JP2003310982A - 遊技機の基板ボックス - Google Patents
遊技機の基板ボックスInfo
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Abstract
開封を抑制することのできる遊技機の基板ボックスを提
供する。 【解決手段】 遊技機の基板ボックス18はセット部材
20とカバー部材30とを備える。セット部材20とカ
バー部材30との間には複数回分の封印部40が設けら
れる。第1回分の封印部40(1)が、残りの封印部4
0の封印に用いる封印手段とは異なる封印手段により封
印される。残りの封印部40の封印手段は、セット部材
20とカバー部材30の両連結部を結合可能な締結手段
である。第1回分の封印部40(1)の封印手段は、セ
ット部材20とカバー部材30の両連結部28,38を
相互に接合可能な接着手段(または溶着手段)50であ
る。
Description
ンジボール機、雀球機、スロットルマシン等の遊技機の
基板ボックスに関する。
パチンコ機等の遊技機には、電子部品が実装された制御
基板(回路基板とも呼ばれる)を収容した「基板ボック
ス」が設けられている。この種の基板ボックスでは、そ
の内部の電子部品、例えばROMが不正に交換された
り、そのROMに記憶された内容が不正に書き換えられ
たりする等の不正行為を防止するための封印部が設けら
れている。
従来例を図面を参照して述べる。図11は基板ボックス
の複数回分の封印部を示す正面図、図12は図11のX
II−XII線断面図、図13は図11のXIII−X
III線断面図である。図12および図13に示される
基板ボックス118は、セット部材120と、そのセッ
ト部材120に開閉可能に設けられたカバー部材130
とを備えている。また、図示しないが、セット部材12
0とカバー部材130によって形成される内部空間に
は、ROM、トランジスタ等の電子部品が実装された制
御基板が収容されている。
カバー部材130との間には、セット部材120に対し
カバー部材130を閉じた状態に封印するための封印部
140が設けられている。封印部140は、セット部材
120側(セット側と略す)の連結部124とカバー部
材130側(カバー側と略す)の連結部134とかしめ
部材142と封印ねじ143とを備えている。
ト部材120の外側面に対しほぼ帯板状の開封部(セッ
ト側の開封部という)122を介して一体状に連設され
ている。また、前記カバー側の連結部134は、前記カ
バー部材130の外側面に対しほぼ帯板状の開封部(カ
バー側の開封部という)132を介して一体状に連設さ
れている(図11参照)。上記したセット側の連結部1
24とカバー側の連結部134とは、セット部材120
にカバー部材130を閉じた状態において前後方向に延
びる軸線L(図12参照)上に並んでいる。
2は、前記カバー側の連結部134内に挿入されて回り
止めされた状態に配置されている。かしめ部材142の
先端部142aは、セット側の連結部124内に突出さ
れている。また、前記封印ねじ143は、一方向ねじ
(ワンウエイねじとも呼ばれている)からなり、前記カ
バー部材130側の連結部134側より前記かしめ部材
142にねじ込まれている。その封印ねじ143のねじ
込みいわゆるねじ締め作用によって、かしめ部材142
の先端部142aが押し広げられてセット側の連結部1
24にかしめつけられている。これによって、セット部
材120にカバー部材130が閉じた状態に固定すなわ
ち封印されている。
査等に際しては、セット側の開封部122および/また
はカバー側の開封部132を、例えばニッパーやカッタ
ー等の切断工具146(図13参照)によって切断す
る。これにより、前記封印部140の封印が解かれるす
なわち開封されることによって、カバー部材130を開
くことができる。また、基板ボックス118からセット
側の連結部124および/またはカバー側の連結部13
4が切り離されることによって、封印部140が開封さ
