囲む外
周側に円環状の周辺固定接点部16bとが印刷等で形成
されている。そして、周辺固定接点部16b上に可動接
点体1の接点部2bの外周部を位置させて載置すると、
膨出部2aの頂部が中央固定接点部16a上に離間して
位置するようになっている。また、基板16に載置した
可動接点体1上には、可動接点体1を基板16に保持可
能なシート部材17が配設されている。
【0029】前記シート部材17は、絶縁性の可撓性シ
ート材からなり、可動接点体1の膨出部2aの頂部が露
出可能な、所定の穴径の操作穴17aが貫通形成されて
いる。また、シート部材17の裏面には、粘着材17b
が均一な厚さで塗布されており、複数の周辺固定接点部
16b上に載置した複数の可動接点体1上からシート部
材17を被せると、シート部材17は粘着材17bで基
板16の表面に貼り付けられる。そして、複数の可動接
点体1は、外部から押圧可能に操作穴17aから露出す
る部分が絶縁膜3で絶縁され、その他の部分が絶縁膜3
を介して粘着材17bに貼り付けられて、反転可能に基
板16に保持されている。
ート材からなり、可動接点体1の膨出部2aの頂部が露
出可能な、所定の穴径の操作穴17aが貫通形成されて
いる。また、シート部材17の裏面には、粘着材17b
が均一な厚さで塗布されており、複数の周辺固定接点部
16b上に載置した複数の可動接点体1上からシート部
材17を被せると、シート部材17は粘着材17bで基
板16の表面に貼り付けられる。そして、複数の可動接
点体1は、外部から押圧可能に操作穴17aから露出す
る部分が絶縁膜3で絶縁され、その他の部分が絶縁膜3
を介して粘着材17bに貼り付けられて、反転可能に基
板16に保持されている。
【0030】前記スイッチ装置15は、図8に示すよう
に、シート部材17の操作穴17aから露出する可動接
点体1の膨出部2aを、操作者が指や、金属メッキが施
された操作部材14で絶縁膜3を介して押圧操作する
と、絶縁膜3および基材2およびシート部材17が反転
する。そして、膨出部2aの内の接点部2bが、基板1
6の中央固定接点部16aに接触して、可動接点体1と
中央固定接点部16aとが電気的に導通する。このこと
により、中央固定接点部16aと周辺固定接点部16b
とが可動接点体1を介して導通して、スイッチングされ
るようになっている。
に、シート部材17の操作穴17aから露出する可動接
点体1の膨出部2aを、操作者が指や、金属メッキが施
された操作部材14で絶縁膜3を介して押圧操作する
と、絶縁膜3および基材2およびシート部材17が反転
する。そして、膨出部2aの内の接点部2bが、基板1
6の中央固定接点部16aに接触して、可動接点体1と
中央固定接点部16aとが電気的に導通する。このこと
により、中央固定接点部16aと周辺固定接点部16b
とが可動接点体1を介して導通して、スイッチングされ
るようになっている。
【0031】このようなスイッチ装置15は、可動接点
体1を押圧操作しても、押圧面が絶縁膜3で被覆されて
いるので、静電気による不要なノイズの発生等による障
害を防止することができる。また、フィルム状のシート
部材17と基板16との間に可動接点体1を固着してい
るので薄型となり、携帯電話等の薄型化が可能になる。
また、可動接点体1の膨出部2a頂部を絶縁膜3で被覆
して、シート部材17の厚みを介さずに、操作穴17a
を通して押圧操作するときに、可動接点体1に直接触る
ことができ、可動接点体1の反転動作を阻害することが
なく、操作フィーリングの良いスイッチ装置を提供でき
る。また、絶縁膜3の色を変えて、絶縁膜3の色によっ
てスイッチングの機能を変えることにより、機能の異な
る可動接点体1を目視で選択することができる。そのた
めに、スイッチ装置15の操作性を向上することができ
る。
体1を押圧操作しても、押圧面が絶縁膜3で被覆されて
いるので、静電気による不要なノイズの発生等による障
害を防止することができる。また、フィルム状のシート
部材17と基板16との間に可動接点体1を固着してい
