JP2003306945A - 露出型固定柱脚工法におけるアンカーボルトの支持装置 - Google Patents

露出型固定柱脚工法におけるアンカーボルトの支持装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 相互干渉することなく各アンカーボルトの上
端部を個別にXYZの三方向へ位置決め調整できるよう
に、ポスト部材とベース部材で支持すると共に、杭芯と
柱芯とが不整合の場合でも標準のベース部材で対応で
き、安価な構成で且つねじを緩めたり締め付けする簡単
な操作で達成できることである。 【解決手段】 基礎地盤31上に取り付けたベース部材
33にポスト部材34を連結して立設させ、建物の鉄骨
柱脚部を取り付けるアンカーボルト36をポスト部材3
4に連結して、アンカーボルト36の上端ねじ部を突出
する態様で基礎コンクリート中に埋設する露出型固定柱
脚工法において、ベース部材33とポスト部材34を、
各アンカーボルト36毎に分離して構成すると共に、X
軸とY軸に沿った水平方向及びZ軸に沿った垂直方向
へ、それぞれ単独で位置決め調整可能に支持したアンカ
ーボルトの支持装置30である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、基礎コンクリート
中に埋設して上端部を突設させた複数本のアンカーボル
トに鉄骨柱の柱脚部を緊結する露出型固定柱脚工法に適
用し、アンカーボルトの上端部を柱脚部と整合する所定
位置に位置決め調整すると共に、アンカーボルトの下端
部を基礎コンクリート中で固定支持するために使用する
アンカーボルトの支持装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の露出型固定柱脚工法では、例え
ば本件発明者が先に特願2001−188359号とし
て特許出願した基礎コンクリートのアンカーボルト支持
装置を含む数多くの提案が行われ且つ実施されている
が、これらのアンカーボルト支持装置を用いた露出型固
定柱脚工法による柱脚基礎の施工の概要について、特願
2001−188359号を一例として図1〜4で説明
する。
【0003】まず、掘削して表面に捨てコンクリートを
打設した基礎地盤1上に墨出しを行い、ドリルなどの工
具で穿孔してホールインアンカー2を打ち込み、捨てコ
ンクリート上に突出するホールインアンカー2の上端ね
じ部を介して、長尺のLアングル材で形成した左右一対
のベース部材3(3A,3B)をねじ固着させる。
【0004】ベース部材3は、詳細は後述するようにX
軸に沿った水平方向の位置決め調整を行うX軸調整部4
を介して、各ベース部材3A,3Bの間を前後2個所で
相互に連結すると共に、各ベース部材3A,3BにはY
軸に沿った水平方向の位置決め調整を行うY軸調整部5
を介して、長尺のLアングル材で形成したポスト部材6
(6A,6B,6C,6D)を立設状態で連結させる。
【0005】ポスト部材6は、詳細は後述するようにZ
軸に沿った垂直方向の位置決め調整を行うZ軸調整部7
を介して、上端側にアンカーボルト8を着脱可能に連結
し、アンカーボルト8の上端側ねじ部8aには仮設部材
である添プレート9を、上下のナット10,10で狭持
して装着させる。
【0006】これらのベース部材3とポスト部材6及び
アンカーボルト8を主要部とする柱脚支持部11は、外
周囲に鉄筋を配筋(図示を省略)して周囲を囲繞した型
枠12内にコンクリートを打設することによって、上端
側ねじ部8aを除いて基礎コンクリート13中に埋設さ
せ、柱脚ベースを介して鉄骨柱脚部(図示を省略)と連
結し、建物の荷重を基礎地盤1に伝達する柱脚基礎を構
成する。
【0007】柱脚支持部11は、複数本(例えば4本)
のアンカーボルト8を介して鉄骨柱脚部を支持している
が、基礎地盤1の捨てコンクリート上面が不陸であるこ
となどの原因によって、各アンカーボルト8における上
端側ねじ部8aの高さ位置が異なったり、水平方向に変
位して鉄骨柱脚部の建て込み位置に整合できなくなるの
で、この位置ずれは基礎コンクリート13を打設する前
に予め検出して修正する必要がある。
【0008】例えば、上端側ねじ部8aの高さ位置すな
わち垂直方向であるZ軸は、いずれか1本のアンカーボ
