JP2003307710A - ビーム整形装置および光量モニター装置 - Google Patents

ビーム整形装置および光量モニター装置

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JP2003307710A
JP2003307710A JP2002114551A JP2002114551A JP2003307710A JP 2003307710 A JP2003307710 A JP 2003307710A JP 2002114551 A JP2002114551 A JP 2002114551A JP 2002114551 A JP2002114551 A JP 2002114551A JP 2003307710 A JP2003307710 A JP 2003307710A
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diffractive element
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JP2002114551A
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Inventor
Seiji Nishiwaki
青児 西脇
Kazuo Momoo
和雄 百尾
Yuichi Takahashi
雄一 高橋
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Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来のビーム整形素子では偏光方向とグレー
ティング方位との整合がとれず、全体として回折効率が
悪くなる課題があった。 【解決手段】 半導体レーザー等の光源1を出射するレ
ーザー光3はビーム整形素子2に入射し、その第1面2
aを回折して1/2波長板2cを透過し、第2面2bで
回折してビームの広がりが円形分布に整形された状態で
出射する。ビーム整形素子2の第1面2aに入射する時
は偏光状態はp波(矢印5の偏光方向)であったが、1
/2波長板2cを透過することでS波(矢印5dの偏光
方向)に変換され、第2面2bに入射するとき、および
その後の偏光状態もS波である。ビーム整形素子2を出
射後の光は偏光ビームスプリッタ8の偏光面8aを反射
し、この光がビームの広がりの整形された光源として使
用される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体レーザー等の
光源から出射する楕円状強度分布の光を円形状強度分布
に整形するビーム整形装置や、光源から出射する光の光
量の一部を検出し、光量の制御を行う光量モニター装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の技術を、例えば特願2001-277691
号を例にとり説明する。図3は特願2001-277691号にお
けるビーム整形装置の断面構成における平面図(図3
(a))と側面図(図3(b))を示している。
【0003】図3(a)、図3(b)に於いて、半導体
レーザー等の光源1を出射するレーザー光はビーム整形
素子2に入射し、その第1面2aと第2面2bでそれぞ
れ回折してビームの広がりが円形分布に整形された状態
で出射する。特に、図3(b)に示す様にメリディオナ
ル面(光軸Lを含む断面)内では第1面2aで光軸L側
に傾く側の回折の後、第2面2bでその反対側の回折が
行われ、図3(a)に示す様にサジタル面(光軸Lを含
みメリディオナル面に直交する面)内では第1面1aで
光軸L側から離れる側の回折の後、第2面2bでその反
対側の回折が行われる形態で、初期収差なしの条件と色
収差なしの条件をともに満たす設計が可能となる。
【0004】図4は上記従来のビーム整形素子の第1面
2aに形成されるグレーティングのパターン図である。
楕円3aは第1面2a上でのレーザー光の広がり範囲を
示しており、楕円分布の状態で入射している。
【0005】図5は上記従来のビーム整形素子の第2面
