JP2003312451A - ワイパーブレード用の連結部材 - Google Patents
ワイパーブレード用の連結部材Info
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Abstract
のために余分な部品を必要とすることないワイパーブレ
ード用の連結部材を提供する。 【解決手段】 接続部材ホルダー2aとアーム接続部材
2bからなるワイパーブレード用の連結部材2におい
て、接続部材ホルダー2aを、ワイパーブレード本体
(ワイパーラバー5及びバッキング3A、3B)上で交
差状態に配置される第1ホルダー10と第2ホルダー2
0から構成する。第1ホルダー10と第2ホルダー20
は、アーム接続部材2bの装着により、バッキング3
A、3Bを狭持する閉状態に保持される。
Description
とワイパーアームの連結に用いられる連結部材に関す
る。
イパーアームに連結される。図19、図20には、従来
の連結部材の一例を示す。図示されるように、連結部材
100は、バッキング(バーティブラ)111A、11
1Bとブレードラバー112を備えたワイパーブレード
本体110に装着されるものである。図示されないワイ
パーアームは、この連結部材100に対して接続され
る。なお、図19では、ワイパーブレード本体110の
長手方向の一部のみを切り取って示している。
A、101Bからなる。各狭持部材101A、101B
は、それぞれ狭持部102A、102B及び押さえ部1
03A、103Bを備え、バッキング111A、111
Bを側面から保持する。さらに、各狭持部材101A、
101Bには、それぞれブッシュ用穴104A、104
Bとピン穴105A、105Bが備えられる。そして、
ブッシュ用穴104Bからブッシュ用穴104Aにかけ
て巻きブッシュ106が圧入され、またピン穴105B
からピン穴105Aにかけて圧入ピン107が圧入され
ることにより、狭持部材101Aと101Bは、ワイパ
ーブレード本体110を間に保持した状態で一体に固定
されるようになっている。
部材は、一対の狭持部材101A、101Bを、ワイパ
ーブレード本体110の両側にそれぞれ配置し、挟み込
んで保持するようになっていた。したがって、一対の狭
持部材101Aと101Bは、ワイパーブレード本体1
10の両側に外れてしまわないように、堅固に固定され
る必要がある。このために、巻きブッシュ106や圧入
ピン107等の部材を用いて固定を行う必要があり、部
品点数や組立工数の増加を招いていた。
されたもので、ワイパーブレードとワイパーアームを連
結するためのワイパーブレード用連結部材において、容
易に堅固な取り付けを行うことができ、このために余分
な部品を必要とすることのない連結部材を提供すること
を目的とする。
レード用の連結部材は、ワイパーブレード本体に取り付
けられる接続部材ホルダーと、この接続部材ホルダーに
装着されるとともにワイパーアームに接続されるアーム
接続部材とを備えたワイパーブレード用の連結部材であ
って、前記接続部材ホルダーを、前記ワイパーブレード
本体上に交差状態で配置される一対の狭持部材から構成
し、前記一対の狭持部材は、前記ワイパーブレード本体
を両側から挟み込んで前記ワイパーブレード本体に取り
付けられるとともに、前記アーム接続部材が装着される
ことにより前記ワイパーブレード本体を挟み込んだ状態
に保持されるようにしている。
は、それぞれ両端側の第1と第2の直行部とこれら第1
と第2の直行部の間の斜行部とを備え、前記一対の狭持
部材を前記斜行部において互いに重ね合わせ、各狭持部
材の第1の直行部同士と第2の直行部同士が隣接状態で
あるときに前記ワイパーブレード本体を挟み込んで保持
するようにするとともに、各狭持部材の第1と第2の直
行部に固定部を備え、前記アーム接続部材に固定部保持
部を備え、前記アーム接続部材の装着時には固定部保持
部によって前記固定部が保持されることにより各狭持部