るので薄型となり、携帯電話等の薄型化が可能になる。
また、可動接点体1の膨出部2a頂部を絶縁膜3で被覆
して、シート部材17の厚みを介さずに、操作穴17a
を通して押圧操作するときに、可動接点体1に直接触る
ことができ、可動接点体1の反転動作を阻害することが
なく、操作フィーリングの良いスイッチ装置を提供でき
る。また、絶縁膜3の色を変えて、絶縁膜3の色によっ
てスイッチングの機能を変えることにより、機能の異な
る可動接点体1を目視で選択することができる。そのた
めに、スイッチ装置15の操作性を向上することができ
る。
【0032】尚、上記実施例の説明においては、絶縁膜
3を基材2に絶縁塗料を塗布し焼き付けることによって
形成するもので説明したが、本願発明はこれに限らず、
可動接点体1の外形を加工する前に、予め基材2に絶縁
膜3が形成されていれば良く、例えば、帯状のフープ材
4の片面に粘着材等で絶縁フィルムを貼り合わせたもの
で絶縁膜3を形成したものでも良い。更に上記実施例の
説明においては、周辺固定接点部11eと可動接点体1
と接点部2bとが常接するノーマルクローズタイプのス
イッチング特性を有するスイッチ装置で説明したが、ノ
ーマルオープンタイプの接点構成としたり、1回目の押
圧で周辺固定接点部11eと可動接点体1が導通し、更
に続けて押圧することで、中央固定接点部11dと導通
する2段接点タイプで構成することも可能である。
3を基材2に絶縁塗料を塗布し焼き付けることによって
形成するもので説明したが、本願発明はこれに限らず、
可動接点体1の外形を加工する前に、予め基材2に絶縁
膜3が形成されていれば良く、例えば、帯状のフープ材
4の片面に粘着材等で絶縁フィルムを貼り合わせたもの
で絶縁膜3を形成したものでも良い。更に上記実施例の
説明においては、周辺固定接点部11eと可動接点体1
と接点部2bとが常接するノーマルクローズタイプのス
イッチング特性を有するスイッチ装置で説明したが、ノ
ーマルオープンタイプの接点構成としたり、1回目の押
圧で周辺固定接点部11eと可動接点体1が導通し、更
に続けて押圧することで、中央固定接点部11dと導通
する2段接点タイプで構成することも可能である。
【0033】また、上記実施例の説明においては、可動
接点体1の外形を略円椀状に形成したもので説明した
が、例えば、円椀状の膨出部2aの下端部から複数の脚
片を延ばして操作ストロークを大きく確保し、この脚片
も含めて絶縁膜3で被覆するように形成したものでも良
い。また、上記実施例において絶縁膜3の色を、例えば
白色系統にした場合、可動接点体1の基材2である金属
面に比べて光を拡散し易くなる。そのために、このよう
な本願発明のスイッチ装置を携帯電話や携帯情報端末等
の操作キーと表示部を持つ操作パネルに用いる場合、ス
イッチ近傍にLED等の照光手段を配置して、操作キー
の照光を行う要望が強い。このような照光に際し、上記
実施例のスイッチにおいては、照光手段からの出射光を
スイッチの白色絶縁膜にて拡散させて操作キーの下面を
ほぼ均等な明るさで照光することができる。
接点体1の外形を略円椀状に形成したもので説明した
が、例えば、円椀状の膨出部2aの下端部から複数の脚
片を延ばして操作ストロークを大きく確保し、この脚片
も含めて絶縁膜3で被覆するように形成したものでも良
い。また、上記実施例において絶縁膜3の色を、例えば
白色系統にした場合、可動接点体1の基材2である金属
面に比べて光を拡散し易くなる。そのために、このよう
な本願発明のスイッチ装置を携帯電話や携帯情報端末等
の操作キーと表示部を持つ操作パネルに用いる場合、ス
イッチ近傍にLED等の照光手段を配置して、操作キー
の照光を行う要望が強い。このような照光に際し、上記
実施例のスイッチにおいては、照光手段からの出射光を
スイッチの白色絶縁膜にて拡散させて操作キーの下面を
ほぼ均等な明るさで照光することができる。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の可動接点
