JP2003304338A - 訪問者認証システム - Google Patents

訪問者認証システム

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JP2003304338A
JP2003304338A JP2002108163A JP2002108163A JP2003304338A JP 2003304338 A JP2003304338 A JP 2003304338A JP 2002108163 A JP2002108163 A JP 2002108163A JP 2002108163 A JP2002108163 A JP 2002108163A JP 2003304338 A JP2003304338 A JP 2003304338A
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JP2002108163A
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Kinya Endo
欽也 遠藤
Koichi Hatano
晃一 羽多野
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】訪問先の担当者を訪問する際の手続きを簡素化
することができ、身分を偽って入構したり入館したりす
るのを防止することができるようにする。 【解決手段】訪問口において、訪問者が誰であるかをバ
イオメトリクスによって認証する認証処理手段と、訪問
者についての訪問者情報があらかじめ記録される記録部
と、認証された訪問者の訪問者情報に基づいて所定の案
内を行う案内処理手段とを有する。この場合、訪問口に
おいて、訪問者が誰であるかがバイオメトリクスによっ
て認証され、認証された訪問者の訪問者情報に基づいて
所定の案内が行われるので、訪問先の担当者を訪問する
際の手続きを簡素化することができる。また、訪問者が
本人であるかどうかを認証することができるので、身分
を偽って入構したり入館したりするのを防止することが
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、訪問者認証システ
ムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、会社等の訪問先の担当者を訪問す
る場合、正門に設置された入場口、ビルの入口に設置さ
れた受付口等の訪問口において、訪問者は、身分証明
書、名刺等を提示し、訪問者の氏名、訪問者の属する会
社名、訪問先の担当者名等の必要事項を記帳し、入構証
を交付してもらい、会社の敷地内に入構したり、ビル内
に入館したりするようになっていることが多い。そし
て、入構証が交付されると、訪問先の担当者に電話等で
連絡し、訪問口まで迎えに来てもらうようになってい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の訪問方法においては、頻繁に訪問する必要がある場
合、訪問者は、訪問するたびに身分証明書、名刺等を提
示したり、必要事項を記帳したりする必要があるので、
訪問する際の手続きが煩わしい。
【0004】また、訪問者が本人であるかどうかを確認
することができないので、身分を偽って入構したり入館
したりすることが可能になってしまう。
【0005】そして、例えば、一つのビルに複数の会社
が入居している場合には、各会社ごとに受付口を設置す
る必要があり、受付の管理費、人件費等の受付業務に係
るコストが高くなってしまう。さらに、規模の小さい会
社等では訪問者が訪れることが少ないので、受付口に人
がいないことが多く、訪問者は受付口で受付の担当者を
呼び出す必要があり、訪問する際の手続きが煩わしい。
【0006】本発明は、前記従来の訪問方法の問題点を
解決して、訪問先の担当者を訪問する際の手続きを簡素
化することができ、身分を偽って入構したり入館したり
するのを防止することができる訪問者認証システムを提
供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】そのために、本発明の訪
問者認証システムにおいては、訪問口において、訪問者
