JP2737442B2 - 接続検査装置 - Google Patents

接続検査装置

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JP2737442B2
JP2737442B2 JP3119669A JP11966991A JP2737442B2 JP 2737442 B2 JP2737442 B2 JP 2737442B2 JP 3119669 A JP3119669 A JP 3119669A JP 11966991 A JP11966991 A JP 11966991A JP 2737442 B2 JP2737442 B2 JP 2737442B2
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喜代富 林田
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Nippon Electric Co Ltd
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  • Testing Of Short-Circuits, Discontinuities, Leakage, Or Incorrect Line Connections (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は接続検査装置、特に、リ
ードピンとプリント配線基板の接続状態の検査及び被検
査回路網の抵抗を算出するためのデータを収集する接続
検査装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の接続検査装置について図面を参照
して説明する。図7は、従来の一例を示すブロック図で
ある。
【0003】のこぎり電圧波形信号を発生する積分波発
生回路300の出力端子320には、抵抗13の一方に
接続されると共に、AMP回路200の一方の入力端子
に各々接続されている。抵抗13の他方は、出力端子1
00及びAMP回路200の他方の入力端子に接続され
ている。AMP回路200の出力端子は、アナログ信号
をデジタル信号に変換するA/Dコンバータ500の入
力端子501に接続されている。A/Dコンバータ50
0の出力端子502は、レジスタ550の入力端子55
1に接続されている。レジスタ550の出力端子552
は、レジスタ560の入力端子561と演算器600の
入力端子601に接続されている。
【0004】レジスタ560の出力端子562は、演算
器600の入力端子602に接続されている。演算器6
00の出力端子603は、演算回路700の入力端子7
01と演算回路800の入力端子801に各々接続され
ている。基準値データ信号が入力される入力端子70
3,704は、演算回路700の入力端子713及び入
力端子714に接続されている。基準値データ信号が入
力される入力端子803,804は、演算回路800の
入力端子813及び入力端子814に接続されている。
演算回路700と演算回路800の演算結果は、出力端
子705及び出力端子805に各々出力される。タイミ
ング信号発生回路400は、のこぎり電圧波形信号の起
動信号、A/Dコンバータ500の変換イネーブル信
号、レジスタ550及び560のクロック信号、演算回
路700及び800のクロック信号の発生タイミングを
制御する。
【0005】出力端子401は、積分波形発生回路30
0の入力端子310に接続されている。さらに、積分波
形発生回路300の出力端子330とGND端子110
と接続されている。出力端子402は、A/Dコンバー
タ500の入力端子503に接続されている。出力端子
403,404は、レジスタ550,560の各々の入
力端子553,563に接続されている。出力端子40
5,406は、演算回路700及び800の各々の入力
端子702,802に接続されている。出力端子407
は、演算回路700の入力端子706に接続されてい
る。出力端子408は、演算回路800の入力端子80
6に接続されている。
【0006】図8は、従来の動作を説明する図であり、
のこぎり電圧波形信号b1とダイオード順方向特性a
1,a2,a3の対応関係を示している。
【0007】図9は、従来の回路による被検査対象回路
の接続状態を示す図である。集積回路(以下IC)26
0の電源端子205は、抵抗220の一方に接続されて
いる。抵抗220の他方は、出力端子231と、トラン
