JP2003317335A - 光磁気記録媒体及び情報記録/再生装置 - Google Patents

光磁気記録媒体及び情報記録/再生装置

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JP2003317335A
JP2003317335A JP2002113889A JP2002113889A JP2003317335A JP 2003317335 A JP2003317335 A JP 2003317335A JP 2002113889 A JP2002113889 A JP 2002113889A JP 2002113889 A JP2002113889 A JP 2002113889A JP 2003317335 A JP2003317335 A JP 2003317335A
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magneto
magnetization
optical recording
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Shoyu Ito
祥遊 伊藤
Keiji Shono
敬二 庄野
Koji Matsumoto
幸治 松本
Motonobu Mihara
基伸 三原
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 磁化が大きいことと反磁界又は漏れ磁界の小
さいこととが両立でき、安定かつ微小なマークを記録で
きる光磁気記録媒体及び情報記録/再生装置を提供す
る。 【解決手段】 光磁気記録媒体10は基板1に反射層
2、記録層3、干渉層4及び保護層5がこの順に形成さ
れている。記録層3は第1磁性層3a及び第2磁性層3
bの間に中間層3cを積層してなる。第1磁性層3a及
び第2磁性層3bは強磁性体からなり、中間層3cは反
強磁性体、又はフェリ磁性体からなる。中間層3cの上
下界面における磁化の向きは反平行になり、第1磁性層
3a及び第2磁性層3bの磁化は互いに反平行となって
打ち消し合うため、記録層3の全体の磁化は生じないの
で、反磁界又は漏れ磁界が生じないものとする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は情報の記録/再生を
行う光磁気記録媒体及び情報記録/再生装置に関し、特
に、微小なマークを再現性良く記録/再生することが可
能な光磁気記録媒体及び情報記録/再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】光磁気記録媒体においては、外部磁界を
印加することにより磁化の方向が反転する磁性膜を記録
層に用いる。特に、記録密度を向上させるために、膜厚
方向に垂直磁化を有する垂直磁化磁性膜が用いられる。
【0003】光磁気記録の原理は、垂直磁化磁性膜を有
する光磁気記録媒体にレーザ光を照射しつつ磁気ヘッド
を接近させて外部磁界を印加し、この垂直磁化磁性膜の
磁化の方向を反転させることにより行われる。例えば、
記録層である垂直磁化磁性膜の磁化の一方向を「0」と
し、外部磁界により反転した磁化の方向を「1」とす
る。このように垂直磁化磁性膜の磁化を反転させること
によって、「0」又は「1」の信号を記録する。ここ
で、反転した磁化が形成されている部分を通常「マー
ク」と呼んでいる。
【0004】光磁気記録媒体においては、記録密度を高
くするに従って記録に要するマークを小さくする必要が
ある。光磁気記録媒体の記録に要するマークの最小サイ
ズは磁化と磁気異方性とに反比例するため、磁化が大き
いほど小さいマークを形成できる。しかし、磁化が大き
くなるにつれ、この磁化自身により生じる反磁界又はマ
ークの隣接部からの漏れ磁界が大きくなるため、形成す
るマークの形状及び大きさに影響を及ぼす。
【0005】図11は従来の光磁気記録媒体の記録層の
