JP2003315618A - 光ファイバ位置決め部品成形用金型、光ファイバ位置決め部品の製造方法及び光ファイバ位置決め部品 - Google Patents

光ファイバ位置決め部品成形用金型、光ファイバ位置決め部品の製造方法及び光ファイバ位置決め部品

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JP2003315618A
JP2003315618A JP2002117976A JP2002117976A JP2003315618A JP 2003315618 A JP2003315618 A JP 2003315618A JP 2002117976 A JP2002117976 A JP 2002117976A JP 2002117976 A JP2002117976 A JP 2002117976A JP 2003315618 A JP2003315618 A JP 2003315618A
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optical fiber
hole forming
positioning component
pin
fiber hole
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Daizo Nishioka
大造 西岡
Tomohiko Ueda
知彦 上田
Toshifumi Hosoya
俊史 細谷
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Sumitomo Electric Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光ファイバ位置決め部品に対する光ファイバ
孔の位置精度を向上すると共に光ファイバ孔相互の位置
精度も向上することができる光ファイバ位置決め部品成
形用金型を提供すること。 【解決手段】 この光コネクタフェルール成形用金型1
は、2段に区分された4本の光ファイバ孔形成ピン8
と、それらに接するように配置される円柱状のスペーサ
ピン21と、各光ファイバ孔形成ピン8とスペーサピン
21とを把持する把持部9a,9bを有する一対の把持
部材11a,11bと、各光ファイバ孔形成ピン8の一
端が突入する第一突入孔16を有する保持部材14と、
一対の金型本体部材10a,10bとを備え、把持部材
11bには、下段に対応する各光ファイバ孔形成ピン8
が配置されるV字断面を有するファイバピン溝111が
形成され、各光ファイバ孔形成ピン8は当該ファイバピ
ン溝111に配置されて把持されていることを特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ファイバ位置決
め部品を成形するための光ファイバ位置決め部品成形用
金型、光ファイバ位置決め部品の製造方法及び光ファイ
バ位置決め部品に関するものである。
【0002】
【従来の技術】複数心の光ファイバを複数段に区分して
位置決めするための光ファイバ位置決め部品を成形する
ための金型としては、特開平8−300359号公報記
載のものや、特開平9−318844号公報記載のもの
がある。
【0003】特開平8−300359号公報記載の金型
は、光ファイバを位置決めする光ファイバ孔を成形する
ための光ファイバ孔形成ピンを金型に形成された凹部内
に並べ、それらの光ファイバ孔形成ピンの間に位置決め
ピンを介在させることで、光ファイバ孔形成ピンを複数
段に渡って配置することが可能となっている。また、特
開平9−318844号公報記載の金型は、光ファイバ
を位置決めする光ファイバ孔を成形するための光ファイ
バ孔形成ピンを金型に形成されたV溝に配置すると共
に、それらの光ファイバ孔形成ピンの間に平板状のスペ
ーサを介在させることで、光ファイバ孔形成ピンを複数
段に渡って配置することが可能となっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】特開平8−30035
9号公報記載の金型では、光ファイバ孔形成ピン相互の
位置関係は位置決めピンによって規制されるために精度
を上げることができるが、金型に形成された凹部内に光
ファイバ孔形成ピンが並べられているために、光ファイ
バ孔形成ピンの光ファイバ位置決め部品に対する位置の