ルト8に対してレベルを用いて地上で計測し、予め設定
した基準の高さ位置になるように、Z軸調整部7でアン
カーボルト8の高さ調整を行った後に、残りのアンカー
ボルト8に対しては添プレート9上に水準器を載置し、
添プレート9が水平になるようにZ軸調整部7で位置決
め調整を行う。
【0009】また、水平方向の位置すなわちX軸及びY
軸は、基礎地盤1の捨てコンクリート上面に十文字状の
基準線を墨出しすると共に、添プレート9には基準線と
一致する計測穴14を4個所に設け、この計測穴14か
ら下げ振り15を吊り降ろし、各下げ振り15の先端が
それぞれ基準線と整合するように、X軸調整部4及びY
軸調整部5で位置決め調整を行う。
【0010】図3で示すように、Z軸調整部7はポスト
部材6の上端側に方形状の保持筒16を取付けねじ17
で固着し、上下端部側がねじ軸で中間にはリブが突出す
る異形鉄筋で形成したアンカーボルト8を保持筒16内
に挿通させると共に、ポスト部材6に螺合した押さえね
じ18を保持筒16内へ進退可能に突設させ、押さえね
じ18の先端を各リブ19,19間の凹溝面20に圧接
して、Z軸方向の位置決め調整を行ってアンカーボルト
8を係止保持している。
【0011】図4で示すように、左右に配置されたベー
ス部材3A,3Bには、X軸方向と直交する垂直片21
(21a,21b)にポスト部材6の下端側が連結され
ているが、X軸調整部4には各垂直片21a,21bの
間にX軸方向に沿った連結ねじ軸22を設け、連結ねじ
軸22の両端側に垂直片21を狭持する態様でナット2
3を螺合させると共に、連結ねじ軸22の中間は支持部
材24に装着したナット25に挿通する態様で支持して
いる。
【0012】このX軸調整部4では、ナット23を緩め
て垂直片21から離間した状態で、ポスト部材6の上端
側又はアンカーボルト8を修正したいX軸方向に押圧
し、垂直片21を撓み変形させてアンカーボルト8の上
端側ねじ部8aの位置を所望な設定位置に移動させた後
に、垂直片21を狭持する態様にナット23を再度締め
付けると、上端側ねじ部8aを設定位置に位置決めする
ことができる
【0013】図5で示すように、ベース部材3A,3B
の各垂直片21a,21bには、ポスト部材6の下端側
が連結されているが、Y軸調整部5は上下に配置した2
本の連結ねじ24とナット25を用い、垂直片21に連
結ねじ24のねじ軸が密嵌するねじ挿通孔26を穿設す
ると共に、ポスト部材6側に連結ねじ24のねじ軸が遊
嵌するねじ挿通孔27を穿設している。
【0014】このY軸調整部5では、ナット25を緩め
て垂直片21に対してポスト部材6が可動できる状態
で、ポスト部材6の上端側又はアンカーボルト8を修正
したいY軸方向に押圧し、連結ねじ24のねじ軸をねじ
挿通孔27内で遊動させることによって、ポスト部材6
を所望角度に傾斜させてアンカーボルト8の上端側ねじ
部8aの位置を所望な設定位置に移動させた後に、ナッ
ト25を再度締め付けて上端側ねじ部8aを設定位置に
位置決めすることができる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】このように、図1〜5
におけるアンカーボルトの支持装置は、安価な構成で且
つねじを緩めたり締め付けする簡単な操作によって、ア
ンカーボルト8の上端側ねじ部8aの位置をXYZの三
方向へ所望に位置決めすることが可能であるが、この先
行技術を含む従来技術には解決が必要な幾つかの課題が
残されていた。
【0016】従来技術では、複数の各アンカーボルトに
対してポスト部材は独立した状態で個別に支持している
が、各ポスト部材を立設するベース部材は、方形枠状な
どで一体形成したベース部材上に全てのポスト部材を立
設したり、図1〜5による実施形態のようにLアングル
状の各ベース部材上にそれぞれ2本のポスト部材を立設
したりしている。
【0017】このように、ポスト部材を介してアンカー
ボルトを支持するベース部材が、複数の各アンカーボル
トを独立した状態で支持していないと、アンカーボルト
の水平方向(X軸方向及び又はY軸方向)に対する位置
決め調整を行う際に、相互干渉して調整に手間取った
り、個別に高精度で調整できなくなる恐れがあった。
【0018】また、一般に基礎の接する地盤面だけでは