が誰であるかをバイオメトリクスによって認証する認証
処理手段と、前記訪問者についての訪問者情報があらか
じめ記録される記録部と、認証された訪問者の訪問者情
報に基づいて所定の案内を行う案内処理手段とを有す
る。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら詳細に説明する。
【0009】図1は本発明の第1の実施の形態における
訪問者認証システムの構成を示す図である。
【0010】図に示されるように、訪問者認証システム
は、バイオメトリクス個人認証技術を利用しており、第
1の端末としての利用者用個人認証端末11、ウェブサ
ーバである管理サーバ12、第2の端末としての担当者
用端末13、並びに前記利用者用個人認証端末11、管
理サーバ12及び担当者用端末13を接続するネットワ
ークとしての構内LAN14を備える。前記利用者用個
人認証端末11は、CPU、MPU等の制御部21、表
示部としてのCRT等のディスプレイ22、アイリス
(目の瞳)を撮影するための撮影装置としてのアイリス
撮影用カメラ23、図示されない記録装置、図示されな
い操作部等を備え、前記管理サーバ12は、サーバ本体
24、記録部としてのデータベース25等を備え、前記
担当者用端末13は、CPU、MPU等の制御部26、
表示部としてのCRT等のディスプレイ27、図示され
ない記録装置、図示されない操作部等を備える。前記制
御部21、26及びサーバ本体24は、プログラム、デ
ータ等に基づいてコンピュータとして機能する。
【0011】例えば、一つのビルに10社の会社が入居
している場合、ビルの受付口に利用者用個人認証端末1
1及び管理サーバ12が配設され、担当者用端末13が
10社の会社内に各1台以上配設される。そして、受付
代行業者が10社の各会社から利用料を徴収することに
よって、利用者用個人認証端末11及び管理サーバ12
を運営する。
【0012】次に、前記構成の訪問者認証システムの動
作について説明する。
【0013】図2は本発明の第1の実施の形態における
受付口を示す図、図3は本発明の第1の実施の形態にお
ける訪問予約画面を示す図、図4は本発明の第1の実施
の形態における第1の訪問者確認画面を示す図、図5は
本発明の第1の実施の形態における第2の訪問者確認画
面を示す図である。
【0014】図2において、31は訪問口、例えば、ビ
ルの入口に設置された受付口に配設された受付デスクで
あり、該受付デスク31に「受付」の表示パネル32及
び利用者用個人認証端末11が置かれる。該利用者用個
人認証端末11は、制御部21、ディスプレイ22、ア
イリス撮影用カメラ23、図示されない記録装置、図示
されない操作部等を備える。
【0015】この場合、会社等の訪問先であるA社の担
当者であるC氏を、B社に属する訪問者であるD氏が訪
問する場合について説明する。
【0016】まず、C氏が、担当者用端末13(図1)
において、操作部を操作して、管理サーバ12の予約用
URLにアクセスすると、ディスプレイ27において、
図3に示されるような訪問予約画面がウェブブラウザに
表示される。そして、C氏が、訪問日、訪問時間、D氏
の属するB社の名称(会社名)、D氏の氏名(お名
前)、訪問先の部署名(訪問先部署)、C氏の氏名(訪
問先担当者名)、面会場所等の情報(以下「訪問者情
報」という。)を入力し、予約キーk1をクリックする
と、制御部26の図示されない訪問予約処理手段は、訪
問予約処理を行い、前記訪問者情報を構内LAN14を
介して管理サーバ12に送信し、訪問予約を行う。な
お、C氏は、あらかじめ面会場所を確保しておく。
【0017】前記管理サーバ12において、サーバ本体
24の図示されない記録処理手段は、記録処理を行い、
担当者用端末13から前記訪問者情報を受信すると、訪
問者情報をデータベース25に記録する。このようにし
て、C氏によって、データベース25にD氏についての
訪問者情報があらかじめ記録される。なお、前記訪問予
約画面においてk2はキャンセルキーである。本実施の
形態においては、前記予約キーk1をクリックすること
によって送信処理が行われるようになっているが、タッ
チパネル式のディスプレイにおいては、前記予約キーk
1をタッチすることによって送信処理が行われる。ま
