JP2003302501A - レンズシート - Google Patents
レンズシートInfo
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Abstract
部の表面に耐擦傷性を付与することができるレンズシー
トを提供する。 【解決手段】 1分子中に複数個のイソシアネート基を
有する有機イソシアネートとポリカプロラクトン変性ア
ルキル(メタ)アクリレートとを反応させて得られるウ
レタン(メタ)アクリレートを含有する活性エネルギー
線硬化性組成物からレンズ部を形成した。こうして形成
されたレンズ部には、自己修復機能に基づく耐擦傷性が
付与されている。
Description
バックライトユニットに使用されるプリズムシート、プ
ロジェクションテレビ等に使用されるフレネルレンズシ
ートやレンチキュラーレンズシートなどのレンズシート
に関するものである。
部の表面に傷が付くと光学的欠陥の原因となることか
ら、レンズ部の表面を硬質に形成してレンズ部の表面に
耐擦傷性を付与する試みがなされている。
表面を硬質に形成した場合には、可撓性が低下するため
にレンズシートの加工性が悪くなるなどの問題があっ
た。このため、レンズ部の表面を硬質に形成せずともレ
ンズ部の表面に耐擦傷性を付与することができる技術が
求められている。
る問題点に着目してなされたものである。その目的とす
るところは、レンズ部の表面を硬質に形成せずともレン
ズ部の表面に耐擦傷性を付与することができるレンズシ
ートを提供することにある。
めに、請求項1に記載の発明は、レンズ部の表面が、自
己修復機能に基づく耐擦傷性を有することを要旨とす
る。
のレンズシートにおいて、前記レンズ部が、活性エネル
ギー線硬化性組成物の硬化物からなることを要旨とす
る。請求項3に記載の発明は、請求項2に記載のレンズ
シートにおいて、前記レンズ部を構成する活性エネルギ
ー線硬化性組成物について、その厚さ60μmの硬化膜
に対し先端径15μmのダイヤモンド圧子を用いて垂直
荷重2.4mNでスクラッチ痕を与えたときに、当該硬
化膜が25℃、相対湿度50%の雰囲気下で自己修復機
能により前記スクラッチ痕を回復しうることを要旨とす
る。
のレンズシートにおいて、前記レンズ部を構成する活性
エネルギー線硬化性組成物について、その厚さ60μm
の硬化膜に対し先端径15μmのダイヤモンド圧子を用
いて垂直荷重4mNでスクラッチ痕を与えたときに、当
該硬化膜が25℃、相対湿度50%の雰囲気下で自己修
復機能により前記スクラッチ痕を回復しうることを要旨
とする。
求項4のいずれか一項に記載のレンズシートにおいて、
前記レンズ部を構成する活性エネルギー線硬化性組成物
が、1分子中に複数個のイソシアネート基を有する有機
イソシアネートとポリカプロラクトン変性アルキル(メ
タ)アクリレートとを反応させて得られるウレタン(メ
タ)アクリレートを含有することを要旨とする。
求項4のいずれか一項に記載のレンズシートにおいて、
前記レンズ部を構成する活性エネルギー線硬化性組成物
が、1分子中に複数個のイソシアネート基を有する有機
イソシアネートとポリカプロラクトン変性アルキル(メ
タ)アクリレートとを反応させて得られるウレタン(メ
タ)アクリレートを含有し、該ウレタン(メタ)アクリ
レートが、ポリカプロラクトン変性アルキル(メタ)ア
クリレート残基当たりのカプロラクトン単位の繰り返し
数が異なる2種以上のウレタン(メタ)アクリレートで
構成されることを要旨とする。
求項4のいずれか一項に記載のレンズシートにおいて、
前記レンズ部を構成する活性エネルギー線硬化性組成物
が、1分子中に複数個のイソシアネート基を有する有機
イソシアネートとポリカプロラクトン変性アルキル(メ
タ)アクリレートとを反応させて得られるウレタン(メ
タ)アクリレートと、1分子中に複数個のイソシアネー
ト基を有する有機イソシアネートとヒドロキシアルキル
(メタ)アクリレートとを反応させて得られるウレタン
(メタ)アクリレートとを含有することを要旨とする。
求項7に記載のレンズシートにおいて、(メタ)アクリ
レートモノマー残基当たりのカプロラクトン単位の繰り
返し数が異なるウレタン(メタ)アクリレート間におけ
る前記繰り返し数の平均が、1〜3.5の範囲にあるこ
とを要旨とする。〔但し、ここでいう(メタ)アクリレ
ートモノマーとは、ポリカプロラクトン変性アルキル
(メタ)アクリレートとヒドロキシアルキル(メタ)ア
クリレートの双方を示す。〕 請求項9に記載の発明は、請求項2から請求項4のいず
れか一項に記載のレンズシートにおいて、前記レンズ部
を構成する活性エネルギー線硬化性組成物が、1分子中
に複数個のイソシアネート基を有する有機イソシアネー
トとカプロラクトン単位の繰り返し数が異なる2種以上
のポリカプロラクトン変性アルキル(メタ)アクリレー
トとを反応させて得られるウレタン(メタ)アクリレー
トを含有することを要旨とする。
請求項4のいずれか一項に記載のレンズシートにおい
て、前記レンズ部を構成する活性エネルギー線硬化性組
成物が、1分子中に複数個のイソシアネート基を有する
有機イソシアネートとポリカプロラクトン変性アルキル
(メタ)アクリレート及びヒドロキシアルキル(メタ)
アクリレートとを反応させて得られるウレタン(メタ)
アクリレートを含有することを要旨とする。
請求項10に記載のレンズシートにおいて、カプロラク
トン単位の繰り返し数が異なる(メタ)アクリレートモ
ノマー間における前記繰り返し数の平均が1〜3.5の
範囲にあることを要旨とする。〔但し、ここでいう(メ
タ)アクリレートモノマーとは、ポリカプロラクトン変
性アルキル(メタ)アクリレートとヒドロキシアルキル
(メタ)アクリレートの双方を示す。〕 請求項12に記載の発明は、請求項5から請求項11の
いずれか一項に記載のレンズシートにおいて、前記有機
イソシアネートが1分子中に3個以上のイソシアネート
基を有することを要旨とする。
請求項12のいずれか一項に記載のレンズシートにおい
て、前記有機イソシアネートと前記ポリカプロラクトン
変性アルキル(メタ)アクリレート、あるいは前記有機
イソシアネートと前記ポリカプロラクトン変性アルキル
(メタ)アクリレート及び前記ヒドロキシアルキル(メ
タ)アクリレートとを反応させてウレタン(メタ)アク
リレートを合成するにあたって、その反応系に長鎖アル
キルアルコールを加えて該長鎖アルキルアルコールを前
記有機イソシアネートと反応させたことを要旨とする。
請求項13のいずれか一項に記載のレンズシートにおい
て、前記レンズ部を構成する活性エネルギー線硬化性組
成物が、長鎖アルキルアルコールをさらに含有すること
を要旨とする。
は請求項14に記載のレンズシートにおいて、前記長鎖
アルキルアルコールがポリエーテル変性されたものであ
ることを要旨とする。
請求項15のいずれか一項に記載のレンズシートにおい
て、前記レンズ部を構成する活性エネルギー線硬化性組
成物が、活性エネルギー線硬化性官能基含有化合物をさ
らに含有することを要旨とする。
レンズシートをプリズムシートに具体化した第1実施形
態について説明する。
の基材の上にプリズム部(レンズ部)が設けられてなる
ものである。前記基材としては、例えばポリエチレンテ
レフタレート、アクリル樹脂、ポリカーボネート等の合
成樹脂製のものが挙げられ、透光性に優れたものが好ま
しい。
化性組成物の硬化物からなり、自己修復機能に基づく耐
擦傷性を有している。このプリズム部を構成する活性エ
ネルギー線硬化性組成物として好ましいもの及び特に好
ましいものとしては以下のものが挙げられる。すなわ
ち、好ましい活性エネルギー線硬化性組成物としては、
その厚さ60μmの硬化膜に対し先端径15μmのダイ
ヤモンド圧子を用いて垂直荷重2.4mNでスクラッチ
痕を与えたときに、当該硬化膜が25℃、相対湿度50
%の雰囲気下で自己修復機能により前記スクラッチ痕を
回復しうるものが挙げられる。また特に好ましい活性エ
ネルギー線硬化性組成物としては、同様にして垂直荷重
4mNでスクラッチ痕を与えたときに、当該硬化膜が2
5℃、相対湿度50%の雰囲気下で自己修復機能により
前記スクラッチ痕を回復しうるものが挙げられる。
合には、所定の成形型内に活性エネルギー線硬化性組成
物を注入し、さらに基材を成形型の所定位置に配置した
後に、紫外線、電子線などの活性エネルギー線を照射し
て活性エネルギー線硬化性組成物を硬化させる。そうす
ると、基材の上にプリズム部が設けられてなるプリズム
シートが得られる。
る際に紫外線を照射する場合には、水銀ランプ、メタル
ハライドランプなどを用いることが好ましく、積算光量
100〜5000mJ/cm2の紫外線を照射してやる
ことが好ましい。一方、電子線を照射して硬化させる場