体の基材は、膨出部の外面を同一外形の絶縁膜で被覆し
たので、膨出部を押圧操作する操作部材に金属メッキが
施されていても、操作部材は絶縁膜を介して膨出部を押
圧することができる。そのために、操作部材の金属メッ
キと金属板からなる基材とが接触することがなく、簡単
な構成で静電気による障害を防止でき、高性能な可動接
点体を提供できる。
体の基材は、膨出部の外面を同一外形の絶縁膜で被覆し
たので、膨出部を押圧操作する操作部材に金属メッキが
施されていても、操作部材は絶縁膜を介して膨出部を押
圧することができる。そのために、操作部材の金属メッ
キと金属板からなる基材とが接触することがなく、簡単
な構成で静電気による障害を防止でき、高性能な可動接
点体を提供できる。
【0035】また、絶縁膜は、樹脂材料からなり、この
樹脂材料を膨出部の外面全面に被覆したので、膨出部を
押圧操作して基材が反転しても、操作部材の金属メッキ
が基材に接触するのを防止できる。
樹脂材料を膨出部の外面全面に被覆したので、膨出部を
押圧操作して基材が反転しても、操作部材の金属メッキ
が基材に接触するのを防止できる。
【0036】また、本発明の可動接点体の製造方法は、
一方の面を予め絶縁膜で被覆した薄板状で金属板からな
るフープ材を基材とし、突き出し工程で基材の一部を一
方側に膨出させてドーム状の膨出部を形成し、突き出し
工程の後に、膨出部を形成した部分の基材をフープ材か
ら分離するようにしたので、膨出部の表面を絶縁膜で被
覆した、製造が容易な可動接点体を提供できる。
一方の面を予め絶縁膜で被覆した薄板状で金属板からな
るフープ材を基材とし、突き出し工程で基材の一部を一
方側に膨出させてドーム状の膨出部を形成し、突き出し
工程の後に、膨出部を形成した部分の基材をフープ材か
ら分離するようにしたので、膨出部の表面を絶縁膜で被
覆した、製造が容易な可動接点体を提供できる。
【0037】また、絶縁膜は、塗装工程で絶縁性の樹脂
材料を金属板の一方の面全面に塗布形成したので、基材
の表面に絶縁膜を確実に密着させて形成することがで
き、膨出部を押圧操作して基材が反転すると、この反転
に追従して容易に変形可能な柔軟性に優れた絶縁膜を形
成することができる。そのために、膨出部を絶縁膜を介
して繰り返し押圧操作しても、絶縁膜が剥離することが
ない。
材料を金属板の一方の面全面に塗布形成したので、基材
の表面に絶縁膜を確実に密着させて形成することがで
き、膨出部を押圧操作して基材が反転すると、この反転
に追従して容易に変形可能な柔軟性に優れた絶縁膜を形
成することができる。そのために、膨出部を絶縁膜を介
して繰り返し押圧操作しても、絶縁膜が剥離することが
ない。
【0038】また、本発明のスイッチ装置に用いる可動
接点体は、絶縁膜を外部から押圧操作可能に、かつ、前
記膨出部の内面に形成した接点部が、前記ハウジング内
部の前記中央および周辺固定接点部に対向するように配
置したので、可動接点体を押圧操作する操作部材に金属
メッキが施されていても、操作部材は絶縁膜を介して基
材を押圧することができる。そのために、組立が簡単
で、静電気によるノイズの発生を防止することができる
高性能なスイッチ装置を提供できる。
接点体は、絶縁膜を外部から押圧操作可能に、かつ、前
記膨出部の内面に形成した接点部が、前記ハウジング内
部の前記中央および周辺固定接点部に対向するように配
置したので、可動接点体を押圧操作する操作部材に金属
メッキが施されていても、操作部材は絶縁膜を介して基
材を押圧することができる。そのために、組立が簡単
で、静電気によるノイズの発生を防止することができる
高性能なスイッチ装置を提供できる。
【0039】また、接点収納部に収納した前記可動接点
体は、前記膨出部の頂部を露出させた状態で前記接点収
納部内から抜け止めされているので、接点収納部内に収
納した可動接点体により、確実なスイッチングが可能な
スイッチ装置を提供できる。
体は、前記膨出部の頂部を露出させた状態で前記接点収
納部内から抜け止めされているので、接点収納部内に収
