JP2003315474A - 電子制御装置及び半導体集積回路 - Google Patents

電子制御装置及び半導体集積回路

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JP2003315474A
JP2003315474A JP2002126487A JP2002126487A JP2003315474A JP 2003315474 A JP2003315474 A JP 2003315474A JP 2002126487 A JP2002126487 A JP 2002126487A JP 2002126487 A JP2002126487 A JP 2002126487A JP 2003315474 A JP2003315474 A JP 2003315474A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電源スイッチのオンによりバッテリから供給
される電力を受けて制御を行う電子制御装置において、
用途に応じた測定時間及び測定精度でソーク時間を計測
することができ、しかもこれを簡易かつ低コストに実現
できるようにする。 【解決手段】 電子制御装置1においては、IGSW7
がオフされる際にホストマイコン5から出力された指令
信号に含まれる設定コードに基づき、予め設定された複
数のアップカウントの時間間隔の内、適当な時間間隔が
選択的に切り替えられる。そして、ソークタイマカウン
タ15がアップカウントしたカウント値に基づいて、ホ
ストマイコン5がソーク時間を算出する。また、ソーク
時間の測定時間がソークタイマIC10の許容計時時間
を超える場合には、ソークタイマIC10にて一定時間
を計測すると共に、ホストマイコン5側でその計測回数
をカウントすることによりソーク時間を計測する

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電源スイッチのオ
ンによりバッテリから供給される電力を受けて制御を行
う電子制御装置において、その電源スイッチがオフされ
てからの時間(ソーク時間)を計測するための技術に関
する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来よ
り、例えば車両のエンジンを制御する電子制御装置にお
いては、エンジン制御用の様々な処理や動作を行う制御
部として、マイクロコンピュータ(以下「マイコン」と
いう)を中心とする各種電子回路が設けられており、電
源スイッチとしてのイグニッションスイッチがオンされ
ているときに、バッテリから電力が供給されて動作する
ようになっている。
【0003】そして、近年、この種の電子制御装置にお
いては、イグニッションスイッチがオフされ、当該電子
制御装置に実質的な動作電力が供給されなくなってから
の時間(以下「ソーク時間」という)を把握したいとい
う要望がある。すなわち、例えばソーク時間を用いてエ
ンジン始動時の制御を切り替えるヒートマネージメント
制御が行われている。このヒートマネージメント制御
は、エンジンの冷却水を温水にしてから始動を開始させ
るものであり、それによってエンジン始動時の燃料消費
を抑制することで、燃費の向上や排ガス規制への対応を
実現するものである。この場合、イグニッションスイッ
チがオフされてからの水温の低下を予測するために、ソ
ーク時間の計測が必要となる。
【0004】また、EVP OBD(カリフォルニア州
の排ガス規制)に対応し、ソーク中に電子制御装置を起
動して、タンクからキャニスタ,サージタンクまでのE
VP系(エバポレータ系)の漏れを検出する所謂穴あき
確認(以下「EVPリークチェック」ともいう)を行う
ことが有効な手段となってきているが、その際にもソー
ク時間の計測が必要となる。
【0005】そこで、このようなソーク時間を測定する
方法として、電子制御装置に計時用のカウンタを備えた
半導体集積回路(IC)を組み込み、そのカウント値か
らソーク時間を算出することが考えられている。しかし
ながら、そのソーク時間の計測時間や測定精度への要求
が、その計測したソーク時間の使用用途により異なると
いった問題がある。
【0006】例えば、上記EVPリークチェックは、エ
ンジン停止後、数時間後に電子制御装置を起動してEV
P経路内の圧力を測定して漏れのチェックを行う。その
場合の測定精度として数分程度の誤差が許容される。こ
れに対し、上記ヒートマネージメント制御においては、
エンジンの始動前に冷却水を温水に切り替えるため、ユ