た、担当者が担当者用端末13の操作部を操作すること
によって送信処理を行うこともできる。
【0018】次に、D氏は、受付口において、利用者用
個人認証端末11の操作部を操作して、ディスプレイ2
2の初期画面に表示された認証開始キーをクリックし、
アイリス撮影用カメラ23によって自分のアイリスを撮
影する。撮影されたアイリスの画像、すなわち、アイリ
ス画像は制御部21に送られ、該制御部21の図示され
ない画像処理手段は、画像処理を行い、アイリス画像を
コード化してアイリスデータを作成し、該アイリスデー
タを管理サーバ12に送る。
【0019】本実施の形態においては、前記データベー
ス25には、前記訪問者情報のほかに、D氏のようなA
社を訪問する可能性がある訪問者についての、氏名、会
社名、本人のアイリスデータが登録データとしてあらか
じめ記録されている。前記サーバ本体24の図示されな
い認証処理手段は、認証処理を行い、利用者用個人認証
端末11から送られてきたアイリスデータと登録データ
のアイリスデータとを比較し、訪問者が誰であるかをバ
イオメトリクスによって認証する。そして、訪問者がD
氏であると認証されると、管理サーバ12は、データベ
ース25から前記訪問者情報を読み出して利用者用個人
認証端末11に送る。また、利用者用個人認証端末11
から送られてきたアイリスデータがデータベース25の
登録データ内になく、訪問者を認証することができない
場合には、前記認証処理手段は、その旨を利用者用個人
認証端末11に送る。
【0020】そして、制御部21の図示されない訪問予
約確認処理手段は、訪問予約確認処理を行い、管理サー
バ12から訪問者情報を受けると、訪問予約が行われて
いることを確認し、制御部21の図示されない案内処理
手段は、案内処理を行い、前記訪問者情報に基づいて所
定の案内を行う。すなわち、案内処理手段は、ディスプ
レイ22に図4に示されるような第1の訪問者確認画面
を形成し、「沖太郎様ようこそおいでくださいました。
担当の沖花子が101会議室でお待ちしております。」
のようなメッセージ、及び受付口から面接場所までを案
内する地図を表示し、D氏に対する入館の許可、C氏と
の面接場所を通知する。また、管理サーバ12から訪問
者を認証することができない旨が通知されると、前記訪
問予約確認処理手段は、訪問予約が行われていることを
確認することができないので、前記案内処理手段は、デ
ィスプレイ22に図5に示されるような第2の訪問者確
認画面を形成し、「お客様の予約の確認が出来ませんで
した。お手数ですが、受付担当部門(内線1111)に
電話して、ご用件をお伝えください。」のようなメッセ
ージを表示し、受付担当への電話を要請する。
【0021】このように、本実施の形態においては、ア
イリスデータに従って訪問者が誰であるかどうかを認証
することができるので、訪問者が訪問先を頻繁に訪問す
る必要がある場合でも、訪問するたびに身分証明書、名
刺等を提示したり、必要事項を記帳したりする必要がな
くなるので、訪問する際の手続きを簡素化することがで
きる。
【0022】また、アイリスデータに従って訪問者が本
人であるかどうかを認証することができるので、身分を
偽って入構したり入館したりするのを防止することがで
きる。
【0023】そして、例えば、一つのビルに複数の会社
が入居している場合には、各会社に共通の一つの受付口
を設置するだけでよいので、受付の管理費、人件費等の
受付業務に係るコストを低くすることができる。また、
規模の小さい会社等においても、訪問者は受付口で受付
の担当者を呼び出す必要がないので、訪問する際の手続
きを簡素化することができる。
【0024】次に、本発明の第2の実施の形態について
説明する。なお、本実施の形態における訪問者認証シス
テムの構造については、前記第1の実施の形態における
訪問者認証システムの構造と同様であるので、図1を援
用して説明する。
【0025】次に、前記構成の訪問者認証システムの動
作について説明する。
【0026】図6は本発明の第2の実施の形態における
通知画面を示す図である。
【0027】この場合、会社等の訪問先であるA社の担
当者であるC氏を、B社に属する訪問者であるD氏が訪
問する場合について説明する。
