JP2003317450A - 車載用音声記録再生装置および車載用音声記録再生プログラム - Google Patents

車載用音声記録再生装置および車載用音声記録再生プログラム

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JP2003317450A
JP2003317450A JP2002120050A JP2002120050A JP2003317450A JP 2003317450 A JP2003317450 A JP 2003317450A JP 2002120050 A JP2002120050 A JP 2002120050A JP 2002120050 A JP2002120050 A JP 2002120050A JP 2003317450 A JP2003317450 A JP 2003317450A
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Toshimitsu Nagoshi
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車載用として十分に簡潔な操作性を維持し
つつ、保存された多くの音楽データを有効に活用するこ
とができる車載用音声記録再生装置を提供すること。 【解決手段】 制御手段100、記憶手段110、読込
手段120、再生手段130および操作手段140を備
えており、読込手段120で、記録媒体に格納されてい
る音楽データを読み込み、および/またはインターネッ
ト経由で送信されてくる音楽データを読み込み、制御手
段100で、読み込まれた音楽データを記憶手段110
に保存する車載用音声記録再生装置において、操作手段
140で、複数の再生順序判断基準情報から一つの再生
順序判断基準情報を選択し、制御手段100で、選択し
た再生順序判断基準情報を基に再生順序情報を作成さ
せ、これを基に記憶手段110から対応する音楽データ
を逐次再生手段130に伝送させ、再生手段130で、
逐次伝送される音楽データを再生させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ハードディスクや
DVDなど大容量の記憶手段を備えた車載用音声記録再
生装置において、再生する曲の順序を示した情報を基
に、保存されている曲を逐次再生することができる車載
用音声記録再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ディジタル技術の進歩により、音楽デー
タは、CDやMD、DVDなど、多種多様なメディアを
通じて提供されるようになってきている。これらの音楽
データを録音、再生するための装置も次々と開発され、
それぞれのメディアの特性を十分に活かすために、多く
の便利な機能が搭載されるようになってきている。
【0003】しかしながら、車載用音声記録再生装置で
は、多機能であっても安全運転が妨げられないよう、簡
潔な操作が要求される。そのため、車載用でない通常の
音声記録再生装置(以下、非車載用音声記録再生装置と
いう)に比べて搭載される機能は大幅に縮小されるとい
う傾向にあり、音楽データを有効に活用するという要求
は満たされていない。
【0004】一般的な車載用音声記録再生装置に搭載さ
れている代表的な機能として、一般にプログラム再生機
能と呼ばれる機能がある。この機能は1枚または複数枚
のCDやMD、DVDなどに保存された音楽データに含
まれる曲の中から、ユーザが予め設定した、聴きたい曲
の順序を示す情報(以下、再生順序情報という)を基
に、音楽データを再生する機能である。
【0005】しかし、再生順序情報を設定することは煩
雑であり、長時間の操作を余儀なくされる。そのため、
設定した再生順序情報の示す曲順に飽きてしまっても、
再生順序情報を手軽に更新することができない、あるい
は、その煩わしさからその機能がユーザに十分に利用さ
れていないというのが実情である。
【0006】また、その他の代表的な機能として、ラン
ダム再生機能と呼ばれる機能がある。この機能は、上記
のような再生順序情報を用いずに、再生する曲の順序を
装置側でランダムに選択する機能である。そのため、ユ
ーザの希望が伝わらず、特に、CDチェンジャ内にセッ
トされた複数枚のCDなど、多くの音楽データの中から
ランダムな選曲がなされると、ユーザが全く聴きたいと
思っていない曲が選択されてしまうことも多くなる。そ
のため選曲される範囲を指定する機能もあるが、このこ
とは、上記のプログラム再生機能と同様に煩雑な操作を
要し、選曲可能な曲が多くなればなるほど、この傾向は
強くなる。
【0007】このような車載用音声記録再生装置の課題
に注目して、例えば、特開昭60−55581号公報に
は、曲ごとに再生回数を保存しておき、再生回数の最も
多い曲を最初に再生する機能を搭載した車載用音声記録
再生装置が開示されており、これによって車載用音声記
録再生装置の機能を十分に活用しつつ、操作性を大幅に
向上できるとされている。しかしながら、再生回数の最
も多い曲を最初に再生するという機能は、普遍的な要求
とは言い難く、上述した課題を解決するものではない。
【0008】一方、最近では、記録媒体の大容量化やデ
ィジタルデータ圧縮技術の進歩により、ハードディスク
のような大容量の記録媒体に多くの音楽データを保存す
ることが可能となってきており、パーソナルコンピュー
タ等と融合された非車載用音声記録再生装置が一般に利
用されている。このような装置には、多くの音楽データ
を手軽に保存でき、再生時においても、CDチェンジャ
におけるCDの交換のように時間のかかる機械的動作を
伴わないという優れた特徴がある。
【0009】CDチェンジャ等を利用した従来の非車載
用音声記録再生装置では、100曲程度を管理すると十
分であったが、上記のような大容量の非車載用音声記録
再生装置では、数千から数万曲もの曲の中からユーザの
求める曲を選曲できることが期待される。これには通常
複雑な操作が必要となり、特に、上記のプログラム再生
機能を利用する場合、さらに複雑な操作と時間が必要と
なる。そのため、再生順序情報の作成には、電子情報の
管理での操作性に優れたパーソナルコンピュータ等が用
いられることが多く、安全性を重視する車載用音声記録
再生装置には不向きなものとなっている。
【0010】上記のような大容量の記録媒体を備えた車
載用音声記録再生装置の例として、例えば、特開200
0−207845号公報には、CDプレーヤやMDプレ
ーヤの他にハードディスクやメモリカードを搭載した車
載用音声記録再生装置が開示されている。この文献に
は、複数の音楽用記録媒体の中から任意の曲を選択して
再生できるとの効果が記載されているが、安全運転のた
めには同乗者による操作が前提となっており、具体的な
操作方法は記載されておらず、上記課題を解決するもの
とはなっていない。
【0011】すなわち、大容量の記録媒体を備える車載
用音声記録再生装置においては、安全性を優先して必要
最小限度の機能だけを搭載したものとなるか、または安
全性を犠牲にして複雑な操作を要する機能を搭載したも
のとなるかのいずれかであり、安全性が優先される車載
用音声記録再生装置においては、結果として機能面で満
足のいくものは実現されていない。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、従来の
車載用音声記録再生装置においては、搭載された機能が
少なく、多くの音楽データを有効に活用することができ
ない、また、大容量の非車載用音声記録再生装置におい
ては、操作が複雑であり車載用に適さないという課題が
あった。
【0013】本発明は、上記課題に鑑みなされたもので
あって、車載用として十分に簡潔な操作性を有し、か
つ、保存された多くの音楽データをユーザの希望に沿っ
て有効に活用することができる車載用音声記録再生装置
を提供することを目的としている。
【0014】
【課題を解決するための手段及びその効果】上記目的を
達成するために、本発明に係る車載用音声記録再生装置
(1)は、記録媒体に格納されている音楽データを読み
