JP2003316222A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2003316222A
JP2003316222A JP2002124901A JP2002124901A JP2003316222A JP 2003316222 A JP2003316222 A JP 2003316222A JP 2002124901 A JP2002124901 A JP 2002124901A JP 2002124901 A JP2002124901 A JP 2002124901A JP 2003316222 A JP2003316222 A JP 2003316222A
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JP
Japan
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toner
cleaning blade
photoconductor
seal member
cleaning
Prior art date
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Pending
Application number
JP2002124901A
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English (en)
Inventor
Yuji Tomimoto
裕二 冨元
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 クリーニング装置からのトナー飛散や機内汚
染を防ぐことができ、クリーニングブレードのクリーニ
ング性を良好に維持することができる画像形成装置を提
供することにある。 【解決手段】 感光体の外周面に摺接してこの感光体上
の転写残トナーを掻き取る弾性材料からなるクリーニン
グブレード3と、このクリーニングブレード3を支持す
る支持部材9と、可撓性で前記感光体外周面に摺接して
いるトナー飛散防止シート5と、前記感光体に接触し、
前記クリーニングブレード3の端部からのトナー飛散を
防止するシール部材4を有するクリーニング装置8を備
え、前記シール部材4の側面に磁性体14を設け、前記
シール部材4の磁性体14側をクリーニングブレード3
の端部側に貼り付けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は感光体表面に残留す
るトナーを除去するためのクリーニング装置を備えた画
像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図面を使用して画像形成装置における感
光体表面に残留する磁性トナーを除去するための従来の
クリーニング装置の構造および動作を説明する。図4は
従来の画像形成装置の構成を略示する側面図である。図
5は図4の画像形成装置のクリーニング装置を拡大して
示す概略図である。図6は図4に示した画像形成装置の
感光体側から見たクリーニング装置を示す正面図であ
る。
【0003】潜像担持体である感光体1は、図示矢印A
方向に所定速度で回転している。感光体1上に形成され
たトナー像12は転写ローラ11で記録紙10に転写さ
れる。しかし転写効率が100%でないため転写後の感
光体1上には転写残トナー7が残ってしまう。
【0004】クリーニング装置8は、クリーニング容器
2内にクリーニングブレード3とこのクリーニングブレ
ード3を支持する支部部材(金属)9と、トナー飛散防
止シート5と、回収スクリュー6とクリーニングブレー
ド3の端部にトナー飛散防止用シール部材4(4a、4
b)を組み込んで構成されている。クリーニングブレー
ド3は弾性材料からなり、ブレードエッジ3aが感光体
1の外周面に摺接して該感光体1上の転写残トナー7を
掻き取る構成となっている。掻き取られた転写残トナー
7は回収部13に落ち、落ちた転写残トナー7は螺旋形
状を有する回収スクリュー6によってクリーニング装置
8外に排出される。
【0005】クリーニングブレード3の端部にはトナー
飛散防止用にシール部材4を貼り付けてある。シール部
材4は感光体1に接触する滑り性の良い多孔体層4aと
スポンジ弾性体層4bで構成されており柔らかく貼り付
けにくい。そのため図6に示されるクリーニングブレー
ド3の端部とのすき間S(またはトナー通過部:規格最
大1mm)が発生しやすい。そのすき間S部分はクリー
ニングされず、感光体1外周上に円周トナースジがで
き、感光体1の回転力により感光体1からトナーが飛散
し、また機内汚染の原因となる。
【0006】さらに、クリーニングブレード3の端部に
負荷を与えた状態でシール部材4(4a、4b)を貼り
付けると、クリーニングブレード3の端部がシール部材
4(4a、4b)に押されて感光体1に摺接せず、クリ
ーニング不良となり、トナーが飛散し、また機内汚染ま
たは異常画像(トナー落ち画像)の原因となる。
【0007】トナー飛散防止シート5は可撓性で感光体
1外周面に摺接しており、図示Bに停滞した転写残トナ
ーを通過させ、回収部13に溜まった転写残トナーを外
部に出さない機能を有している。そのためトナー飛散防
止シート5は自由長Z部分(図6参照)がフリー状態で
動く必要がある。そのためトナー飛散防止シート5とシ
ール部材4(4a、4b)の重なる部分にすき間C(図
6参照)ができ、そのためクリーニングブレード3で掻
き取られた転写残トナー7がクリーニング装置8のすき
間Cから飛散して、機内を汚染する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述したごとくクリー