材の第1の直行部同士と第2の直行部同士が隣接状態に
保持されるようにしてもよい。
トを設け、前記アーム接続部材をこれらのブラケットで
保持するようにしてもよい。各狭持部材の斜行部の重ね
合わされる面にそれぞれ係合凹部を形成し、前記狭持部
材は前記係合凹部同士を係合させて組み合わされるよう
にしてもよい。
アーム接続部材は前記案内部に案内されて前記接続部材
ホルダーに装着されるようにしてもよい。前記案内部は
前記狭持部材表面に相対する円弧形状を有し、前記アー
ム接続部材はこの円弧形状に沿って前記狭持部材に対し
て回転しながら装着されていくようにしてもよい。
上記いずれか一つの連結部材を備えている。
えば連結部材2)の接続部材ホルダー(例えば接続部材
ホルダー2a)は、ワイパーブレード本体(例えばバッ
キング3A、3Bとブレードラバー5)の上に交差状態
で配置される一対の狭持部材(例えば第1ホルダー10
と第2ホルダー20)から構成される。したがって、各
狭持部材の両端部(例えば前端側直行部11、21と後
端側直行部12、22)は、ワイパーブレード本体の反
対側に配置されるので、各狭持部材が、ワイパーブレー
ド本体の両側に外れてしまいにくくできる。この結果、
連結部材ホルダーのワイパーブレード本体への取り付け
及び連結部材ホルダーによるワイパーブレード本体の保
持は、リベット等の部材を用いなくても、堅固に行え
る。また、連結部材ホルダーは、アーム接続部材(例え
ばアーム接続部材2b)が装着されることによりワイパ
ーブレード本体に取り付けられた状態で保持されるの
で、連結部材のワイパーブレード本体への固定は、連結
部材ホルダーをワイパーブレード本体へ取り付け、この
連結部材ホルダーにアーム接続部材を装着するだけで
(例えばワンタッチによる作業で)、容易に行える。
の第1の直行部(例えば前端側直行部11、21)と第
2の直行部(例えば後端側直行部12、22)とこれら
第1と第2の直行部の間の斜行部(例えば斜行部13、
23)とを備えたものとし、狭持部材は、第1の直行部
同士と第2の直行部同士が隣接状態であるときに前記ワ
イパーブレード本体を挟み込んで保持するようにすると
ともに、第1と第2の直行部に備えた固定部(例えば前
端側固定プレート17、27及び後端側固定プレート1
8、28)をアーム接続部材に設けた固定部保持部(例
えば先端側固定プレート保持部47A、47B及び後端
側プレート保持部48A、48B)で保持することによ
り、第1と第2の直行部同士の隣接状態を保持するよう
にすれば、アーム接続部材の装着による接続部材ホルダ
ーの取り付け状態への保持は、簡素な構成で確実に行え
る。
部31A、31B)を設け、アーム接続部材がこの案内
部に案内されて接続部材ホルダーに装着されるようにす
れば、接続部材ホルダーへのアーム接続部材の装着を容
易化できる。
の各実施形態を説明する。図1、図2には、本発明の実
施形態のワイパーブレード1を示す。
パーアーム及び駆動モータとともにワイパー装置の一部
を構成するもので、図示されるように、連結部材2、バ
ッキング3A、3B、ブレードラバー5、保護部材6、
端部固定部材7を備えている。ワイパーブレード1は、
連結部材2を介してワイパーアームに取り付けられ、駆
動モータによるワイパーアームの駆動により、車輌のガ
ラス面等の被払拭面上で動作し、ブレードラバー5によ
って被払拭面を払拭する。
の下側部分に沿って配置される長尺状の部材で、その下
端部に、被払拭面を払拭するための払拭部5Cを備えて
いる。また、ワイパーブレード5の上端付近の両側に
は、それぞれバッキング3A、3Bが装着されるための
溝部5A、5Bが設けられている。
バッキング3A、3Bは、一対の長尺状の板部材であ
り、ブレードラバー5と略等しい長さを持ち、ブレード
ラバー5の両側に装着されることにより、ブレードラバ
ー5と並列に配置される。なお、バッキング3A、3B
は、ブレードラバー5にかかる荷重を、ブレードラバー
