JP2003303497A - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

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JP2003303497A
JP2003303497A JP2002104597A JP2002104597A JP2003303497A JP 2003303497 A JP2003303497 A JP 2003303497A JP 2002104597 A JP2002104597 A JP 2002104597A JP 2002104597 A JP2002104597 A JP 2002104597A JP 2003303497 A JP2003303497 A JP 2003303497A
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body potential
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semiconductor memory
memory cell
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Yukihiro Kagenishi
幸博 蔭西
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 メモリセル当りの記憶密度を高めながら、記
憶情報のデータ入手からROM出荷までのTATを短縮
することができる半導体記憶装置を提供する。 【解決手段】 ドライブ部のトランジスタ群に対して、
拡散工程の中の最終に近いコンタクト窓形成工程で、コ
ンタクト窓39における接続孔を通じたトランジスタと
ボディ電位用電源配線37との接続によって、トランジ
スタの特性をエンハンスメント型にするかデプレッショ
ン型にするかを選択することにより、メモリセルへの記
憶情報の書き込みを行うことを可能にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記憶情報に対して
読み出し専用の複数のメモリセルを有するマスクROM
構成の半導体記憶装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4は従来の半導体記憶装置の構成を示
す回路図(図4(a))と内部動作を示すタイミングチ
ャート(図4(b))であり、図5は図4の回路構成を
半導体基板表面で実現した場合のレイアウト図である。
【0003】図4(a)において、1はビット線(BL
0)、2は複数のワード線群(WL0〜WL3)、3は
ビット線1をプリチャージするためのプリチャージ信号
が印加されるプリチャージ信号線(PRE)、4はメモ
リセルを構成するエンハンスメント型NMOSトランジ
スタ、5はメモリセルを構成するデプレッション型NM
OSトランジスタ、6はビット線1をプリチャージする
ためのプリチャージトランジスタである。
【0004】また、図5において、7はメタル配線で構
成されるビット線、8はメタル配線で構成される複数の
ワード線群、9はメタル配線で構成されるビット線7用
のプリチャージ信号線、10はメタル配線で構成される
電源線(VDD印加用)、11はメタル配線で構成され
る接地線(VSS印加用)、12はNMOSトランジス
タを構成するSi基板上の活性化層、13はトランジス
タのゲートを構成するポリシリコン電極、14はNMO
Sトランジスタをデプレッション型にするためのチャネ
ル注入層、15はトランジスタのソース・ドレインとメ
タル配線層とを接続するためにコンタクト窓、16はト
ランジスタのゲート電極とメタル配線層とを接続するた
めにコンタクト窓である。
【0005】以上のように構成された従来の半導体記憶
装置について、その動作を図4(b)のタイミングチャ
ートを基に説明する。なおここでは、例えば1メモリセ
ル当り16ビットのデータが書き込まれる読み出し専用
メモリ(Read OnlyMemory、以下ROM
という)である場合について説明する。
【0006】読み出し動作開始前のビット線BL0は、
読み出し動作開始前まではビット線プリチャージ信号P
REによって、電源電圧VDDにプリチャージされて”
H”状態になっている。ROM外部からアドレス信号が
入力されると、そのアドレス信号に応じて、図示しない
デコーダ回路によって、ワード線信号WL0〜WL3の
状態が決定される。
【0007】例えば、4ビットのアドレス信号によって
ワード線信号が(WL0,WL1,WL2,WL3)=
(1,0,0,1)となった場合は、デプレッション型
トランジスタと、”H”になるWL0で制御されるエン
ハンスメント型トランジスタ4とは導通するが、”L”