れたことを目視によって確認することができる。
すように、複数回数分、例えば4回分に対応する個数す
なわち4個並んで配置されている。すなわち、各封印部
140を1個1個順に封印したり開封したりすること
で、基板ボックス118を繰り返し使用することができ
る。
ックス118では、全ての封印部140が同一の封印手
段(かしめ部材142が相当する)により封印可能でか
つ開封可能になっている。したがって、例えば第1回分
の封印部140が封印された状態で、かしめ部材142
の塑性変形を利用して封印ねじ143を無理に抜き外す
ことによって、その封印部140が不正に開封されてし
まうおそれがあった。また、例えば中古や廃棄された同
類の基板ボックスから未使用のかしめ部材142を不正
に入手することが予測される。このため、封印部140
の不正な開封時に前記かしめ部材142が破損しても、
前記不正に入手した未使用のかしめ部材142を使用す
ることによって、当該封印部140を不正の事実すなわ
ち痕跡を残さずに封印し直されるおそれがあった。
分のうちの第1回分の封印部の不正な開封を抑制するこ
とのできる遊技機の基板ボックスを提供することにあ
る。
許請求の範囲の欄に記載された構成を要旨とする遊技機
の基板ボックスにより解決することができる。すなわ
ち、特許請求の範囲の請求項1に記載された遊技機の基
板ボックスによると、セット部材にカバー部材が閉じら
れ、遊技機における制御基板が収容される。そして、複
数回分のうちの第1回分の封印部から順に封印手段によ
り封印と開封が繰り返される。ところで、複数回分のう
ちの第1回分の封印部が残りの封印部の封印に用いる封
印手段とは異なる封印手段により封印される。これによ
り、残りの封印部に用いる封印手段を利用して第1回分
の封印部を不正に封印し直すことが防止される。したが
って、複数回分のうちの第1回分の封印部が開封される
と、不正に封印し直すことが困難であり、また、その開
封の痕跡を目視によって容易に発見し得ることの相乗効
果によって、複数回分のうちの第1回分の封印部の不正
な開封を抑制することができる。
れた遊技機の基板ボックスによると、第1回分を除いた
残りの封印部が、セット部材とカバー部材に設けた両連
結部を結合する締結手段により封印される。したがっ
て、基板ボックスの立ち入り検査等において、次回分の
封印部を、締結手段によって即時にかつ容易に封印する
ことができる。なお、締結手段には、例えば、両連結部
を結合するねじ部材、ピン、リベット、結束バンド、あ
るいはねじ部材のねじ締め作用によりかしめられて両連
結部を結合するかしめ部材等が相当する。
れた遊技機の基板ボックスによると、第1回分の封印部
が、セット部材とカバー部材に設けた両連結部を相互に
接合する接着手段または溶着手段の接着手段により封印
される。したがって、第1回分の封印部の封印手段に、
中古や廃棄された基板ボックスから不正に入手可能な部
品が存在しない。このため、第1回分の封印部を開封す
れば必然的に開封の痕跡が残るとともに、その開封され
た第1回分の封印部を不正に封印し直すことができな
い。
れた遊技機の基板ボックスによると、第1回分の封印部
において両連結部が接着手段または溶着手段により接合
される際に、両連結部の接合面に設けられた凹凸部が相
互に嵌合される。したがって、第1回分の封印部の両連
結部の接合位置を容易に位置決めすることができるとと
もに、両連結部相互の接合面積が増大されることにより
両連結部間の接着手段の接合力を強化することができ
る。
れた遊技機の基板ボックスによると、第1回分の封印部
は、セット部材とカバー部材に設けた両連結部を弾性変
形を利用して相互に解除不能に係合する係合手段によっ
て容易に封印することができる。
形態1を説明する。本実施の形態では、遊技機の一つで
あるパチンコ機に本発明を適用したものを例示する。ま
ず、基板ボックスの説明に先だって、パチンコ機の基本
的な構成を述べる。なお、パチンコ機の基本的な構成
は、周知のパチンコ機とほとんど同様であるから簡単に
