JP2003312780A - キャップ供給装置 - Google Patents

キャップ供給装置

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JP2003312780A
JP2003312780A JP2002120750A JP2002120750A JP2003312780A JP 2003312780 A JP2003312780 A JP 2003312780A JP 2002120750 A JP2002120750 A JP 2002120750A JP 2002120750 A JP2002120750 A JP 2002120750A JP 2003312780 A JP2003312780 A JP 2003312780A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】殺菌をしたキャップ2がキャッピング前に再度
汚染されることがないようにする。 【解決手段】キャップ2を連続的に移送するキャップシ
ュート4と、ポケット12を有するキャップピッカー1
0と、このキャプピッカー10をシュート4とキャッピ
ングヘッド6との間で往復移動させる駆動手段とを備え
ており、キャップシュート4から送り出されたキャップ
2をキャップピッカー10のポケット12で受け取って
キャッピングヘッド6に供給する。前記ポケット12の
底面12bにキャップ2の径よりも小さい開口部24を
形成するとともに、キャップピッカー10によるキャッ
プシュート4からキャッピングヘッド6へのキャップ搬
送区間の下方に殺菌手段26を配置し、キャップ2の搬
送中に、前記ポケット12の開口部24を介してキャッ
プ2の内面の殺菌を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明はキャッパに設けられ
ているキャップ供給装置に係り、特に、シュートから送
り出されてきたキャップを一個ずつ受け取って、キャッ
ピングヘッドに供給するキャップ供給装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】キャッパは、一般に、ホッパに投入され
た多数のキャップをキャップソータで天面が上を向くよ
うに整列させた後、キャップシュートを介して順次送り
出し、その先頭のキャップをキャップシュートの出口か
らピッカーによって一個ずつ受け取ってキャッピングヘ
ッドに供給する。キャッピングヘッドは、このキャップ
を保持し、下方に搬送されてきた容器に向かって下降し
て、打栓または巻き締め等によりその容器の口部に装着
するようになっている。
【0003】前記キャッパによって容器に装着されるキ
ャップは、前述のようなホッパ、キャップソータ、キャ
ップシュートおよびピッカー等によって順次受け渡して
移送される間に、雑菌や塵、ゴミ等が付着することによ
って汚染される場合がある。このような場合には、容器
へのキャッピングを行う前に、キャップ内面側の殺菌を
行わないと、このキャップが装着される容器内に雑菌が
混入して内容物が汚染されてしまう。
【0004】そこで、通常は、キャッピングを行う前
に、キャップ内面側の殺菌を行うようにしており、従来
のキャッパでは、このようなキャップの殺菌を行う装置
をキャップシュートの途中に設けるようにしていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記のように、キャッ
プを送り出すキャップシュートの途中に、殺菌を行う装
置を設けた構成では、キャップ内部の殺菌を行った後、
そのキャップが、シュートの下流部を通りさらにピッカ
ー等によって搬送される間に、再び汚染されてしまうお
それがあった。
【0006】本発明は、前記課題を解決するためになさ
れたもので、キャップ内面を確実に殺菌することがで
き、しかも、そのキャップが、キャッピングヘッドに供
給される前に再び汚染されてしまうおそれのないキャッ
プ供給装置を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載された発
明に係るキャップ供給装置は、キャップを移送するキャ
ップシュートと、キャップを受け取るポケットを有する