5の全長にわたって均等に分配するためのもので、例え
ば金属材料からなる。
3A、3Bの上面には、保護部材6が取り付けられてい
る。また、バッキング3A、3Bの両端には、端部固定
部材7が装着され、バッキング3A、3B及び保護部材
6は、これらの端部固定部材7により一体に固定され
る。
中央部には、係合段部4A、4Bが形成されている。こ
の係合段部4A、4B付近に連結部材2が装着される。
連結部材2は、ワイパーブレード本体(ブレードラバー
5及びバッキング3A、3B)に取り付けられて、ブレ
ードラバー5とバッキング3A、3Bを一体に保持する
とともに、ワイパーブレード1の本体とワイパーアーム
の連結部となる。
り付けられる接続部材ホルダー2aと、ワイパーアーム
に接続されるアーム接続部材2bからなる。接続部材ホ
ルダー2aは、交差状態に重ねて配置される第1ホルダ
ー10と第2ホルダー20から構成され、アーム接続部
材2bは、これら第1ホルダー10と第2ホルダー20
の上側に装着される。図4には、ワイパーブレード1の
本体に、接続部材ホルダー2aのみが装着された状態を
示す。また、参考のために、図5には接続部材ホルダー
2aがバッキング3A、3Bに装着された状態を、図6
には連結部材2がバッキング3A、3Bに装着された状
態を示す。実際には、バッキング3A、3Bの間にはブ
レードラバー5が配設されているが、図5、図6では図
示を省略している。
また、図8、図9には、第1ホルダー10を、図10、
図11には、第2ホルダー20を、それぞれ示す。第1
ホルダー10は、図8、図9にも示すように、縦長の板
状の部材であり、長手方向に延びる前端側直行部11及
び後端側直行部12と、これら前端側直行部11と後端
側直行部12の間で長手方向に対して斜めに延びる斜行
部13とから構成される。後端側直行部12は、前端側
直行部11に対して前端側直行部11の幅だけ右側にず
れて配置され、前端側直行部11の右辺と後端側直行部
12の左辺が略一直線上に整列した状態になっている。
また、斜行部13の裏面は、後述する第2ホルダー20
の斜行部23がはまり込む係合凹部14となっている
(図9(C)参照)。
2ホルダー20は、縦長の板状の部材であり、第1ホル
ダー10と同様に、長手方向に略平行に延びる前端側直
行部21及び後端側直行部22と、これら前端側直行部
21と後端側直行部22の間の斜行部23とから構成さ
れる。この第2ホルダー20においては、斜行部23は
第1ホルダー10の斜行部13と交差する方向に延び、
これにより、後端側直行部22は、前端側直行部21に
対して前端側直行部21の幅だけ左側にずれて配置さ
れ、前端側直行部21の左辺と後端側直行部22の右辺
が略一直線上に整列している。また、斜行部23の表面
は、第1ホルダー10の斜行部13がはまり込む係合凹
部24となっている(図11(A)参照)。
ダー10の下側に第2ホルダー20に重ね合わせること
により、接続部材ホルダー2aが構成される。この場
合、接続部材ホルダー2aは、第1ホルダー10と第2
ホルダー20が略平行に配置される閉状態と、第1ホル
ダー10と第2ホルダー20がX字型に交差した開状態
とをとり得る。
ホルダー10の前端側直行部11は、第2ホルダー20
の前端側直行部21の左側に平行に隣接して配設され
る。また、第1ホルダー10の後端側直行部12は、第
2ホルダー20の後端側直行部12の右側に平行に隣接
して配置される。これにより、第1ホルダー10と第2
ホルダー20は、全体として、上方から見て略長方形の
接続部材ホルダー2aを形成している。
は、第1ホルダー10と第2ホルダー20は、前端側直
行部11と前端側直行部21、後端側直行部12と後端
側直行部22がそれぞれ離間した状態となるように、斜
めに交差して配置され、接続部材ホルダー2aはX字型
となっている。なお、第1ホルダー10と第2ホルダー
20がこのような開状態となり得るように、第1ホルダ
ー10の係合凹部14には切れ込み部14A、14B
