JP2003314384A - 蒸発燃料処理装置 - Google Patents

蒸発燃料処理装置

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JP2003314384A
JP2003314384A JP2002158298A JP2002158298A JP2003314384A JP 2003314384 A JP2003314384 A JP 2003314384A JP 2002158298 A JP2002158298 A JP 2002158298A JP 2002158298 A JP2002158298 A JP 2002158298A JP 2003314384 A JP2003314384 A JP 2003314384A
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Kojiro Azeyanagi
興次郎 畔▲柳▼
Shinsuke Kiyomiya
伸介 清宮
衛 ▲吉▼岡
Mamoru Yoshioka
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Toyota Motor Corp
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Aisan Industry Co Ltd
Toyota Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 吸着材の実状に合った脱離状態に対応した加
熱・冷却により、より精密な脱離制御を行うことができ
る蒸発燃料処理装置を提供する。 【解決手段】 ペルチェ素子10b、11bの両面に金
属製の内部ヒートシンク10a、11aおよび外部ヒー
トシンク10c、11cを固定してペルチェ素子構造体
10,11を構成し、内部ヒートシンク10a、11a
を吸着材4中に埋設するとともに、パージ通路に設けら
れた脱離状態検出手段(温度センサ7)により吸着材4
の脱離状態を検出し、実状に合った脱離状態に対応した
加熱・冷却を行うことによりキャニスタ2の脱離性能の
向上と吸着性能の早期回復を図ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動車の蒸発燃料処
理装置に関し、詳しくは、加熱装置を備えるキャニスタ
(吸着材)の脱離性能の向上と、それに伴う吸着性能の
早期回復を図ることができる蒸発燃料処理装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】自動車の燃料タンク内に生ずる蒸発燃料
を、容器内に収容した吸着材に一時的に吸着させ、エン
ジンの時引力により脱離して蒸発燃料の大気への漏洩を
防止するキャニスタの脱離効率を上げて処理能力を向上
させるようにした蒸発燃料処理装置については、特開昭
60−6061および特開昭63−150459号公報
等で公知である。特開昭60−6061号公報によれ
ば、吸着床に対し熱伝達関係に配置されたペルチェ効果
型のサーモエレメントと、機関停止時と機関運転時とで
サーモエレメントの直流電源に対する接続を反転する通
電切換手段とを有し、サーモエレメントは機関停止時と
機関運転時とで通電方向を反転されることにより機関停
止時には冷却作用を行い機関運転時には発熱作用を行う
よう構成することにより、吸着床の冷却と加熱が迅速に
行われ、これにより燃料蒸気吸着装置の吸着率および脱
離率が向上し吸着床の小型化を図ることができるとして
いる。
【0003】また、特開昭63−150459号公報に
よれば、キャニスタ内の吸着材を加熱する加熱手段と、
給油後におけるエンジン始動時より吸着材に吸着された
蒸発燃料の残量が所定値に低減した後に加熱手段を加熱
作動する手段と、この加熱後において、次回の給油時ま
でに吸着材を常温まで低下させるに必要な期間を見込ん
で加熱手段の加熱作動を停止させる手段を設けることに
より、吸着された蒸発燃料の脱離を緩慢にして混合気の
空燃比の過濃化を防止するとしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開昭