2bに形成されるグレーティングのパターン図である。
円3bは第2面2b上でのレーザー光の広がり範囲を示
しており、光は第2面2b上ではほぼ円分布の状態で入
射している。
【0006】図6は上記従来のビーム整形素子の回折面
(第1面2a,第2面2b)の表面を拡大した説明図で
ある。回折面には接線2gに沿ってグレーティングが形
成されており、グレーティングの断面形状にはブレーズ
状(鋸歯形状)やそれに内接する階段形状をなす(図6で
はブレーズ状で表示)。このグレーティングに入射する
光3は接線2gに直交する面内で高効率に回折して光4
となる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のビー
ム整形装置において以下の問題があった。
【0008】一般に、ブレーズ状(鋸歯形状)やそれに内
接する階段形状の断面をもつグレーティングの回折効率
はグレーティングピッチに依存するだけでなく入射光の
偏光状態にも依存する。グレーティングのピッチが密に
なると回折効率は低下するが、偏光状態に対する依存性
も高まる。この依存性の現象はピッチが光の波長の30
倍以下の時に現れ始め、30倍以上ではほとんど差のな
かった光の回折効率が、30倍以下の時には偏光方向が
接線2gの方位にある方がその直交方向よりも有利にな
る。例えばピッチが光の波長の10倍程度における実測
結果では、偏光方向5a及び5b(図6参照)に対する
回折効率はそれぞれ90%及び87%となり、偏光方向
5aの方が5bよりも3%程度、回折効率が高い。
【0009】一般にはレーザー光の偏光方向はレーザー
光の楕円状の広がり分布の短軸側に沿っているので、図
4において偏光方向は矢印5の方位にある。図4のグレ
ーティングパターンにおいて、最も狭ピッチとなる領域
(いわば強く回折する領域)は円6の近傍であり、この
位置でのグレーティング方位(図6の接線2gの方位)
は偏光方向5にほぼ沿っているので、第1面2aでの回
折は回折効率が高い。一方、図5では第2面2bに入射
する光の偏光方向は図4と同じ矢印5の方位にある。
【0010】図5のグレーティングパターンにおいて、
最も狭ピッチとなる領域(いわば強く回折する領域)は
円7の近傍であり、この位置でのグレーティング方位
(図6の接線2gの方位)は偏光方向5とほぼ直交して
いるので、第2面2bでの回折は回折効率が悪い。従っ
て、従来のビーム整形素子では偏光方向とグレーティン
グ方位との整合がとれず、全体として回折効率が悪くな
る課題があった。
【0011】本発明はかかる問題点に鑑み、全ての回折
面で偏光方向とグレーティング方位との整合がとれ、回
折効率を高められるビーム整形素子を提供するととも
に、部品点数を増やすことなく光源から出射する光の光
量の一部を検出し、光量の制御を行う光量モニターとし
ても利用できる光量モニター装置を提供することを目的
とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は上記問題点を解
決するため、以下の手段を用いる。
【0013】第1の本発明(請求項1に対応)は、光源
と回折素子とを備え、前記回折素子は光源から出射し回
折素子に入射する光が主に入射光軸を含む面Aに沿って
最も強く回折するように構成され、光の偏光方向が前記
面Aにほぼ直交するように前記光源又は回折素子を配置
することを特徴とするビーム整形装置である。
【0014】第2の本発明(請求項2に対応)は、光源
と偏光子と回折素子を備え、前記回折素子は光源から出
射し偏光子を経て前記回折素子に入射する光が主に入射
光軸を含む面Bに沿って最も強く回折するように構成さ
れ、前記偏光子により光の偏光方向が前記面Bにほぼ直
交するように変換されることを特徴とするビーム整形装
置である。
【0015】第3の本発明(請求項3に対応)は、光源
と第1の回折素子と偏光子と第2の回折素子を備え、前
記光源から出射し前記第1の回折素子に入射する光が主
に入射光軸を含む面Aに沿って最も強く回折し、前記偏
光子を経て前記第2の回折素子に入射する光が主に入射
光軸を含む面Bに沿って最も強く回折し、前記第1の回
折素子に入射する光の偏光方向が前記面Aにほぼ直交