ーザが何時運転を開始してもよいように、例えば最大7
日間の時間を計測する必要があり、その場合の測定精度
として2時間程度の誤差が許容される。
【0007】このように、用途に応じてソーク時間の計
測が変わるため、単一のICにてこれを満足させるため
には、その最大時間を計測可能なICを開発することが
考えられる。しかしその場合には、測定時間が短時間で
ある場合の要求精度をも満足した状態で長時間の計測が
できることが要求されるため、IC内部のカウント数が
過大になってしまう。
【0008】また、それぞれの用途に応じてICを開発
することも考えられるが、その場合には何種類ものIC
が必要となり、コストアップにつながる。本発明は、こ
うした問題に鑑みなされたものであり、電源スイッチの
オンによりバッテリから供給される電力を受けて制御を
行う電子制御装置において、用途に応じた測定時間及び
測定精度でソーク時間を計測することができ、しかもこ
れを簡易かつ低コストに実現できるようにすることを目
的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題に鑑み、請求項
1記載の電子制御装置においては、電源スイッチがオン
されているときにバッテリから供給された主電源電圧を
受けて所定の制御プログラムを実行するホストマイコン
と、このホストマイコンと通信線を介して接続されると
共に、バッテリから供給された副電源電圧を受けて動作
し、ホストマイコンからの指令により、予め設定された
時間間隔にてアップカウントを開始するカウンタを内蔵
する計時用ICを備える。そして、ホストマイコンと計
時用ICとの協働により電源スイッチがオフしているソ
ーク時間を計測することが可能になっている。すなわ
ち、電源スイッチがオフの間は制御プログラムの実行に
必要な主電源電圧の供給が実質的に遮断され、計時用I
Cは副電源電圧のみで動作することになり、ソーク時間
の計測の際の省電力化が図られている。
【0010】そして、切替手段が、電源スイッチがオフ
される際又はオフされる前にホストマイコンから出力さ
れた指令信号に基づき、予め設定された複数の時間間隔
の内、選択された時間間隔にてカウンタがアップカウン
トするように、上記時間間隔の設定を切り替え、ホスト
マイコンが、このカウンタのカウント値に基づいて上記
ソーク時間を算出する。尚、ここでいう「時間間隔」と
は、複数ビットからなるカウンタがその最下位ビット
(以下「LSB」という)を切り替えてアップカウント
するタイミングを意味する。
【0011】かかる構成によれば、ソーク時間の使用用
途に応じたホストマイコン側の判断により、カウンタに
よるアップカウントの時間間隔を適宜切り替えて変更す
ることができる。例えば、上述したEVP系の漏れの検
出では上述したヒートマネージメント制御よりもソーク
時間の測定時間が短く、また高い測定精度が要求される
ため、アップカウントの時間間隔を短くする等の方法を
とることができる。或いは、別の用途でそれより高精度
なソーク時間の測定が要求される場合には、当該時間間
隔をさらに短くすることにより、これを実現することが
できる。しかも、計時用ICのアップカウントの時間間
隔(タイミング)を切り替える構成をとるため、カウン
タの容量等のハード構成を変更する必要がない。
【0012】このため、用途によりソーク時間の測定に
高い測定精度が要求される場合には、アップカウントの
時間間隔が短くなるように設定することで対応でき、ま
た長時間の測定が要求される場合には、アップカウント
の時間間隔が長くなるように設定することで対応でき
る。その結果、単一のIC(計時用IC)にて複数の用
途に適応することができ、用途に応じた測定時間及び測
定精度でのソーク時間の計測を、簡易かつ低コストに実
現することができる。
【0013】ただし、長時間のソーク時間を計測する場
合であっても、一定以上の測定精度が要求される場合も
あるため、かかる場合にも単一のICにてソーク時間の
計測を実現できることが望まれる。そこで、請求項2に
記載の電子制御装置においては、カウンタが上記時間間
隔の設定に基づいて予め定める許容計時時間を計測した
後にクリアされると同時に、起動手段が、バッテリから
の主電源電圧を用いてホストマイコンを一時的に起動さ
せる。そして、ホストマイコン側に設けられたカウント
手段が、電源スイッチがオフしている間に当該ホストマ
イコンが起動した回数をカウントアップして記憶する。
尚、この起動回数の記憶は、ホストマイコン側に設けた
カウント用のメモリに常時副電源電圧を供給して行う
か、或いは不揮発性のメモリに記憶させることにより行