述べるにとどめる。図1はパチンコ機を後方側から見た
斜視図である。なお、パチンコ機における方位は、図1
に矢印で示すように定める。
と前枠4と遊技盤ユニット16を備えている。外枠体2
は、ほぼ矩形枠状に形成されている。前枠4は、ほぼ額
縁状に形成されており、外枠体2の前面側(正面側とい
う)にヒンジ機構3によって開閉可能に設けられてい
る。前枠4の後面側(背面側という)には、ほぼ矩形枠
状の支持枠6が設けられている。
に対しその後面側から取外し可能に嵌込まれた後、裏セ
ット部材8によって固定されている。裏セット部材8
は、前枠4の後面側にヒンジ機構(図示省略)によって
開閉可能に設けられている。裏セット部材8の開閉側端
部は、支持枠6に設けられた適数個の留め具7によって
閉じた状態に保持される。遊技盤ユニット16は、その
前面側に遊技盤(図示省略)を備えている。遊技盤の前
面側には、図示しないが、球案内レール、遊技構成部材
としての各種の入賞装置、役物装置、図柄表示装置、ア
タッカ装置、ゲート口、風車器、誘導釘等が配設されて
いる。
ク9、タンクレール10、球払出装置12、電源基板ボ
ックス14等が設けられている。電源基板ボックス14
内には、図示しないが、外部電源を所要の電圧に調整す
るための電子部品が実装された電源基板が収容されてい
る。
遊技盤の遊技領域を透視可能とする透視板を有する表枠
5が設けられている。また、前枠4の前面側には、上皿
を有する下板、下皿等が設けられている。なお、前枠4
の下端部には、球発射用の発射ハンドル装置13が設け
られている。
カバー部材15が設けられている。裏カバー部材15の
後面側には、主基板ボックス18と副基板ボックス19
が設けられている。各基板ボックス18,19には、そ
れぞれ所要の電子部品が実装された制御基板(図示省
略)が収容されている。
述する。主基板ボックス18は、本発明が対象とする基
板ボックスに相当しているため、単に「基板ボックス」
ともいう。図1に示される基板ボックス18は、セット
部材20と、そのセット部材20にヒンジ手段(図示省
略)によって開閉可能に設けられたカバー部材30とを
備える薄型のボックス状に形成されている。
(図1参照)における制御基板(図示省略)が収容され
ている。セット部材20およびカバー部材30は、合成
樹脂成形品によって形成されている。なお、基板ボック
ス18は、前記裏カバー部材15に取外し可能に設けら
れている。また、図示しないが、制御回路の前面側に
は、前記遊技盤(図示省略)に配設された入賞装置、役
物装置、図柄表示装置、アタッカ装置等の作動を制御す
るための回路素子いわゆる電子部品が実装されている。
との間には、そのセット部材20に対しカバー部材30
を閉じた状態に封印するために、左右それぞれに複数回
数分、例えば4回分に対応する個数の封印部40が設け
られている。なお、図2は基板ボックスを示す正面図、
図3は右側に配置された基板ボックスの複数回分の封印
部を示す正面図である。また、説明の都合上、基板ボッ
クス18における方位は、図2及び図3に矢印で示すよ
うに定める。このため、基板ボックス18における前後
左右は、パチンコ機1(図1参照)の前後左右とは逆向
きになっている。
0は、上から下へ順に第1回分の封印部40(末尾に
(1)を付す)、第2回分の封印部40(末尾に(2)
を付す)、第3回分の封印部40(末尾に(3)を付
す)、第4回分の封印部40(末尾に(4)を付す)に
設定されている。また、カバー部材30の前面には、各
封印部40の封印順位を示す「1,2,3,4」の封印
番号が付されている。
封印部40(1)は、以下に詳述するように、残りの回
数分すなわち第2〜4回分の封印部40(2)、40
(3)、40(4)の封印に用いる封印手段とは異なる
封印手段により封印可能となっている。なお、説明の都
合上、第2回分の封印部40(2)を先に説明した後で
第1回分の封印部40(1)を説明することにする。ま
た、第2回分の封印部40(2)と同一の構成である第