模式図である。同図(a)は、外部磁界Hextにより
マークサイズd1のマークを記録形成する場合のマーク
における記録層での磁化の状況を示す。従来の光磁気記
録媒体では、外部磁界Hextを印加して垂直磁化磁性
膜からなる記録層30の磁化33mを反転させてマーク
を形成する。マークサイズd1に対応するマーク部分
は、形成時に外部磁界Hextにより反転した磁化33
mが生じる反磁界Hr及びマークの隣接部からの漏れ磁
界Hlの影響を受ける。同図(b)は、実際のマーク形
成時の状況を示す。図示しないレーザ光の温度分布の下
で、マークの回転方向後端においてマークサイズd1よ
り大きいマークサイズd2(d2=d1+α)になるこ
とを示す。変動サイズαは、反磁界Hr及びマークの隣
接部からの漏れ磁界Hlの影響により増加した大きさで
ある。なお、図中の白抜き矢符は磁化の状態を模式的に
示す(以下、同様とする)。
【0006】このように記録するマークのサイズが所望
のサイズより大きくなることを抑制するためには、外部
磁界を印加する磁気ヘッドに流れる電流を制御して外部
磁界を反転させるタイミングを遅らせたり、外部磁界そ
のものを小さくしたりすることが必要である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の光磁気
記録媒体では、記録層の任意の位置にランダム記録を行
う場合には、既に形成されている周囲のマークの磁化状
態を事前に検出する手段がないために、形成するマーク
の形状及びサイズを精密に制御できないという問題があ
る。
【0008】このような問題を解消するには、光磁気記
録媒体の記録層に生じる反磁界又は漏れ磁界を小さくす
ることが考えられる。TbFeCo系材料を記録層に用
いた従来の光磁気記録媒体では、材料の補償組成近傍、
つまり磁化がゼロに近い組成部分を利用して記録を行っ
ているため、反磁界又は漏れ磁界はほとんど無視できる
程度に小さい。磁化が小さい組成部分を利用して記録が
できる理由は、室温での磁化はほぼゼロに近いが、温度
が室温よりも所定温度以上高くなると磁化も大きくなる
こと、記録するマークサイズが比較的大きいこと、レー
ザ光を照射する媒体(記録層)の膜面方向の温度勾配が
緩やかであること等である。
【0009】しかし、高密度化のためにマークサイズを
小さくすると、それに伴いレーザ光のビーム径を小さく
することになり、レーザ光を照射する媒体(記録層)の
膜面方向の温度勾配が急峻になり、マークを記録形成す
ることができない。したがって、光磁気記録媒体を高密
度化するために、記録層の磁化が大きいこと及び反磁界
又は漏れ磁界の小さいことの両方の特性を満たす記録層
を備えた光磁気記録媒体が要望されている。
【0010】本発明は斯かる事情に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、膜厚方向に垂直磁化
を有する2層の強磁性体膜の間に反強磁性体層、フェリ
磁性体層、または希土類金属の金属膜を介在させた積層
構造の記録層を用いることにより、反磁界又は漏れ磁界
を低減して、微小なマークを再現性良く記録/再生でき
る光磁気記録媒体を提供することにある。
【0011】また、本発明の他の目的は、一方が希土類
磁化優勢の希土類遷移金属膜、他方が遷移金属磁化優勢
の希土類遷移金属膜からなる2層の垂直磁化磁性膜を記
録層に用いることにより、反磁界又は漏れ磁界を低減し
て、微小なマークを再現性良く記録/再生できる光磁気
記録媒体を提供することにある。
【0012】また、本発明の他の目的は、上述した光磁
気記録媒体を用いた光磁気記録/再生装置すなわち情報
記録/再生装置を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】第1発明又は第4発明に
係る光磁気記録媒体は、層の厚さ方向に垂直磁化を有す
る第1磁性層及び第2磁性層の間に該第1磁性層及び第