うことができる。
【0014】そして、ホストマイコンが、カウント手段
のカウント数,カウンタの許容計時時間,及びカウンタ
が示すカウント数に基づいてソーク時間を算出する。
尚、ここでいう「許容計時時間」とは、カウンタがカウ
ント可能なカウント数に基づいて算出される計時時間を
いい、カウンタの最大計時時間と同じであってもよい
し、これより短い時間であってもよい。
【0015】つまりこの場合、当該許容計時時間にカウ
ント手段のカウント数を乗じて得た時間と、カウンタが
示すカウント数から算出される時間とを加算した時間が
ソーク時間ということになる。従って、例えばソーク時
間として電源スイッチがオフされている時間を計測する
場合には、電源スイッチが再びオンされた時点でカウン
タが示すカウント数から算出される時間が用いられるこ
とになる。
【0016】かかる構成によれば、ソーク時間の用途に
より計時用ICの測定精度を一定以上に保持した状態
で、長時間の測定を行うことができる。その際、計時用
ICの増加を伴うこともない。また、ホストマイコンは
主電源電圧を用いて一時的に起動されるにすぎないた
め、バッテリの電力を大きく消費することもない。この
ため、あらゆる測定精度及び測定時間の要求値に対応し
て簡易かつ低コストにソーク時間の測定を実現すること
ができる。尚、このように単一のICにて種々の用途の
要求値に対応するためには、想定される用途のうち最も
測定精度の高いものの要求が満たされるように上記時間
間隔の種類を設定する(つまり、最も測定精度の要求の
厳しいものを基準にICの設計をしておく)ことが望ま
しい。
【0017】尚、上記電子制御装置としては種々の用途
に適用されるものが考えられるが、例えば請求項3に記
載のように、上記電源スイッチが車両のイグニッション
スイッチであり、上記ホストマイコンが車両のエンジン
を制御するためのものである場合には、イグニッション
スイッチのオフ時における消費電力を低く抑えることが
一層重要になる。このため、省電力のために副電源電圧
を受けて動作する計時用ICを用いてソーク時間の計測
を行う上記電子制御装置の構成に対する効果が大きい。
【0018】また、請求項4に記載の半導体集積回路
は、請求項1〜3のいずれかに記載の電子制御装置に用
いられ、上記計時用ICを構成する。具体的には、記憶
手段が、上記予め設定された複数の時間間隔を所定の識
別コードに対応させて夫々記憶し、カウント切替手段
が、ホストマイコンからの指令に基づいてこの記憶手段
を参照し、ホストマイコンから送信された識別コードに
対応した時間間隔にてカウンタをアップカウントさせる
ように、そのアップカウントの時間間隔を切り替える。
そして、出力手段が、カウンタのカウント値をホストマ
イコンに出力する。例えばソーク時間として電源スイッ
チがオフされている時間を計測する場合には、電源スイ
ッチが再びオンされた時点におけるカウンタのカウント
値を出力する。
【0019】かかる半導体集積回路を電子制御装置に組
み込むことで、上述した効果を得ることができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施例を図
面と共に説明する。図1は、本実施例の電子制御装置の
電気的構成を表すブロック図である。同図に示すよう
に、電子制御装置(以下「ECU」という)1は、車両
に搭載されたエンジンを制御するものであり、車両のバ
ッテリ2のプラス端子にメインリレー3を介して接続さ
れる主電源端子J1と、バッテリ2のプラス端子に常時
接続される副電源端子J2と、バッテリ2のプラス端子
に電源スイッチとしてのイグニッションスイッチ(以下
「IGSW」と記す)4を介して接続されるIGSW端
子J3と、バッテリ2のプラス端子に接続されるメイン
リレー駆動端子J4と、一端が接地されたメインリレー
3のコイルLの他端に接続されたメインリレー駆動端子
J5とを備えている。
【0021】そして、ECU1は、CPU,RAM,R
OM等を備え、エンジンを制御するための様々な制御プ
ログラムを実行するホストマイコン5と、ホストマイコ
ン5とのシリアル通信によりIGSW4がオフしてから
のソーク時間を計測するための計時用ICとしてのソー
クタイマIC10と、エンジン制御に用いられる各種セ
ンサ信号(図示省略)やバッテリ電圧(つまりバッテリ
2の電圧)などのアナログ値をデジタル値に変換してホ
ストマイコン5に入力させるA/D変換器6と、IGS
W4を介してIGSW端子J3より入力されるバッテリ
電圧(以下「VIG」と記す)を、ホストマイコン5が