ジスター223のコレクタに接続されている。配線23
0は、IC270の入力端子232に接続されている。
端子232は、ダイオード221,222のアード端
子とトランジスター224のベース端子に接続されてい
る。ダイオード221のカソード端子は、IC270の
電源端子205に接続されている。さらに、ダイオード
222のカソード端子は、IC270の電源端子210
に接続されている。接続検査回路240の端子100
は、プローブ251を介してICの入力端子232に接
続されている。接続検査回路240の端子110は、プ
ローブ252を介してICの電源端子205に接続され
ている。
【0008】次に。従来例の動作について、説明する。
【0009】図7のタイミング信号発生回路400の出
力端子401から得られる図8に示す出力信号T11に
よりのこぎり電圧波形信号b1が出力される。この時に
示す抵抗13に流れる電流iは、図9に示す配線230
の抵抗233と抵抗220に流れる電流i1とダイオー
ド221に流れる電流I2の和となる。そこで、図8に
示すダイオード特性の0〜v1の範囲の電流i値(又は
電圧v)は、変換イネーブル信号T12の周期毎に順次
A/Dコンバータ500より出力される。A/Dコンバ
ータ500の出力値は、出力端子403,404から出
力されるサンプリングクロックT13により順次レジス
タ550,560に格納される。入力端子601の入力
データから入力端子602の入力データの差を求める演
算器600によりクロックT13の周期時間当りの電流
変化率ΔD1=Δi/Δtが得られる。前記ΔD1を、
所定の値m1と演算回路700にて比較演算される。
【0010】同様に、v1〜v2の範囲の電流i値(電
圧v)は、変換イネーブル信号T12の周期毎に順次A
/Dコンバータ500より出力される。A/Dコンバー
タ500の出力値は、サンプリングクロックT13によ
り順次レジスタ550,560に格納され、演算器60
0によりクロックT13の周期時間当りの電流変化率Δ
D2=Δi/Δtが得られる。前記ΔD2を、所定の値
m2と演算回路800にて比較演算される。演算回路7
00,800は、ΔD1<m1及びΔD2<m2の時
“1”を出力する。前記“1”の状態をサンプリングク
ロック14により演算回路700のイネーブル信号G1
及び演算回路800のイネーブル信号G2の出力期間中
に計数し、各々の計数値を所定の値K1,K2と比較す
る。
【0011】ただし、m1は、入力端子703より与え
られ、配線230と抵抗220に流れる電流i1の最小
の電流変化率とする。m2は、入力端子803より与え
られ、ダイオードに流れる電流i2の最小の電流変化率
とする。
【0012】一般に、図8に示すダイオード特性の0〜
V1の範囲においては、i1>i2である。以上の様な
動作において、に示すIC260の出力端子231及び
IC270の入力端子232の接続不良、接続良好の状
態における演算回路700,800の各々の比較演算結
果を表2に示す。尚、演算回路700,800の各々の
比較演算結果は、出力端子705,805から出力され
る。
【0013】
【表2】
【0014】表2において、○印は接続状態が良好、×
印は接続状態が不良である。入力端子の接続状態が不良
の場合、比較判定2に示す(ΔD2<m2)>K2とな
る。出力端子の接続状態が不良の場合、比較判定1に示
す(ΔD1<m1)>K1となる。さらに、入出力端子
の接続状態が不良の場合、(ΔD1<m1)>K1、
(ΔD2<m2)>K2となる。以上の様な判定から、
入出力端子の接続状態を検査することができる様になっ
ていた。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の接続検
査回路は、出力端子の接続状態不良判定においては、被
検査対象回路網においてプリント配線基板の欠陥による
配線抵抗値のばらつき、IC出力段の抵抗値のばらつき
を含む。そこで、各々の抵抗値とパラメータm1,K1
によっては接続状態の良否判定上、出力端子の接続状態
不良と判定される。その抵抗値を必要としても、測定ま
たは検出する事ができない欠点があった。
【0016】
【課題を解決するための手段】第1の本発明の接続検査
回路は、積分波形信号を発生する積分波形発生回路と、
前記積分波形発生回路に直列に接続され抵抗と、AM
P回路の出力信号を予め定められたサンプリング周期で
サンプリングしサンプリング値をデジタル変換し時系列