3,4回分の封印部40(3)、40(4)の説明は省
略する。
明する。図4は第2回分の封印部を示すもので、図3の
IV−IV線断面図、図5は第2回分の封印部を未封印
状態で示すもので、図4に準じる断面図である。図5に
示すように、第2回分の封印部40(2)は、セット部
材20側(セット側と略す)の連結部24とカバー部材
30側(カバー側と略す)の連結部34とかしめ部材4
2と封印ねじ43とを備えている。
に形成されており、前記セット部材20の外側面に対し
ほぼ帯板状の開封部(セット側の開封部という)22を
介して連設されている。セット側の連結部24は、セッ
ト部材20に一体成形によって形成されている。また、
前記カバー側の連結部34は、ほぼ筒形状に形成されて
おり、前記カバー部材30の外側面に対しほぼ帯板状の
開封部(カバー側の開封部という)32を介して連設さ
れている。カバー側の連結部34は、カバー部材30に
一体成形によって形成されている。
の連結部34とは、セット部材20にカバー部材30を
閉じた状態において、前後方向に延びる軸線L2(図5
参照)上に並んでいる。すなわち、セット側の連結部2
4の前側(図5において下側)にカバー側の連結部34
が並んでいる。なお、前記従来例(図13参照)と同様
に、第2回分の封印部40(2)のセット側の開封部2
2とカバー側の開封部32の各断面における長手方向は
前後方向に延びている。
は、中空のリベット状に形成されており、カバー側の連
結部34内に挿入されて回り止めされた状態に配置され
ている。かしめ部材42の先端部42aは、セット側の
連結部24内に突出されているとともに、その内径を小
さい口径とする絞り部42bを有している。かしめ部材
42は、塑性変形可能な金属材料によって形成されてい
る。
エイねじとも呼ばれている)からなり、前記カバー側の
連結部34側より前記かしめ部材42内にねじ込まれ、
いわゆるねじ締められている。封印ねじ43は、締付け
方向に関してはドライバー等の締付け工具45(図4参
照)によりねじ込むことができるが、緩め方向に関して
は緩めることができない構成のねじである。
から図4に示すように、ドライバー等の締付け工具45
(図4参照)によりかしめ部材42内にねじ締められる
と、そのねじ締め作用によって、かしめ部材42の絞り
部42bが押し広げられる。これにより、かしめ部材4
2の先端部42aが外径を大きくする方向へ塑性変形さ
れてセット側の連結部24にかしめつけられ、両連結部
24,34が結合される。これによって、セット部材2
0にカバー部材30が閉じた状態に固定すなわち封印さ
れる。なお、封印ねじ43は、本明細書でいう「ねじ部
材」に相当する。また、かしめ部材42は、本明細書で
いう「封印手段」に相当するとともに、「ねじ部材のね
じ締め作用によりかしめられて両連結部を結合する締結
手段」に相当する。
印された封印部40(2)は、前記基板ボックス18内
の立ち入り検査等に際しては、従来例と同様に開封され
る。すなわち、セット側の開封部22および/またはカ
バー側の開封部32を、例えばニッパーやカッター等の
切断工具(図示省略)によって切断する。これにより、
封印部40(2)が開封される。このとき、基板ボック
ス18からセット側の連結部24/またはカバー側の連
結部34が切り離されることによって、封印部40
(2)が開封されたことを目視によって確認することが
できる。
する。図6は第1回分の封印部を示すもので、図3のV
I−VI線断面図である。図6に示すように、第1回分
の封印部40(1)は、セット部材20側(セット側と
略す)の連結部28と、カバー部材30側(カバー側と
略す)の連結部38とを備えている。
に形成されており、前記セット部材20の外側面に対し
ほぼ帯板状のセット側の開封部26を介して連設されて
いる。セット側の連結部28における中空部28aの前
側の開口端面は、接合板部29によって閉塞されてい
る。セット側の連結部28は、セット部材20に一体成
