JP2003308897A - 異種電線の接続部構造 - Google Patents

異種電線の接続部構造

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JP2003308897A
JP2003308897A JP2002115928A JP2002115928A JP2003308897A JP 2003308897 A JP2003308897 A JP 2003308897A JP 2002115928 A JP2002115928 A JP 2002115928A JP 2002115928 A JP2002115928 A JP 2002115928A JP 2003308897 A JP2003308897 A JP 2003308897A
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wire
coaxial cable
tube
cable
electric wires
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JP2002115928A
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Takahisa Yamamoto
貴久 山本
Takanobu Tabata
隆伸 田端
憲雄 ▲吉▼江
Norio Yoshie
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Kojima Industries Corp
Original Assignee
Kojima Press Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 内部への水滴等の侵入を防止することができ
る異種電線の接続部構造を提供する。 【解決手段】 アンテナ側に接続されたAV線13の芯
線13bの先端と音響機器側に接続された同軸ケーブル
15の芯線15dの先端とが接続された状態で内面接着
層17aを有する熱収縮性のチューブ17が両者間に跨
って設けられ、チューブ17の外側からホルダ18によ
りAV線13と同軸ケーブル15とが嵌めにより保持さ
れると共に、保持部18gにより同軸ケーブル15のシ
ールド線15bを縒り合わせた状態でその先端がAV線
側に向けて保持される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、同軸ケーブルとこ
の同軸ケーブルとは異なる被覆ケーブル等の異種電線同
士を電気的に接続するための異種電線の接続部構造に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、車両用アンテナ装置に
は、車体アンテナ側に接続された被覆ケーブル(以下、
『AV線』と称する。)と、車載ラジオ側に接続された
同軸ケーブルとを接続した異種電線の接続部構造が知ら
れている(例えば、特開平10−334966号公報参
照)。
【0003】図7乃至図10は、特開平10−3349
66号公報に開示された、異種電線同士の接続にケーブ
ル接続具を用いた異種電線の接続部構造の一例を示す。
【0004】図7は従来のケーブル接続具のケーブル取
り付け状態を示す図、図8は従来のケーブル接続具の各
部品を示す図、図9は従来のケーブル接続具の組立方法
の前半工程を示す図、図10は従来のケーブル接続具の
組立方法の後半工程を示す図である。
【0005】図7(A)〜図7(C)において、ケーブ
ル接続具100は、板状の接続具本体101と、接続具
本体101の一端に形成された筒部101aに抱持され
るアーススリーブ102と、アーススリーブ102内に
保持されるインシュレータパイプ103と、インシュレ
ータパイプ103内に挿通される固定リング104とを
備えており、アーススリーブ102の両端からAV線1
05と同軸ケーブル106とが引き込まれている。
【0006】接続具本体101は、金属板を加工するこ
とにより形成され、他端には直角に折曲された爪部10
1bが形成されており、この爪部101bを車体等(図
示せず)の隙間に挿入することによって、接続具本体1
01を車体にアースすることができる。また、筒部10
1aには半田付け部101cが形成されている。
【0007】アーススリーブ102は、図8(A)に示
すように、金属製のパイプから構成されている。
【0008】インシュレータパイプ103は、図8
(B)に示すように、その一端にリブ103aが形成さ
れている。また、インシュレータパイプ103の中程内
側には段差部103bが形成されている。これにより、
段差部103bよりも図示左側(リブ103a側)の内
径は段差部103bよりも図示右側の内径に対して小径
とされている。