60−6061号公報においては、タイマを利用した時
間による通電制御が行われるため、吸着材の実際の温度
に対応した制御ではないので実情に即した制御を行えな
いおそれがある。また、特開昭63−150459号公
報においては、HC検出計によりキャニスタの炭化水素
の濃度に対応して加熱手段を作動させ次の給油時期、す
なわち燃料タンタ油面の位置により加熱手段を切るよう
にしているが、吸着材の冷却機能までは備えておらずよ
り精密な吸着・脱離を行うにはさらに改良を必要とす
る。そこで本発明は、吸着材の実状に合った脱離状態に
対応し、加熱および/または冷却を行うことにより精密
な脱離制御を行うことができる蒸発燃料処理装置を提供
することを課題とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題の解決を目的と
してなされた請求項1の発明は、燃料系統に生ずる蒸発
燃料を吸着材に一時的に吸着し、エンジンの稼動時に脱
離して燃焼させ大気への漏洩を防止するよう構成された
ペルチェ素子を備えた蒸発燃料処理装置において、前記
吸着材の脱離状態を検出する脱離状態検出手段を設け、
該検出手段の検出値に基づき前記ペルチェ素子に通電す
ることにより前記吸着材を加熱および/または冷却する
ようにしたことを特徴とする。また、請求項2の発明
は、放熱面と吸熱面を有する一対の放吸熱部材で挟持さ
れる前記ペルチェ素子からなる構造体の、一方の放吸熱
部材を前記吸着材中に埋設し、他方の放吸熱部材を前記
吸着材の外部に配置したことを特徴とする。
【0006】また、請求項3の発明は、前記脱離状態検
出手段が温度検出手段または濃度検出手段であることを
特徴とする。また、請求項4の発明は、前記一方の放吸
熱部材にPTCヒータを装着したことを特徴とする。ま
た、請求項5の発明は、放熱面と吸熱面を有する一対の
放吸熱部材で挟持された温度検出機能を有するペルチェ
素子からなる構造体の、前記一方の放吸熱部材にPTC
ヒータを装着するとともに前記吸着材中に埋設し、前記
ペルチェ素子の検出温度により脱離状態を検出し、前記
吸着材の脱離状態に応じてPTCヒータへの通電を停止
するとともに、前記ペルチェ素子への通電を開始するこ
とにより前記吸着材を加熱および冷却するようにしたこ
とを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の第1の実施形態について
図面を参照して説明する。図1は本発明の第1の実施形
態に係る蒸発燃料処理装置の縦断面図で、図2はそのキ
ャニスタ(吸着材)の温度制御方法を示すフローチャー
トである。図1において、蒸発燃料処理装置1を構成す
るキャニスタ2のケース3には吸着材4(本実施形態で
は活性炭)が充填され第1吸着材室5および第2吸着材
室6が形成されている。第1吸着材室5と第2吸着材室
6とはケース3の下部において連通している。第1吸着
材室5の上部にはタンクポート5aおよびパージポート
5bが設けられ、それぞれ不図示の燃料タンクおよび吸
気管に連通している。パージ通路を構成する前記パージ
ポート5bの下流には脱離状態検出手段の一手段であり
パージ流体の温度を検出する温度センサ7が設けられ、
該温度センサ7の検出信号は配線7aを経てECU9に
送られる。第2吸着材室6の上部には大気ポート6aが
設けられ大気に連通している。ECU9は後述するペル
チェ素子10b、11bの通電方向を切り換える通電切
換手段(例えばスイッチ回路等)が内蔵されている。
【0008】第1吸着材室5および第2吸着材室6に
は、ペルチェ素子構造体10、11を構成する内部ヒー
トシンク(一方の放吸熱部材)10a、11aが吸着材
4中に埋設するよう外部と気密を保持して設けられてい
る。放熱面と吸熱面を有するペルチェ素子10b、11
bと、該ペルチェ素子10b、11bを挟持し熱伝導性
が良い金属製の内部ヒートシンク10a、11aおよび
外部ヒートシンク(他方の放吸熱部材)10c、11c
とでペルチェ素子構造体10、11を構成している。外
部ヒートシンク10c、11cはケース3外に露出する
よう配設されている。ペルチェ素子10b、11bから
は電力を供給するための配線10d、11dが導出され