が、また第2ホルダー20の係合凹部24には切れ込み
部24A、24Bが、それぞれ設けられている。
状の前端側左ブラケット15が、また、第2ホルダー2
0の右辺前端付近には、板状の前端側右ブラケット25
が、それぞれ上方に延びて設けられている。接続部材ホ
ルダー2aが閉状態にあるときには、前端側左ブラケッ
ト15と前端側右ブラケット25は互いに正対してお
り、これらの間にアーム接続部材2bの前端部41が装
着される。
ット25の内側面(アーム接続部材2bを狭持する面)
の上端付近には、それぞれ案内部31Aと31Bが突設
されている。案内部31A、31Bは、それぞれ、下端
部に円弧形状を有している。これにより、後述するよう
に、接続部材ホルダー2aにアーム接続部材2bを装着
するときには、アーム接続部材2bの案内係合部45
A、45Bが、それぞれ案内部31A、31Bと当接
し、アーム接続部材2bの装着が案内されるようになっ
ている。また、接続部材ホルダー2aにアーム接続部材
2bが装着された後は、案内部31A、31Bは、アー
ム接続部材2bの前端部41が前端側左ブラケット15
と前端側右ブラケット25の間から脱落しないように、
前端部41を押さえ込む機能を果たす。
端側右ブラケット16が、また、第2ホルダー20の左
辺後端付近には後端側左ブラケット26が、それぞれ上
方に延びて設けられている。接続部材ホルダー2aが閉
状態にあるときには、後端側右ブラケット16と後端側
左ブラケット26は、互いに正対しており、これらの間
にアーム接続部材2bの後端部42が装着される。
ット16には、それぞれ係合穴32Aと32Bが開口し
ている。後述するように、係合穴32A、32Bには、
それぞれアーム接続部材2bの係合突起46A、46B
が嵌合する。
辺付近には、前端側左ブラケット15と相対する前端側
固定プレート17が設けられている。一方、第2ホルダ
ー20の前端側直行部21の左辺付近には、第1ホルダ
ー10の前端側固定プレート17と隣接して、前端側右
ブラケット25と相対する前端側固定プレート27が設
けられている。接続部材ホルダー2aにアーム接続部材
2bを装着したときには、前端側固定プレート17及び
27は、アーム接続部材2bの前端側固定プレート保持
部47A、47B(図14参照)の間に挟まれた状態と
なる。
2の左辺付近には、後端側右ブラケット16と相対する
後端側固定プレート18が設けられている。一方、第2
ホルダー20の後端側直行部22の右辺付近には、第1
ホルダー10の後端側固定プレート18と隣接して、後
端側左ブラケット26と相対する後端側固定プレート2
8が設けられている。接続部材ホルダー2aにアーム接
続部材2bを装着したときには、後端側固定プレート1
8及び28は、アーム接続部材2bの後端側固定プレー
ト保持部48A、48B(図14参照)の間に挟まれた
状態となる。
2aにアーム接続部材2bを装着したときには、前端側
直行部11と前端側直行部21、後端側直行部12と後
端側直行部21は、それぞれ隣接状態に保持され、接続
部材ホルダー2aは全体として閉状態に保持されること
になる。
0の前端側直行部11の裏面には、斜行部13の前端側
に隣接して、前端側バッキング狭持部33Aと前端側バ
ッキング係合突起35Aが設けられる。また、第1ホル
ダー10の後端側直行部12の裏面には、斜行部13の
後端側に隣接して、後端側バッキング狭持部34Bと後
端側バッキング係合突起36Bが設けられている。
ルダー20の前端側直行部21の裏面には、斜行部23
の前端側に隣接して、前端側バッキング狭持部33Bと
前端側バッキング係合突起35Bが設けられる。また、
第2ホルダー20の後端側直行部22の裏面には、斜行
部13の後端側に隣接して、後端側バッキング狭持部3
4Aと後端側バッキング係合突起36Aが設けられてい
る。
み合わせた接続部材ホルダー2aにおいては、前端側バ
ッキング狭持部33Aは前端側バッキング狭持部33B
