JP2003316357A - 電子楽器の音響制御装置 - Google Patents

電子楽器の音響制御装置

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JP2003316357A JP2002120318A JP2002120318A JP2003316357A JP 2003316357 A JP2003316357 A JP 2003316357A JP 2002120318 A JP2002120318 A JP 2002120318A JP 2002120318 A JP2002120318 A JP 2002120318A JP 2003316357 A JP2003316357 A JP 2003316357A
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    • G10H1/00Details of electrophonic musical instruments
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 楽器本体に第2スピーカが取り付けられてい
る場合、および取り付けられていない場合の双方で、最
適な音響特性を得ることができる電子楽器の音響制御装
置を提供する。 【解決手段】 第1スピーカ11、12を有する楽器本
体2と、楽器本体2に対して着脱自在の第2スピーカ1
5と、第1スピーカ11、12のみを使用する第1スピ
ーカ使用モード、または第1および第2のスピーカ1
1、12、15を使用する両スピーカ使用モードを指定
する指定手段9c、9dと、第1/両スピーカ使用モー
ド時の音響特性をそれぞれ設定する第1および第2の音
響特性係数G1、G2を記憶する記憶手段23と、指定
されたスピーカ使用モードに応じて音響特性係数を読み
出す読出手段20と、この音響特性係数に基づいて、ス
ピーカ11、12、15で再生するための楽音信号を生
成する楽音信号生成手段26aと、を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、楽器本体およびこ
れに対して着脱自在のスピーカを備えた電子楽器の音響
特性を制御する電子楽器の音響制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の電子楽器、例えば電子ピアノでは
一般に、ピアノ本体とスタンドが一体に構成されてい
る。その場合、スピーカについては、ピアノ本体だけに
配置するタイプと、ピアノ本体およびスタンドの両方に
異なる音域用のものを配置するタイプがあり、後者のタ
イプでは、両スピーカを用いることを前提とし、スピー
カシステム全体として最適な音響特性が得られるような
音響設計が行われる。また、最近の電子ピアノとして、
コンパクトなピアノ本体にスピーカを内蔵するととも
に、ピアノ本体に対してスタンドを着脱自在に構成した
ポータブルタイプのものが知られている。このポータブ
ルタイプの電子ピアノは、ピアノ本体を場所を取らずに
持ち運べるとともに、スピーカを内蔵していることで、
運搬先でピアノ本体だけで演奏を行えるという利点があ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した従来
のポータブルタイプの電子ピアノでは、ピアノ本体のケ
ースの内部容積の制約から、内蔵されるスピーカの口径
を大きくできず、その数も増やせないため、特に低音の
迫力が不足がちになるなど、良好な音響特性を得にくい
という欠点がある。この欠点を解消するために、例え
ば、前述したスタンド一体タイプにおけるスピーカシス
テムを用い、スタンド側に低音域用のスピーカを配置す
ることによって、低音域成分を出力し、増強することが
考えられる。しかし、その場合には、両スピーカを含む
スピーカシステム全体として最適な音響設計がなされて
いるため、運搬先でピアノ本体だけで演奏を行ったとき
に、スタンド側のスピーカから本来、出力されるべき低
音域成分が無くなり、ピアノ本体側のスピーカから中音
域/高音域成分だけが出力されることで、音響的なバラ
ンスがくずれてしまい、良好な音響特性を得ることがで
きない。
【0004】本発明は、このような課題を解決するため
