JP2003315942A - 画像読取装置 - Google Patents

画像読取装置

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JP2003315942A JP2002118065A JP2002118065A JP2003315942A JP 2003315942 A JP2003315942 A JP 2003315942A JP 2002118065 A JP2002118065 A JP 2002118065A JP 2002118065 A JP2002118065 A JP 2002118065A JP 2003315942 A JP2003315942 A JP 2003315942A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 化学発光画像検出システム、電子顕微鏡によ
る画像検出システムおよび放射線回折画像検出システム
と、蛍光画像検出システムに共通して使用することので
きる画像読取装置において読取感度の低下を防止する。 【解決手段】 画像担体22を載置するガラス基板21
を備えたステージ20と、画像担体22上に励起光4を
照射するとともに、画像担体から発せられた発光光25
を集光するための光学ヘッド15と、励起光4を発生さ
せる光源光学系50と、発光光25を検出するフォトマ
ルチプライア30と、光源光学系50の光を光学ヘッド
15に導光するとともに、発光光25をフォトマルチプ
ライア30に導光するための光学手段60とを備えてな
る画像読取装置100において、光学ヘッド15を凹面
ミラー16と非球面レンズ17により構成する。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、オートラジオグラ
フィ画像検出システム、化学発光画像検出システム、電
子顕微鏡による画像検出システムおよび放射線回折画像
検出システムと、蛍光画像検出システム等に共通して使
用することのできる画像読取装置に関するものである。 【0002】 【従来の技術】放射線が照射されると、放射線のエネル
ギーを吸収して、蓄積、記録し、その後に、特定の波長
域の電磁波を用いて励起すると、照射された放射線のエ
ネルギーの量に応じた光量の輝尽光を発する特性を有す
る輝尽性蛍光体を、放射線の検出材料として用いて、被
写体を透過した放射線のエネルギーを、蓄積性蛍光体シ
ートに設けられた輝尽性蛍光体層に含まれる輝尽性蛍光
体に、蓄積、記録し、しかる後に、電磁波により、輝尽
性蛍光体層を走査して、輝尽性蛍光体を励起し、輝尽性
蛍光体から放出された輝尽光を光電的に検出して、ディ
ジタル画像信号を生成し、画像処理を施して、CRTな
どの表示手段あるいは写真フイルムなどの記録材料上
に、放射線画像を再生するように構成された放射線画像
診断システムが知られている(たとえば、特開昭55−
12429号公報、同55−116340号公報、同5
5−163472号公報、同56−11395号公報、
同56−104645号公報など。)。 【0003】また、同様な輝尽性蛍光体を、放射線の検
出材料として用い、放射性標識を付与した物質を、生物
体に投与した後、その生物体あるいはその生物体の組織
の一部を試料とし、この試料を、輝尽性蛍光体層が設け
られた蓄積性蛍光体シートと一定時間重ね合わせること
により、放射線エネルギーを輝尽性蛍光体に、蓄積、記
録し、しかる後に、電磁波によって、輝尽性蛍光体層を
走査して、輝尽性蛍光体を励起し、輝尽性蛍光体から放
出された輝尽光を光電的に検出して、ディジタル画像信
号を生成し、画像処理を施して、CRTなどの表示手段
上あるいは写真フイルムなどの記録材料上に、画像を再
生するように構成されたオートラジオグラフィ画像検出
システムが知られている(たとえば、特公平1−607
84号公報、特公平1−60782号公報、特公平4−
3952号公報など)。 【0004】さらに、光が照射されると、そのエネルギ
ーを吸収して、蓄積、記録し、その後に、特定の波長域
の電磁波を用いて励起すると、照射された光のエネルギ
ーの量に応じた光量の輝尽光を発する特性を有する輝尽
性蛍光体を、光の検出材料として用い、蛋白質、核酸配
列などの固定された高分子を、化学発光物質と接触し
て、化学発光を生じさせる標識物質により、選択的に標
識し、標識物質によって選択的に標識された高分子と、
化学発光物質とを接触させて、化学発光物質と標識物質
との接触によって生ずる可視光波長域の化学発光を、蓄
積性蛍光体シートに設けられた輝尽性蛍光体層に、蓄
積、記録し、しかる後に、電磁波により、輝尽性蛍光体
層を走査して、輝尽性蛍光体を励起し、輝尽性蛍光体か
ら放出された輝尽光を光電的に検出して、ディジタル画
像信号を生成し、画像処理を施して、CRTなどの表示
手段あるいは写真フイルムなどの記録材料上に、放射線
画像を再生して、遺伝子情報などの高分子に関する情報
を得るようにした化学発光画像検出システムが知られて
いる(たとえば、米国特許第5,028,793号、英
国特許出願公開GB第2,246,197Aなど。)。 【0005】また、電子線あるいは放射線が照射される
と、電子線あるいは放射線のエネルギーを吸収して、蓄
積、記録し、その後に、特定の波長域の電磁波を用いて
励起すると、照射された電子線あるいは放射線のエネル
ギーの量に応じた光量の輝尽光を発する特性を有する輝
尽性蛍光体を、電子線あるいは放射線の検出材料として
用い、金属あるいは非金属試料などに電子線を照射し、
試料の回折像あるいは透過像などを検出して、元素分
析、試料の組成解析、試料の構造解析などをおこなった
り、生物体組織に電子線を照射して、生物体組織の画像