合には、加速電圧150〜250keVで1〜20Mr
adの電子線を照射してやることが好ましい。
部を構成する活性エネルギー線硬化性組成物について詳
細に説明する。本実施形態のプリズムシートのプリズム
部を構成する活性エネルギー線硬化性組成物には、活性
エネルギー線硬化性のウレタン(メタ)アクリレートが
主成分として含有されている。
分子中に複数個のイソシアネート基を有する有機イソシ
アネートとポリカプロラクトン変性アルキル(メタ)ア
クリレートとを反応させることによって合成される。前
記有機イソシアネートとポリカプロラクトン変性アルキ
ル(メタ)アクリレートとを反応させるにあたっての反
応温度は常温〜100℃が好ましく、反応時間は1〜1
0時間が好ましい。
数個のイソシアネート基を有する有機化合物であるが、
有機イソシアネート1分子中に含まれるイソシアネート
基の数は3個以上であることが好ましい。
有機イソシアネートとしては、トリレンジイソシアネー
ト、ナフタレンジイソシアネート、ジフェニルメタンジ
イソシアネート、イソホロンジイソシアネート、キシリ
レンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネー
ト、ジシクロヘキシルメタンジイソシアネート、2,
2,4−トリメチルヘキサメチレンジイソシアネート、
メチル−2,6−ジイソシアネートヘキサノエート、ノ
ルボルナンジイソシアネートなどのジイソシアネートモ
ノマーが挙げられる。
有する有機イソシアネートとしては、ジイソシアネート
モノマーをイソシアヌレート変性させた下記一般式
(1)で表される化合物、ジイソシアネートモノマーを
アダクト変性させた下記一般式(2)で表される化合
物、ジイソシアネートモノマーをビウレット変性させた
下記一般式(3)で表される化合物、2−イソシアネー
トエチル−2,6−ジイソシアネートカプロエート、ト
リアミノノナントリイソシアネートなどのイソシアネー
トプレポリマーが挙げられる。
って上記有機イソシアネートと反応させるポリカプロラ
クトン変性アルキル(メタ)アクリレートは、下記一般
式(4)で表される化合物であり、活性エネルギー線硬
化性官能基(CH2=)を有している。このポリカプロ
ラクトン変性アルキル(メタ)アクリレートの具体例と
しては、ポリカプロラクトン変性ヒドロキシエチル(メ
タ)アクリレート、ポリカプロラクトン変性ヒドロキシ
プロピル(メタ)アクリレート、ポリカプロラクトン変
性ヒドロキシブチル(メタ)アクリレートなどが挙げら
れる。
する。
トのプリズム部自身が自己修復機能に基づく耐擦傷性を
有しているので、プリズム部の表面を硬質に形成せずと
もプリズム部の表面に耐擦傷性を付与することができ
る。よって、プリズム部の表面に傷が付くことでプリズ
ムシートに光学的欠陥が生じるのを抑制することができ
る。
ズム部を構成する活性エネルギー線硬化性組成物は、活
性エネルギー線を照射することによって速やかに硬化さ
れるので、プリズムシートの生産性の向上に寄与するこ
とができる。
トのプリズム部は、ウレタン(メタ)アクリレートを主
成分とする活性エネルギー線硬化性組成物の硬化物から
なるので、ウレタン(メタ)アクリレートの性質に基づ
いて比較的軟質な特性を有している。このため、基材が
可撓性を有する場合には、プリズムシートとして良好な
加工性を発揮することができる。
の活性エネルギー線硬化性組成物から形成すれば、プリ
ズム部の表面の自己修復機能に基づく耐擦傷性を向上さ
せることができる。厚さ60μmの硬化膜に対し先端径
15μmのダイヤモンド圧子を用いて垂直荷重2.4m
Nでスクラッチ痕を与えたときに、当該硬化膜が25
℃、相対湿度50%の雰囲気下で自己修復機能により前
記スクラッチ痕を回復しうる活性エネルギー線硬化性組
成物。
の活性エネルギー線硬化性組成物から形成すれば、プリ
ズム部の表面の自己修復機能に基づく耐擦傷性をさらに
向上させることができる。厚さ60μmの硬化膜に対し
先端径15μmのダイヤモンド圧子を用いて垂直荷重4
mNでスクラッチ痕を与えたときに、当該硬化膜が25
℃、相対湿度50%の雰囲気下で自己修復機能により前
記スクラッチ痕を回復しうる活性エネルギー線硬化性組
成物。
機イソシアネートとして1分子中に3個以上のイソシア
ネート基を有する有機化合物を用いて合成されたウレタ
ン(メタ)アクリレートを含有する活性エネルギー線硬
化性組成物から形成しても、プリズム部の表面の自己修
復機能に基づく耐擦傷性を向上させることができる。
ートをプリズムシートに具体化した第2実施形態につい
て説明する。但し、第2実施形態のプリズムシートは、
プリズム部を構成する活性エネルギー線硬化性組成物の
組成の点でのみ前記第1実施形態のプリズムシートと相
違するので、その相違点を中心にして説明する。
を構成する活性エネルギー線硬化性組成物には、ポリカ
プロラクトン変性アルキル(メタ)アクリレート残基当
たりのカプロラクトン単位の繰り返し数が異なる2種以
上の活性エネルギー線硬化性のウレタン(メタ)アクリ
レートが主成分として含有されている。
されるウレタン(メタ)アクリレート間におけるポリカ
プロラクトン変性アルキル(メタ)アクリレート残基当
たりのカプロラクトン単位の繰り返し数の平均は、1〜
3.5の範囲が好ましい。また同繰り返し数の差は、上
限については9以下が好ましく、下限については4以上
が好ましい。
に含有される各ウレタン(メタ)アクリレートは、前記
第1実施形態の場合と同様、1分子中に複数個のイソシ
アネート基を有する有機イソシアネートとポリカプロラ
クトン変性アルキル(メタ)アクリレートとを反応させ
ることによって合成される。
第1実施形態の説明の中で記載した(a)〜(e)の効
果のほかに次の効果が得られる。 (f)プリズムシートのプリズム部を、次の活性エネル
ギー線硬化性組成物から形成すれば、プリズム部の表面
の自己修復機能に基づく耐擦傷性を向上させることがで
きる。ポリカプロラクトン変性アルキル(メタ)アクリ
レート残基当たりのカプロラクトン単位の繰り返し数が
異なる2種以上のウレタン(メタ)アクリレートを含有
し、該ウレタン(メタ)アクリレート間における前記繰
り返し数の平均が1〜3.5の範囲に設定された活性エ
ネルギー線硬化性組成物。
の活性エネルギー線硬化性組成物から形成するようにし
ても、プリズム部の表面の自己修復機能に基づく耐擦傷
性を向上させることができる。ポリカプロラクトン変性
アルキル(メタ)アクリレート残基当たりのカプロラク
トン単位の繰り返し数が異なる2種以上のウレタン(メ
タ)アクリレートを含有し、該ウレタン(メタ)アクリ
レート間における前記繰り返し数の差が4以上あるいは
9以下に設定された活性エネルギー線硬化性組成物。
ートをプリズムシートに具体化した第3実施形態につい
て説明する。但し、第3実施形態のプリズムシートは、
プリズム部を構成する活性エネルギー線硬化性組成物の
組成の点でのみ前記第1実施形態のプリズムシートと相
違するので、その相違点を中心にして説明する。
を構成する活性エネルギー線硬化性組成物には、次の2
種類の活性エネルギー線硬化性のウレタン(メタ)アク
リレートが主成分として含有されている。一つは、有機
イソシアネートとポリカプロラクトン変性アルキル(メ
タ)アクリレートとを反応させて得られるウレタン(メ
タ)アクリレート、もう一つは、有機イソシアネートと
ヒドロキシアルキル(メタ)アクリレートとを反応させ
て得られるウレタン(メタ)アクリレートである。
(メタ)アクリレートとヒドロキシアルキル(メタ)ア
クリレートの双方を示す用語として、“(メタ)アクリ
レートモノマー”を定義する。そうすると、ヒドロキシ
アルキル(メタ)アクリレートは、カプロラクトン単位
の繰り返し数がゼロの(メタ)アクリレートモノマーと
見なすことができる。
タ)アクリレート間における(メタ)アクリレートモノ
マー残基当たりのカプロラクトン単位の繰り返し数の平
均は、1〜3.5の範囲が好ましい。また同繰り返し数
の差は、上限については9以下が好ましく、下限につい
ては4以上が好ましい。
クリレートは、下記一般式(5)で表される化合物であ
り、ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、ヒドロキ
シプロピル(メタ)アクリレート、ヒドロキシブチル
(メタ)アクリレートなどが挙げられる。
の説明の中で記載した(a)〜(e)の効果のほかに次
の効果が得られる。
の活性エネルギー線硬化性組成物から形成すれば、プリ
ズム部の表面の自己修復機能に基づく耐擦傷性を向上さ
せることができる。(メタ)アクリレートモノマー残基
当たりのカプロラクトン単位の繰り返し数が異なる2種
以上のウレタン(メタ)アクリレートを含有し、該ウレ