込む、および/または通信手段を介して送信されてくる
音楽データを読み込む読込手段と、読み込まれた前記音
楽データを保存する記憶手段と、前記音楽データを再生
する再生手段と、これらの手段を制御する制御手段とを
備えた車載用音声記録再生装置において、複数の再生順
序判断基準情報の中から一つの再生順序判断基準情報を
ユーザに選択させる操作手段と、選択された前記再生順
序判断基準情報を基に再生順序情報を作成する再生順序
情報作成手段と、前記再生順序情報を基に前記記憶手段
から対応する前記音楽データを逐次前記再生手段に伝送
する再生制御手段とを備えていることを特徴としてい
る。上記車載用音声記録再生装置(1)によれば、ユー
ザは、再生順序判断基準情報を選択するだけで、その再
生順序判断基準情報を基にした再生順序情報の作成が自
動的になされ、この再生順序情報を基に保存されている
音楽データを逐次再生させることができる。これによ
り、従来のプログラム再生機能のように長時間かけてプ
ログラムを作成する必要がなくなり、また、幾分ランダ
ム性を有する選曲機能を楽しむことができる。さらに、
新たに音楽データを保存し、保存されている内容が更新
された場合でも、自動的に最新の音楽データを反映させ
ることができるので、保存した音楽データを聴かずに忘
れてしまうことを防ぐ効果がある。
【0015】また、本発明に係る車載用音声記録再生装
置(2)は、上記車載用音声記録再生装置(1)におい
て、前記再生順序判断基準情報が、前記音楽データに含
まれる曲名情報の五十音順情報あるいはアルファベット
順情報であることを特徴としている。上記車載用音声記
録再生装置(2)によれば、曲名情報の五十音順あるい
はアルファベット順に再生順序情報が作成されるので、
保存した曲を曲名順に聴くことができる。また、聴きた
い曲の曲名を曖昧に指定する、曲名がうろ覚えの曲を補
助的に検索するなどの機能としても利用できる。
【0016】また、本発明に係る車載用音声記録再生装
置(3)は、上記車載用音声記録再生装置(1)におい
て、前記再生順序判断基準情報が、前記音楽データに含
まれるアーティスト名情報の五十音順情報あるいはアル
ファベット順情報であることを特徴としている。上記車
載用音声記録再生装置(3)によれば、アーティスト名
情報の五十音順あるいはアルファベット順に再生順序情
報が作成されるので、同じアーティストの曲を続けて聴
くことができる。また、聴きたい曲のアーティスト名を
曖昧に指定する、アーティスト名がうろ覚えの曲を補助
的に検索するなどの機能としても利用できる。
【0017】また、本発明に係る車載用音声記録再生装
置(4)は、上記車載用音声記録再生装置(1)におい
て、前記再生順序判断基準情報が、前記音楽データの保
存日時情報であることを特徴としている。上記車載用音
声記録再生装置(4)によれば、保存日時情報の日付順
に再生順序情報が作成されるので、保存した日時順に音
楽データを聴くことができる。また、新しく保存した曲
を選択的に聴くことができ、過去に聴いていた曲を時代
順に聴くことができ、保存した日時から曲を検索するこ
とも可能となる。
【0018】また、本発明に係る車載用音声記録再生装
置(5)は、上記車載用音声記録再生装置(1)におい
て、前記再生順序情報作成手段が、前記音楽データに含
まれる曲名情報の五十音順情報あるいはアルファベット
順情報を基に、所定の曲数分の前記音楽データで構成さ
れるグループを作成し、作成された前記グループを並べ
た前記再生順序情報を作成するものであることを特徴と
している。上記車載用音声記録再生装置(5)によれ
ば、曲名情報の五十音順あるいはアルファベット順に所
定の曲数分の音楽データで構成されるグループを自動的
に作成させることができ、このグループを並べた再生順
序情報を作成させることができるので、音楽データの管
理が容易となる。
【0019】また、本発明に係る車載用音声記録再生装
置(6)は、上記車載用音声記録再生装置(1)におい
て、前記再生順序情報作成手段が、前記音楽データに含
まれるジャンル情報を基に、所定のジャンルに属する前
記音楽データで構成されるグループを作成し、作成され
た前記グループを並べた前記再生順序情報を作成するも
のであることを特徴としている。上記車載用音声記録再
生装置(6)によれば、所定のジャンル情報に属する音
楽データで構成されるグループを自動的に作成させるこ
とができ、このグループを並べた再生順序情報を作成さ
せることができるので、音楽データの管理が容易とな
る。
【0020】また、本発明に係る車載用音声記録再生装
置(7)は、上記車載用音声記録再生装置(1)におい
て、前記再生順序情報作成手段が、前記音楽データの保
存日時情報を基に、所定の期間内に保存された前記音楽
データで構成されるグループを作成し、作成された前記
グループを並べた前記再生順序情報を作成するものであ
ることを特徴としている。上記車載用音声記録再生装置
(7)によれば、日付順に所定の期間内に保存された音
楽データで構成されるグループを自動的に作成させるこ
とができ、このグループを並べた再生順序情報を作成さ
せることができるので、音楽データの管理が容易とな
る。また、過去に聴いていた曲を時期ごとに振り返るこ
とができる。
【0021】他方、本発明に係る車載用音声記録再生装
置(8)は、音楽データ、および通信手段を介して送信
されてくる発売日情報またはヒットランキング情報を含
む音楽公開情報を読み込む読込手段と、読み込まれた前
記音楽データおよび前記音楽公開情報を保存する記憶手
段と、前記音楽データを再生する再生手段と、これらの
手段を制御する制御手段とを備えた車載用音声記録再生
装置において、前記記憶手段に保存されている前記音楽
公開情報と前記音楽データとの間の照合処理を行い、前
記照合処理の結果を基に前記音楽データを更新して、該
音楽データを前記記憶手段に保存する照合手段と、複数
の再生順序判断基準情報の中から一つの再生順序判断基
準情報をユーザに選択させる操作手段と、選択された前
記再生順序判断基準情報を基に再生順序情報を作成する
再生順序情報作成手段と、前記再生順序情報を基に前記
記憶手段から対応する前記音楽データを逐次前記再生手
段に伝送する再生制御手段とを備えていることを特徴と
している。上記車載用音声記録再生装置(8)によれ
ば、上記車載用音声記録再生装置(1)の効果に加え、
インターネット内の音楽公開情報と、記憶手段内の音楽
データとの間で照合処理が実現できるので、所定の時期
に発売された曲や流行した曲について、その曲の音楽デ
ータを保存しているか否かを容易に確認することができ
る。
【0022】また、本発明に係る車載用音声記録再生装
置(9)は、上記車載用音声記録再生装置(8)におい
て、前記再生順序情報作成手段が、前記音楽データに含
まれる発売日情報を基に、発売日順に前記再生順序情報
を作成するものであることを特徴としている。上記車載
用音声記録再生装置(9)によれば、発売日の日付順に
再生順序情報が作成されるので、最近発売された曲や、
過去に発売された曲を発売日の日付順に聴くことができ
る。また、発売日から曲を検索することも可能となる。
【0023】また、本発明に係る車載用音声記録再生装
置(10)は、上記車載用音声記録再生装置(8)にお
いて、前記再生順序情報作成手段が、前記音楽データに
含まれるヒットランキング情報を基に、ヒットランキン
グ順に前記再生順序情報を作成するものであることを特
徴としている。上記車載用音声記録再生装置(10)に
よれば、ヒットランキング順に再生順序情報が作成され
るので、最近流行している曲や、過去に流行していた曲
をヒットランキング順に聴くことができる。ヒットラン
キングから曲を検索することも可能となる。
【0024】また、本発明に係る車載用音声記録再生装
置(11)は、上記車載用音声記録再生装置(8)にお
いて、前記再生順序情報作成手段が、前記音楽データに
含まれる発売日情報を基に、所定の期間内に発売された
前記音楽データで構成されるグループを作成し、作成さ
れた前記グループを並べた前記再生順序情報を作成する
ものであることを特徴としている。上記車載用音声記録
再生装置(11)によれば、所定の期間内に発売された