を検出する電子顕微鏡による画像検出システム、放射線
を試料に照射し、得られた放射線回折像を検出して、試
料の構造解析などをおこなう放射線回折画像検出システ
ムなどが知られている(たとえば、特開昭61−517
38号公報、特開昭61−93538号公報、特開昭5
9−15843号公報など)。 【0006】これらの蓄積性蛍光体シートを画像の検出
材料として使用するシステムは、写真フイルムを用いる
場合とは異なり、現像処理という化学的処理が不必要で
あるだけでなく、得られた画像データに画像処理を施す
ことにより、所望のように、画像を再生し、あるいは、
コンピュータによる定量解析が可能になるという利点を
有している。 【0007】他方、オートラジオグラフィシステムにお
ける放射性標識物質に代えて、蛍光物質を標識物質とし
て使用した蛍光画像検出(fluorescence) システムが知
られている。このシステムによれば、蛍光画像を読み取
ることにより、遺伝子配列、遺伝子の発現レベル、蛋白
質の分離、同定、あるいは、分子量、特性の評価などを
おこなうことができ、たとえば、電気泳動させるべき複
数のDNA断片を含む溶液中に、蛍光色素を加えた後
に、複数のDNA断片をゲル支持体上で電気泳動させ、
あるいは、蛍光色素を含有させたゲル支持体上で、複数
のDNA断片を電気泳動させ、あるいは、複数のDNA
断片を、ゲル支持体上で、電気泳動させた後に、ゲル支
持体を蛍光色素を含んだ溶液に浸すなどして、電気泳動
されたDNA断片を標識し、励起光により、蛍光色素を
励起して、生じた蛍光を検出することによって、画像を
生成し、ゲル支持体上のDNAを分布を検出したり、あ
るいは、複数のDNA断片を、ゲル支持体上で、電気泳
動させた後に、DNAを変性(denaturation) し、次い
で、サザン・ブロッティング法により、ニトロセルロー
スなどの転写支持体上に、変性DNA断片の少なくとも
一部を転写し、目的とするDNAと相補的なDNAもし
くはRNAを蛍光色素で標識して調製したプローブと変
性DNA断片とをハイブリダイズさせ、プローブDNA
もしくはプローブRNAと相補的なDNA断片のみを選
択的に標識し、励起光によって、蛍光色素を励起して、
生じた蛍光を検出することにより、画像を生成し、転写
支持体上の目的とするDNAを分布を検出したりするこ
とができる。さらに、標識物質により標識した目的とす
る遺伝子を含むDNAと相補的なDNAプローブを調製
して、転写支持体上のDNAとハイブリダイズさせ、酵
素を、標識物質により標識された相補的なDNAと結合
させた後、蛍光基質と接触させて、蛍光基質を蛍光を発
する蛍光物質に変化させ、励起光によって、生成された
蛍光物質を励起して、生じた蛍光を検出することによっ
て、画像を生成し、転写支持体上の目的とするDNAの
分布を検出したりすることもできる。この蛍光画像検出
システムは、放射性物質を使用することなく、簡易に、
遺伝子配列などを検出することができるという利点があ
る。 【0008】これらのオートラジオグラフィ画像検出シ
ステム、化学発光画像検出システム、電子顕微鏡による
画像検出システム、放射線回折画像検出システム、蛍光
画像検出システムは、同様の目的に使用されるものであ
るため、これらのシステムに共通して、使用できる画像
読取装置の開発が望まれている。 【0009】 【発明が解決しようとする課題】そこで、蓄積性蛍光体
シートを用いたオートラジオグラフィ画像検出システ
ム、化学発光画像検出システム、電子顕微鏡による画像
検出システムおよび放射線回折画像検出システムと、蛍
光画像検出システムに共通して使用可能な画像読取装置
がすでに提案されている。 【0010】これらのシステムに使用される画像読取装
置にあっては、輝尽性蛍光体層を備えた蓄積性蛍光体シ
ートや、蛍光物質によって標識された試料を含んだ転写
支持体やゲル支持体等の画像担体に励起光を照射すると
ともに、輝尽性蛍光体層に含まれた輝尽性蛍光体が励起
されて放出した輝尽発光光あるいは試料を標識している
蛍光物質が励起されて放出した蛍光等の画像担体から発
せられた光を集光するための光学ヘッドを備え、画像担
体上を走査するために、該光学ヘッドが画像担体と平行
な面内を二次元的に移動可能と構成された画像読取装置
が提案されている。 【0011】光学ヘッドとしては、平面ミラーと凸レン
ズを備えたものが提案されている。この光学ヘッドは、
励起光を平面ミラーにより画像担体に向けて反射し、凸
レンズを介して画像担体に照射するとともに、画像担体
からの発光光を、凸レンズで集光し、平面ミラーを介し
て光検出器に導くものである。ここで凸レンズは、画像
担体を照射する励起光源からの励起光を絞る役割と、画
像担体からの発光光を集光する役割とを担うものであ
り、凸レンズの焦点位置が画像担体面となるように配置
させ、該凸レンズが画像担体からの発光光を平行な光と
して平面ミラーに入射させるよう構成されている。一
方、励起光としては、一般に小径のレーザ光を用いてお
り収束性もよいが、より鮮鋭度の高い画像を得るために
は、該励起光のビームウェスト位置を画像担体面と一致
させることが望ましい。しかしながら、励起光のビーム
ウェスト位置と凸レンズの焦点位置とは必ずしも一致し
ていないため、ビームウェスト位置が画像担体面よりも
凸レンズ側に位置することがある。ここで励起光のビー
ムウェスト位置と画像担体面を近づけようとすると、焦
点位置が画像担体面から凸レンズと反対側の位置へずれ
る。このように焦点位置がずれた場合、凸レンズにより
発光光を平行な光とすることができなくなり、発光光を
発散光状態で平面ミラーに入射させることになる。この
場合、光検出器に発光光を十分に集光することができ