駆動回路8に接続されている。ペルチェ素子構造体1
0,11は第1および第2の吸着材室5,6にそれぞれ
設けているが、実験的に効果を見定めた上でどちらかの
吸着材室だけに設けても良い。なお、前記温度センサ7
に代えてパージ流体の濃度を検出する濃度検出手段、具
体的にはA/Fセンサ等を用いても良い。
【0009】次に、第1の実施形態の作用について図1
および図2を参照して説明する。図2において、エンジ
ンが始動されると、ステップ(以下、単にSと記す)1
00においてエンジンが始動されたかどうかのチェック
が行われる。チェック方法については、例えば、周知の
点火信号、油圧信号、クランク角信号等の何れかを利用
して行われる。始動していない場合は再びS100に戻
る。始動が確認された場合はS101において温度セン
サ7によりパージ流体の温度計測が行われる。これはパ
ージ流体の温度と吸着材4の脱離状態とは一義的な関係
にあることを利用したものであり、吸着材4の温度を間
接的に計測している。次いでS102においてペルチェ
素子10b、11bへ通電され吸着材4の加熱が開始さ
れる。
【0010】S103において温度センサ検出温度が予
め実験等により定められた脱離開始時の流体温度より高
い温度に設定された設定値Bより低い場合、すなわち、
脱離が行われている場合には吸着材4の加熱が続行され
る。温度センサ検出温度が所定の設定値Bより高い場
合、すなわち、脱離が終了したとみなされる場合には、
S104においてペルチェ素子10b、11bへの通電
方向が周知の通電切換手段により冷却側に切り換えられ
て吸着材4の加熱が終了し冷却が開始される。次いでS
105において温度センサ7により流体の温度が計測さ
れ、その検出温度が予め実験等により設定値Bより低い
温度に設定された設定値Dより高い場合、すなわち、脱
離が行われている場合は冷却が続行される。この検出温
度が所定の設定値Dより低い場合、すなわち、脱離が終
了したとみなされる場合はペルチェ素子10b、11b
への通電が停止される。以上により、吸着材4が適度に
加熱・冷却されて脱離効率が良好な状態で脱離作用が行
われる。
【0011】次に、本発明の第2の実施形態について図
面を参照して説明する。なお、第1の実施形態と同一の
機能部位については重複を避けて説明は省く。図3は本
発明の第2の実施形態に係る蒸発燃料処理装置の縦断面
図で、図4はそのキャニスタ(活性炭)の温度制御方法
を示すフローチャートである。図3において、ペルチェ
素子構造体10、11を構成する内部ヒートシンク10
a、11aには加熱・冷却を行うペルチェ素子10b、
11bの補助または第2の発熱源としての役目を果たす
PTCヒータ12a、12bがそれぞれ固定されてい
る。PTCヒータ12a、12bからは電源供給のため
の配線12A,12Bが導出されそれぞれ第2の駆動回
路28に接続されており、第2の駆動回路28はペルチ
ェ素子10b、11b用とPTCヒータ12a、12b
用の2つの駆動回路を備えている。
【0012】次に、第2の実施形態の作用について図3
および図4を参照して説明する。図3および図4におい
て、エンジンが始動されると、S200においてエンジ
ンが始動されたかどうかのチェックが第1の実施形態と
同様に行われる。始動していない場合は再びS200に
戻る。始動が確認された場合はS201において温度セ
ンサ7によりパージ流体の温度計測が行われる。次い
で、S202においてPTCヒータ12a、12bに通
電される。同時にS203においてペルチェ素子10
b、11bへ通電され吸着材4の加熱がペルチェ素子1
0b、11bとPTCヒータ12a、12bの両者によ
り開始される。
【0013】次いでS204において温度センサ7によ
りパージ流体の温度計測が行われ、温度センサ検出温度
が所定の設定値Bより低い場合、すなわち、脱離が行わ
れている場合には吸着材4の加熱が続行される。温度セ
ンサ検出温度が所定の設定値Bより高い場合、すなわ
ち、脱離が終了したとみなされる場合には、S205に
おいてPTCヒータ12a、12bへの通電が停止され
る。同時にS206においてペルチェ素子10b、11
bへの通電方向が冷却側に切り換えられて吸着材4の冷
