JP2003300190A - 薄物シートの切断方法 - Google Patents

薄物シートの切断方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 切断時にキャリアフィルムとグリーンシート
とが層間剥離するのを防止できるとともに、切断ひげの
発生を防止できる薄物シートの切断方法を提供する。 【解決手段】 裁断台2の載置面2a上に切断刃3が進
入できる硬さを有するアンダシート8を配設し、該アン
ダシート8上にキャリアフィルムS1とグリーンシート
S2とを貼合わせてなる薄物シートSを搭載した状態
で、上記裁断台2の上方に配設された切断刃3をアンダ
シート8に食い込むまで下降させることにより上記薄物
シートSを所定寸法に切断する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、キャリアフィルム
とグリーンシートとを貼合わせてなる薄物シートの切断
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、多層,積層型の電子部品を製造
する場合、セラミックからなるグリーンシートにキャリ
アフィルムを貼合わせて薄物シートを形成し、該薄物シ
ートを所定寸法に切断して部品素子を形成し、しかる
後、部品素子を焼成する方法が一般的である。
【0003】このような薄物シートの切断方法として、
従来、図9(a)に示すように、固定刃20と可動刃2
1との間に薄物シートSを配置し、該可動刃21を昇降
させることにより上記薄物シートSを切断したり、ある
いは図9(b)に示すように、裁断台22の一辺に固定
刃23を固定し、可動刃24を昇降させることにより裁
断台22に配置した薄物シートSを切断したりする方法
がある。
【0004】また、図10(a)に示すように、V字状
の溝25aが形成された裁断台25の上方に切断刃26
を昇降可能に配設し、切断刃26を下降させて溝25a
内に入り込むようにして薄物シートSを切断したり、さ
らには図10(b)に示すように、回転刃27を回転し
つつ溝25a内に入り込むようにして薄物シートSを切
断したりする方法がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の固定刃20,23と可動刃21,24とで発生する
剪断力で薄物シートSを切断する場合には、図11
(a)に示すように、薄物シートSの切断部分が切断方
向に変形し易く、キャリアフィルムS1とグリーンシー
トS2との層間剥離30が発生するおそれがあり、製品
の品質に悪影響を与えるという問題がある。
【0006】また、上記従来の切断刃26と溝25aの
縁25bとの剪断力で薄物シートSを切断する場合に
は、図11(b)に示すように、薄物シートSの切断部
分が溝25a内に大きく変形し、キャリアフィルムS1
とグリーンシートS2との層間剥離30が発生するおそ
れがある。さらに上記従来の回転刃27で切断方向に順
次剪断力で切断する場合にも、薄物シートSの切断部分
に変形が生じ易く、上記同様に層間剥離が発生するとい
う問題がある。
【0007】このような層間剥離30は、材質の異なる
キャリアフィルムS1とグリーンシートS2とを貼合わ
せてなる薄物シートSを切断する場合に顕著であり、こ
の点での対策が要請されている。
【0008】一方、上記従来の固定刃20と可動刃21
とで切断する構造の場合には、両者の微小隙間tの調整
に時間がかかり(図12(a)参照)、また両者20,
21の刃先の間から細かい切断片,いわゆる切断ひげ3
1が発生する場合があり、品質に悪影響を与えるという
問題がある(図11(a),図12(b)参照)。
【0009】本発明は、上記従来の実情に鑑みてなされ
たもので、切断時のキャリアフィルムとグリーンシート
との層間剥離を防止できるとともに、切断ひげの発生を
防止できる薄物シートの切断方法を提供することを目的
としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、裁断
台の載置面上に切断刃が進入できる硬さを有するアンダ
シートを配設し、該アンダシート上にキャリアフィルム
とグリーンシートとを貼合わせてなる薄物シートを載置
した状態で、上記裁断台の上方に配設された切断刃を上
記アンダシートに食い込むまで下降させることにより上
記薄物シートを所定寸法に切断することを特徴とする薄
物シートの切断方法である。
【0011】請求項2の発明は、請求項1において、切
断回数に応じて上記切断刃が食い込む上記アンダシート
の位置を変化させるように構成されていることを特徴と
している。
【0012】ここで、切断刃の食い込み位置を変化させ
るとは、切断刃又はアンダーシートのいずれか一方を食
い込み位置が変化するよう移動させることである。
【0013】請求項3の発明は、請求項1又は2におい
て、上記アンダシートは通気性を有するものからなり、
上記裁断台には載置面に連通する吸引孔が形成され、該
吸引孔には真空発生源が接続されており、上記薄物シー
トがアンダシート上に吸引固定されていることを特徴と
している。
【0014】請求項4の発明は、請求項1ないし3の何
れかにおいて、上記アンダーシートが樹脂含浸紙材であ
ることを特徴としている。
【0015】請求項5の発明は、請求項1又は2におい
て、上記薄物シートは、挟持具により挟持されて上記ア
ンダシート上に固定されていることを特徴としている。
【0016】請求項6の発明は、請求項1又は2におい