入力可能な電圧レベルのIGSW信号にレベル変換し
て、ホストマイコン5へ出力する入力回路7と、メイン
リレー3を介して主電源端子J1より入力されるバッテ
リ電圧(以下「V+B」と記す)から、ホストマイコン
5及びA/D変換器6を動作させるための主電源電圧V
mを生成して出力すると共に、副電源端子J2より常時
入力されるバッテリ電圧(以下「VBAT」と記す)か
ら、ホストマイコン5に内蔵されたスタンバイRAMが
常時データを保持するための副電源電圧Vsを生成して
出力する電源回路8と、所定の条件下でメインリレー駆
動端子J4,J5間を短絡してメインリレー3のコイル
Lに電流を流し、メインリレー3をオンさせるためのメ
インリレー制御回路20とを備えている。
【0022】尚、電源回路8は、V+Bの供給を受けて
主電源電圧Vmの出力を開始してから、その主電源電圧
Vmが安定すると見なされる所定時間だけホストマイコ
ン5へリセット信号を出力する、所謂パワーオンリセッ
ト機能も有している。また、入力回路7は、電源不要の
電子部品からなるものである。
【0023】次に、ソークタイマIC10の概略構成に
ついて図2に基づいて説明する。同図に示すように、ソ
ークタイマIC10は、ホストマイコン5との間で信号
の入出力を行うシリアルI/O11と、上述したソーク
時間を計測するためのタイマ部12と、外部発振回路3
0にて生成された発振クロック(本実施例では数MH
z)を分周又は逓倍して、タイマ部12がアップカウン
トする際に用いる基準クロックを生成する基準クロック
生成部13とを備える。
【0024】タイマ部12は、ホストマイコン5からシ
リアルI/O11を介して入力された指令信号に基づ
き、基準クロック生成部13から入力された基準クロッ
クを分周又は逓倍してカウント用の動作クロックに切り
替える動作クロック生成部14と、この動作クロックに
基づいて常時カウントアップされる6ビットカウンタか
らなるソークタイマカウンタ15と、ソークタイマカウ
ンタ15のカウント値と比較される時間情報としての値
がセットされるアウトプットコンペアレジスタ(OC
R)16と、ソークタイマカウンタ15のカウント値と
OCR16にセットされた値とを比較し、両値が一致す
るとメインリレー駆動信号を出力する比較器17とを備
える。
【0025】また、ソークタイマIC10は複数の端子
を備え、ホストマイコン5からは、同図に示すSCLK
端子及びシュミット回路41を介して同期用のクロック
が入力され、SRXD端子及びシュミット回路42を介
してこのクロックに同期した指令信号等のシリアルデー
タが入力される。また、これらのデータ等が入力される
際には、その前処理としてホストマイコン5からIOR
ESB端子及びシュミット回路43を介してリセット信
号が入力され、シリアルI/O11の初期化が行われ
る。そして、ホストマイコン5からシリアルI/O11
を介して入力された時間情報がOCR16にセットさ
れ、また、ソーク時間測定のための後述する設定コード
が動作クロック生成部14にセットされる。一方、ソー
クタイマカウンタ15のカウント値等の伝送データは、
ソークタイマIC10からシリアルI/O11,バッフ
ァ44及びSTXD端子を介してホストマイコン5へ出
力される。
【0026】一方、タイマ部12では、基準クロック生
成部13から入力された基準クロックを動作クロックに
切り替え、この動作クロックに基づいてアップカウント
することで、ソーク時間の測定時間及び測定精度を複数
段に切り替えられるようになっている。この切り替え
は、ホストマイコン5からの指令信号に含まれる設定コ
ードに基づいて動作クロック生成部14にて基準クロッ
クを分周又は逓倍し、対応する動作クロックを生成する
ことにより行われる。
【0027】すなわち、外部発振回路30で生成された
発振クロックは、XIN端子を介して基準クロック生成
部13に入力されて分周され(場合によってはさらに逓
倍され)、発振クロックよりも周波数の低い基準クロッ
クに変換される。そして、この基準クロックがタイマ部
12に入力されると、動作クロック生成部14では、現
在の設定コードに基づいた分周又は逓倍処理を行って動
作クロックの周波数を切り替え、当該動作クロックをソ
ークタイマカウンタ15に順次出力する。ソークタイマ
カウンタ15では、この動作クロックに同期してその最
下位ビット(LSB)が切り替わり、アップカウントさ
れていく。
【0028】そして、OCR16の設定値とソークタイ
マカウンタ15のカウント値とが一致すると、比較器1
7から上記メインリレー駆動信号がフリップフロップ1