【0009】固定リング104は、図8(C)に示すよ
うに、金属製のパイプから構成され、その外径はインシ
ュレータパイプ103の大径側の内径と略一致するよう
に設定されている。
【0010】AV線105は、図9(A)に示すよう
に、外被105aと芯線105bとを備え、この芯線1
05bの先端が外被105aから突出されている。ま
た、AV線105には、金属製の固定リング104が固
着されており、この固定リング104の端面にAV線1
05の芯線が接続されている。
【0011】同軸ケーブル106は、図9(B)並びに
図9(C)に示すように、外被106aと、この外被1
06aを除去することによって露出する網目状のシール
ド線106bと、このシールド線106bを除去するこ
とによって露出する絶縁体106cと、この絶縁体10
6cに被覆された芯線106dとを備えている。
【0012】次に、図7(C)に基づいて、これらを接
合した状態を説明する。
【0013】筒部101aに保持されたアーススリーブ
102内において、外被106aが除去されていると共
に、芯線106dが固定リング104の端面に接続され
ている。また、アーススリーブ102内において、同軸
ケーブル106に比べて小径なAV線105にはインシ
ュレータパイプ103が被嵌されている。
【0014】インシュレータパイプ103に形成された
段差部103bには、AV線105の先端に固着された
状態で固定リング104が係合している。固定リング1
04は段差部103bに係合することによってAV線1
05がインシュレータパイプ103から抜け出ることを
防止している。
【0015】また、インシュレータパイプ103に形成
されたリブ103aは、インシュレータパイプ103を
アーススリーブ102内に挿入したときに、アーススリ
ーブ102の端面に係合してインシュレータパイプ10
3とアーススリーブ102との位置決めを行うためのも
のである。
【0016】さらに、アーススリーブ102からインシ
ュレータパイプ103が抜け出ないように、アーススリ
ーブ102の一端寄りの外周面にはカシメ加工によって
凹部102aが形成され、アーススリーブ102から同
軸ケーブル106が抜け出ないように、アーススリーブ
102の他端寄りの外周面にはカシメ加工により凹部1
02bが形成されている。
【0017】同軸ケーブル106のシールド線106b
はアーススリーブ102に接触している。また、アース
スリーブ102と接続具本体101とは半田付け部10
1bにおいて半田付けされ、これにより、ケーブルアー
スを車体にとることができるようになっている。
【0018】次に、図7(C)に示した接続状態とする
ための組み付け方法を図9並びに図10に基づいて説明
する。
【0019】まず、図9(A)に示すように、AV線1
05を、その一端からインシュレータパイプ103を挿
通させる。この場合、インシュレータパイプ103のリ
ブ103a側からAV線105を挿通する。次いで、A
V線105の接続する一端の被覆を除去して芯線105
bを露出させる。
【0020】また、図9(B)に示すように、同軸ケー
ブル106の一端の外被を除去してシールド線106b
を露出させると共に、その露出した先端寄りの一部のシ
ールド線106bを除去して絶縁体106cを露出さ
せ、さらにその絶縁体106cの先端寄りの一部を除去
して芯線106dを露出させる。このように加工された
同軸ケーブル106は、予め同軸ケーブル106の先端
側から挿通されたアーススリーブ102を、図9(C)
に示すように、シールド線106bが隠れるまで(図で
は一部が露出)先端側へと戻す。
【0021】次に、図10(A)に示すように、AV線
105の一端に固定リング104を固着し、AV線10
5の芯線105bと同軸ケーブル106の芯線106d
とを固定リング104の一端面において半田107によ
り半田付けすることにより、AV線105の芯線105
bと同軸ケーブル106の芯線106dとが接続され
る。
【0022】次いで、図10(B)に示すように、イン
シュレータパイプ103内の段差部103bに固定リン
グ104が係合するまで、AV線105に挿通しておい
たインシュレータパイプ103を摺動し、さらに、同軸
ケーブル106に挿通しておいたアーススリーブ102
を摺動して、インシュレータパイプ103の上に被嵌さ
せる。
【0023】これにより、図10(C)に示すように、
アーススリーブ102内においてAV線105と同軸ケ
ーブル106とを接続した状態とすることができる。
【0024】尚、AV線105は車体アンテナ側から引
き出された配線であり、同軸ケーブル106を経由して
車載ラジオ等にアンテナ受信信号を伝送することが可能
となっている。
【0025】一方、このような異種電線の接続には、上
述した構成のほか、図11に示すようなものも見受けら