必要な地耐力が得られない場合には、特に軟弱な地盤を
含む場合は図2のように杭頭部28が捨てコンクリート
上に突出する態様で地盤中に支持杭29を打ち込むが、
地盤中の障害物や打ち込み精度によって杭頭部28がベ
ース部材の中心部を外れる(杭芯と柱芯とが不整合)場
合がしばしば発生する。
【0019】このように、杭芯と柱芯とが不整合の場合
には、ベース部材の一部を嵩上げして杭頭部28上に設
置しなければならない事態となるが、アンカーボルトと
ポスト部材の間では個別にZ軸方向への高さ調整は可能
であっても、複数のポスト部材がベース部材を共用して
いるために、標準のベース部材を使用すると各ポスト部
材毎に個別に嵩上げできないので、高さの異なる専用の
ベース部材を格別に製作して対応しなければならなかっ
た。
【0020】更に、図1〜5による実施形態のようにL
アングル状の各ベース部材上にそれぞれ2本のポスト部
材を立設した構造の場合には、各アンカーボルトが前後
又は左右に整合した状態で同じベース部材上から立設さ
れている必要があるので、例えば各アンカーボルトが円
周上に沿って立設されていたりその他の形態によって、
不整合な状態で立設されている場合には使用することが
できなかった。
【0021】そこで本発明では、これら従来技術の課題
を解消し得る露出型固定柱脚工法におけるアンカーボル
トの支持装置を提供し、主たる目的は複数のアンカーボ
ルトに対して、相互干渉することなく各アンカーボルト
の上端部を個別にXYZの三方向へ位置決め調整できる
ように、ポスト部材とベース部材で支持すると共に、杭
芯と柱芯とが不整合の場合でも標準のベース部材で対応
でき、これらを安価な構成で且つねじを緩めたり締め付
けする簡単な操作で達成できることである。
【0022】
【課題を解決するための手段】本発明は、基礎地盤上に
取り付けたベース部材にポスト部材を連結して立設さ
せ、建物の鉄骨柱脚部を取り付けるアンカーボルトをポ
スト部材に連結して、アンカーボルトの上端ねじ部を突
出する態様で基礎コンクリート中に埋設する露出型固定
柱脚工法におけるアンカーボルトの支持装置を実施対象
とする。
【0023】本発明の露出型固定柱脚工法におけるアン
カーボルトの支持装置では、前記ベース部材とポスト部
材を、各アンカーボルト毎に分離して構成すると共に、
X軸とY軸に沿った水平方向及びZ軸に沿った垂直方向
へ、それぞれ単独で位置決め調整可能に支持している。
【0024】このアンカーボルトの支持装置では、ポス
ト部材を介してアンカーボルトを支持するベース部材
が、複数の各アンカーボルトを独立した状態で支持して
いるので、アンカーボルトの水平方向(X軸方向及び又
はY軸方向)に対する位置決め調整を相互干渉がない状
態で個別に行うことができるので、調整に手間取ること
がなく迅速且つ高精度に位置決め調整できる。
【0025】また、基礎地盤が軟弱で有ったりして支持
杭をベース部材の中心に設定することができず、杭芯と
柱芯とが不整合でベース部材の一部を嵩上げして杭頭部
上に設置しなければならない場合であっても、各アンカ
ー部材毎に分離して構成した標準のベース部材を使用
し、各ポスト部材毎に杭頭部上に個別に嵩上げして対応
できるので、ベース部材を共有した従来技術ののよう
に、高さの異なる専用のベース部材を格別に製作して対
応する必要がない。
【0026】更に、ベース部材を共有した従来技術のよ
うに、各アンカーボルトが前後又は左右に整合した状態
で同じベース部材上から立設されていないので、例えば
各アンカーボルトが円周上に沿って立設されていたり、
その他の形態によって不整合な状態で立設されている場
合でも、独立した各ベース部材と各ポスト部材によっ
て、各アンカーボルトを個別にXYZ方向へ個別に位置
決め調整し、使用することができる。
【0027】前記アンカーボルトの下端側を前記ポスト
部材の上端側と平行状態に配置し、所望の高さ位置にオ
ーバーラップさせて連結して垂直方向の位置決め調整を
行うZ軸調整部を設け、前記ベース部材は各アンカーボ
ルト毎に分離して基礎地盤上に取り付け、ポスト部材の
下端側又はベース部材のいずれか一方を、X軸とY軸に
沿って撓み変形させて水平方向の位置決め調整を行うX
軸調整部とY軸調整部を設けた形態を採ることができ