タン(メタ)アクリレート間における前記繰り返し数の
平均が1〜3.5の範囲に設定された活性エネルギー線
硬化性組成物。
の活性エネルギー線硬化性組成物から形成するようにし
ても、プリズム部の表面の自己修復機能に基づく耐擦傷
性を向上させることができる。(メタ)アクリレートモ
ノマー残基当たりのカプロラクトン単位の繰り返し数が
異なる2種以上のウレタン(メタ)アクリレートを含有
し、該ウレタン(メタ)アクリレート間における前記繰
り返し数の平均が1〜3.5の範囲に設定された活性エ
ネルギー線硬化性組成物。
ートをプリズムシートに具体化した第4実施形態につい
て説明する。但し、第4実施形態のプリズムシートは、
プリズム部を構成する活性エネルギー線硬化性組成物の
組成の点でのみ前記第1実施形態のプリズムシートと相
違するので、その相違点を中心にして説明する。
を構成する活性エネルギー線硬化性組成物には、カプロ
ラクトン単位の繰り返し数が異なる2種以上のポリカプ
ロラクトン変性アルキル(メタ)アクリレートと有機イ
ソシアネートとを反応させて得られるウレタン(メタ)
アクリレートが主成分として含有されている。
ポリカプロラクトン変性アルキル(メタ)アクリレート
間における前記繰り返し数の平均は、1〜3.5の範囲
が好ましい。また同繰り返し数の差は、上限については
9以下が好ましく、下限については4以上が好ましい。
第1実施形態の説明の中で記載した(a)〜(e)の効
果のほかに次の効果が得られる。 (j)プリズムシートのプリズム部を、次の活性エネル
ギー線硬化性組成物から形成すれば、プリズム部の表面
の自己修復機能に基づく耐擦傷性を向上させることがで
きる。カプロラクトン単位の繰り返し数の平均が1〜
3.5の範囲に設定された前記繰り返し数が異なる2種
以上のポリカプロラクトン変性アルキル(メタ)アクリ
レートと有機イソシアネートとを反応させて得られるウ
レタン(メタ)アクリレートを含有する活性エネルギー
線硬化性組成物。
の活性エネルギー線硬化性組成物から形成するようにし
ても、プリズム部の表面の自己修復機能に基づく耐擦傷
性を向上させることができる。カプロラクトン単位の繰
り返し数の差が4以上あるいは9以下に設定された前記
繰り返し数が異なる2種以上のポリカプロラクトン変性
アルキル(メタ)アクリレートと有機イソシアネートと
を反応させて得られるウレタン(メタ)アクリレートを
含有する活性エネルギー線硬化性組成物。
ートをプリズムシートに具体化した第5実施形態につい
て説明する。但し、第5実施形態のプリズムシートは、
プリズム部を構成する活性エネルギー線硬化性組成物の
組成の点でのみ前記第1実施形態のプリズムシートと相
違するので、その相違点を中心にして説明する。
を構成する活性エネルギー線硬化性組成物には、ポリカ
プロラクトン変性アルキル(メタ)アクリレート及びヒ
ドロキシアルキル(メタ)アクリレートと有機イソシア
ネートとを反応させて得られるウレタン(メタ)アクリ
レートが主成分として含有されている。これを先に定義
した“(メタ)アクリレートモノマー”を用いて換言す
れば、次の通りである。すなわち、前記活性エネルギー
線硬化性組成物には、カプロラクトン単位の繰り返し数
が異なる2種以上の(メタ)アクリレートモノマーと有
機イソシアネートとを反応させて得られるウレタン(メ
タ)アクリレートが主成分として含有されている。
(メタ)アクリレートモノマー間における前記繰り返し
数の平均は、1〜3.5の範囲が好ましい。また同繰り
返し数の差は、上限については9以下が好ましく、下限
については4以上が好ましい。
第1実施形態の説明の中で記載した(a)〜(e)の効
果のほかに次の効果が得られる。 (l)プリズムシートのプリズム部を、次の活性エネル
ギー線硬化性組成物から形成すれば、プリズム部の表面
の自己修復機能に基づく耐擦傷性を向上させることがで
きる。カプロラクトン単位の繰り返し数が異なる2種以
上の(メタ)アクリレートモノマーと有機イソシアネー
トとを反応させて得られるウレタン(メタ)アクリレー
トを含有し、前記(メタ)アクリレートモノマー間にお
ける前記繰り返し数の平均が1〜3.5の範囲に設定さ
れた活性エネルギー線硬化性組成物。
の活性エネルギー線硬化性組成物から形成するようにし
ても、プリズム部の表面の自己修復機能に基づく耐擦傷
性を向上させることができる。カプロラクトン単位の繰
り返し数が異なる2種以上の(メタ)アクリレートモノ
マーと有機イソシアネートとを反応させて得られるウレ
タン(メタ)アクリレートを含有し、前記(メタ)アク
リレートモノマー間における前記繰り返し数の差が4以
上あるいは9以下に設定された活性エネルギー線硬化性
組成物。
構成することもできる。 ・ 前記各実施形態では、本発明のレンズシートをプリ
ズムシートに具体化したが、フレネルレンズシートやレ
ンチキュラーレンズシートなどのプリズムシート以外の
レンズシートに具体化してもよい。
て基材とプリズム部を一体に形成するようにしてもよ
い。 ・ 既存のプリズムシートのプリズム部の表面を、前記
各実施形態のプリズムシートのプリズム部を構成する活
性エネルギー線硬化性組成物の硬化物で被覆してもよ
い。このように構成しても、プリズムシートのプリズム
部の表面に自己修復機能に基づく耐擦傷性を付与するこ
とができる。
予め所定位置に基材が配置された成形型に活性エネルギ
ー線硬化性組成物を注入し、その後活性エネルギー線を
照射して硬化させるようにしてもよい。
トン変性アルキル(メタ)アクリレートやヒドロキシア
ルキル(メタ)アクリレートと反応させてウレタン(メ
タ)アクリレートを合成する反応は、溶剤中で行なって
もよい。溶剤の例としては、トルエン、キシレンなどの
芳香族炭化水素系溶剤;アセトン、メチルエチルケト
ン、メチルイソブチルケトン、シクロヘキサノンなどの
ケトン系溶剤;酢酸エチル、酢酸プロピル、酢酸イソブ
チル、酢酸ブチルなどのエステル系溶剤が挙げられる。
トン変性アルキル(メタ)アクリレートやヒドロキシア
ルキル(メタ)アクリレートと反応させてウレタン(メ
タ)アクリレートを合成する際に、その反応系に触媒や
重合禁止剤を加えてもよい。触媒の例としては、ジブチ
ル錫ラウレート、ジブチル錫ジエチルヘキソエート、ジ
ブチル錫サルファイトなどが挙げられる。一方、重合禁
止剤の例としては、ハイドロキノンモノメチルエーテル
などが挙げられる。
トン変性アルキル(メタ)アクリレートやヒドロキシア
ルキル(メタ)アクリレートと反応させてウレタン(メ
タ)アクリレートを合成する際に、その反応系に長鎖ア
ルキルアルコールを加えて該長鎖アルキルアルコールを
有機イソシアネートと反応させるようにしてもよい。こ
うして得られるウレタン(メタ)アクリレートを含有す
る活性エネルギー線硬化性組成物からプリズムシートの
プリズム部を形成すれば、表面滑性の向上によってプリ
ズム部の耐擦傷性を向上させることができる。
は、ポリエーテル変性された長鎖アルキルアルコールが
好ましい。ポリエーテル変性された長鎖アルキルアルコ
ールを使用すれば、プリズム部に帯電防止効果を付与す
ることができる。ポリエーテル変性された長鎖アルキル
アルコールの例としては、ポリエーテル変性セチルアル
コール、ポリエーテル変性ステアリルアルコールなどが
挙げられる。
キル基の炭素数は13〜25であることが好ましい。こ
のアルキル基の炭素数を上記範囲内に設定すれば、プリ
ズム部の自己修復機能に基づく耐擦傷性を向上させるこ
とができる。アルキル基の炭素数が13〜25である長
鎖アルキルアルコールの例としては、トリデカノール、
ミリスチルアルコール、セチルアルコール、ステアリル
アルコール、ベヘニルアルコール、ポリオキシエチレン
モノステアレート、ポリオキシエチレンセチルエーテ
ル、ポリオキシエチレンステアリルエーテル、グリセロ
ールモノステアレートなどが挙げられる。
リズム部を構成する活性エネルギー線硬化性組成物に、
長鎖アルキル基含有化合物、シリコーン系化合物及びフ
ッ素系化合物のいずれかを加えてもよい。このようにす
れば、表面滑性の向上によってプリズム部の耐擦傷性を
向上させることができる。
ては、ポリエーテル変性された長鎖アルキルアルコール
が好ましい。ポリエーテル変性された長鎖アルキルアル
コールを使用すれば、プリズム部に帯電防止効果を付与
することができる。ポリエーテル変性された長鎖アルキ
ルアルコールの例としては、ポリエーテル変性セチルア
ルコール、ポリエーテル変性ステアリルアルコールなど
が挙げられる。
ルキル基の炭素数は13〜25であることが好ましい。
このアルキル基の炭素数を上記範囲内に設定すれば、プ
リズム部の自己修復機能に基づく耐擦傷性を向上させる
ことができる。アルキル基の炭素数が13〜25である
長鎖アルキル基含有化合物の具体例としては、トリデカ