ず、画像読取装置としての感度の低下を招く虞がある。 【0012】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であって、感度低下を防止し、良好な画像信号を得るこ
とができる、オートラジオグラフィ画像検出システム、
化学発光画像検出システム、電子顕微鏡による画像検出
システムおよび放射線回折画像検出システムと、蛍光画
像検出システム等に共通して使用することのできる画像
読取装置を提供することを目的とするものである。 【0013】 【課題を解決するための手段】本発明の画像読取装置
は、光ビームを発する少なくとも1つの励起光源と、画
像担体が載置されるステージと、前記画像担体が発した
光を光電的に検出する光検出手段と、前記励起光源から
発せられた光ビームを前記ステージに載置された前記画
像担体上に照射し、かつ、前記画像担体から発せられた
光を集光して、前記光検出手段に導く光学ヘッドとを備
え、前記ステージと前記光学ヘッドとが、互いに平行な
面内を二次元的に相対的に移動可能に構成された光学ヘ
ッドとを備えてなる画像読取装置において、前記光学ヘ
ッドが、前記励起光源から発せられ前記ステージと平行
に進行する光ビームを前記画像担体に向けて反射する凹
面ミラーと、該反射された光ビームを収束させて前記画
像担体上に照射させるレンズとからなり、該レンズと前
記凹面ミラーが、前記画像担体から発せられた光を前記
光検出手段に導くものであることを特徴とするものであ
る。 【0014】「前記ステージと前記光学ヘッドとが、互
いに平行な面内を二次元的に相対的に移動可能に構成」
とは、ステージを固定し、光学ヘッドをステージに対し
て相対的に移動させる構成であってもよいし、光学ヘッ
ドを固定し、ステージを光学ヘッドに対して移動させる
構成であってもよい、さらには、両者を互いに移動可能
とし、互いに相対的に移動させる構成であってもよい。 【0015】前記画像担体としては、蛍光画像検出シス
テムによって生成された蛍光物質の画像を担持した支持
体、オートラジオグラフィ画像を担持した蓄積性蛍光体
シート、電子顕微鏡画像を担持した蓄積性蛍光体シー
ト、放射線回折画像を担持した蓄積性蛍光体シートおよ
び化学発光画像を担持した蓄積性蛍光体シートが挙げら
れる。 【0016】ここで、オートラジオグラフィ画像、電子
顕微鏡画像または放射線回折画像を、蓄積性蛍光体手段
とに担持させるために使用することのできる輝尽性蛍光
体としては、放射線または電子線のエネルギーを蓄積可
能で、電磁波によって励起され、蓄積している放射線ま
たは電子線のエネルギーを光の形で放出可能なものであ
ればよく、とくに限定されるものではないが、可視光波
長域の光によって励起可能であるものが好ましい。具体
的には、たとえば、特開昭55−12145号公報に開
示されたアルカリ土類金属弗化ハロゲン化物系蛍光体
(Ba1−x,M 2+x)FX:yA(ここに、M2+
はMg、Ca、Sr、ZnおよびCdからなる群より選
ばれる少なくとも一種のアルカリ土類金属元素、XはC
l、BrおよびIからなる群より選ばれる少なくとも一
種のハロゲン、AはEu、Tb、Ce、Tm、Dy、P
r、Ho、Nd、YbおよびErからなる群より選ばれ
る少なくとも一種の3価金属元素、xは0≦x≦0.
6、yは0≦y≦0.2である。)、特開平2−276
997号公報に開示されたアルカリ土類金属弗化ハロゲ
ン化物系蛍光体SrFX:Z(ここに、XはCl、Br
およびIからなる群より選ばれる少なくとも一種のハロ
ゲン、ZはEuまたはCeである。)、特開昭59−5
6479号公報に開示されたユーロピウム付活複合ハロ
ゲン物系蛍光体BaFX・xNaX’:aEu2+(こ
こに、XおよびX’はいずれも、Cl、BrおよびIか
らなる群より選ばれる少なくとも一種のハロゲンであ
り、xは0<x≦2、aは0<a≦0.2である。)、
特開昭58−69281号公報に開示されたセリウム付
活三価金属オキシハロゲン物系蛍光体であるMOX:x
Ce(ここに、MはPr、Nd、Pm、Sm、Eu、T
b、Dy、Ho、Er、Tm、YbおよびBiからなる
群より選ばれる少なくとも一種の三価金属元素、XはB
rおよびIのうちの一方あるいは双方、xは、0<x<
0.1である。)、特開昭60−101179号公報お
よび同60−90288号公報に開示されたセリウム付
活希土類オキシハロゲン物系蛍光体であるLnOX:x
Ce(ここに、LnはY、La、GdおよびLuからな
る群より選ばれる少なくとも一種の希土類元素、XはC
l、BrおよびIからなる群より選ばれる少なくとも一
種のハロゲン、xは、0<x≦0.1である。)および
特開昭59−75200号公報に開示されたユーロピウ
ム付活複合ハロゲン物系蛍光体MIIFX・aM X’
・bM'II''2 ・cMIII'''3 ・xA:yEu
2+(ここに、MIIはBa、SrおよびCaからなる群
より選ばれる少なくとも一種のアルカリ土類金属元素、
I はLi、Na、K、RbおよびCsからなる群より
選ばれる少なくとも一種のアルカリ金属元素、M’II
BeおよびMgからなる群より選ばれる少なくとも一種
の二価金属元素、MIII はAl、Ga、InおよびTl
からなる群より選ばれる少なくとも一種の三価金属元
素、Aは少なくとも一種の金属酸化物、XはCl、Br
およびIからなる群より選ばれる少なくとも一種のハロ
ゲン、X’、X''およびX''' はF、Cl、Brおよび
Iからなる群より選ばれる少なくとも一種のハロゲンで
あり、aは、0≦a≦2、bは、0≦b≦10−2、c
は、0≦c≦10−2で、かつ、a+b+c≧10−2
であり、xは、0<x≦0.5で、yは、0<y≦0.