納した可動接点体により、確実なスイッチングが可能な
スイッチ装置を提供できる。
【0040】また、接点収納部は、外周部に形成した外
壁によって内部が空洞状に形成されて一方側が開放さ
れ、外壁を可動接点体の一部を保持するように変形させ
て、接点収納部から可動接点体を抜け止めしたので、接
点収納部から可動接点体を確実に抜け止め可能なスイッ
チ装置を提供できる。
壁によって内部が空洞状に形成されて一方側が開放さ
れ、外壁を可動接点体の一部を保持するように変形させ
て、接点収納部から可動接点体を抜け止めしたので、接
点収納部から可動接点体を確実に抜け止め可能なスイッ
チ装置を提供できる。
【0041】また、本発明のその他の実施の形態のスイ
ッチ装置の可動接点体は、基板に載置した可動接点体を
反転可能にシート部材で保持し、このシート部材に可動
接点体の頂部が露出する操作穴を形成したので、可動接
点体をフィルム状の基板とシート部材と出保持すること
で、薄型のスイッチ装置を提供できる。
ッチ装置の可動接点体は、基板に載置した可動接点体を
反転可能にシート部材で保持し、このシート部材に可動
接点体の頂部が露出する操作穴を形成したので、可動接
点体をフィルム状の基板とシート部材と出保持すること
で、薄型のスイッチ装置を提供できる。
【0042】また、シート部材は、裏面に粘着材が塗布
され、可動接点体は、操作穴から露出する部分を除くそ
の他の膨出部が粘着材によって基板に固着しているの
で、可動接点体を押圧操作したときの、可動接点体の位
置ズレ等の動きを確実に規制することができ、操作性の
良いスイッチ装置を提供できる。
され、可動接点体は、操作穴から露出する部分を除くそ
の他の膨出部が粘着材によって基板に固着しているの
で、可動接点体を押圧操作したときの、可動接点体の位
置ズレ等の動きを確実に規制することができ、操作性の
良いスイッチ装置を提供できる。
【図1】本発明に関する可動接点体の平面図である。
【図2】本発明に関する可動接点体の断面図である。
【図3】本発明に関する可動接点体の製造方法を説明す
る概略図である。
る概略図である。
【図4】本発明に関する可動接点体の製造方法を説明す
る概略図である。
る概略図である。
【図5】本発明に関する可動接点体の製造方法を説明す
る概略図である。
る概略図である。
【図6】本発明の可動接点体を用いたスイッチ装置の要
部断面図である。
部断面図である。
【図7】本発明のその他の実施の形態のスイッチ装置の
概略図である。
概略図である。
【図8】本発明のその他の実施の形態のスイッチ装置の
概略図である。
概略図である。
【図9】従来の可動接点体の平面図である。
【図10】従来の可動接点体の断面図である。
【図11】従来の可動接点体を用いた従来のスイッチ装
置の要部断面図である。
置の要部断面図である。
1 可動接点体
2 基材
2a 膨出部
2b 接点部
3 絶縁膜
4 フープ材
4b 連結部
5 金型
6 抜きポンチ
7 ダイ
10 スイッチ装置
11 ハウジング
11a 収納部
11b 外壁
11d 中央固定接点部
11e 周辺固定接点部
15 その他の実施の形態のスイッチ装置
Claims (9)
- 【請求項1】 薄板状で弾性を有する金属板からなる基
材と、この基材の中央部を一方側に膨出させた膨出部
と、この膨出部の内面に形成した接点部とを備え、前記
基材は、前記膨出部の外面を同一外形の絶縁膜で被覆し
たことを特徴とする可動接点体。 - 【請求項2】 前記絶縁膜は、樹脂材料からなり、この
樹脂材料を前記膨出部の前記外面全面に被覆したことを
特徴とする請求項1記載の可動接点体。 - 【請求項3】 一方の面を予め絶縁膜で被覆した薄板状
で金属板からなるフープ材を基材とし、突き出し工程で
前記基材の一部を一方側に膨出させて膨出部を形成後、
切断行程で前記膨出部を形成した部分の前記基材を前記
フープ材から分離するようにしたことを特徴とする可動
接点体の製造方法。 - 【請求項4】 前記絶縁膜は、塗装工程で絶縁性の樹脂
材料を前記金属板の前記一方の面全面に塗布形成したこ