る。
【0028】このアンカーボルトの支持装置では、垂直
方向の位置決め調整を行うZ軸調整部として、連結部材
に装着した押さえねじによってアンカーボルトを圧接状
態で支持したり、連結部材に装着したナットにアンカー
ボルトを螺合し、ポスト部材に穿設した位置決め調整孔
を選択して連結部材を付け替える形態は勿論、アンカー
ボルトとポスト部材の間を高さ調整可能に連結する従来
公知の技術を含む各種の形態を採ることが可能である。
【0029】また、各アンカーボルトに対して水平方向
の位置決め調整は、各アンカーボルトを独立して支持す
るポスト部材とベース部材のいずれか一方を用いて、X
軸調整部とY軸調整部を構成し、X軸とY軸に沿って撓
み変形させることで容易に達成することができる。
【0030】前記アンカーボルトの支持装置は、ポスト
部材を長尺なLアングル材で形成すると共に、一方片と
他方片の下端側には遊動可能なねじ挿通孔を穿設し、前
記ベース部材は短尺なLアングル材で形成した第1及び
第2ベース部材で構成すると共に、各ベース部材の垂直
片をY軸とX軸に沿って配置し、ポスト部材の一方片と
他方片の下端側はねじ挿通孔を介してベース部材の各垂
直片にボルトとナットで連結させ、一方片又は他方片の
いずれかの一方側を仮止め状態にして他方側で垂直片を
押し引きし、仮止めした一方側ボルトの遊動範囲内で垂
直片をX軸又はY軸方向に撓み変形させる形態を採るこ
とができる。
【0031】このアンカーボルトの支持装置は、短尺な
Lアングル材で垂直片を撓み変形を可能に形成したベー
ス部材と、長尺なLアングル材で形成した剛性のあるポ
スト部材を用いてねじ固着する簡単且つ安価な構成であ
り、ねじを緩めてベース部材の各垂直片をX軸方向とY
軸方向へ所望に撓み変形させた後に、ねじを締め付けて
固定する簡単な操作で水平方向の位置決め調整を行うこ
とができる。
【0032】前記アンカーボルトの支持装置は、ポスト
部材を長尺なLアングル材で形成すると共に、一方片と
他方片の下端側に分離した可撓片を設けて遊動可能なね
じ挿通孔を穿設し、前記ベース部材はL字状の第1及び
第2垂直片を水平片に連結して一体に構成すると共に、
第1及び第2垂直片をY軸とX軸に沿って配置し、ポス
ト部材の各可撓片はねじ挿通孔を介してベース部材の各
垂直片にボルトとナットで連結させ、可撓片のいずれか
の一方側を仮止め状態にして他方側の可撓片を押し引き
し、仮止めした一方側ボルトの遊動範囲内で可撓片をX
軸又はY軸方向に撓み変形させる形態を採ることができ
る。
【0033】このアンカーボルトの支持装置では、L字
状で剛性のある各垂直片で形成したベース部材と、長尺
なLアングル材で下端側を撓み変形可能な可撓片で形成
したポスト部材を用いてねじ固着する簡単且つ安価な構
成であり、ねじを緩めてポスト部材の可撓片をX軸方向
とY軸方向へ所望に撓み変形させた後に、ねじを締め付
けて固定する簡単な操作で水平方向の位置決め調整を行
うことができる。
【0034】
【発明の実施の形態】以下に、本発明による露出型固定
柱脚工法におけるアンカーボルトの支持装置について、
その好適な実施形態を示す図6〜15に基づいて詳細に
説明するが、図6〜9は第1の実施形態による実施例図
であって、図6は支持装置を正面図で、図7は支持装置
を平面図で、図8は水平(X軸及びY軸)方向に対する
位置決め調整状態を斜視図で、図9は垂直(Z軸)方向
に対する位置決め調整状態を正面図で、それぞれ示す。
【0035】支持装置30(30A)は、表面に捨てコ
ンクリートを打設した基礎地盤31上に、ホールインア
ンカー32で固着したベース部材33と、下端部をベー
ス部材33と着脱可能にねじ固着して立設したポスト部
材34と、ポスト部材34の上部側に設けた連結部材3
5を介して着脱可能に支持したアンカーボルト36を主
要部として構成され、アンカーボルト36の上部側ねじ
部に図1及び2で示す従来構造と同様に、仮設部材であ
る添プレート(図示を省略)を装着させる。
【0036】この第1の実施形態では、4本のアンカー
ボルト36が使用されており、各アンカーボルト36を
支持するポスト部材34には長尺なLアングル材が使用
されると共に、垂直方向の高さ調整を行うZ軸調整部は