になされたものであり、第1スピーカを有する楽器本体
に対して着脱自在の第2スピーカを備えたタイプの電子
楽器において、楽器本体に第2スピーカが取り付けられ
ている場合、および取り付けられていない場合のいずれ
においても、最適な音響特性を得ることができる電子楽
器の音響制御装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明の電子楽器の音響制御装置は、第1スピーカ
を有する楽器本体と、楽器本体に対して着脱自在に設け
られた第2スピーカと、第1スピーカのみを使用する第
1スピーカ使用モード、および第1および第2のスピー
カの両方を使用する両スピーカ使用モードの一方を、ス
ピーカ使用モードとして指定する指定手段と、第1スピ
ーカ使用モード時および両スピーカ使用モード時の音響
特性をそれぞれ設定するための、互いに異なる第1およ
び第2の音響特性係数を記憶する記憶手段と、記憶され
た第1および第2の音響特性係数のうち、指定手段によ
り指定されたスピーカ使用モードに応じた音響特性係数
を読み出す読出手段と、読み出された音響特性係数に基
づいて、スピーカで再生するための楽音信号を生成する
楽音信号生成手段と、を備えていることを特徴とする。
【0006】この電子楽器では、楽器本体が第1スピー
カを有するとともに、楽器本体に対して第2スピーカが
着脱自在に設けられている。また、この音響制御装置に
よれば、第1スピーカのみを使用する第1スピーカ使用
モード用の第1音響特性係数と、第1および第2のスピ
ーカを同時に使用する両スピーカ使用モード用の第2音
響特性係数が、互いに異なるようにあらかじめ別個に設
定され、記憶されている。そして、指定手段により、第
1スピーカ使用モードまたは両スピーカ使用モードが指
定されると、指定されたスピーカ使用モードに応じた音
響特性係数が読み出され、この音響特性係数に基づい
て、使用するスピーカで再生すべき楽音信号が生成され
る。
【0007】以上のように、第1スピーカ使用モードが
指定されたときには、第1音響特性係数に基づいて、第
1スピーカで再生すべき楽音信号が生成され、両スピー
カ使用モードが指定されたときには、第2音響特性係数
に基づいて、第1および第2のスピーカで再生すべき楽
音信号が生成される。したがって、第1および第2の音
響特性係数を、それぞれ第1スピーカ使用モードおよび
両スピーカ使用モードにおいて最適な音響特性が得られ
るようににあらかじめ設定することによって、楽器本体
に第2スピーカが取り付けられている場合、および取り
付けられていない場合のいずれにおいても、最適な音響
特性を得ることができる。
【0008】この場合、指定手段は、スピーカ使用モー
ドを指定するために演奏者によって操作されるスイッチ
であることが好ましい。
【0009】この構成によれば、演奏者がスイッチを操
作することによって、第1または第2の音響特性係数に
基づく所望の音響特性を自由に選択することができる。
この場合、第2スピーカが取り付けられている場合に両
スピーカ使用モードを指定するとともに、第2スピーカ
が取り付けられていない場合に第1スピーカ使用モード
を指定するという通常の設定を行うことによって、最適
な音響特性が得られる。また、これは逆の設定を行うこ
とも可能であり、それにより、演奏者の好みや演奏場所
の環境などに応じた音響特性を得ることができる。
【0010】あるいは、指定手段は、楽器本体に第2ス
ピーカが取り付けられているか否かを検出する検出手段
と、検出手段の検出結果に応じ、第2スピーカが取り付
けられていないときに、スピーカ使用モードを第1スピ
ーカ使用モードに設定し、第2スピーカが取り付けられ
ているときに、スピーカ使用モードを両スピーカ使用モ
ードに設定する設定手段と、を有することが好ましい。
【0011】この構成によれば、楽器本体への第2スピ
ーカの取付けの有無を検出し、その検出結果に応じ、ス
ピーカ使用モードを、第2スピーカが有るときには第1
スピーカ使用モードに、第2スピーカが無いときには両
スピーカ使用モードに、それぞれ設定する。したがっ
て、演奏者の操作をまったく必要とすることなく、スピ
ーカ使用モードを適切に自動設定でき、第2スピーカの
有無に応じた最適な音響特性を容易に得ることができ
る。