精度を上げることは困難である。また、特開平9−31
8844号公報記載の金型では、光ファイバ位置決め部
品に対する光ファイバ孔形成ピンの位置は、V溝によっ
て規制されるために精度を上げることができるが、光フ
ァイバ孔形成ピンの間には平板状のスペーサが介在する
ので、他の段に配置される光ファイバ孔形成ピン相互の
位置関係はスペーサの平面精度に依存することとなり、
その精度を上げることには困難が伴う。
【0005】そこで本発明では、光ファイバ位置決め部
品に対する光ファイバ孔の位置精度を向上すると共に、
光ファイバ孔相互の位置精度も容易に向上することがで
きる光ファイバ位置決め部品成形用金型、光ファイバ位
置決め部品の製造方法及び光ファイバ位置決め部品を提
供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数の光ファ
イバ孔を複数段有する光ファイバ位置決め部品を成形す
るための光ファイバ位置決め部品成形用金型において、
各光ファイバ孔を形成するように複数段に区分された複
数本の光ファイバ孔形成ピンと、各光ファイバ孔形成ピ
ンの内の一の段に対応する光ファイバ孔形成ピンと他の
段に対応する光ファイバ孔形成ピンとの双方に接するよ
うに、各光ファイバ孔形成ピンに沿って配置される円柱
状のスペーサピンと、各光ファイバ孔形成ピンの一端が
突出するように各光ファイバ孔形成ピンの他端とスペー
サピンとを把持する把持部を有する一対の把持部材と、
各光ファイバ孔形成ピンそれぞれの一端が突入する複数
の突入孔を有する保持部材と、各光ファイバ孔形成ピン
及び把持部を挟み、光ファイバ位置決め部品に対応する
キャビティを形成する一対の金型本体部材とを備え、一
対の把持部材の一方には、光ファイバ孔形成ピンの内の
一の段に対応する各光ファイバ孔形成ピンが配置される
V字断面を有するファイバピン溝が形成され、各光ファ
イバ孔形成ピンは当該ファイバピン溝に配置されて把持
されていることを特徴とするものである。
【0007】本発明の光ファイバ位置決め部品成形用金
型を用いて光ファイバ位置決め部品を成形する場合、ま
ず一対の把持部材により把持した複数本の光ファイバ孔
形成ピンの一端を保持部材の突入孔に突入させる。この
状態で、一対の金型本体部材を閉じて、キャビティ内に
樹脂を注入する。そして、樹脂が固化した後、一対の金
型本体部材を開いて、各光ファイバ孔形成ピンを突入孔
から引き抜く。各光ファイバ孔形成ピンは、一対の把持
部材により把持される際に一方の把持部材に形成された
ファイバピン溝に配置されるので、成形時のキャビティ
に対する位置精度が向上する。また、一の段に配置され
る光ファイバ孔形成ピンと他の段に配置される光ファイ
バ孔形成ピンとの間にスペーサピンが配置されるので、
別の段に配置される光ファイバ孔形成ピン同士の位置精
度も向上する。従って、光ファイバ孔形成ピンの位置精
度が向上した状態で光ファイバ位置決め部品を成形でき
る。これにより、光ファイバ位置決め部品に対する光フ
ァイバ孔の位置精度を向上すると共に、光ファイバ孔相
互の位置精度も容易に向上することができる。
【0008】また本発明の光ファイバ位置決め部品成形
用金型では、複数本の光ファイバ孔形成ピンを挟んで、
一対の把持部材によって把持される一対のガイド孔形成
ピンを更に備え、ファイバピン溝が形成されている把持
部材には、ファイバピン溝を挟んでガイド孔形成ピンが
配置されるV字断面を有するガイドピン溝が形成され、
各ガイド孔形成ピンは当該ガイドピン溝に配置されて把
持されているようにしてもよい。ガイド孔形成ピンはフ
ァイバピン溝を挟んで形成されるガイドピン溝に配置さ
れるので、ガイド孔形成ピンに対する光ファイバ孔形成
ピンの位置精度が向上する。従って、ガイド孔に対する
光ファイバ孔の位置精度が向上した光コネクタフェルー
ルといった光ファイバ位置決め部品の製造が可能とな
る。
【0009】本発明は、複数の光ファイバ孔を有する光
ファイバ位置決め部品を成形する光ファイバ位置決め部
品の製造方法において、上記の光ファイバ位置決め部品
成形用金型を用意し、一対の把持部材により把持した各
光ファイバ孔形成ピンの一端を各突入孔に突入させ、そ
の状態で一対の金型本体部材を閉じる工程と、一対の金
型本体部材を閉じた後、キャビティ内に樹脂を充填する
工程と、キャビティ内に充填された樹脂が固化した後、
各光ファイバ孔形成ピンを突入孔から引き抜き、一対の