図3で示す従来構造と同様に、押さえねじ35aを装着
した連結部材35で構成し、ベース部材33は短尺な2
体のLアングル材で形成した第1ベース部材37と第2
ベース部材38とで構成されている。
【0037】ベース部材33(33A,33B,33
C,33D)は、第1ベース部材37の垂直片37aを
ポスト部材34(34A,34B,34C,34D)の
一片側39に重合させ、第2ベース部材38の垂直片3
8aをポスト部材34の他片側40に重合させると共
に、第1ベース部材37の水平片37b上に第2ベース
部材38の水平片38bを重合させた状態で基礎地盤3
1上に配置している。
【0038】ベース部材33は、基礎地盤31の捨てコ
ンクリート上から突設させたホールインアンカー32の
上端ねじ部に水平片37b及び水平片38bをナット4
1で螺着し、垂直片37aにポスト部材34の一片側3
9をボルト42とナット43で螺着すると共に、垂直片
38aにポスト部材34の他片側40をボルト44とナ
ット45で螺着し、各垂直片37a,38aを直角状に
配置している。
【0039】ベース部材33は、ベース部材33Aと3
3B及びベース部材33Cと33Dをそれぞれ左右に整
合した状態で配置すると共に、ベース部材33Aと33
C及びベース部材33Bと33Dをそれぞれ前後に整合
した状態で分離して配置し、これにより各ベース部材3
3A,33B,33C,33Dには、各ポスト部材34
A,34B,34C,34Dがそれぞれ独立して立設さ
れ、各ポスト部材には複数(4本)の各アンカーボルト
36が独立した状態で連結される。
【0040】各ベース部材33に対する各ポスト部材3
4の連結は、図5で示した従来技術の場合と同様に、第
1及び第2ベース部材37,38の垂直片37a,38
aにボルト42,44が密嵌するねじ挿通孔を穿設する
と共に、ポスト部材34の一片側39及び他片側40に
ボルト42,44が遊嵌するねじ挿通孔46を穿設し、
ボルト42,44をねじ挿通孔46に挿通してナット4
3,45で螺着している。
【0041】この連結構造では、ナット43を緩めて垂
直片37aに対してポスト部材34の一方片39が可動
できる状態にし、ポスト部材34の上端側又はアンカー
ボルト36を修正したいX軸方向に押圧すると、ボルト
42がねじ挿通孔46内を遊動できる範囲内で、ポスト
部材34の他方片40で垂直片38aを傾斜状態に撓み
変形できるので、これによりアンカーボルト36の上端
側に対するX軸方向を所望に位置決めし、ナット43の
締結で固定してX軸調整部を構成する。
【0042】また、ナット45を緩めて垂直片38aに
対してポスト部材34の他方片40が可動できる状態に
し、ポスト部材34の上端側又はアンカーボルト36を
修正したいY軸方向に押圧すると、ボルト44がねじ挿
通孔46内を遊動できる範囲内で、ポスト部材34の一
方片39で垂直片37aを傾斜状態に撓み変形できるの
で、これによりアンカーボルト36の上端側に対するY
軸方向を所望に位置決めし、ナット45の締結で固定し
てY軸調整部を構成する。
【0043】このようにして、各ベース部材33と各ポ
スト部材34との間で形成された簡単且つ安価なX軸調
整部とY軸調整部によって、各アンカーボルト36の上
端側における水平方向位置を、従来技術のように相互干
渉しない状態で個別に調整ができるので、短時間で容易
且つ正確に位置決めすることができると共に、この独立
したアンカー支持構造によると、各アンカーボルトが前
後又は左右に不整合な状態で立設されている場合にも適
用することが可能である。
【0044】また、各アンカーボルト36を支持するポ
スト部材34とベース部材33を独立したアンカー支持
構造にしたことによって、例えば図9のように基礎地盤
31上に突設する杭頭部47の杭芯が、各アンカーボル
ト36の中心(柱芯)と不整合の場合には、一部のベー
ス部材33を杭頭部47上へ個別に嵩上げすると共に、
Z軸調整部を構成する連結部材35によって、ポスト部
材34に対するアンカーボルト36の連結位置を調整す
ることで対応することができる。
【0045】なお、図示した第1の実施形態ではねじ挿
通孔46を縦方向に対して2個所に設けているが、遊動
範囲を大きく設定する場合には下部側の孔に対して上部