れる。尚、AV線105と同軸ケーブル106とは上述
したものと同一の構造のものが使用されている(同軸ケ
ーブル106の使用形態は異なる)。
【0026】図11において、110はAV線105の
芯線105bと同軸ケーブル106の芯線106dとを
接合して半田付けした状態で両者間に跨る被覆管であ
る。
【0027】同軸ケーブル106のシールド線106b
は外被106aを除去した後に折り返されており、これ
により絶縁体106cが露出すると共に、この露出した
絶縁体106cの先端寄りの一部を除去することで芯線
106dが露出している。
【0028】この状態で、シールド線106bを覆うキ
ャップ111を先端側から挿入した上で被覆管110を
一方の線105,106に挿入した後に、各芯線105
b,106d同士を半田付けして異種電線同士を接続す
る。
【0029】この後、被覆管110を両者間に跨らせる
と共にその両端を嵌めることによって各線105,10
6が結合された状態となる。
【0030】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記の如く
構成された異種電線の接続部構造にあっては、アースス
リーブ102及び接続管体110の何れにあっても金属
製であることから、腐蝕し易く、この腐蝕により内部に
水滴が侵入し易いという問題が発生していた。
【0031】しかも、これらにあっては、何れも嵌めに
よってAV線105と同軸ケーブル106との接合状態
を維持していることから、アーススリーブ102の内周
又は接続管体110の内周とAV線105の外周若しく
は同軸ケーブル106の外周との間に隙が発生し易く、
この隙から内部に水滴等が侵入して芯線105b並びに
芯線106dが腐蝕し易いという問題が発生していた。
【0032】本発明は、上記問題を解決するため、内部
への水滴等の侵入を防止することができる異種電線の接
続部構造を提供することを目的とする。
【0033】
【課題を解決するための手段】その目的を達成するた
め、本発明の異種電線の接続部構造は、アンテナ側に接
続されたAV線と、音響機器側に接続された同軸ケーブ
ルと、前記AV線の芯線先端と前記同軸ケーブルの芯線
先端とが接続された状態で両者間に跨る内面接着層を有
する熱収縮性のチューブと、該チューブの外側から前記
AV線と前記同軸ケーブルとを嵌めにより保持するホル
ダと、前記同軸ケーブルのシールド線を縒り合わせた状
態でその先端を前記AV線側に向けて保持する保持部と
を備えていることを特徴とする。
【0034】このような構成によれば、アンテナ側に接
続されたAV線の芯線先端と音響機器側に接続された同
軸ケーブルの芯線先端とが接続された状態で内面接着層
を有する熱収縮性のチューブが両者間に跨って設けら
れ、チューブの外側からホルダによりAV線と同軸ケー
ブルとが嵌めにより保持されると共に、保持部により同
軸ケーブルのシールド線を縒り合わせた状態でその先端
がAV線側に向けて保持される。
【0035】また、本発明の異種電線の接続部構造は、
前記保持部が前記ホルダの外側に一体に設けられ、前記
チューブ並びに前記ホルダには前記シールド線を外部に
引き出す露出開口が形成されていることを特徴とする。
【0036】
【発明の実施の形態】次に、本発明の異種電線の接続部
構造の実施の形態を車両後部に装備されたエアスポイラ
ー内に設置のアンテナに適用し、図面に基づいて説明す
る。
【0037】図6において、1は車体、2は車体1の後
部上方に固定された中空体のエアスポイラーである。
【0038】このエアスポイラー2には、図5に示すよ
うに、底面に開口する第1,第2,第3,第4の窓2
a,2b,2c,2dが形成されている。また、エアス
ポイラー2の底面には、車体取り付け用のネジやクリッ
プ等の固定具3が複数設けられている。さらに、エアス
ポイラー2の内部には、電波受信用のエレメント4と、
このエレメント4を保持したリテーナ5と、リテーナ5
をエアスポイラー2に固定するためのブラケット6と、
一端がエレメント4に固定されたケーブル7と、ケーブ
ル7の他端が接続されたコネクタ8とを備えている。
【0039】尚、図5は、エアスポイラー2を車体に取
り付けた状態での車体中央付近から車体右側に位置する
部位の底面図であるが、車体に取り付けた状態での車体
中央付近から車体左側に位置する部位に関してはコネク
タ8に接続されたケーブル9の配索状態を除いて基本的
に鏡面対称である。
【0040】また、エレメント4とリテーナ5とは、図
4(A)に示すように、重畳状態でクッション10に挟
持されることによって耐振動吸収処理が施されている。
さらに、第3の窓2cの開口縁部には、図4(B)に示
すように、インサート成形により金属性のブラケット1
1が設けられている。
【0041】エレメント4は、例えば、黄銅スズメッ
キ、リフロースズメッキ、から形成されており、その一
