JP2003003989A - 送風装置 - Google Patents

送風装置

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JP2003003989A
JP2003003989A JP2001187130A JP2001187130A JP2003003989A JP 2003003989 A JP2003003989 A JP 2003003989A JP 2001187130 A JP2001187130 A JP 2001187130A JP 2001187130 A JP2001187130 A JP 2001187130A JP 2003003989 A JP2003003989 A JP 2003003989A
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duty ratio
rotation speed
minimum
air conditioner
maximum
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JP2001187130A
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Toshiyuki Morimoto
敏行 森本
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Denso Corp
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B30/00Energy efficient heating, ventilation or air conditioning [HVAC]
    • Y02B30/70Efficient control or regulation technologies, e.g. for control of refrigerant flow, motor or heating

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  • Air Conditioning Control Device (AREA)
  • Control Of Positive-Displacement Air Blowers (AREA)
  • Control Of Positive-Displacement Pumps (AREA)
  • Air-Conditioning For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 エアコン電子制御装置20の共通化を図るこ
とができる。 【解決手段】 エアコン電子制御装置20は、第1の入
力信号V1に基づいて、最大デューテイ比Smaxを決
定し、第2の入力信号V2に基づいて最小デューテイ比
Sminを決定する。最大デューテイ比Smax及び最
小デューテイ比Sminとで規定される範囲内の、デュ
ーテイ比のパルス信号で、ブラシレスモータ12を回転
駆動する。これにより、第1及び第2の入力信号V1、
V2を可変すれば、最大デューテイ比Smaxと最小デ
ューテイ比Sminとを可変できるため、この可変され
た最大デューテイ比Smaxと最小デューテイ比Smi
nとの間の範囲内の、デューテイ比のパルス信号で、ブ
ラシレスモータ12を回転させ得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、最大回転数と最小
回転数との間の範囲でファンを回転させる送風装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】近年、車両用空調装置では、長寿命化を
図るため、ファンを回転駆動する電動機として、ブラシ
レスモータが採用されている。図10に車両用空調装置
における、ブラシレスモータ1の駆動回路の電気回路構
成を示す。
【0003】図10において、ブラシレスモータ1に
は、モータ本体2を回転駆動するために駆動回路が内蔵
されており、この駆動回路は、エアコン電子制御装置
(A/CECU)3からのパルス信号に基づいてモータ
本体2を回転駆動する。
【0004】ここで、モータ本体の回転数は、パルス信
号のデューテイ比S(図10中、ハイレベル期間T1/
一周期T2)に比例する。このため、エアコン電子制御
装置(A/C ECU)3が、パルス信号のデューテイ
比Sを変えることにより、ブラシレスモータ1のモータ
回転数、すなわち、ファン送風量を変える。
【0005】また、車両用空調装置には、その機種毎
(車両毎)に、ファン送風量の可変幅が設定されてい
る。これは、ファン送風量の可変幅が、車室内の形状毎
に異なるため、車両用空調装置が、車両の機種(車室内