2である。)が、好ましく使用し得る。 【0017】また、化学発光画像を、蓄積性蛍光体シー
トとに担持させるために使用することのできる輝尽性蛍
光体としては、可視光波長域の光のエネルギーを蓄積可
能で、電磁波によって励起され、蓄積している可視光波
長域の光のエネルギーを光の形で放出可能なものであれ
ばよく、とくに限定されるものではないが、たとえば、
金属ハロリン酸塩系蛍光体、希土類元素付活硫化物系蛍
光体、アルミン酸塩系蛍光体、珪酸塩系蛍光体、フッ化
物系蛍光体およびこれらの二または三以上の混合物から
なる群より選ばれたものが、好ましく使用される。これ
らの中では、希土類元素付活硫化物系蛍光体が好まし
く、とくに、米国特許第5,029,253号明細書、
同第4,983,834号明細書に開示された希土類元
素付活アルカリ土類金属硫化物系蛍光体が好ましく使用
される。 【0018】 【発明の効果】本発明の画像読取装置は、光学ヘッド
に、レンズと凹面ミラーを備えたことにより、レンズと
平面ミラーのみの光学ヘッドと比較して、励起光のビー
ムウェスト位置を画像担体面に近付けて鮮鋭度を向上さ
せることができるとともに、画像担体からの発光光を効
率よく集光することができる。レンズと平面ミラーから
なる光学ヘッドでは、画像担体とレンズの焦点位置がず
れた場合に、画像担体からの発光光をレンズの屈折力の
みでは平行な光もしくは集束光とすることができず、発
光光が発散光の状態で平面ミラーに入射されるため、平
面ミラーで反射した光はさらに発散しつつ進行してしま
うが、本発明においては平面ミラーに代えて凹面ミラー
を備えたことにより、発散光の状態で入射した発光光を
収束させることができるので光検出手段に効率良く導光
することができる。集光率を向上させることができるた
め、結果として良好な感度で画像読取りを行うことがで
きる。 【0019】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して詳細に説明する。図1は、本発明の実施形態
にかかる画像読取装置の概略構成を示す図であり、図2
はヘッドの拡大側断面図を示す図であり、図3はフォト
マルチプライア近傍の詳細を示す略斜視図である。 【0020】図1に示されるように、本実施形態にかか
る画像読取装置100は、画像担体22を載置するガラ
ス基板21を備えたステージ20と、画像担体22上に
励起光4を照射するとともに、画像担体から発せられた
発光光25を集光するための光学ヘッド15と、複数の
光源を備え、選択的に励起光4を発生させる光源光学系
50と、発光光25を検出する光検出手段であるフォト
マルチプライア30と、光源光学系50の光を光学ヘッ
ド15に導光するとともに、発光光25をフォトマルチ
プライア30に導光するための光学手段60とを備えて
なる。 【0021】光源光学系50は、640nmの波長のレ
ーザ光4を発する第1のレーザ励起光源1と、532n
mの波長のレーザ光4を発する第2のレーザ励起光源2
と、473nmの波長のレーザ光4を発する第3のレー
ザ励起光源3とを備えており、本実施形態においては、
第1のレーザ励起光源1は、半導体レーザによって構成
され、第2のレーザ励起光源2および第3のレーザ励起
光源3は、いずれも、半導体レーザおよび第二高調波生
成(Second Harmonic Generation) 素子によって構成さ
れている。また光源光学系50は、複数の励起光源1、
2、3からのレーザ光4を平行な光とするためのコリメ
ータレンズ5、10、11、レーザ光4を光学手段60
へ導くためのミラー6、9およびダイクロイックミラー
7、8を備えている。 【0022】第1のレーザ励起光源1により発生された
レーザ光4は、コリメータレンズ5によって、平行な光
とされた後、ミラー6によって反射される。第1のレー
ザ励起光源1によって発生されたレーザ光4の光路に
は、640nmのレーザ光4を透過し、532nmの波
長の光を反射する第1のダイクロイックミラー7および
532nm以上の波長の光を透過し、473nmの波長
の光を反射する第2のダイクロイックミラー8が設けら
れており、第1のレーザ励起光源1により発生され、ミ
ラー6によって反射されたレーザ光4は、第1のダイク
ロイックミラー7および第2のダイクロイックミラー8
を透過し、ミラー9に入射する。 【0023】他方、第2のレーザ励起光源2より発生さ
れたレーザ光4は、コリメータレンズ10によって、平
行な光とされた後、第1のダイクロイックミラー7によ
って反射されて、その向きが90度変えられ、第2のダ
イクロイックミラー8を透過して、ミラー9に入射す
る。 【0024】さらに、第3のレーザ励起光源3から発生
されたレーザ光4は、コリメータレンズ11によって、
平行な光とされた後、第2のダイクロイックミラー8に
よって反射されて、その向きが90度変えられ、ミラー
9に入射する。 【0025】ミラー9に入射したレーザ光4は、ミラー
9によって反射され、後述の光学手段60のミラー12
に入射する。 【0026】図2に拡大断面図を示すように、光学ヘッ
ド15は、凹面ミラー16と、非球面レンズ17を備え
ており、画像担体面に平行に進行し、光学ヘッド15に
入射したレーザ光4は、凹面ミラー16によって画像担
体22に向けて反射され、非球面レンズ17によってス
テージ20のガラス板21上にセットされた画像担体2
2の表面上に集光される。このレーザ光4の照射により
画像担体22から発光された発光光25は、非球面レン
ズ17によって集光され、凹面ミラー16に入射され
て、凹面ミラー16によってさらに集光されると共に、
レーザ光4の光路と同じ側に反射され、略平行な光とさ
れて、後述の光学手段60の凹面ミラー18に入射され
る。 【0027】光学ヘッド15は、レーザ光4のビームウ
ェストが画像担体22の表面近傍となるように配置され
ており、レンズ17の焦点Fは画像担体22の面に対し
て光学ヘッド15と反対側に位置している。このとき、
画像担体22から発せられた発光光25は、レンズ17
の屈折力では平行光とすることができないため凹面ミラ
ー16に発散光状態で入射するが、該凹面ミラー16の
作用によりさらに集光されて略平行な光として反射され
る。発光光25が光学ヘッド15から発散光として出射
されると光学手段60を経てフォトマルチプライア30
において検出される発光光の光量が低下し、読取り感度
の低下に繋がる恐れがあるが、凹面ミラー16とレンズ
17を備えた本光学ヘッド15を用いればこれを回避す