金型本体部材を開く工程とを含むことを特徴とするもの
である。
【0010】このように上記の光ファイバ位置決め部品
成形用金型を使用して光ファイバ位置決め部品を成形す
ることにより、上述したように光ファイバ位置決め部品
に対する光ファイバ孔の位置精度が向上すると共に、光
ファイバ孔相互の位置精度も向上した光ファイバ位置決
め部品が得られる。
【0011】本発明の光ファイバ位置決め部品は、上記
の光ファイバ位置決め部品の製造方法により成形された
ことを特徴とするものである。これにより、光ファイバ
位置決め部品に対する光ファイバ孔の位置精度が向上す
ると共に、光ファイバ孔相互の位置精度も向上する。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る光ファイバ位
置決め部品成形用金型、光ファイバ位置決め部品の製造
方法及び光ファイバ位置決め部品の好適な実施形態につ
いて図面を参照して詳細に説明する。
【0013】図1は、本発明の一実施形態による光ファ
イバ位置決め部品成形用金型を示す分解斜視図である。
同図において、本実施形態の光ファイバ位置決め部品成
形用金型1は、多心MT光ファイバ位置決め部品(光コ
ネクタフェルール)を成形するものである。この多心M
T光ファイバ位置決め部品の一例を図2に示す。
【0014】図2において、光ファイバ位置決め部品2
は、ガイドピン(図示しない)が挿入される2本のガイ
ド孔3を有し、このガイド孔3の内側には、4心テープ
心線の光ファイバ(図示しない)が挿入される8つの光
ファイバ孔4が2段に渡って設けられている。この光フ
ァイバ孔4の後端側には、光ファイバを光ファイバ孔4
に挿入するときのガイドとなる光ファイバ溝5が設けら
れており、これにより光コネクタを形成する際、光ファ
イバを光ファイバ孔4に挿入しやすくなる。また、光フ
ァイバ位置決め部品2の上面部には、接着剤注入用の窓
穴6が形成されている。
【0015】図1に戻り、光コネクタフェルール成形用
金型1は、光コネクタフェルール2のガイド孔3を形成
する2本のガイド孔形成ピン7と、光コネクタフェルー
ル2の光ファイバ孔4を形成する8本の光ファイバ孔形
成ピン8と、各ガイド孔形成ピン7及び各光ファイバ孔
形成ピン8それぞれの一端を把持する一対の把持部材1
1a,11bと、各光ファイバ孔形成ピン8それぞれの
他端が突入する8つの第一突入孔16及び各ガイド孔形
成ピン7それぞれの他端が突入する2つの第二突入孔1
5を有する保持部材14と、光コネクタフェルール2に
対応するキャビティを形成する一対の金型本体部材であ
る上金型10a及び下金型10bとを有している。
【0016】把持部材11a,11bの一端面には把持
部9a,9bが突設しており、この把持部9a,9bに
おいて、8本の光ファイバ孔形成ピン8の一端が突出す
るように把持する。尚、把持部材11a,11bにより
ガイド孔形成ピン7及び光ファイバ孔形成ピン8を把持
した状態では、把持部材11a,11b同士は、例えば
ネジ止めによって固定される。
【0017】上金型10a及び下金型10bは、図3に
示すように、ガイド孔形成ピン7及び光ファイバ孔形成
ピン8を把持した一対の把持部材11a,11bの把持
部9a,9bと各ガイド孔形成ピン7と光ファイバ孔形
成ピン8とを挟んで、保持部材14と共にキャビティ2
0を形成するものである。下金型10bの端部には、樹
脂の流出を防止するための断面が半円状の溝12が形成
されている。また、下金型10bの端部には、把持部材
11a,11bの把持部9a,9bを位置決めするため
の収納用凹部19が形成されている。下金型10bの内
面には、光コネクタフェルール2の接着剤注入用の窓穴
6を形成するための突起部13が設けられている。
【0018】各光ファイバ孔形成ピン8は、4本づつ2
段に配置されている。図4は、一対の把持部材11a,
11bが光ファイバ孔形成ピン8を把持している様子を
示した断面図である。把持部材11bには、光ファイバ
孔形成ピン8が配置されるV字断面を有するファイバピ
ン溝111が4つと、そのファイバピン溝111の両側
にファイバピン溝111に沿うようにV字断面のガイド
ピン溝112が一対形成されている。把持部材11aに
は、光ファイバ孔形成ピン8が配置されるV字断面を有
する4つのファイバピン溝113が、把持部材11bに
形成されているファイバピン溝111にそれぞれ対応す