ニングブレードの端部に貼り付けたシール部材は感光体
に接触する滑り性の良い多孔体層とスポンジ弾性体層で
構成されており柔らかく貼り付け難く、そのためクリー
ニングブレードの端部とのすき間が発生し易く、そのす
き間部分はクリーニングされず、感光体外周上に円周ト
ナースジができ、感光体の回転力により感光体からトナ
ーが飛散し、また機内汚染の原因となる。また、トナー
飛散防止シートは自由長部分がフリー状態で動く必要が
あり、そのためトナー飛散防止シートとシール部材の重
なる部分にすき間ができ、クリーニングブレードで掻き
取られた転写残トナーがクリーニング装置のすき間から
飛散して、機内を汚染する。
【0009】本発明の目的は、クリーニング装置からの
トナー飛散や機内汚染を防ぐことができ、クリーニング
ブレードのクリーニング性を良好に維持することができ
る画像形成装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するた
めに、請求項1記載の発明では、感光体の外周面に摺接
してこの感光体上の転写残トナーを掻き取る弾性材料か
らなるクリーニングブレードと、このクリーニングブレ
ードを支持する支持部材と、可撓性で前記感光体外周面
に摺接しているトナー飛散防止シートと、前記感光体に
接触し、前記クリーニングブレードの端部からのトナー
飛散を防止するシール部材からなるクリーニング装置を
備え、前記シール部材の側面に磁性体を設け、前記シー
ル部材の磁性体側をクリーニングブレードの端部側に貼
り付けた画像形成装置を最も主要な特徴とする。
【0011】請求項2記載の発明では、請求項1記載の
画像形成装置において、前記磁性体がL型形状になって
いることを主要な特徴とする。
【0012】請求項3記載の発明では、請求項1および
2記載の画像形成装置において、前記トナー飛散防止シ
ートと前記シール部材の重なる部分のすき間に飛散防止
磁性体を取り付けたことを主要な特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を詳細に説明する。図1は本発明による画像形
成装置におけるクリーニング装置の第1の実施の形態を
示す概略正面図である。この図は従来技術の説明におい
て使用した図6と同じで画像形成装置の感光体側から見
た正面図である。
【0014】この実施の形態において、クリーニング装
置は、図4の従来の構成において説明したごとく、ブレ
ードエッジ3aが感光体の外周面に摺接してこの感光体
上の転写残トナーを掻き取るために弾性材料からなって
いるクリーニングブレード3と、クリーニングブレード
3を支持する支持部材9と、可撓性で感光体外周面に摺
接しており、感光体に付着した転写残トナーを通過さ
せ、回収部に溜まった転写残トナー7を外部に出さない
機能を有するトナー飛散防止シート5と、感光体に接触
し、クリーニングブレード3の端部からのトナー飛散を
防止するシール部材4から構成されている。
【0015】シール部材4の側面に磁性体14を有し、
この磁性体14側をクリーニングブレード3の端部側に
すき間を空けて貼り付けて構成されている。磁性体14
の大きさは磁性トナーを磁力で滞留させることができる
幅とクリーニングブレードエッジ3aに十分な滞留トナ
ーを確保し、すき間への進入量を少なくするように選ば
れる。また、磁性体14は、この磁性体14とトナー飛
散防止シート5とが重なった場合にこのトナー飛散防止
シート5と感光体の間にトナーが滞留し、トナー飛散防
止シート5が波打ち、その部分より磁性トナーが飛散す
るため、トナー飛散防止シート5にかからない長さに選
ばれる。
【0016】このように構成すると、転写残トナー7を
磁性体14の磁力で吸着して、磁性トナーを滞留させる
ことによってクリーニングブレード3とシール部材4の
すき間を埋めることができ、トナースジを抑えることで
感光体からのトナー飛散や機内汚染を防ぐことができ
る。
【0017】図2は本発明による画像形成装置における
クリーニング装置の第2の実施の形態を示す概略正面図
である。この実施の形態において、クリーニング装置
は、感光体の外周面に摺接してこの感光体上の転写残ト
ナーを掻き取るために弾性材料からなっているクリーニ
ングブレード3と、クリーニングブレード3を支持する
支持部材9と、可撓性で感光体外周面に摺接しており、
感光体に付着した転写残トナーを通過させ、回収部に溜
まった転写残トナー7を外部に出さない機能を有するト
ナー飛散防止シート5と、感光体に接触し、クリーニン
グブレード3の端部からのトナー飛散を防止するシール
部材4から構成されている。
【0018】この場合にシール部材4はその側面の磁性
体がL型形状磁性体15を有する構成となっている。L
型形状磁性体15の短脚側の大きさはクリーニングブレ
ード3の端部に負荷を与えないために必要で、確実に磁
力により支持部材9に位置決めできる幅になっている。
それゆえ、L型形状磁性体15の短脚側はクリーニング
ブレード3を支持する支持部材9の端部に磁力で容易に
位置決めすることができる。
【0019】L型形状磁性体15の長脚側はクリーニン
グブレード3に接触していないので、クリーニングブレ
ード3の端部に負荷を与えないためクリーニング不良は
発生しない。またL型形状にすることでトナー通過口を
塞ぎ、磁性トナーをL型形状磁性体15の磁力で吸着
し、磁性トナーをより多く滞留させることによってクリ
ーニングブレード3とシール部材4のすき間を埋めるこ
とができ、トナースジをより抑えることで感光体からの
トナー飛散や機内汚染を防ぐことができる。
【0020】図3は本発明による画像形成装置における
クリーニング装置の第3の実施の形態を示す概略正面図
