JP2003307550A - 閾値測定モジュール及びそれを用いた試験装置 - Google Patents

閾値測定モジュール及びそれを用いた試験装置

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JP2003307550A
JP2003307550A JP2002113801A JP2002113801A JP2003307550A JP 2003307550 A JP2003307550 A JP 2003307550A JP 2002113801 A JP2002113801 A JP 2002113801A JP 2002113801 A JP2002113801 A JP 2002113801A JP 2003307550 A JP2003307550 A JP 2003307550A
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Tomohiro Abe
智浩 阿部
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Mitsumi Electric Co Ltd
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Mitsumi Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、定電流電源の供給により傾斜波を
発生して被試験回路の閾値を保持する閾値測定モジュー
ルと、それを用いて複数の被試験回路の閾値測定を同時
に行って試験時間を大幅に短縮できる試験装置を提供す
ることを目的とする。 【解決手段】 外部から供給される定電流電源で充電さ
れ傾斜波形電圧を生成し被試験回路50に供給する第1
コンデンサC1と、被試験回路50の出力信号を基準電
圧と比較し出力信号の変化を検出する比較手段34と、
比較手段34の検出信号に基づいて出力信号の変化時点
で傾斜波形電圧を保持し出力する保持手段36,C2を
有することにより、1つの閾値測定モジュールで被試験
回路の閾値を測定することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は閾値測定モジュール
及びそれを用いた試験装置に関し、特に、閾値測定用の
傾斜波形を発生する閾値測定モジュール及びそれを用い
た試験装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電源投入時に電源電圧が閾値まで
上昇したときリセット信号を発生するリセット信号発生
集積回路の閾値を測定する場合等、図5に示すように、
試験装置10にリセット信号発生集積回路等の被試験回
路12を接続し、試験装置10の端子10aから被試験
回路12に、図6(A)に示すような傾斜波を供給し、
被試験回路12の出力する図6(B)に示すようなリセ
ット信号を試験装置10の端子10bに供給し、被試験
回路12ではリセット信号が0から1に反転するタイミ
ングにおける傾斜波の電圧をリセット信号発生集積回路
の閾値として検出している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】集積回路の閾値測定で
は傾斜波を供給するために、入力信号をハイレベルまた
はローレベルとする他の試験に比べて試験時間がかか
り、集積回路によっては閾値測定を複数回行わなければ
ならない場合もある。また、従来の試験装置は、1系統
の傾斜波しか出力することができないために、集積回路
の試験に多大の時間がかかるという問題があった。
【0004】本発明は、上記の点に鑑みなされたもの
で、定電流電源の供給により傾斜波を発生して被試験回
路の閾値を保持する閾値測定モジュールと、それを用い
て複数の被試験回路の閾値測定を同時に行って試験時間
を大幅に短縮できる試験装置を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、傾斜波形を発生して被試験回路(50)に供給し前
記被試験回路(50)の閾値を測定する閾値測定モジュ
ールであって、外部から供給される定電流電源で充電さ
れ傾斜波形電圧を生成し前記被試験回路(50)に供給
する第1コンデンサ(C1)と、前記被試験回路(5
0)の出力信号を基準電圧と比較し前記出力信号の変化
を検出する比較手段(34)と、前記比較手段(34)
の検出信号に基づいて前記出力信号の変化時点で前記傾
斜波形電圧を保持し出力する保持手段(36,C2)を
有することにより、1つの閾値測定モジュールで被試験
回路の閾値を測定することができる。
【0006】請求項2に記載の発明は、請求項1記載の
閾値測定モジュール(20a〜20h)を複数有し、前
記複数の閾値測定モジュール(20a〜20h)に対し
同時に定電流電源を供給し、前記複数の閾値測定モジュ
ール(20a〜20h)が保持し出力する傾斜波形電圧
を順次読み取り、複数の被試験回路(50)の閾値を測
定することにより、複数の被試験回路(50)の閾値測
定を同時に行って試験時間を大幅に短縮できる。
【0007】なお、上記括弧内の参照符号は、理解を容
易にするために付したものであり、一例にすぎず、図示
の態様に限定されるものではない。
【0008】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の閾値測定モジュ
ールの一実施例の回路図を示す。同図中、閾値測定モジ
ュール20の端子22は試験装置本体に接続されてお
り、ある時点から電源(S/H.INPUT)が供給さ
れる。なお、この電源は定電流である。また、端子24
はリセット信号発生集積回路等の被試験回路50の出力
端子に接続される。端子26には基準電圧源27から基
準電圧(LOGIC.REF)が供給される。
【0009】閾値測定モジュール20内で、端子22は
コンデンサC1を介して接地されると共に、バッファア
ンプ28,30に接続されている。バッファアンプ28
の出力端子は端子32に接続され、端子32には被試験
回路50の入力端子が接続されている。バッファアンプ
30の出力端子はスイッチ36の一端に供給され、スイ
ッチ36の他端はコンデンサC2を介して接地されると
共に、バッファアンプ38の入力端子に接続されてい
る。バッファアンプ38の出力端子は端子40に接続さ
れている。端子40の出力信号(S/H.OUTPU
T)は試験装置本体に供給される。
