JP3020886B2 - 弾球遊技機の基板ケース封止装置 - Google Patents

弾球遊技機の基板ケース封止装置

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JP3020886B2
JP3020886B2 JP9079088A JP7908897A JP3020886B2 JP 3020886 B2 JP3020886 B2 JP 3020886B2 JP 9079088 A JP9079088 A JP 9079088A JP 7908897 A JP7908897 A JP 7908897A JP 3020886 B2 JP3020886 B2 JP 3020886B2
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邦夫 松元
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ機、アレ
ンジボール機等の弾球遊技機に使用する基板ケース封止
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】パチンコ機等の弾球遊技機では、ケース
本体とケース蓋とにより開閉自在に構成された基板ケー
ス内に、ROM等の電子部品が装着された制御基板を収
納し、この基板ケースを遊技盤の裏側の裏カバー等に装
着して、制御基板側のROM等の電子部品により遊技動
作を制御する電子制御方式を採用している。この種の弾
球遊技機では、制御基板に装着されたROM等の電子部
品を不正に交換できないようにすると同時に、監督官庁
等の検査機関による検査の時には、その基板ケースを開
けて容易に検査できるようにしておく必要がある。
【0003】そこで、従来は基板ケースに封印シール用
のシール貼付部を設け、制御基板を基板ケースに収納し
た後、基板ケースのシール貼付部に封印シールを貼付し
て封印するようにしている。この場合には、封印シール
を破って基板ケースを開封しROMを交換する等の不正
改造があれば、封印シールの破損によってその事実が容
易に判り、また検査機関による検査の時には、封印シー
ルを破って基板ケースを容易に開封でき、その検査後、
再度シール貼付部に封印シールを貼付すれば、基板ケー
スを容易に封印できる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の封印シールによ
る封印方式では、基板ケースを開けてROMを交換する
等の不正改造を確実に防止し得ない欠点がある。即ち、
従来の封印シールによる封印方式では、粘着剤付きの封
印シールを用い、この封印シールをシール貼付部に貼付
しているため、その粘着剤の粘着力を低下させる特殊な
溶剤を使用すれば、痕跡を残すことなく封印シールを比
較的容易に剥がすことができ、またその封印シールを再
度シール貼付部に貼り付けることも可能である。
【0005】このため、基板ケースを開けてROM等を
交換する不正改造を未然に防止し得ないのは勿論のこ
と、不正改造が行われた場合にも、封印シールに痕跡が
残らないため、単に基板ケースを外側から見て点検する
程度ではその事実を容易に発見できず、不正改造を助長
する結果となっている。本発明は、このような従来の課
題に鑑み、切断部を切断しない限り基板ケースを開封で
きないようにして、検査で基板ケースを開封した時に
は、基板ケース側に残る痕跡により開封の事実を容易に
確認でき、また開封後に再封止する時にも容易に基板ケ
ースを封止でき、基板ケースの開封による不正改造を未
然に防止できる弾球遊技機の基板ケース封止装置を提供
することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
は、ケース本体23と、このケース本体23に開閉自在に装
着されたケース蓋22とを備え、遊技動作を制御するRO
M等の電子部品が装着された制御基板13を収納した弾球
遊技機の基板ケースにおいて、ケース本体23とケース蓋
22との側縁近傍に、相対応するネジ螺合部37とネジ挿通
部38とを前記側縁に沿って複数個配置し、ケース本体23
とケース蓋22との内、その一方と各ネジ挿通部38とを夫