の形状)に対応して良好な空気調和を行うためである。
【0006】このように、ファン送風量の可変幅を車両
用空調装置に設定するために、エアコン電子制御装置3
には、モータ回転数の最大値と最小値が設定されてい
る。すなわち、エアコン電子制御装置3には、最大デュ
ーテイ比Smaxと最小デューテイ比Sminとが設定
されている。
【0007】例えば、図10に示すように、A機種に
は、Smax:70%、Smin:20%が設定されて
おり、B機種には、Smax:83%、Smin:26
%が設定されている。
【0008】このようにして、エアコン電子制御装置3
では、最大デューテイ比と最小デューテイ比とで規定さ
れる範囲内で、空調モードに応じてデューテイ比を決定
するとともに、この決定されたデューテイ比のパルス信
号でブラシレスモータ1を回転駆動させる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述の車両
用空調装置では、エアコン電子制御装置には、モータ回
転数の最大デューテイ比(最大値)と最小デューテイ比
(最小値)とが設定されている。このため、車両用空調
装置は、その機種に対応して良好な空気調和を行うもの
の、エアコン電子制御装置としては、車両の機種毎に異
なるものを用意する必要がある。
【0010】このことが、エアコン電子制御装置の共通
化の妨げになるため、エアコン電子制御装置の高コスト
化を招いている。
【0011】本発明は、上記の点に鑑み、電動機の駆動
装置の共通化を図るようにした送風装置を提供すること
を目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明では、ファン(11)を回転
駆動する電動機(12)と、電動機を回転駆動する駆動
装置(20)とを具備し、駆動装置は、第1及び第2の
入力信号が入力される第1及び第2の入力手段(20
0、220)と、入力された第1の入力信号に基づい
て、電動機の最大回転数を決定する第1の決定手段(2
10)と、入力された第2の入力信号に基づいて、電動
機の最小回転数を決定する第2の決定手段(230)
と、最大回転数と最小回転数との間の範囲で回転させる
ように電動機を制御する制御手段(270)とを有する
ことを特徴とする。
【0013】これにより、第1及び第2の入力信号を可
変すれば、最大回転数と最小回転数とを可変できる。従
って、当該可変された最大回転数と最小回転数との間の
範囲内で電動機を回転させ得る。従って、例えば、各車
両の機種に対応して駆動装置を用意する必要がなく、各
車両の機種に対応して駆動装置を共通化でき、低コスト
化、短納期化を図り得る。
【0014】具体的には、請求項2に記載の発明では、
直列接続されて、共通の接続端子(23a)から第1入
力信号を出力する第1及び第2の抵抗素子(R1、Rm
ax)と、直列接続されて、共通の接続端子(23b)
から第2入力信号を出力する第3及び第4の抵抗素子
(R2、Rmin)とを有することを特徴とする。
【0015】これにより、第1及び第2の抵抗素子の少
なくとも一方の抵抗値を変えるとともに、第3及び第4
の抵抗素子の少なくとも一方の抵抗値を変えれば、第1
及び第2の入力信号を可変できるため、最大回転数と最
小回転数とを可変でき、最大回転数と最小回転数との間
の範囲を可変できる。従って、請求項1に記載の発明と
同様に、例えば、各車両の機種に対応して駆動装置を共
通化できる。
【0016】ここで、請求項2に記載の発明では、抵抗
素子の値を変えることで、第1及び第2の入力信号を可
変できるため、最大回転数と最小回転数とをスムーズに
調整できる。
【0017】例えば、請求項3に記載の発明のように、
第1及び第2の抵抗素子のうち少なくと一方として、抵
抗値を可変可能な可変抵抗素子を採用し、第3及び第4
の抵抗素子のうち少なくとも一方として、抵抗値を可変
可能な可変抵抗素子を採用してもよい。この場合、請求
項2に記載の発明に比べて、最大回転数と最小回転数と
をより、一層、スムーズに調整できる。
【0018】なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述
する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すも
のである。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
図面に基づき説明する。図1〜図9は一実施形態を示
し、図1は空調装置(送風装置)が搭載された状態の斜
視図、図2は、空調装置の部分断面図である。
【0020】図1において、本実施形態の空調装置10
0は、例えば、バスの車室内の空調を行うもので、空調
装置の通風系のうち送風ユニット10は、車室内前部の
計器盤(図示せず)下方に設置される。