【0012】これらの場合、第2スピーカが低音域再生
用のスピーカであることが好ましい。
【0013】この構成では、楽器本体側の第1スピーカ
だけでは不足しがちになる低音域成分を、第2スピーカ
で有効に増強できる。したがって、両スピーカ使用モー
ドにおいて、十分な低音域成分を含む最適な音響特性を
得ることができる。
【0014】さらにこれらの場合、第2スピーカの音量
を第1スピーカの音量と独立して設定する音量設定手段
をさらに備えることが好ましい。
【0015】この構成では、両スピーカ使用モードにお
いて、スピーカシステム全体の音量がそのときの音響特
性に最適なバランスに設定されている状態で、さらに、
音量設定手段により、第2スピーカの音量のみを調整す
ることによって、演奏者の好みや演奏場所の環境などに
応じた音量バランスを得ることができる。
【0016】さらにこれらの場合、第2スピーカが、楽
器本体に着脱自在に設けられ且つ楽器本体を支持するス
タンドに配置されていることが好ましい。
【0017】この構成では、スタンドが楽器本体に着脱
自在に設けられることで、電子楽器は、楽器本体のみを
持運び可能なポータブルタイプとして構成される。ま
た、スタンド側は楽器本体側よりもスペースに余裕があ
るので、このスペースを有効に活用しながら、第2スピ
ーカとして、例えば大型のものも容易に配置できるな
ど、そのレイアウトを容易に行うことができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施形態
を、図面を参照しながら、詳細に説明する。図1は、本
発明による音響制御装置を適用した電子ピアノを示して
いる。この電子ピアノ1は、ピアノ本体2(楽器本体)
およびこれを支持するスタンド3を備え、さらにペダル
4や譜面立て5などを有している。スタンド3はピアノ
本体2に、左右のねじ(図示せず)などで着脱自在に取
り付けられている。すなわち、この電子ピアノ1は、ピ
アノ本体2をスタンド3から取り外して持ち運べるポー
タブルタイプのものである。
【0019】ピアノ本体2の前部には、多数の鍵盤6が
左右方向に並んで配置され、後部には、操作パネル7が
配置されている。各鍵盤6は、鍵6aと、各鍵6aの押
鍵/離鍵により開閉(ON/OFF)される鍵スイッチ
(図示せず)で構成されている。図2に示すように、操
作パネル7には、電源スイッチ(図示せず)、マスター
ボリューム8、各種のスイッチ9および表示器10など
が設けられている。マスターボリューム8は、電子ピア
ノ1の全体音量を設定するものである。スイッチ9は、
左側から順に、デモ演奏スイッチ9a、多数の音色選択
スイッチ9b、後述するスピーカ使用モードを指定する
指定手段としてのスタンド有スイッチ9cおよびスタン
ド無スイッチ9dや、テンポスイッチ9eなどで構成さ
れている。また、表示器10は、液晶などで構成され、
マスターボリューム8やスイッチ9の設定状態などを表
示する。
【0020】操作パネル7の左右には、小型の高音域再
生用のスピーカ(以下「高音用スピーカ」という)11
L、11Rが設けられ、また、ピアノ本体2の背面の左
右には、小型の中音域再生用のスピーカ(以下「中音用
スピーカ」という)12L、12Rが設けられている
(図4参照)。すなわち、本実施形態では、これらの高
音用および中音用スピーカ11L、11R、12L、1
2Rによって、ピアノ本体2側の第1スピーカが構成さ
れている。
【0021】一方、スタンド3は、左右方向に延びる背
板13と、その両端部から下方に延びる左右の脚板1
4、14とを一体に組み立てたものである。背板13の
前面には、中音用スピーカ12L、12Rなどよりも大
きな口径の低音域再生用のスピーカ(ウーファ、以下
「低音用スピーカ」という)15が、第2スピーカとし
て設けられている。また、低音用スピーカ15の付近に
は、その音量のみをマスターボリューム8とは独立して
設定するためのウーファボリューム16が設けられてい
る。なお、低音用スピーカ15とピアノ本体2側との接
続は、ピアノ本体2およびスタンド3の背面にそれぞれ
設けたウーファジャック17、18(図4参照)間を、
コネクタケーブル(図示せず)で接続することによって
行われる。
【0022】図3は、電子ピアノ1の発音を制御するた