キャップピッカーと、このキャプピッカーを移動させる
駆動手段とを備え、前記キャップシュートから送り出さ
れたキャップをキャップピッカーのポケットで受け取っ
てキャッピングヘッドに供給するものであって、さら
に、前記ポケットの底面にキャップの径よりも小さい開
口部を形成するとともに、キャップピッカーによるキャ
ップシュートからキャッピングヘッドへのキャップ搬送
区間の下方に殺菌手段を配置し、キャップの搬送中に、
前記ポケットの開口部を介してキャップ内面の殺菌を行
うようにしたものである。
【0008】この発明に係るキャップ供給装置では、キ
ャップピッカーによるキャップの搬送中に、ポケットの
底面に形成された開口部を介して殺菌手段によりキャッ
プ内面の殺菌を行うので、確実に殺菌を行うことがで
き、しかも、その後、すぐにキャッピングヘッドにキャ
ップを引き渡してキャッピングを行うようにしているの
で、殺菌後再度キャップが汚染されてしまうおそれがな
い。
【0009】また、請求項2に記載された発明に係るキ
ャップ供給装置は、キャップを移送するキャップシュー
トと、キャップ支持部およびキャップ搬送面を有するキ
ャップ搬送手段と、前記キャップ支持部を移動させる駆
動手段とを備え、前記キャップシュートから送り出され
たキャップをキャップ支持部が受け取り、キャップ搬送
面を滑らせてこのキャップをキャッピングヘッドに供給
するものであって、さらに、前記キャップ搬送面の、キ
ャップシュートからのキャップ受け取り位置からキャッ
ピングヘッドへのキャップ受け渡し位置に至るキャップ
搬送区間に、キャップが脱落しないサイズの開口部を形
成するとともに、この開口部の下方に殺菌手段を配置
し、キャップの搬送中に、前記開口部を介してキャップ
内面の殺菌を行うようにしたものである。
【0010】この発明に係るキャップ供給装置でも、キ
ャップシュートからキャッピングヘッドへの搬送区間で
キャップの殺菌を行い、直ちにキャッピングヘッドに引
き渡してキャッピングを行うようにしているので、殺菌
後再度キャップが汚染されてしまうおそれがない。
【0011】さらに、請求項3に記載の発明に係るキャ
ップ供給装置は、前記請求項1または請求項2に記載さ
れた構成において、前記殺菌手段が紫外線殺菌灯である
ことを特徴とするものである。
【0012】また、請求項4に記載の発明に係るキャッ
プ供給装置は、前記請求項1または請求項2に記載され
た構成において、前記殺菌手段が殺菌液噴霧手段である
ことを特徴とするものである。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面に示す実施の形態によ
り本発明を説明する。図1は本発明の一実施の形態に係
るキャッパのキャップ供給装置(全体として符号1で示
す)の平面図であり、このキャップ供給装置1は、多数
のキャップ2を順次送り出すキャップシュート4と、キ
ャップ2を保持し、下方の容器(図示せず)に向かって
下降してキャッピングを行うキャッピングヘッド6との
間に設けられており、キャップシュート4の取り出し位
置Aで取り出したキャップ2を、キャッピングヘッド6
の下方の受け渡し位置Bまで移動させるようになってい
る。
【0014】このキャップ供給装置1は、中央の垂直な
軸8を中心に所定角度往復回動するキャップピッカー1
0と、このキャップピッカー10の外周部に形成されて
いるキャップ支持部(ポケット)12内に収容されたキ
ャップ2が、キャップシュート4の先端のキャップ取り
出し位置Aから前記キャッピングヘッド6のキャップ受
け渡し位置Bまで移送される間、ポケット12から抜け
出さないようにガイドする外周ガイド部材(図示せず)
と、同様に取り出し位置Aから受け渡し位置Bまでの移
送中にキャップ2がポケット12から上方に飛び出さな
いようにその天面を案内する天面ガイド部材(図示せ
ず)と、キャップピッカー10がキャップシュート4か
ら1個のキャップ2を取り出した後、後続のキャップ2
をキャップシュート4の出口部に停止させておくエアシ
リンダからなるキャップストッパ16とを備えている。
【0015】なお、前記外周ガイド部材は、キャップシ
ュート4に隣接する位置から始まり、キャッピングヘッ
ド6が配置されている位置(受け渡し位置B)の手前ま