のままであるWL2で制御されるエンハンスメント型ト
ランジスタは導通しないために、プリチャージされたビ
ット線1は”H”状態を維持することになり、結果とし
てデータ”1”を出力することになる。
【0008】次に、4ビットのアドレス信号によってワ
ード線信号が(WL0,WL1,WL2,WL3)=
(1,0,1,0)となった場合、2つのデプレッショ
ン型トランジスタと、同時に”H”となるWL0および
WL2で制御される2つのエンハンスメント型トランジ
スタのすべてが導通するので、プリチャージされたビッ
ト線1は”H”状態から”L”状態に変化して、デー
タ”0”を出力することになる。
【0009】このように記憶したい情報に応じて、4つ
のトランジスタの特性をそれぞれエンハンスメント型か
デプレッション型かに設定することで、データの書き込
みができ、4つのトランジスタに繋がる4本のワード線
の状態で決まる16通り(=24)の組み合わせにデー
タを対応させることにより、1セル当り16ビットの情
報を集積できるROMのメモリセルを構成することがで
きる。
【0010】このようなROMのメモリセルを実現する
ためには、図4に示すようにビット線から接地電位まで
の間に直列に形成する4つのNMOSトランジスタの特
性をエンハンスメント型かデプレッション型かに作り分
ける必要がある。
【0011】通常は活性化層12とゲート電極となるポ
リシリコン層13とでエンハンスメント型NMOSトラ
ンジスタが形成されるので、これをデプレッション型に
変えるには、トランジスタ領域にチャネル注入層14を
設定して、トランジスタの特性を変化させる。
【0012】つまり、アドレス毎の書き込み情報をチャ
ネル注入層の有無に置き換えて、注入層形成用マスクデ
ータとしてチャネル注入用マスクを作成して、所定のメ
モリセルへのデータ書き込みを、チャネル注入工程で行
うことにより所望のデータが書き込まれるので、メモリ
セル当りの記憶情報密度を高めることが可能なROMが
実現される。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな従来の半導体記憶装置では、ROMのメモリセルへ
のデータ書き込みを、NMOSトランジスタの特性をエ
ンハンスメント型かデプレッション型かにするためのチ
ャネル注入層の形成工程で行う必要があり、このチャネ
ル注入工程は、ROMの製造工程において、トランジス
タ形成用の活性化層を形成した後からゲート電極を形成
するまでの間で実施される。
【0014】このために、ROMへの書き込みデータを
作成してから実際のデバイスとして実現されるまでの時
間であるターンアラウンドタイム(以下、TATとい
う)が長くなるという問題点を有していた。
【0015】また、書き込みデータの修正が必要になっ
た場合でも、あらかじめ作りこんでおけるのがトランジ
スタ形成用の活性化層までであるので、このような場合
のTATについても短縮することが困難であるという問
題点も有していた。
【0016】本発明は、上記従来の問題点を解決するも
ので、メモリセル当りの記憶情報密度を向上しつつ、書
き込みデータを作成してから実際の製品デバイスとして
実現するまでのTATを十分に短縮することができる半
導体記憶装置を提供する。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに本発明の半導体記憶装置は、記憶情報に対して読み
出し専用の複数のメモリセルからなる半導体記憶装置で
あって、前記メモリセルを、SOI基板と、前記SOI
基板上に形成された複数のワード線と、前記複数のワー
ド線によりそれぞれ制御され前記記憶情報に対応してボ
ディ電位が印加される複数のトランジスタが、同一極性
方向に直列接続されて、そのソース端が接地電源に接続
されたドライブ部と、前記ドライブ部の前記直列接続さ
れたトランジスタのドレイン端に接続したビット線を予
めプリチャージするためのプリチャージトランジスタと
で構成したことを特徴とする。
【0018】以上により、ドライブ部のトランジスタ群
に対して、拡散工程の中の最終に近いコンタクト窓形成
工程で、コンタクト窓における接続孔を通じたトランジ
スタとボディ電位との接続によって、トランジスタの特
性をエンハンスメント型にするかデプレッション型にす
るかを選択することにより、メモリセルへの記憶情報の
書き込みを行うことができる。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の半導体
記憶装置は、記憶情報に対して読み出し専用の複数のメ
モリセルからなる半導体記憶装置であって、前記メモリ
セルを、SOI基板と、前記SOI基板上に形成された
複数のワード線と、前記複数のワード線によりそれぞれ
制御され前記記憶情報に対応してボディ電位が印加され
