JP2003312236A - ヒータコントロールパネル - Google Patents

ヒータコントロールパネル

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JP2003312236A
JP2003312236A JP2002115322A JP2002115322A JP2003312236A JP 2003312236 A JP2003312236 A JP 2003312236A JP 2002115322 A JP2002115322 A JP 2002115322A JP 2002115322 A JP2002115322 A JP 2002115322A JP 2003312236 A JP2003312236 A JP 2003312236A
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JP
Japan
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knob
control panel
heater control
temperature setting
air
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Withdrawn
Application number
JP2002115322A
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English (en)
Inventor
Kazuyoshi Niwa
和喜 丹羽
Tatsuhide Kawahara
辰英 川原
Kazuyuki Isaka
和幸 井坂
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 使用者が違和感なく操作することができるヒ
ータコントロールパネルを提供すること。 【解決手段】 モード切換ノブと、風量切換ノブ22’
と、温度設定ノブ23’とを備えたヒータコントロール
パネルにおいて、モード切換は機械式によって切換が行
われ、他は電気式によって切換が行われるノブであり、
前記電気式の風量切換ノブ22’及び温度設定ノブ2
3’には、回転に際してクリック感を生じさせる抵抗力
発生手段として機械式部25が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両用空調装置に
用いられるヒータコントロールパネルに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、冷却用熱交換器であるエバポレー
タと、加熱用熱交換器であるヒータコアを一体ユニット
とし、それにより車室内の足元スペースを拡大するとと
もにコストを削減するようにした車両用空気調和装置
(カーエアコンユニット)が開発されている。このよう
な車両用空気調和装置の一例を図3により説明する。図
3に示すように、従来の車両用空気調和装置1は、ケー
シング2を有し、このケーシング2内に、車両の前方か
ら取り込んだ空気を装置内に導入する空気入口3と、こ
の導入された空気を冷却するエバポレータ5と、このエ
バポレータ5の後方下部に配置されエバポレータ5から
の冷却された空気を加熱するヒータコア6とが配置され
ている。また、ケーシング2内のヒータコア6の後方に
は仕切板8が配置され、この仕切板8により、ヒータコ
ア6により加熱された空気を、エバポレータ5からの冷
却空気と混合させるために、上方のミックス領域10に
導くようになっている。エバポレータ5の後流には、ヒ
ータコア6をバイパスする空気の量を調整するためのエ
アミックスダンパ12が設けられ、冷却空気の量と加熱
空気の量を調整できるようになっている。また、仕切板
8とケーシング2の後部との間には、フット通路13が
形成されている。さらに、ケーシング2の上部におい
て、ミックス領域10の近傍の部分には、フェース吹出
口14が設けられ、このフェース吹出口14より前方側
には、デフロスト吹出口15が設けられている。これら
吹出口においては、フェース吹出口14およびデフロス
ト吹出口15に空気を分配するデフロスト兼用フェース
ダンパ16が設けられており、また、フット通路13に
はフットダンパ17が設けられている。
【0003】このように構成された空気調和装置1につ
いては、各ダンパをモータによって動かすオートエアコ
ン、または、手動によって動かすマニュアルエアコンと
して使用される。しかし、オートエアコンにおいて低コ
スト化を図る上で、モードダンパ(フェースダンパ16
またはフットダンパ17)切換を手動で行い、風量、エ
アミックスダンパ12はモータで駆動する場合がある。
また、オートエアコン用のヒータコントロールだけでな
く、電動式マニュアルエアコンに於いて、温調用ダンパ
を手動、モードダンパを電動で駆動する場合にも適用さ
れる。この場合について図4に示した。インパネ(イン
スツルメントパネル)20には、モード切換ノブ21、
風量切換ノブ22、温度設定ノブ23が設けられてい
る。モード切換ノブ21にはクリック感を生じる機械式
部25が設けられ、この機械式部25がノブ21の回転
に伴ってワイヤ26を動かすことでモードダンパの角度
が切り替わるようになっている。風量切換ノブ22およ
び温度設定ノブ23にはそれぞれエンコーダ28、29
が設けられている。エンコーダ28,29は各ノブ2
2,23の回転によって電気的出力が変化するようにな
っており、不図示の制御電子回路がエンコーダ28,2
9の出力に基づいてファンの出力またはエアミックスダ
ンパ12の回動角を変更して風量または設定温度を変更
するようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ここで、上記したモー
ド切換ノブ21は機械式であってクリック感がある。す
なわち、ある程度の力を入れてノブ21を回すようにし
なければ、モードダンパに作用する風力でワイヤ26が
引っ張られ、ノブ21が勝手に回ってしまう場合があ
る。このため、機械式部25によって回動に抵抗力を与
えると共にクリック感を持たせてある。風量切換ノブ2
2及び温度設定ノブ23は電気式であるためクリック感
がない。このため使用者は空調状態を変えようと各ノブ
21,22,23を操作する際に、風量切換ノブ22及
び温度設定ノブ23とモード切換ノブ21とでは異なる
操作力が要求されるため、違和感が生じて誤操作を招く
という問題点があった。
【0005】本発明は上記事情に鑑みて成されたもので
あり、使用者の違和感をなくして誤操作を防止すること
ができるヒータコントロールパネルを提供することを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、複数の切換ノブを備えたヒータコントロールパネル
において、前記各ノブのうち、少なくとも一つは機械式