却が開始される。次いでS207において温度センサ7
によりパージ流体の温度が計測され検出温度が所定の設
定値Dより高い場合、すなわち、脱離が行われている場
合は冷却が続行される。検出温度が所定の設定値Dより
低い場合、すなわち、脱離が終了したとみなされる場合
はペルチェ素子10b、11bへの通電が停止される。
上述のように、2つの発熱源を設けることにより吸着材
4への加熱・冷却の制御をより精度よく行うことができ
る。
【0014】次に、本発明の第3の実施形態について図
面を参照して説明する。なお、第1および第2の実施形
態と同一の機能部位については重複を避けて説明は省
く。図5は本発明の第3の実施形態に係る蒸発燃料処理
装置の縦断面図で、図6はそのキャニスタ(活性炭)の
温度制御方法を示すフローチャートである。第1および
第2の実施形態と同位置に配置されたペルチェ素子10
b、11bは放熱面と吸熱面とを有しておりその両面の
温度差により起電力を発生する。この起電力を測定する
ことによりペルチェ素子10b、11bを温度センサと
して利用することができる。この原理を利用して第1お
よび第2の実施形態の温度センサ7(図1および3参
照)に代えてペルチェ素子を用いたのが第3の実施形態
である。図5において、パージポート5b下流に設けら
れていた温度センサ7(図1および3参照)に代わるペ
ルチェ素子10b、11bはECU39に計測用の配線
39a、39bにより接続されるとともに、第2の駆動
回路28へは給電用配線10d、11dが第1および第
2の実施形態と同様に接続されている。
【0015】次に、第3の実施形態の作用について図5
および図6を参照して説明する。図5および図6におい
て、エンジンが始動されると、S300においてエンジ
ンが始動されたかどうかのチェックが行われる。始動し
ていない場合は再びS300に戻る。始動が確認された
場合はS301においてペルチェ素子10b、11bが
温度センサとして機能し、吸着材4の直接的な温度計測
が開始される。次いで、S302においてPTCヒータ
12a、12bに通電され吸着材4の加熱が開始され
る。このときのペルチェ素子10b、11bは温度セン
サとして作用している。次いでS303においてペルチ
ェ素子10b、11bにより吸着材4の温度計測が行わ
れ、検出温度が所定の設定値Bより低い場合、すなわ
ち、脱離が行われている場合には吸着材4の加熱が続行
される。
【0016】検出温度が所定の設定値Bより高い場合、
すなわち、脱離が終了したとみなされる場合には、S3
04においてタイマのカウントが開始される。同時にS
305においてPTCヒータ12a、12bへの通電が
停止される。同時にS306においてペルチェ素子10
b、11bは予め通電切換手段により冷却側へ切り換え
られている状態において通電されて吸着材4の冷却が開
始される。次いで、S307においてタイマにより計測
された作動時間が所定の設定時間Dに達していない場合
は、ペルチェ素子10b、11bへの通電が継続(冷却
が続行)され、作動時間が所定の設定時間Dに達した場
合にはペルチェ素子10b、11bへの通電が停止され
冷却が終了する。なお、S306においてペルチェ素子
10b、11bは通電されると同時に温度センサとして
の機能は停止する。上述により、温度センサとして機能
するペルチェ素子が吸着材の温度を直接的に検出するの
で精度よく脱離状態が検出できる。
【0017】
【発明の効果】本発明は上述のように構成されているの
で以下の効果を奏する。すなわち、請求項1の発明によ
れば、脱離状態検出手段により吸着材の実状に合った脱
離状態に対応した加熱および/または冷却ができるので
キャニスタ(吸着材)の脱離性能の向上と、それに伴う
吸着性能の早期回復を図ることができる。また、請求項
2の発明によれば、キャニスタケースの内外の温度差が
大きくとれ、ペルチェ素子の加熱・冷却の効率が向上す
る効果が生ずる。また、請求項3の発明によれば、脱離
状態検出手段に温度検出手段や濃度検出手段を用いるの
で、格別な検出手段を用いる必要がなく蒸発燃料処理装
置用の特別な検出手段の開発が不要となる。
【0018】また、請求項4の発明によれば、PTCヒ