形によって形成されている。なお、セット側の開封部2
6および連結部28の前端面は、前記カバー部材30に
対するセット部材20の合わせ面と同一平面をなしてい
る。
筒形状に形成されており、前記カバー部材30の外側面
に対しほぼ帯板状のカバー側の開封部36を介して連設
されている。カバー側の連結部38における中空部38
aの後側の開口端面は、接合板部39によって閉塞され
ている。カバー側の連結部38は、カバー部材30に一
体成形によって形成されている。なお、カバー側の開封
部36および連結部38の後端面は、前記セット部材2
0に対するカバー部材30の合わせ面と同一平面をなし
ている。
の連結部38とは、セット部材20にカバー部材30を
閉じた状態において、前後方向に延びる軸線L1(図6
参照)上に並んでいる。すなわち、セット側の連結部2
8の前側(図6において下側)にカバー側の連結部38
が並んでいる。なお、前記従来例(図13参照)および
前記第2回分の封印部40(2)と同様に、第1回分の
封印部40(1)のセット側の開封部26とカバー側の
開封部36の各断面における長手方向は前後方向に延び
ている。
の連結部38とは、その合わせ面すなわち接合面(符号
省略)が接着手段50により、相互に接合されることに
よって結合される。これによって、セット部材20にカ
バー部材30が閉じた状態に固定すなわち封印される。
用いる接着手段が相当する。また、接着手段50に代え
て、振動溶着等の溶着技術を利用する溶着手段を用いる
ことができる。なお、接着手段(または溶着手段)50
は本明細書でいう「両連結部を相互に接合可能な封印手
段」に相当する。ちなみに、接着手段(または溶着手
段)50による封印は、基板ボックス18の立ち入り検
査時のように即時にかつ容易に封印する必要がないた
め、基板ボックス18の製造時に工場等において適確に
実施することができるので好都合である。
段)50によって封印された封印部40(1)は、前記
基板ボックス18内の立ち入り検査等に際しては、前記
従来例および前記第2回分の封印部40(2)と同様に
開封される。すなわち、セット側の開封部26および/
またはカバー側の開封部36を、例えばニッパーやカッ
ター等の切断工具(図示省略)によって切断する。これ
により、封印部40(1)が開封される。このとき、基
板ボックス18からセット側の連結部28/またはカバ
ー側の連結部38が切り離されることによって、封印部
40(1)が開封されたことを目視によって確認するこ
とができる。
参照)によると、セット部材20にカバー部材30が閉
じられ、遊技機における制御基板が収容される。そし
て、複数回分(本実施の形態の場合、4回分)のうちの
第1回分の封印部40(1)から順に封印手段である接
着手段(または溶着手段)50、かしめ部材42による
封印と、セット側の開封部22および/またはカバー側
の開封部32、または、セット側の開封部26および/
またはカバー側の開封部36の切断による開封が以下の
ように繰り返される。
(1)において、セット側の連結部28とカバー側の連
結部38が、前に述べたように、接着手段(または溶着
手段)50によって相互に接合されることによって結合
される(図6参照)。これによって、第1回分の封印部
40(1)の封印がなされる。
て前記第1回分の封印部40(1)を開封する場合に
は、前に述べたように、セット側の開封部26および/
またはカバー側の開封部36をニッパーやカッター等の
切断工具(図示省略)で切断すればよい。
印する場合には、第2回分の封印部40(2)におい
て、前に述べたように、封印ねじ43をかしめ部材42
にねじ締める。すると、封印ねじ43のねじ締め作用に
より、かしめ部材42がかしめられ、セット側の連結部
24とカバー側の連結部34が結合される(図4参
照)。これによって、第2回分の封印部40(2)の封
印がなされる。
て前記第2回分の封印部40(2)を開封する場合に
は、前に述べたように、セット側の開封部22および/
またはカバー側の開封部32をニッパーやカッター等の