ノール、ミリスチルアルコール、セチルアルコール、ス
テアリルアルコール、ベヘニルアルコール、ポリオキシ
エチレンセチルアルコール、ポリオキシエチレンステア
リルアルコール、グリセロールモノステアレートなどの
長鎖アルキルアルコール;トリデシル(メタ)アクリレ
ート、ミリスチル(メタ)アクリレート、セチル(メ
タ)アクリレート、ステアリル(メタ)アクリレート、
ベヘニル(メタ)アクリレート、ステアロキシポリエチ
レングリコールモノ(メタ)アクリレートなどの活性エ
ネルギー線硬化性化合物が挙げられる。これらのうち活
性エネルギー線硬化性化合物は、活性エネルギー線硬化
性官能基を有している。
リジメチルシロキサン、アルキル変性ポリジメチルシロ
キサン、カルボキシル変性ポリジメチルシロキサン、ア
ミノ変性ポリジメチルシロキサン、エポキシ変性ポリジ
メチルシロキサン、フッ素変性ポリジメチルシロキサ
ン、(メタ)アクリレート変性ポリジメチルシロキサン
(例えば東亞合成株式会社製GUV−235)などが挙
げられる。
ロアルキルカルボン酸塩、フルオロアルキル第四級アン
モニウム塩、フルオロアルキルエチレンオキシド付加物
などのフルオロアルキル基を有する化合物;ペルフルオ
ロアルキルカルボン酸塩、ペルフルオロアルキル第四級
アンモニウム塩、ペルフルオロアルキルエチレンオキシ
ド付加物などのペルフルオロアルキル基を有する化合
物;フルオロカーボン基を有する化合物;テトラフルオ
ロエチレン重合体;フッ化ビニリデンとテトラフルオロ
エチレンの共重合体;フッ化ビニリデンとヘキサフルオ
ロプロピレンとの共重合体;含フッ素(メタ)アクリル
酸エステル;含フッ素(メタ)アクリル酸エステルの重
合体;含フッ素(メタ)アクリル酸アルキルエステルの
重合体;含フッ素(メタ)アクリル酸エステルと他モノ
マーの共重合体が挙げられる。
と、含フッ素(メタ)アクリル酸エステルの具体例とし
ては以下に列挙するものが挙げられる。すなわち、3−
ペルフルオロヘキシル−2−ヒドロキシプロピル=2,
2−ビス((メタ)アクリロイルオキシメチル)プロピ
オナート、3−ペルフルオロヘキシル−2−((メタ)
アクリロイルオキシ)プロピル=2−((メタ)アクリ
ロイルオキシメチル)−2−(ヒドロキシメチル)プロ
ピオナート、3−ペルフルオロオクチル−2−ヒドロキ
シプロピル=2,2−ビス((メタ)アクリロイルオキ
シメチル)プロピオナート、3−ペルフルオロオクチル
−2−((メタ)アクリロイルオキシ)プロピル=2−
((メタ)アクリロイルオキシメチル)−2−(ヒドロ
キシメチル)プロピオナート、2−ペルフルオロヘキシ
ル−(1−ヒドロキシメチル)エチル=2,2−ビス
((メタ)アクリロイルオキシメチル)プロピオナー
ト、2−ペルフルオロヘキシル−1−((メタ)アクリ
ロイルオキシメチル)エチル=2−((メタ)アクリロ
イルオキシメチル)−2−(ヒドロキシメチル)プロピ
オナート、2−ペルフルオロオクチル−(1−ヒドロキ
シメチル)エチル=2,2−ビス((メタ)アクリロイ
ルオキシメチル)プロピオナート、2−ペルフルオロオ
クチル−1−((メタ)アクリロイルオキシメチル)エ
チル=2−((メタ)アクリロイルオキシメチル)−2
−(ヒドロキシメチル)プロピオナート、3−ペルフル
オロブチル−2−(メタ)アクリロイルオキシプロピル
=2,2−ビス((メタ)アクリロイルオキシメチル)
プロピオナート、3−ペルフルオロヘキシル−2−(メ
タ)アクリロイルオキシプロピル=2,2−ビス((メ
タ)アクリロイルオキシメチル)プロピオナート、3−
ペルフルオロオクチル−2−(メタ)アクリロイルオキ
シプロピル=2,2−ビス((メタ)アクロイルオキシ
メチル)プロピオナート、3−ペルフルオロシクロペン
チルメチル−2−(メタ)アクリロイルオキシプロピル
=2,2−ビス((メタ)アクリロイルオキシメチル)
プロピオナート、3−ペルフルオロシクロヘキシルメチ
ル−2−(メタ)アクリロイルオキシプロピル=2,2
−ビス((メタ)アクリロイルオキシメチル)プロピオ
ナート、3−ペルフルオロシクロヘプチルメチル−2−
(メタ)アクリロイルオキシプロピル=2,2−ビス
((メタ)アクリロイルオキシメチル)プロピオナー
ト、2−ペルフルオロブチル−(1−(メタ)アクリロ
イルオキシメチル)エチル=2,2−ビス((メタ)ア
クリロイルオキシメチル)プロピオナート、2−ペルフ
ルオロヘキシル−(1−(メタ)アクリロイルオキシメ
チル)エチル=2,2−ビス((メタ)アクリロイルオ
キシメチル)プロピオナート、2−ペルフルオロオクチ
ル−(1−(メタ)アクリロイルオキシメチル)エチル
=2,2−ビス((メタ)アクリロイルオキシメチル)
プロピオナート、2−ペルフルオロシクロペンチルメチ
ル−(1−(メタ)アクリロイルオキシメチル)エチル
=2,2−ビス((メタ)アクリロイルオキシメチル)
プロピオナート、ペルフルオロオクチルエチル(メタ)
アクリレート、2−ペルフルオロシクロヘキシルメチル
−(1−(メタ)アクリロイルオキシメチル)エチル=
2,2−ビス((メタ)アクリロイルオキシメチル)プ
ロピオナート、2−ペルフルオロシクロヘプチルメチル
−(1−(メタ)アクリロイルオキシメチル)エチル=
2,2−ビス((メタ)アクリロイルオキシメチル)プ
ロピオナート、(メタ)アクリル酸−2,2,2−トリ
フルオロエチル、(メタ)アクリル酸−2,2,3,
3,3−ペンタフルオロプロピル、(メタ)アクリル酸
−2,2,3,3,4,4,4−ヘプタフルオロブチ
ル、(メタ)アクリル酸−2,2,3,3,4,4,
5,5,5−ノナフルオロペンチル、(メタ)アクリル
酸−2,2,3,3,4,4,5,5,6,6,6−ウ
ンデカフルオロヘキシル、(メタ)アクリル酸−2,
2,3,3,4,4,5,5,6,6,7,7,7−ト
リデカフルオロヘプチル、(メタ)アクリル酸−2,
2,3,3,4,4,5,5,6,6,7,7,8,
8,8−ペンタデカフルオロオクチル、(メタ)アクリ
ル酸−3,3,4,4,5,5,6,6,7,7,8,
8,8−トリデカフルオロオクチル、(メタ)アクリル
酸−2,2,3,3,4,4,5,5,6,6,7,
7,8,8,9,9,10,10,10−ノナデカフル
オロデシル、(メタ)アクリル酸−3,3,4,4,
5,5,6,6,7,7,8,8,9,9,10,1
0,10−ヘプタデカフルオロデシル、(メタ)アクリ
ル酸−2−トリフルオロメチル−3,3,3−トリフル
オロプロピル、(メタ)アクリル酸−3−トリフルオロ
メチル−4,4,4−トリフルオロブチル、(メタ)ア
クリル酸−1−メチル−2,2,3,3,3−ペンタフ
ルオロプロピル、(メタ)アクリル酸−1−メチル−
2,2,3,3,4,4,4−ヘプタフルオロブチル、
ジ(メタ)アクリル酸−2,2,2−トリフルオロエチ
ルエチレングリコール、ジ(メタ)アクリル酸−2,
2,3,3,3−ペンタフルオロプロピルエチレングリ
コール、ジ(メタ)アクリル酸−2,2,3,3,4,
4,4−ヘプタフルオロブチルエチレングリコール、ジ
(メタ)アクリル酸−2,2,3,3,4,4,5,
5,5−ノナフルオロペンチルエチレングリコール、ジ
(メタ)アクリル酸−2,2,3,3,4,4,5,
5,6,6,6−ウンデカフルオロヘキシルエチレング
リコール、ジ(メタ)アクリル酸−2,2,3,3,
4,4,5,5,6,6,7,7,7−トリデカフルオ
ロヘプチルエチレングリコール、ジ(メタ)アクリル酸
−2,2,3,3,4,4,5,5,6,6,7,7,
8,8,8−ペンタデカフルオロオクチルエチレングリ
コール、ジ(メタ)アクリル酸−2,2,3,3,4,
4,5,5,6,6,7,7,8,8,9,9,10,
10,10−ノナデカフルオロデシルエチレングリコー
ル、ジ(メタ)アクリル酸−2,2,3,3−テトラフ
ルオロブタンジオール、ジ(メタ)アクリル酸−2,
2,3,3,4,4−ヘキサフルオロペンタジオール、
ジ(メタ)アクリル酸−2,2,3,3,4,4,5,
5−オクタフルオロヘキサンジオール、ジ(メタ)アク
リル酸−2,2,3,3,4,4,5,5,6,6−デ
カフルオロヘプタンジオール、ジ(メタ)アクリル酸−
2,2,3,3,4,4,5,5,6,6,7,7−ド
デカフルオロオクタンジオール、ジ(メタ)アクリル酸
−2,2,3,3,4,4,5,5,6,6,7,7,
8,8−テトラデカフルオロノナンジオール、ジ(メ
タ)アクリル酸−2,2,3,3,4,4,5,5,
6,6,7,7,8,8,9,9−ヘキサデカフルオロ
デカンジオール、ジ(メタ)アクリル酸−2,2,3,
3,4,4,5,5,6,6,7,7,8,8,9,
9,10,10−オクタデカフルオロウンデカンジオー
ル、ジ(メタ)アクリル酸−2,2,3,3,4,4,