で設けられている。このガイド部材は、キャッピングヘ
ッド6がキャップ2を掴む際に干渉することを避けるた
め、キャッピングヘッド6が設けられている位置には設
置されていない。また、天面ガイド部材も、同様に、キ
ャップシュート4に隣接する位置から始まり、キャッピ
ングヘッド6が配置されている位置(受け渡し位置B)
の手前まで設けられている。これら外周ガイド部材およ
び天面ガイド部材の構成については限定しないが、例え
ば、特願2001−322240号に記載の構成等を適
用することができる。
【0016】キャップピッカー10は、前記図1および
図2に示すように、扇状のプレート18と、この扇状プ
レート18の外周部の上面に重ねられた上部プレート2
0とを備えている。これら両プレート18、20の外周
側に前記キャップ支持部(ポケット)12が形成されて
いる。上部プレート20の外周部には、キャップ2の直
径よりもやや径の大きい円弧状部を有するほぼU字状の
切欠き20aが形成されており、このU字状の切欠き2
0aの周面が、収容したキャップ2を支持する側壁を構
成している。この側壁の高さは、キャッピングヘッド6
がキャップ2を掴む際に、干渉しない高さに設定されて
いる。
【0017】前記U字状の切欠き20aの入口12a
は、キャップ2の直径よりも大きく、この入口12aか
らポケット12内にキャップ2を受け入れることができ
るようになっている。また、前記側壁(U字状の切欠き
20aの周面)に囲まれた部分の底面(扇状のプレート
18の上面)12bがキャップ2を乗せる載置部になっ
ている。従って、シュートから送り出されてきたキャッ
プ2は、U字状の切欠き20aの入口12aからポケッ
ト12内に入り、載置部12b上に載せられて安定した
状態に支持されて搬送される。
【0018】前記扇状プレート18の基部が取付け部材
22を介して中央の垂直軸8に固定されており、キャッ
プピッカー10は、キャップシュート4の前面のキャッ
プ取り出し位置Aと、キャッピングヘッド6の下方のキ
ャップ受け渡し位置Bとの間で往復回動できるようにな
っている。このキャップピッカー10を往復回動させる
駆動機構は、各種構成の機構を用いることができる。例
えば、特願2001−231843号の図3に示す構成
により往復回動させることができる。
【0019】前記キャップピッカー10に形成されたポ
ケット10の底面(載置部)12bには、上下に貫通す
る円形の開口部24が設けられている。この開口部24
は、ポケット12内に収容されるキャップ2の径よりも
小さく、また、載置部12bのほぼ中央に形成されてい
る。一方、前記キャップピッカー10によって搬送され
るキャップ2の搬送経路の下方には、紫外線殺菌灯26
(以下UV殺菌灯と呼ぶ)が設置されている。従って、
キャップシュート4から送り出されたキャップ2が、こ
のキャップピッカー10のポケット12内に収容されて
キャッピングヘッド6に向かって搬送される際に、前記
UV殺菌灯26の上方を通過すると、前記ポケット12
の底面の開口部24から紫外線が照射されて、キャップ
2の内面が殺菌される。
【0020】以上の構成に係るキャップ供給装置1の作
動について説明する。キャップシュート4内を連続的に
落下してくるキャップ2は、キャップシュート4の出口
に設けられているキャップストッパ16によってキャッ
プシュート4内に停止している。キャップピッカー10
が駆動手段(図示せず)の駆動により回転移動して、そ
のポケット12の入口12aがキャップシュート4に向
かい合う位置(キャップ取り出し位置A)まで来ると、
キャップストッパ16が後退して、先頭のキャップ2が
ポケット12内に送り出される。先頭のキャップ2が送
り出された後、直ちにキャップストッパ16が突出して
後続のキャップ2をキャップシュート4内に停止させ
る。
【0021】キャップシュート4からキャップピッカー
10のポケット12内に送り込まれたキャップ2は、ポ
ケット12の側壁(ほぼU字状の切欠き20aの周面)
に当たる位置まで入り込んだ後、載置部12b上に支持
される。
【0022】ポケット12内にキャップ2を支持したキ
ャップピッカー10は、キャッピングヘッド6の下方の
キャップ受け渡し位置Bに向かって回転移動する。キャ
ップピッカー10に支持されて回転移動するキャップ2