て、上記薄物シートは、真空発生源に接続された吸引具
により吸引保持されて上記アンダシート上に固定されて
いることを特徴としている。
【0017】
【発明の作用効果】請求項1の発明に係る切断方法で
は、切断刃が進入できる硬さを有するアンダシートを介
在させて切断刃により薄物シートを切断するようにした
ので、アンダシートが薄物シートの切断部分での変形を
抑制することとなり、キャリアフィルムとグリーンシー
トとの層間剥離の問題を解消でき、品質に対する信頼性
を高めることができる。
【0018】また切断刃による圧縮力が薄物シートの切
断刃当接部のみ作用することから、切断ひげの発生を防
止でき、この点からも品質に対する信頼性を高めること
ができる。さらに1枚の切断刃で切断するので、従来の
固定刃と可動刃との隙間調整を不要にでき、構造を簡略
化できるとともにコストを低減できる。
【0019】請求項2の発明では、切断回数に応じてア
ンダシートの切断刃が食い込む位置を変化させるように
したので、切断刃又はアンダーシートのいずれか一方を
移動させることにより、アンダシートの交換頻度を少な
くすることができ、コストの低減が可能となる。即ち、
アンダシートの同じ位置に切断刃が繰り返し食い込む
と、アンダシートの切り屑が発生し、該切り屑が薄物シ
ートに付着したり、あるいはアンダシートに生じた切断
痕により薄物シートが傷ついたりするおそれがある。こ
のような切り屑の付着や傷つきを防止するにはアンダシ
ートを頻繁に交換する必要があり、それだけコストが上
昇するという問題がある。
【0020】請求項3の発明では、裁断台に形成された
吸引孔により通気性を有するアンダシートを介して薄物
シートを吸引固定したので、切断時に薄物シートの切断
部分が変形するのを抑えることができ、キャリアフィル
ムとグリーンシートとの層間剥離をより確実に防止でき
る。また薄物シートをアンダシートに固定した状態で切
断するので、切断時の寸法精度のばらつきを防止でき
る。
【0021】請求項4の発明では、アンダーシートに樹
脂含浸紙材を採用したので、切断刃の切り込みによる繊
維の飛散を抑えることができ、異物の混入を防止でき
る。ちなみに、普通紙を用いた場合には切り込みにより
繊維が飛散しやすい。
【0022】請求項5の発明では、薄物シートを挟持具
で挟持した状態でアンダシートに固定したので、切断時
に薄物シートの切断部分が変形するのを抑えることがで
き、キャリアフィルムとグリーンシートとの層間剥離を
より確実に防止できるとともに、寸法精度のばらつきを
防止でき、請求項3と同様の効果が得られる。
【0023】請求項6の発明では、薄物シートを吸引具
で吸引保持した状態でアンダシートに固定したので、切
断時に薄物シートの切断部分が変形するのを抑えること
ができ、キャリアフィルムとグリーンシートとの層間剥
離をより確実に防止できるとともに、寸法精度のばらつ
きを防止でき、請求項3と同様の効果が得られる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて説明する。
【0025】図1ないし図5は、請求項1,2,3の発
明の一実施形態による薄物シートの切断方法を説明する
ための図であり、図1はその切断装置の概略構成図、図
2,図3,図4はそれぞれ切断装置の要部の概略図、図
5は切断刃の食い込み状態を模式的に示す図である。
【0026】図において、1は切断装置を示しており、
これは上面に載置面2aが形成された裁断台2の上方に
切断刃3を昇降可能に配設して構成されている。この切
断刃3は保持部材4により支持されており、該支持部材
4には昇降駆動部5が接続されている。
【0027】上記切断刃3は薄物平板状のものである
が、これの刃先3aは僅かながらうねりを有し、また取
付け角度に僅かながら傾きが生じる。この取付け傾きと
うねりによる刃先3aの先端と裁断台2の載置面2aと
の距離Aのばらつきが100μm以下となるように構成
されている。また上記載置面2aの表面粗さBは50μ
m以下に設定されている。
【0028】上記切断刃3は、表1に示すように、13
Cr系ステンレス製で、厚み0.25±0.009m
m、幅22.2±0.1mm、長さ155±0.3m
m、硬度770IIV以上、刃先角度23±1度、刃先の
鋭角部分の高さ1.0±0.10mmのものである。
【0029】
【表1】
【0030】上記切断刃3にはストッパ機構(不図示)
が設けられている。このストッパ機構は切断刃3の切断
時の下死点位置を規制するものであり、繰り返しの切断
動作による上記切断刃3の下死点と裁断台2の載置面2
aとの距離Cのばらつきが常時50μm以下になるよう
に設定されている。
【0031】上記裁断台2には載置面2aに連通する多
数の吸引孔2bが形成されており、各吸引孔2bは共通
の吸引口2cに連通接続されており、該吸引口2cには
不図示の真空発生源が接続されている。
【0032】上記裁断台2には裁断台駆動機構6が接続
されている。この裁断台駆動部6は切断回数に応じて裁
断台2を所定ピッチ移動させるように構成されている。
具体的には、切断回数が100回に達した時点で裁断台
2を1mm程度移動するようになっている。
【0033】そして上記載置面2aにはアンダシート8
が配置されている。このアンダシート8は厚みが0.2
3〜0.32mmからなり、かつその厚みのバラツキが
50μm以下からなる上質紙により構成されている。
【0034】この上質紙は通気性を有しており、その物
性値試験例によれば、表2に示すように、坪量209.