ることができる。 【0028】なお、光学ヘッド15は、後述の走査機構
によって、図1において、X−Y方向に移動可能に構成
されており、光学ヘッド15の移動により画像担体22
の全面がレーザ光4によって走査される。 【0029】光学手段60は、励起光4と発光光25を
分岐させるための、ミラー12、中央部に穴13を有す
る凹面ミラーからなる穴開きミラー14および凹面ミラ
ー18、およびフォトマルチプライア30に選択的に光
を入射させるためのフィルタユニット28とを備えてな
る。 【0030】光源光学系50のミラー9で反射されて、
ミラー12に入射されたレーザ光4は、該ミラー12に
よって反射され、穴開きミラー14の穴13を通過し
て、凹面ミラー18に入射し、該凹面ミラー18によっ
て反射されて、光学ヘッド15に入射する。 【0031】また、画像担体22から発せられ、光学ヘ
ッド15の凹面ミラー16によって反射され凹面ミラー
18に入射した発光光25は、凹面ミラー18によって
反射されて、穴開きミラー14に入射する。 【0032】穴開きミラー14に入射した発光光25
は、図3に示されるように、該穴開きミラー14によっ
て、下方に反射されて、フィルタユニット28に入射
し、所定の波長の光がカットされて、フォトマルチプラ
イア30に入射し、光電的に検出される。 【0033】図3に示されるように、フィルタユニット
28は、4つのフィルタ部材31a、31b、31c、
31dを備えており、フィルタユニット28は、フィル
タユニットモータ(図示せず)によって、矢印Z方向に
移動可能に構成されている。 【0034】フィルタ部材31aは、画像担体22がゲ
ル支持体もしくは転写支持体である場合に、第1のレー
ザ励起光源1を用いて、画像担体22に含まれている蛍
光色素を励起し、蛍光を読み取るときに使用されるフィ
ルタ部材であり、640nmの波長の光をカットし、6
40nmよりも波長の長い光を透過する性質のフィルタ
を備えている。 【0035】フィルタ部材31bは、画像担体22がゲ
ル支持体もしくは転写支持体である場合に、第2のレー
ザ励起光源2を用いて、画像担体22に含まれている蛍
光色素を励起し、蛍光を読み取るときに使用されるフィ
ルタ部材であり、532nmの波長の光をカットし、5
32nmよりも波長の長い光を透過する性質のフィルタ
を備えている。 【0036】フィルタ部材31cは、画像担体22がゲ
ル支持体もしくは転写支持体である場合に、第3のレー
ザ励起光源3を用いて、画像担体22に含まれている蛍
光色素を励起し、蛍光を読み取るときに使用されるフィ
ルタ部材であり、473nmの波長の光をカットし、4
73nmよりも波長の長い光を透過する性質のフィルタ
を備えている。 【0037】フィルタ部材31dは、画像担体22が蓄
積性蛍光体シートである場合に、第1のレーザ励起光源
1を用いて、蓄積性蛍光体シートに含まれた輝尽性蛍光
体を励起し、輝尽性蛍光体から発せられた輝尽光を読み
取るときに使用されるフィルタ部材であり、輝尽性蛍光
体から放出される輝尽光の波長域の光のみを透過し、6
40nmの波長の光をカットする性質のフィルタを備え
ている。 【0038】したがって、画像担体22の種類および蛍
光色素の種類に応じて、レーザ励起光源を選択するとと
もに、それに応じたフィルタ部材31a、31b、31
c、31dを選択的に、フォトマルチプライア30の前
面に位置させることによって、フォトマルチプライア3
0は、検出すべき光のみを光電的に検出することができ
る。 【0039】フォトマルチプライア30によって光電的
に検出されて、生成されたアナログ画像データは、A/
D変換器33によって、ディジタル画像データに変換さ
れ、画像データ処理装置34に送られる。 【0040】図4は、光学ヘッド15の走査機構の略平
面図である。図4においては、簡易化のため、光学ヘッ
ド15を除く光学系ならびレーザ光4および発光光25
の光路は省略されている。 【0041】図4に示されるように、光学ヘッド15を
走査する走査機構は、基板40、該基板40上に設けら
れた副走査パルスモータ41と一対のレール42、4
2、およびレール42、42上を矢印Yで示された副走
査方向に移動可能な光学ヘッド支持基板43を備えてな
る。 【0042】光学ヘッド支持基板43には、ねじが切ら
れた穴(図示せず)が形成されており、この穴内には、
副走査パルスモータ41によって回転されるねじが切ら
れたロッド44が係合している。 【0043】さらに、光学ヘッド支持基板43上には、
主走査パルスモータ45が設けられ、主走査パルスモー
タ45はエンドレスベルト46を駆動可能に構成されて
いる。光学ヘッド15は、エンドレスベルト46に固定
されており、主走査パルスモータ45によって、エンド
レスベルト46が駆動されると、矢印Xで示された主走
査方向に移動されるように構成されている。なお、光学
ヘッド15には、該光学ヘッド15の主走査方向におけ
る位置を検出するリニアエンコーダ47が備えられてお
り、光学ヘッド支持基板43には、リニアエンコーダ4
7用のスリット48が設けられている。 【0044】したがって、主走査パルスモータ45によ
って、エンドレスベルト46が主走査方向Xに駆動さ
れ、副走査パルスモータ41によって、光学ヘッド支持
基板43が副走査方向Yに移動されることによって、光
学ヘッド15は、図1および図4において、X−Y方向
に移動され、レーザ光4によって、画像担体22の全面
が走査される。 【0045】本実施形態にかかる画像読取装置は、ゲル
支持体あるいは転写支持体などに記録された蛍光色素に
よって標識された変性DNAの電気泳動画像および蓄積
性蛍光体シートに設けられた輝尽性蛍光体層に記録され
た放射性標識物質の位置情報に関するオートラジオグラ
フィ画像を読取り可能に構成されており、読取りがなさ
れる画像担体22としては、ゲル支持体あるいは転写支
持体の場合と、蓄積性蛍光体シートの場合とがある。 【0046】蛍光色素によって標識された変性DNAの
電気泳動画像は、たとえば、次のようにして、転写支持
体に記録される。 【0047】すなわち、まず、目的とする遺伝子からな
るDNA断片を含む複数のDNA断片を、ゲル支持媒体
上で、電気泳動させることにより、分離展開し、アルカ
リ処理によって変性(denaturation) して、一本鎖のD
NAとする。 【0048】次いで、公知のサザン・ブロッティング法
により、このゲル支持媒体と転写支持体とを重ね合わ