音楽データで構成されるグループを自動的に作成させる
ことができ、このグループを並べた再生順序情報を作成
させることができるので、音楽データの管理が容易とな
る。また、過去に聴いていた曲を発売された時期ごとに
振り返ることができる。
【0025】また、本発明に係る車載用音声記録再生装
置(12)は、上記車載用音声記録再生装置(8)にお
いて、前記再生順序情報作成手段が、前記音楽データに
含まれるヒットランキング情報を基に、ヒットランキン
グ順に所定の期間内にランキングされた曲の前記音楽デ
ータで構成されるグループを作成し、作成された前記グ
ループを並べた前記再生順序情報を作成するものである
ことを特徴としている。上記車載用音声記録再生装置
(12)によれば、所定の期間内に流行した音楽データ
で構成されるグループを自動的に作成させることがで
き、このグループを並べた再生順序情報を作成させるこ
とができるので、音楽データの管理が容易となる。ま
た、過去に聴いていた曲を流行した時期ごとに振り返る
ことができる。
【0026】また、本発明に係る車載用音声記録再生装
置(13)は、上記車載用音声記録再生装置(1)〜
(12)のいずれかにおいて、選択された前記再生順序
判断基準情報を告知する告知手段を備えていることを特
徴としている。上記車載用音声記録再生装置(13)に
よれば、ユーザは、現在選択されている再生順序判断基
準情報を確認でき、どのような基準で選曲が行われてい
るのかを知ることができる。
【0027】また、本発明に係る車載用音声記録再生装
置(14)は、上記車載用音声記録再生装置(1)〜
(13)のいずれかにおいて、前記操作手段が、それぞ
れの再生順序判断基準情報に対応した入力手段を備えて
いることを特徴としている。上記車載用音声記録再生装
置(14)によれば、所望の再生順序判断基準情報に対
応した入力手段をワンタッチで操作することにより、そ
の再生順序判断基準情報を選択することができるので、
安全性を維持しつつ多彩な機能を活用することができ
る。
【0028】また、本発明に係る車載用音声記録再生装
置(15)は、上記車載用音声記録再生装置(1)〜
(13)のいずれかににおいて、前記再生順序情報作成
手段が、前記音楽データのそれぞれに関する重要度を参
照し、該重要度を再生順序情報の作成に反映させるもの
であることを特徴としている。上記車載用音声記録再生
装置(15)によれば、重要度の低い曲を飛ばしながら
上述した機能を活用することができ、ユーザの好みにあ
った音楽データを選択的に聴くことができる。
【0029】一方、本発明に係る車載用音声記録再生プ
ログラム(16)は、記録媒体に格納されている音楽デ
ータを読み込む、および/または通信手段を介して送信
されてくる音楽データを読み込む読込手段と、読み込ま
れた前記音楽データを保存する記憶手段と、前記音楽デ
ータを再生する再生手段と、これらの手段を制御する制
御手段とを備えた車載用音声記録再生装置に、複数の再
生順序判断基準情報の中から一つの再生順序判断基準情
報をユーザに選択させる機能と、選択された前記再生順
序判断基準情報を基に再生順序情報を作成させる機能
と、前記再生順序情報を基に前記記憶手段から対応する
前記音楽データを逐次前記再生手段に伝送させる機能と
を実現させることを特徴としている。上記車載用音声記
録再生プログラム(16)によれば、車載用音声記録再
生装置(1)が有する機能を、容易に他のコンピュータ
システムに実現させることができる。さらに、このプロ
グラムが記録されたコンピュータ読み取り可能な記録媒
体により、より多くのコンピュータシステムに車載用音
声記録再生装置(1)が有する機能を実現させることが
できる。
【0030】また、本発明に係る車載用音声記録再生プ
ログラム(17)は、音楽データ、および通信手段を介
して送信されてくる発売日情報またはヒットランキング
情報を含む音楽公開情報を読み込む読込手段と、読み込
まれた前記音楽データおよび前記音楽公開情報を保存す
る記憶手段と、前記音楽データを再生する再生手段と、
これらの手段を制御する制御手段とを備えた車載用音声
記録再生装置に、前記記憶手段に保存されている前記音
楽公開情報と前記音楽データとの間の照合処理を行わせ
る機能と、前記照合処理の結果を基に前記音楽データを
更新して、該音楽データを前記記憶手段に保存させる機
能と、複数の再生順序判断基準情報の中から一つの再生
順序判断基準情報をユーザに選択させる機能と、選択さ
れた前記再生順序判断基準情報を基に再生順序情報を作
成させる機能と、前記再生順序情報を基に前記記憶手段
から対応する前記音楽データを逐次前記再生手段に伝送
させる機能とを実現させることを特徴としている。上記
車載用音声記録再生プログラム(17)によれば、車載
用音声記録再生装置(8)が有する機能を、容易に他の
コンピュータシステムに実現させることができる。さら
に、このプログラムが記録されたコンピュータ読み取り
可能な記録媒体により、より多くのコンピュータシステ
ムに車載用音声記録再生装置(8)が有する機能を実現
させることができる。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る実施の形態
を、添付した図面に基づいて説明する。図1は、実施の
形態に係る車載用音声記録再生装置(1)を示したブロ
ック図である。図1に示したように、本発明の実施の形
態に係る車載用音声記録再生装置(1)は、制御手段1
00、記憶手段110、読込手段120、再生手段13
0、操作手段140、通信手段150、再生順序情報作
成手段160、再生制御手段170および告知手段18
0を備えている。
【0032】制御手段100は、バス20を通じて車載
用音声記録再生装置(1)に含まれる各手段を制御する
ものであり、1つまたは複数の中央処理装置およびその
周辺回路で実現されている。
【0033】記憶手段110は、少なくとも音楽データ
および再生順序情報を保存する記憶装置で構成され、実
施の形態では、大きな記憶容量を有し多くの音楽データ
を保存できる記憶装置となっている。記憶手段110
は、ハードディスク、光磁気ディスク等で実現される
が、補足的に半導体メモリなどを含んでもよい。
【0034】読込手段120は、CD、MDまたはDV
Dなどの記録媒体10に格納されている音楽データを読
み込む、およびアンテナ150Aと通信手段150とを
介してインターネット経由で送信される音楽データを読
み込むものである。
【0035】再生手段130は、再生制御手段170か
ら伝送されてくるディジタルの音楽データを、アナログ
信号に変換して再生するための手段であり、出力にはス
ピーカ130A等が用いられる。
【0036】操作手段140は、ユーザが複数の再生順
序判断基準情報から一つの再生順序判断基準情報を選択
することを可能にするものであり、キーボードスイッチ
形式の他、タッチパネルスイッチ形式あるいは音声入力
形式であってもよい。
【0037】通信手段150は、無線通信により、車載
用音声記録再生装置(1)を電気通信回線に接続する手
段であり、データの送受信を行うものである。これは、
携帯電話やカーナビゲーションシステムなどに搭載され
た通常の無線通信装置で実現される。
【0038】再生順序情報作成手段160は、ユーザに
よって選択された再生順序判断基準情報を基に再生順序
情報を作成するものであり、プログラムおよびそのプロ
グラムが組み込まれたコンピュータで実現される。
【0039】再生制御手段170は、記憶手段110に
保存された再生順序情報を基に、記憶手段110から対
応する音楽データを逐次再生手段130に伝送する、ま
た、読込手段120で読み込まれた音楽データを再生手
段130に伝送するものであり、プログラムおよびその
プログラムが組み込まれたコンピュータで実現される。
【0040】告知手段180は、音楽データに含まれる
曲名情報、再生順序情報、再生順序判断基準情報などを
告知する手段である。これは、モニタ画面等で実現され
るが、操作手段140と一体化したタッチパネルスイッ
チ形式あるいは音声出力形式であってもよい。特に、タ
ッチパネルスイッチ形式のものでは、一連の動作で、告