と対向して配置され、また後端側バッキング狭持部34
Aは後端側バッキング狭持部34Bと対向して配置され
る。後述するように、バッキング3A、3Bは、前端側
バッキング狭持部33Aと前端側バッキング狭持部33
Bとの間、及び後端側バッキング狭持部34Aと後端側
バッキング狭持部34Bとの間に挟み込まれて保持され
る。
前端側バッキング係合突起35B、後端側バッキング係
合突起36Aと後端側バッキング係合突起36Bは、そ
れぞれ対向して配置され、それぞれバッキング3A、3
Bの左右両側の係合段部4A、4B内に係合するように
なっている。
のアーム接続部材2bを示す。図示されるように、アー
ム接続部材2bは、前後に前端部41と後端部42とを
備え、左右両側に側面43A、43Bとを備えている。
左右両側面43A、43Bの間には軸部44が掛け渡さ
れ、この軸部44に対してワイパーアームの係合フック
(図示せず)が取り付けられるようになっている。
部45A、45Bを備えている。案内係合部45A、4
5Bの上端部は、それぞれ、接続部材ホルダー2aの案
内部31A、31Bの円弧状下端部と整合した円弧形状
となっている。これにより、接続部材ホルダー2aへの
アーム接続部材2bの装着時には、案内係合部45A、
45Bが、接続部材ホルダー2aの案内部31A、31
Bに沿って案内され、アーム接続部材2bが接続部材ホ
ルダー2aに対して回転しながら装着されていくように
なっている(図15〜図17参照)。
2Bが備えられる。これら撓み部42A、42Bの外側
面には、それぞれ係合部46A、46Bが突設されてい
る。接続部材ホルダー2aへのアーム接続部材2bの装
着時には、撓み部42A、42Bを内側に撓ませること
により、後端部42が後端側ブラケット26、16の間
に入り込んでいく。そして、係合部46A、46Bがそ
れぞれ接続部材ホルダー2aの係合穴32A、32Bと
重なる位置に達したところで、撓み部42A、42Bの
弾性により、係合部46A、46Bがそれぞれ係合穴3
2A、32Bに嵌合する。これにより、アーム接続部材
2bの後端部42は、接続部材ホルダー2aから外れな
いように固定される。(図17参照)。
ぞれ長手方向に略平行に延びる前端側固定プレート保持
部47A及び47B、後端側固定プレート保持部48
A、48Bが設けられる。前述したように、前端側固定
プレート保持部47A及び47Bには、接続部材ホルダ
ー2aの前端側固定プレート17及び27が嵌合し、後
端側固定プレート保持部48A、48Bには接続部材ホ
ルダー2aの後端側固定プレート18及び28が嵌合す
る。これにより、接続部材ホルダー2aは、閉状態に固
定される。
の前端部分49A、49Bは、円弧形状となっている。
これにより、アーム接続部材2bを接続部材ホルダー2
aに装着するときに、アーム接続部材2bの前端側固定
プレート保持部47A、47Bは接続部材ホルダー2a
の表面と干渉せず、前端部分49A、49Bを接続部材
ホルダー2aの表面上で滑らせるようにしてスムーズな
装着作業を行える。
2aへのアーム接続部材2bの装着手順を示す。また、
図18には、接続部材ホルダー2aにアーム接続部材2
bを装着した状態を示す。
aに装着するときには、図15に示すように、アーム接
続部材2bを接続部材ホルダー2aに対して傾けた状態
で、アーム接続部材2bの前端部41を、接続部材ホル
ダー2aの前端側左ブラケット15と前端側右ブラケッ
ト25の間に、後端側から挿入していく。この場合、前
端部41の案内係合部45A、45Bは、接続部材ホル
ダー2aの案内部31A、31Bに当接する。また、前
端側固定プレート保持部47A、47Bの前端部分49
A、49Bは、接続部材ホルダー2aの表面に当接して
いる。
を案内部31A、31Bに摺接させながら、アーム接続
部材2bの前端部41を、前端側に向けて押し込んでい
く。これにより、アーム接続部材2bは、図16に示す
ように接続部材ホルダー2aと平行となる方向に回転し