せ、転写支持体上に、変性DNA断片の少なくとも一部
を転写して、加温処理および紫外線照射によって、固定
する。 【0049】その後、目的とする遺伝子のDNAと相補
的なDNAあるいはRNAを蛍光色素で標識して調製し
たプローブと転写支持体12上の変性DNA断片とを、
加温処理によって、ハイブリタイズさせ、二本鎖のDN
Aの形成(renaturation)またはDNA・RNA結合体
の形成をおこなう。次いで、たとえば、フルオレセイン
(登録商標)、ローダミン(登録商標)、Cy5(登録
商標) などの蛍光色素を用いて、それぞれ、目的とす
る遺伝子のDNAと相補的なDNAあるいはRNAを標
識して、プローブが調製される。このとき、転写支持体
上の変性DNA断片は固定されているので、プローブD
NAまたはプローブRNAと相補的なDNA断片のみが
ハイブリタイズして、蛍光標識プローブを捕獲する。し
かる後に、適当な溶液で、ハイブリッドを形成しなかっ
たプローブを洗い流すことにより、転写支持体上では、
目的遺伝子を有するDNA断片のみが、蛍光標識が付与
されたDNAまたはRNAとハイブリッドを形成し、蛍
光標識が付与される。こうして、得られた転写支持体
に、蛍光色素により標識された変性DNAの電気泳動画
像が記録される。 【0050】また、放射性標識物質の位置情報は、以下
のようにして、蓄積性蛍光体シートに形成された輝尽性
蛍光体層に記録される。ここに、位置情報とは、試料中
における放射性標識物質もしくはその集合体の位置を中
心とした各種の情報、たとえば、試料中に存在する放射
性標識物質の集合体の存在位置と形状、その位置におけ
る放射性標識物質の濃度、分布などからなる情報の一つ
もしくは任意の組み合わせとして得られる各種の情報を
意味するものである。 【0051】たとえば、サザン・ブロット・ハイブリタ
イゼーション法を利用した遺伝子中の放射性標識物質の
位置情報を、蓄積性蛍光体シートに形成された輝尽性蛍
光体層に記録する場合には、まず、目的とする遺伝子か
らなるDNA断片を含む複数のDNA断片を、ゲル支持
媒体上で、電気泳動をおこなうことにより、分離展開
し、アルカリ処理により変性(denaturation) して、一
本鎖のDNAとする。 【0052】次いで、公知のサザン・ブロッティング法
によって、このゲル支持媒体とニトロセルロースフィル
タなどの転写支持体とを重ね合わせ、転写支持体上に、
変性DNA断片の少なくとも一部を転写して、加温処理
および紫外線照射により、固定する。 【0053】さらに、目的とする遺伝子のDNAと相補
的なDNAあるいはRNAを放射性標識するなどの方法
によって、調製したプローブと転写支持体上の変性DN
A断片とを、加温処理によって、ハイブリタイズさせ、
二本鎖のDNAの形成(re−naturation) またはDNA
・RNA結合体の形成をおこなう。このとき、転写支持
体上の変性DNA断片は固定されているので、プローブ
DNAまたはプローブRNAと相補的なDNA断片のみ
が、ハイブリタイズして、放射性標識プローブを捕獲す
る。 【0054】しかる後に、適当な溶液で、ハイブリッド
を形成しなかったプローブを洗い流すことにより、転写
支持体上では、目的遺伝子を有するDNA断片のみが、
放射性標識が付与されたDNAまたはRNAとハイブリ
ッドを形成し、放射性標識が付与される。その後、乾燥
させた転写支持体と蓄積性蛍光体シートとを、一定時間
重ね合わせて、露光操作をおこなうことによって、転写
支持体上の放射性標識物質から放出される放射線の少な
くとも一部が、蓄積性蛍光体シートに形成された輝尽性
蛍光体層に吸収され、試料中の放射性標識物質の位置情
報が、画像の形で、輝尽性蛍光体層に蓄積記録される。 【0055】ゲル支持体や転写支持体などの蛍光物質の
画像を担持した画像担体22にレーザ光が入射すると、
蛍光物質が励起されて蛍光25が発せられ、また、放射
線画像を担持した蓄積性蛍光体シートよりなる画像担体
22にレーザ光が入射すると、輝尽性蛍光体が励起され
て輝尽光25が発せられる。 【0056】以下に本実施形態の画像読取装置による画
像読取りについて説明する。 【0057】まず、蓄積性蛍光体シートに形成された輝
尽性蛍光体層に記録された放射性標識物質の位置情報に
関するオートラジオグラフィ画像の読取りについて説明
する。 【0058】画像担体22である蓄積性蛍光体シート
が、画像読取装置のステージ20のガラス板21上にセ
ットされ、オペレータによって、図示しない入力手段か
ら、蓄積性蛍光体シートに形成された輝尽性蛍光体層に
記録された放射性標識物質の位置情報に関するオートラ
ジオグラフィ画像を読み取るべき旨の指示信号が入力さ
れる。 【0059】入力された指示信号にしたがって、フィル
タユニットモータが駆動されて、輝尽性蛍光体から放出
される輝尽光の波長域の光のみを透過し、640nmの
波長の光をカットする性質を有するフィルタを備えたフ
ィルタ部材31dが、輝尽光25の光路内に位置するよ
うにフィルタユニット28が移動される。 【0060】次いで、第1のレーザ励起光源1が駆動さ
れて640nmの波長のレーザ光4が発せられる。 【0061】第1のレーザ励起光源1から発せられたレ
ーザ光4は、コリメータレンズ5によって、平行な光と
された後、ミラー6に入射して、反射される。 【0062】ミラー6によって反射されたレーザ光4
は、第1のダイクロイックミラー7および第2のダイク
ロイックミラー8を透過し、ミラー9に入射する。 【0063】ミラー9に入射したレーザ光4は、ミラー
9によって反射され、さらに、ミラー12に入射して反
射される。ミラー12によって反射されたレーザ光4
は、穴開きミラー14の穴13を通過して、凹面ミラー
18に入射する。 【0064】凹面ミラー18に入射したレーザ光4は、
凹面ミラー18によって反射され、画像担体22に平行
に進行して光学ヘッド15に入射する。 【0065】光学ヘッド15に入射したレーザ光4は、
凹面ミラー16によって画像担体22に向けて反射さ
れ、非球面レンズ17によって、ステージ20のガラス
基板21上に載置された蓄積性蛍光体シートに集光され
る。 【0066】その結果、蓄積性蛍光体シートに形成され
た輝尽性蛍光体層に含まれる輝尽性蛍光体が、レーザ光
4によって励起されて、輝尽性蛍光体から輝尽光25が
放出される。 【0067】輝尽性蛍光体から放出された輝尽光25
は、光学ヘッド15に設けられた非球面レンズ17によ
って集光され、凹面ミラー16によってさらに集光され