側の孔を大きくしたり、円弧状の長円孔にする形態を採
ることもできると共に、このねじ挿通孔46を1個所に
したり横方向に対して2個所に設ける形態を採ることも
可能である
【0046】図10は、各ベース部材33に対する各ポ
スト部材34の他の連結構造を平面図で示しているが、
第1の実施形態では第1ベース部材37の垂直片37a
と第2ベース部材38の垂直片38aの内側に、ポスト
部材34の一方片39と他方片40を連結していたのに
対し、図10(a)の連結構造は、第1ベース部材37
の垂直片37aと第2ベース部材38の垂直片38aの
外側に、ポスト部材34の一方片39と他方片40を連
結している実施形態である。
【0047】また、図10(b)の連結構造は、第1ベ
ース部材37と第2ベース部材38を重合状態に連結し
ないで、第1ベース部材37と第2ベース部材38を分
離して直角状態で2個所に配置させ、第1ベース部材3
7の垂直片37aの内側にポスト部材34の一方片39
を連結し、第2ベース部材38の垂直片38aの内側に
ポスト部材34の他方片40を連結した実施形態であ
る。
【0048】また、図11はZ軸調整部を他の実施形態
にした支持装置30(30B)の正面図で、図12は要
部断面図であるが、この実施形態ではポスト部材34の
一方片39に対して所定間隔毎に位置決め調整孔48を
穿設し、位置決め調整孔48にはねじ固着する連結部材
49を設けると共に、連結部材49にはアンカーボルト
36の下端側ねじ部51を螺合させるナット50が溶着
されている。
【0049】支持装置30Bでは、第1の実施形態と同
様に独立したベース部材33によって、ポスト部材34
の下端側を連結支持すると共に、各ベース部材33に対
して各ポスト部材34がX軸及びY軸に沿った水平方向
に位置調整が可能であり、アンカーボルト36の上端側
ねじ部52には従来構造と同様に、仮設部材である添プ
レート53を上下のナットで狭持する態様で装着してい
る。
【0050】支持装置30BにおけるZ軸調整部では、
基礎地盤31上に突設する杭頭部47の杭芯が、各アン
カーボルト36の中心(柱芯)と不整合の場合には、一
部のベース部材33を杭頭部47上へ個別に嵩上げする
と共に、Z軸調整部を構成する連結部材49のポスト部
材34に対する取付け位置を、位置決め調整孔48のい
ずれかから選択して粗調整を行い、ナット50に連結し
た下端側ねじ部51の螺合位置によって微調整を行って
アンカーボルト36の高さ調整をする。
【0051】このように、支持装置30(30A,30
B)におけるポスト部材34とアンカーボルト36との
連結部分は、両者の上下端部側を平行状態でオーバーラ
ップする部分を可変することにより、ベース部材33を
杭頭部47上に嵩上げしたり、アンカーボルト36の上
端側ねじ部を鉄骨柱脚部の建て込みに適合した高さ位置
に設定するZ軸調整部を構成するが、前記実施形態に限
定されることなく同様の機能を有する従来公知の構造を
適用した形態を採ることも可能である。
【0052】なお、支持装置30A,30BにおけるZ
軸調整部の得失を簡単に説明すると、支持装置30Aの
連結部材35に装着した押さえねじ35aによってアン
カーボルト36を圧接状態で支持する場合には、押さえ
ねじ35aを締め付けたり緩めたりする簡単な操作で高
さ調整を行うことができる利点があるが、締め付け不足
によって十分な連結支持力が得られなかったり、アンカ
ーボルト36の各リブ間に押しねじを整合させる必要が
あるので、必要な微調整ができなくなる恐れもあるなど
の難点もある。
【0053】また、支持装置30Bの連結部材49に装
着したナット50にアンカーボルト36を螺合し、ポス
ト部材34の位置決め調整孔48を選択して連結部材4
9を付け替える場合には、ナット50に螺着してアンカ
ーボルト36を強固に支持でき、ねじ調整によって必要
な微調整が容易であるなどの利点があるが、連結部材4
9を付け替える操作が多少煩雑であるなどの難点もあ
る。
【0054】次に、図13及び図14は水平方向を調整
するX軸調整部とY軸調整部の他の実施形態であり、図
13は要部斜視図を図14は要部平面図を示すが、前記
した実施形態ではベース部材を撓み変形させて水平方向
の調整を行っているのに対し、この実施形態ではポスト