る複数のトランジスタが、同一極性方向に直列接続され
て、そのソース端が接地電源に接続されたドライブ部
と、前記ドライブ部の前記直列接続されたトランジスタ
のドレイン端に接続したビット線を予めプリチャージす
るためのプリチャージトランジスタとで構成する。
【0020】請求項2に記載の半導体記憶装置は、請求
項1に記載の前記メモリセルを、前記ドライブ部のトラ
ンジスタに対して、ボディ電位を印加するためのボディ
電位用電源配線を有し、前記ボディ電位用電源配線に対
する前記トランジスタとの接続孔の有無により、前記ト
ランジスタへのボディ電位の印加を区別して記憶情報を
書き込むよう構成する。
【0021】請求項3に記載の半導体記憶装置は、請求
項2に記載の前記メモリセルのドライブ部のトランジス
タに対して、接続孔を介して与えられるボディ電位用電
源が、接地電位である構成とする。
【0022】請求項4に記載の半導体記憶装置は、請求
項2に記載の前記メモリセルのドライブ部のトランジス
タに対して、接続孔を介して与えられるボディ電位用電
源が、内部形成された電源回路で発生される構成とす
る。
【0023】これらの構成によると、SOI基板上に形
成されたNMOSトランジスタに対して、ボディ電位固
定用のコンタクト窓を設ける場合と設けない場合とで、
トランジスタがターンオンするための閾値電圧(以下、
Vtという)が大きく変化することを利用して、エンハ
ンスメント型トランジスタとデプレッション型トランジ
スタを作り分け、ボディ電位固定用のコンタクト窓の有
無によって、メモリセルに対する記憶情報の書き込みを
行うことを可能にする。
【0024】特に、請求項4に記載の構成によると、コ
ンタクト窓を介して与えるボディ電位を内部電源回路で
発生させるので、メモリセルの機能を実現するために、
デプレッション型の特性に対してエンハンスメント型の
特性を最適化することが、容易に実現することを可能に
する。
【0025】以下、本発明の実施の形態を示す半導体記
憶装置について、図面を参照しながら具体的に説明す
る。図1は本実施の形態の半導体記憶装置の構成を示す
回路図とその読み出し動作を示すタイミングチャートで
あり、図2は図1の回路構成を半導体基板表面で実現し
たレイアウト図であり、図3はSOI基板上に形成した
トランジスタのボディ電位固定用コンタクト窓の有無に
よるゲート−ソース間電圧(Vgs)に対するドレイン
−ソース間電流の違いを示す特性説明図である。
【0026】図1において、21はビット線(BL
0)、22は複数のワード線群(WL0〜WL3)、2
3はビット線21をプリチャージするためのプリチャー
ジ信号を供給するプリチャージ信号線(PRE)、24
はメモリセルを構成するボディ電位固定用コンタクト窓
有りのNMOSトランジスタ、25はメモリセルを構成
するボディ電位固定用コンタクト窓無しのNMOSトラ
ンジスタ、26はビット線をプリチャージするためのプ
リチャージトランジスタ、27はボディ電位固定用コン
タクト窓有りのNMOSトランジスタ24のボディ電極
にボディ電位を供給するためのボディ電位用電源配線で
ある。
【0027】また、図2において、28は第2層目のメ
タル配線で構成されるビット線、29は第2層目のメタ
ル配線で構成される複数のワード線群、30は第2層目
のメタル配線で構成されるビット線プリチャージ信号
線、31は第2層目のメタル配線で構成される電源線
(VDD供給用)、32は第2層目のメタル配線で構成
される接地線(VSS供給用)、33はNMOSトラン
ジスタを構成するSOI基板上の活性化層、34はトラ
ンジスタのゲートを構成するポリシリコン電極、35は
トランジスタのソース・ドレインと第2層目のメタル配
線層とを接続するためのコンタクト窓、36はトランジ
スタのゲート電極と第2層目のメタル配線層とを接続す
るためのコンタクト窓、37は第1層目のメタル配線で
構成されるボディ電位用電源配線(Vbody供給
用)、38はトランジスタのボディ部(ボディ電極)と
同じ極性の拡散層、39はボディ電位用電源配線37と
拡散層38とを接続するためのコンタクト窓である。
【0028】以上のように構成された本実施の形態の半
導体記憶装置について、その動作を以下に説明する。初
めに、図3に示すように、SOI基板上に形成された個
々のトランジスタは、チャネルが形成されるボディ部が
絶縁膜によって分離されるために、Si基板上に形成さ
れたトランジスタと異なってボディ部がフローティング
状態になる。このフローティング状態のトランジスタに
対して、ボディ部に接地電位を印可してボディ電位を固
定すると、実質的な基板電圧として作用するので、フロ
ーティング状態でのVtよりも更に高い値のVtに変化
する。
【0029】つまり、図3に示すように、ゲート電圧V
gsが0Vの場合に、フローティング状態のトランジス