2磁性層よりも薄い中間層を介在させた光磁気記録媒体
であって、前記第1磁性層及び第2磁性層は強磁性体膜
であり、前記第1磁性層及び第2磁性層の垂直磁化は反
平行であり、前記中間層は反強磁性体膜、フェリ磁性体
膜、又は希土類金属からなる金属膜であることを特徴と
する。
【0014】第2発明に係る光磁気記録媒体は、前記第
1磁性層及び第2磁性層をPtCo合金膜、PdCo合
金膜、Pt/Co多層膜又はPd/Co多層膜とし、第
3発明に係る光磁気記録媒体は、前記中間層をPtM
n、PdMn又はPtMnPdからなる金属膜とするこ
とを特徴とする。
【0015】第5発明に係る光磁気記録媒体は、層の厚
さ方向に垂直磁化を有する第1磁性層及び第2磁性層を
備える光磁気記録媒体において、前記第1磁性層及び第
2磁性層の内、一方が希土類磁化優勢の希土類遷移金属
膜、他方が遷移金属磁化優勢の希土類遷移金属膜であ
り、前記第1磁性層及び第2磁性層の垂直磁化は反平行
であることを特徴とする。
【0016】第6発明に係る情報記録/再生装置は、第
1発明乃至第5発明のいずれかの光磁気記録媒体を用い
て情報の記録/再生を行うことを特徴とする。
【0017】第1発明乃至第3発明においては、第1磁
性層及び第2磁性層の間に反強磁性体又はフェリ磁性体
からなる中間層を積層することから、第1磁性層と中間
層との界面及び中間層と第2磁性層との界面に相互作用
が働く。また、第4発明においては、希土類金属の金属
膜からなる中間層を積層することから、膜厚方向に対し
て金属分子間に電子雲の量子効果による交換相互作用が
働く。このような界面相互作用又は交換相互作用によ
り、第1磁性層及び第2磁性層の磁化は各々の大きさを
維持するが、磁化の方向は各々反平行になる。つまり、
第1磁性層及び第2磁性層による磁化は相互に打ち消し
合うことから、外部に磁化を生じないで、外部からみた
記録層全体の磁化は零に近くなり、反磁界又は漏れ磁界
をほぼ零にすることができる。したがって、記録マーク
のサイズと形状に対する影響が殆ど生じないことから、
記録マークを正確に安定性良く形成でき、高密度に対応
した光磁気記録媒体を実現できる。
【0018】第5発明においては、第1磁性層としての
希土類磁化優勢の希土類遷移金属膜と第2磁性層として
の遷移金属磁化優勢の希土類遷移金属膜とを積層するこ
とにより、第1磁性層の磁化と第2磁性層の磁化とを互
いに反平行にした記録層を形成できる。第1磁性層及び
第2磁性層による記録層全体の合成磁化は零に近くな
り、反磁界又は漏れ磁界をほぼ零にすることができる。
したがって、記録マークのサイズと形状に対する影響が
殆ど生じないことから、記録マークを正確に安定性良く
形成でき、高密度に対応した光磁気記録媒体を実現でき
る。
【0019】第6発明においては、高密度の光磁気記録
媒体を用いて情報の記録/再生を行うことから、高密度
な情報記録媒体の記録/再生が可能な情報記録/再生装
置を実現できる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下本発明をその実施の形態を示
す図面に基づいて詳述する。 <実施の形態1>図1は本発明の実施の形態1に係る光
磁気記録媒体の模式図である。光磁気記録媒体(以下、
単に媒体ともいう)10は基板1の上面に反射層2、記
録層3、干渉層4及び保護層5がこの順に形成されてい
る。記録層3は第1磁性層3a及び第2磁性層3bの間
に中間層3cを積層してなる。第1磁性層3a及び第2
磁性層3bは、膜の厚さ方向に垂直磁化を有する強磁性
体であり、例えば、PtCo合金膜、PdCo合金膜、
Pt/Co多層膜又はPd/Co多層膜である。中間層
3cは反強磁性体又はフェリ磁性体であり、例えば、P
tMn、PdMn又はPtMnPd等の金属膜である。
【0021】第1磁性層3a、第2磁性層3b、中間層
3cは通常利用されるスパッタ法又は真空蒸着法により
製膜した。各層の膜厚は、第1磁性層3aと第2磁性層