切断工具(図示省略)で切断すればよい。
様にして、第3回分の封印部40(3)の封印と開封、
第4回分の封印部40(4)の封印と開封が逐次行われ
る。
基板ボックス18によると、第1回分の封印部40
(1)が、残りの封印部40(2),40(3),40
(4)の封印に用いる封印手段(かしめ部材42)とは
異なる封印手段である接着手段(または溶着手段)50
により封印される。そして、第1回分の封印部40
(1)は、いずれかの開封部26,36を切断するか、
両連結部28,38を剥がすことにより開封することが
できるが、何れの場合もどこかに破損をきたすことにな
る。このため、第1回分の封印部40(1)を開封の痕
跡を残さずに不正に開封することは困難である。また、
一度開封した第1回分の封印部40(1)は、残りの封
印部40(2),40(3),40(4)に用いる封印
手段(例えば、かしめ部材42)を利用して不正に封印
し直すことができない。したがって、4回分のうちの第
1回分の封印部40(1)が開封されると、不正に封印
し直すことが困難であり、また、その開封の痕跡を目視
によって容易に発見し得ることの相乗効果によって、複
数回分のうちの第1回分の封印部40(1)の不正な開
封を抑制することができる。
(2),40(3),40(4)が、セット部材20と
カバー部材30に設けた両連結部24,34を封印ねじ
43のねじ締め作用によりかしめられて結合する締結手
段(かしめ部材42)により封印される。したがって、
基板ボックス18の立ち入り検査等において、次回分の
封印部40(2),40(3),40(4)を、封印ね
じ43のねじ締め作用によりかしめられて結合する締結
手段(かしめ部材42)によって即時にかつ容易に封印
することができる。
ット部材20とカバー部材30に設けた両連結部28,
38を相互に接合する接着手段(または溶着手段)50
により封印される。したがって、第1回分の封印部40
(1)の封印手段(接着手段(または溶着手段)50)
に、中古や廃棄された基板ボックスから不正に入手可能
な部品(例えば、かしめ部材42)が存在しない。この
ため、第1回分の封印部40(1)を開封すれば必然的
に開封の痕跡が残るとともに、その開封された第1回分
の封印部40(1)を不正に封印し直すことができな
い。
説明する。実施の形態2は、上記した実施の形態1の一
部すなわち第1回分の封印部40(1)に変更を加えた
ものであるからその変更部分について詳述し、重複する
説明は省略する。図7は基板ボックス18の第1回分の
封印部40(1)を示すもので、図6に準じる断面図で
ある。
封印部40(1)のセット側の連結部28とカバー側の
連結部28との接合面(符号省略)には、相互に嵌合可
能な凹凸部が設けられている。詳しくは、セット側の連
結部28の接合面には、適数個(図は3個を示す)の断
面四角形状の凸部282が所定間隔毎に形成されてい
る。また、カバー側の連結部38の接合面には、前記各
凸部282を嵌合可能な各凹部382が形成されてい
る。
とカバー側の連結部38の各凹部382とを嵌合した状
態で、セット側の連結部28とカバー側の連結部38と
が接着手段(または溶着手段)50によって結合され
る。
クス18によっても、前記実施の形態1と同様の作用効
果が得られる。また、第1回分の封印部40(1)にお
いて両連結部28,38が接着手段(または溶着手段)
50により接合される際に、両連結部28,38の接合
面に設けられた凹凸部すなわち凸部282および凹部3
82が相互に嵌合される。したがって、第1回分の封印
部40(1)の両連結部28,38の接合位置を容易に
位置決めすることができるとともに、両連結部28,3
8相互の接合面積が増大されることにより両連結部2
8,38間の接着手段(または溶着手段)50の接合力
を強化することができる。
説明する。実施の形態3は、上記した実施の形態1の一
部すなわち第1回分の封印部40(1)に変更を加えた
ものであるからその変更部分について詳述し、重複する