し、前記第2の回折素子に入射する光の偏光方向が前記
偏光子により光の偏光方向が前記面Bにほぼ直交するよ
うに変換されることを特徴とするビーム整形装置であ
る。
【0016】第4の本発明(請求項4に対応)は、前記
面Aと面Bがほぼ直交し、前記偏光子が1/2波長板で
あることを特徴とする第3の発明に記載のビーム整形装
置である。
【0017】第5の本発明(請求項5に対応)は、光源
と第1の回折素子と偏光子と第2の回折素子と偏光ビー
ムスプリッタと光検出器を備え、前記偏光子は光軸周り
の領域Cでほぼ1/2波長板として振る舞い、領域Cを囲
む外側の領域Dではほぼ1波長板として振る舞い、前記
領域Cを透過する光は前記偏光ビームスプリッタを反射
(または透過)する一方、前記領域Dを透過する光は前
記偏光ビームスプリッタを透過(または反射)して光検
出器に入射し受光され、光量制御用の信号として用いら
れることを特徴とする第4の発明に記載のビーム整形装
置および光量モニター装置である。
【0018】第6の本発明(請求項6に対応)は、前記
領域Dを透過する光は、第1または第2の回折素子のど
ちらか一方の回折素子で回折し、他方の回折素子では回
折しないことを特徴とする第5の発明に記載のビーム整
形装置である。
【0019】第7の本発明(請求項7に対応)は、光源
と偏光子と回折素子と偏光ビームスプリッタと光検出器
を備え、前記偏光子は光軸周りの領域Cでほぼ1/2波
長板として振る舞い、領域Cを囲む外側の領域Dではほぼ
1波長板として振る舞い、光源から出射し前記領域Cを
透過する光は前記回折素子の横を通って、前記偏光ビー
ムスプリッタに入射し、これを反射(または透過)する
一方、前記領域Dを透過する光は前記回折素子により回
折して、前記偏光ビームスプリッタに入射し、これを透
過(または反射)して光検出器に入射し受光され、光量
制御用の信号として用いられることを特徴とする光量モ
ニター装置である。
【0020】第8の本発明(請求項8に対応)は、光源
と偏光子と回折素子と偏光ビームスプリッタと光検出器
を備え、前記偏光子は光軸周りの領域Cでほぼ1波長板
として振る舞い、領域Cを囲む外側の領域Dではほぼ1/
2波長板として振る舞い、光源から出射し前記領域Cを
透過する光は前記回折素子の横を通って、前記偏光ビー
ムスプリッタに入射し、これを反射(または透過)する
一方、前記領域Dを透過する光は前記回折素子により回
折して、前記偏光ビームスプリッタに入射し、これを透
過(または反射)して光検出器に入射し受光され、光量
制御用の信号として用いられることを特徴とする光量モ
ニター装置である。
【0021】上記の様な構成により、各回折素子表面で
の偏光方向を回折効率を高める側に揃えることができ
る。また、同じ回折素子を用いて、光源から出射する光
のうちで、本来ならば周辺光として捨てられるべき光
を、光量モニター用に光として検出することができる。
【0022】
【発明の実施の形態】(実施の形態1)以下本発明の実
施の形態1を図1、図4、図5に基づいて説明する。な
お従来例と共通の要素については、同一の番号を付して
説明する。
【0023】図1(a)、図1(b)は本発明の実施の
形態1におけるビーム整形装置及び光量モニター装置の
断面構成における平面図と側面図を示している。
【0024】図1(a)、図1(b)に於いて、ビーム
整形装置は光源1と2つの平行平板の間に1/2波長板
2cを挟んだビーム整形素子2とで構成される。2aは
2つの平行平板のうちの光源1側に設けた平行平板の光
源1側の面に対応する第1面、2bは2aは2つの平行
平板のうちの偏光ビームスプリッタ8側に設けた平行平
板の偏光ビームスプリッタ8側の面に対応する第2面で
ある。ビーム整形素子2の第1面2aには径11a、1
1bの領域内に、第2面2bには径12a、12bの領
域内に、それぞれ図4と図5で示したビーム整形用の回
折グレーティングが形成されている。光量モニター装置
は上記ビーム整形素子2に加えて、偏光ビームスプリッ
タ8と光検出器9により構成される。まず、半導体レー
ザー等の光源1を出射するレーザー光3はビーム整形素