【0028】まず、C氏が、第2の端末としての担当者
用端末13(図1)において、操作部を操作して、管理
サーバ12の予約用URLにアクセスすると、表示部と
してのディスプレイ27において、図3に示されるよう
な訪問予約画面がウェブブラウザに表示される。そし
て、C氏が、前述されたような訪問者情報を入力し、予
約キーk1(図3)をクリックすると、制御部26の図
示されない訪問予約処理手段は、訪問予約処理を行い、
前記訪問者情報を構内LAN14を介してウェブサーバ
である管理サーバ12に送信し、訪問予約を行う。な
お、C氏は、あらかじめ面会場所を確保しておく。
【0029】前記管理サーバ12において、サーバ本体
24の図示されない記録処理手段は、記録処理を行い、
担当者用端末13から前記訪問者情報を受信すると、訪
問者情報を記録部としてのデータベース25に記録す
る。
【0030】次に、D氏は、訪問口である受付口におい
て、第1の端末としての利用者用個人認証端末11の操
作部を操作して、表示部としてのディスプレイ22の初
期画面に表示された認証開始キーをクリックし、撮影装
置としてのアイリス撮影用カメラ23によって自分のア
イリスを撮影する。撮影されたアイリス画像は制御部2
1に送られ、該制御部21の図示されない画像処理手段
は、画像処理を行い、アイリス画像をコード化してアイ
リスデータを作成し、該アイリスデータを管理サーバ1
2に送る。
【0031】本実施の形態においては、データベース2
5には、前記訪問者情報のほかに、D氏のようなA社を
訪問する可能性がある訪問者についての、氏名、会社
名、本人のアイリスデータが登録データとしてあらかじ
め記録されている。前記サーバ本体24の図示されない
認証処理手段は、認証処理を行い、利用者用個人認証端
末11から送られてきたアイリスデータと登録データの
アイリスデータとを比較し、訪問者が誰であるかをバイ
オメトリクスによって認証する。そして、訪問者がD氏
であると認証されると、管理サーバ12は、データベー
ス25から前記訪問者情報を読み出して利用者用個人認
証端末11に送る。また、利用者用個人認証端末11か
ら送られてきたアイリスデータがデータベース25の登
録データ内になく、訪問者を認証することができない場
合には、前記認証処理手段は、その旨を利用者用個人認
証端末11に送る。
【0032】そして、制御部21の図示されない訪問予
約確認処理手段は、訪問予約確認処理を行い、管理サー
バ12から訪問者情報を受けると、訪問予約が行われて
いることを確認し、制御部21の図示されない案内処理
手段は、案内処理を行い、前記訪問者情報に基づいて所
定の案内を行う。すなわち、案内処理手段は、ディスプ
レイ22に図4に示されるような第1の訪問者確認画面
を形成し、前記メッセージ、及び受付口から面接場所ま
でを案内する地図を表示し、D氏に対する入館の許可、
C氏との面接場所を通知する。また、管理サーバ12か
ら訪問者を認証することができない旨が通知されると、
訪問予約確認処理手段は、訪問予約が行われていること
を確認することができないので、案内処理手段は、ディ
スプレイ22に図5に示されるような第2の訪問者確認
画面を形成し、前記メッセージを表示し、受付担当への
電話を要請する。
【0033】続いて、管理サーバ12はD氏についての
前記訪問者情報を担当者用端末13に送信し、前記制御
部26の図示されない通知処理手段は、通知処理を行
い、ディスプレイ27に図6に示されるような通知画面
を形成し、「沖電気工業の沖太郎様がいらっしゃいまし
た。101会議室にご案内しましたので、至急101会
議室にいらしてください。」のようなメッセージを表示
し、C氏にD氏が来訪したことを通知する。
【0034】このように、本実施の形態においては、C
氏にD氏が来訪したことが通知されるので、訪問者は受
付口等から電話等を使用して訪問先の担当者を呼び出す
必要がなくなり、訪問する際の手続きを簡素化すること
ができる。
【0035】次に、本発明の第3の実施の形態について
説明する。なお、第1の実施の形態と同じ構造を有する
ものについては、同じ符号を付与することによってその
説明を省略する。
【0036】図7は本発明の第3の実施の形態における
訪問者認証システムの構成を示す図である。