5,5,6,6,7,7,8,8,9,9,10,1
0,11,11−エイコサフルオロドデカンジオール等
である。
リズム部を構成する活性エネルギー線硬化性組成物に、
活性エネルギー線硬化性官能基含有化合物を加えてもよ
い。このようにすれば、活性エネルギー線硬化性組成物
を低粘度化及びハイソリッド化することができるととも
に、プリズム部の基材に対する密着性及び耐溶剤性を向
上させることができる。
の例としては、(メタ)アクリロイル基を有する単官能
性又は多官能性のモノマー又はオリゴマーが挙げられ
る。具体的には、フタル酸モノヒドロキシエチル(メ
タ)アクリレート、2−エトキシヘキシル(メタ)アク
リレート、フェノキシエチル(メタ)アクリレート、2
−エトキシエチル(メタ)アクリレート、2−エトキシ
エトキシエチル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシ
エチル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシプロピル
(メタ)アクリレート、ポリカプロラクトン変性ヒドロ
キシエチル(メタ)アクリレート、ジシクロペンテニル
オキシエチル(メタ)アクリレート、N―ビニルピロリ
ドン、アクリロイルモルホリン、イソボルニル(メタ)
アクリレート、酢酸ビニル、スチレンなどの単官能性の
モノマー;ネオペンチルグリコールジ(メタ)アクリレ
ート、1,9−ノナンジオールジ(メタ)アクリレー
ト、1,6−ヘキサンジオールジ(メタ)アクリレー
ト、1,4−ブタンジオールジ(メタ)アクリレート、
ジエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、トリエ
チレングリコールジ(メタ)アクリレート、テトラエチ
レングリコールジ(メタ)アクリレート、プロピレング
リコールジ(メタ)アクリレート、ジプロピレングリコ
ールジ(メタ)アクリレートなどの二官能性のモノマ
ー;トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレー
ト、ペンタエリスリトールトリ(メタ)アクリレート、
トリメチロールプロパンの3モルプロピレンオキサイド
付加物のトリ(メタ)アクリレート、トリメチロールプ
ロパンの6モルエチレンオキサイド付加物のトリ(メ
タ)アクリレート、グリセリンプロポキシトリ(メタ)
アクリレート、ジペンタエリスリトールヘキサ(メタ)
アクリレート、ジペンタエリスリトールのカプロラクト
ン付加物のヘキサ(メタ)アクリレートなどの多官能性
のモノマー;不飽和ポリエステル、ポリエステル(メ
タ)アクリレート、ポリエーテル(メタ)アクリレー
ト、アクリル(メタ)アクリレート、ウレタン(メタ)
アクリレート、エポキシ(メタ)アクリレートなどのオ
リゴマーが挙げられる。
リズム部を構成する活性エネルギー線硬化性組成物に光
開始剤を加えてもよい。このようにすれば、硬化速度が
速まるなど活性エネルギー線硬化性組成物の硬化特性を
向上させることができる。
ゾインエーテル、イソブチルベンゾインエーテル、ベン
ゾフェノン、ミヒラーケトン、o−ベンゾイルメチルベ
ンゾエート、アセトフェノン、2,4−ジエチルチオキ
サントン、2−クロロチオキサントン、エチルアントラ
キノン、p−ジメチルアミノ安息香酸イソアミルエステ
ル、p−ジメチルアミノ安息香酸エチルエステル、1−
ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン(例えば、チ
バガイギー株式会社製のイルガキュア184)、2−ヒ
ドロキシ−2−メチル−1−フェニル−プロパン−1−
オン(例えば、チバガイギー株式会社製のダロキュア1
173)、2,2−ジメトキシ−1,2−ジフェニルエ
タン−1−オン(例えば、チバガイギー株式会社製のイ
ルガキュア651)、2−ベンジル−2−ジメチルアミ
ノ−1(4−モルフォリノフェニル)−ブタノン−1,
ビス(2,4,6−トリメチルベンゾイル)−フェニル
フォスフィンオキサイド、メチルベンジルホルメートな
どが挙げられる。
リズム部を構成する活性エネルギー線硬化性組成物にビ
ーズを加えてもよい。このようにすれば、プリズム部に
反射防止効果を付与することができる。
レート、ナイロン、ポリウレタン、シリコーン、ポリカ
ーボネートなどの合成樹脂又はゴムからなるビーズ;酸
化チタン、二酸化チタン、酸化アルミニウム、酸化ス
ズ、酸化インジウム、酸化亜鉛、酸化アンチモン、アン
チモン含有酸化スズ、スズ含有酸化インジウムなどの金
属からなるビーズ;二酸化珪素、ガラスからなるビーズ
が挙げられる。
リズム部を構成する活性エネルギー線硬化性組成物に帯
電防止剤を加えてもよい。このようにすれば、プリズム
部に帯電防止効果を付与することができる。
ェートなどのアニオン系帯電防止剤、第4級アンモニウ
ム塩などのカチオン系帯電防止剤、ポリオキシエチレン
アルキルエーテルなどの非イオン系帯電防止剤、リチウ
ム・ナトリウム・カリウムなどのアルカリ金属塩を使用
した帯電防止剤などが挙げられる。その中でもリチウム
塩を使用した帯電防止剤が好ましい。
リズム部を構成する活性エネルギー線硬化性組成物に溶
剤、レベリング剤、紫外線吸収剤などを加えてもよい。
溶剤の例としては、トルエン、キシレンなどの芳香族炭
化水素系溶剤、メタノール、エタノール、イソプロピル
アルコール、n−ブタノール、イソブタノールなどのア
ルコール系溶剤、アセトン、メチルエチルケトン、メチ
ルイソブチルケトン、シクロヘキサノンなどのケトン系
溶剤、酢酸エチル、酢酸プロピル、酢酸ブチル、酢酸イ
ソブチルなどのエステル系溶剤などが挙げられる。
合体やシリコーン系、フッ素系のレベリング剤が挙げら
れる。紫外線吸収剤の具体例としては、ベンゾフェノン
系、ベンゾトリアゾール系、シュウ酸アニリド系、トリ
アジン系及びヒンダードアミン系の紫外線吸収剤が挙げ
られる。
らに具体的に説明する。なお、以下の各例において
「部」は「重量部」を意味する。
ートのイソシアヌレート変性タイプ(武田薬品工業株式
会社製タケネートD−170N、イソシアネート含有
量:21%)50部、ポリカプロラクトン変性ヒドロキ
シエチルアクリレート(ダイセル化学工業株式会社製プ
ラクセルFA2)90部、及びジブチル錫ラウレート
0.02部を混合した。それから室温で30分間保持
し、さらに70℃にまで昇温して同温度で5時間保持し
ウレタンアクリレートを得た。なお、このウレタンアク
リレートにおけるアクリレートモノマー残基当たりのカ
プロラクトン単位の繰り返し数は2である。
2,6−ジイソシアネートカプロエート(協和発酵工業
株式会社製LTI、イソシアネート含有量:47%)5
0部、ポリカプロラクトン変性ヒドロキシエチルアクリ
レート(ダイセル化学工業株式会社製プラクセルFA
2)202部、及びジブチル錫ラウレート0.02部を
混合した。それから、室温で30分間保持し、さらに7
0℃にまで昇温して同温度で5時間保持しウレタンアク
リレートを得た。なお、このウレタンアクリレートにお
けるアクリレートモノマー残基当たりのカプロラクトン
単位の繰り返し数は2である。
アルコール(日本油脂株式会社製ノニオンS−2)5部
及びヘキサメチレンジイソシアネートのイソシアヌレー
ト変性タイプ(武田薬品工業株式会社製タケネートD−
170N)50部を混合し、70℃にまで昇温して同温
度で30分間保持した。続いて、ジブチル錫ラウレート
0.02部を加えて70℃で3時間さらに保持した後、
ポリカプロラクトン変性ヒドロキシエチルアクリレート
(ダイセル化学工業株式会社製プラクセルFA2)8
5.7部及びジブチル錫ラウレート0.02部をさらに
加え、70℃で5時間保持してウレタンアクリレートを
得た。なお、このウレタンアクリレートにおけるアクリ
レートモノマー残基当たりのカプロラクトン単位の繰り
返し数は2である。
ートのイソシアヌレート変性タイプ(武田薬品工業株式
会社製タケネートD−170N)50部、ポリカプロラ
クトン変性ヒドロキシエチルアクリレート(ダイセル化
学工業株式会社製プラクセルFA1)50.5部、ポリ
カプロラクトン変性ヒドロキシエチルアクリレート(ダ
イセル化学工業株式会社製プラクセルFA5)21.4
部、及びジブチル錫ラウレート0.02部を混合した。
それから室温で30分間保持し、さらに70℃にまで昇
温して同温度で5時間保持しウレタンアクリレートの混
合物を得た。なお、これらのウレタンアクリレートにお
けるアクリレートモノマー残基当たりのカプロラクトン
単位の繰り返し数の平均は1.5である。
ートのイソシアヌレート変性タイプ(武田薬品工業株式
会社製タケネートD−170N)50部、ポリカプロラ
クトン変性ヒドロキシエチルアクリレート(ダイセル化