【0021】図2において、送風ユニット10は、空気
流を発生するファン11と、このファン11の下方に配
置されてファン11を駆動するブラシレスモータ12
と、上記ファン11を収納配置する送風機のケース13
とを有する。
【0022】なお、送風ユニット10の空気流れ下流側
には、冷却用熱交換器をなすエバポレータ(図示せ
ず)、加熱用熱交換器をなすヒータコア(図示せず)等
が配設されている。エバポレータは、図示しない圧縮
機、凝縮器、受液器、減圧器とともに配管結合された周
知の冷凍サイクルを構成するものであり、送風空気を冷
却除湿する。ヒータコアは、自動車エンジンからの温水
(冷却水)を熱源として送風空気を加熱するものであ
る。
【0023】次に、送風ユニット10のブラシレスモー
タ12を駆動する駆動システムにつき図3、図4を参照
して説明する。図3は、駆動システムの概略的電気回路
構成を示すブロック図である。
【0024】図3において、駆動システムは、2つのエ
アコン電子制御装置20を備え、エアコン電子制御装置
20は、それぞれ、各ブラシレスモータ12をパルス信
号で回転駆動する。
【0025】また、エアコン電子制御装置20には、個
々に、抵抗素子Rmax、Rminが、接続されてい
る。これら抵抗素子Rmax、Rminは、後述する如
く、最大デューテイ比Smaxと最小デューテイ比Sm
inとを選択する。なお、図3中、H1、H2は、ヒュ
ーズである。
【0026】以下、ブラシレスモータ12とエアコン電
子制御装置20との構成につき図4を参照して説明す
る。図4は、ブラシレスモータ12とエアコン電子制御
装置20との構成を示すブロック図である。
【0027】ブラシレスモータ12は、モータ本体12
a及び駆動回路12bを有し、駆動回路12bは、エア
コン電子制御装置20からのパルス信号に基づいてモー
タ本体12aを回転駆動する。但し、モータ本体12a
の回転数は、パルス信号のデューテイ比Sに比例する。
【0028】また、エアコン電子制御装置20は、マイ
クロコンピュータ(MPU)21、メモリ22、及び、
短絡保護用の抵抗素子R1、R2を備える。
【0029】マイクロコンピュータ21には、室内温度
信号(室内温度)、設定温度信号(設定温度)、第1及
び第2の入力信号V1、V2等が入力されており、マイ
クロコンピュータ21は、後述するモータ駆動処理を実
行する。メモリ22には、モータ駆動処理のコンピュー
タプログラムに加えて、後述にて詳細を述べるマップデ
ータ等を記憶する。
【0030】抵抗素子R1は、抵抗素子Rmaxととも
に直列接続されて、その共通端子23aから第1の入力
信号V1を分圧信号として出力する。また、抵抗素子R
2は、抵抗素子Rminとともに直列接続されて、その
共通端子23bから第2の入力信号V2を分圧信号とし
て出力する。
【0031】ここで、抵抗素子Rmax、Rminは、
それぞれ、車両の機種(本実施形態のエアコン電子制御
装置20が搭載された)に対応付けられており、第1及
び第2の入力信号V1、V2は、車両の機種に対応付け
られている。
【0032】以下、マイクロコンピュータ21における
モータ駆動処理について図5を参照して説明する。図5
は、モータ駆動処理を示すフローチャートである。
【0033】先ず、第1の入力信号V1を検出するとと
もに、この検出された第1の入力信号V1に基づいて最
大デューテイ比Smax(最大回転数)を決定する(ス
テップ200、210)。
【0034】ここで、メモリ22には、複数個の最大デ
ューテイ比が、第1の入力信号V1の各信号値に対応付
けて記憶されている。複数個の最大デューテイ比は、各
車両の機種に対応付けられたもので、上記記憶された複
数個の最大デューテイ比のうち、上記検出された第1の
入力信号V1に対応する最大デューテイ比Smaxを選
択する。
【0035】次に、第2の入力信号V2を検出するとと
もに、この検出された第2の入力信号V2に基づいて最
小デューテイ比Smin(最小回転数)を決定する(ス
テップ220、230)。
【0036】ここで、メモリ22には、複数個の最小デ
ューテイ比が、第2の入力信号V2の各信号値に対応付
けて記憶されている。複数の最小デューティ比Smin
は、各車両の機種に対応付けられたもので、上記記憶さ
れた複数個の最小デューテイ比のうち、上記検出された
第2の入力信号V2に対応する最小デューテイ比Smi
nを選択する。
【0037】次に、デューテイ比の切替ステップ幅(以
下、ステップ幅Aという)を算出する(ステップ24
0)。
【0038】本実施形態では、デューテイ比は、例え
ば、15段階で可変される。このため、ステップ幅A
は、最大デューテイ比Smaxと最小デューテイ比Sm
inとの差を求めるとともに、この差を数字「15」で
除算することで求められる{A=(Smax−Smi
n)/15}。なお、デューテイ比は、15段階以外の