8,オア回路46,PI_OUT端子を介してメインリ
レー制御回路20に出力される。
【0029】また、このメインリレー駆動信号が出力さ
れると、その情報とソークタイマカウンタ15のカウン
ト値がホストマイコン5に伝送され、場合により、ホス
トマイコン5からはタイマ部12でのカウント処理を停
止するための停止指令信号が入力される。この停止指令
信号は、シリアルI/O11を介してXSTOP信号と
して基準クロック生成部13に入力され、基準クロック
生成部13は、このXSTOP信号を受けてタイマ部1
2への基準クロックの出力を一旦停止する。そして、ソ
ークタイマカウンタ15等がクリアされた後、ホストマ
イコン5からの指令により再び基準クロックの出力を開
始する。
【0030】尚、ソークタイマIC10への副電源電圧
Vsの供給はVOS5端子を介して行われ、GND端子
が接地されているる。また、ソークタイマIC10はパ
ワーオンリセット回路19を備え、この副電源電圧Vs
が供給されると、パワーオンリセット回路19からタイ
マ部12及びシリアルI/O11に対してリセット信号
が出力され、各回路の初期化が行われる。また、このリ
セット信号はフリップフロップ18に対してもオア回路
47を介して入力され、フリップフロップ18内の情報
は、このリセット信号又はシリアルI/O11のカウン
タクリア信号が入力されることで初期化される。
【0031】次に、ソーク時間の測定時間及び測定精度
の切替処理について、図3に基づいて説明する。本実施
例ではソーク時間の測定時間及び測定精度が複数段に切
替可能になっており、同図の例では、設定コード「00
0」〜「100」のいずれかの設定により5段階に切替
可能に構成されている。この場合、設定コード「01
0」による設定倍率(つまり、基準クロックの周波数に
対する動作クロックの周波数の比)が1倍になっている
ため、当該設定コードを選択すると、基準クロックがそ
のまま動作クロックとして設定され、10分毎にソーク
タイマカウンタ15のLSBがアップカウントされる。
そして上述のように、本実施例のソークタイマカウンタ
15が6ビットカウンタであるため、最大10時間30
分の測定が可能となっている。
【0032】同様に、設定コードが「001」,「00
0」については、それぞれ倍率が0.25,0.062
5であり、基準クロックを分周した動作クロックが生成
され、最大測定時間が42時間,168時間となるた
め、長時間の測定が可能になっている。逆に、設定コー
ドが「011」,「100」については、それぞれ倍率
が375,1875であり基準クロックを逓倍した動作
クロックが生成され、最大測定時間が1分40秒,20
秒となるため、短時間の測定しかできないが、LSBの
アップカウントのタイミングがそれぞれ1.6秒,32
0msとなっており、高精度な測定が可能となってい
る。
【0033】図1に戻り、メインリレー制御回路20
は、オア回路21と、その出力先に接続された起動用ト
ランジスタ(PNPトランジスタ)22とを備えてい
る。起動用トランジスタ22のエミッタはメインリレー
駆動端子J4に接続され、コレクタはメインリレー駆動
端子J5に接続され、ベースはオア回路21に接続され
ている。
【0034】そして、上述のようにしてソークタイマI
C10からのメインリレー起動信号が出力されるか、ホ
ストマイコン5からマイコン保持信号が出力されるか、
又はIGSW端子J3からVIGが供給されてオア回路
21に入力されると、トランジスタ22をオンし、メイ
ンリレー3のコイルLに電流を流してメインリレー3を
オンしてホストマイコン5等に主電源電圧Vmを供給
し、エンジンECU1による通常の制御処理を開始させ
る。尚、マイコン保持信号は、IGSW4がオフして
も、例えば電子スロットを閉じるまでの間ホストマイコ
ン5を起動しておくために出力される信号である。この
マイコン保持信号は、図2に示されるように、ホストマ
イコン5からPI_IN端子を介して一旦ソークタイマ
IC10に入力され、シュミット回路45,オア回路4
6及びPI_OUT端子を介してメインリレー制御回路
20に出力される。そして、これらの全ての信号等の出
力が停止すると、メインリレー3をオフしてホストマイ
コン5等への主電源電圧Vmの供給を遮断する。
【0035】次に、ソーク時間測定の具体的方法につい
て図4〜図6に基づいて説明する。まず図4は、本実施
例のソーク時間測定方法を上述したEVP OBDに適
用した例である。この例では、IGSW4がオフされて
から5時間経過後にバッテリ電圧V+B(つまり主電源