学工業株式会社製プラクセルFA1)60.4部、及び
ジブチル錫ラウレート0.02部を混合した。それから
室温で30分間保持し、さらに70℃にまで昇温して同
温度で5時間保持しウレタンアクリレートを得た。な
お、このウレタンアクリレートにおけるアクリレートモ
ノマー残基当たりのカプロラクトン単位の繰り返し数は
1である。
ートのイソシアヌレート変性タイプ(武田薬品工業株式
会社製タケネートD−170N)50部、ポリカプロラ
クトン変性ヒドロキシエチルアクリレート(ダイセル化
学工業株式会社製プラクセルFA5)180部、及びジ
ブチル錫ラウレート0.02部を混合した。それから室
温で30分間保持し、さらに70℃にまで昇温して同温
度で5時間保持しウレタンアクリレートを得た。なお、
このウレタンアクリレートにおけるアクリレートモノマ
ー残基当たりのカプロラクトン単位の繰り返し数は5で
ある。
ートのイソシアヌレート変性タイプ(武田薬品工業株式
会社製タケネートD−170N)25部、ポリカプロラ
クトン変性ヒドロキシエチルアクリレート(ダイセル化
学工業株式会社製プラクセルFA10)165部、及び
ジブチル錫ラウレート0.02部を混合した。それから
室温で30分間保持し、さらに70℃にまで昇温して同
温度で5時間保持しウレタンアクリレートを得た。な
お、このウレタンアクリレートにおけるアクリレートモ
ノマー残基当たりのカプロラクトン単位の繰り返し数は
10である。
ライテスク株式会社製特級試薬)57部及びヘキサメチ
レンジイソシアネートのイソシアヌレート変性タイプ
(武田薬品工業株式会社製タケネートD−170N)5
0部を混合し、70℃にまで昇温して同温度で30分間
保持した。続いて、ジブチル錫ラウレート0.02部を
加えて70℃で3時間さらに保持した後、ポリカプロラ
クトン変性ヒドロキシエチルアクリレート(ダイセル化
学工業株式会社製プラクセルFA1)4部及びジブチル
錫ラウレート0.02部をさらに加え、70℃で5時間
保持してウレタンアクリレートを得た。なお、このウレ
タンアクリレートにおけるアクリレートモノマー残基当
たりのカプロラクトン単位の繰り返し数は1である。
(東京化成工業株式会社製特級試薬)50部、ペンタエ
リスリトールトリアクリレート(東亞合成株式会社製M
−305)250部、及びジブチル錫ラウレート0.1
部を混合した。それから室温で30分間保持し、さらに
80℃にまで昇温して同温度で5時間保持しウレタンア
クリレートを得た。
ネートのイソシアヌレート変性タイプ(武田薬品工業株
式会社製タケネートD−170N)50部、2−ヒドロ
キシエチルアクリレート(共栄社化学株式会社製ライト
エステルHOA)29.4部、及びジブチル錫ラウレー
ト0.02部を混合した。それから室温で30分間保持
し、さらに70℃にまで昇温して同温度で5時間保持し
ウレタンアクリレートを得た。なお、このウレタンアク
リレートにおけるアクリレートモノマー残基当たりのカ
プロラクトン単位の繰り返し数は0である。
アクリレート100部及び光開始剤(チバガイギー社製
イルガキュア184)2部を混合して活性エネルギー線
硬化性組成物を調製した。そして、この活性エネルギー
線硬化性組成物の硬化物からなるプリズム部をPETフ
ィルムの上に形成してプリズムシートを作製した。な
お、上記の活性エネルギー線硬化性組成物に含まれるウ
レタンアクリレートにおけるアクリレートモノマー残基
当たりのカプロラクトン単位の繰り返し数は2である。
アクリレート70部、トリエチレングリコールジアクリ
レート(共栄社化学株式会社製ライトアクリレート3E
G−A)30部、及び光開始剤(チバガイギー社製イル
ガキュア184)2部を混合して活性エネルギー線硬化
性組成物を調製した。そして、この活性エネルギー線硬
化性組成物の硬化物からなるプリズム部をPETフィル
ムの上に形成してプリズムシートを作製した。なお、上
記の活性エネルギー線硬化性組成物に含まれるウレタン
アクリレートにおけるアクリレートモノマー残基当たり
のカプロラクトン単位の繰り返し数は2である。
アクリレート70部、アクリロイルモルホリン(興人株
式会社製ACMO)30部、及び光開始剤(チバガイギ
ー社製イルガキュア184)2部を混合して活性エネル
ギー線硬化性組成物を調製した。そして、この活性エネ
ルギー線硬化性組成物の硬化物からなるプリズム部をP
ETフィルムの上に形成してプリズムシートを作製し
た。なお、上記の活性エネルギー線硬化性組成物に含ま
れるウレタンアクリレートにおけるアクリレートモノマ
ー残基当たりのカプロラクトン単位の繰り返し数は2で
ある。
アクリレート69部、トリエチレングリコールジアクリ
レート(共栄社化学株式会社製ライトアクリレート3E
G−A)30部、ポリエーテル変性ステアリルアルコー
ル(日本油脂株式会社製ノニオンS−2)1部、及び光
開始剤(チバガイギー社製イルガキュア184)2部を
混合して活性エネルギー線硬化性組成物を調製した。そ
して、この活性エネルギー線硬化性組成物の硬化物から
なるプリズム部をPETフィルムの上に形成してプリズ
ムシートを作製した。なお、上記の活性エネルギー線硬
化性組成物に含まれるウレタンアクリレートにおけるア
クリレートモノマー残基当たりのカプロラクトン単位の
繰り返し数は2である。
アクリレート99部、ポリエーテル変性ステアリルアル
コール(日本油脂株式会社製ノニオンS−2)1部、及
び光開始剤(チバガイギー社製イルガキュア184)2
部を混合して活性エネルギー線硬化性組成物を調製し
た。そして、この活性エネルギー線硬化性組成物の硬化
物からなるプリズム部をPETフィルムの上に形成して
プリズムシートを作製した。なお、上記の活性エネルギ
ー線硬化性組成物に含まれるウレタンアクリレートにお
けるアクリレートモノマー残基当たりのカプロラクトン
単位の繰り返し数は2である。
アクリレート100部及び光開始剤(チバガイギー社製
イルガキュア184)2部を混合して活性エネルギー線
硬化性組成物を調製した。そして、この活性エネルギー
線硬化性組成物の硬化物からなるプリズム部をPETフ
ィルムの上に形成してプリズムシートを作製した。な
お、上記の活性エネルギー線硬化性組成物に含まれるウ
レタンアクリレートにおけるアクリレートモノマー残基
当たりのカプロラクトン単位の繰り返し数は2である。
アクリレート100部及び光開始剤(チバガイギー社製
イルガキュア184)2部を混合して活性エネルギー線
硬化性組成物を調製した。そして、この活性エネルギー
線硬化性組成物の硬化物からなるプリズム部をPETフ
ィルムの上に形成してプリズムシートを作製した。な
お、上記の活性エネルギー線硬化性組成物に含まれるウ
レタンアクリレートにおけるアクリレートモノマー残基
当たりのカプロラクトン単位の繰り返し数は2である。
アクリレートの混合物69部、トリエチレングリコール
ジアクリレート(共栄社化学株式会社製ライトアクリレ
ート3EG−A)30部、ポリエーテル変性ステアリル
アルコール(日本油脂株式会社製ノニオンS−2)1
部、及び光開始剤(チバガイギー社製イルガキュア18
4)2部を混合して活性エネルギー線硬化性組成物を調
製した。そして、この活性エネルギー線硬化性組成物の
硬化物からなるプリズム部をPETフィルムの上に形成
してプリズムシートを作製した。なお、上記の活性エネ
ルギー線硬化性組成物に含まれるウレタンアクリレート
におけるアクリレートモノマー残基当たりのカプロラク
トン単位の繰り返し数の平均は1.5である。また、こ
の活性エネルギー線硬化性組成物に含まれるウレタンア
クリレート間における前記繰り返し数の差は最大で4で
ある。
アクリレートの混合物60部、トリエチレングリコール
ジアクリレート(共栄社化学株式会社製ライトアクリレ
ート3EG−A)20部、フタル酸モノヒドロキシエチ
ルアクリレート(東亞合成株式会社製M−5400)2
0部、及び光開始剤(チバガイギー社製イルガキュア1
84)2部を混合して活性エネルギー線硬化性組成物を
調製した。そして、この活性エネルギー線硬化性組成物
の硬化物からなるプリズム部をPETフィルムの上に形
成してプリズムシートを作製した。なお、上記の活性エ
ネルギー線硬化性組成物に含まれるウレタンアクリレー
トにおけるアクリレートモノマー残基当たりのカプロラ
クトン単位の繰り返し数の平均は1.5である。また、
この活性エネルギー線硬化性組成物に含まれるウレタン
アクリレート間における前記繰り返し数の差は最大で4
である。
ンアクリレート100部及び光開始剤(チバガイギー社
製イルガキュア184)2部を混合して活性エネルギー
線硬化性組成物を調製した。そして、この活性エネルギ
ー線硬化性組成物の硬化物からなるプリズム部をPET
フィルムの上に形成してプリズムシートを作製した。な