である。この実施の形態においては、図2の第2の実施
の形態によるL型形状磁性体15に加えて、トナー飛散
防止シート5とシール部材4の重なる部分のすき間に飛
散防止磁性体16を取り付ける構成となっている。この
飛散防止磁性体16の大きさは、これがトナー飛散防止
シート5と重なった場合にトナー飛散防止シート5と感
光体との間に磁性トナーが滞留し、トナー飛散防止シー
ト5が波打ち、その部分よりトナー飛散するため、トナ
ー飛散防止シート5にかからない長さ、および磁性トナ
ーを磁力で滞留させることができる幅に選択される。
【0021】トナー飛散防止シート5とシール部材4の
重なる部分のすき間に飛散防止磁性体16を取り付ける
ことで、クリーニングブレード3で掻き落とされた磁性
トナーを飛散防止磁性体16の磁力で吸着し、磁性トナ
ーを滞留させてトナー飛散防止シート5とシール部材4
のすき間を埋めることによってクリーニング装置からの
トナー飛散や機内汚染を防ぐことができる。
【0022】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、シール部
材側面に磁性体を有し、シール部材の磁性体側をクリー
ニングブレード端部側に貼り付けることで、シール部材
とクリーニングブレードとの間にすき間が発生しても、
転写残トナーを磁性体の磁力で吸着して、磁性トナーを
滞留させることによってクリーニングブレードとシール
部材のすき間を埋めることができ、トナースジを抑える
ことによって感光体からのトナー飛散や機内汚染を防ぐ
ことができる。
【0023】請求項2記載の発明によれば、L型形状磁
性体の短脚側をクリーニングブレード支持部材の端部に
磁力で容易に位置決めすることができ、磁性体部はクリ
ーニングブレードに接触していないのでクリーニングブ
レード端部に負荷を与えないためクリーニング不良は発
生せず、またL型にすることでトナー通過口を塞ぎ、磁
性トナーを磁性体の磁力で吸着して、磁性トナーをより
多く滞留させることによってクリーニングブレードとシ
ール部材のすき間を完全に埋めることができ、トナース
ジをより抑えることで感光体からのトナー飛散や機内汚
染を防ぐことができ、さらに、クリーニングブレードの
クリーニング性を良好に維持することができる。
【0024】請求項3記載の発明によれば、トナー飛散
防止シートとシール部材の重なる部分のすき間に飛散防
止磁性体を取り付けることで、クリーニングブレードで
掻き落とされた磁性トナーを飛散防止磁性体の磁力で吸
着して、磁性トナーを滞留させることによってトナー飛
散防止シートとシール部材のすき間を埋めてクリーニン
グ装置からのトナー飛散や機内汚染を防ぐことができ、
かつ、クリーニングブレードのクリーニング性を良好に
維持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による画像形成装置におけるクリーニン
グ装置の第1の実施の形態を示す概略正面図である。
【図2】本発明による画像形成装置におけるクリーニン
グ装置の第2の実施の形態を示す概略正面図である。
【図3】本発明による画像形成装置におけるクリーニン
グ装置の第3の実施の形態を示す概略正面図である。
【図4】従来の画像形成装置の構成を略示する側面図で
ある。
【図5】図4の画像形成装置のクリーニング装置を拡大
して示す概略図である。
【図6】図4に示した画像形成装置の感光体側から見た
クリーニング装置を示す正面図である。
【符号の説明】
3 クリーニングブレード 3a クリーニングエッジ 4 シール部材 5 トナー飛散防止シート 7 転写残トナー 9 支持部材 14 磁性体 15 L型形状磁性体 16 飛散防止磁性体

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 感光体の外周面に摺接してこの感光体上
    の転写残トナーを掻き取る弾性材料からなるクリーニン
    グブレードと、このクリーニングブレードを支持する支
    持部材と、可撓性で前記感光体外周面に摺接しているト
    ナー飛散防止シートと、前記感光体に接触し、前記クリ
    ーニングブレードの端部からのトナー飛散を防止するシ
    ール部材からなるクリーニング装置を備え、前記シール
    部材の側面に磁性体を設け、前記シール部材の磁性体側
    をクリーニングブレードの端部側に貼り付けたことを特
    徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記磁性体がL型形状になっていること
    を特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記トナー飛散防止シートと前記シール
    部材の重なる部分のすき間に飛散防止磁性体を取り付け
    たことを特徴とする請求項1および2記載の画像形成装
    置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8805233B2 (en) 2012-03-23 2014-08-12 Fuji Xerox Co., Ltd. Cleaning device and image forming apparatus

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8805233B2 (en) 2012-03-23 2014-08-12 Fuji Xerox Co., Ltd. Cleaning device and image forming apparatus

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