に出力するA/Dコンバータと、前記A/Dコンバータ
の時系列に出力を前記サンプリング周期で格納する第一
のレジスタと、前記第一のレジスタの出力値が前記第一
のレジスタと同一タイミングで格納される第二のレジス
タと、前記第一のレジスタ及び第二のレジスタに順次格
納される度に前記第一のレジスタに格納された値と第二
のレジスタに格納された値との差を演算し出力する演算
器と、前記演算器の出力値が予め定められた値よりも小
さい場合の出現数を前記積分波形の一周期における予め
定めた第一の期間計数し前記第一の期間の計数値を予め
定められた第二の値と比較する第一の演算回路と、前記
演算器の出力値が予め定められた第三の値より小さい場
合の出現数を前記積分波形の一周期における予め定めた
第二の期間計数し前記第二の期間の計数値を予め定めら
れた第四の値と比較する第二の演算回路と、前記演算器
の出力データを格納するメモリ回路とを備えて構成され
ている。
【0017】第2の発明の接続検査回路は、積分波形信
号を発生する積分波形発生回路と、電圧により抵抗が可
変される可変抵抗回路と前記積分波形発生回路が直列に
接続され、前記可変抵抗回路の両端の電圧を増幅するA
MP回路と、前記AMP回路の出力信号を予め定められ
たサンプリング周期でサンプリングしサンプリング値を
デジタル変換し時系列に出力するA/Dコンバータと、
前記A/Dコンバータの時系列に出力を前記サンプリン
グ周期で格納する第一のレジスタと、前記第一のレジス
タの出力値が前記第一のレジスタと同一タイミングで格
納される第二のレジスタと、前記第一のレジスタ及び第
二のレジスタに順次格納される度に前記第一のレジスタ
に格納された値と第二のレジスタに格納された値との差
を演算し出力する演算器と、前記演算器の出力値が予め
定められた第一の値よりも小さい場合の出現数を前記積
分波形の一周期における予め定めた第一の期間計数し前
記第一の期間の計数値を予め定められた第二の値と比較
する第一の演算回路と、前記演算器の出力値が予め定め
られた第三の値よりも小さい場合の出現数を前記積分波
形の一周期における予め定めた第二の期間計数し前記第
二の期間の計数値を予め定められた第四の値と比較する
第二の演算回路と、前記演算器の出力データと所定の値
と比較する比較器と、前記比較器の出力信号により計数
が制御されるカウンタと、前記カウンタの出力データを
アナログ電圧に変換し変換信号が前記可変抵抗回路の制
御端子に接続されているD/Aコンバータとを備えて構
成される。
【0018】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。図1は本発明の第1の実施例を示すブロッ
ク図、図2は第1の実施例の動作を説明する図であり、
のこぎり電圧波形信号とダイオード順方向特性の対応関
係を示している。
【0019】図3は第1の実施例の回路による被検査対
象回路の接続状態を示している。
【0020】図3において、集積回路(以下ICと称
す)26の電源端子21は、抵抗22の一方に接続され
ている。抵抗22の他方は、出力端子23と、トランジ
スター24のコレクタに接続されている。配線230
は、IC270の入力端子に接続されている。但し、抵
抗233は、プリント配線230の抵抗を意味する。I
C270の回路構成は、入力端子271は、ダイオード
272,273のアノード端子とトランジスター274
のベース端子に接続されている。ダイオード272のカ
ソード端子は、IC270の一方の電源端子275に接
続されている。また、ダイオード273のカソード端子
は、IC270の他方の電源端子276に接続されてい
る。本発明の接続検査回路24の一方の端子241は、
プローブ250を介してIC270の入力端子271に
接続されている。接続検査回路24の他方の端子242
は、プローブ251を介してIC270の電源端子27
5に接続されている。IC26の電源端子21とIC2
70,275は、共通電源端子である。
【0021】のこぎり電圧波形信号を発生する積分波形
発生回路30の出力端子32には、抵抗130の一方に
接続されると共に、AMP回路20の一方の入力端子に
各々接続されている。抵抗130の他方は、出力端子2
41及びAMP回路20の他方の入力端子に接続されて
いる。さらに、図3に示す様にプローブ250を介して
IC270の入力端子271に接続されている。AMP
回路20の出力端子は、アナログ信号をデジタル信号に
変換するA/Dコンバータ50の入力端子51に接続さ