3bについては20〜50nmとし、中間層3cについ
ては2nm程度以下とした。る。
【0022】中間層3cは反強磁性であるため、所定の
結晶方位に沿って作製した場合、中間層3cおける上下
界面に隣接する部分の磁化の方向は反平行になる(図
上、中間層3cの中央で対向する反対向きの矢符で示
す)。第1磁性層3aと中間層3cとの界面相互作用に
よって、第1磁性層3aの磁化は図上、下向き(中間層
3c方向の向き)になる。同様に、第2磁性層3bと中
間層3cとの界面相互作用によって、第2磁性層3bの
磁化は図上、上向き(中間層3c方向の向き)になる。
これにより、第1磁性層3aの磁化と第2磁性層3bの
磁化とは互いに反平行となって打ち消し合うことから、
記録層3の全体の磁化はゼロとなり、反磁界又は漏れ磁
界が生じない構成となる。例えば、中間層3cをPtM
nとし、第1磁性層3a、第2磁性層3bをPt/Co
多層膜とした場合、中間層3cおける上下界面に隣接す
る部分の磁化の方向はMn副格子により反平行になる。
また、第1磁性層3aの磁化は、第1磁性層3aのCo
副格子が中間層3cのMn副格子と結合し、第2磁性層
3bの磁化は、第2磁性層3bのCo副格子が中間層3
cのMn副格子と結合するので、各々中間層3c方向を
向き、図示したように、第1磁性層3aと第2磁性層3
bとは互いに反平行となる。
【0023】図2は本発明の実施の形態1に係る光磁気
記録媒体の記録層におけるマーク状況説明図である。同
図(a)(b)は本発明の媒体を示し、図1において説
明したものである。同図(c)(d)は比較のために従
来の媒体を示す。本発明に係る媒体の記録層3の構成は
図1に示したものと同様であり、第1磁性層3a及び第
2磁性層3bは、例えばPt/Co多層膜であり、中間
層3cは、例えばPtMn膜である。従来の媒体の記録
層30は中間層3cのない単一の磁性層からなり、例え
ばPt/Co多層膜である。Pt/Co多層膜は、磁化
が200〜400emu/cc、磁気異方性が1×10
-6erg/cc以上である。なお、1emu/cc=4
π/10000Wb/m2 =1.257mT、1erg
=10-7J、1cc=10-63 である。
【0024】外部磁界Hextが印加された部分にマー
ク(信号「1」)が形成される。形成されるマークサイ
ズdは、(a)及び(c)では20nm、(b)及び
(d)では1μmの場合を示す。印加した外部磁界He
xtにより、第1磁性層3a及び記録層30の磁化の方
向が反転する。第1磁性層3aの磁化の方向が反転する
と、中間層3cとの界面相互作用により、第2磁性層3
bの磁化の方向も反転する。このようにして、記録層
3、記録層30に各々マークを形成し、情報の記録を行
う。図上、マークを信号「1」とし、マーク以外の部分
は情報の無記録状態又は消去状態として信号「0」とし
て表示する。以下の実施の形態においても同様とする。
【0025】マークサイズdが20nmの場合において
は、本発明の媒体(a)も、従来の媒体(c)も同様に
マークを形成している。これに対し、マークサイズdが
1μmと長い場合においては、本発明の媒体(b)では
反磁界Hrが生じないが、従来の媒体(d)においては
反磁界Hrが生じている。従来の媒体では、反磁界Hr
の影響により記録層30のマークに対応する磁化が低減
し、長いマークの場合に十分な信号を得ることができな
い。
【0026】図3は図2における記録層に形成するマー
クサイズと信号レベルとの相関を示すグラフである。横
軸にマークサイズを示し、縦軸に信号レベルを示す。信
号レベルは信号「1」の検出レベルを任意単位で示す。
マークサイズが小さい場合(0μm〜0.4μm程度)
においては、本発明の媒体、従来の媒体共に同様な信号
レベルを得ている。マークサイズが大きくなるに従い、
従来の媒体においては信号レベルが本発明の媒体に比較
して相対的に低下している。特に、マークサイズが0.