めの回路構成を示している。まず、操作パネル7の電源
スイッチや各種スイッチ9の設定状態は、パネルスキャ
ン回路19で検出され、パネルスイッチデータとして、
システムバスSBを介してCPU20に送られる。ま
た、鍵盤6の鍵スイッチのON/OFF状態は鍵盤スキ
ャン回路21で検出され、そのON/OFF情報、ノー
トナンバー、およびベロシティを表すタッチデータが、
押鍵情報データとして、鍵盤スキャン回路21からシス
テムバスSBを介してCPU20に送られる。また、ピ
アノ本体2側のウーファジャック17には、コネクタケ
ーブルのジャックが差し込まれているか否かを検出する
ウーファスイッチ17a(検出手段)が内蔵されてお
り、その検出信号WJはCPU20に送られる。同様
に、CPU20には、後述するヘッドホンジャック32
に内蔵されたヘッドホンスイッチ32aから、ヘッドホ
ン(図示せず)のジャックの差込みの有無を表す検出信
号HPJが送られる(図4参照)。
【0023】また、RAM22は、電子ピアノ1の動作
状態を表すステータス情報などを一時的に記憶するとと
もに、CPU20の作業用領域として用いられる。RO
M23は、CPU20で実行される制御プログラムや、
CPU20での演算に使用される、後述の周波数特性曲
線を含む固定データなどを記憶している。RAM22お
よびROM23は、CPU20によりシステムバスSB
を介してアクセスされる。
【0024】CPU20は、電子ピアノ1の各部を制御
するものであり、パネルスキャン回路19からのパネル
スイッチデータ、鍵盤スキャン回路21からの押鍵情報
データ、さらにはウーファスイッチ17aの検出信号W
Jなどに応じ、上記制御プログラムに従って、発生すべ
き楽音の周波数特性や出力レベルを演算し、その演算結
果に基づく制御信号を音源回路24およびDSP26に
出力する。
【0025】音源回路24は、CPU20から出力され
た制御信号に従って、原音波形メモリ25から原音波形
データを読み出し、これにエンベロープを乗算して2系
統のデジタルの楽音信号を生成し、DSP(degital si
gnal processor)26に出力する。このDSP26は、
周波数特性調整回路26aおよびエフェクト回路26b
を備えている。周波数特性調整回路26aは、CPU2
0により後述するようにして決定された周波数特性に基
づいて、楽音信号の周波数特性を調整する。また、エフ
ェクト回路26bは、CPU20からの制御信号に従っ
て、リバーブやコーラスなどの音響効果を楽音信号に付
与する。
【0026】DSP26から出力された左右のチャンネ
ル用の楽音信号は、D/A変換器227でアナログ信号
に変換された後、メインアンプ28L、28R、および
ヘッドホンアンプ30L、30Rにそれぞれ送られると
ともに、低音用スピーカ15用のミキシングアンプ33
に送られる。
【0027】メインアンプ28L、28Rで増幅された
音声信号はそれぞれ、リレー29L、29Rを介して、
高音用スピーカ11L、11Rおよび中音用スピーカ1
2L、12Rに送られ、再生される。また、ヘッドホン
アンプ30L、30Rで増幅された音声信号はそれぞ
れ、ラインアウトジャック31L、31Rと、ヘッドホ
ンジャック32に送られる。
【0028】さらに、ミキシングアンプ33でミキシン
グされた音声信号は、プリアンプ34で増幅された後、
ウーファジャック17に送られる。ウーファジャック1
7にスタンド3側のウーファジャック18が接続されて
いるときには、音声信号はさらに、ウーファジャック1
8およびローパスフィルタ35を介して、パワーアンプ
36に送られ、ウーファボリューム16の音量設定に応
じて増幅された後、低音用スピーカ15に送られ、再生
される。
【0029】図5は、CPU20で実行される制御処理
のメインルーチンを示す。この処理では、電源スイッチ
がONされると、ステップ1(「S1」と図示。以下同
じ)において、RAM22に記憶されていたデータを初
期化するなどの初期設定を行う。次いで、パネルスキャ
ン回路19からのパネルスイッチデータに応じて、パネ
ル処理を行う(ステップ2)。このパネル処理について
は後述する。次に、鍵盤スキャン回路21からの押鍵情
報データに応じて、鍵盤処理を行う(ステップ3)。次
いで、MIDIデータの送信/受信処理を行った(ステ