とを特徴とする請求項3記載の可動接点体の製造方法。 - 【請求項5】 互いに絶縁された中央固定接点部と周辺
固定接点部とを有するハウジングと、このハウジング内
部に収納された可動接点体とを備え、この可動接点体
は、薄板状で弾性を有する金属板からなる基材と、この
基材の中央部を一方側に膨出させた膨出部と、この膨出
部の外面を被覆する絶縁膜とからなり、前記可動接点体
は、前記絶縁膜を外部から押圧操作可能に、かつ、前記
膨出部の内面に形成した接点部が、前記ハウジング内部
の前記中央および周辺固定接点部に対向するように配置
したことを特徴とするスイッチ装置。 - 【請求項6】 前記ハウジングは、前記可動接点体を収
納可能な接点収納部を形成し、この接点収納部に収納し
た前記可動接点体は、前記膨出部の頂部を露出させた状
態で前記接点収納部内から抜け止めされていることを特
徴とする請求項5記載のスイッチ装置。 - 【請求項7】 前記接点収納部は、外周部に形成した外
壁によって内部が空洞状に形成されて一方側が開放さ
れ、前記外壁を前記可動接点体の一部を保持するように
変形させて、前記接点収納部から前記可動接点体を抜け
止めしたことを特徴とする請求項5、または6記載のス
イッチ装置。 - 【請求項8】 薄板状で弾性を有する金属板からなる基
材の中央部を一方側に膨出させた膨出部を有する可動接
点体と、この可動接点体を載置可能な基板と、この基板
に載置した前記可動接点体上に位置させて前記可動接点
体を反転可能に保持するシート部材とを備え、前記基板
は、表面に互いに絶縁された中央固定接点部と周辺固定
接点部を形成し、前記可動接点体は、前記膨出部の外面
を絶縁膜で被覆し、前記シート部材は、操作穴を形成
し、前記可動接点体は、前記絶縁膜を介して外部から押
圧操作可能に、かつ、前記膨出部の内面に形成した接点
部が、前記基板の前記中央および周辺固定接点部に対向
するように配置したことを特徴とするスイッチ装置。 - 【請求項9】 前記シート部材は、裏面に粘着材が塗布
され、前記可動接点体は、前記操作穴から露出する部分
の前記絶縁膜を除くその他の前記絶縁膜が前記粘着材に
よって前記基板に固着されていることを特徴とする請求
項8記載のスイッチ装置。
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JP2002118990A JP2003317566A (ja) | 2002-04-22 | 2002-04-22 | 可動接点体およびその製造方法およびそれを用いたスイッチ装置 |
CN 03122030 CN1248257C (zh) | 2002-04-22 | 2003-04-22 | 可动触点体和其制造方法、以及采用其的开关装置 |
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JP2002118990A Withdrawn JP2003317566A (ja) | 2002-04-22 | 2002-04-22 | 可動接点体およびその製造方法およびそれを用いたスイッチ装置 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2006032053A (ja) * | 2004-07-14 | 2006-02-02 | Fuji Denshi Kogyo Kk | スイッチ用ドームコンタクト |
JP2013534710A (ja) * | 2010-07-28 | 2013-09-05 | イ チャン ホ | Pcbタクトスイッチ |
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2003
- 2003-04-22 CN CN 03122030 patent/CN1248257C/zh not_active Expired - Fee Related
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