れている。A/Dコンバータ50の出力端子52は、レ
ジスタ55の入力端子56に接続されている。レジスタ
55の出力端子57は、レジスタ100の入力端子10
1の演算回路60の一方の入力端子61に接続されてい
る。レジスタ100の出力端子102は、演算回路60
の他方の入力端子62に接続されている。
【0022】演算回路60の出力端子63は、演算回路
70,80の入力端子71と入力端子81及びメモリ回
路90の入力端子91に各々接続されている。基準値デ
ータ信号が入力される入力端子703,704は、演算
回路70の入力端子73,74に接続されている。基準
値データ信号が入力される入力端子803,804は、
演算回路80の入力端子83,84に接続されている。
演算回路70と演算回路80の演算結果は、各々の出力
端子75,85を介して出力端子705及び出力端子8
05に各々出力される。タイミング信号発生回路40
は、のこぎり電圧波形信号の起動信号、A/Dコンバー
タ50の変換イネーブル信号、レジスタ55,100の
クロック信号、演算回路70,80のクロック信号の発
生タイミング、メモリ回路90にデータを書き込むタイ
ミング及び書き込み信号を制御する。
【0023】出力端子41,42,43,44,45,
46,47,48,49,39は、各々積分波形発生回
路30の入力端子31、A/Dコンバータの入力端子5
3、レジスタ55の入力端子58、レジスタ100の入
力端子103、演算回路70の入力端子72、演算回路
80の入力端子82、演算回路70の入力端子76、演
算回路80の入力端子86、メモリ回路90の入力端子
92,93に接続されている。
【0024】次に、第1の実施例の動作について、図
1,図2,図3を参照して説明する。最初に接続状態の
良否判定方法について説明する。図1のタイミング信号
発生回路40の出力端子41から得られる図2に示す出
力信号T11によりのこぎり電圧波形信号b1が出力さ
れる。この時、図1に示す抵抗130に流れる電流i
は、図3に示す配線230の抵抗233と抵抗22に流
れる電流i1とダイオード272に流れる電流i2の和
である。
【0025】そこで、図2に示すダイオード特性の0〜
v12の範囲の電流i値(または電圧v)は、変換イネ
ーブル信号T12の周期毎に順次A/Dコンバータ50
より出力される。A/Dコンバータ50の出力値は、出
力端子43,44から出力されるサンプリングクロック
T13により順次レジスタ55,100に格納される。
入力端子61の入力データから入力端子62の入力デー
タの差を求める演算器60によりクロックT13の周期
時間当りの電流変化率ΔD1=Δi/Δtが得られる。
前記ΔD1を、所定の値m1と演算回路70にて比較演
算される。
【0026】同様に、V11V12の範囲の電流i値
(電圧v)は、変換イネーブル信号T12の周期毎に順
次A/Dコンバータ50より出力される。A/Dコンバ
ータ50の出力値は、サンプリングクロックT13によ
り順次レジスタ55,100に格納され、演算器60に
よりクロックT13の周期時間当りの電流変化率ΔD2
=Δi/Δtが得られる。
【0027】前記ΔD2を、所定の値m2と演算回路8
0にて比較演算される。演算回路70,80は、ΔD1
<m1及びΔD2<m2の時“1”を出力する。前記
“1”の状態をサンプリングクロックT14により演算
回路70のイネーブル信号G1及び演算回路80のイネ
ーブル信号G2の出力期間中に計数し、各々の計数値を
所定の値K1,K2と比較する。
【0028】ただし、m1は、入力端子703より与え
られ、配線230と抵抗22に流れる電流i1の最小の
電流変化率とする。m2は、入力端子803より与えら
れ、ダイオードに流れる電流i2の最小の電流変化率と
する。
【0029】一般に、図2に示すダイオード特性の0〜
V11の範囲において、i1>i2である。以上の様な
動作において、図3に示すIC26の出力端子23及び
IC270の入力端子271の接続不良、接続良好の状
態における演算回路70,80の各々の比較演算結果を
表1に示す。尚、演算回路70,80の各々の比較演算
結果は、出力端子705,805から出力される。
【0030】
【表1】
【0031】表1において、○印は接続状態が良好、×
印は接続状態が不良である。入力端子の接続状態が不良
の場合、比較判定2に示す(ΔD2<m2)>K2な
る。出力端子の接続状態が不良の場合、比較判定1に示
す(ΔD1<m1)>K1となる。さらに、入出力端子