【0010】また、端子24,26はコンパレータ34
の非反転入力端子と反転入力端子に接続されており、コ
ンパレータ34はバッファアンプ28の出力信号が基準
電圧を超えたときに出力信号をハイレベルとする。この
出力信号は切り替え制御信号としてスイッチ36に供給
される。スイッチ36は切り替え制御信号がローレベル
のとき閉成し、ハイレベルのとき開成する。
【0011】ここで、図2(A)に示すように、時刻t
0に端子22から定電流の電源が供給されるとコンデン
サC1の充電が行われ、バッファアンプ28の出力電圧
は図2(B)に示すように略リニアに上昇する。コンデ
ンサC1の静電容量が決まっており、試験装置本体から
供給される定電流も決まっているために、バッファアン
プ28の出力電圧の立ち上がりの傾斜角は予め決定され
た値となる。
【0012】また、この時点では被試験回路50の出力
がローレベルであるために、コンパレータ34の出力は
ローレベルでありスイッチ36は閉成しており、コンデ
ンサC2はコンデンサC1と同一電圧まで充電される。
【0013】上記バッファアンプ28の出力電圧は被試
験回路50に供給され、図2(C)に示すように、時刻
t1に被試験回路50の出力がハイレベルになると、コ
ンパレータ34の出力はハイレベルとなり、スイッチ3
6は開成する。この時点でコンデンサC2の充電電圧、
即ち被試験回路50の閾値が図2(D)に示すように保
持され、バッファアンプ38から試験装置本体に供給さ
れる。
【0014】図3は、本発明の閾値測定モジュールを適
用した試験装置本体の一実施例のブロック図を示す。同
図中、試験装置本体60とテストボックス70との間は
8系統のケーブル61a〜61hで接続されている。テ
ストボックス70にはケーブル61a〜61hに接続さ
れた8個の閾値測定モジュール20a〜20hが配設さ
れている。閾値測定モジュール20a〜20hそれぞれ
は図1に示す閾値測定モジュール20と同一構成であ
り、各閾値測定モジュール20a〜20hの端子24,
32に図1と同様に各1個の被試験回路50が接続され
る。
【0015】ケーブル61a〜61hは試験装置本体6
0から閾値測定モジュール20a〜20hに電源(S/
H.INPUT)を供給すると共に、閾値測定モジュー
ル20a〜20hから試験装置本体60に出力信号(S
/H.OUTPUT)を供給する。
【0016】試験装置本体60は閾値測定モジュール2
0a〜20hに対し同時に電源(S/H.INPUT)
の供給を開始し、これにより、閾値測定モジュール20
a〜20hそれぞれは8個の被試験回路50それぞれの
閾値を別々に測定して保持し、試験装置本体60に供給
する。そして、試験装置本体60は8個の被試験回路5
0それぞれの閾値を順次読み取る。
【0017】従来は、図4(A)に示すように1回目の
閾値測定後、2回目の閾値測定を行うために試験時間が
長くなっていたのに対し、試験装置本体60は図4
(B)に示すように1回目の閾値測定と2回目の閾値測
定を同時に行うことができ、このように、同時並列に複
数の被試験回路の閾値を測定することで、試験時間を大
幅に短縮することができる。
【0018】なお、上記実施例では試験装置本体60に
8個の閾値測定モジュール20a〜20hを設けている
が、閾値測定モジュールの個数はこれに限定されるもの
ではない。
【0019】
【発明の効果】上述の如く、請求項1に記載の発明は、
外部から供給される定電流電源で充電され傾斜波形電圧
を生成し被試験回路に供給する第1コンデンサと、被試
験回路の出力信号を基準電圧と比較し出力信号の変化を
検出する比較手段と、比較手段の検出信号に基づいて出
力信号の変化時点で傾斜波形電圧を保持し出力する保持
手段を有することにより、1つの閾値測定モジュールで
被試験回路の閾値を測定することができる。
【0020】請求項2に記載の発明は、請求項1記載の
閾値測定モジュールを複数有し、複数の閾値測定モジュ
ールに対し同時に定電流電源を供給し、複数の閾値測定
モジュールが保持し出力する傾斜波形電圧を順次読み取
り、複数の被試験回路の閾値を測定することにより、複
数の被試験回路の閾値測定を同時に行って試験時間を大
幅に短縮できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の閾値測定モジュールの一実施例の回路
図である。
【図2】図1に示す本発明の閾値測定モジュール各部の
信号波形図である。
【図3】本発明の閾値測定モジュールを適用した試験装
置本体の一実施例のブロック図である。
【図4】従来の本発明の閾値測定の違いを説明するため
の図である。
【図5】従来の閾値測定装置の一例のブロック図であ
る。
【図6】図5に示す装置各部の信号波形図である。
【符号の説明】
20,20a〜20h 閾値測定モジュール 27 基準電圧源 28,30,38 バッファアンプ 34 コンパレータ 36 スイッチ 50 被試験回路 60 試験装置本体 61a〜61h ケーブル 70 テストボックス C1,C2 コンデンサ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 傾斜波形を発生して被試験回路に供給し
    前記被試験回路の閾値を測定する閾値測定モジュールで
    あって、 外部から供給される定電流電源で充電され傾斜波形電圧
    を生成し前記被試験回路に供給する第1コンデンサと、 前記被試験回路の出力信号を基準電圧と比較し前記出力
    信号の変化を検出する比較手段と、 前記比較手段の検出信号に基づいて前記出力信号の変化
    時点で前記傾斜波形電圧を保持し出力する保持手段を有
    することを特徴とする閾値測定モジュール。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の閾値測定モジュールを複
    数有し、 前記複数の閾値測定モジュールに対し同時に定電流電源
    を供給し、前記複数の閾値測定モジュールが保持し出力
    する傾斜波形電圧を順次読み取り、複数の被試験回路の
    閾値を測定することを特徴とする試験装置。
JP2002113801A 2002-04-16 2002-04-16 閾値測定モジュール及びそれを用いた試験装置 Pending JP2003307550A (ja)

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