端には、図3に示すように、ケーブル7の一端(ケーブ
ル9も同様である)が接続される突起4aが設けられて
いる。
【0042】ケーブル7は、突起4aと係合するリング
状の接続端子12を一端に設けたAV線13と、コネク
タ8に接続されるコネクタ14を一端に設けた同軸ケー
ブル15と、これらAV線13と同軸ケーブル15の他
端同士を接続する接続部材16とを備えている。
【0043】接続部材16は、図1(A)に示すよう
に、AV線13と同軸ケーブル15の接続端に跨る熱収
縮性のチューブ17と、このチューブ17の中央付近を
保持するホルダ18とを備えている。
【0044】尚、AV線13は、図1(B)に示すよう
に、外被13aと芯線13bとを備えている。また、同
軸ケーブル15は、外被15aと、外被15aを除去す
ることによって露出する網目状のシールド線15bと、
シールド線15bを除去することによって露出する絶縁
体15cと、絶縁体15cに被覆された芯線15dとを
備えている。
【0045】チューブ17は熱収縮性の材料から形成さ
れている。また、チューブ17の内表面には内面接着層
17aが設けられている。この内面接着層17aは熱溶
融後に硬化する材料から円筒状に形成されてチューブ1
7の内表面に位置させたもの等が使用されているが、特
にこれに限定されるものではない。
【0046】ホルダ18は、チューブ17の外側からA
V線13を嵌めによって保持する舌片状の保持脚部18
aと、チューブ17の外側から同軸ケーブル15を嵌め
によって保持する舌片状の保持脚部18bと、各保持脚
部18a,18b間に露出開口としての隙間18c,1
8dを存すると共に第3の窓2cの開口縁部付近を挟持
する一対の挟持片18e,18fと、一方の挟持片18
eの基部側に設けられた保持部18gと、一方の挟持片
18eに設けられてブラケット11にボルト19(図4
(B)参照)を介して固定される固定穴18hとを備え
ている。
【0047】上記の構成において、エアスポイラー2は
各窓2a,2b,2c,2dが開口されると共にブラケ
ット11等をインサートした状態で中空品として成形さ
れている。
【0048】一方、エレメント4とリテーナ5とを重ね
合わせた状態でブラケット6並びにクッション10を装
着することでアンテナユニットが構成される。
【0049】他方、AV線13の一端にリング状の接続
端子12を設けると共に同軸ケーブル15の一端にコネ
クタ14を設け(後でも良い)、内面接着層17aを内
面に設けたチューブ17をAV線13若しくは同軸ケー
ブル15の一方に予め挿入しておき、各芯線13b,1
5dを半田付けする。
【0050】この際、同軸ケーブル15は、外被15a
を除去してシールド線15bを露出させ、このシールド
線15bを縒り合わせ、絶縁体15cの先端を除去して
芯線15dが露出されているものとする。
【0051】さらに、チューブ17に設けられた穴17
bからシールド線15bの縒り合わせた部分を露出させ
たうえでチューブ17を熱収縮させると同時に内面接着
層17aを溶融した後に硬化させる。
【0052】この後、ホルダ18の間にチューブ17を
位置させ、保持脚部18a,18bを嵌めることでAV
線13と同軸ケーブル15とがホルダ18に保持され、
シールド線15bの縒り合わせた先端部分をAV線13
側に倒し込むことによって保持部18gに保持され、こ
れによりケーブル7が構成される。
【0053】この際、内面接着層17aによりチューブ
17とAV線13並びにチューブ17と同軸ケーブル1
5とが接着されていることから、隙間の発生が無く、し
かも、保持脚部18a,18bによる嵌めがあっても、
隙間の発生が防止されており、外部との密閉性が保持さ
れている。また、穴17bは伸縮性に富んでおり、シー
ルド線15bを穴17bに挿入にしてもシールド線15
bと穴17bとの間に隙間が発生することもない。さら
に、シールド線15bを縒り合わせた状態での先端部分
をハンダコーティング等の表面処理を施したり、シール
ド線15bをメッキ線とするなどにより、腐蝕防止を図
っても良い。
【0054】ケーブル7は、接続端子12を突起4aに
挿入した状態で嵌めることによりアンテナユニットにケ
ーブル7を装着することができる。
【0055】エアスポイラー2内にこれらケーブル7付
きのアンテナユニットを装着するには、ケーブル7側を
始端として第1の窓2aから挿入し、第4の窓2dで位
置決めしつつ、第2の窓2bからコネクタ8とコネクタ
14とが接合され、第3の窓2cからブラケット11に
ホルダ18が装着される。
【0056】このように、アンテナ側に接続されたAV
線13と、音響機器側に接続された同軸ケーブル15
と、AV線13の芯線13bの先端と同軸ケーブル15
の芯線15dの先端とが接続された状態で両者間に跨る
内面接着層17aを有する熱収縮性のチューブ17と、