の接続状態が不良の場合、(ΔD1<m1)>K1,
(ΔD2<m2)>K2となる。以上の様な判定から、
入出力端子の接続状態を検査することができる。
【0032】次に、例えば配線抵抗値を算出するデータ
収集の方法について説明する。本発明の回路4のプロー
ブ250,251を図3の入出力端子23と271に接
続する。図1のタイミング信号発生回路40の出力端子
41から得られる図2に示す出力端子T11によりのこ
ぎり電圧波形信号b1が出力される。この時、図1に示
す抵抗130に流れる電流iは、図3に示す配線230
の抵抗233と抵抗22に流れる電流i1とダイオード
272に流れる電流i2の和である。そこで、図2に示
すダイオード特性の0〜v11の範囲の電流i値(また
は電圧v)は、変換イネーブル信号T12の周期毎に順
次A/Dコンバータ50より出力される。A/Dコンバ
ータ50の出力値は、出力端子43,44から出力され
るサンプリングクロックT13により順次レジスタ5
5,100に格納される。
【0033】入力端子61の入力データから入力端子6
2の入力データの差を求める演算器60によりクロック
T13の周期時間当りの電流変化率ΔD1=Δi/Δt
が得られる。前記電流変化率ΔD1による抵抗130両
端の電圧変化率ΔVtは、タイミング信号発生回路40
の出力端子49から出力される書き込み信号T15によ
りメモリ回路90に順次格納される。
【0034】被検査回路網の抵抗の算出、この場合配線
パターンの抵抗値算出は、例えばパーソナルコンピュー
タ等に前記メモリ回路90の出力端子94から出力端子
901を介してデータを読み取り、次の様な演算処理を
行う。ΔVtの平均値を求め、ΔVtの平均値をΔVt
aとする。平均値を求める理由は、A/Dコンバータの
変換誤差を最小とするためである。
【0035】Rx=ΔV・Rt/ΔVta−Rtの演算
式から配線抵抗値を算出する。ただし、ΔVは、のこぎ
り電圧波形信号61の単位時間当りの電圧変化率であ
り、一定である。またRtは、抵抗130であり固定値
である。ΔV,Rtは、各々所定の値に設定されるため
既知の値となる。さらに、一般に、ダイオード特性の0
〜v11の範囲の抵抗値は、配線抵抗値に比較して非常
に大きい。従ってΔVtaに対するダイオードの漏れ電
流の影響は、無視できる。
【0036】以上の様な演算処理を行うことにより、配
線抵抗値を算出することが出来る。
【0037】図4は、本発明の第2の実施例を示すブロ
ック図、図5は第2の実施例の動作を説明する図であ
り、のこぎり電圧波形信号とダイオード順方向特性の対
応関係を示している。図6は、第2の実施例の接続及び
抵抗値検査回路による被検査対象回路の接続状態を示し
ている。
【0038】図4において、集積回路(以下ICと称
す)26の電源端子21は、抵抗22の一方に接続され
ている。抵抗22の他方は、出力端子23と、トランジ
スタ24のコレクタに接続されている。配線230は、
IC270の入力端子271に接続されている。但し、
抵抗233は、プリント配線230の抵抗を意味する。
IC270の回路構成は、入力端子271は、ダイオー
ド272,273のアノード端子とトランジスター27
4のベース端子に接続されている。ダイオード272の
カソード端子は、IC270の一方の電源端子275に
接続されている。また、ダイオード273のカソード端
子は、IC270の他方の電源端子276に接続されて
いる。本発明の接続及び抵抗値検査回路24の一方の端
子241は、プローブ250を介してIC270の入力
端子271に接続されている。接続及び抵抗値検査回路
24の他方の端子242は、プローブ251を介してI
C270の電源端子275に接続されている。IC26
の電源端子21とIC270の電源端子275は、共通
電源端子である。
【0039】のこぎり電圧波形信号を発生する積分波形
発生回路30の出力端子32には、可変抵抗回路130
の一方に接続されると共に、AMP回路20の一方の入
力端子に各々接続されている。可変抵抗回路130の他
方は、出力端子241及びAMP回路20の他方の入力
端子に接続されている。さらに、図3に示す様にプロー
ブ250を介してIC270の入力端子271に接続さ
れているAMP回路20の出力端子は、アナログ信号を
デジタル信号に変換するA/Dコンバータ50の入力端
子51に接続されている。A/Dコンバータ50の出力
端子52は、レジスタ55の入力端子56に接続されて
いる。レジスタ55の出力端子57は、レジスタ100