4μmを越えたあたりから信号レベルが本発明に比較し
て低下しはじめ、0.8μmを越えると信号レベルは飽
和する。この理由は、従来の媒体では、マークサイズが
大きくなるにつれ、マークにおける反磁界Hrも大きく
なるからと考えられる。したがって、従来の媒体では、
マークサイズが大きくなるにしたがって、マークが精度
よく形成されないことを意味し、マークサイズが大きい
場合の記録情報は正確に再生されない虞がある。
【0027】一方、本発明の媒体においては、マークサ
イズによらず、マークサイズに比例した信号レベルを得
ることができる。これは第1磁性層3a及び第2磁性層
3bと中間層3cとの界面相互作用により、第1磁性層
3a及び第2磁性層3bの磁化の方向が互いに反平行に
なり、全体の磁化は互いに打ち消されて反磁界又は漏れ
磁界が生じないためである。したがって、本発明の媒体
においては、マークの大小に係わらず、高精度のマーク
が形成でき、記録情報の再生も高精度にできる。
【0028】図4は本発明の実施の形態1に係る光磁気
記録媒体へのレーザ光照射状況を示す説明図である。図
4の媒体は、図1等の媒体と同様である。ただし、第1
磁性層3a及び第2磁性層3bはPt/Co多層膜であ
り、Pt膜及びCo膜の厚さの相対比は3対1とした。
中間層3cはPtMn金属膜である。また、レーザ光照
射によるレーザスポットSが、媒体の表面に形成されて
いる。図4の媒体における第1磁性層3a及び第2磁性
層3bの膜厚hを変えた場合の特性を図5に示す。
【0029】図5は図4における第1磁性層、第2磁性
層の膜厚とカー回転角との相関を示すグラフである。横
軸に第1磁性層3a及び第2磁性層3bの膜厚hを示
し、縦軸にカー回転角を示す。第1磁性層3a及び第2
磁性層3bの膜厚hの増加に伴い、カー回転角も徐々に
増加する。しかし、膜厚hが40nm以上になると、カ
ー回転角は飽和する。このような特性になる理由は、膜
厚hが40nm未満の薄い場合には、レーザスポットS
へ入射されるレーザ光が第1磁性層3aと中間層3cと
を透過して第2磁性層3bまで到達し、第1磁性層3a
及び第2磁性層3bのカー効果が互いに打ち消される
が、膜厚h40nm以上になるとカー効果の打ち消しが
無くなるためと考えられる。
【0030】光磁気記録媒体の再生時に要求される条件
の一つとして、カー回転角が可及的に大きいことが挙げ
られる。したがって、図4の媒体においては、図5に示
す特性から、第1磁性層3a及び第2磁性層3bの膜厚
hは、40nm以上とすることが望ましい。
【0031】<実施の形態2>図6は本発明の実施の形
態2に係るDWDD方式光磁気記録媒体の模式図であ
る。DWDDは、Domain Wall Displ
acemennt Detectionのことであり、
磁壁移動検出ともいわれる。同図(a)(b)は本発明
に係るDWDD方式光磁気記録媒体(以下、DWDD媒
体)を示し、同図(c)(d)は従来のDWDD媒体を
比較のために示す。(a)(c)は記録時のDWDD媒
体の状況を示し、(b)(d)は再生時のDWDD媒体
の状況を示す。記録層3は、実施の形態1と同様の膜で
あり、同様に製膜できる。再生層6は、通常のDWDD
媒体と同様の膜で良い。
【0032】記録時においては、外部磁界Hext1が
印加され、マークの記録がなされる。従来のDWDD媒
体の記録層30を用いた場合の記録時(同図(c))に
おいては、形成するマークは、マークの磁化による漏れ
磁界により、所望のマークサイズd1に対し、変動サイ
ズαだけ大きいマークサイズd2になる(図11参
照)。つまり、形成したいマークの位置にずれが生じ
る。これに対し、本発明のDWDD媒体の記録層3を用
いた場合の記録時(同図(a))においては、形成する
マークは、所望のマークサイズd1のマークを正確に記
録できるから、正しい位置にマークを形成できる。
【0033】再生時においては、外部磁界Hext2が
印加され、マークの再生がなされる。従来のDWDD媒
体の記録層30を用いた場合の再生時(同図(d))に
おいては、再生層6において再生するマークは、変動サ
イズαがnα(n>1)に拡大され大きなジッタとして
現れる。これに対し、本発明のDWDD媒体の記録層3
を用いた場合の再生時(同図(b))においては、再生
層6において再生するマークは、変動サイズαが生じな
いことから、小さいジッタに抑えることができる。
【0034】図7は図6のDWDD方式光磁気記録媒体