々切断部39を介在して一体に形成し、他方に、外方に突
出する突出板部46を一体に設け、この突出板部46に各ネ
ジ螺合部37を一体に設け、この複数個のネジ螺合部37と
ネジ挿通部38との内、その少なくとも1個のネジ螺合部
37とネジ挿通部38とを、締め付け方向にのみ操作可能で
且つネジ挿通部38側からネジ螺合部37側に螺合する一方
向ネジ40により締結したものである。請求項2に記載の
本発明は、請求項1に記載の発明において、複数個のネ
ジ螺合部37とネジ挿通部38との内、その1個のネジ螺合
部37とネジ挿通部38とを一方向ネジ40で締結し、他のネ
ジ挿通部38側に、締め付け方向にのみ操作可能で且つネ
ジ挿通部38側からネジ螺合部37側に螺合可能な一方向ネ
ジ40の先端側を螺合して仮止めしたものである。
【0007】請求項3に記載の本発明は、請求項1又は
2に記載の発明において、各ネジ螺合部37を有底状に構
成し、各ネジ挿通部38のネジ螺合部37と反対側に、該ネ
ジ挿通部38に挿通された一方向ネジ40の少なくとも頭部
41側を取り囲むように保護筒部54を一体に設けたもので
ある。請求項4に記載の本発明は、請求項1乃至3の何
れかに記載の発明において、保護筒部54をネジ挿通部38
に仮止めされた一方向ネジ40の頭部41を取り囲む高さと
したものである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて詳述する。図1乃至図12は本発明の第1の実
施形態を例示する。図1は弾球遊技機の背面を示し、 1
は弾球遊技機、2 は自動球貸し機で、これらは島側に交
互に配置されている。3 は矩形状の外枠、4 は外枠3 の
前側に装着された前枠で、これらにより弾球遊技機本体
5 が構成されている。6 は遊技盤で、前枠4 に裏側から
着脱自在に装着され、裏機構板7 により裏側から押圧し
て固定されている。遊技盤6には入賞手段、変動図柄表
示手段等が装着されると共に、それらを裏側から覆う裏
カバー8 が裏側に装着されている。
【0009】裏機構板7 は前枠4 の裏側に上下一対のヒ
ンジ9 により開閉自在に枢着され、4個のロックレバー
で前枠4 の裏側に固定されている。裏機構板7 には、そ
の中央部に裏カバー8 が嵌合するように開口部10が形成
されている。裏カバー8 は、遊技盤6 の入賞手段、変動
図柄表示手段等に対応する上部側に、後方へと大きく膨
らむ膨らみ部11を有し、この膨らみ部11の下側が平坦な
ケース装着部12となっている。そして、ケース装着部12
に、制御基板13を収納した基板ケース14が裏側から着脱
自在に装着されている。
【0010】15は発射手段で、前枠4 の裏側に装着され
た発射モータ16等を備え、前枠4 の前面側の操作ハンド
ルを操作した時に発射モータ16が作動して、遊技盤6 側
に遊技球を発射するように構成されている。17は賞球を
貯留する賞球タンク、18は賞球タンク17からの賞球を案
内する賞球レールである。19は払い出し手段で、入賞時
に賞球タンク17から賞球レール18を経て供給される遊技
球を上皿へと払い出すようになっている。なお、賞球タ
ンク17、賞球レール18及び払い出し手段19は、裏機構板
7 に装着されている。
【0011】20は入賞時に払い出し手段19を制御する払
い出し制御ユニット、21は自動球貸し機2 を制御する球
貸し制御ユニットで、これらは裏機構板7 の下部側に着
脱自在に装着されている。基板ケース14は、図2及び図
3に示すように、合成樹脂製の矩形板状のケース蓋22
と、このケース蓋22の裏側に着脱自在に装着された合成
樹脂製のケース本体23とを備え、左右方向に長い横長状
に構成されている。
【0012】ケース蓋22の前側には、図2、図4乃至図
7に示すように、周縁側に補強リブ24が、中間部分に複
数個の係合爪25が夫々形成されている。係合爪25はケー
ス装着部12側の係合部26a に対して係脱自在であり、こ
の係合爪25を介してケース蓋22が裏カバー8 のケース装
着部12に着脱自在に装着されている。ケース蓋22の裏側
には、周縁側に補強兼用の嵌合リブ26が形成され、その
嵌合リブ26の内側の4隅に取り付けボス27が形成されて