段階で可変されてもよい。
【0039】次に、室内温度信号と設定温度信号とによ
って、室内温度と設定温度との温度差(以下、計算温度
t0という)を求め、この計算温度t0に基づいて空調
モード(モータ回転数)を選択する(ステップ25
0)。
【0040】ここで、メモリ22には、図6、図7に示
すマップデータが記憶されており、図6において、計算
温度t0に各空調モードM15、M14…M1が階段状
に対応している。このため、各空調モードM15、M1
4…M1から計算温度t0に対応する空調モードを選択
する。
【0041】なお、図6において、計算温度t0の上昇
時と下降時とでは、ヒステリシス特性を有する。また、
図6に示すマップデータは、外気温及び日射量で補正し
てもよい。
【0042】図7において、各空調モードM15、M1
4…M1には、それぞれ、モータ回転数LO、MD13
…HIが対応付けられおり、モータ回転数LO、MD1
3…HIには、そのパルス信号のデューテイ比Smi
n、S13…Smaxがそれぞれ対応付けられている。
【0043】このため、上述の如く、計算温度t0に基
づいて空調モードを選択することにより、この選択され
た空調モードに対応して、モータ回転数、パルス信号の
デューテイ比Sを求め得る。
【0044】例えば、デューテイ比Sとして、図7に示
すように、デューテイ比S3が求められたとき、このデ
ューテイ比S3は、最大デューテイ比Smaxから3ス
テップ下の値であるため、数式1に示す如く、求めるこ
とができる(ステップ260)。
【0045】
【数式1】S3=Smax−A×3 次に、ステップ260で求められたデューテイ比Sで、
パルス信号を、ブラシレスモータ12に出力する(ステ
ップ270)。このため、駆動回路12bは、そのパル
ス信号のデューテイ比Sに比例する回転数でモータ本体
12aを回転駆動する。これにより、ファン11は、デ
ューテイ比S(車両の機種)に対応して送風を発生でき
る。
【0046】以下、本実施形態の特徴について述べる。
すなわち、ファン11を回転駆動するブラシレスモータ
12と、ブラシレスモータ12を回転駆動するエアコン
電子制御装置20とを具備し、エアコン電子制御装置2
0は、第1の入力信号V1に基づいて、最大回転数を最
大デューテイ比Smaxとして決定するとともに、第2
の入力信号V2に基づいて最小回転数として最小デュー
テイ比Sminを決定する。さらに、最大デューテイ比
Smax及び最小デューテイ比Sminとで規定される
範囲内の、デューテイ比のパルス信号で、ブラシレスモ
ータ12を回転駆動する。
【0047】これにより、第1及び第2の入力信号V
1、V2を可変すれば、最大デューテイ比Smaxと最
小デューテイ比Sminとを可変できる。従って、この
可変された最大デューテイ比Smaxと最小デューテイ
比Sminとの間の範囲内の、デューテイ比のパルス信
号で、ブラシレスモータ12を回転させ得る。
【0048】これにより、エアコン電子制御装置20を
車両の機種毎に用意する必要がなく、各車両の機種に対
応してエアコン電子制御装置20を共通化を図ることが
でき、低コスト化、短納期化を図り得る。
【0049】ここで、第1及び第2の入力信号V1、V
2を発生するために、抵抗素子Rmax、Rminを採
用しているため、抵抗素子Rmax、Rminをそれぞ
れの抵抗値を変るだけ、最大デューテイ比Smaxと最
小デューテイ比Sminを可変できる。
【0050】これに対して、第1及び第2の入力信号V
1、V2を発生するにあたり、コンピュータ等を採用
し、第1及び第2の入力信号V1、V2の各値をメモリ
22に記憶させることもできるが、コンピュータ等を採
用する必要があるため、手間がかかる。そこで、本実施
形態のように、抵抗素子Rmax、Rminを採用すれ
ば、第1及び第2の入力信号V1、V2の調整をスムー
ズに行うことができる。
【0051】例えば、図9(a)に示す空調装置の機種
αでは、抵抗素子RMAX、RMINを採用して、最大
デューテイ比SMAX(=T1/T2)と最小デューテ
イ比SMIN(T11/T21)を得ることができる。
【0052】一方、図9(b)に示す空調装置の機種β
では、最大デューテイ比S’max(=T1’/T
2’)と最小デューテイ比S’min(=T11’/T
21’)を必要とするが、抵抗素子RMAX、RMIN
から抵抗素子R’MAX、R’MINに変えるだけで対
応できる。このため、空調装置が、機種α、βのいずれ
でであっても、エアコン電子制御装置20を共通化でき
る。
【0053】なお、本発明の実施にあたり、抵抗素子R
max、Rminの少なくとも一方として、抵抗値を可
変可能な可変抵抗素子を採用してもよい。これにより、
抵抗素子Rmax、Rminの抵抗値、最大デューテイ
比Smax、最小デューテイ比Sminを、より、一