説明は省略する。図8は基板ボックス18の複数回分の
封印部を示す正面図、図9は第1回分の封印部を示すも
ので、図8のIX−IX線断面図である。
封印部40(1)のセット側の連結部28とカバー側の
連結部28との接合面(符号省略)には、相互に嵌合可
能な凹凸部が設けられている。詳しくは、セット側の連
結部28の接合面には、ほぼ柱状の凸部283が形成さ
れている。凸部283はその連結部28の中空部28a
に連続する中空状をなしており、該凸部283の前側の
開口端面が接合板部293によって閉塞されている。ま
た、カバー側の連結部38の接合面には、前記凸部28
3を嵌合可能な凹部383が形成されている。凹部38
2の前側の開口端面が接合板部393によって閉塞され
ている。該接合板部393は前記カバー側の連結部38
の前端面を形成している(図8参照)。
カバー側の連結部38の凹部383とを嵌合した状態
で、セット側の連結部28とカバー側の連結部38とが
接着手段(または溶着手段)50によって結合される。
クス18によっても、前記実施の形態1と同様の作用効
果が得られる。また、第1回分の封印部40(1)にお
いて両連結部28,38が接着手段(または溶着手段)
50により接合される際に、両連結部28,38の接合
面に設けられた凹凸部すなわち凸部283および凹部3
83が相互に嵌合される。したがって、第1回分の封印
部40(1)の両連結部28,38の接合位置を容易に
位置決めすることができるとともに、両連結部28,3
8相互の接合面積が増大されることにより両連結部2
8,38間の接着手段(または溶着手段)50の接合力
を強化することができる。
説明する。実施の形態4は、上記した実施の形態3の一
部すなわち第1回分の封印部40(1)に変更を加えた
ものであるからその変更部分について詳述し、重複する
説明は省略する。図10は基板ボックス18の第1回分
の封印部40(1)を示すもので、図9に準じる断面図
である。
の封印部40(1)のセット側の連結部28の凸部28
3に代えてほぼ突片状の左右の係止片(符号、284を
付す)が弾性変形いわゆる撓み変形可能に形成されてい
る(図10中、二点鎖線284参照)。各係止片284
の先端部の外側面には、それぞれ係止爪285が形成さ
れている。係止爪285は、係止片284の外側面に対
して段付面をなす係止面285aと、その係止面285
aの先端から係止片284の先端に向かって先細り状を
なす案内面285bとを有するほぼ山形状に形成されて
いる。
383内の対向する壁面383aには、前記各係止片2
84の係止爪285にそれぞれ対応する係合溝384が
形成されている。各係合溝384には、前記各係止爪2
85の係止面285aと面接触状に対向する上側の係止
面(符号省略)が形成されている。
284をカバー側の連結部38の凹部383内に嵌合さ
せる。すると、凹部383の開口端縁に対し各係止片2
84の係止爪285の案内面285bが当接したのち摺
動していくことによって該係止片284が撓み変形(図
10中、二点鎖線284参照)されていく。その後、各
係止片284の係止爪285の案内面285bと係止面
285aとによる頂部(符号省略)が凹部383の内の
対向する壁面383aを摺動し、該頂部が凹部383の
各係合溝384の上側の係止面(符号省略)を通過す
る。これにより、各係止片284が弾性復元することに
よって、係止爪285が凹部383の各係合溝384内
に係合する。
ら抜き外そうとしても、係止爪285の係止面285a
と凹部383の上側の係止面(符号省略)とが相互に当
接し合うことによって、係止片284を凹部383から
抜き外すこと、すなわち係合を解除することができな
い。なお、係止爪285を有する係止片284と係合溝
384とは、本明細書でいう「両連結部を弾性変形を利
用して相互に解除不能に係合可能な係合手段」および
「封印手段」を構成している。
クス18によっても、前記実施の形態3と同様の作用効
果が得られる。また、第1回分の封印部40(1)は、