におけるマークサイズとその変動度との相関を示すグラ
フである。形成するマークサイズを変化させた場合のマ
ーク位置のずれを変動度として検出した図である。横軸
にマークサイズを示し、縦軸に変動度を示す。変動度は
再生時(図6(b)(d))において、実際に形成され
たマークの位置のずれを示す。従来のDWDD媒体の場
合には、マークサイズが大きくなるほど変動度が大きく
なる。これに対し、本発明のDWDD媒体の場合には、
マークの変動度が一定値に収まっている。このような特
性になる理由は、この理由は、従来のDWDD媒体で
は、漏れ磁界の影響により記録されたマークが変動サイ
ズαだけ増加し、再生時にジッタがnα(n>1)に拡
大されるからである。これに対して本発明のDWDD媒
体では、記録されたマークが正しい位置に形成され、ジ
ッタが小さいためである。
【0035】実施の形態1に係る記録層3をDWDD媒
体に用いた場合にも、小さいサイズのマークだけでな
く、大きいサイズのマークにおいても安定に記録/再生
が行なえ、記録密度の向上を実現することができる。
【0036】また、実施の形態1に係る記録層3は、実
施の形態2に係るDWDD媒体に限らず、磁気超解像
(MSR:Magnetically induced
Super Resolution)媒体、又はMA
MMOS(MagneticAmplifying M
agnet−Optical System)媒体に適
用することも可能である。
【0037】<実施の形態3>図8は本発明の実施の形
態3に係る光磁気記録媒体の記録層の模式図である。図
に示すように、記録層3は第1磁性層3a及び第2磁性
層3bの間に中間層3cを介在してなる。第1磁性層3
a及び第2磁性層3bは、膜の厚さ方向に垂直磁化を有
する強磁性体であり、例えば、PtCo合金膜、PdC
o合金膜、Pt/Co多層膜又はPd/Co多層膜であ
る。中間層3cは例えば、Rh,Gd,Tb又はDy等
の希土類金属膜からなる。
【0038】同図(a)は中間層3cの膜厚h1が0.
5nmより小さい場合を、(b)は中間層3cの膜厚h
2が0.5nmから1.5nmの場合を、(c)は中間
層3cの膜厚h1が1.5nmより大きい場合を示す。
(a)の場合は、第1磁性層3a及び第2磁性層3bの
磁化の方向は平行になる。(b)の場合は、第1磁性層
3a及び第2磁性層3bの磁化の方向は、互いに反平行
となる。この理由は、中間層3cの希土類金属膜の厚さ
が一定のものに対しては、金属分子間に電子雲の量子効
果による交換相互作用が働くためと考えられる。同図
(c)の場合は、第1磁性層3a及び第2磁性層3bの
磁化の方向は、無秩序に平行となったり、反平行となっ
たりする。
【0039】したがって、0.5nm以上1.5nm以
下の膜厚の希土類金属膜を中間層3cとした媒体におい
ても、実施の形態1と同様、微小なマークを再現性良く
記録でき、記録密度の向上を実現することができる。
【0040】また、実施の形態3に係る記録層3は、D
WDD媒体に限らず、磁気超解像媒体、又はMAMMO
S媒体に適用することも可能である。
【0041】<実施の形態4>図9は本発明の実施の形
態4に係る光磁気記録媒体の記録層の模式図である。同
図(a)は、希土類磁化、遷移金属磁化の大きさを説明
する模式図であり、同図(b)は、希土類磁化と遷移金
属磁化の大きさの差をトータル磁化として示す模式図で
ある。記録層3は、第1磁性層3a及び第2磁性層3b
の2層垂直磁化磁性膜である。実施の形態1乃至実施の
形態3とは異なり、中間層3cに対応する層を備えてい
ない。第1磁性層3aは希土類磁化優勢(RE−ric
h)の希土類遷移金属膜からなり、第2磁性層3bは遷
移金属磁化優勢(TM−rich)の希土類遷移金属膜
である。希土類元素としては、例えば、Tb、Dy、G
d等があり、遷移金属としては、例えば、Fe、Co、
Ni等がある。
【0042】同図(a)に示すように、第1磁性層3a
(希土類磁化優勢の希土類遷移金属膜)と第2磁性層3
b(遷移金属磁化優勢の希土類遷移金属膜)とを積層す
ると、第1磁性層3aの希土類副格子の磁化(Mra)
及び第2磁性層3bの希土類副格子の磁化(Mrb)の
方向、第1磁性層3aの遷移金属副格子の磁化(Mt
a)及び第2磁性層3bの遷移金属副格子の磁化(Mt
b)の方向は各々同一方向に揃う。第1磁性層3aは希
土類磁化優勢であるから、白抜き矢符Mraで示す希土
類副格子による磁化が、黒塗り矢符Mtaで示す遷移金