の、キャップシュート4からキャッピングヘッド6への
移動経路内にUV殺菌灯26が設けられており、キャッ
プピッカー10がこのUV殺菌灯26の上方を通過する
ときに、ポケット2の底面(載置部12b)に形成され
ている開口部24から紫外線が照射されてキャップ2の
内面が殺菌される。
【0023】キャップピッカー10が、キャップ受け渡
し位置Bまで移動して停止すると、上方のキャッピング
ヘッド6が下降してポケット12内に収容されているキ
ャップ2を保持する。キャップ2を保持したキャッピン
グヘッド6は上昇し、その後、キャップピッカー10が
このキャッピングヘッド6の下方から退避した後、再び
下降して、下方に供給されている容器に打栓または巻き
締め等によるキャッピングを行う。
【0024】前記のように、ポケットピッカー10がキ
ャップシュート4から取り出したキャップ2をキャッピ
ングヘッド6に供給するキャップ受け渡し位置Bまで移
送する途中で、ポケット12内に収容されているキャッ
プ2は、その内面側が開口部24を通過した紫外線によ
って殺菌され、殺菌後直ちにキャッピングヘッド6への
受け渡し位置Bに到達して、キャッピングヘッド6に保
持され容器へのキャッピングが行われるので、殺菌後、
キャップ2が再度雑菌等に汚染されることがなく、清潔
な状態のキャップ2を容器に装着することができる。
【0025】なお、前記実施の形態では、開口部24を
キャップ2の径よりも小径の貫通穴としたが、単一の穴
に限るものではなく、小さい円形の穴を複数形成しても
良く、あるいは、非円形の穴を設けるようにしても良
い。また、キャップピッカー10による搬送中にキャッ
プ2を回転させるようにすれば、キャップ2の内面全体
を均一に殺菌することができてより効果的である。さら
に、滅菌手段は前記UV殺菌灯26に限るものではな
く、殺菌液の噴霧手段等その他の装置を設けるようにし
ても良い。但し、UV殺菌灯26の場合には、紫外線を
照射できればよいので、キャップピッカー10の下面と
UV殺菌灯26との間に間隙を設けておいても良い。
【0026】前記実施の形態では、キャップピッカー1
0に設けられたポケット12の底面12bの中央部に開
口部24を形成している。そのため、傾斜したキャップ
シュート4から滑り落ちてくるキャップ2の前端側が、
このポケット12の開口部24に引っ掛かってしまうお
それがある。そこで、第2の実施の形態では、キャップ
2がキャップシュート4からポケット12内に投入され
る際に、ポケット12の開口部24に引っ掛かることが
ないように、キャップシュート4の前方のキャップ取り
出し位置Aに投入ガイド部材30を設けている。なお、
この投入ガイド部材30以外の部分の構成は、前記第1
実施の形態と同一なので、同一の部分には同一の符号を
付してその説明を省略する。
【0027】投入ガイド部材30は、固定ガイド32と
揺動ガイド34とを備えている。固定ガイド32は、キ
ャップ取り出し位置Aの、キャップピッカー10が移動
する方向(図3および図4の下方側)の背後に、L字状
に折り曲げた形状で配置されている。この固定ガイド3
2のキャップ2に接する内面側は、キャップ2の外径に
ほぼ一致する円弧状部を有している。一方、揺動ガイド
34は、キャップシュート4の先端のキャップピッカー
10が移動する方向側に設けられている。この揺動ガイ
ド34は、ガイド用シリンダ36によってキャップシュ
ート4の先端側を中心に揺動できるようになっており、
図3に示す開放状態では、キャップピッカー10によっ
て搬送されるキャップ2の搬送経路から退避し、図4に
示す閉鎖状態では、キャップシュート4から送り出され
てキャップピッカー10のポケット12内に収容される
キャップ2を両側からガイドするようになっている。
【0028】この実施の形態の構成では、キャップシュ
ート4からキャップピッカー10にキャップ2を投入す
る際には、ガイド用シリンダ36によって揺動ガイド3
4を固定ガイド32に接近する方向に揺動させておく。
キャップシュート4の出口に設けられたシリンダによっ
てストッパ16を開放してキャップ2を送り出すと、こ
のキャップ2は両側の固定ガイド32および揺動ガイド
34に案内されて、ポケット12の底面12bに形成さ
れた開口部24に引っ掛かることなくスムーズにポケッ