タは導通してIdsが流れるが、ボディ電位固定状態の
トランジスタでは導通せずにIdsが流れないという状
態が作り出せる。
【0030】このようにして、従来のチャネル注入で実
現していたデプレッション型トランジスタとエンハンス
メント型トランジスタとの作り分けと等価なことを、ボ
ディ電位の固定の有無だけで実現することができる。こ
のトランジスタの作り分けを利用すれば、ボディ電位固
定用のコンタクト窓の有無によって記憶情報を与えるこ
とが可能となる。
【0031】図1に示すように、読み出し動作開始前に
おいて、ビット線(BL0)21は、読み出し動作開始
前まではビット線プリチャージ信号PREによって、電
源電圧VDDにプリチャージされて”H”状態になって
いる。ROM外部からアドレス信号が入力されると、そ
の信号に応じて、図示しないデコーダ回路によってワー
ド線信号WL0〜WL3の状態が決定される。
【0032】例えば、4ビットのアドレス信号によって
ワード線信号が(WL0,WL1,WL2,WL3)=
(1,0,0,1)となった場合は、フローティング状
態トランジスタと、”H”になるWL0で制御されるボ
ディ電位固定状態トランジスタは導通するが、”L”の
ままであるWL2で制御されるボディ電位固定状態トラ
ンジスタは導通しないために、プリチャージされたビッ
ト線21は”H”状態を維持することになり、結果とし
てデータ”1”を出力することになる。
【0033】次に、4ビットのアドレス信号によってワ
ード線信号が(WL0,WL1,WL2,WL3)=
(1,0,1,0)となった場合、2つのフローティン
グ状態トランジスタと、同時に”H”となるWL0およ
びWL2で制御される2つのボディ電位固定状態トラン
ジスタのすべてが導通するので、プリチャージされたビ
ット線21は”H”状態から”L”状態に変化して、デ
ータ”0”を出力することになる。
【0034】このように、記憶したい情報に応じて、4
つのトランジスタの特性をそれぞれボディ電位固定状態
にしたエンハンスメント型か、フローティング状態にし
たデプレッション型かに設定することにより、データの
書き込みができ、4つのトランジスタに繋がる4本のワ
ード線の状態で決まる16通り(=24)の組み合わせ
にデータを対応させることで、1セル当り16ビットの
情報を集積できるROMのメモリセルを構成することが
できる。
【0035】このようなROMのメモリセルを実現する
ためには、図2に示すように、ビット線から接地電位ま
での間に直列に形成する4つのNMOSトランジスタの
特性を、エンハンスメント型かデプレッション型かに作
り分ける必要がある。
【0036】通常は、活性化層33とゲート電極となる
ポリシリコン層34とでフローティング状態のデプレッ
ション型NMOSトランジスタが形成されるので、これ
をエンハンスメント型に変えるには、拡散層38からコ
ンタクト窓39を介してボディ電位用電源配線37を接
続することにより、トランジスタ領域のボディ部の電位
を固定してトランジスタの特性を変化させる。
【0037】つまり、アドレス毎の書き込み情報をボデ
ィ電位用電源配線に対するコンタクト窓の有無に置き換
えて、コンタクト窓形成用マスクデータとしてコンタク
ト窓用マスクを作成して、所定のメモリセルへのデータ
書き込みを拡散工程の中の最終に近いコンタクト窓形成
工程で行うことにより、所望のデータが書き込まれるの
で、メモリセル当りの記憶情報密度を高めながら、記憶
情報のデータ入手からROM出荷までのTATを短縮す
ることが可能なROMを実現できる。
【0038】尚、本実施の形態では、メモリセルを構成
するトランジスタをNMOSとしたが、PMOSトラン
ジスタでも同様なメモリセルを構成できる。また、本実
施の形態では、ボディ電位を固定するためのコンタクト
窓を第1層目のメタル配線に対するコンタクト窓で形成
するとしたが、ビット線およびワード線を第1層目のメ
タル配線で形成してボディ電位用電源配線を第2層目の
メタル配線で形成することで、ボディ電位固定用のコン
タクト窓の形成工程を更に最終工程に近づける構成にで
きる。
【0039】さらに、本実施の形態では、ボディ電位用
電源配線としたものは、接地電源線で兼用した構成にで
きるほか、ROM内に設けた内部電源回路からの出力を
使って、フローティング状態のトランジスタのデプレッ
ション型の特性に対して、最適化されたエンハンスメン
ト型の特性が得られるような構成にもできる。
【0040】また、本実施の形態では、直列接続するト
ランジスタの数を4つとして1メモリセルあたり16ビ
ットの情報を記憶するものを示したが、トランジスタ数
はこれに限らず、任意のものにした構成にできる。
【0041】さらに、本実施の形態では、プリチャージ
トランジスタを、情報を記憶させるためのトランジスタ