によって切換が行われ、他は電気式によって切換が行わ
れるノブであり、前記電子式のノブには、回転に際して
クリック感を生じさせる抵抗力発生手段が設けられてい
ることを特徴とする。
【0007】この発明においては、電子式のノブを回転
させる際にもクリック感が生ずるため、機械式ノブと同
様の操作力が必要となる。
【0008】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
のヒータコントロールパネルにおいて、前記抵抗力発生
手段は、前記機械式のノブに設けられた機械式部と同じ
ものであり、該機械式部を介してエンコーダが設けられ
ていることを特徴とする。
【0009】この発明においては、電子式ノブにおいて
も機械式ノブと同様の部材を用いていることから、両ノ
ブにおいて同様の操作感を得ることができる。
【0010】請求項3に記載の発明は、請求項1に記載
のヒータコントロールパネルにおいて、前記電気式のノ
ブの周壁を包囲して凹凸が形成され、前記電気式のノブ
の周壁には、前記凹凸に付勢される付勢部材が設けられ
ていることを特徴とする。
【0011】この発明においては、付勢部材が凹凸に付
勢されていることにより、クリック感を有する操作力を
電気式ノブに与えることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態につい
て、図面を参照して説明する。なお、従来と同一の構成
については同一の符号を用い、その説明を省略する。図
1は本発明の第1実施形態としてのヒータコントロール
パネルに用いられる風量切換ノブ22’および温度設定
ノブ23’を示したものである。風量切換ノブ22’お
よび温度設定ノブ23’には、回転に際してクリック感
を生じさせる抵抗力発生手段として、モード切換ノブ2
1と同じ機械式部25が設けられている。この機械式部
25を介してエンコーダ28,29が取り付けられてい
る。すなわち、風量切換ノブ22’および温度設定ノブ
23’を回転させると、機械式部25が回転し、さらに
機械式部25の回転がエンコーダ28,29により検出
されるようになっている。機械式部25は、上述のよう
に回動に抵抗力が与えられていると共にクリック感が持
たせてある。
【0013】このように構成されていることにより、風
量切換ノブ22’および温度設定ノブ23’を回転させ
る際にもクリック感が生ずるため、モード切換ノブ21
と同じ操作力が必要となる。したがって、各ノブ21,
22’,23’を違和感なく操作することができ、誤操
作を防止することができる。
【0014】次に、本発明の第2実施形態について説明
する。図2は、本実施形態の風量切換ノブ22”および
温度設定ノブ23”である。インパネ20には、前記風
量切換ノブ22”および温度設定ノブ23”の周壁を取
り囲んで凹凸31が形成されている。また、風量切換ノ
ブ22”および温度設定ノブ23”の周壁には、前記凹
凸31に付勢されるバネ(付勢部材)32が設けられて
いる。このバネ32は風量切換ノブ22”および温度設
定ノブ23”にそれぞれ1カ所設けられていればよい
が、複数(例えば180度異なる位置に2カ所)設けら
れていてもよい。
【0015】このように構成されていることにより、風
量切換ノブ22”および温度設定ノブ23”を回転させ
る際にもバネ32によってクリック感が生ずるため、モ
ード切換ノブ21と同じ操作力が必要となる。したがっ
て、各ノブ21,22”、23”を違和感なく操作する
ことができ、誤操作を防止することができる。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、本発明においては
以下の効果を得ることができる。請求項1に記載の発明
によれば、電子式のノブを回転させる際にもクリック感
が生ずるため、機械式ノブと同様の操作力が必要とな
る。したがって使用者に違和感を与えることなく、誤操
作を防ぐことができる。請求項2に記載の発明によれ
ば、電子式ノブにおいても機械式ノブと同様の部材を用
いていることから、両ノブにおいて同様の操作感を得る
ことができ、さらに違和感を取り除くことができる。請
求項3に記載の発明によれば、付勢部材が凹凸に付勢さ
れていることにより、クリック感を有する操作力を電気
式ノブに与えることができる。したがって使用者に違和
感を与えることなく、誤操作を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態として示したヒータコ
ントロールパネルに用いられる風量切換ノブおよび温度
設定ノブである。
【図2】 本発明の第2実施形態として示したヒータコ
ントロールパネルに用いられる風量切換ノブおよび温度
設定ノブである。
【図3】 空気調和ユニットを示した図である。
【図4】 従来のヒータコントロールパネルを示した図
であり、(a)は上面図、(b)は正面図である。
【符号の説明】
21 モード切換ノブ 22、22’、22” 風量切換ノブ 23、23’、23” 温度設定ノブ 25 機械式部 28、29 エンコーダ 31 凹凸 32 バネ(付勢部材)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 井坂 和幸 愛知県西春日井郡西枇杷島町旭町3丁目1 番地 三菱重工業株式会社冷熱事業本部内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の切換ノブを備えたヒータコントロ
    ールパネルにおいて、 前記各ノブのうち、少なくとも一つは機械式によって切
    換が行われ、他は電気式によって切換が行われるノブで
    あり、前記電子式のノブには、回転に際してクリック感
    を生じさせる抵抗力発生手段が設けられていることを特
    徴とするヒータコントロールパネル。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のヒータコントロールパ
    ネルにおいて、 前記抵抗力発生手段は、前記機械式のノブに設けられた
    機械式部と同じものであり、該機械式部を介してエンコ
    ーダが設けられていることを特徴とするヒータコントロ
    ールパネル。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のヒータコントロールパ
    ネルにおいて、 前記電気式のノブの周壁を包囲して凹凸が形成され、前
    記電気式のノブの周壁には、前記凹凸に付勢される付勢
    部材が設けられていることを特徴とするヒータコントロ
    ールパネル。
JP2002115322A 2002-04-17 2002-04-17 ヒータコントロールパネル Withdrawn JP2003312236A (ja)

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