部材の下端側に設けた可撓片を撓み変形させて水平方向
の調整を行うようにしている。
【0055】この実施形態では、ベース部材54に連結
したポスト部材55の上部側には、支持装置30(30
A,30B)などの場合と同様に、Z軸調整部を介して
アンカーボルト36が高さ調整可能に連結支持(図示は
省略)されており、ベース部材54は第1及び第2の垂
直片56,57をL字状に折り曲げ形成すると共に、各
垂直片56,57を水平片58で連結して一体に構成さ
れている。
【0056】ポスト部材55は、一方片59と他方片6
0を有する長尺のLアングル材で形成し、下端側には各
片59,60が接合する角部に沿って切欠溝61を設
け、これにより撓み変形が可能な可撓片59a,60a
が形成され、ベース部材54は水平片58をホールイン
アンカー32にナット41で固着している。
【0057】ベース部材54とポスト部材55との連結
は、ベース部材54の第1垂直片56の内側にポスト部
材55の可撓片59aを重合させ、ボルト62及びナッ
ト63で固着すると共に、ベース部材54の第2垂直片
57の内側にポスト部材55の可撓片60aを重合さ
せ、ボルト64及びナット65で固着しており、可撓片
59a,60aにはナット62,64が遊動可能な第1
の実施形態と同様のねじ挿通孔(図示を省略)が穿設さ
れている。
【0058】この連結構造によるX軸調整部は、ナット
63を緩めて第1垂直片56に対してポスト部材55の
可撓片59aが可動できる状態にし、ポスト部材55の
上端側又はアンカーボルト36を修正したいX軸方向に
押圧すると、ボルト62がねじ挿通孔内を遊動できる範
囲内でポスト部材55が傾斜し、第2垂直片57の上端
縁に圧接した可撓片60aが傾斜状態に撓み変形される
ので、これによりアンカーボルト36の上端側に対する
X軸方向を所望に位置決めし、ナット63の締結で固定
する。
【0059】Y軸調整部は、ナット65を緩めて第2垂
直片57に対してポスト部材55の可撓片60aが可動
できる状態にし、ポスト部材55の上端側又はアンカー
ボルト36を修正したいY軸方向に押圧すると、ボルト
64がねじ挿通孔内を遊動できる範囲内でポスト部材5
5が傾斜し、第1垂直片56の上端縁に圧接した可撓片
59aが傾斜状態に撓み変形されるので、これによりア
ンカーボルト36の上端側に対するY軸方向を所望に位
置決めし、ナット65の締結で固定する。
【0060】なお、図13及び図14で図示した実施形
態では、ポスト部材55における一方片59と他方片6
0の下端側を切欠溝で61で分離させて各可撓片59
a,60aを形成したが、ポスト部材55における一方
片59と他方片60の下端側に対して、別体で形成した
板状片を溶着して各可撓片59a,60aを構成する形
態を採ることも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来技術による露出型固定柱脚工法におけるア
ンカーボルトの支持装置の斜視図である。
【図2】図1に示したアンカーボルトの支持装置の施工
状況における正面図である。
【図3】図1に示したアンカーボルトの支持装置におけ
るアンカーボルトの高さ位置を調整するZ軸調整部の拡
大斜視図である。
【図4】図1に示したアンカーボルトの支持装置におけ
るアンカーボルトの水平位置を調整するX軸調整部の操
作説明を行う拡大正面図である。
【図5】図1に示したアンカーボルトの支持装置におけ
るアンカーボルトの水平位置を調整するY軸調整部の操
作説明を行う拡大正面図である。
【図6】本発明による露出型固定柱脚工法におけるアン
カーボルトの支持装置を適用した第1の実施形態による
支持装置の正面図である。
【図7】図6に示したアンカーボルトの支持装置におけ
るアンカーボルトの水平位置を調整するX軸調整部及び
X軸調整部の操作説明を行う平面図である。
【図8】図6に示したアンカーボルトの支持装置におけ
るベース部材とポスト部材の連結構造の斜視図である。
【図9】図6に示したアンカーボルトの支持装置におけ
るアンカーボルトの垂直位置を調整するZ軸調整部によ
ってベース部材とポスト部材を嵩上げする操作説明を行
う正面図である。
【図10】図6に示したアンカーボルトの支持装置にお
けるベース部材とポスト部材の連結構造の別の実施形態