知内容の確認と入力操作とを行うことができるので、よ
り操作が簡便となり、より高い安全性が保たれる。
【0041】図2は、実施の形態に係る車載用音声記録
再生装置(1)において使用される音楽データのデータ
構造および再生順序情報の一例を概略的に示したテーブ
ルである。図示したように、表中にそれぞれ一行で記載
された各音楽データは、それぞれの音楽データを特定す
るための識別データと、それぞれの音楽データを再生す
るときの音の情報を示す音響データとを含んで構成され
ている。識別データは、曲ID、曲名情報、アーティス
ト名情報、ジャンル情報または保存日時情報などを含ん
でいる。なお、音響データが、再生動作時の制御情報を
含んでいてもよい。
【0042】再生順序情報は、これらの音楽データを再
生するときの順番を示す情報であり、図示したように、
例えば、表左端の列のように曲IDを並べたものとして
表現するとよい。しかし、以下、説明のため再生順序情
報として他の識別データも併せて記載する。
【0043】通常、再生順序情報は表の第一行となる音
楽データから再生を開始して最終行の方向へ一行ずつ進
む順で定義するとよいが、最終行となる音楽データから
逆方向に進める、三行おきに進める、またはランダムな
行数ごとに進めるなど、様々な設定が可能である。
【0044】このような再生順序情報を基に、再生制御
手段170は、記憶手段110内の、再生すべき音楽デ
ータが保存されている部分から音響データを読み出し、
これを逐次再生手段130に伝送する。これにより、音
楽データの再生が行われる。なお、これに合わせて制御
手段100が、再生すべき音楽データが保存されている
部分から識別データを告知手段180に伝送し、告知さ
せることが望ましい。
【0045】図3は、実施の形態に係る車載用音声記録
再生装置(1)に用いられる操作手段140および告知
手段180の一例を概念的に示した図である。操作手段
140は、固定ボード140Aおよびリモコン140B
により実現されている。これらの操作手段140は、そ
れぞれの再生順序判断基準情報に対応した入力手段を備
えており、これを操作することで選択された再生順序判
断基準情報が設定される構成となっている。
【0046】告知手段180は、モニタ画面180Aに
より実現されている。モニタ画面180Aに表示される
画面の例が、画面1〜5に示されている。これらの画面
に示したように、告知手段180には、選択できる再生
順序判断基準情報の種類、選択された再生順序判断基準
情報、再生中の音楽データやその進行状況などが表示さ
れる。
【0047】ここでは、各再生順序判断基準情報とし
て、曲名、アーティスト名、ジャンルおよび保
存日時を例示している。実施の形態に係る車載用音声記
録再生装置(1)は、まず、画面1を表示して、画面1
に示された再生順序判断基準情報から1つをユーザに選
択させる。次に、画面2〜4を表示して、選択された再
生順序判断基準情報ごとに、さらにそれを補足する情報
を選択させる。このようにして選択された再生順序判断
基準情報を基に再生順序情報を作成すると、作成された
再生順序情報に従って音楽データの再生を開始し、画面
5を表示して、その状況をユーザに告知する。ここで
は、選択された再生順序判断基準情報として、「99年
10月」という保存日時情報、が選択されている場合の
例が示されている。
【0048】図4は、図3に示した車載用音声記録再生
装置(1)における制御手段100の動作を示したフロ
ーチャートである。なお、図3に示した画面1〜5は以
下においても引用する。まず、ステップS400におい
て、告知手段180に画面1を表示し、複数の再生順序
判断基準情報の中から一つの再生順序判断基準情報をユ
ーザに操作手段140を介して選択させ、ステップS4
01に進行する。
【0049】ステップS401において、選択された再
生順序判断基準情報が、曲名、アーティスト名など
名前順のものであるか否かを判断する。名前順のもので
あると判断すると、ステップS403に進行し、告知手
段180に画面2を表示させる。そしてステップS40
6に進行し、さらに補足的な再生順序判断基準情報とし
て、五十音の中から所望の名前を構成する先頭の文字を
ユーザに選択させ、ステップS409に進行する。一
方、ステップS401において名前順のものでないと判
断すると、ステップS402に進行する。
【0050】ステップS402において、選択された再
生順序判断基準情報が、ジャンルであるか否かを判断
する。ジャンルであると判断すると、ステップS40
4に進行し、告知手段180に画面3を表示させる。そ
してステップS407に進行し、「ポップス」、「演
歌」、「ボーカル」、「ジャズ」、「ロック」および
「ソウル」の中から、さらに補足的な再生順序判断基準
情報としてジャンル情報をユーザに選択させ、ステップ
S409に進行する。
【0051】一方、ステップS402においてジャン
ルでないと判断すると、選択された再生順序判断基準情
報が、保存日時など、日時を指定することが望ましい
ものであると判断してステップS405に進行し、告知
手段180に画面4を表示させる。そしてステップS4
08に進行し、さらに、補足的な再生順序判断基準情報
として日時をユーザに選択させ、ステップS409に進
行する。
【0052】ステップS409に進行すると、選択され
た再生順序判断基準情報を基に、再生順序情報作成手段
160に再生順序情報を作成させる。次にステップS4
10に進行して告知手段180に画面5を表示させる。
そして、ステップS411に進行し、再生制御手段17
0に、再生順序情報に基づく音楽データの再生を開始さ
せる。なお、このような入力操作において、入力を中止
するためのキャンセル入力機能や、外部装置からの割り
込み入力機能等を含むことが望ましい。
【0053】実施の形態に係る車載用音声記録再生装置
(1)によれば、上述したような簡潔な操作で、多彩な
選曲機能を発揮させることができる。以下、上述した再
生順序判断基準情報を基に、再生順序情報作成手段16
0が再生順序情報を作成する処理について説明する。
【0054】図5(a)は、再生順序判断基準情報が、
曲名情報の五十音順情報である場合に、再生順序情報作
成手段160が作成した再生順序情報を作成したときの
一例を概略的に示したテーブルである。一方、図5
(b)は、再生順序判断基準情報が、アーティスト名情
報の五十音順情報である場合に、再生順序情報作成手段
160が作成した再生順序情報を作成したときの一例を
概略的に示したテーブルである。
【0055】上記の図3の画面2に示したように、再生
順序判断基準情報としての曲名情報またはアーティスト
名情報は、五十音順に並べられた文字の中から、その先
頭文字をユーザに選択させるとよい。先頭文字を選択さ
せるだけでは曲数が多く不便であるときは、2番目の文
字、3番目の文字をさらに選択させてもよい。
【0056】図5に示したように、音楽データを曲名や
アーティスト名の発音順に並べるため、音楽データに曲
名やアーティスト名を仮名文字で表記した五十音順情報
が含まれている必要がある。再生順序情報作成手段16
0は、この五十音順情報を参照して、音楽データを五十
音順に並べることができる。なお、五十音順情報の代わ
りに、曲名やアーティスト名を外国語、例えばアルファ
ベットで表記したアルファベット順情報を用いることも
できる。
【0057】また、所定の曲数分の音楽データ、例えば
10曲分の音楽データで構成されるグループを作成し、
作成されたグループを並べた再生順序判断基準情報を作
成することも可能である。この場合、図示したように、
音楽データを五十音順に並べ、各音楽データにグループ
情報を加えるとよい。グループ情報は各グループを識別
するものであり、グループ内の複数の音楽データは通常
続けて再生される。そのため、1つのグループを1つの
音楽データのように扱うことが可能となり、1つのグル
ープのグループ情報を、1つの音楽データの曲IDと同
様に扱うことができる。
【0058】図6は、再生順序情報作成手段160が、
図5(a)または(b)に示した再生順序情報を作成す
るときの動作を示したフローチャートである。曲名情報