いる。
【0013】ケース本体23は、図2、図4乃至図7に示
すように、後壁部28と、この後壁部28の周縁から前側に
突出する周壁部29とを有し、ケース蓋22に対向して前側
が開放する箱状に形成され、その周壁部29の開口側がケ
ース蓋22の嵌合リブ26の外周側に嵌合されている。周壁
部29には、上下にコネクタ接続用の切り欠き部30,31
が、4隅にケース蓋22側の取り付けボス27に対応する取
り付けボス32が夫々設けられている。そして、ケース蓋
22とケース本体23は、両取り付けボス27,32 間に制御基
板13を介在した状態で、取り付けボス27側から挿通され
て取り付けボス32に螺合する4個の固定ネジ33により着
脱自在に締結されている。
【0014】基板ケース14の側縁には、図1乃至図3に
示すように、その対角線方向に極力離間した位置、即ち
下縁側の左端側と右縁側の上端側との2か所に、外側方
に突出するように側縁に沿って第1封止部34と第2封止
部35が設けられている。各封止部34,35 は、図4、図
5、図7乃至図10に示すように、ケース蓋22の側縁か
ら外側方に突出する支持部36と、この支持部36にケース
蓋22の側縁に沿って所定間隔を置いて配置された4個の
ネジ螺合部37と、この各ネジ螺合部37にケース分離方向
の裏側から相対応する4個のネジ挿通部38と、この各ネ
ジ挿通部38をケース本体23の周壁部29に個別に連結する
切断部39と、締め付け方向にのみ操作可能で且つネジ挿
通部38側からネジ螺合部37側に螺合し又はネジ挿通部38
側に仮止めされた4個の一方向ネジ40とを備えている。
【0015】そして、各封止部34,35 は、遊技盤ユニッ
ト又は弾球遊技機の出荷時には、その一端側の一方向ネ
ジ40をネジ挿通部38側からネジ螺合部37側に螺合し締結
して基板ケース14を封止し、他の3本の一方向ネジ40が
検査後の再封止用として他のネジ挿通部38側に先端を螺
合し仮止めされている。各一方向ネジ40はタッピング式
であって、図11及び図12に示すように、頭部41側に
一方向係合溝42が、軸部43側の螺旋条44に切り欠き部45
が夫々設けられ、一方向係合溝42に係合するドライバー
等の工具により締め付け方向の一方向にのみ操作できる
ようになっている。
【0016】支持部36はケース蓋22と一体であって、図
4、図5、図7乃至図10に示すように、ケース蓋22の
嵌合リブ26の後端から外側方に突出する突出板部46と、
この突出板部46の先端側からネジ挿通部38と反対の裏カ
バー8 側に屈曲する屈曲板部47と、突出板部46及び屈曲
板部47の両端とケース蓋22側の各リブ24,26 とを連結す
る端板部48とにより構成され、その屈曲板部47の内側で
且つ突出板部46の前側に4個のネジ螺合部37が配置され
ている。
【0017】各ネジ螺合部37は、図11及び図12に示
すように、一方向ネジ40用の螺合孔49の前端側が底壁部
50により封じられた有底円筒状であり、突出板部46から
前側に突出し且つ外周の一部が屈曲板部47の内側に一体
となるように、突出板部46と屈曲板部47とに跨がって形
成されている。各ネジ螺合部37の螺合孔49の開口端側に
は、螺合孔49よりも大径の嵌合凹部51が形成されてい
る。
【0018】各ネジ挿通部38は、図11及び図12に示
すように一方向ネジ40の挿通孔52を有し、前側にネジ螺
合部37の嵌合凹部51に嵌合する嵌合突部53が、その反対
側に一方向ネジ40用の保護筒部54が夫々一体に形成さ
れ、外周側が全体として円形状になっている。各保護筒
部54は、ネジ挿通部38に裏側から先端を螺合して仮止め
された一方向ネジ40を完全に覆う高さとなっている。
【0019】切断部39は、図4、図5及び図7に示す如
く、保護筒部54の後端側でネジ挿通部38とケース本体23
の周壁部29とを接続するように、ケース本体23の周壁部
29、ネジ挿通部38及び保護筒部54と一体に形成され、ま
た制御基板13のROM等を検査する時にニッパー等の工
具で容易に切断できるように中央部側が薄く括れてい。
なお、封止部34,35 には、図4及び図5に示すように、
各一方向ネジ40を締め付けて使用する順番を示す「1」