電圧Vm)を一時的に供給してホストマイコン5を起動
させ、EVPリークチェック後にバッテリ電圧V+Bの
供給を遮断してホストマイコン5を停止させる。従っ
て、ここではソーク中においてホストマイコン5を起動
させるまでの時間(5時間)を計測する。
【0036】まず、ホストマイコン5は、上述のように
IGSW4がオフされた直後はマイコン保持信号の出力
により動作可能となってるため、この間を利用して測定
するソーク時間に対応した設定コード,その時間情報
(つまり次回のホストマイコン5が起動時間),及びカ
ウント開始指令信号をソークタイマIC10に対して出
力する。そして、さらに電子スロットを閉じる等の処理
を終えた後、マイコン保持信号の出力を止め、バッテリ
電圧V+Bの供給を遮断して所謂スリープ状態に移行す
る。
【0037】上記設定コードはタイマ部12の動作クロ
ック生成部14にセットされ、時間情報はOCR16に
セットされる。そして、カウント開始指令信号によりシ
リアルI/O11からの上記XSTOP信号の出力が停
止され、基準クロック生成部13から動作クロック生成
部14に基準クロックが出力されて動作クロックに変換
され、この動作クロックに基づいたカウント処理が実行
される。
【0038】この例では、上記設定コードとして「01
0」が設定され、LSBが10分毎にアップカウントさ
れる。このため、最大測定時間が10時間30分とな
り、測定時間としての5時間はソークタイマIC10の
許容計時時間内におさまる。そのため、ソークタイマI
C10でのカウント処理は一回のみでよく、ソークタイ
マカウンタ15のカウント値がOCR16の設定値に一
致した時点でメインリレー駆動信号が出力され、ホスト
マイコン5(つまりエンジンECU1)が起動し、EV
Pリークチェックが実施される。
【0039】尚、この場合、ソークタイマIC10の測
定誤差が1%であるとすると、5時間の計測での測定誤
差は±3分程度となり、読み取り誤差は10分程度とな
る。この場合、EVPリークチェックは15分程度で終
了するが、ソークタイマカウンタ15についてはIGS
W4がONされるまで放置していてもよいし、当該5時
間の計測後にクリアしてもよい。
【0040】次に、図5はソーク時間測定方法をヒート
マネージメント制御に適用した例である。同図に示すよ
うに、本ヒートマネージメント制御ではソーク時間とし
て5日間を測定し、5日間を経過した時点でIGSW4
をオンにする。この測定は比較的長時間ではあるが、一
定以上の測定精度を得るため設定コードとして「01
0」が設定され、ソークタイマIC10にて10時間を
計測する毎にホストマイコン5を起動し、内蔵するスタ
ンバイRAMにその起動回数を記憶していき、5日間経
過した時点でホストマイコン5にバッテリ電圧V+Bを
供給してエンジンECU1を動作させる。尚、上述のよ
うにスタンバイRAMには常時副電源電圧Vsが供給さ
れているため、ホストマイコン5の停止中においてもそ
の起動回数を記憶し続けることができる。
【0041】まず、ホストマイコン5は、上述のように
IGSW4がオフされた直後はマイコン保持信号の出力
により動作可能となってるため、内蔵する上記スタンバ
イRAMをクリアした後、この間を利用して測定するソ
ーク時間に対応した設定コード,その時間情報(つまり
次回のホストマイコン5が起動時間),及びカウント開
始指令信号をソークタイマIC10に対して出力する。
そして、さらに電子スロットを閉じる等の処理を終えた
後、マイコン保持信号の出力を止め、バッテリ電圧V+
Bの供給を遮断して所謂スリープ状態に移行する。
【0042】上記設定コードはタイマ部12の動作クロ
ック生成部14にセットされ、時間情報はOCR16に
セットされる。そして、カウント開始指令信号によりシ
リアルI/O11からの上記XSTOP信号の出力が停
止され、基準クロック生成部13から動作クロック生成
部14に基準クロックが出力されて動作クロックに変換
され、この動作クロックに基づいたカウント処理が実行
される。
【0043】この例では、設定コードとして「010」
が設定されるため、LSBが10分毎にアップカウント
される。このため、最大測定時間が10時間30分とな
り、測定時間としての5日間(120時間)はソークタ
イマIC10の最大測定時間を超過する。そのため、O
CR16には当該測定精度における許容計時時間として
の10時間に相当するカウント値が設定され、ソークタ
イマカウンタ15のカウント値がこれに一致した時点で
メインリレー駆動信号が出力され、ホストマイコン5