て行き、アーム接続部材2bの前端部41は、接続部材
ホルダー2aの前端側ブラケット15、25の間に深く
入っていく。また、アーム接続部材2bの前端側固定プ
レート保持部47A、47Bの間に、前端側固定プレー
ト17及び27が嵌合していく。なお、前端側固定プレ
ート保持部47A、47Bの前端部分49A、49B
は、円弧形状をしているので、接続部材ホルダー2aの
表面と干渉することなく接続部材ホルダー2aの前端側
に滑り込んでいく。
端部41を前端側ブラケット15、25の間の最奥部ま
ではめ込むと、図17及び図18に示すように、アーム
接続部材2bと接続部材ホルダー2aは平行となる。こ
の場合、アーム接続部材2bの後端部42の係合突起4
6A、46Bは、接続部材ホルダー2aの後端側左ブラ
ケット26、後端側右ブラケット16の係合穴32A、
32Bにそれぞれ嵌合し、後端部42は、後端側左ブラ
ケット26と後端側右ブラケット16の間に固定され
る。また、接続部材ホルダー2aの前端側固定プレート
17及び27は、アーム接続部材2bの前端側固定プレ
ート保持部材47Aと47Bの間に完全にはまり込み、
後端側固定プレート18及び28は、後端側固定プレー
ト保持部材48A、48Bの間に完全にはまり込む。こ
れにより、接続部材ホルダー2aは、閉状態に固定され
る。
本体(ブレードラバー5及びバッキング3A、3B)に
装着するときには、接続部材ホルダー2aを開状態とし
て、前端側バッキング狭持部33Aと33Bの間隔、後
端側バッキング狭持部34Aと34Bの間隔、前端側バ
ッキング係合突起35Aと35Bの間隔、後端側バッキ
ング係合突起36Aと36Bの間隔をそれぞれ広げる。
この開状態の接続部材ホルダー2aを、バッキング3
A、3Bの係合段部4A、4B付近の上に配置する。
上に配置された接続部材ホルダー2aを閉状態とするこ
とにより、前端側バッキング狭持部33Aと33Bの間
及び後端側バッキング狭持部34Aと34Bの間にバッ
キング3A、3Bを狭持し、また、前端側バッキング係
合突起35Aと35B、後端側バッキング係合突起36
Aと36Bを、それぞれバッキング3A、3Bの係合段
部4A、4B内に係合させる。これにより、接続部材ホ
ルダー2aは、バッキング3A、3Bに取り付けられる
(図4、図5参照)。
に取り付けられた接続部材ホルダー2aにアーム接続部
材2bを装着することにより、接続部材ホルダー2aは
閉状態に固定され、接続部材ホルダー2aのバッキング
3A、3Bへの取り付け状態が保持される(図1、図6
参照)。このようにして、バッキング3A、3Bは、ブ
レードラバー5をその間に挟み込んだ状態で、連結部材
2により、その中央部分で一体に固定される。
パーブレードにおいて、バッキング3A、3Bに装着さ
れる接続部材ホルダー2aを、交差して配置される第1
ホルダー10と第2ホルダー20から構成し、この第1
ホルダー10と第2ホルダー20でバッキング3A、3
Bを左右両側から保持するようにした。このため、接続
部材ホルダー2aは、バッキング3A、3Bに一体に堅
固に組み付けられる。つまり、接続部材ホルダー2a
は、第1ホルダー10の前端側はバッキング3A、3B
を左側から保持する一方で、後端側はバッキング3A、
3Bを右側から保持し、また第2ホルダー20の前端側
はバッキング3A、3Bを右側から保持する一方で、後
端側はバッキング3A、3Bを左側から保持する構成と
なっているので、第1ホルダー10と第2ホルダー20
がバッキング3A、3Bの両側に広がって外れてしまう
ことはない。したがって、接続部材ホルダー2aは、バ
ッキング3A、3Bに取り付けられた形態で保持されや
すい。
0の位置関係の固定は、アーム接続部材2bの装着する
だけで、連結ピン等の特別な部材を用いなくても、容易
かつ堅固に行える。つまり、第1ホルダー10と第2ホ
ルダー20は、アーム接続部材2bの装着により、確実
に閉状態に固定される。そして、この閉状態を保持しさ