〜「4」の刻印が切断部39に付されている。またケース
本体23の後壁部28の裏面には、図3に示すように検査シ
ールを貼付するシール貼付部56が設けられている。
【0020】弾球遊技機1 又は遊技盤ユニットを製作す
る際には、ROM等の電子部品が装着された制御基板13
を基板ケース14内に収納して、その封止部34,35 を封止
した後、この基板ケース14を裏カバー8 側に装着する。
なお、この場合には、ケース蓋22側の係合爪25を介して
裏カバー8 のケース装着部12に装着する。基板ケース14
の組み立て時には、先ず切断部13をケース本体23内の開
口側にセットし、各封止部34,35 のネジ挿通部38の嵌合
突部53とネジ螺合部37の嵌合凹部51とを嵌合させなが
ら、制御基板13の上からケース本体23の開口にケース蓋
22をセットする。そして、取り付けボス27側から制御基
板13を貫通して取り付けボス32に固定ネジ33を螺合し、
この固定ネジ33によりケース本体23とケース蓋22とを結
合する。
【0021】次にケース本体23とケース蓋22とを固定し
た後、各封止部34,35 にある4本の一方向ネジ40の内、
「1」の刻印に対応する一方向ネジ40の頭部41側にドラ
イバー等の工具を係合させて、この一方向ネジ40をネジ
挿通部38側からネジ螺合部37に螺合し締結して基板ケー
ス14を封止する。この時、一方向ネジ40にはタッピング
ネジを使用しているので、この一方向ネジ40を工具によ
り締め付け方向に操作すれば、その軸部43側がネジ挿通
部38の挿通孔52からネジ螺合部37の螺合孔49に食い込ん
で行き、ネジ挿通部38とネジ螺合部37とを容易に締結で
きる。
【0022】従って、この封止状態で弾球遊技機1 又は
遊技盤ユニットを出荷すれば、ネジ挿通部38及びネジ螺
合部37がケース本体23及びケース蓋22と一体であり、そ
の刻印「1」側のネジ挿通部38とネジ螺合部37とを一方
向ネジ40で締結しているため、この刻印「1」側の切断
部39を切断しない限り、基板ケース14を開けて制御基板
13を取り出すことはできなくなる。
【0023】ホール等に弾球遊技機1 を設置した後に、
その制御基板13のROM等の検査を行う場合には、各封
止部34,35 の刻印「1」側の切断部39をニッパー等の工
具で切断する。そして、切断部39を切断すると、その切
断されたネジ挿通部38はケース本体23の周壁部29から分
離してネジ螺合部37側に締結状態のままで残り、このネ
ジ挿通部38、ネジ螺合部37及び一方向ネジ40による封止
を解除できるので、基板ケース14を開けて制御基板13又
はROM等を取り出して容易に検査できる。
【0024】制御基板13側の検査後に再封止する場合に
は、刻印「2」側のネジ挿通部38に仮止め状態の一方向
ネジ40を締め付けて、そのネジ挿通部38とネジ螺合部37
とを締結して基板ケース14を封止する。このため、検査
後に基板ケース14を容易に再封止できる。なお、検査後
は、ケース本体23のシール貼付部56に貼付された検査履
歴シールに、その検査履歴を記載する。
【0025】検査による開封、再封止は、1個の基板ケ
ース14について3回まで可能であり、その何れの場合で
も、締結側の切断部39を切断し、その隣側に仮止め状態
にある一方向ネジ40を締め付けて再封止すれば良い。こ
の実施形態では、切断部39を切断して基板ケース14を開
封した場合に、ケース本体23側に切断部39を切断した切
断跡が残ると共に、その切断片であるネジ挿通部38がネ
ジ螺合部37に固定状態のままで残るため、基板ケース14
側に必ず開封の痕跡ができ、その隠蔽も極めて困難であ
る。そのため、基板ケース14を開封して制御基板13側の
ROMを不正に交換する等の不正改造が行い難くなり、
不正改造を未然に防止できる。
【0026】特に開封の痕跡が基板ケース14側に残り、
その痕跡の完全な隠蔽が極めて困難であるため、不正改
造者への精神的抑制の効果を期待でき、不正改造の横行
を未然に防止できる。しかも、基板ケース14側の痕跡と
検査履歴シール側の検査履歴とを照合することによって
不正改造済か否かの識別も容易にできる。また支持部36
に複数個のネジ螺合部37があり、開封時に切断片となる