るように形成されている。把持部材11aのガイド孔形
成ピン7に対応する部分には、角溝114が形成されて
いる。この把持部材11a及び把持部材11bで各光フ
ァイバ孔形成ピン8及び各ガイド孔形成ピン7を把持す
る際には、把持部材11aのファイバピン溝113に配
置される光ファイバ孔形成ピン8と把持部材11bのフ
ァイバピン溝111に配置される光ファイバ孔形成ピン
8との間に、スペーサピン21を配置する。従って、各
光ファイバ孔形成ピン8は、ファイバピン溝111,1
13とスペーサピン21とに挟まれてその位置が決めら
れる。
【0019】把持部材11aには、図5に示すように、
V字断面のファイバピン溝113の代わりに、4本の光
ファイバ孔形成ピン8が収まるような角溝115が形成
されていてもよい。図5の場合には、各溝115に配置
される光ファイバ孔形成ピン8は、角溝115とスペー
サピン21とによって挟まれてその位置が決められる。
【0020】このような光コネクタフェルール成形用金
型1を用いて、光コネクタフェルール2を成形する場合
は、まず、把持部材11a,11bにより、ガイド孔形
成ピン7及び光ファイバ孔形成ピン8を把持する。そし
て、ガイド孔形成ピン7を溝12に配置すると共に、把
持部9a,9bの先端面が突起部13の上面に当接する
ようにし、光ファイバ孔形成ピン8が第一突入孔16に
ガイド孔形成ピン7が第二突入孔15に突入するように
保持部材14を移動させる。その状態で、図3に示すよ
うに上金型10aと下金型10bとを閉じる。そして、
上金型10a、下金型10b及び把持部9a,9bによ
って形成されるキャビティ20内に溶融樹脂を充填させ
る。尚、溶融樹脂としては、例えば、PPS(ポリフェ
ニレンサルファイド)等が用いられる。その後、キャビ
ティ20内の樹脂が固化した後、各第一突入孔16から
各光ファイバ孔形成ピン8を、各第二突入孔15から各
ガイド孔形成ピン7をそれぞれ引き抜き、上金型10a
と下金型10bとを開く。これにより、図2に示すよう
な光コネクタフェルール2が得られる。
【0021】以上のように本実施形態にあっては、各光
ファイバ孔形成ピン8のキャビティ20又はガイド孔形
成ピン7に対する位置精度は、ファイバピン溝111,
113によって決められる。ファイバピン溝111,1
13はV字断面を有しているので、各光ファイバ孔形成
ピン8の配列方向の相対的な位置精度を容易に向上する
ことができる。また、ファイバピン溝111に配置され
る光ファイバ孔形成ピン8とファイバピン溝113に配
置される光ファイバ孔形成ピン8とは、スペーサピン2
1によって相対的な位置関係が決められる。一般的に円
柱状の部品の精度を向上することは容易であるから、円
柱状のスペーサピン21は高精度に製作することができ
る。従って、ファイバピン溝111に配置される光ファ
イバ孔形成ピン8とファイバピン溝113に配置される
光ファイバ孔形成ピン8との相対的な位置精度が向上す
る。
【0022】
【発明の効果】本発明によれば、各光ファイバ孔形成ピ
ンは、一対の把持部材により把持される際に一方の把持
部材に形成されたファイバピン溝に配置されるので、キ
ャビティに対する位置精度が向上する。また、一の段に
配置される光ファイバ孔形成ピンと他の段に配置される
光ファイバ孔形成ピンとの間にスペーサピンが配置され
るので、別の段に配置される光ファイバ孔形成ピン同士
の位置精度も向上する。従って本発明の目的とする、光
ファイバ位置決め部品に対する光ファイバ孔の位置精度
を向上すると共に、光ファイバ孔相互の位置精度も容易
に向上することができる光ファイバ位置決め部品成形用
金型、光ファイバ位置決め部品の製造方法及び光ファイ
バ位置決め部品を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態による光ファイバ位置決め
部品成形用金型を示す分解斜視図である。
【図2】図1に示す光ファイバ位置決め部品成形用金型
を用いて成形された多心MT光ファイバ位置決め部品の
一例を示す斜視図である。
【図3】図1に示す光ファイバ位置決め部品成形用金型
を示す断面図である。
【図4】図1に示す光ファイバ位置決め部品成形用金型
を示す断面図である。
【図5】図1に示す光ファイバ位置決め部品成形用金型
を示す断面図である。
【符号の説明】
1…光ファイバ位置決め部品成形用金型、2…光ファイ
バ位置決め部品、3…ガイド孔、4…光ファイバ孔、5