ト12内に入ることができる。
【0029】そして、キャップシュート4からキャップ
2を取り出したキャップピッカー10が、キャッピング
ヘッド6に向かって移動を開始するときには、前記ガイ
ド用シリンダ36が収縮してキャップ2の移動経路を開
放するので(図4参照)、移動するキャップピッカー1
0およびキャップ2が干渉することはない。
【0030】図5および図6は、第3の実施の形態に係
るキャップ供給装置のキャップピッカー10を示す図で
あり、図5は平面図、図6は縦断面図である。なお、キ
ャップピッカー10以外の部分には、第1の実施の形態
と同一の符号を付して説明する。この実施の形態でも、
キャップピッカー10のポケット12の底面12bに開
口部40が設けられており、キャップシュート4からキ
ャップピッカー10のポケット12に滑り込むキャップ
2が、前記開口部40に引っ掛からないように構成され
ている。
【0031】この実施の形態では、開口部40は、扇状
のプレート18に形成された長方形の穴(穴全体を符号
42で示す)から成っている。つまり、扇状のプレート
18の長方形の穴42と、扇状プレート18上に重ねら
れた上部プレート20に形成されているU字状の切欠き
20aとが重なり合った部分が前記開口部40を構成し
ている。そして、扇状プレート18の下面に固定された
開口部開閉用シリンダ44の作動ロッド46に移動プレ
ート48が取付けられ、前記長方形の穴42内に嵌合し
ている。
【0032】この移動プレート48は、前記長方形の穴
42の幅とほぼ一致する幅を有するとともに、その上面
が、扇状プレート18の上面の高さとほぼ一致してい
る。開口部開閉用シリンダ44によって移動プレート4
8を前進(図4および図5の右側に移動)させると、ポ
ケット12の底面12bに形成されている開口部40が
ほぼ塞がれ、逆に移動プレート48を後退させると、ポ
ケット12の底面12bにキャップ2のサイズよりもや
や小さい開口部40が現れ、前記第1の実施の形態と同
様のUV殺菌灯26等の殺菌手段によってポケット12
内のキャップ2の殺菌ができるようになっている。
【0033】前記構成のキャップピッカー10では、キ
ャップシュート4から送り出されるキャップ2を受け取
る際には、図5および図6に示すように移動プレート4
8を前進させて、ポケット12の底面12bの開口部4
0をほぼ塞いだ状態にすることにより、キャップシュー
ト4から投入されるキャップ2をスムーズに受け取るこ
とができ、また、キャップ2をポケット12内に受け取
ってキャッピングヘッド6に向かって移動するときに
は、移動プレート48を後退させてポケット12の底面
12bの開口部40を開放しておくことにより、UV殺
菌灯26の上方を通過する際に、キャップ2の内面がそ
のUV殺菌灯26によって殺菌されるようにする。
【0034】図7ないし図9は、第4の実施の形態を示
すもので、図7はこの実施の形態に係るキャップ供給装
置101を備えたキャッパの全体の構成を簡略化して示
す平面図、図8は、キャップ供給装置101の縦断面
図、図9はキャップ搬送手段110を示す平面図であ
る。
【0035】先ず、図7によりキャッパ全体の構成につ
いて簡単に説明する。容器搬送コンベヤ106によって
連続的に搬送されてきた容器108は、インフィードス
クリュー114によって所定の間隔に切り離されて、入
口スターホイール116に引き渡され、キャッパ118
内に順次導入される。キャッパ118には、円周方向等
間隔で容器支持台(図示せず)が設けられており、各容
器支持台上に供給された容器108は、グリッパ等の保
持手段に保持されて回転搬送される。
【0036】各容器支持台の上方には、それぞれキャッ
ピングヘッド(図示せず)が設けられており、このキャ
ッピングヘッドがキャップ供給装置101から供給され
たキャップ102を保持し、前記容器108とともに回
転移動しつつ容器108に向かって下降してキャッピン
グを行う。キャッピングが行われた容器108は、出口
スターホイール122を介して容器搬送コンベヤ128
上に排出されて次の工程に送られる。
【0037】キャップ供給装置101は、キャップシュ
ート104と、キャップシュート104によって移送さ
れてきたキャップ102を一個づつ取り出して回転搬送