もアーティスト名情報も、処理としてはほぼ同等なもの
であるので、ここでは、図5(a)の例のように、再生
順序判断基準情報が、曲名情報の五十音順情報である場
合についてのみ説明する。
【0059】まず、ステップS601において、有効範
囲の設定を行って、再生順序判断基準情報に含まれうる
音楽データの範囲を定める。再生順序判断基準情報とし
て、上述のように所望の名前を構成する先頭の文字がユ
ーザにより選択されている場合、例えば「カ行」の
「ク」が選択されていると、有効範囲は文字「ク」に設
定される。一方、上記先頭の文字が選択されていない場
合、有効範囲はすべての文字として設定される。
【0060】次にステップS602に進行して、記憶手
段110に保存されている音楽データに含まれる曲名情
報の五十音順情報を読み込み、ステップS603に進行
して、その五十音順情報は設定された有効範囲内にある
か否かを判断する。有効範囲内にあると判断すると、ス
テップS604に進行して、記憶手段110にその音楽
データに含まれる曲IDを五十音順に保存して、ステッ
プS605に進行する。一方、ステップS603におい
て、その五十音順情報は有効範囲内にないと判断する
と、直接ステップS605に進行する。
【0061】ステップS605では、検索すべき音楽デ
ータがあるか否かを判断する。検索すべき音楽データが
あると判断すると、ステップS602に戻って、次の音
楽データに含まれる曲名情報の五十音順情報を読み込
み、上記処理を繰り返す。一方、検索すべき音楽データ
がないと判断すると、ステップS606に進行し、五十
音順に保存された記憶手段110内のデータを基に再生
順序情報を作成し、記憶手段110に保存する。
【0062】所定の曲数分の前記音楽データで構成され
るグループを作成する場合には、ステップS604にお
いて、記憶手段110にその音楽データに含まれる曲I
Dを保存するときに、所定の曲数ごとに異なるグループ
情報を併せて保存するとよい。
【0063】図7は、再生順序判断基準情報が、ジャン
ル情報である場合に、再生順序情報作成手段160が作
成した再生順序情報を作成したときの一例を概略的に示
したテーブルである。上記の図3の画面3に示したよう
に、再生順序判断基準情報としてのジャンル情報は、
「ポップス」、「演歌」、「ボーカル」、「ジャズ」、
「ロック」および「ソウル」などからユーザに選択させ
るとよい。
【0064】図7に示したように、ジャンルごとに並べ
るため、音楽データに「ポップス」、「ボーカル」など
のジャンル情報が含まれている必要がある。再生順序情
報作成手段160は、これらの音楽データに含まれるジ
ャンル情報を参照して、音楽データをジャンルごとに並
べることができる。
【0065】図8は、再生順序情報作成手段160が、
図7に示した再生順序情報を作成するときの動作を示し
たフローチャートである。まず、ステップS801にお
いて、有効範囲の設定を行って、再生順序判断基準情報
に含まれうる音楽データの範囲を定める。再生順序判断
基準情報として、ジャンル情報が、ユーザにより選択さ
れている場合、例えば「ポップス」、「演歌」、「ボー
カル」、「ジャズ」、「ロック」および「ソウル」の中
から、「ポップス」および「ボーカル」が選択されてい
ると、有効範囲は「ポップス」および「ボーカル」に設
定される。
【0066】次にステップS802に進行して、記憶手
段110に保存されている音楽データに含まれる曲名情
報のジャンル情報を読み込み、ステップS803に進行
して、そのジャンル情報は設定された有効範囲内にある
か否かを判断する。有効範囲内にあると判断すると、ス
テップS804に進行して、記憶手段110にその音楽
データに含まれる曲IDをジャンルごとに保存して、ス
テップS805に進行する。一方、ステップS803に
おいて、そのジャンル情報は有効範囲内にないと判断す
ると、直接ステップS805に進行する。
【0067】ステップS805では、検索すべき音楽デ
ータがあるか否かを判断する。検索すべき音楽データが
あると判断すると、ステップS802に戻って、次の音
楽データに含まれる曲名情報のジャンル情報を読み込
み、上記処理を繰り返す。一方、検索すべき音楽データ
がないと判断すると、ステップS806に進行し、ジャ
ンルごとに保存された記憶手段110内のデータを基
に、再生順序情報を作成し、記憶手段110に保存す
る。
【0068】所定の曲数分の前記音楽データで構成され
るグループを作成する場合には、ステップS804にお
いて、記憶手段110にその音楽データに含まれる曲I
Dを保存するときに、所定の曲数ごとに異なるグループ
情報を併せて保存するとよい。
【0069】図9は、再生順序判断基準情報が、保存日
時情報情報である場合に、再生順序情報作成手段160
が作成した再生順序情報を作成したときの一例を概略的
に示したテーブルである。上記の図3の画面4に示した
ように、再生順序判断基準情報としての保存日時情報情
報は、年や月を示したテーブルの中からユーザに選択さ
せるとよい。
【0070】図9に示したように、保存日時情報順に並
べるため、音楽データに保存日時情報が含まれている必
要がある。再生順序情報作成手段160は、この保存日
時情報情報を参照して、音楽データを保存日時情報順に
並べることができる。また、並べるための検索が容易と
なるように、詳細な日時を示した保存日時情報が、「0
1年01月」のように簡略化されていることが望まし
い。
【0071】図10は、再生順序情報作成手段160
が、図9に示した再生順序情報を作成するときの動作を
示したフローチャートである。まず、ステップS100
1において、有効範囲の設定を行って、再生順序判断基
準情報に含まれうる音楽データの範囲を定める。再生順
序判断基準情報として、保存日時情報の日時に関する情
報が、ユーザにより選択されている場合、例えば「01
年01月」が選択されていると、有効範囲は2001年
1月1日から2001年1月31までの1ヶ月間という
ように設定される。
【0072】次にステップS1002に進行して、記憶
手段110に保存されている音楽データに含まれる曲名
情報の保存日時情報を読み込み、ステップS1003に
進行して、その保存日時情報は設定された有効範囲内に
あるか否かを判断する。有効範囲内にあると判断する
と、ステップS1004に進行して、記憶手段110に
その音楽データに含まれる曲IDを保存日時順に保存し
て、ステップS1005に進行する。一方、ステップS
1003において、その保存日時情報は有効範囲内にな
いと判断すると、直接ステップS1005に進行する。
【0073】ステップS1005では、検索すべき音楽
データがあるか否かを判断する。検索すべき音楽データ
があると判断すると、ステップS1002に戻って、次
の音楽データに含まれる曲名情報の保存日時情報を読み
込み、上記処理を繰り返す。一方、検索すべき音楽デー
タがないと判断すると、ステップS1006に進行し、
保存日時順に保存された記憶手段110内のデータを基
に、再生順序情報を作成し、記憶手段110に保存す
る。
【0074】所定の曲数分の前記音楽データで構成され
るグループを作成する場合には、ステップS1004に
おいて、記憶手段110にその音楽データに含まれる曲
IDを保存日時に保存するときに、所定の曲数ごとに異
なるグループ情報を併せて保存するとよい。なお、ここ
では月ごとに日時を指定させる例を示しているが、日や
週、季節、年などを指定させることも可能である。
【0075】図11は、実施の形態に係る車載用音声記
録再生装置(8)を示したブロック図である。図11に
示したように、車載用音声記録再生装置(8)は、図1
に示した車載用音声記録再生装置(1)の場合と同様
に、制御手段1100、記憶手段1110、読込手段1
120、再生手段1130、操作手段1140、通信手
段1150、再生順序情報作成手段1160、再生制御
手段1170および告知手段1180を備えている。こ
れらの各手段の詳細については図1に示したものと同様
であるが、ここではさらに照合手段1190を備えてい
る点で異なる。また、読込手段1120は、音楽データ