ネジ挿通部38が支持部36側に残るので、切断片がゴミと
なって散逸することもない。
【0027】更にケース蓋22から突出する支持部36に各
ネジ螺合部37があり、このネジ螺合部37に対応するネジ
挿通部38がケース本体23から切断部39を介して突出して
いるため、開封に際して切断部39をニッパー等により容
易に切断でき、特にネジ挿通部38側にのみ切断部39があ
るため、ネジ螺合部37とネジ挿通部38との両方に切断部
39がある場合に比較して、開封時の切断が容易であり簡
単に開封できる。またネジ螺合部37、ネジ挿通部38が外
側方に突出しているため、検査後に再封止する場合に
も、ケース本体23その他が障害となることもなく、仮止
め状態の一方向ネジ40をドライバー等によって容易に操
作でき、基板ケース14を容易に再封止できる。
【0028】しかも、封止部34,35 が外側に突出してい
るため、この封止部34,35 によって基板ケース14内の制
御基板13が制約を受けることがなく、制御基板13の有効
面積を十分に確保できる。一方向ネジ40は締め付け方向
にのみ操作可能であって、ドライバー等で緩み方向に操
作し得ない構造である上に、ネジ挿通部38側には仮止め
状態の一方向ネジ40を覆う高さの保護筒部54があり、こ
の保護筒部54で一方向ネジ40を取り囲んでいるため、締
結状態の一方向ネジ40の頭部41をペンチ等の工具で挟ん
で緩み方向に操作することはできない。またネジ螺合部
37が底壁部50を一体に備えた有底状であるため、先端側
から一方向ネジ40に何等かの外力を加えて緩み方向に操
作することもできない。
【0029】従って、痕跡を残さずに一方向ネジ40を操
作して基板ケース14を開封することは殆ど不可能であ
り、基板ケース14を開封すれば、必ずその痕跡が基板ケ
ース14側に残ることになる。またネジ挿通部38の保護筒
部54により仮止め状態の一方向ネジ40を保護する構造で
あるため、基板ケース14の取り扱い等の際に一方向ネジ
40が他に接触して脱落したり、その接触時の外力によっ
てネジ挿通部38、切断部39が変形又は破損するようなこ
とも防止できる。
【0030】切断部39は保護筒部54の先端側にあり、ネ
ジ挿通部38及びネジ螺合部37から離れているため、この
切断部39をニッパー等で切断して開封する際にも、その
先端がネジ挿通部38、ネジ螺合部37と干渉し難く、切断
部39を容易に切断できる。ネジ螺合部37に嵌合凹部51が
あり、ネジ挿通部38に嵌合突部53があって、その両者を
互いに嵌合させているので、ネジ螺合部37とネジ挿通部
38とを確実に位置決めでき、一方向ネジ40の締め付けが
容易であり、またネジ挿通部38及び保護筒部54は、一端
側の嵌合突部53がネジ螺合部37の嵌合凹部51に嵌合し、
他端側が切断部39で支持されるため、ネジ挿通部38、保
護筒部54の倒れ等も容易に防止できる。
【0031】各ネジ螺合部37は、ケース蓋22から外方に
突出する支持部36に、ケース蓋22の側縁に沿って所定間
隔を置いて設けているので、支持部36によって各ネジ螺
合部37を確実に支持でき、ネジ螺合部37の位置的精度の
確保が容易である。また支持部36は、突出板部46、屈曲
板部47及び端板部48により構成しているので、軽量化し
つつ十分な強度を確保できる。
【0032】更に各ネジ螺合部37は突出板部46の前側で
屈曲板部47の内側にあり、その突出板部46と屈曲板部47
とに一体化しているため、突出板部46、屈曲板部47及び
端板部48で各ネジ螺合部37を確実に保護できると共に、
各部が互いに補強し合ってその強度を大にできる利点が
ある。
【0033】図13及び図14は本発明の第2の実施形
態を例示し、各封止部34,35 の隣合うネジ挿通部38を、
切断可能な連結部58により保護筒部54側で互いに連結
し、基板ケース14の開封時には、切断部39の他に連結部
58を切断するようにしたものである。その他の構造は、
第1の実施形態と同様である。
【0034】この場合には、各ネジ挿通部38を連結部58
を介して互いに補強でき、切断部39を介してのみケース
本体23に固定する場合に比較して各ネジ挿通部38の固定
が確実となり、ネジ挿通部38の倒れ等を容易に防止でき