て、レーザ光4の光路と同じ側に反射され、平行な光と
されて、凹面ミラー18に入射する。 【0068】凹面ミラー18に入射した輝尽光25は、
該凹面ミラー18によって反射され、穴開きミラー14
に入射し、該穴開きミラー14によって反射され、フィ
ルタユニット28のフィルタ部材31dに入射する。 【0069】フィルタ部材31dは、輝尽性蛍光体から
放出される輝尽光の波長域の光のみを透過し、640n
mの波長の光をカットする性質を有するフィルタを備え
ているので、励起光である640nmの波長の光がカッ
トされ、輝尽光の波長域の光のみが透過されて、フォト
マルチプライア30によって、光電的に検出される。 【0070】前述のように、光学ヘッド15は、光学ヘ
ッド支持基板43に設けられた主走査パルスモータ45
によって、光学ヘッド支持基板43上をX方向に移動さ
れるとともに、副走査パルスモータ41によって、光学
ヘッド支持基板43がY方向に移動されるため、蓄積性
蛍光体シートの全面がレーザ光4によって走査され、輝
尽性蛍光体層に含まれた輝尽性蛍光体から放出された輝
尽光を、フォトマルチプライア30によって光電的に検
出することによって、輝尽性蛍光体層に記録された放射
性標識物質の位置情報に関するオートラジオグラフィ画
像を読み取り、アナログ画像データを生成することがで
きる。 【0071】フォトマルチプライア30によって光電的
に検出されて、生成されたアナログ画像データは、A/
D変換器33によって、ディジタル画像データに変換さ
れ、画像データ処理装置34に送られる。 【0072】次に、転写支持体あるいはゲル支持体に担
持された蛍光画像の読取りについて説明する。 【0073】まず、転写支持体あるいはゲル支持体がス
テージ20のガラス板21上にセットされ、オペレータ
によって、図示しない入力手段から、試料を標識してい
る蛍光物質の種類が特定され、転写支持体あるいはゲル
支持体に担持された蛍光画像を読み取るべき旨の指示信
号が入力される。この入力された指示信号に基づいて、
使用すべきレーザ励起光源およびフィルタ部材が決定さ
れる。 【0074】たとえば、試料がローダミン(登録商標)
によって標識されているときは、ローダミンは、532
nmの波長のレーザによって、最も効率的に励起するこ
とができるから、第2のレーザ励起光源2およびフィル
タ部材31bを選択する。 【0075】フィルタユニットモータが駆動されて、5
32nmの波長の光をカットし、532nmよりも波長
の長い光を透過する性質を有するフィルタを備えたフィ
ルタ部材31bが、蛍光25の光路内に位置するように
フィルタユニット28を移動させる。 【0076】次いで、第2のレーザ励起光源2が駆動さ
れて532nmの波長のレーザ光4が発せられる。 【0077】第2のレーザ励起光源2から発せられたレ
ーザ光4は、コリメータレンズ10によって、平行な光
とされた後、第1のダイクロイックミラー7に入射し
て、反射される。 【0078】第1のダイクロイックミラー7によって反
射されたレーザ光4は、第2のダイクロイックミラー8
を透過し、ミラー9に入射する。 【0079】ミラー9に入射したレーザ光4は、該ミラ
ー9によって反射され、さらに、ミラー12に入射して
反射される。ミラー12によって反射されたレーザ光4
は、穴開きミラー14の穴13を通過して、凹面ミラー
18に入射する。 【0080】凹面ミラー18に入射したレーザ光4は、
凹面ミラー18によって反射され、画像担体22に平行
に進行して光学ヘッド15に入射する。 【0081】光学ヘッド15に入射したレーザ光4は、
凹面ミラー16によって画像担体22に向けて反射さ
れ、非球面レンズ17によって、ステージ20のガラス
基板21上に載置された転写支持体あるいはゲル支持体
上に集光される。 【0082】その結果、転写支持体あるいはゲル支持体
に含まれている蛍光物質であるローダミンが、レーザ光
4によって励起されて、ローダミンから蛍光25が放出
される。 【0083】ローダミンから放出された蛍光25は、光
学ヘッド15に設けられた非球面レンズ17によって集
光され、凹面ミラー16によってさらに集光されて、レ
ーザ光4の光路と同じ側に反射され、平行な光とされ
て、凹面ミラー18に入射する。 【0084】凹面ミラー18に入射した蛍光25は、該
凹面ミラー18によって反射され、穴開きミラー14に
入射し、該穴開きミラー14によって反射され、フィル
タユニット28のフィルタ部材31bに入射する。 【0085】フィルタ部材31bは、532nmの波長
の光をカットし、532nmよりも波長の長い光を透過
する性質を有するフィルタを備えているので、励起光で
ある532nmの波長の光がカットされ、ローダミンか
ら放出された蛍光25の波長域の光のみが透過されて、
フォトマルチプライア30によって、光電的に検出され
る。 【0086】前述のように、光学ヘッド15は、光学ヘ
ッド支持基板43に設けられた主走査パルスモータ45
によって、光学ヘッド支持基板43上をX方向に移動さ
れるとともに、副走査パルスモータ41によって、光学
ヘッド支持基板43がY方向に移動されるため、転写支
持体あるいはゲル支持体の全面がレーザ光4によって走
査され、転写支持体あるいはゲル支持体に含まれ、試料
を標識しているローダミンから放出された蛍光を、フォ
トマルチプライア30によって光電的に検出することに
よって、転写支持体あるいはゲル支持体に記録された蛍
光物質であるローダミンの蛍光画像を読み取り、アナロ
グ画像データを生成することができる。 【0087】フォトマルチプライア30によって光電的
に検出されて、生成されたアナログ画像データは、A/
D変換器33によって、ディジタル画像データに変換さ
れ、画像データ処理装置34に送られる。 【0088】本発明は、上記実施形態に限定されること
なく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内で種々
の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含さ
れるものであることはいうまでもない。 【0089】たとえば、前記実施形態においては、画像
担体として、サザン・ブロット・ハイブリタイゼーショ
ン法を利用した遺伝子の電気泳動画像を、蛍光画像検出
システムにより電気泳動画像が記録された転写支持体や
ゲル支持体、オートラジオグラフィ画像検出システムに
より放射線画像が記録された蓄積性蛍光体シートを挙