【0037】この場合、訪問者認証システムには、第3
の端末としてのユーザ先端末15が第1のネットワーク
としてのインターネット16を介して第2のネットワー
クとしての構内LAN44に接続される。前記ユーザ先
端末15は、CPU、MPU等の制御部34、表示部と
してのCRT等のディスプレイ35、図示されない記録
装置、図示されない操作部等を備える。また、第1の端
末としての利用者用個人認証端末11にプリンタ33が
配設される。前記制御部34は、プログラム、データ等
に基づいてコンピュータとして機能する。
【0038】次に、前記構成の訪問者認証システムの動
作について説明する。
【0039】図8は本発明の第3の実施の形態における
面接場所を表す地図の例を示す図、図9は本発明の第3
の実施の形態における訪問者予約確認画面を示す図、図
10は本発明の第3の実施の形態における第1の訪問者
所在通知画面を示す図、図11は本発明の第3の実施の
形態における第2の訪問者所在通知画面を示す図であ
る。
【0040】この場合、会社等の訪問先であるA社の担
当者であるC氏を、B社に属する訪問者であるD氏が訪
問する場合について説明する。
【0041】まず、C氏が、第2の端末としての担当者
用端末13(図7)において、操作部を操作して、ウェ
ブサーバである管理サーバ12の予約用URLにアクセ
スすると、表示部としてのディスプレイ27において、
図3に示されるような訪問予約画面がウェブブラウザに
表示される。そして、C氏が、前述されたような訪問者
情報を入力し、予約キーk1(図3)をクリックする
と、制御部26の図示されない訪問予約処理手段は、訪
問予約処理を行い、前記訪問者情報を構内LAN44を
介して管理サーバ12に送信し、訪問予約を行う。な
お、C氏は、あらかじめ面会場所を確保しておく。
【0042】前記管理サーバ12において、サーバ本体
24の図示されない記録処理手段は、記録処理を行い、
担当者用端末13から前記訪問者情報を受信すると、訪
問者情報を記録部としてのデータベース25に記録す
る。このようにして、C氏によって、データベース25
にD氏についての訪問者情報があらかじめ記録される。
【0043】次に、D氏は、受付口において、利用者用
個人認証端末11の操作部を操作して、表示部としての
ディスプレイ22の初期画面に表示された認証開始キー
をクリックし、撮影装置としてのアイリス撮影用カメラ
23によって自分のアイリスを撮影する。撮影されたア
イリス画像は制御部21に送られ、該制御部21の図示
されない画像処理手段は、画像処理を行い、アイリス画
像をコード化してアイリスデータを作成し、該アイリス
データを管理サーバ12に送る。
【0044】本実施の形態においては、データベース2
5には、前記訪問者情報のほかに、D氏のようなA社を
訪問する可能性がある訪問者についての、氏名、会社
名、本人のアイリスデータが登録データとしてあらかじ
め記録されている。前記サーバ本体24の図示されない
認証処理手段は、認証処理を行い、利用者用個人認証端
末11から送られてきたアイリスデータと登録データの
アイリスデータとを比較し、訪問者が誰であるかをバイ
オメトリクスによって認証する。
【0045】そして、訪問者がD氏であると認証される
と、管理サーバ12は、データベース25から前記訪問
者情報、及び受付口から面接場所までの地図のデータを
読み出して利用者用個人認証端末11に送る。このと
き、認証処理手段は、訪問者の入場時のログとして、訪
問日時、入場時間及び認証結果(訪問者の氏名、会社名
等)をデータベース25に記録する。また、利用者用個
人認証端末11から送られてきたアイリスデータがデー
タベース25の登録データ内になく、訪問者を認証する
ことができない場合には、前記認証処理手段は、その旨
を利用者用個人認証端末11に送る。
【0046】そして、制御部21の図示されない訪問予
約確認処理手段は、訪問予約確認処理を行い、管理サー
バ12から訪問者情報及び地図のデータを受けると、訪
問予約が行われていることを確認し、制御部21の図示
されない案内処理手段は、案内処理を行い、前記訪問者
情報に基づいて所定の案内を行う。すなわち、案内処理
手段は、プリンタ33によって図8に示されるような、