チューブ17の外側からAV線13と同軸ケーブル15
とを嵌めにより保持するホルダ18と、同軸ケーブル1
5のシールド線15bを縒り合わせた状態でその先端を
AV線13側に向けて保持する保持部18gとを備えて
いることにより、チューブ17とAV線13並びに同軸
ケーブル15との間の隙間の発生が防止され、これによ
り内部への水滴等の侵入を防止することができる。
【0057】ところで、上記実施の形態では、アンテナ
ユニットをエアスポイラー2に装着した例を開示した
が、例えば、リヤバンパーRBなど、車体装備の中空品
(特に、樹脂成形品)全般に適用することができること
は勿論である。
【0058】
【発明の効果】本発明の異種電線の接続部構造にあって
は、以上説明したように構成したことにより、内部への
水滴等の侵入を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態に係わる異種電線の接続
部構造を示し、(A)は接合部分の正面図、(B)は接
合部分の断面図である。
【図2】 本発明の実施の形態に係わる異種電線の接続
部構造を示し、ケーブルの正面図である。
【図3】 本発明の実施の形態に係わる異種電線の接続
部構造を示し、エレメントにケーブルを接合した要部の
正面図である。
【図4】 本発明の実施の形態に係わる異種電線の接続
部構造を示し、(A)はアンテナユニット主要部付近の
エアスポイラーの断面図、(B)はブラケットとホルダ
との接合部位のエアスポイラーの一部を省略した断面図
である。
【図5】 本発明の実施の形態に係わる異種電線の接続
部構造を示し、エアスポイラーの一部を省略した底面図
である。
【図6】 本発明の実施の形態に係わる異種電線の接続
部構造を示し、エアスポイラーを装着した状態の車体の
斜視図である。
【図7】 従来の異種電線の接続部構造に係わるケーブ
ル接続具のケーブル取り付け状態を示し、(A)は要部
の正面図、(B)は要部の側面図、(C)は要部の拡大
断面図である。
【図8】 従来の異種電線の接続部構造に係わるケーブ
ル接続具の各部品を示し、(A)は一部を破断したアー
ススリーブの正面図、(B)はインシュレータパイプの
断面図、(C)は固定リングの断面図である。
【図9】 従来の異種電線の接続部構造に係わるケーブ
ル接続具の組立方法の前半工程を示し、(A)はAV線
にインシュレータパイプを挿入した要部の正面図、
(B)は同軸ケーブルの配線可能状態の正面図、(C)
は同軸ケーブルにアーススリーブを挿入した要部の正面
図である。
【図10】 従来の異種電線の接続部構造に係わるケー
ブル接続具の組立方法の後半工程を示し、(A)は芯線
同士を接続した要部の正面図、(B)はインシュレータ
パイプと固定リングとをAV線に設けた要部の正面図、
(C)はインシュレータパイプとアーススリーブとを突
き合せた要部の正面図である。
【図11】 従来のその他の異種電線の接続部構造を示
す要部の断面図である。
【符号の説明】
13 AV線、13b 芯線、15 同軸ケーブル、1
5b シールド線、15d 芯線、17 チューブ、1
7a 内面接着層、18 ホルダ、18d 隙間(露出
開口)、18g 保持部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ▲吉▼江 憲雄 愛知県豊田市下市場町3丁目30番地 小島 プレス工業株式会社内 Fターム(参考) 5E087 EE08 FF03 FF25 FF26 GG08 GG31 JJ04 JJ09 LL04 LL17 MM05 QQ04 RR12

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アンテナ側に接続されたAV線と、音響
    機器側に接続された同軸ケーブルと、前記AV線の芯線
    先端と前記同軸ケーブルの芯線先端とが接続された状態
    で両者間に跨る内面接着層を有する熱収縮性のチューブ
    と、該チューブの外側から前記AV線と前記同軸ケーブ
    ルとを嵌めにより保持するホルダと、前記同軸ケーブル
    のシールド線を縒り合わせた状態でその先端を前記AV
    線側に向けて保持する保持部とを備えていることを特徴
    とする異種電線の接続部構造。
  2. 【請求項2】 前記保持部が前記ホルダの外側に一体に
    設けられ、前記チューブ並びに前記ホルダには前記シー
    ルド線を外部に引き出す露出開口が形成されていること
    を特徴とする請求項1に記載の異種電線の接続部構造。
JP2002115928A 2002-04-18 2002-04-18 異種電線の接続部構造 Pending JP2003308897A (ja)

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