ップ4)後、その他の処理を行う(ステップ5)。以上
のステップ2〜5の処理は、電源スイッチがOFFされ
るまで、繰り返し実行される。
【0030】図6は、図2のステップ2で実行されるパ
ネル処理のサブルーチンを示す。この処理ではまず、ス
タンド有スイッチ9cがONされたか否かを判別する
(ステップ11)。この答がYESのとき、すなわち、
演奏者が、ピアノ本体2側の高・中音用スピーカ11
L、11R、12L、12Rに加えて、スタンド3側の
低音用スピーカ15を同時に使用するモード(両スピー
カ使用モード)を指定しているときには、ROM23に
記憶されている周波数特性曲線から、両スピーカ使用モ
ード用のスタンド有係数G2(第2音響特性係数)を読
み出し、DSP26の周波数特性調整回路26aに送る
(ステップ12)。周波数特性調整回路26aは、この
スタンド有係数G2に基づいて、楽音信号の周波数特性
を調整する。
【0031】図7に示すように、周波数特性曲線は、周
波数fに対するゲインを係数Gとして定めたものであ
る。このうち、同図に実線で示すスタンド有係数G2
は、高・中音用スピーカ11L、11R、12L、12
Rおよび低音用スピーカ15で構成されるスピーカシス
テム全体として、最適な音響特性が得られるように設定
されている。例えば、両スピーカ使用モードでは、低音
用スピーカ15が併用されることで、低音域成分を余裕
をもって十分に再生できることから、同図の例では、ス
タンド有係数G2は、低音域が比較的フラットに設定さ
れている。
【0032】図6に戻り、前記ステップ11の答がNO
のとき、または上記ステップ12を実行した後には、ス
タンド無スイッチ9dがONされたか否かを判別する
(ステップ13)。この答がYESのとき、すなわち、
演奏者が、低音用スピーカ15を使用せずに、ピアノ本
体2側の高・中音用スピーカ11L、11R、12L、
12Rのみを使用するモード(第1スピーカ使用モー
ド)を指定しているときには、周波数特性曲線から、図
7に破線で示す、第1スピーカ使用モード用のスタンド
無係数G1(第1音響特性係数)を読み出し、DSP2
6の周波数特性調整回路26aに送る(ステップ1
4)。
【0033】このスタンド無係数G1は、低音用スピー
カ15を除くピアノ本体2側のスピーカシステム全体と
して、最適な音響特性が得られるように設定されてい
る。例えば、第1スピーカ使用モードでは、低音用スピ
ーカ15が使用されないことで、低音域成分が再生され
にくく不足がちになることから、図7の例では、スタン
ド無係数G1は、スタンド有係数G2よりも低音域が高
めに設定されている。
【0034】図6に戻り、前記ステップ13の答がNO
のとき、または上記ステップ14を実行した後には、そ
の他のパネル処理を行う(ステップ15)。その後、前
記ステップ11に戻り、上記の処理が繰り返し実行され
る。
【0035】以上のように、本実施形態によれば、スタ
ンド有スイッチ9cがONされ、両スピーカ使用モード
が指定されたときには、上述したように設定されたスタ
ンド有係数G2に基づいて、高・中音用スピーカ11
L、11R、12L、12Rおよび低音用スピーカ15
で再生すべき楽音信号の周波数特性が調整される。一
方、スタンド無スイッチ9dがONされ、第1スピーカ
使用モードが指定されたときには、スタンド有係数G2
とは異なるように設定されたスタンド無係数G1に基づ
いて、高・中音用スピーカ11L、11R、12L、1
2Rで再生すべき楽音信号の周波数特性が調整される。
したがって、ピアノ本体2にスタンド3が取り付けられ
ている場合、および取り付けられていない場合のいずれ
においても、最適な音響特性を得ることができる。
【0036】また、スタンド3および低音用スピーカ1
5の有無に応じて、演奏者がスタンド有スイッチ9cま
たはスタンド無スイッチ9dをONすることによって、
それぞれのスピーカ使用モードにおいて最適な音響特性
を容易に得ることができる。また、これとは逆の設定を
行うことも可能であり、それにより、演奏者の好みや演
奏場所の環境などに応じた所望の音響特性を得ることが
できる。
【0037】さらに、ピアノ本体2よりもスペースに余
裕のあるスタンド3側に、大口径の低音用スピーカ15
が配置されているので、スタンド側3のスペースを有効