の入力端子101と演算回路60の一方の入力端子61
に接続されている。レジスタ100の出力端子102
は、演算回路60の他方の入力端子62に接続されてい
る。演算回路60の出力端子63は、演算回路70,8
0の入力端子71と入力端子81及び比較回路90の入
力端子92に各々接続されている。
【0040】基準値データ信号が入力される入力端子7
03,704は、演算回路70の入力端子73,74に
接続されている。基準値データ信号が入力される入力端
子803,804は、演算回路80の入力端子83,8
4に接続されている。演算回路70と演算回路80の演
算結果は、各々の出力端子75,85を介して出力端子
705及び出力端子805に各々出力される。タイミン
グ信号発生回路40は、のこぎり電圧波形信号の起動信
号、A/Dコンバータ50の変換イネーブル信号、レジ
スタ55,100のクロック信号、演算回路70,80
のクロック信号の発生タイミング、カウンタ110のC
LK信号の印可タイミングを制御する。出力端子41,
42,43,44,45,46,47,48,49は、
各々積分波形発生回路30の入力端子31、A/Dコン
バータの入力端子53、レジスタ55の入力端子58と
ANDゲート126の一方の入力端子、レジスタ100
の入力端子103、演算回路70の入力端子72、演算
回路80の入力端子82、演算回路70の入力端子7
6、演算回路80の入力端子86とANDゲート126
の他方の入力端子に接続されている。
【0041】被比較データが入力される入力端子901
を介して比較器90のデータ入力端子91に接続されて
いる。比較器90の出力端子93は、ANDゲート12
5の一方の入力端子に接続されている。前記ANDゲー
ト125の他方の入力端子と前記積分波形発生回路30
の入力端子34には接続検査機能と抵抗測定機能を切り
替える切り替え信号が入力端子902を介して接続され
る。前記ANDゲート125の出力端子は、カウンタ1
10の制御端子111に接続されている。カウンタ11
0の出力端子114は、D/Aコンバータ120の入力
端子121と出力端子116に接続されている。D/A
コンバータ120の出力端子122は、可変抵抗回路1
30の抵抗制御端子133に接続されている。カウンタ
110に定の抵抗値データを設定するため入力端子11
5を介してカウンタ110の入力端子113に接続され
ている。
【0042】次に、第2の実施例の動作について、図
4,図5,図6を参照して説明する。最初に接続状態の
良否判定方法について説明する。入力端子116にOF
F信号を印加して接続状態の良否判定を行う状態とす
る。更に、予め入力端子902を介して可変抵抗回路1
30の抵抗値を定める所定のデータがカウンタ110に
設定されている。
【0043】図4のタイミング信号発生回路40の出力
端子41から得られる図5に示す出力信号T11により
のこぎり電圧波形信号b1が出力される。この時、図4
に示す可変抵抗回路130に流れる電流iは、図6に示
す配線230の抵抗233と抵抗22に流れる電流i1
とダイオード272に流れる電流i2の和である。そこ
で、図に示すダイオード特性の0〜v12の範囲の電
流i値(または電圧v)は、変換イネーブル信号T12
の周期毎に順次A/Dコンバータ50より出力される。
A/Dコンバータ50の出力値は、出力端子43,44
から出力されるサンプリングクロックT13により順次
レジスタ55,100に格納される。入力端子61の入
力データから入力端子62の入力データの差を求める演
算器60によりクロックT13の周期時間当りの電流変
化率ΔD1=Δi/Δtが得られる。前記ΔD1を、所
定の値m1と演算回路70にて比較演算される。
【0044】同様に、V11V12の範囲の電流i値
(電圧v)は、変換イネーブル信号T12の周期毎に順
次A/Dコンバータ50より出力される。A/Dコンバ
ータ50の出力値は、サンプリングクロックT13によ
り順次レジスタ55,100に格納され、演算器60に
よりクロックT13の周期時間当りの電流変化率ΔD2
=Δi/Δtが得られる。前記ΔD2を、所定の値m2
と演算回路80にて比較演算される。演算回路70,8
0は、ΔD1<m1及びΔD2<m2の時“1”を出力
する。前記“1”の状態をサンプリングクロックT14
により演算回路70のイネーブル信号G1及び演算回路
80のイネーブル信号G2の出力期間中に計数し、各々
の計数値を所定の値K1,K2と比較する。