属副格子による磁化よりも大きい。この差が第1磁性層
3aにおけるトータル磁化Mp(白抜き矢符)となる。
第2磁性層3bは遷移金属磁化優勢であるから、黒塗り
矢符Mtbで示す遷移金属副格子による磁化が、白抜き
矢符Mrbで示す希土類副格子による磁化よりも大き
い。この差が第2磁性層3bにおけるトータル磁化Mp
(黒塗り矢符)となる。希土類副格子及び遷移金属副格
子による合成磁化は同図(b)に示すようになり、第1
磁性層3a及び第2磁性層3bの磁化の方向は互いに反
平行となる。
【0043】第1磁性層3aの組成は、例えば、希土類
を14〜21%含有し、残りの79〜86%がFeCo
である。第2磁性層3bの組成は、例えば、希土類を2
5〜30%含有し、残りの70〜75%がFeCoであ
る。この場合、第1磁性層3a及び第2磁性層3bの磁
化は150emu/ccと所望の大きさを得ることがで
き、小さいマークを記録することができる。また、第1
磁性層3a及び第2磁性層3b磁化の方向は互いに反平
行となり、反磁界と漏れ磁界が生じることがない。した
がって、実施の形態1乃至実施の形態3と同様、微小な
マークを再現性良く記録でき、記録密度の向上を実現す
ることができる。
【0044】また、本実施の形態4に係る光磁気記録媒
体の記録層を用いることにより、実施の形態1乃至実施
の形態3と同様、DWDD媒体、MSR媒体又はMAM
MOS媒体において高密度で精度よく記録/再生を行え
る光磁気記録媒体を提供することができる。
【0045】<実施の形態5>図10は、本発明の実施
の形態5に係る情報記録/再生装置の概略を示すブロッ
ク図である。情報記録/再生装置としての光磁気記録/
再生装置40について説明する。スピンドルモータ41
により、本発明に係る光磁気記録媒体42(以下、媒体
42という)を所定の回転速度で回転させる。媒体42
に対し、レーザダイオード43からレーザ光を照射す
る。レーザ光はコリメートレンズ44により平行光とさ
れ、ビームスプリッタ45を通過し、対物レンズ46に
より集光され、媒体42の記録膜上に焦点を結ぶように
制御される。レーザダイオード43は、レーザ駆動手段
47におけるパルス変調手段(図示省略)により高レベ
ルの光出力と低レベルの光出力がでるように調整され
る。
【0046】情報の記録時においては、レーザ光は記録
すべき情報に従ってパルス変調手段によりパルス状に変
調されて、媒体42に照射される。そして、記録用に制
御されたレーザ光の照射により媒体42の表面部に形成
したレーザスポットの近辺にはバイアス磁界印加手段4
9により、例えば、図面上、上向き方向で、所定の大き
さの直流磁界を印加することにより情報を記録できる。
なお、バイアス磁界印加手段49は、コントローラ48
により制御される。
【0047】情報の消去時においては、消去用に制御さ
れたレーザ光の照射により媒体42の表面部に形成した
レーザスポットの近辺に、例えば、図面上、下向き方向
の磁界を印加することにより、情報を消去できる。
【0048】再生時においては、コントローラ48によ
りレーザ駆動手段47を介してレーザダイオード43を
直流的に駆動してレーザ光を照射し、記録時と同方向の
再生磁界を印加する。再生用に制御されたレーザ光の照
射により媒体42の表面部に温度分布が生じる。この温
度分布により、マスク領域と開口領域が形成され、開口
領域から反射光が得られる。反射光は、ビームスプリッ
タ45により光路を変更されレンズ50に導かれる。レ
ンズ50は反射光を集光して光検出器51へ導く。集光
された反射光を光検出器51により検出し、コントロー
ラ48により信号処理をすることにより、記録された情
報を良好なCNRをもって再生できる。
【0049】なお、フロントイルミネーション方式の場
合には、バイアス磁界印加手段49は、媒体42と対物
レンズ46との間に配置され、レーザスポットは媒体4
2の表面に合焦される。
【0050】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
膜厚方向に垂直磁化を有する2層の強磁性体層の間に反
強磁性体膜、フェリ磁性体膜、または希土類金属膜を積
層した記録層を用いることにより、反磁界又は漏れ磁界
を低減して、微小なマークを再現性良く形成でき、高密
度にマークを記録/再生できる光磁気記録媒体を提供で
きる。
【0051】本発明によれば、垂直磁化を有する2層の
磁性層を記録層とする光磁気記録媒体において、一方を
希土類磁化優勢の希土類遷移金属膜、他方を遷移金属磁