に活用しながら、十分な低音域成分を含む最適な音響特
性を得ることができる。また、スピーカシステム全体の
音量を設定するマスターボリューム8とは別個に、低音
用スピーカ15のみの音量を独立して設定するウーファ
ボリューム16が設けられている。したがって、スピー
カシステム全体の音量を、マスターボリューム8によ
り、そのときの音響特性に最適なバランスに設定した状
態で、さらに、ウーファボリューム16によって、低音
用スピーカ15の音量のみを調整することによって、演
奏者の好みや演奏場所の環境などに応じた音量バランス
を得ることができる。
【0038】図8は、本発明の第2実施形態によるスピ
ーカ使用モードの決定処理を示すフローチャートであ
る。この処理ではまず、ウーファスイッチ17aがON
状態にあるか否か、すなわちウーファジャック17にコ
ネクタケーブルのジャックが差し込まれているか否かを
判別する(ステップ21)。この答がYESのときに
は、ピアノ本体2にスタンド3が取り付けられ、低音用
スピーカ15が接続されているとして、スピーカ使用モ
ードを両スピーカ使用モードに設定し、周波数特性曲線
からスタンド有係数G2を読み出す(ステップ22)。
一方、前記ステップ21の答がNOのときには、スタン
ド3が取り付けられておらず、低音用スピーカ15が接
続されていないとして、スピーカ使用モードを第1スピ
ーカ使用モードに設定し、スタンド無係数G1を読み出
す(ステップ23)。
【0039】以上のように、本実施形態では、スタンド
3および低音用スピーカ15の有無をウーファスイッチ
17aで検出し、その検出結果に応じて、スタンド有係
数G2またはスタンド無係数G1を読み出すので、演奏
者の操作をまったく必要とすることなく、スピーカ使用
モードを適切に自動設定でき、低音用スピーカ15の有
無に応じた最適な音響特性を容易に得ることができる。
【0040】なお、第1実施形態のスタンド有・無スイ
ッチ9c、9dによるスピーカ使用モードの指定と、第
2実施形態によるスピーカ使用モードの自動設定とを併
用し、両者のいずれかによるかを演奏者が選択できるよ
うにしてもよい。例えば、自動設定禁止スイッチを操作
パネル7に設け、この自動設定禁止スイッチが操作され
たときに、スピーカ使用モードの自動設定を禁止し、ス
タンド有・無スイッチ9c、9dによる指定を優先させ
るようにしてもよく、それにより、演奏者の好みを優先
した音響特性を実現することができる。
【0041】図9は、本発明の変形例による音響制御装
置の回路構成を部分的に示している。すなわち、前述し
た実施形態では、低音用スピーカ15の音量を設定する
ウーファボリューム16がスタンド3側に配置されてい
るのに対し、この変形例は、ウーファボリューム16を
ピアノ本体2側に、例えばマスターボリューム8ととも
に操作パネル7に配置したものである。したがって、演
奏者は、実施形態の場合と異なり、ウーファボリューム
16を操作するためにスタンド側に手を伸ばす必要がな
くなり、両ボリューム8、16を操作パネル7上で容易
に操作することができる。
【0042】なお、本発明は、説明した実施形態に限定
されることなく、種々の態様で実施することができる。
例えば、説明した実施形態では、低音用スピーカ15
を、ピアノ本体2に対して着脱自在のスタンド3に配置
しているが、これをピアノ本体2に直接、着脱自在に取
り付けるようにしてもよい。また、スタンド3の有無を
検出する検出手段として、ウーファジャック17へのコ
ネクタジャックのジャックの差し込み状態を検出するウ
ーファスイッチ17aを用いているが、これに限らず、
例えばピアノ本体2とスタンド3を連結するねじの有無
を検出するものでもよい。さらに、実施形態は、本発明
を電子ピアノに適用した例であるが、本発明は、これに
限らず、他の適当な電子楽器、例えば電子オルガンなど
に適用することも、もちろん可能である。その他、本発
明の趣旨の範囲内で、細部の構成を適宜、変更すること
ができる。
【0043】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の電子楽器
の音響制御装置は、第1スピーカを有する楽器本体に対
して着脱自在の第2スピーカを備えたタイプの電子楽器
において、楽器本体に第2スピーカが取り付けられてい