だけでなく、電気通信回線から送信されてくる発売日情
報またはヒットランキング情報を含む音楽公開情報を読
み込むことができ、記憶手段1110も、音楽データだ
けでなく、音楽公開情報を保存することが可能である。
【0076】照合手段1190は、記憶手段1110に
保存されている音楽公開情報と音楽データとの間で照合
処理を行い、その照合処理の結果を基に音楽データを更
新して、この音楽データを記憶手段1110に保存する
ものであり、プログラムおよびそのプログラムが組み込
まれたコンピュータで実現される。
【0077】図12は、実施の形態に係る車載用音声記
録再生装置(8)において使用される音楽データのデー
タ構造および再生順序情報の一例を概略的に示したテー
ブルである。図12に示したように、車載用音声記録再
生装置(8)で扱われる音楽データは、図2に示した車
載用音声記録再生装置(1)の場合と同様であるが、識
別データに、音楽公開情報として、発売日情報またはヒ
ットランキング情報が含まれる点で異なる。
【0078】図13(a)は、照合手段1190が、発
売日情報と音楽データとの間で照合処理を行うときの一
例を概略的に示したテーブルである。図示したように、
各音楽データは、通信手段1150を介して送信されて
くる発売日情報を基に、発売日順に並べられている。こ
の例では、発売日情報が2002年6月に発売された音
楽データで構成されているが、発売日情報としては、こ
のように所定の期間ごとに区切られているものを読み込
むとよい。
【0079】照合手段1190は、読み込まれた発売日
情報に含まれる曲名情報やアーティスト名情報を基に、
記憶手段1110に保存されている音楽公開情報と音楽
データとの間の照合処理を行う。照合の結果、同一の曲
を示す音楽データが見つかったものについては、その情
報に対応する曲IDや保存日時情報を結びつけ、その音
楽データの発売日情報が未登録の場合には発売日情報を
登録するなど、音楽データの更新を行う。
【0080】記憶手段1110に保存されていない音楽
データについては、表中の曲IDまたは保存日時情報の
欄に「−」印が記されている。このとき、保存されてい
ない音楽データに関してダウンロードが必要か否かを、
ユーザに決定させることが望ましい。また、ユーザの定
義した定義ファイルを参照して自動的に決定するように
設定することも可能である。
【0081】一方、図13(b)は、照合手段1190
が、ヒットランキング情報と音楽データとの間で照合処
理を行うときの一例を概略的に示したテーブルである。
図示したように、各音楽データは、通信手段1150を
介して送信されてくるヒットランキング情報を基に、ヒ
ットランキング順に並べられている。この例では、発売
日情報が2002年6月における音楽データで構成され
ているが、ヒットランキング情報としては、このように
所定の期間ごとに区切られているもの、あるいは常に最
新のものを読み込むとよい。
【0082】照合手段1190は、読み込まれたヒット
ランキング情報に含まれる曲名情報やアーティスト名情
報を基に、記憶手段1110に保存されている音楽公開
情報と音楽データとの間の照合処理を行う。照合の結
果、同一の曲を示す音楽データが見つかったものについ
ては、その情報に対応する曲IDや保存日時情報を結び
つけ、その音楽データのヒットランキング情報が未登録
の場合には発売日情報を登録するなど、音楽データの更
新を行う。このとき、ヒットランキング情報は過去のヒ
ットランキング情報を確保するように、各年各月ごと
に、あるいは各ジャンルごとに保存されることが望まし
い。
【0083】記憶手段1110に保存されていない音楽
データについては、表中の曲IDまたは保存日時情報の
欄に「−」印が記されている。このとき、保存されてい
ない音楽データに関してダウンロードが必要か否かを、
ユーザに決定させることが望ましい。また、ユーザの定
義した定義ファイルを参照して自動的に決定するように
設定することも可能である。
【0084】図14は、実施の形態に係る車載用音声記
録再生装置(8)に用いられる操作手段1140および
告知手段1180の一例を概念的に示した図である。図
示したように、図3に示したものとほぼ同様であるが、
ここでは画面1において、さらに発売日とヒットラ
ンキングとが追加されており、発売日情報およびヒット
ランキング情報が、再生順序判断基準情報として選択可
能な場合を示している。
【0085】また、これらの音楽公開情報が再生順序判
断基準情報として選択されたときには、保存日時が選
択された場合と同様に画面4による入力操作が行われる
ことが望ましい。したがって、図13に示した車載用音
声記録再生装置(8)における制御手段1100の動作
を示したフローチャートは、図4に示したものと同様で
あるので、これらの詳細な説明を省略する。
【0086】図15は、再生順序判断基準情報が、発売
日情報である場合に、再生順序情報作成手段1160が
作成した再生順序情報を作成したときの一例を概略的に
示したテーブルである。上記の図14の画面4に示した
ように、再生順序判断基準情報としての発売日情報は、
年や月を示したテーブルの中からユーザに選択させると
よい。
【0087】図15に示したように、発売日情報順に並
べるため、音楽データの識別情報に発売日情報が含まれ
ている必要がある。再生順序情報作成手段160は、こ
の発売日情報を参照して、音楽データを発売日順に並べ
ることができる。また、ユーザによって選択された所定
の期間内に発売された曲の音楽データで構成されるグル
ープを作成することもできる。表中における「02年0
6月」の記載は、この期間を示している。
【0088】図16は、再生順序情報作成手段160
が、図15に示した再生順序情報を作成するときの動作
を示したフローチャートである。まず、ステップS16
01において、有効範囲の設定を行って、再生順序判断
基準情報に含まれうる音楽データの範囲を定める。再生
順序判断基準情報として、発売日情報が、ユーザにより
選択されている場合、例えば「01年01月」が選択さ
れていると、有効範囲は2001年1月1日から200
1年1月31までの1ヶ月間というように設定される。
また、最新の1ヶ月間というように、常に最新のものを
設定することもできる。
【0089】次にステップS1602に進行して、記憶
手段110に保存されている音楽データに含まれる発売
日情報を読み込み、ステップS1603に進行して、そ
の発売日情報は設定された有効範囲内にあるか否かを判
断する。有効範囲内にあると判断すると、ステップS1
604に進行して、記憶手段110にその音楽データに
含まれる曲IDを発売日順に保存して、ステップS16
05に進行する。一方、ステップS1603において、
その発売日情報は有効範囲内にないと判断すると、直接
ステップS1605に進行する。
【0090】ステップS1605では、検索すべき音楽
データがあるか否かを判断する。検索すべき音楽データ
があると判断すると、ステップS1602に戻って、次
の音楽データに含まれる曲名情報の発売日情報を読み込
み、上記処理を繰り返す。一方、検索すべき音楽データ
がないと判断すると、ステップS1606に進行し、発
売日順に保存された記憶手段110内のデータを基に、
再生順序情報を作成し、記憶手段110に保存する。
【0091】所定の曲数分の前記音楽データで構成され
るグループを作成する場合には、ステップS1604に
おいて、記憶手段110にその音楽データに含まれる曲
IDを発売日に保存するときに、所定の曲数ごとに異な
るグループ情報を併せて保存するとよい。
【0092】図17は、再生順序判断基準情報が、ヒッ
トランキング情報である場合に、再生順序情報作成手段
1160が作成した再生順序情報を作成したときの一例
を概略的に示したテーブルである。上記の図14の画面
4に示したように、再生順序判断基準情報としてのヒッ
トランキング情報は、年や月を示したテーブルの中から
ユーザに選択させるとよい。なお、ヒットランキングの
値が連続していないのは、該当する曲が保存されていな
いためである。
【0093】図17に示したように、ヒットランキング