3g/m2 、厚さ0.234mm、密度0.894g/
cm 3 、表の平滑度45s、裏の平滑度36s、縦の引
張り強度11.08kN/m、横の引張り強度6.00
kN/mを有している。
【0035】次に上記切断装置1による薄物シートSの
切断方法について説明する。
【0036】
【表2】
【0037】本実施形態の薄物シートSは、多層,積層
型の電子部品に採用され、セラミックからなるグリーン
シートS2にキャリアフィルムS1を貼合わせてなり、
これを単層の状態で,もしくは複数層重ね合わせた状態
で所定寸法に切断することにより部品素子を構成するも
のである。
【0038】まず、薄物シートSを裁断台2のアンダシ
ート8の上面に配置し、この状態で真空発生源によりア
ンダシート8を介して薄物シートSを吸引し、該アンダ
シート8上面に固定する。
【0039】この状態にて切断刃3を下降させる。する
と切断刃3の刃先3aが薄物シートSのキャリアフィル
ムS1を圧縮して切断し、続いてグリーンシートS2を
圧縮して切断し、アンダシート8に食い込むように進入
する。この場合、上記刃先3aの圧縮力によるキャリア
フィルムS1,グリーンシートS2の変形はアンダシー
ト8により抑制されることとなる。このようにして薄物
シートSが切断される。
【0040】次いで切断刃3が上昇するとともに、予め
設定された切断寸法に応じたピッチだけ移動し、再度下
降して上記同様に薄物シートSを切断する。このような
動作を繰り返すことによって所定寸法からなる多数の部
品素子を形成する。ここで、上記切断刃3による切断回
数が例えば100回を越えると裁断台駆動機構6が裁断
台2を1mm移動させる。これによりアンダシート8に
食い込む切断刃3の位置がずれることとなる。
【0041】このように本実施形態によれば、上質紙か
らなるアンダシート8を介在させて薄物シートSを切断
したので、該アンダシート8が薄物シートSの切断部で
の変形を抑制することとなり、キャリアフィルムS1と
グリーンシートS2との層間剥離を防止でき、品質に対
する信頼性を向上できる。
【0042】また上記切断刃3による圧縮力が薄物シー
トSの一線上にのみ作用することから、切断ひげの発生
を防止でき、この点からも品質に対する信頼性を向上で
きる。さらに1枚の切断刃3で切断するので、従来の固
定刃と可動刃との隙間調整を不要にでき、構造を簡略化
できるとともにコストを低減できる。
【0043】本実施形態では、切断回数が例えば100
回を越えた時点でアンダシート8を移動させて切断刃3
の食い込み位置を変えるようにしたので、薄物シートS
にアンダシート8の切り屑が付着したり,切断痕による
傷がついたりするのを防止でき、またアンダシート8の
交換頻度を少なくすることができ、コストの低減が可能
となる。
【0044】本実施形態では、裁断台2に形成された吸
引孔2bにより通気性を有するアンダシート8を介して
薄物シートSを吸引固定したので、切断時に薄物シート
Sの切断部分が変形するのを抑えることができ、キャリ
アフィルムS1とグリーンシートS2との層間剥離をよ
り確実に防止できる。また薄物シートSをアンダシート
8に固定した状態で切断するので、切断時の寸法精度の
ばらつきを防止できる。
【0045】なお、上記実施形態では、アンダシート8
に上質紙を採用した場合を例に説明したが、本発明のア
ンダシートはこれに限られるものではなく、例えば、パ
ルプ中にアクリル系の樹脂を含浸させた樹脂含浸紙材を
採用してもよく、このようにしたのが請求項4の発明で
ある。この樹脂含浸紙材を用いた場合には、切断刃の切
り込みによる繊維の飛散を抑えることができ、異物の混
入を防止できる。また、アンダシートとしては多孔質シ
ート,あるいはスポンジ,ゴム等を採用してもよい。
【0046】表3は、樹脂含浸紙材の物性値試験例を示
しており、坪量177.6g/m2、厚さ0.261m
m、密度0.680g/cm3 、表の平滑度5s、裏の
平滑度5s、縦の引張り強度21.45kN/m、横の
引張り強度11.45kN/mを有している。また、樹
脂含浸紙製品の規格例としては、表4に示すように、坪
量175±10g/m2 、厚さ0.26±0.03mm
程度のものが好ましい。
【0047】
【表3】
【0048】
【表4】
【0049】また、上記実施形態では、裁断台2に真空
発生源に接続された吸引孔2bを形成し、該吸引孔2b
によりアンダシート8を介して薄物シートSを吸引固定
した場合を説明したが、本発明では、図6に示すよう