【0045】ただし、m1は、入力端子703より与え
られ、配線230と抵抗22に流れる電流i1の最小の
電流変化率とする。m2は、入力端子803より与えら
れ、ダイオードに流れる電流i2の最小の電流変化率と
する。
【0046】一般に、図5に示すダイオード特性の0〜
V12の範囲において、i1>i2である。以上の様な
動作において、図6に示すIC26の出力端子23及び
IC270の入力端子271の接続不良、接続良好の状
態における演算回路70,80の各々の比較演算結果を
表1に示す。尚、演算回路70,80の各々の比較演算
結果は、出力端子705,805から出力される。表1
において、,○は接続状態が良好、×印は接続状態が不
良である。入力端子の接続状態が不良の場合、比較判定
2に示す(ΔD2<m2)>K2になる。出力端子の接
続状態が不良の場合、比較判定1に示す(ΔD1<m
1)>K1となる。さらに、入出力端子の接続状態が不
良の場合、(ΔD1<m1)>K1、(ΔD2<m2)
>K2となる。以上の様な判定から、入出力端子の接続
状態を検査することができる。
【0047】次に、例えば、図6に示すIC26の抵抗
22の抵抗値を測定する方法について説明する。本発明
の回路24aのプローブ250,251を図6の出力端
子23と電源端子275に接続する。入力端子902に
ON信号を印加して抵抗測定を行う状態とする。更に、
予め入力端子115を介して可変抵抗回路130の抵抗
値を定める所定のデータがカウンタ110に設定されて
いる。また、入力端子901を介して被比較データが比
較器90に設定されている。
【0048】前記設定データは、次の様な関係の値が設
定される。ΔVn=ΔV/2,ΔVnは、可変抵抗回路
130の両端の時間当りの電圧変化率である。ΔVは、
のこぎり電圧の単位時間当りの電圧値または電圧変化率
である。
【0049】図4のタイミング信号発生回路40の出力
端子41から得られる図5に示す出力信号T11により
のこぎり電圧波形信号b2が出力され、且つ、カウンタ
110にCLK信号を供給するためにイネーブル信号G
3によりANDゲート126をONする。ただし、のこ
ぎり電圧波形信号b2の波高値はb1より小さい。この
時、図4に示す可変抵抗回路130に流れる電流iは、
図6に示す抵抗22に流れる電流である。そこで、図5
に示すダイオード特性の0〜v11の範囲の電流i値
(または電圧v)は、変換イネーブル信号T12の周期
毎に順次A/Dコンバータ50より出力される。A/D
コンバータ50出力値は、出力端子43,44から出力
されるサンプリングクロックT13により順次レジスタ
55,100に格納される。入力端子61の入力データ
から入力端子62の入力データの差を求める演算器60
によりクロックT13の周期時間当りの電流変化率ΔD
1=Δi/Δtが得られる。前記電流変化率ΔD1によ
る可変抵抗回路130両端の電圧変化率ΔVtは、比較
器90の入力端子92に入力され比較される。比較器9
0の出力端子93からΔVnとΔVtの一致信号が出力
されるまでサンプリング信号毎に予めカウンタ110に
設定された値が減算される。
【0050】カウンタ110の値の減算に伴い、D/A
コンバータ120のアナログ信号は、可変抵抗回路13
0の制御端子133に印加され抵抗値が可変される。比
較器90において電圧変化率ΔVtと基準値ΔVnの一
致信号が出力された時、カウンタ110の減算は停止さ
れる。カウンタ110の出力値がIC26の出力段の抵
抗22となる。ただし、カウンタの値と可変抵抗回路の
抵抗値は、1対1の関係にある。以上の様にΔVn=Δ
Vtを検出することにより、被検査測定抵抗値を測定す
ることが出来る。
【0051】
【発明の効果】本発明の接続検査回路は、ダイオードの
高インピーダンス特性部分での可変抵抗回路の抵抗値と
被測定抵抗値が一致を検出するために可変抵抗回路の単
位時間当りの電圧変化率と基準の電圧変化率と比較する
比較器と可変抵抗回路の抵抗値を制御するカウンタとD
/Aコンバータを付加することにより、被測定抵抗値を
測定できる効果がある。
【0052】本発明の接続検査回路は、ダイオードの高
インピーダンス特性部分での単位時間当りの電圧変化率
の値を格納するメモリ回路を付加することにより、被測
定抵抗値を算出するためのデータを得ることができる効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示すブロック図であ
る。
【図2】第1の実施例の動作の一例を示す図である。