お、上記の活性エネルギー線硬化性組成物に含まれるウ
レタンアクリレートにおけるアクリレートモノマー残基
当たりのカプロラクトン単位の繰り返し数は1である。
ンアクリレート69部、トリエチレングリコールジアク
リレート(共栄社化学株式会社製ライトアクリレート3
EG−A)30部、ポリエーテル変性ステアリルアルコ
ール(日本油脂株式会社製ノニオンS−2)1部、及び
光開始剤(チバガイギー社製イルガキュア184)2部
を混合して活性エネルギー線硬化性組成物を調製した。
そして、この活性エネルギー線硬化性組成物の硬化物か
らなるプリズム部をPETフィルムの上に形成してプリ
ズムシートを作製した。なお、上記の活性エネルギー線
硬化性組成物に含まれるウレタンアクリレートにおける
アクリレートモノマー残基当たりのカプロラクトン単位
の繰り返し数は5である。
ンアクリレート60部、トリエチレングリコールジアク
リレート(共栄社化学株式会社製ライトアクリレート3
EG−A)20部、アクリロイルモルホリン(興人株式
会社製ACMO)20部、及び光開始剤(チバガイギー
社製イルガキュア184)2部を混合して活性エネルギ
ー線硬化性組成物を調製した。そして、この活性エネル
ギー線硬化性組成物の硬化物からなるプリズム部をPE
Tフィルムの上に形成してプリズムシートを作製した。
なお、上記の活性エネルギー線硬化性組成物に含まれる
ウレタンアクリレートにおけるアクリレートモノマー残
基当たりのカプロラクトン単位の繰り返し数は10であ
る。
ンアクリレート53部、合成例6で得られたウレタンア
クリレート16部、トリエチレングリコールジアクリレ
ート(共栄社化学株式会社製ライトアクリレート3EG
−A)30部、ポリエーテル変性ステアリルアルコール
(日本油脂株式会社製ノニオンS−2)1部、及び光開
始剤(チバガイギー社製イルガキュア184)2部を混
合して活性エネルギー線硬化性組成物を調製した。そし
て、この活性エネルギー線硬化性組成物の硬化物からな
るプリズム部をPETフィルムの上に形成してプリズム
シートを作製した。なお、上記の活性エネルギー線硬化
性組成物に含まれるウレタンアクリレートにおけるアク
リレートモノマー残基当たりのカプロラクトン単位の繰
り返し数の平均は1.5である。また、この活性エネル
ギー線硬化性組成物に含まれる2種類のウレタンアクリ
レート間における前記繰り返し数の差は4である。
ンアクリレート42部、合成例6で得られたウレタンア
クリレート58部、及び光開始剤(チバガイギー社製イ
ルガキュア184)2部を混合して活性エネルギー線硬
化性組成物を調製した。そして、この活性エネルギー線
硬化性組成物の硬化物からなるプリズム部をPETフィ
ルムの上に形成してプリズムシートを作製した。なお、
上記の活性エネルギー線硬化性組成物に含まれるウレタ
ンアクリレートにおけるアクリレートモノマー残基当た
りのカプロラクトン単位の繰り返し数の平均は2.6で
ある。また、この活性エネルギー線硬化性組成物に含ま
れる2種類のウレタンアクリレート間における前記繰り
返し数の差は4である。
ンアクリレート82部、合成例7で得られたウレタンア
クリレート17部、ポリエーテル変性ステアリルアルコ
ール(日本油脂株式会社製ノニオンS−2)1部、及び
光開始剤(チバガイギー社製イルガキュア184)2部
を混合して活性エネルギー線硬化性組成物を調製した。
そして、この活性エネルギー線硬化性組成物の硬化物か
らなるプリズム部をPETフィルムの上に形成してプリ
ズムシートを作製した。なお、上記の活性エネルギー線
硬化性組成物に含まれるウレタンアクリレートにおける
アクリレートモノマー残基当たりのカプロラクトン単位
の繰り返し数の平均は1.5である。また、この活性エ
ネルギー線硬化性組成物に含まれる2種類のウレタンア
クリレート間における前記繰り返し数の差は9である。
ンアクリレート37部、合成例7で得られたウレタンア
クリレート62部、ポリエーテル変性ステアリルアルコ
ール(日本油脂株式会社製ノニオンS−2)1部、及び
光開始剤(チバガイギー社製イルガキュア184)2部
を混合して活性エネルギー線硬化性組成物を調製した。
そして、この活性エネルギー線硬化性組成物の硬化物か
らなるプリズム部をPETフィルムの上に形成してプリ
ズムシートを作製した。なお、上記の活性エネルギー線
硬化性組成物に含まれるウレタンアクリレートにおける
アクリレートモノマー残基当たりのカプロラクトン単位
の繰り返し数の平均は4である。また、この活性エネル
ギー線硬化性組成物に含まれる2種類のウレタンアクリ
レート間における前記繰り返し数の差は9である。
ンアクリレート48部、合成例7で得られたウレタンア
クリレート21部、トリエチレングリコールジアクリレ
ート(共栄社化学株式会社製ライトアクリレート3EG
−A)30部、ポリエーテル変性ステアリルアルコール
(日本油脂株式会社製ノニオンS−2)1部、及び光開
始剤(チバガイギー社製イルガキュア184)2部を混
合して活性エネルギー線硬化性組成物を調製した。そし
て、この活性エネルギー線硬化性組成物の硬化物からな
るプリズム部をPETフィルムの上に形成してプリズム
シートを作製した。なお、上記の活性エネルギー線硬化
性組成物に含まれるウレタンアクリレートにおけるアク
リレートモノマー残基当たりのカプロラクトン単位の繰
り返し数の平均は2である。また、この活性エネルギー
線硬化性組成物に含まれる2種類のウレタンアクリレー
ト間における前記繰り返し数の差は9である。
ンアクリレート16部、合成例8で得られたウレタンア
クリレート53部、トリエチレングリコールジアクリレ
ート(共栄社化学株式会社製ライトアクリレート3EG
−A)30部、及び光開始剤(チバガイギー社製イルガ
キュア184)2部を混合して活性エネルギー線硬化性
組成物を調製した。そして、この活性エネルギー線硬化
性組成物の硬化物からなるプリズム部をPETフィルム
の上に形成してプリズムシートを作製した。なお、上記
の活性エネルギー線硬化性組成物に含まれるウレタンア
クリレートにおけるアクリレートモノマー残基当たりの
カプロラクトン単位の繰り返し数の平均は1.5であ
る。また、この活性エネルギー線硬化性組成物に含まれ
る2種類のウレタンアクリレート間における前記繰り返
し数の差は4である。
ンアクリレート51.5部、合成例10で得られたウレ
タンアクリレート18.5部、トリエチレングリコール
ジアクリレート(共栄社化学株式会社製ライトアクリレ
ート3EG−A)28部、及び光開始剤(チバガイギー
社製イルガキュア184)2部を混合して活性エネルギ
ー線硬化性組成物を調製した。そして、この活性エネル
ギー線硬化性組成物の硬化物からなるプリズム部をPE
Tフィルムの上に形成してプリズムシートを作製した。
なお、上記の活性エネルギー線硬化性組成物に含まれる
ウレタンアクリレートにおけるアクリレートモノマー残
基当たりのカプロラクトン単位の繰り返し数の平均は
2.5である。また、この活性エネルギー線硬化性組成
物に含まれる2種類のウレタンアクリレート間における
前記繰り返し数の差は5である。
サアクリレート(東亞合成株式会社製M−400)10
0部及び光開始剤(チバガイギー社製イルガキュア18
4)2部を混合して活性エネルギー線硬化性組成物を調
製した。そして、この活性エネルギー線硬化性組成物の
硬化物からなるプリズム部をPETフィルムの上に形成
してプリズムシートを作製した。
サアクリレート(東亞合成株式会社製M−400)70
部、トリエチレングリコールジアクリレート(共栄社化
学株式会社製ライトアクリレート3EG−A)30部、
及び光開始剤(チバガイギー社製イルガキュア184)
2部を混合して活性エネルギー線硬化性組成物を調製し
た。そして、この活性エネルギー線硬化性組成物の硬化
物からなるプリズム部をPETフィルムの上に形成して
プリズムシートを作製した。
アクリレート100部及び光開始剤(チバガイギー社製
イルガキュア184)2部を混合して活性エネルギー線
硬化性組成物を調製した。そして、この活性エネルギー
線硬化性組成物の硬化物からなるプリズム部をPETフ
ィルムの上に形成してプリズムシートを作製した。
アクリレート70部、トリエチレングリコールジアクリ
レート(共栄社化学株式会社製ライトアクリレート3E
G−A)30部、及び光開始剤(チバガイギー社製イル
ガキュア184)2部を混合して活性エネルギー線硬化
性組成物を調製した。そして、この活性エネルギー線硬
化性組成物の硬化物からなるプリズム部をPETフィル
ムの上に形成してプリズムシートを作製した。
アクリレート60部、トリエチレングリコールジアクリ
レート(共栄社化学株式会社製ライトアクリレート3E
G−A)20部、フタル酸モノヒドロキシエチルアクリ