情報順に並べるため、音楽データの識別情報にヒットラ
ンキング情報が含まれている必要がある。再生順序情報
作成手段160は、このヒットランキング情報を参照し
て、音楽データをヒットランキング順に並べることがで
きる。また、ヒットランキング順に、ユーザによって選
択された所定の期間内にランキングされた曲の音楽デー
タで構成されるグループを作成することもできる。表中
における「02年06月」の記載は、この期間を示して
いる。
【0094】図18は、再生順序情報作成手段160
が、図17に示した再生順序情報を作成するときの動作
を示したフローチャートである。まず、ステップS18
01において、有効範囲の設定を行って、再生順序判断
基準情報に含まれうる音楽データの範囲を定める。再生
順序判断基準情報として、ヒットランキング情報が、ユ
ーザにより選択されている場合、例えば「01年01
月」が選択されていると、有効範囲は2001年1月1
日から2001年1月31までの1ヶ月間というように
設定される。また、最新の1ヶ月間というように、常に
最新のものを設定することもできる。
【0095】次にステップS1802に進行して、記憶
手段110に保存されている音楽データに含まれるヒッ
トランキング情報を読み込み、ステップS1803に進
行して、そのヒットランキング情報は設定された有効範
囲内にあるか否かを判断する。有効範囲内にあると判断
すると、ステップS1804に進行して、記憶手段11
0にその音楽データに含まれる曲IDをヒットランキン
グ順に保存して、ステップS1805に進行する。一
方、ステップS1803において、そのヒットランキン
グ情報は有効範囲内にないと判断すると、直接ステップ
S1805に進行する。
【0096】ステップS1805では、検索すべき音楽
データがあるか否かを判断する。検索すべき音楽データ
があると判断すると、ステップS1802に戻って、次
の音楽データに含まれる曲名情報のヒットランキング情
報を読み込み、上記処理を繰り返す。一方、検索すべき
音楽データがないと判断すると、ステップS1806に
進行し、ヒットランキング順に保存された記憶手段11
0内のデータを基に、再生順序情報を作成し、記憶手段
110に保存する。
【0097】所定の曲数分の前記音楽データで構成され
るグループを作成する場合には、ステップS1804に
おいて、記憶手段110にその音楽データに含まれる曲
IDをヒットランキングに保存するときに、所定の曲数
ごとに異なるグループ情報を併せて保存するとよい。
【0098】ところで、各音楽データの識別データとし
て重要度を設定しておくと、ユーザがあまり聴きたくな
い曲を自動的にスキップさせることができるので便利で
ある。そのためには、再生順序情報作成手段が再生順序
情報を作成するときに、前記音楽データのそれぞれに関
する重要度を参照し、該重要度を再生順序情報の作成に
反映させるようにするとよい。この機能を、上記の各選
曲機能と併用するとさらにユーザの満足度を高めること
ができる。
【0099】例えば、各音楽データに8段階の重要度を
設定しておき、曲名情報を基に再生順序情報を作成して
いるときに、あるいは従来のランダム再生機能による選
曲を行うときに、重要度が所定値以上、例えば重要度6
以上の音楽データだけを選択的に選曲する、あるいは重
要度に見合った確率、例えば重要度6では60%の確率
で選曲するなどの設定を実行させる。なお、重要度は、
曲の再生中に、ユーザの簡単な操作により変更されるこ
とが望ましい。例えば、再生直前または再生中の曲がス
キップされたときには、その曲に対応する重要度の値を
下げ、再生直後または再生中に曲がリピート操作された
ときには、その曲に対応する重要度の値を上げるように
する。あるいは、ユーザが操作手段を介して直接操作
し、制御手段が、操作手段からの操作信号を受けて、再
生中の曲に対応する重要度の値を変更するようにしても
よい。
【0100】上述したように、車載用音声記録再生装置
(1)または(8)によれば、車載用として十分に簡潔
な操作で選曲・再生を行うことができ、かつ、保存され
た多くの音楽データを有効に活用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態に係る車載用音声記録再生装置
(1)を示したブロック図である。
【図2】 実施の形態に係る車載用音声記録再生装置
(1)において使用される音楽データのデータ構造およ
び再生順序情報の一例を概略的に示したテーブルであ
る。
【図3】 実施の形態に係る車載用音声記録再生装置
(1)に用いられる操作手段および告知手段の一例を概
念的に示した図である。
【図4】 図3に示した車載用音声記録再生装置(1)
における制御手段の動作を示したフローチャートであ
る。
【図5】 再生順序判断基準情報が、(a)曲名情報、
(b)アーティスト名情報の五十音順情報である場合
に、再生順序情報作成手段が作成した再生順序情報を作
成したときの一例を概略的に示したテーブルである。
【図6】 再生順序情報作成手段が、図5(a)または
(b)に示した再生順序情報を作成するときの動作を示
したフローチャートである。
【図7】 再生順序判断基準情報が、ジャンル情報であ
る場合に、再生順序情報作成手段が作成した再生順序情
報を作成したときの一例を概略的に示したテーブルであ
る。
【図8】 再生順序情報作成手段が、図7に示した再生
順序情報を作成するときの動作を示したフローチャート
である。
【図9】 再生順序判断基準情報が、保存日時情報情報
である場合に、再生順序情報作成手段が作成した再生順
序情報を作成したときの一例を概略的に示したテーブル
である。
【図10】 再生順序情報作成手段が、図9に示した再
生順序情報を作成するときの動作を示したフローチャー
トである。
【図11】 実施の形態に係る車載用音声記録再生装置
(8)を示したブロック図である。
【図12】 実施の形態に係る車載用音声記録再生装置
(8)において使用される音楽データのデータ構造およ
び再生順序情報の一例を概略的に示したテーブルであ
る。
【図13】 照合手段が、(a)発売日情報、(b)ヒ
ットランキング情報と音楽データとの間で照合処理を行
うときの一例を概略的に示したテーブルである。
【図14】 実施の形態に係る車載用音声記録再生装置
(8)に用いられる操作手段および告知手段の一例を概
念的に示した図である。
【図15】 再生順序判断基準情報が、発売日情報であ
る場合に、再生順序情報作成手段が作成した再生順序情
報を作成したときの一例を概略的に示したテーブルであ
る。
【図16】 再生順序情報作成手段が、図15に示した
再生順序情報を作成するときの動作を示したフローチャ
ートである。
【図17】 再生順序判断基準情報が、ヒットランキン
グ情報である場合に、再生順序情報作成手段が作成した
再生順序情報を作成したときの一例を概略的に示したテ
ーブルである。
【図18】 再生順序情報作成手段が、図17に示した
再生順序情報を作成するときの動作を示したフローチャ
ートである。
【符号の説明】
100、1100 制御手段 110、1110 記憶手段 120、1120 読込手段 130、1130 再生手段 140、1140 操作手段 150、1150 通信手段 160、1160 再生順序情報作成手段 170、1170 再生制御手段 180、1180 告知手段 1190 照合手段
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G11B 20/10 321 G11B 20/10 321Z 33/10 602 33/10 602P Fターム(参考) 3D020 BA02 BB01 BC02 BD05 BE03 5B075 ND14 NR12 5D044 AB05 BC01 BC03 CC04 DE23 DE24 DE54 FG23 GK12 HL07 HL11 5D077 AA22 AA23 AA38 BA08 BA15 BB08 BB16 CA02 CA11 CB06

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体に格納されている音楽データを