セット部材20とカバー部材30に設けた両連結部2
4,34を弾性変形を利用して相互に解除不能に係合す
る係合手段によって容易に封印することができる。
ものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における
変更が可能である。例えば、本発明は、主基板ボックス
18に限らず、副基板ボックス19、その他の基板ボッ
クスにも適用することができる。また、前記した実施の
形態においては、遊技機がパチンコ機1である場合を例
示したが、これに限定するものではなく、例えば、アレ
ンジボール機、雀球機、スロットマシン等の遊技機に対
しても適用することができる。また、セット側の開封部
22とカバー側の開封部32のどちらか一方の開封部は
省略することができる。また、セット側の開封部26と
カバー側の開封部36のどちらか一方の開封部は省略す
ることができる。
回分あるいは3回分あるいは5回分以上設けることがで
きる。また、複数回分のうちの第1回分の封印部が残り
の封印部の封印に用いる封印手段とは異なる封印手段に
より封印されるものであればよく、各封印手段は前記実
施の形態の封印手段に限定されるものではない。また、
第1回分の封印部40(1)のセット側の連結部28と
カバー側の連結部28との接合面に設けた凹凸部は、上
記実施の形態の形状に限定されるものではなく、適宜の
形状に変更することができる。
ば、複数回分のうちの第1回分の封印部が開封される
と、不正に封印し直すことが困難であり、また、その開
封の痕跡を目視によって容易に発見し得ることの相乗効
果によって、複数回分のうちの第1回分の封印部の不正
な開封を抑制することができる。
方側から見た斜視図である。
である。
IV線断面図である。
図4に準じる断面図である。
VI線断面図である。
第1回分の封印部を示すもので、図6に準じる断面図で
ある。
複数回分の封印部を示す正面図である。
IX線断面図である。
の第1回分の封印部を示すもので、図9に準じる断面図
である。
の封印部を示す正面図である。
る。
Claims (5)
- 【請求項1】 セット部材と、そのセット部材に開閉可
能に設けられたカバー部材とを備え、遊技機における制
御基板を収容可能に構成した、遊技機の基板ボックスで
あって、 前記セット部材と前記カバー部材との間には、封印可能
でかつ開封可能な複数回分の封印部が設けられ、 前記複数回分のうちの第1回分の封印部が、残りの封印
部の封印に用いる封印手段とは異なる封印手段により封
印される、 ことを特徴とする遊技機の基板ボックス。 - 【請求項2】 前記第1回分を除いた残りの封印部の封
印に用いる封印手段は、前記セット部材と前記カバー部
材に設けた両連結部を結合可能な締結手段であることを
特徴とする請求項1に記載の遊技機の基板ボックス。 - 【請求項3】 前記第1回分の封印部の封印に用いる封
印手段が、前記セット部材と前記カバー部材に設けた両
連結部を相互に接合可能な接着手段または溶着手段であ
ることを特徴とする請求項1または2に記載の遊技機の
基板ボックス。 - 【請求項4】 前記第1回分の封印部において接合され
る両連結部の接合面には、相互に嵌合可能な凹凸部を設
けたことを特徴とする請求項3に記載の遊技機の基板ボ
ックス。 - 【請求項5】 前記第1回分の封印部の封印に用いる封
印手段が、前記セット部材と前記カバー部材に設けた両
連結部を弾性変形を利用して相互に解除不能に係合可能
な係合手段であることを特徴とする請求項1または2に
記載の遊技機の基板ボックス。
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- 2002-04-22 JP JP2002119637A patent/JP4092428B2/ja not_active Expired - Fee Related
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