化優勢の希土類遷移金属膜とすることにより、反磁界又
は漏れ磁界を低減して、微小なマークを再現性良く形成
でき、高密度にマークを記録/再生できる光磁気記録媒
体を提供できる。
【0052】本発明によれば、高密度の光磁気記録媒体
を用いて情報の記録/再生を行う光磁気記録/再生装置
すなわち情報記録/再生装置を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係る光磁気記録媒体の
模式図である。
【図2】本発明の実施の形態1に係る光磁気記録媒体の
記録層におけるマーク状況説明図である。
【図3】図2における記録層に形成するマークサイズと
信号レベルとの相関を示すグラフである。
【図4】本発明の実施の形態1に係る光磁気記録媒体へ
のレーザ光照射状況を示す説明図である。
【図5】図4における第1磁性層、第2磁性層の膜厚と
カー回転角との相関を示すグラフである。
【図6】本発明の実施の形態2に係るDWDD方式光磁
気記録媒体の模式図である。
【図7】図6のDWDD方式光磁気記録媒体におけるマ
ークサイズとその変動度との相関を示すグラフである。
【図8】本発明の実施の形態3に係る光磁気記録媒体の
記録層の模式図である。
【図9】本発明の実施の形態4に係る光磁気記録媒体の
記録層の模式図である。
【図10】本発明の実施の形態5に係る情報記録/再生
装置の概略を示すブロック図である。
【図11】従来の光磁気記録媒体の記録層の模式図であ
る。
【符号の説明】
1 基板 2 反射層 3 記録層 3a 第1磁性層 3b 第2磁性層 3c 中間層 4 干渉層 5 保護層 10 光磁気記録媒体 S レーザスポット 40 情報記録/再生装置 42 光磁気記録媒体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松本 幸治 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 三原 基伸 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 Fターム(参考) 5D075 EE03 FF02 FF04 FF12 FH02

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 層の厚さ方向に垂直磁化を有する第1磁
    性層及び第2磁性層の間に該第1磁性層及び第2磁性層
    よりも薄い中間層を介在させた光磁気記録媒体であっ
    て、前記第1磁性層及び第2磁性層は強磁性体膜であ
    り、前記第1磁性層及び第2磁性層の垂直磁化は反平行
    であり、前記中間層は反強磁性体膜又はフェリ磁性体膜
    であることを特徴とする光磁気記録媒体。
  2. 【請求項2】 前記第1磁性層及び第2磁性層はPtC
    o合金膜、PdCo合金膜、Pt/Co多層膜又はPd
    /Co多層膜であることを特徴とする請求項1に記載の
    光磁気記録媒体。
  3. 【請求項3】 前記中間層はPtMn、PdMn又はP
    tMnPdからなる金属膜であることを特徴とする請求
    項1又は2に記載の光磁気記録媒体。
  4. 【請求項4】 層の厚さ方向に垂直磁化を有する第1磁
    性層及び第2磁性層の間に該第1磁性層及び第2磁性層
    よりも薄い中間層を介在させた光磁気記録媒体であっ
    て、前記第1磁性層及び第2磁性層は強磁性体膜であ
    り、前記第1磁性層及び第2磁性層の垂直磁化は反平行
    であり、前記中間層は希土類金属からなる金属膜である
    ことを特徴とする光磁気記録媒体。
  5. 【請求項5】 層の厚さ方向に垂直磁化を有する第1磁
    性層及び第2磁性層を備える光磁気記録媒体において、
    前記第1磁性層及び第2磁性層の内、一方が希土類磁化
    優勢の希土類遷移金属膜、他方が遷移金属磁化優勢の希
    土類遷移金属膜であり、前記第1磁性層及び第2磁性層
    の垂直磁化は反平行であることを特徴とする光磁気記録
    媒体。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至5のいずれかに記載の光磁
    気記録媒体を用いて情報の記録/再生を行う情報記録/
    再生装置。
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