…光ファイバ溝、6…窓穴、7…ガイド孔形成ピン、8
…光ファイバ孔形成ピン、9a,9b…把持部、10a
…上金型(金型本体部材)、10b…下金型(金型本体
部材)、11a,11b…把持部材、13…突起部、1
4…保持部材、15…第二突入孔、16…第一突入孔、
19…収納用凹部、20…キャビティ。
フロントページの続き (72)発明者 細谷 俊史 神奈川県横浜市栄区田谷町1番地 住友電 気工業株式会社横浜製作所内 Fターム(参考) 2H036 JA02 QA18 QA20 QA49 4F202 AD15 AH34 CA30 CB01 CK25 CQ01 CQ05

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の光ファイバ孔を複数段有する光フ
    ァイバ位置決め部品を成形するための光ファイバ位置決
    め部品成形用金型において、 前記各光ファイバ孔を形成するように複数段に区分され
    た複数本の光ファイバ孔形成ピンと、 前記各光ファイバ孔形成ピンの内の一の段に対応する光
    ファイバ孔形成ピンと他の段に対応する光ファイバ孔形
    成ピンとの双方に接するように、前記各光ファイバ孔形
    成ピンに沿って配置される円柱状のスペーサピンと、 前記各光ファイバ孔形成ピンの一端が突出するように前
    記各光ファイバ孔形成ピンの他端と前記スペーサピンと
    を把持する把持部を有する一対の把持部材と、 前記各光ファイバ孔形成ピンそれぞれの一端が突入する
    複数の突入孔を有する保持部材と、 前記各光ファイバ孔形成ピン及び前記把持部を挟み、前
    記光ファイバ位置決め部品に対応するキャビティを形成
    する一対の金型本体部材とを備え、 前記一対の把持部材の一方には、前記光ファイバ孔形成
    ピンの内の一の段に対応する各光ファイバ孔形成ピンが
    配置されるV字断面を有するファイバピン溝が形成さ
    れ、前記各光ファイバ孔形成ピンは当該ファイバピン溝
    に配置されて把持されていることを特徴とする光ファイ
    バ位置決め部品成形用金型。
  2. 【請求項2】 前記複数本の光ファイバ孔形成ピンを挟
    んで、前記一対の把持部材によって把持される一対のガ
    イド孔形成ピンを更に備え、 前記ファイバピン溝が形成されている把持部材には、前
    記ファイバピン溝を挟んで前記ガイド孔形成ピンが配置
    されるV字断面を有するガイドピン溝が形成され、前記
    各ガイド孔形成ピンは当該ガイドピン溝に配置されて把
    持されていることを特徴とする請求項1に記載の光ファ
    イバ位置決め部品成形用金型。
  3. 【請求項3】 複数の光ファイバ孔を有する光ファイバ
    位置決め部品を成形する光ファイバ位置決め部品の製造
    方法において、 請求項1又は2に記載の光ファイバ位置決め部品成形用
    金型を用意し、前記一対の把持部材により把持した前記
    各光ファイバ孔形成ピンの一端を前記各突入孔に突入さ
    せ、その状態で前記一対の金型本体部材を閉じる工程
    と、 前記一対の金型本体部材を閉じた後、前記キャビティ内
    に樹脂を充填する工程と、 前記キャビティ内に充填された樹脂が固化した後、前記
    各光ファイバ孔形成ピンを前記突入孔から引き抜き、前
    記一対の金型本体部材を開く工程とを含むことを特徴と
    する光ファイバ位置決め部品の製造方法。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の光ファイバ位置決め部品
    の製造方法により成形されたことを特徴とする光ファイ
    バ位置決め部品。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012172869A1 (ja) * 2011-06-17 2012-12-20 住友電気工業株式会社 光ファイバの接続方法及び光ファイバの接続構造
CN108761659A (zh) * 2013-11-30 2018-11-06 长泰品原电子科技有限公司 光纤连接器
TWI684038B (zh) * 2017-10-20 2020-02-01 凌國基 光纖連接器及其集合結構

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