を示す平面図である。
【図11】図6に示したアンカーボルトの支持装置にお
けるポスト部材とアンカーボルトの連結構造の別の実施
形態を示す正面図である。
【図12】図7に示した連結構造に使用する連結部材の
平面図である。
【図13】図6に示したアンカーボルトの支持装置にお
けるベース部材とポスト部材の連結構造の更に別の実施
形態を示す斜視図である。
【図14】図7に示した連結構造の平面図である。
【符号の説明】
30,30A,30B (アンカーボルトの)支持装置 31 基礎地盤 32 ホールインアンカー 33,33A,33B,33C,33D,54 ベース
部材 34 34A,34B,34C,34D,55 ポスト
部材 35,49 連結部材 36 アンカーボルト 37 第1ベース部材 38 第2ベース部材 39,59 (ポスト部材34の)一方片 40,60 (ポスト部材34の)他方片 41,43,45,50,63,65 ナット 42,44,62,64 ボルト 46 ねじ挿通孔 47 杭頭部 48 位置決め調整孔 51 (アンカーボルト36の)下端側ねじ部 52 (アンカーボルト36の)上端側ねじ部 53 添プレート 56 (ベース部材54の)第1垂直片 57 (ベース部材54の)第2垂直片 58 (ベース部材54の)水平片

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基礎地盤上に取り付けたベース部材にポ
    スト部材を連結して立設させ、建物の鉄骨柱脚部を取り
    付けるアンカーボルトをポスト部材に連結して、アンカ
    ーボルトの上端ねじ部を突出する態様で基礎コンクリー
    ト中に埋設する露出型固定柱脚工法において、 前記ベース部材とポスト部材を、各アンカーボルト毎に
    分離して構成すると共に、X軸とY軸に沿った水平方向
    及びZ軸に沿った垂直方向へ、それぞれ単独で位置決め
    調整可能に支持したことを特徴とするアンカーボルトの
    支持装置。
  2. 【請求項2】 前記アンカーボルトの下端側を前記ポス
    ト部材の上端側と平行状態に配置し、所望の高さ位置に
    オーバーラップさせて連結して垂直方向の位置決め調整
    を行うZ軸調整部を設け、前記ベース部材は各アンカー
    ボルト毎に分離して基礎地盤上に取り付け、ポスト部材
    の下端側又はベース部材のいずれか一方を、X軸とY軸
    に沿って撓み変形させて水平方向の位置決め調整を行う
    X軸調整部とY軸調整部を設けた請求項1に記載したア
    ンカーボルトの支持装置。
  3. 【請求項3】 前記ポスト部材を長尺なLアングル材で
    形成すると共に、一方片と他方片の下端側には遊動可能
    なねじ挿通孔を穿設し、前記ベース部材は短尺なLアン
    グル材で形成した第1及び第2ベース部材で構成すると
    共に、各ベース部材の垂直片をY軸とX軸に沿って配置
    し、ポスト部材の一方片と他方片の下端側はねじ挿通孔
    を介してベース部材の各垂直片にボルトとナットで連結
    させ、一方片又は他方片のいずれかの一方側を仮止め状
    態にして他方側で垂直片を押し引きし、仮止めした一方
    側ボルトの遊動範囲内で垂直片をX軸又はY軸方向に撓
    み変形させる請求項2に記載したアンカーボルトの支持
    装置。
  4. 【請求項4】 前記ポスト部材を長尺なLアングル材で
    形成すると共に、一方片と他方片の下端側に分離した可
    撓片を設けて遊動可能なねじ挿通孔を穿設し、前記ベー
    ス部材はL字状の第1及び第2垂直片を水平片に連結し
    て一体に構成すると共に、第1及び第2垂直片をY軸と
    X軸に沿って配置し、ポスト部材の各可撓片はねじ挿通
    孔を介してベース部材の各垂直片にボルトとナットで連
    結させ、可撓片のいずれかの一方側を仮止め状態にして
    他方側の可撓片を押し引きし、仮止めした一方側ボルト
    の遊動範囲内で可撓片をX軸又はY軸方向に撓み変形さ
    せる請求項2に記載のアンカーボルトの支持装置。
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