ータの付加により加熱・冷却の制御性が拡がり、より精
密で、かつ効率のよい脱離状態で吸着材を使用すること
ができ、脱離性能がさらに向上する。また、請求項5の
発明によれば、一方の放吸熱部材により吸着材自体の温
度を直接的に検出できるので、より実状に合った脱離状
態に応じた脱離状態の検出が可能となるとともに、ペル
チェ素子を吸着材の冷却手段として利用するのに加え脱
離状態検出手段としての温度センサとして兼用すること
により、別個の脱離状態検出手段が不要となり製品コス
トを低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る蒸発燃料処理装
置の縦断面図である。
【図2】本発明の第1の実施形態に係るキャニスタの温
度制御ルーチンを示すフローチャートである。
【図3】本発明の第2の実施形態に係る蒸発燃料処理装
置の縦断面図である。
【図4】本発明の第2の実施形態に係るキャニスタの温
度制御ルーチンを示すフローチャートである。
【図5】本発明の第3の実施形態に係る蒸発燃料処理装
置の縦断面図である。
【図6】本発明の第3の実施形態に係るキャニスタの温
度制御ルーチンを示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 蒸発燃料処理装置 2 キャニスタ 4 吸着材 5 第1吸着材室 6 第2吸着材室 7 温度センサ 10 ペルチェ素子構造体 11 ペルチェ素子構造体 10a 内部ヒートシンク(一方の放吸熱部材) 10b ペルチェ素子 10c 外部ヒートシンク(他方の放吸熱部材) 11a 内部ヒートシンク(一方の放吸熱部材) 11b ペルチェ素子 11c 外部ヒートシンク(他方の放吸熱部材) 12a PTCヒータ 12b PTCヒータ 100 蒸発燃料処理装置 200 蒸発燃料処理装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ▲吉▼岡 衛 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 Fターム(参考) 3G044 BA16 EA40 FA01 FA10 FA12 FA20 FA30 FA39 GA12 GA29

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃料系統に生ずる蒸発燃料を吸着材に一
    時的に吸着し、エンジンの稼動時に脱離して燃焼させ大
    気への漏洩を防止するよう構成されたペルチェ素子を備
    えた蒸発燃料処理装置において、前記吸着材の脱離状態
    を検出する脱離状態検出手段を設け、該検出手段の検出
    値に基づき前記ペルチェ素子に通電することにより前記
    吸着材を加熱および/または冷却するようにしたことを
    特徴とする蒸発燃料処理装置。
  2. 【請求項2】 放熱面と吸熱面を有する一対の放吸熱部
    材で挟持される前記ペルチェ素子からなる構造体の、一
    方の放吸熱部材を前記吸着材中に埋設し、他方の放吸熱
    部材を前記吸着材の外部に配置したことを特徴とする請
    求項1記載の蒸発燃料処理装置。
  3. 【請求項3】 前記脱離状態検出手段が温度検出手段ま
    たは濃度検出手段であることを特徴とする請求項1記載
    の蒸発燃料処理装置。
  4. 【請求項4】 前記一方の放吸熱部材にPTCヒータを
    装着したことを特徴とする請求項2記載の蒸発燃料処理
    装置。
  5. 【請求項5】 放熱面と吸熱面を有する一対の放吸熱部
    材で挟持された温度検出機能を有するペルチェ素子から
    なる構造体の、前記一方の放吸熱部材にPTCヒータを
    装着するとともに前記吸着材中に埋設し、前記ペルチェ
    素子の検出温度により脱離状態を検出し、前記吸着材の
    脱離状態に応じてPTCヒータへの通電を停止するとと
    もに、前記ペルチェ素子への通電を開始することにより
    前記吸着材を加熱および冷却するようにしたことを特徴
    とする請求項1記載の蒸発燃料処理装置。
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