レート(東亞合成株式会社製M−5400)20部、及
び光開始剤(チバガイギー社製イルガキュア184)2
部を混合して活性エネルギー線硬化性組成物を調製し
た。そして、この活性エネルギー線硬化性組成物の硬化
物からなるプリズム部をPETフィルムの上に形成して
プリズムシートを作製した。
(ナトコ株式会社製自己治癒性クリヤーNo200)の
硬化物からなるプリズム部をPETフィルムの上に形成
してプリズムシートを作製した。
各例のプリズムシートについて、以下の(1)〜(7)
に示す各項目に関し評価・測定を行なった。その結果を
下記表1に示す。
各例で使用される活性エネルギー線硬化性組成物(比較
例6の場合は2液型アクリルウレタン塗料)を、易接着
処理が施された厚さ100μmのPETフィルムの上に
塗布し、硬化させて試験板を作成した。この試験板につ
いて、以下の(8)〜(10)に示す各項目に関し評価
・測定を行なった結果も下記表1に合わせて示す。
(比較例6の場合は2液型アクリルウレタン塗料)を硬
化させるのに要する時間が1分未満のものを○、1分以
上のものを×と評価した。
いものを○、有るもの×と評価した。
明であるものを×と評価した。
た。 (5)加工性 各プリズムシートを直径2.5cmの円筒に巻き付けた
ときに、プリズム部にクラックやワレなどの破損が生じ
ないものを○、破損が生じるものを×と評価した。
化が生じないものを○、外観に変化が生じるものを×と
評価した。
重で往復20回ラビングした後にヘイズ値(%)を測定
した。
を10cm角に切断し、その中央部の塗膜に2cm角の
クロスカットを入れてカール深さ〔mm〕を測定した。
但し、比較例1〜5については硬化膜の厚さが20μm
以上になるとワレが生じるため、硬化膜の厚さが5μm
の試験板でのみ測定を行なった。
試験を行なったときに、塗膜にクラックやワレなどの破
損が生じないものを○、破損が生じるものを×と評価し
た。なお、1Tとは、試験板と同厚のシート材1枚を挟
んで万力で180度折り曲げることをいう。
径15μmのダイヤモンド圧子を用いてスクラッチ痕を
与えたときに、当該硬化膜が25℃、相対湿度50%の
雰囲気下で自己修復機能により前記スクラッチ痕を回復
し得なくなる臨界荷重(垂直荷重)〔mN〕をHEID
ON社製スクラッチテスタで測定した。比較例1〜6に
ついては、先端径15μmのダイヤモンド圧子を用いて
試験板の硬化膜をスクラッチしたときに当該硬化膜にス
クラッチ痕が生じる臨界荷重(垂直荷重)〔mN〕をH
EIDON社製スクラッチテスタで測定した。但し、本
試験で用いた試験板の硬化膜の厚さは、実施例1〜19
及び比較例6については60μm、比較例1〜5につい
ては5μmである。
ため、次のような効果を奏する。各請求項に記載の発明
によれば、レンズ部の表面を硬質に形成せずともレンズ
部の表面に耐擦傷性を付与することができる。
Claims (16)
- 【請求項1】 レンズ部の表面が、自己修復機能に基づ
く耐擦傷性を有することを特徴とするレンズシート。 - 【請求項2】 前記レンズ部が、活性エネルギー線硬化
性組成物の硬化物からなることを特徴とする請求項1に
記載のレンズシート。 - 【請求項3】 前記レンズ部を構成する活性エネルギー
線硬化性組成物について、その厚さ60μmの硬化膜に
対し先端径15μmのダイヤモンド圧子を用いて垂直荷
重2.4mNでスクラッチ痕を与えたときに、当該硬化
膜が25℃、相対湿度50%の雰囲気下で自己修復機能
により前記スクラッチ痕を回復しうることを特徴とする
請求項2に記載のレンズシート。 - 【請求項4】 前記レンズ部を構成する活性エネルギー
線硬化性組成物について、その厚さ60μmの硬化膜に
対し先端径15μmのダイヤモンド圧子を用いて垂直荷
重4mNでスクラッチ痕を与えたときに、当該硬化膜が
25℃、相対湿度50%の雰囲気下で自己修復機能によ
り前記スクラッチ痕を回復しうることを特徴とする請求
項2に記載のレンズシート。 - 【請求項5】 前記レンズ部を構成する活性エネルギー
線硬化性組成物が、1分子中に複数個のイソシアネート
基を有する有機イソシアネートとポリカプロラクトン変
性アルキル(メタ)アクリレートとを反応させて得られ
るウレタン(メタ)アクリレートを含有することを特徴
とする請求項2から請求項4のいずれか一項に記載のレ
ンズシート。 - 【請求項6】 前記レンズ部を構成する活性エネルギー
線硬化性組成物が、1分子中に複数個のイソシアネート
基を有する有機イソシアネートとポリカプロラクトン変
性アルキル(メタ)アクリレートとを反応させて得られ
るウレタン(メタ)アクリレートを含有し、該ウレタン
(メタ)アクリレートが、ポリカプロラクトン変性アル
キル(メタ)アクリレート残基当たりのカプロラクトン
単位の繰り返し数が異なる2種以上のウレタン(メタ)
アクリレートで構成されることを特徴とする請求項2か
ら請求項4のいずれか一項に記載のレンズシート。 - 【請求項7】 前記レンズ部を構成する活性エネルギー
線硬化性組成物が、1分子中に複数個のイソシアネート
基を有する有機イソシアネートとポリカプロラクトン変
性アルキル(メタ)アクリレートとを反応させて得られ
るウレタン(メタ)アクリレートと、1分子中に複数個
のイソシアネート基を有する有機イソシアネートとヒド
ロキシアルキル(メタ)アクリレートとを反応させて得
られるウレタン(メタ)アクリレートとを含有すること
を特徴とする請求項2から請求項4のいずれか一項に記
載のレンズシート。 - 【請求項8】 (メタ)アクリレートモノマー残基当た
りのカプロラクトン単位の繰り返し数が異なるウレタン
(メタ)アクリレート間における前記繰り返し数の平均
が、1〜3.5の範囲にあることを特徴とする請求項6
又は請求項7に記載のレンズシート。〔但し、ここでい
う(メタ)アクリレートモノマーとは、ポリカプロラク
トン変性アルキル(メタ)アクリレートとヒドロキシア
ルキル(メタ)アクリレートの双方を示す。〕 - 【請求項9】 前記レンズ部を構成する活性エネルギー
線硬化性組成物が、1分子中に複数個のイソシアネート
基を有する有機イソシアネートとカプロラクトン単位の
繰り返し数が異なる2種以上のポリカプロラクトン変性
アルキル(メタ)アクリレートとを反応させて得られる
ウレタン(メタ)アクリレートを含有することを特徴と
する請求項2から請求項4のいずれか一項に記載のレン
ズシート。 - 【請求項10】 前記レンズ部を構成する活性エネルギ
ー線硬化性組成物が、1分子中に複数個のイソシアネー
ト基を有する有機イソシアネートとポリカプロラクトン
変性アルキル(メタ)アクリレート及びヒドロキシアル
キル(メタ)アクリレートとを反応させて得られるウレ
タン(メタ)アクリレートを含有することを特徴とする
請求項2から請求項4のいずれか一項に記載のレンズシ
ート。 - 【請求項11】 カプロラクトン単位の繰り返し数が異
なる(メタ)アクリレートモノマー間における前記繰り
返し数の平均が1〜3.5の範囲にあることを特徴とす
る請求項9又は請求項10に記載のレンズシート。〔但
し、ここでいう(メタ)アクリレートモノマーとは、ポ
リカプロラクトン変性アルキル(メタ)アクリレートと
ヒドロキシアルキル(メタ)アクリレートの双方を示
す。〕 - 【請求項12】 前記有機イソシアネートが1分子中に
3個以上のイソシアネート基を有することを特徴とする
請求項5から請求項11のいずれか一項に記載のレンズ
シート。 - 【請求項13】 前記有機イソシアネートと前記ポリカ
プロラクトン変性アルキル(メタ)アクリレート、ある
いは前記有機イソシアネートと前記ポリカプロラクトン
変性アルキル(メタ)アクリレート及び前記ヒドロキシ
アルキル(メタ)アクリレートとを反応させてウレタン
(メタ)アクリレートを合成するにあたって、その反応
系に長鎖アルキルアルコールを加えて該長鎖アルキルア
ルコールを前記有機イソシアネートと反応させたことを
特徴とする請求項5から請求項12のいずれか一項に記
載のレンズシート。 - 【請求項14】 前記レンズ部を構成する活性エネルギ
ー線硬化性組成物が、長鎖アルキルアルコールをさらに
含有することを特徴とする請求項5から請求項13のい
ずれか一項に記載のレンズシート。 - 【請求項15】 前記長鎖アルキルアルコールがポリエ
ーテル変性されたものであることを特徴とする請求項1
3又は請求項14に記載のレンズシート。 - 【請求項16】 前記レンズ部を構成する活性エネルギ
ー線硬化性組成物が、活性エネルギー線硬化性官能基含
有化合物をさらに含有することを特徴とする請求項5か
ら請求項15のいずれか一項に記載のレンズシート。
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