子2に入射し、その第1面2aを回折して1/2波長板
2cを透過した後、第2面2bで回折してビームの広が
りが円形分布に整形された状態で出射する。ビーム整形
素子2の第1面2aに入射する時は偏光状態はp波(矢
印5の偏光方向)であったが、1/2波長板2cを透過
することでS波(矢印5d(矢印5の偏光方向に垂直な
方向)の偏光方向)に変換され、第2面2bに入射する
とき、およびその後の偏光状態もS波である。レーザー
光の偏光方向はレーザー光の楕円状の広がり分布の短軸
側に沿っているので、図4において偏光方向は矢印5の
方位にある。図4のグレーティングパターンにおいて、
最も狭ピッチとなる領域(いわば強く回折する領域)は
円6の近傍であり、この位置でのグレーティング方位
(図6の接線2gの方位)は偏光方向5にほぼ沿ってい
るので、第1面2aでの回折は回折効率が高い。一方、
図5では回折面2bに入射する光の偏光方向は矢印5d
の方位にある。図5のグレーティングパターンにおい
て、最も狭ピッチとなる領域(いわば強く回折する領
域)は円7の近傍であり、この位置でのグレーティング
方位(図6の接線2gの方位)は偏光方向5dにほぼ沿
っているので、第2面2bでの回折も回折効率が高い。
ビーム整形素子2を出射後の光は偏光ビームスプリッタ
8の偏光面8aを反射し、この光がビームの広がりの整
形された光源として使用される。一方、光源1を出射す
るレーザー光の内の、より遠軸側にある光10(光軸L
から見て遠い側の光)もビーム整形素子2に入射し、第
1面2aではグレーティングの形成されている範囲外に
あるので、この面を回折せずに透過屈折し、この屈折光
は近軸側の光3(第1面2aで光軸L側に回折する光
束)との分離が増長され、1/2波長板2cの領域の外
を通過し、第2面2bでビーム整形用グレーティングの
形成されている領域の外の領域13bに入射する。領域
13bにはグレーティングが形成されており、このグレ
ーティングにより光10は第2面2bを透過回折して、
光軸Lに近づきつつ収束する光となる。
【0025】この収束光は1/2波長板2cを透過して
いないのでp波(矢印5の偏光方向)のままであり、偏
光ビームスプリッタ8の偏光面8aを透過することがで
き、光検出器9の上に集光して、その光量が検出され
る。
【0026】上記実施の形態では、各回折面での偏光方
向とグレーティング方位との整合がとれており、全体の
回折効率を最大限に高められている。また、ビーム整形
用のためにグレーティングの形成される第2面2bに、
領域13b内のグレーティングを形成しても、プロセス
上で工数が増える訳ではなく(マスクパターン側に配慮
しておけばビーム整形用のためにグレーティングが形成
されると同時に領域13b内のグレーティングも形成さ
れる)、しかも領域13b内を通過する光は本来ならば
周辺光として捨てられるべきものである。従って、上記
実施の形態は部品点数を増やすことなく、かつ光の無駄
な損失を伴わずに、光量モニターを構成できている。
【0027】なお上記実施の形態では、1/2波長板2
cを円形領域(または楕円領域)に形成しているが、回
折面上のグレーティングパターンによって円形領域内は
1波長板(単なる透過板)、その外側は1/2波長板と
する形態も存在する。いずれにしても、1/2波長板2
cは整形領域内において各回折面での偏光方向とグレー
ティング方位との整合がとれる形状であればよい。さら
に、光検出器9は偏光ビームスプリッタ8を透過する側
に配置したが、偏光ビームスプリッタ8を光軸Lの周り
に90度回転して、偏光面8aを反射する側に光検出器
9を配置する構成でも、反射光と透過光が入れ替わるだ
けで効果は同じである。また、光を光検出器9側に回折
させるためのグレーティングを第2面2b側(領域13
b内)に形成したが、第1面2a側でもよく、光の利用
効率は落ちるが第1面2a、第2面2bの双方にあって
もよい。
【0028】また、上記実施の形態ではビーム整形装置
と光量モニター装置を組み合わせて説明したが別々に構
成しても構わない。特に、ビーム整形装置は光源1とビ
ーム整形素子2とで既に構成できている。光量モニター
装置も、上記実施の形態において、ビーム整形素子2の