る場合、および取り付けられていない場合のいずれにお
いても、最適な音響特性を得ることができるなどの効果
を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による音響制御装置を適用した電子ピア
ノを示す斜視図である。
【図2】電子ピアノの操作パネルの部分平面図である。
【図3】電子ピアノの発音を制御するための回路構成を
示す図である。
【図4】図3の回路構成の残りの部分を示す図である。
【図5】図3のCPUで実行される制御処理のメインル
ーチンを示すフローチャートである。
【図6】図5のパネル処理のサブルーチンを示すフロー
チャートである。
【図7】周波数特性曲線を示す図である。
【図8】本発明の第2実施形態によるスピーカ使用モー
ドの決定処理を示すフローチャートである。
【図9】変形例を示す、図4に対応する回路構成図であ
る。
【符号の説明】
1 電子ピアノ 2 ピアノ本体(楽器本体) 3 スタンド 9c スタンド有スイッチ(スイッチ) 9d スタンド無スイッチ(スイッチ) 11L、11R 高音用スピーカ(第1スピーカ) 12L、12R 中音用スピーカ(第1スピーカ) 15 低音用スピーカ(第2スピーカ) 16 ウーファボリューム(音量設定手段) 17a ウーファスイッチ(検出手段) 20 CPU(読出手段、設定手段) 23 ROM(記憶手段) 26a 周波数特性調整回路(楽音信号生成手段) G1 スタンド無係数(第1音響特性係数) G2 スタンド有係数(第2音響特性係数)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1スピーカを有する楽器本体と、 前記楽器本体に対して着脱自在に設けられた第2スピー
    カと、 前記第1スピーカのみを使用する第1スピーカ使用モー
    ド、および前記第1および第2のスピーカの両方を使用
    する両スピーカ使用モードの一方を、スピーカ使用モー
    ドとして指定する指定手段と、 前記第1スピーカ使用モード時および前記両スピーカ使
    用モード時の音響特性をそれぞれ設定するための、互い
    に異なる第1および第2の音響特性係数を記憶する記憶
    手段と、 当該記憶された第1および第2の音響特性係数のうち、
    前記指定手段により指定されたスピーカ使用モードに応
    じた音響特性係数を読み出す読出手段と、 当該読み出された音響特性係数に基づいて、前記スピー
    カで再生するための楽音信号を生成する楽音信号生成手
    段と、 を備えていることを特徴とする電子楽器の音響制御装
    置。
  2. 【請求項2】 前記指定手段は、前記スピーカ使用モー
    ドを指定するために演奏者によって操作されるスイッチ
    であることを特徴とする、請求項1に記載の電子楽器の
    音響制御装置。
  3. 【請求項3】 前記指定手段は、 前記楽器本体に前記第2スピーカが取り付けられている
    か否かを検出する検出手段と、 当該検出手段の検出結果に応じ、前記第2スピーカが取
    り付けられていないときに、前記スピーカ使用モードを
    前記第1スピーカ使用モードに設定し、前記第2スピー
    カが取り付けられているときに、前記スピーカ使用モー
    ドを前記両スピーカ使用モードに設定する設定手段と、 を有することを特徴とする、請求項1に記載の電子楽器
    の音響制御装置。
  4. 【請求項4】 前記第2スピーカが低音域再生用のスピ
    ーカであることを特徴とする、請求項1ないし3のいず
    れかに記載の電子楽器の音響制御装置。
  5. 【請求項5】 前記第2スピーカの音量を前記第1スピ
    ーカの音量と独立して設定する音量設定手段をさらに備
    えることを特徴とする、請求項1ないし4のいずれかに
    記載の電子楽器の音響制御装置。
  6. 【請求項6】 前記第2スピーカが、前記楽器本体に着
    脱自在に設けられ且つ当該楽器本体を支持するスタンド
    に配置されていることを特徴とする、請求項1ないし5
    のいずれかに記載の電子楽器の音響制御装置。
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