ると共に、切断部39及び連結部58の肉厚等を薄くするこ
とが可能である。
【0035】図15及び図16は本発明の第3の実施形
態を例示し、基板ケース14の側縁よりも内側に封止部3
4,35 を設けたものである。即ち、ケース蓋22には、側
縁よりも内側に4個のネジ螺合部37が設けられている。
一方、ケース本体23の周壁部29には、内側へと凹入する
凹入部59が形成され、その凹入部59に、各ネジ螺合部37
に対応するネジ挿通部38が切断部39を介して一体に設け
られている。その他の構造は、第1の実施形態と同様で
ある。
【0036】この場合には、封止部34,35 が基板ケース
14の側縁の内側にあるので、封止部34,35 を外側に突出
させて設ける場合に比較して、封止部34,35 が裏機構板
7 側の他の部材等と干渉するようなこともない。またケ
ース蓋22、ケース本体23又は基板ケース14の単体で取り
扱う場合にも、ネジ螺合部37、ネジ挿通部38等を損傷す
ることも少なくなり、その取り扱いが容易である。
【0037】
【0038】以上、本発明の各実施形態について説明し
たが、本発明はこれに限定されるものではない。例え
ば、各実施形態では、ケース本体23側に切断部39を介し
てネジ挿通部38を設け、ケース蓋22側にネジ螺合部37を
設けているが、ケース本体23側にネジ螺合部37を設け、
ケース蓋22に切断部39を介してネジ挿通部38を設けても
良い。
【0039】遊技盤ユニット又は弾球遊技機1 の出荷時
には、相対応する1個のネジ螺合部37とネジ挿通部38を
一方向ネジ40で締結すれば十分であるが、その締結箇所
を必ず1個にする必要はなく、2個にしても良い。また
封止部34,35 は、基板ケース14の側縁の離れた位置に3
個設けることも可能であり、その個数は基板ケース14の
大きさを考慮して適宜決定すれば良い。更に、ネジ螺合
部37、ネジ挿通部38は複数個あれば良い。出荷時に一方
向ネジ40で締結する側のネジ挿通部38の保護筒部54は、
その頭部41を取り囲む程度でも良い。
【0040】
【発明の効果】請求項1に記載の本発明によれば、ケー
ス本体23と、このケース本体23に開閉自在に装着された
ケース蓋22とを備え、遊技動作を制御するROM等の電
子部品が装着された制御基板13を収納した弾球遊技機の
基板ケースにおいて、ケース本体23とケース蓋22との側
縁近傍に、相対応するネジ螺合部37とネジ挿通部38とを
前記側縁に沿って複数個配置し、ケース本体23とケース
蓋22との内、その一方と各ネジ挿通部38とを夫々切断部
39を介在して一体に形成し、他方に、外方に突出する突
出板部46を一体に設け、この突出板部46に各ネジ螺合部
37を一体に設け、この複数個のネジ螺合部37とネジ挿通
部38との内、その少なくとも1個のネジ螺合部37とネジ
挿通部38とを、締め付け方向にのみ操作可能で且つネジ
挿通部38側からネジ螺合部37側に螺合する一方向ネジ40
により締結しているので、切断部39を切断しない限り基
板ケース14を開封できず、検査等で基板ケース14を開封
した時には、基板ケース14側に残る痕跡により開封の事
実を容易に確認でき、従って、基板ケース14の開封によ
る不正改造を未然に防止できる。また基板ケース14の開
封、再封止が複数回に亘って可能であり、その開封、再
封止も容易にできる。請求項2に記載の本発明によれ
ば、複数個のネジ螺合部37とネジ挿通部38との内、その
1個のネジ螺合部37とネジ挿通部38とを一方向ネジ40で
締結し、他のネジ挿通部38側に、締め付け方向にのみ操
作可能で且つネジ挿通部38側からネジ螺合部37側に螺合
可能な一方向ネジ40の先端側を螺合して仮止めしている
ので、その後の開封による不正改造を未然に防止できる
と共に、検査等での開封後の再封止が非常に容易であ
る。
【0041】請求項3に記載の本発明によれば、各ネジ
挿通部38のネジ螺合部37と反対側に、該ネジ挿通部38に
挿通された一方向ネジ40の少なくとも頭部41側を取り囲
むように保護筒部54を一体に設けているので、頭部41側
を工具で挟持して一方向ネジ40を外すような不正防止で
きる。請求項4に記載の本発明によれば、保護筒部54を