し、キャッピングヘッドに供給するキャップ搬送手段1
10とを備えている。図8および図9により詳細に説明
すると、固定筒体150の上端に円形の固定ディスク1
52が設けられている。一方、固定筒体150の内部
に、上下のブッシュ154、156を介して中心軸15
8が回転自在に支持され、この中心軸158の上端にキ
ー160を介して回転ディスク162が連結されてお
り、この回転ディスク162は、回転軸158の回転に
よって、前記固定ディスク152上を摺動回転する。前
記キャップ搬送手段110は、これら固定ディスク15
2と回転ディスク162とから成っている。
【0038】前記回転ディスク162は固定ディスク1
52よりやや小径であり、その外周部に、円周方向等間
隔で複数のキャップ支持部(ポケット)112が設けら
れている。図9中に符号Aで示す位置が、前記キャップ
シュート104からキャップ102を取り出すキャップ
取り出し位置、符号Bで示す位置がキャッピングヘッド
にキャップ102を供給するキャップ受け渡し位置であ
り、取り出し位置Aでキャップシュート104からポケ
ット112内に受け取ったキャップ102を矢印R方向
に回転搬送し、受け渡し位置Bでキャッピングヘッドに
引き渡すようになっている。
【0039】前記固定ディスク152のキャップ搬送面
には、回転ディスク162のポケット112内に支持さ
れたキャップ102が回転移動していくキャップ搬送経
路、つまり、キャップ取り出し位置Aからキャップ受け
渡し位置Bの間のキャップ搬送区間に、キャップ102
の径よりも幅の細い円弧状の長溝(開口部)124が形
成されている。そして、この開口部124の下方に、殺
菌手段(UV殺菌灯)126が設置されている。
【0040】さらに、前記キャップ取り出し位置Aから
キャップ受け渡し位置Bに至るキャップ搬送区間には、
回転ディスク162のポケット112内に収容されて搬
送されるキャップ102の外周側を案内する側面ガイド
164と、キャップ102の天面を案内する天面ガイド
166が設けられている。
【0041】前記構成のキャップ供給装置101の作動
について説明する。キャップシュート104から送り出
されてきたキャップ102は、キャップ取り出し位置A
で、キャップ搬送手段110の回転ディスク162に設
けられているポケット112内に収容される。回転ディ
スク162の回転によって、ポケット112内に支持さ
れているキャップ102は、側面ガイド164と天面ガ
イド166によって外周側と天面とをガイドされて回転
搬送される。
【0042】ポケット112に支持されているキャップ
102は、固定ディスク152のキャップ搬送面に形成
されている開口部124上を通過する際に、その下方に
設置されているUV殺菌灯126から紫外線を照射され
て内面側が殺菌される。UV殺菌灯126の上方を通過
して殺菌が終了したキャップ102は、キャップ受け渡
し位置Bに到達すると、上方のキャッピングヘッド(図
示せず)によって取り上げられ、キャッパ118内を回
転搬送される間に容器108の口部に装着される。この
ようにキャップ102の内面を殺菌した後、直ちにキャ
ッピングヘッドに供給されてキャッピングが行われるの
で、殺菌後のキャップ102がキャッピング前に再度汚
染されてしまうおそれがない。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように請求項1に記載した
発明によれば、キャップを移送するキャップシュート
と、キャップを受け取るポケットを有するキャップピッ
カーと、このキャプピッカーを移動させる駆動手段とを
備え、前記キャップシュートから送り出されたキャップ
をキャップピッカーのポケットで受け取ってキャッピン
グヘッドに供給するキャップ供給装置において、前記ポ
ケットの底面にキャップの径よりも小さい開口部を形成
するとともに、キャップピッカーによるキャップシュー
トからキャッピングヘッドへのキャップ搬送区間の下方
に殺菌手段を配置し、キャップの搬送中に、前記ポケッ
トの開口部を介してキャップ内面の殺菌を行うようにし
たので、確実にキャップ内面の殺菌を行うことができ、
しかも、その後、すぐにキャッピングヘッドにキャップ
を引き渡してキャッピングを行うようにしているので、