各回折面(つまり第1面2a、第2面2b)でビーム整形
用のグレーティングを省くことで、光量モニター装置と
して成立する。
【0029】(実施の形態2)図2(a)は本発明の実
施の形態2におけるビーム整形装置の断面構成図を示し
ている。図2(a)に於いて、ビーム整形装置は光源1
と回折グレーティング2Hとで構成され、レーザー光等
の光源を出射する光が回折グレーティング2Hを透過、
回折することで光の分布が変換されている。回折グレー
ティング2Hの最も狭ピッチとなる領域(いわば強く回
折する領域)でのグレーティング方位はy軸方向にあ
り、光源を出射する光の偏光方向3yもy軸方向にあ
る。従って、偏光方向とグレーティング方位との整合が
とれるように回折グレーティング2H(または光源1)
が配置されているので、上記実施の形態での回折効率は
高い。
【0030】(実施の形態3)図2(b)は本発明の実
施の形態3におけるビーム整形装置の断面構成図を示し
ている。
【0031】図2(b)に於いて、ビーム整形装置は光
源1と1/2波長板2Pと回折グレーティング2Hとで構
成され、レーザー光等の光源を出射する光が1/2波長
板2Pを透過し、回折グレーティング2Hを回折すること
で光の分布が変換されている。回折グレーティング2H
の最も狭ピッチとなる領域(いわば強く回折する領域)
でのグレーティング方位はy軸方向にある。光源を出射
する光の偏光方向3xはx軸方向にあるが、1/2波長
板2Pを透過することでy軸方向に揃う。従って、回折
前の偏光方向とグレーティング方位との整合がとれるの
で、本実施の形態での回折効率も高い。
【0032】
【発明の効果】以上の本発明により、ビーム整形素子の
各回折面での偏光方向を最も挟ピッチ領域(いわば強く
回折する領域)でのグレーティング方位に揃えることが
できるので、全体の回折効率を高めることができる。ま
た、ビーム整形素子で使用したグレーティングを利用
し、偏光ビームスプリッタと光検出器以外に部品点数を
増やすことなく、光源から出射する光のうち、本来なら
ば周辺光として捨てられる領域の光を検出することがで
き、安価で高効率な光量モニター装置を構成することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)本発明の実施の形態1におけるビーム整
形装置及び光量モニター装置の断面構成における平面図 (b)本発明の実施の形態1におけるビーム整形装置及
び光量モニター装置の断面構成における側面図
【図2】(a)本発明の実施の形態2におけるビーム整
形装置の断面構成図 (b)本発明の実施の形態3におけるビーム整形装置の
断面構成図
【図3】(a)従来例の形態におけるビーム整形装置の
断面構成における平面図 (b)従来の形態におけるビーム整形装置の断面構成に
おける側面図
【図4】従来及び本発明の実施の形態1におけるビーム
整形素子の表面2aに形成されるグレーティングのパタ
ーン図
【図5】従来及び本発明の実施の形態1におけるビーム
整形素子の表面2bに形成されるグレーティングのパタ
ーン図
【図6】従来の形態におけるビーム整形素子の回折面
(2a,2b)の表面を拡大した説明図
【符号の説明】
1 光源 2 ビーム整形素子 2a,2b 回折面 2c 1/2波長板 8 偏光ビームスプリッタ 9 光検出器
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01S 5/022 G02B 27/00 E (72)発明者 高橋 雄一 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 2H049 AA03 AA57 AA65 BA05 BA06 BC21 2H099 AA00 BA17 CA06 CA08 DA00 5D119 AA03 JA12 JA13 5F073 AB25 EA29 FA04

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源と回折素子を備え、前記回折素子は
    前記光源から出射し前記回折素子に入射する光が主に入