層、スムーズに調整できる。
【0054】さらに、本実施形態では、パルス信号のデ
ューテイ比でブラシレスモータの回転数を定める例につ
き説明したが、これに限らず、このようなブラシレスモ
ータ以外の電動機を採用してもよい。
【0055】この場合、パルス信号のデューテイ比に代
えて、パルス信号の周期幅や信号電圧値を採用してよ
く、第1及び第2の入力信号V1、V2によって、パル
ス信号の周期幅の最大値、最小値、若しくは、信号電圧
値の最大値、最小値が定めることになる。
【0056】以下、モータ回転数、パルス信号、及び抵
抗素子との関係について補足説明する。駆動回路12b
は、上述の如く、デューテイ比Sに比例する回転数で、
モータ本体12aを回転駆動する。例えば、デューテイ
比Sとモータ回転数とでは、数式2に示す関係がある場
合、必要な、最大回転数及び最小回転数が決定すれば、
下記に示す数式2よって、最大デューテイ比Smaxと
最小デューテイ比Sminが分かる。また、モータ回転
数と抵抗素子との間に、図8(a)に示す関係がある場
合、必要な、最大回転数及び最小回転数とが決定すれ
ば、最大回転数及び最小回転数とに対応する各抵抗値を
求めることができる。
【0057】
【数2】N=48×S(%)−80 なお、Nは、回転数(rpm)、図8(b)は抵抗値の
代表的な値である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の車両用空調装置の一実施形態を示す斜
視図である
【図2】上記一実施形態の送風ユニット10の断面図で
ある。
【図3】上記一実施形態の電気回路構成を示す図であ
る。
【図4】図3に示すエアコン電子制御装置の電気回路構
成を示す図である。
【図5】図4に示すマイクロコンピュータの作動を示す
フローチャートである。
【図6】図3のマイクロコンピュータの作動の説明する
ための図である。
【図7】図3のマイクロコンピュータの作動の説明する
ための図である。
【図8】抵抗素子、モータ回転数、及びパルス信号の関
係を説明するための図である。
【図9】上記一実施形態の効果を説明する為の図であ
る。
【図10】従来のエアコン電子制御装置を説明するため
の図である。
【符号の説明】
12…ブラシレスモータ、20…エアコン電子制御装
置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3H021 AA01 AA08 BA06 BA11 CA07 CA09 DA07 EA12 3H045 AA06 AA09 AA12 AA27 AA31 BA12 BA19 BA31 CA21 CA23 DA08 DA46 EA38 3L011 AU00 3L061 BE04

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ファン(11)を回転駆動する電動機
    (12)と、 前記電動機を回転駆動する駆動装置(20)とを具備
    し、 前記駆動装置は、 第1及び第2の入力信号が入力される第1及び第2の入
    力手段(200、220)と、 前記入力された第1の入力信号に基づいて、前記電動機
    の最大回転数を決定する第1の決定手段(210)と、 前記入力された第2の入力信号に基づいて、前記電動機
    の最小回転数を決定する第2の決定手段(230)と、 前記最大回転数と前記最小回転数との間の範囲内で回転
    させるように前記電動機を制御する制御手段(270)
    とを有することを特徴とする送風装置。
  2. 【請求項2】 直列接続されて、共通の接続端子(23
    a)から前記第1入力信号を出力する第1及び第2の抵
    抗素子(R1、Rmax)と、 直列接続されて、共通の接続端子(23b)から前記第
    2入力信号を出力する第3及び第4の抵抗素子(R2、
    Rmin)と、 を有することを特徴とする請求項1に記載の送風装置。
  3. 【請求項3】 前記第1及び第2の抵抗素子のうち少な
    くと一方は、抵抗値を可変可能な可変抵抗素子であり、 前記第3及び第4の抵抗素子のうち少なくとも一方は、
    抵抗値を可変可能な可変抵抗素子であることを特徴とす
    る請求項1又は2に記載の送風装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010164057A (ja) * 2004-07-12 2010-07-29 Taida Electronic Ind Co Ltd マイクロコントローラを用いたファン制御システム
CN106499656A (zh) * 2016-11-04 2017-03-15 安徽理工大学 一种风扇风速智能控制方法
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