に、一対の挟持具10により薄物シートSの両面を挟持
し、これによりアンダシート8に固定してもよく、この
ようにしたのが請求項5の発明である。このようにした
場合には、切断時に薄物シートSの切断部が変形するの
を抑えることができ、キャリアフィルムS1とグリーン
シートS2との層間剥離をより確実に防止できるととも
に、寸法精度のばらつきを防止でき、上記実施形態と同
様の効果が得られる。
【0050】さらに、図7に示すように、真空源に連通
接続された吸引孔11aが形成された吸引具11により
薄物シートSの下面を吸引保持することによりアンダシ
ート8に固定してもよく、このようにしたのが請求項6
の発明である。この場合においても、切断時に薄物シー
トSの切断部が変形するのを抑えることができ、キャリ
アフィルムS1とグリーンシートS2との層間剥離をよ
り確実に防止でき、上記実施形態と同様の効果が得られ
る。
【0051】上記実施形態では、アンダシート8を裁断
台2に配置したが、本発明では、図8に示すように、ア
ンダシートと裁断台とを一体化したアンダブロック13
を採用することも可能である。この場合には、裁断台を
不要にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1,2,3の発明の一実施形態による薄
物シートの切断方法を説明するための切断装置の概略構
成図である。
【図2】上記切断装置の切断刃の要部を示す概略図であ
る。
【図3】上記切断装置の裁断台の載置面の要部を示す概
略図である。
【図4】上記切断装置のアンダシートの要部を示す概略
図である。
【図5】上記切断刃の食い込み状態を模式的に示す図で
ある。
【図6】請求項5の発明の一実施形態による切断方法を
示す概略構成図である。
【図7】請求項6の発明の一実施形態による切断方法を
示す概略構成図である。
【図8】上記アンダシートの変形例を示す概略構成図で
ある。
【図9】従来の一般的な切断方法を示す図である。
【図10】従来の一般的な切断方法を示す図である。
【図11】従来方法の問題点を示す図である。
【図12】従来方法の問題点を示す図である。
【符号の説明】
2 裁断台 2a 載置面 2b 吸引孔 3 切断刃 3a 刃先 8 アンダシート 10 挟持具 11 吸引具 13 アンダブロック S 薄物シート S1 キャリアフィルム S2 グリーンシート

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 裁断台の載置面上に切断刃が進入できる
    硬さを有するアンダシートを配設し、該アンダシート上
    にキャリアフィルムとグリーンシートとを貼合わせてな
    る薄物シートを載置した状態で、上記裁断台の上方に配
    設された切断刃を上記アンダシートに食い込むまで下降
    させることにより上記薄物シートを所定寸法に切断する
    ことを特徴とする薄物シートの切断方法。
  2. 【請求項2】 請求項1において、切断回数に応じて上
    記切断刃が食い込む上記アンダシートの位置を変化させ
    るように構成されていることを特徴とする薄物シートの
    切断方法。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2において、上記アンダシ
    ートは通気性を有するものからなり、上記裁断台には載
    置面に連通する吸引孔が形成され、該吸引孔には真空発
    生源が接続されており、上記薄物シートがアンダシート
    上に吸引固定されていることを特徴とする薄物シートの
    切断方法。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3の何れかにおいて、上
    記アンダーシートが樹脂含浸紙材であることを特徴とす
    る薄物シートの切断方法。
  5. 【請求項5】 請求項1又は2において、上記薄物シー
    トは、挟持具により挟持されて上記アンダシート上に固
    定されていることを特徴とする薄物シートの切断方法。
  6. 【請求項6】 請求項1又は2において、上記薄物シー
    トは、真空発生源に接続された吸引具により吸引保持さ
    れて上記アンダシート上に固定されていることを特徴と
    する薄物シートの切断方法。
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