(つまりエンジンECU1)が一時的に起動してその起
動回数を加算してスタンバイRAMに記憶した後、再度
スリープ状態に移行する。ソークタイマカウンタ15
は、このホストマイコン5の起動毎にクリアされ、再度
スリープに移行したときに再びカウント処理を開始す
る。このような動作が繰り返される。
【0044】そして、IGSW4が再びオンされた時点
でソークタイマカウンタ15のカウント値がホストマイ
コン5に送信される。ホストマイコン5では、このIG
SW4がオンされた時点のソークタイマカウンタ15の
カウント値と、それまでのホストマイコン5の起動回数
とに基づき、ソーク時間が算出される。つまり、IGS
W4がオンされた時点のソークタイマカウンタ15のカ
ウント値から算出される時間と、ソークタイマカウンタ
による計時時間(10時間)にホストマイコン5の起動
回数を乗じて得た時間とを加算した時間が、この場合の
ソーク時間ということになる。
【0045】尚、この場合の測定精度としてのIC誤差
が1%であるとすると、5日間(120時間)の計測で
の測定誤差は±1時間12分程度となり、読み取り誤差
は10分となる。このように、ヒートマネージメント制
御の場合は前述したEVP OBDの場合よりも長時間
の測定となるため、同一のソークタイマIC10ではそ
の許容計時時間を超過してしまうところ、ソークタイマ
カウンタ15による計測を一定時間で繰り返し、その繰
り返し回数をホストマイコン5の起動によりカウントア
ップすることで、その計測が可能となる。このため、単
一のソークタイマIC10とホストマイコン5との協働
によって長時間の測定が可能となる。
【0046】以上のように、本実施例の電子制御装置1
によれば、IGSW4がオフされる際にホストマイコン
5から出力された指令信号に含まれる設定コードに基づ
き、予め設定された複数のアップカウントの時間間隔の
内、適当な時間間隔が選択的に切り替えられる。そし
て、ソークタイマカウンタ15がアップカウントしたカ
ウント値に基づいて、ホストマイコン5がソーク時間を
算出する。
【0047】かかる構成によれば、EVP OBDやヒ
ートマネージメント制御等のソーク時間の使用用途に応
じたホストマイコン5側の判断により、単一のソークタ
イマカウンタ15によるアップカウントの時間間隔を適
宜切り替えて変更することができる。このため、単一の
ソークタイマIC10にて複数の用途に適応することが
でき、用途に応じた測定時間及び測定精度でのソーク時
間の計測を、簡易かつ低コストに実現することができ
る。
【0048】また、ソーク時間の測定時間がソークタイ
マIC10の許容計時時間を超える場合には、ソークタ
イマIC10にて一定時間を計測すると共に、ホストマ
イコン5側でその計測回数をカウントすることにより、
これを計測することができる。このため、長時間の測定
においてもソークタイマIC10の増加を伴うことがな
い。また、ホストマイコン5は副電源電圧を用いて一時
的に起動されるにすぎないため、バッテリ2の電力を大
きく消費することもない。このため、あらゆる測定精度
及び測定時間に対応して簡易かつ低コストにソーク時間
の測定を実現することができる。
【0049】尚、本実施例において、ホストマイコン5
とソークタイマIC10が切替手段に該当し、ソークタ
イマIC10が起動手段に該当し、ホストマイコン5が
カウント手段に該当する。また、ソークタイマIC10
のタイマ部12が記憶手段,カウント切替手段及び出力
手段に該当する。
【0050】以上、本発明の実施例について説明した
が、本発明の実施の形態は、上記実施例に何ら限定され
ることなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の形
態をとり得ることはいうまでもない。例えば、上記各実
施例ではソーク時間測定方法の一例を示したが、取り得
る測定方法は、上述したものに限らず、測定時間及び測
定精度の要求に応じて適宜変更することが可能である。
具体的には、上記ヒートマネージメント制御の場合に、
図6に示すように設定コードとして例えば「000」を
選択してLSBのアップカウントを160分毎に行うよ
うに設定すると、ソークタイマIC10のみで5日間の
ソーク時間を計測することができる。ただしこの場合、
読み取り誤差が2時間40分と上記の場合よりも大きく
なってしまうことに留意する必要はある。
【0051】逆に、測定時間が短く高精度な測定を実施
する場合には、設定コードとして「011」や「10
0」を選択するようにするとよい。また、上記実施例で
は、マイコン保持信号が一旦ソークタイマIC10を経