【図3】第1の実施例における被検査対象回路との接続
状態を示す図である。
【図4】本発明の第2の実施例を示すブロック図であ
る。
【図5】第2の実施例の動作の一例を示す図である。
【図6】第2の実施例における被検査対象回路との接続
状態を示す図である。
【図7】従来の一例を示すブロック図である。
【図8】従来の接続検査回路の動作の一例を示す図であ
る。
【図9】従来の接続検査回路の被検査対象回路との接続
状態を示す図である。
【符号の説明】
13,22,130 抵抗 20 AMP回路 30 積分波形発生回路 40,400 タイミング信号発生回路 50,500 A/Dコンバータ 55,100,550,560 レジスタ 60,600 演算器 70,80,700,800 演算回路 90 メモリ回路 26,276 IC(集積回路) 272 ダイオード 230 配線 24 接続検査回路 250,251 プローブ 200 AMP回路 300 積分波形発生回路

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 積分波形信号を発生する積分波形発生回
    路と、前記積分波形発生回路の出力側に直列に接続され
    抵抗と、前記抵抗の両端の電圧を増幅するAMP回路
    と、前記AMP回路の出力信号を予め定められたサンプ
    リング周期でサンプリングしサンプリング値をデジタル
    変換し時系列に出力するA/Dコンバータと、前記A/
    Dコンバータの時系列に出力を前記サンプリング周期で
    格納する第一のレジスタと、前記第一のレジスタの出力
    値が前記第一のレジスタと同一タイミングで格納される
    第二のレジスタと、前記第一のレジスタ及び第二のレジ
    スタに順次格納される度に前記第一のレジスタに格納さ
    れた値と第二のレジスタに格納された値との差を演算し
    出力する演算器と、前記演算器の出力値が予め定められ
    た値よりも小さい場合の出現数を前記積分波形の一周期
    における予め定めた第一の期間計数し前記第一の期間の
    計数値を予め定められた第二の値と比較する第一の演算
    回路と、前記演算器の出力値が予め定められた第三の値
    より小さい場合の出現数を前記積分波形の一周期におけ
    る予め定めた第二の期間計数し前記第二の期間の計数値
    を予め定められた第四の値と比較する第二の演算回路
    と、前記演算器の出力データを格納するメモリ回路とを
    備えたことを特徴とする接続検査装置。
  2. 【請求項2】 積分波形信号を発生する積分波形発生回
    路と、電圧により抵抗が可変される可変抵抗回路と前記
    積分波形発生回路が直列に接続され、前記可変抵抗回路
    の両端の電圧を増幅するAMP回路と、前記AMP回路
    の出力信号を予め定められたサンプリング周期でサンプ
    リングしサンプリング値をデジタル変換し時系列に出力
    するA/Dコンバータと、前記A/Dコンバータの時系
    列に出力を前記サンプリング周期で格納する第一のレジ
    スタと、前記第一のレジスタの出力値が前記第一のレジ
    スタと同一タイミングで格納される第二のレジスタと、
    前記第一のレジスタ及び第二のレジスタに順次格納され
    る度に前記第一のレジスタに格納された値と第二のレジ
    スタに格納された値との差を演算し出力する演算器と、
    前記演算器の出力値が予め定められた第一の値よりも小
    さい場合の出現数を前記積分波形の一周期における予め
    定めた第一の期間計数し前記第一の期間の計数値を予め
    定められた第二の値と比較する第一の演算回路と、前記
    演算器の出力値が予め定められた第三の値よりも小さい
    場合の出現数を前記積分波形の一周期における予め定め
    た第二の期間計数し前記第二の期間の計数値を予め定め
    られた第四の値と比較する第二の演算回路と、前記演算
    器の出力データと所定の値と比較する比較器と、前記比
    較器の出力信号により計数が制御されるカウンタと、前
    記カウンタの出力データをアナログ電圧に変換し変換信
    号が前記可変抵抗回路の制御端子に接続されているD/
    Aコンバータとを備えたことを特徴とする接続検査装
    置。
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