「沖電気工業の沖太郎さま、ようこそ。担当の沖花子が
101会議室でお待ちしておりますので、以下の地図に
従いましてお越しください。」のようなメッセージ、及
び受付口から面接場所までを案内する地図を印刷し、D
氏に対する入館の許可、C氏との面接場所を通知する。
また、管理サーバ12から訪問者を認証することができ
ない旨が通知されると、前記訪問予約確認処理手段は、
訪問予約が行われていることを確認することができない
ので、案内処理手段は、ディスプレイ22に図5に示さ
れるような第2の訪問者確認画面を形成し、前記メッセ
ージを表示し、受付担当への電話を要請する。
【0047】ところで、前記ユーザ先端末15は訪問者
であるD氏が属する会社内に配設され、該会社の他の人
であるE氏が、D氏の所在を確認するときに、前記ユー
ザ先端末15を使用する。そして、E氏が、インターネ
ット16及び構内LAN44を介して管理サーバ12の
確認用URLにアクセスすると、ディスプレイ35にお
いて、図9に示されるような訪問予約確認画面がウェブ
ブラウザに表示される。また、E氏が、確認したい訪問
者(D氏)の会社名及び氏名(以下「訪問確認情報」と
いう。)を入力し、確認キーk11をクリックすると、
制御部34の図示されない訪問予約確認処理手段は、訪
問予約確認処理を行い、前記訪問確認情報を管理サーバ
12に送信し、訪問予約確認を行う。
【0048】次に、サーバ本体24の図示されない訪問
者所在通知処理手段は、訪問者所在通知処理を行い、デ
ータベース25に記録された入場時のログから、ユーザ
先端末15からの訪問確認情報に基づいて、訪問者の氏
名及び会社名から入場時のログを検索し、訪問者の氏名
及び会社名が一致する入場時のログが検索されると、訪
問者の入場時間、訪問者の訪問先の担当者の氏名、電話
番号等をユーザ先端末15に送信し、ディスプレイ35
に第1の訪問者所在通知画面を形成し、該第1の訪問者
所在通知画面に、図10に示されるような、「沖電気工
業の沖太郎様は本日の午後1時5分にお越しいただきま
した。現在は、当社の101会議室で担当の沖花子と打
ち合わせ中です。お急ぎの際は、xx−xxxx−xx
xxまで電話してください。」のようなメッセージを表
示し、訪問者の所在及び急ぎの際の電話連絡先を通知す
る。
【0049】なお、訪問者の退場時において、D氏が受
付口において、利用者用個人認証端末11の操作部を操
作して、訪問時と同様に、アイリス撮影用カメラ23に
よって自分のアイリスを撮影することができる。この場
合、撮影されたアイリス画像に基づいて作成されたアイ
リスデータが管理サーバ12に送られると、前記認証処
理手段は、退場者が誰であるかを認証する。
【0050】そして、退場者がD氏であると認証される
と、前記認証処理手段は、訪問者の退場時のログとし
て、退場日時及び認証結果(訪問者の氏名、会社名等)
をデータベース25に記録する。
【0051】したがって、E氏が、確認したい訪問者
(D氏)の訪問確認情報を入力し、確認キーk11をク
リックすると、前記訪問予約確認処理手段は、前記訪問
確認情報を管理サーバ12に送信し、訪問予約確認を行
う。
【0052】次に、サーバ本体24の前記訪問者所在通
知処理手段は、データベース25に記録された退場時の
ログのうちの、ユーザ先端末15から送られた訪問確認
情報に対応するログを検索し、所定のログが検索される
と、訪問者の入場時間、訪問者の訪問先の担当者の氏
名、電話番号、退場時間等をユーザ先端末15に送信
し、ディスプレイ35に第2の訪問者所在通知画面を形
成し、該第2の訪問者所在通知画面に、図11に示され
るような、「沖電気工業の沖太郎様は本日の午後1時5
分にお越しいただき、午後3時10分にお帰りになられ
ました。詳しい情報をお聞きになりたい場合は打ち合わ
せ担当の沖花子までお問い合わせ願います。〔お問合せ
先〕xx−xxxx−xxxx」のようなメッセージを
表示し、訪問者の所在及び問合せ先の電話番号を通知す
る。
【0053】このように、本実施の形態においては、訪
問中又はその後の訪問者の所在を確認することが可能に
なる。
【0054】なお、本発明は前記実施の形態に限定され
るものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させ
ることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除す
るものではない。
【0055】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、訪問者認証システムにおいては、訪問口におい
て、訪問者が誰であるかをバイオメトリクスによって認
証する認証処理手段と、前記訪問者についての訪問者情
報があらかじめ記録される記録部と、認証された訪問者
の訪問者情報に基づいて所定の案内を行う案内処理手段
とを有する。
【0056】この場合、訪問口において、訪問者が誰で
あるかがバイオメトリクスによって認証され、認証され
た訪問者の訪問者情報に基づいて所定の案内が行われる
ので、訪問先の担当者を訪問する際の手続きを簡素化す
ることができる。
【0057】また、訪問者が本人であるかどうかを認証
することができるので、身分を偽って入構したり入館し
たりするのを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における訪問者認証
システムの構成を示す図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態における受付口を示
す図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態における訪問予約画
面を示す図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態における第1の訪問
者確認画面を示す図である。
【図5】本発明の第1の実施の形態における第2の訪問
者確認画面を示す図である。
【図6】本発明の第2の実施の形態における通知画面を
示す図である。
【図7】本発明の第3の実施の形態における訪問者認証
システムの構成を示す図である。
【図8】本発明の第3の実施の形態における面接場所を
表す地図の例を示す図である。
【図9】本発明の第3の実施の形態における訪問者予約
確認画面を示す図である。
【図10】本発明の第3の実施の形態における第1の訪
問者所在通知画面を示す図である。
【図11】本発明の第3の実施の形態における第2の訪
問者所在通知画面を示す図である。
【符号の説明】
16 インターネット 15 ユーザ先端末 21、26、34 制御部 24 サーバ本体 25 データベース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B085 AE25 BA06 BG02 BG03 BG04 5J104 AA07 KA01 KA16 NA01 5K038 AA06 CC00 DD15 DD16 DD18 FF01 5K101 LL01 LL04 NN01 NN11 NN21

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)訪問口において、訪問者が誰であ
    るかをバイオメトリクスによって認証する認証処理手段
    と、(b)前記訪問者についての訪問者情報があらかじ
    め記録される記録部と、(c)認証された訪問者の訪問
    者情報に基づいて所定の案内を行う案内処理手段とを有
    することを特徴とする訪問者認証システム。
  2. 【請求項2】 前記訪問者情報は訪問先の担当者によっ
    てあらかじめ記録される請求項1に記載の訪問者認証シ
    ステム。
  3. 【請求項3】 前記訪問者が来訪したことを担当者に通
    知する通知処理手段を有する請求項1又は2に記載の訪
    問者認証システム。
  4. 【請求項4】 (a)インターネットに接続された端末
    と、(b)前記訪問者の所在を通知する訪問者所在通知
    処理手段とを有する請求項1〜3のいずれか1項に記載
    の訪問者認証システム。
JP2002108163A 2002-04-10 2002-04-10 訪問者認証システム Pending JP2003304338A (ja)

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