殺菌後再度キャップが汚染されてしまうおそれがない。
【0044】また、請求項2に記載の発明によれば、キ
ャップを移送するキャップシュートと、キャップ支持部
およびキャップ搬送面を有するキャップ搬送手段と、前
記キャップ支持部を移動させる駆動手段とを備え、前記
キャップシュートから送り出されたキャップをキャップ
支持部が受け取り、キャップ搬送面を滑らせてこのキャ
ップをキャッピングヘッドに供給するキャップ供給装置
において、前記キャップ搬送面の、キャップシュートか
らのキャップ受け取り位置からキャッピングヘッドへの
キャップ受け渡し位置に至るキャップ搬送区間に、キャ
ップが脱落しないサイズの開口部を形成するとともに、
この開口部の下方に殺菌手段を配置し、キャップの搬送
中に、前記開口部を介してキャップ内面の殺菌を行うよ
うにしたので、前記請求項1に記載の発明と同様に、確
実にキャップ内面の殺菌を行うことができ、しかも、殺
菌後再度キャップが汚染されてしまうおそれがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係るキャップ供給装置
の全体の構成を簡略化して示す平面図である。
【図2】前記キャップ供給装置のキャップピッカーを示
す斜視図である。
【図3】第2の実施の形態に係るキャップ供給装置の平
面図である。
【図4】図3に示すキャップ供給装置の異なる作動状態
を示す図である。
【図5】第3の実施の形態に係るキャップ供給装置のキ
ャップピッカーを示す平面図である。
【図6】図5に示すキャップピッカーの縦断面図であ
る。
【図7】第4の実施の形態に係るキャップ供給装置を備
えたキャッパの全体の構成を示す平面図である。
【図8】前記キャップ供給装置の縦断面図である。
【図9】前記キャップ供給装置のキャップ搬送手段を示
す平面図である。
【符号の説明】
1 キャップ供給装置 2 キャップ 4 キャップシュート 6 キャッピングヘッド 10 キャップピッカー 12 ポケット 12b ポケットの底面 24 開口部 26 殺菌手段

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャップを移送するキャップシュート
    と、キャップを受け取るポケットを有するキャップピッ
    カーと、このキャプピッカーを移動させる駆動手段とを
    備え、前記キャップシュートから送り出されたキャップ
    をキャップピッカーのポケットで受け取ってキャッピン
    グヘッドに供給するキャップ供給装置において、 前記ポケットの底面にキャップの径よりも小さい開口部
    を形成するとともに、キャップピッカーによるキャップ
    シュートからキャッピングヘッドへのキャップ搬送区間
    の下方に殺菌手段を配置し、キャップの搬送中に、前記
    ポケットの開口部を介してキャップ内面の殺菌を行うこ
    とを特徴とするキャップ供給装置。
  2. 【請求項2】 キャップを移送するキャップシュート
    と、キャップ支持部およびキャップ搬送面を有するキャ
    ップ搬送手段と、前記キャップ支持部を移動させる駆動
    手段とを備え、前記キャップシュートから送り出された
    キャップをキャップ支持部が受け取り、キャップ搬送面
    を滑らせてこのキャップをキャッピングヘッドに供給す
    るキャップ供給装置において 前記キャップ搬送面の、キャップシュートからのキャッ
    プ受け取り位置からキャッピングヘッドへのキャップ受
    け渡し位置に至るキャップ搬送区間に、キャップが脱落
    しないサイズの開口部を形成するとともに、この開口部
    の下方に殺菌手段を配置し、キャップの搬送中に、前記
    開口部を介してキャップ内面の殺菌を行うことを特徴と
    するキャップ供給装置。
  3. 【請求項3】 前記殺菌手段が紫外線殺菌灯であること
    を特徴とする請求項1または請求項2に記載のキャップ
    供給装置。
  4. 【請求項4】 前記殺菌手段が殺菌液噴霧手段であるこ
    とを特徴とする請求項1または請求項2に記載のキャッ
    プ供給装置。
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