    射光軸を含む面Aに沿って最も強く回折するように構成
    され、光の偏光方向が前記面Aにほぼ直交するように前
    記光源又は回折素子を配置することを特徴とするビーム
    整形装置。
  2. 【請求項2】 光源と偏光子と回折素子を備え、前記回
    折素子は前記光源から出射し前記偏光子を経て前記回折
    素子に入射する光が主に入射光軸を含む面Bに沿って最
    も強く回折するように構成され、前記偏光子により光の
    偏光方向が前記面Bにほぼ直交するように変換されるこ
    とを特徴とするビーム整形装置。
  3. 【請求項3】 光源と第1の回折素子と偏光子と第2の
    回折素子を備え、前記光源から出射し前記第1の回折素
    子に入射する光が主に入射光軸を含む面Aに沿って最も
    強く回折し、前記偏光子を経て前記第2の回折素子に入
    射する光が主に入射光軸を含む面Bに沿って最も強く回
    折し、前記第1の回折素子に入射する光の偏光方向が前
    記面Aにほぼ直交し、前記第2の回折素子に入射する光
    の偏光方向が前記偏光子により光の偏光方向が前記面B
    にほぼ直交するように変換されることを特徴とするビー
    ム整形装置。
  4. 【請求項4】 前記面Aと面Bがほぼ直交し、前記偏光
    子が1/2波長板であることを特徴とする請求項3記載
    のビーム整形装置。
  5. 【請求項5】 光源と第1の回折素子と偏光子と第2の
    回折素子と偏光ビームスプリッタと光検出器を備え、前
    記偏光子は光軸周りの領域Cでほぼ1/2波長板として
    振る舞い、領域Cを囲む外側の領域Dではほぼ1波長板と
    して振る舞い、前記領域Cを透過する光は前記偏光ビー
    ムスプリッタを反射(または透過)する一方、前記領域
    Dを透過する光は前記偏光ビームスプリッタを透過(ま
    たは反射)して光検出器に入射し受光され、光量制御用
    の信号として用いられることを特徴とする請求項4記載
    のビーム整形装置。
  6. 【請求項6】 前記領域Dを透過する光は、第1または
    第2の回折素子のどちらか一方の回折素子で回折し、他
    方の回折素子では回折しないことを特徴とする請求項5
    記載のビーム整形装置。
  7. 【請求項7】 光源と偏光子と回折素子と偏光ビームス
    プリッタと光検出器を備え、前記偏光子は光軸周りの領
    域Cでほぼ1/2波長板として振る舞い、領域Cを囲む外
    側の領域Dではほぼ1波長板として振る舞い、光源から
    出射し前記領域Cを透過する光は前記回折素子の横を通
    って、前記偏光ビームスプリッタに入射し、これを反射
    (または透過)する一方、前記領域Dを透過する光は前
    記回折素子により回折して、前記偏光ビームスプリッタ
    に入射し、これを透過(または反射)して光検出器に入
    射し受光され、光量制御用の信号として用いられること
    を特徴とする光量モニター装置。
  8. 【請求項8】 光源と偏光子と回折素子と偏光ビームス
    プリッタと光検出器を備え、前記偏光子は光軸周りの領
    域Cでほぼ1波長板として振る舞い、領域Cを囲む外側の
    領域Dではほぼ1/2波長板として振る舞い、光源から
    出射し前記領域Cを透過する光は前記回折素子の横を通
    って、前記偏光ビームスプリッタに入射し、これを反射
    (または透過)する一方、前記領域Dを透過する光は前
    記回折素子により回折して、前記偏光ビームスプリッタ
    に入射し、これを透過(または反射)して光検出器に入
    射し受光され、光量制御用の信号として用いられること
    を特徴とする光量モニター装置。
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JP2007158092A (ja) * 2005-12-06 2007-06-21 Sony Corp レーザ発光装置およびレーザ駆動方法
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