えるれば、接続部材ホルダー2aのバッキング3A、3
Bへの固定状態は維持される。したがって、接続部材ホ
ルダー2a及びアーム接続部材2bからなる連結部材の
ワイパーブレードへの組付けは、少ない工数で容易かつ
確実に行われる。
ダー2aへの装着作業時には、アーム接続部材2bは、
その前端部41に設けた案内部係合部45A、45Bが
接続部材ホルダー2aの案内部31A、31Bに摺接す
ることにより案内され、回転するようにして接続部材ホ
ルダー2aに装着される。したがって、装着部材ホルダ
ー1へのアーム接続部材2bの装着は、極めて容易に行
える。
ブレードにおける位置を説明するために、右側、左側、
前端側、後端側等の表現を用いたが、これは説明の便宜
上のものであって、本発明を限定するものではない。
示す斜視図である。
ーを装着した状態を示す斜視図である。
た状態を示す斜視図である。
示す斜視図である。
平面図、(B)は側面図、(C)は底面図である。
は平面図、(B)は側面図、(C)は底面図である。
を示す側面図である。
を示す側面図である。
た状態を示す側面図である。
た状態を示す斜視図である。
Claims (8)
- 【請求項1】 ワイパーブレード本体に取り付けられる
接続部材ホルダーと、この接続部材ホルダーに装着され
るとともにワイパーアームに接続されるアーム接続部材
とを備えたワイパーブレード用の連結部材であって、 前記接続部材ホルダーを、前記ワイパーブレード本体上
に交差状態で配置される一対の狭持部材から構成し、 前記一対の狭持部材は、前記ワイパーブレード本体を両
側から挟み込んで前記ワイパーブレード本体に取り付け
られるとともに、前記アーム接続部材が装着されること
により前記ワイパーブレード本体を挟み込んだ状態に保
持されるようにしたことを特徴とする連結部材。 - 【請求項2】 前記ワイパーブレード本体は、一対の長
尺の板部材と、これらの板部材の間に狭持されるブレー
ドラバーとを備え、前記連結部材の装着により、一対の
板部材とブレードラバーが一体に保持されることを特徴
とする請求項1に記載の連結部材。 - 【請求項3】 前記接続部材ホルダーの一対の狭持部材
は、それぞれ両端側の第1と第2の直行部とこれら第1
と第2の直行部の間の斜行部とを備え、前記一対の狭持
部材を前記斜行部において互いに重ね合わせ、各狭持部
材の第1の直行部同士と第2の直行部同士が隣接状態で
あるときに前記ワイパーブレード本体を挟み込んで保持
するようにするとともに、各狭持部材の第1と第2の直
行部に固定部を備え、前記アーム接続部材に固定部保持
部を備え、前記アーム接続部材の装着時には固定部保持
部によって前記固定部が保持されることにより各狭持部
材の第1の直行部同士と第2の直行部同士が隣接状態に
保持されるようにしたことを特徴とする請求項1または
請求項2に記載の連結部材。 - 【請求項4】 前記狭持部材の両端付近の両側にブラケ
ットを設け、前記アーム接続部材をこれらのブラケット
で保持するようにしたことを特徴とする請求項3に記載
の連結部材。 - 【請求項5】 各狭持部材の斜行部の重ね合わされる面
にそれぞれ係合凹部を形成し、前記狭持部材は前記係合
凹部同士を係合させて組み合わされることを特徴とする
請求項3または請求項4に記載の連結部材。 - 【請求項6】 前記狭持部材の一端に案内部を設け、前
記アーム接続部材は前記案内部に案内されて前記接続部
材ホルダーに装着されることを特徴とする請求項1から
請求項5のいずれか一つに記載の連結部材。 - 【請求項7】 前記案内部は前記狭持部材表面に相対す
る円弧形状を有し、前記アーム接続部材はこの円弧形状
に沿って前記狭持部材に対して回転しながら装着されて
いくことを特徴とする請求項6に記載の連結部材。 - 【請求項8】 請求項1から請求項7のいずれか一つに
記載の連結部材を備えたことを特徴とするワイパーブレ
ード。
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