と同じ極性のものとしたが、逆特性のトランジスタを使
ったような構成にもできる。
【0042】また、本実施の形態では、ゲート電極とし
てポリシリコンを用いたが、他の材料でゲート電極を形
成したような構成にもできる。
【0043】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、ドライブ
部のトランジスタ群に対して、拡散工程の中の最終に近
いコンタクト窓形成工程で、コンタクト窓における接続
孔を通じたトランジスタとボディ電位との接続によっ
て、トランジスタの特性をエンハンスメント型にするか
デプレッション型にするかを選択することにより、メモ
リセルへの記憶情報の書き込みを行うことができる。
【0044】そのため、ドライブ部のトランジスタ群に
対して、拡散工程の中の最終に近く工程所要時間の短い
コンタクト窓形成工程で、コンタクト窓における接続孔
を通じたトランジスタとボディ電位との接続により、メ
モリセルへの記憶情報の書き込みを行うことができ、メ
モリセル当りの記憶情報密度を向上しつつ、書き込みデ
ータを作成してから実際の製品デバイスとして実現する
までのTATを十分に短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の半導体記憶装置の構成を
示す回路図と内部動作を示すタイミングチャート
【図2】同実施の形態の半導体記憶装置の構成を示すレ
イアウト図
【図3】同実施の形態の半導体記憶装置に用いるトラン
ジスタの特性説明図
【図4】従来の半導体記憶装置の構成を示す回路図と内
部動作を示すタイミングチャート
【図5】同従来例の半導体記憶装置の構成を示すレイア
ウト図
【符号の説明】
21 ビット線 22 ワード線 23 プリチャージ信号線 24 ボディ電位固定状態トランジスタ 25 フローティング状態トランジスタ 26 プリチャージトランジスタ 27 ボディ電位用電源配線 28 ビット線 29 ワード線 30 プリチャージ信号線 31 電源線 32 接地線 33 活性化層 34 ゲート電極 35 コンタクト窓 36 コンタクト窓 37 ボディ電位用電源配線 38 拡散層 39 コンタクト窓

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記憶情報に対して読み出し専用の複数の
    メモリセルからなる半導体記憶装置であって、前記メモ
    リセルを、SOI基板と、前記SOI基板上に形成され
    た複数のワード線と、前記複数のワード線によりそれぞ
    れ制御され前記記憶情報に対応してボディ電位が印加さ
    れる複数のトランジスタが、同一極性方向に直列接続さ
    れて、そのソース端が接地電源に接続されたドライブ部
    と、前記ドライブ部の前記直列接続されたトランジスタ
    のドレイン端に接続したビット線を予めプリチャージす
    るためのプリチャージトランジスタとで構成したことを
    特徴とする半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】 前記メモリセルを、前記ドライブ部のト
    ランジスタに対して、ボディ電位を印加するためのボデ
    ィ電位用電源配線を有し、前記ボディ電位用電源配線に
    対する前記トランジスタとの接続孔の有無により、前記
    トランジスタへのボディ電位の印加を区別して記憶情報
    を書き込むよう構成したことを特徴とする請求項1に記
    載の半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】 前記メモリセルのドライブ部のトランジ
    スタに対して、接続孔を介して与えられるボディ電位用
    電源が、接地電位であることを特徴とする請求項2に記
    載の半導体記憶装置。
  4. 【請求項4】 前記メモリセルのドライブ部のトランジ
    スタに対して、接続孔を介して与えられるボディ電位用
    電源が、内部形成された電源回路で発生されることを特
    徴とする請求項2に記載の半導体記憶装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101420494B1 (ko) * 2012-03-19 2014-07-16 타이완 세미콘덕터 매뉴팩쳐링 컴퍼니 리미티드 Rom 셀을 위한 장치

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101420494B1 (ko) * 2012-03-19 2014-07-16 타이완 세미콘덕터 매뉴팩쳐링 컴퍼니 리미티드 Rom 셀을 위한 장치

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