げ、これらを光電的に読み取る場合について説明した
が、本発明は、かかる画像の読取りに限定されることな
く、たとえば、蛍光画像検出システムによって、ゲル支
持体あるいは転写支持体に記録された蛍光物質の他の画
像や蛋白質の分離、同定、あるいは、分子量、特性の評
価などをおこなうための蛍光物質の画像の読取りや、蛋
白質の薄層クロマトグラフィ(TLC)により生成さ
れ、蓄積性蛍光体シートに形成された輝尽性蛍光体層に
記録されたオートラジオグラフィ画像、ポリアクリルア
ミドゲル電気泳動法によって、蛋白質の分離、同定、あ
るいは、分子量、特性の評価などをおこなうために、蓄
積性蛍光体シートに形成された輝尽性蛍光体層に記録さ
れたオートラジオグラフィ画像、実験用マウスにおける
投与物質の代謝、吸収、排泄の経路、状態などを研究す
るために、蓄積性蛍光体シートに形成された輝尽性蛍光
体層に記録されたオートラジオグラフィ画像などの蓄積
性蛍光体シートに形成された輝尽性蛍光体層に記録され
た他のオートラジオグラフィ画像の読取りはもとより、
電子顕微鏡を用いて生成され、蓄積性蛍光体シートに形
成された輝尽性蛍光体層に記録された金属あるいは非金
属試料の電子線透過画像や電子線回折画像、生物体組織
などの電子顕微鏡画像、さらには、金属あるいは非金属
試料などの蓄積性蛍光体シートに形成された輝尽性蛍光
体層に記録された放射線回折画像、蓄積性蛍光体シート
に形成された輝尽性蛍光体層に記録された化学発光画像
などの読取りにも広く適用することができる。 【0090】また、上記実施形態の画像読取装置は、第
1のレーザ励起光源1、第2のレーザ励起光源2および
第3のレーザ励起光源3を備えているが、3つのレーザ
励起光源を備えていることは必ずしも必要がなく、転写
支持体あるいはゲル支持体に担持された蛍光画像と、蓄
積性蛍光体シートに形成された輝尽性蛍光体層に記録さ
れた放射性標識物質の位置情報に関するオートラジオグ
ラフィ画像、蓄積性蛍光体シートに形成された輝尽性蛍
光体層に記録された金属あるいは非金属試料の電子線透
過画像や電子線回折画像、生物体組織などの電子顕微鏡
画像、金属あるいは非金属試料などの蓄積性蛍光体シー
トに形成された輝尽性蛍光体層に記録された放射線回折
画像および蓄積性蛍光体シートに形成された輝尽性蛍光
体層に記録された化学発光画像の双方を読取り可能に構
成されていればよく、たとえば、第2のレーザ励起光源
2を設けなくてもよく、第1のレーザ励起光源1のみを
設けて、640nmの波長のレーザ光で効率よく励起可
能なCy−5などを用いて、試料を標識して生成した蛍
光画像ならびに蓄積性蛍光体シートに形成された輝尽性
蛍光体層に記録された放射性標識物質の位置情報に関す
るオートラジオグラフィ画像、電子顕微鏡画像、放射線
回折画像および化学発光画像を読取り可能に構成するこ
ともできる。 【0091】さらに、前記実施形態においては、光検出
器として、フォトマルチプライア30を用いて、画像担
体22から発せられた蛍光あるいは輝尽光を光電的に検
出しているが、本発明において用いられる光検出器とし
ては、蛍光あるいは輝尽光を光電的に検出可能であれば
よく、フォトマルチプライア30に限定されるものでは
なく、フォトダイオードやCCDなどの他の光検出器を
用いることもできる。 【0092】また、前記実施形態においては、光学ヘッ
ドを二次元的に移動させるための走査機構を備えたもの
としたが、光学ヘッドを固定とし、ステージを二次元的
に移動させるための走査機構を備えるよう構成してもよ
い。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の実施形態にかかる画像読取装置の概略
構成を示す図 【図2】光学ヘッド近傍の詳細を示す側断面図 【図3】フォトマルチプライア近傍の詳細を示す略斜視
図 【図4】光学ヘッドの走査機構の略平面図 【符号の説明】 1 第1のレーザ励起光源 2 第2のレーザ励起光源 3 第3のレーザ励起光源 4 レーザ光 5、10、11 コリメータレンズ 6、9、12 ミラー 7 第1のダイクロイックミラー 8 第2のダイクロイックミラー 13 穴 14 穴開きミラー 15 光学ヘッド 16 凹面ミラー 17 非球面レンズ 18 凹面ミラー 20 ステージ 21 ガラス板 22 画像担体 25 発光光(蛍光または輝尽光) 28 フィルタユニット 30 フォトマルチプライア 31a、31b、31c、31d フィルタ部材 33 A/D変換器 34 画像データ処理装置 40 基板 41 副走査パルスモータ 42 レール 43 光学ヘッド支持基板 44 ロッド 45 主走査パルスモータ 46 エンドレスベルト 47 リニアエンコーダ 48 スリット 50 光源光学系 60 光学手段 100 画像読取装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/30 H04N 5/32 5/32 1/04 E Fターム(参考) 2H013 AC03 2H087 KA00 RA42 TA01 TA03 5C024 AX16 AX17 EX41 JX02 JX04 JX05 5C072 AA01 CA06 DA02 DA04 DA07 DA21 EA02 VA01

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 光ビームを発する少なくとも1つの励起
    光源と、画像担体が載置されるステージと、前記画像担
    体が発した光を光電的に検出する光検出手段と、前記励
    起光源から発せられた光ビームを前記ステージに載置さ
    れた前記画像担体上に照射し、かつ、前記画像担体から
    発せられた光を集光して、前記光検出手段に導く光学ヘ
    ッドとを備え、前記ステージと前記光学ヘッドとが、互
    いに平行な面内を二次元的に相対的に移動可能に構成さ
    れてなる画像読取装置において、 前記光学ヘッドが、前記励起光源から発せられ前記ステ
    ージと平行に進行する光ビームを前記画像担体に向けて
    反射する凹面ミラーと、該反射された光ビームを収束さ
    せて前記画像担体上に照射させるレンズとからなり、該
    レンズと前記凹面ミラーが、前記画像担体から発せられ
    た光を前記光検出手段に導くものであることを特徴とす
    る画像読取装置。
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