ネジ挿通部38に仮止めされた一方向ネジ40の頭部41を取
り囲む高さとしているので、仮止め状態の一方向ネジ40
を保護筒部54で保護でき、取り扱いが非常に容易であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示す弾球遊技機の背
面図である。
【図2】本発明の第1の実施形態を示す弾球遊技機の基
板ケース側の断面図である。
【図3】本発明の第1の実施形態を示す弾球遊技機の基
板ケース側の背面図である。
【図4】本発明の第1の実施形態を示す第1封止部の平
面断面図である。
【図5】本発明の第1の実施形態を示す第2封止部の平
面断面図である。
【図6】図4のA−A線断面図である。
【図7】図4のB−B線断面図である。
【図8】図4のC−C線断面図である。
【図9】本発明の第1の実施形態を示すケース蓋の平面
図である。
【図10】図9のD−D線断面図である。
【図11】本発明の第1の実施形態を示す封止部の拡大
断面図である。
【図12】本発明の第1の実施形態を示す封止部の拡大
平面図である。
【図13】本発明の第2の実施形態を示す第1封止部の
平面断面図である。
【図14】図13のE−E線断面図である。
【図15】本発明の第3の実施形態を示す第1封止部の
平面断面図である。
【図16】図15のF−F線断面図である。
【符号の説明】
13 制御基板 14 基板ケース 22 ケース蓋 37 ネジ螺合部 23 ケース本体 38 ネジ挿通部 39 切断部 40 一方向ネジ 41 頭部 54 保護筒部

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケース本体(23)と、このケース本体(23)
    に開閉自在に装着されたケース蓋(22)とを備え、遊技動
    作を制御するROM等の電子部品が装着された制御基板
    (13)を収納した弾球遊技機の基板ケースにおいて、ケー
    ス本体(23)とケース蓋(22)との側縁近傍に、相対応する
    ネジ螺合部(37)とネジ挿通部(38)とを前記側縁に沿って
    複数個配置し、ケース本体(23)とケース蓋(22)との内、
    その一方と各ネジ挿通部(38)とを夫々切断部(39)を介在
    して一体に形成し、他方に、外方に突出する突出板部(4
    6)を一体に設け、この突出板部(46)に各ネジ螺合部(37)
    を一体に設け、この複数個のネジ螺合部(37)とネジ挿通
    部(38)との内、その少なくとも1個のネジ螺合部(37)と
    ネジ挿通部(38)とを、締め付け方向にのみ操作可能で且
    つネジ挿通部(38)側からネジ螺合部(37)側に螺合する一
    方向ネジ(40)により締結したことを特徴とする弾球遊技
    機の基板ケース封止装置。
  2. 【請求項2】 複数個のネジ螺合部(37)とネジ挿通部(3
    8)との内、その1個のネジ螺合部(37)とネジ挿通部(38)
    とを一方向ネジ(40)で締結し、他のネジ挿通部(38)側
    に、締め付け方向にのみ操作可能で且つネジ挿通部(38)
    側からネジ螺合部(37)側に螺合可能な一方向ネジ(40)の
    先端側を螺合して仮止めしたことを特徴とする請求項1
    に記載の弾球遊技機の基板ケース封止装置。
  3. 【請求項3】 各ネジ螺合部(37)を有底状に構成し、各
    ネジ挿通部(38)のネジ螺合部(37)と反対側に、該ネジ挿
    通部(38)に挿通された一方向ネジ(40)の少なくとも頭部
    (41)側を取り囲むように保護筒部(54)を一体に設けたこ
    とを特徴とする請求項1又は2に記載の弾球遊技機の基
    板ケース封止装置。
  4. 【請求項4】 保護筒部(54)をネジ挿通部(38)に仮止め
    された一方向ネジ(40)の頭部(41)を取り囲む高さとした
    ことを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の弾球
    遊技機の基板ケース封止装置。
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