    読み込む、および/または通信手段を介して送信されて
    くる音楽データを読み込む読込手段と、読み込まれた前
    記音楽データを保存する記憶手段と、前記音楽データを
    再生する再生手段と、これらの手段を制御する制御手段
    とを備えた車載用音声記録再生装置において、 複数の再生順序判断基準情報の中から一つの再生順序判
    断基準情報をユーザに選択させる操作手段と、 選択された前記再生順序判断基準情報を基に再生順序情
    報を作成する再生順序情報作成手段と、 前記再生順序情報を基に前記記憶手段から対応する前記
    音楽データを逐次前記再生手段に伝送する再生制御手段
    とを備えていることを特徴とする車載用音声記録再生装
    置。
  2. 【請求項2】 前記再生順序判断基準情報が、前記音楽
    データに含まれる曲名情報の五十音順情報あるいはアル
    ファベット順情報であることを特徴とする請求項1記載
    の車載用音声記録再生装置。
  3. 【請求項3】 前記再生順序判断基準情報が、前記音楽
    データに含まれるアーティスト名情報の五十音順情報あ
    るいはアルファベット順情報であることを特徴とする請
    求項1記載の車載用音声記録再生装置。
  4. 【請求項4】 前記再生順序判断基準情報が、前記音楽
    データの保存日時情報であることを特徴とする請求項1
    記載の車載用音声記録再生装置。
  5. 【請求項5】 前記再生順序情報作成手段が、前記音楽
    データに含まれる曲名情報の五十音順情報あるいはアル
    ファベット順情報を基に、所定の曲数分の前記音楽デー
    タで構成されるグループを作成し、作成された前記グル
    ープを並べた前記再生順序情報を作成するものであるこ
    とを特徴とする請求項1記載の車載用音声記録再生装
    置。
  6. 【請求項6】 前記再生順序情報作成手段が、前記音楽
    データに含まれるジャンル情報を基に、所定のジャンル
    に属する前記音楽データで構成されるグループを作成
    し、作成された前記グループを並べた前記再生順序情報
    を作成するものであることを特徴とする請求項1記載の
    車載用音声記録再生装置。
  7. 【請求項7】 前記再生順序情報作成手段が、前記音楽
    データの保存日時情報を基に、所定の期間内に保存され
    た前記音楽データで構成されるグループを作成し、作成
    された前記グループを並べた前記再生順序情報を作成す
    るものであることを特徴とする請求項1記載の車載用音
    声記録再生装置。
  8. 【請求項8】 音楽データ、および通信手段を介して送
    信されてくる発売日情報またはヒットランキング情報を
    含む音楽公開情報を読み込む読込手段と、読み込まれた
    前記音楽データおよび前記音楽公開情報を保存する記憶
    手段と、前記音楽データを再生する再生手段と、これら
    の手段を制御する制御手段とを備えた車載用音声記録再
    生装置において、 前記記憶手段に保存されている前記音楽公開情報と前記
    音楽データとの間の照合処理を行い、前記照合処理の結
    果を基に前記音楽データを更新して、該音楽データを前
    記記憶手段に保存する照合手段と、 複数の再生順序判断基準情報の中から一つの再生順序判
    断基準情報をユーザに選択させる操作手段と、 選択された前記再生順序判断基準情報を基に再生順序情
    報を作成する再生順序情報作成手段と、 前記再生順序情報を基に前記記憶手段から対応する前記
    音楽データを逐次前記再生手段に伝送する再生制御手段
    とを備えていることを特徴とする車載用音声記録再生装
    置。
  9. 【請求項9】 前記再生順序情報作成手段が、前記音楽
    データに含まれる発売日情報を基に、発売日順に前記再
    生順序情報を作成するものであることを特徴とする請求
    項8記載の車載用音声記録再生装置。
  10. 【請求項10】 前記再生順序情報作成手段が、前記音
    楽データに含まれるヒットランキング情報を基に、ヒッ
    トランキング順に前記再生順序情報を作成するものであ
    ることを特徴とする請求項8記載の車載用音声記録再生
    装置。
  11. 【請求項11】 前記再生順序情報作成手段が、前記音
    楽データに含まれる発売日情報を基に、所定の期間内に
    発売された前記音楽データで構成されるグループを作成
    し、作成された前記グループを並べた前記再生順序情報
    を作成するものであることを特徴とする請求項8記載の
    車載用音声記録再生装置。
  12. 【請求項12】 前記再生順序情報作成手段が、前記音
    楽データに含まれるヒットランキング情報を基に、ヒッ
    トランキング順に所定の期間内にランキングされた曲の
    前記音楽データで構成されるグループを作成し、作成さ
    れた前記グループを並べた前記再生順序情報を作成する
    ものであることを特徴とする請求項8記載の車載用音声
    記録再生装置。
  13. 【請求項13】 選択された前記再生順序判断基準情報
    を告知する告知手段を備えていることを特徴とする請求
    項1〜12のいずれかの項に記載の車載用音声記録再生
    装置。
  14. 【請求項14】 前記操作手段が、それぞれの再生順序
    判断基準情報に対応した入力手段を備えていることを特
    徴とする請求項1〜13のいずれかの項に記載の車載用
    音声記録再生装置。
  15. 【請求項15】 前記再生順序情報作成手段が、前記音
    楽データのそれぞれに関する重要度を参照し、該重要度
    を再生順序情報の作成に反映させるものであることを特
    徴とする請求項1〜14のいずれかの項に記載の車載用
    音声記録再生装置。
  16. 【請求項16】 記録媒体に格納されている音楽データ
    を読み込む、および/または通信手段を介して送信され
    てくる音楽データを読み込む読込手段と、読み込まれた
    前記音楽データを保存する記憶手段と、前記音楽データ
    を再生する再生手段と、これらの手段を制御する制御手
    段とを備えた車載用音声記録再生装置に、 複数の再生順序判断基準情報の中から一つの再生順序判
    断基準情報をユーザに選択させる機能と、 選択された前記再生順序判断基準情報を基に再生順序情
    報を作成させる機能と、 前記再生順序情報を基に前記記憶手段から対応する前記
    音楽データを逐次前記再生手段に伝送させる機能とを実
    現させることを特徴とする車載用音声記録再生プログラ
    ム。
  17. 【請求項17】 音楽データ、および通信手段を介して
    送信されてくる発売日情報またはヒットランキング情報
    を含む音楽公開情報を読み込む読込手段と、読み込まれ
    た前記音楽データおよび前記音楽公開情報を保存する記
    憶手段と、前記音楽データを再生する再生手段と、これ
    らの手段を制御する制御手段とを備えた車載用音声記録
    再生装置に、 前記記憶手段に保存されている前記音楽公開情報と前記
    音楽データとの間の照合処理を行わせる機能と、 前記照合処理の結果を基に前記音楽データを更新して、
    該音楽データを前記記憶手段に保存させる機能と、 複数の再生順序判断基準情報の中から一つの再生順序判
    断基準情報をユーザに選択させる機能と、 選択された前記再生順序判断基準情報を基に再生順序情
    報を作成させる機能と、 前記再生順序情報を基に前記記憶手段から対応する前記
    音楽データを逐次前記再生手段に伝送させる機能とを実
    現させることを特徴とする車載用音声記録再生プログラ
    ム。
  18. 【請求項18】 請求項16または請求項17のいずれ
    かの項に記載のプログラムが記録されたコンピュータ読
    み取り可能な記録媒体。
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