由した後メインリレー制御回路20のオア回路21に入
力される構成を説明したが、当該マイコン保持信号がソ
ークタイマIC10を経由することなく、直接オア回路
21に入力される構成としてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例にかかる電子制御装置の概略
構成を表すブロック図である。
【図2】 実施例の半導体集積回路の概略構成を表すブ
ロック図である。
【図3】 実施例のソーク時間計測の切替態様を表す説
明図である。
【図4】 実施例のソーク時間計測処理の具体例を表す
説明図である。
【図5】 実施例のソーク時間計測処理の具体例を表す
説明図である。
【図6】 実施例のソーク時間計測処理の具体例を表す
説明図である。
【符号の説明】 1・・・電子制御装置、 2・・・バッテリ、 5・・
・ホストマイコン、3・・・メインリレー、 8・・・
電源回路、 12・・・タイマ部、13・・・基準クロ
ック生成部、 14・・・動作クロック生成部、15・
・・ソークタイマカウンタ、 16・・・OCR、17
・・・比較器、 20・・・メインリレー制御回路、3
0・・・外部発振回路、 47・・・オア回路、10・
・・ソークタイマIC

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電源スイッチがオンされているときにバ
    ッテリから供給された主電源電圧を受けて所定の制御プ
    ログラムを実行するホストマイコンと、 前記ホストマイコンと通信線を介して接続されると共
    に、前記バッテリから供給された副電源電圧を受けて動
    作し、該ホストマイコンからの指令により、予め設定さ
    れた時間間隔にてアップカウントを開始するカウンタを
    内蔵する計時用ICと、 を備え、前記ホストマイコンと前記計時用ICとの協働
    により前記電源スイッチがオフしてからのソーク時間を
    計測可能な電子制御装置であって、さらに、 前記電源スイッチがオフされる際又はオフされる前に前
    記ホストマイコンから出力された指令信号に基づき、予
    め設定された複数の時間間隔の内、選択された時間間隔
    にて前記カウンタがアップカウントするように、該時間
    間隔の設定を切り替える切替手段を備え、 前記ホストマイコンは、前記カウンタのカウント値に基
    づいて前記ソーク時間を算出することを特徴とする電子
    制御装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の電子制御装置におい
    て、さらに、 前記カウンタが前記時間間隔の設定に基づいて予め定め
    る許容計時時間を計測した後にクリアされると同時に、
    前記バッテリからの主電源電圧を用いて前記ホストマイ
    コンを一時的に起動させる起動手段と、 前記電源スイッチがオフしている間に該ホストマイコン
    が起動した回数をカウントアップして記憶するカウント
    手段と、 を備え、 前記ホストマイコンは、前記カウント手段のカウント
    数,前記カウンタの許容計時時間,及び前記カウンタが
    示すカウント数に基づいて、前記ソーク時間を算出する
    ことを特徴とする電子制御装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載の電子制御
    装置において、 前記電源スイッチは、車両のイグニッションスイッチで
    あり、 前記ホストマイコンは、前記車両のエンジンを制御する
    ためのものであること、 を特徴とする電子制御装置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載の電子制
    御装置に用いられ、前記計時用ICを構成する半導体集
    積回路であって、 前記予め設定された複数の時間間隔を、所定の識別コー
    ドに対応させて夫々記憶する記憶手段と、 前記ホストマイコンからの指令に基づいて前記記憶手段
    を参照し、該ホストマイコンから送信された識別コード
    に対応した時間間隔にて前記カウンタをアップカウント
    させるように、該アップカウントの時間間隔を切り替え
    るカウント切替手段と、 前記カウンタのカウント値を前記ホストマイコンに出力
    する出力手段と、 を備えたことを特徴とする半導体集積回路。
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