JP2003299973A - コンクリート塊の摩砕装置 - Google Patents

コンクリート塊の摩砕装置

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和明 荒川
Akira Sato
章 佐藤
Osamu Hatanaka
治 畑中
Kunio Yanagibashi
邦生 柳橋
Toshio Yonezawa
敏男 米澤
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    • Y02W30/91Use of waste materials as fillers for mortars or concrete

Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンクリート塊のみを充填するだけで、高い
セメントモルタル分の除去効率を得ることができるコン
クリート塊の摩砕装置を提供することである。 【解決手段】 環状の摩砕室6の下方を規制する排出量
規制板7を筒状ロータ4に取り付けて、筒状ロータ4の
偏心回転で排出量規制板7を常に揺さぶるとともに、排
出量規制板7の外周縁に堰7aを設けて、その上端が鉛
直筒部材2の下端内周を起点としてコンクリート塊の安
息角φで延長した円錐面7bよりも外側に位置させるこ
とにより、排出量規制板7を摩砕室6の下端に接近させ
ても、摩砕室6の下端と排出量規制板7の間が閉塞され
ず、かつ、摩砕室6下端の排出口が常にコンクリート塊
で塞がれるようにし、摩砕に必要な滞留時間を十分に確
保して、コンクリート塊のみを充填するだけで、その骨
材からのセメントモルタル分の除去効率を高めることが
できるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、コンクリート廃
材から得られるコンクリート塊を、圧縮力を加えながら
互いに摩擦接触させて、その骨材からセメントモルタル
分を除去するコンクリート塊の摩砕装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】建設廃棄物の大きな割合を占めるコンク
リート廃材は、路盤材や埋め戻し材として再利用されて
いるが、構造体コンクリート用骨材としてのより高度な
再利用法が求められている。コンクリート廃材を構造体
コンクリート用骨材として再利用するためには、これら
を破砕して得られるコンクリート塊を、圧縮力を加えな
がら互いに摩擦接触させ(以下、この作用を摩砕と言
う)、その骨材からセメントモルタル分を除去する必要
がある。
【0003】このようにコンクリート塊を摩砕する装置
としては、例えば、特開2001−239250号公報
に記載されたものがある。この摩砕装置は、図4に示す
ように、ケーシング51の鉛直筒部内に、偏心回転自在
な筒状ロータ52を設けて、鉛直筒部と筒状ロータ52
間に環状の摩砕室53を形成し、この環状の摩砕室53
の下方を排出量規制板54で規制して、摩砕室53に充
填されるコンクリート塊Aを、筒状ロータ52の偏心回
転による摩砕室53の半径方向間隙の拡縮で摩砕し、そ
の骨材からセメントモルタル分を除去するものである。
なお、この装置では、摩砕の際の圧縮力を増大するため
に鋼球等の媒体Bをコンクリート塊Aと一緒に摩砕室5
3に充填している。
【0004】前記排出量規制板54は上下位置を調節可
能に設置されており、摩砕室53の下端に接近させるこ
とにより、摩砕室53内でのコンクリート塊Aの充填密
度を高くすることができるようになっている。摩砕室5
3での摩砕で分離した骨材とセメントモルタル分は、ケ
ーシング51の下端からホッパ55に排出され、振動篩
や風篩等により篩い分けられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のコンク
リート塊の摩砕装置では、骨材からのセメントモルタル
分の除去効率を高めるために、排出量規制板を摩砕室の
下端に接近させて、摩砕室内でのコンクリート塊の充填
密度を高くすると、摩砕室の下端と排出量規制板の間が
閉塞される恐れがある。
【0006】このため、排出量規制板の摩砕室下端への
接近量が制約され、そのままではセメントモルタル分の
除去効率を十分に高めることはできず、これを補うため
に摩砕の際の圧縮力を増大する媒体をコンクリート塊と
一緒に充填している。この媒体は摩砕装置から排出され
たのち、得られた骨材と分離する必要があるので、別途
の余分な工程を必要とする。
【0007】そこで、この発明の課題は、コンクリート
塊のみを充填するだけで、高いセメントモルタル分の除
去効率を得ることができるコンクリート塊の摩砕装置を
提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、この発明は、ケーシングの鉛直筒部内に設けた偏
心回転軸に筒状ロータを回転自在に取り付けて、これら
の鉛直筒部と筒状ロータ間に環状の摩砕室を形成し、こ
の環状の摩砕室の下方を排出量規制板で規制して、摩砕
室に充填されるコンクリート塊を、前記筒状ロータの偏
心回転で圧縮力を加えながら互いに摩擦接触させ、その
骨材からセメントモルタル分を除去するコンクリート塊
の摩砕装置において、前記排出量規制板を前記筒状ロー
タに取り付け、この排出量規制板の外径側排出端を、前
記鉛直筒部の下端内周を起点として前記コンクリート塊
の安息角で下方へ延長した円錐面よりも外側に位置させ
た構成を採用したものである。
【0009】すなわち、排出量規制板を筒状ロータに取
り付けて、筒状ロータの偏心回転で排出量規制板を常に
揺さぶることにより、この揺さぶりでその上方に充填さ
れたコンクリート塊の流動性を高め、排出量規制板を摩
砕室の下端に接近させて、摩砕室内のコンクリート塊の
充填密度を高くしても、摩砕室の下端と排出量規制板の
間が閉塞されないようにした。排出量規制板の外径側排
出端を、前記鉛直筒部の下端内周を起点としてコンクリ
ート塊の安息角で下方へ延長した円錐面よりも外側に位
置させるようにしたのは、摩砕室下端の排出口が常にコ
ンクリート塊で塞がれるようにし、摩砕に必要な滞留時
間を十分に確保するためである。
【0010】前記排出量規制板の外周縁に、上方に突出
する堰を設けることにより、排出量規制板の外径を小さ
くして、その外径側排出端を前記安息角で下方へ延長し
た円錐面よりも外側に位置させることができる。
【0011】前記ケーシングの鉛直筒部を昇降可能とす
ることにより、万が一、摩砕室の下端と排出量規制板の
間が閉塞されても、鉛直筒部を上昇させるのみで、摩砕
装置の運転を停止することなく閉塞を解消することがで
きる。また、鉛直筒部材を昇降することにより、摩砕処
理されるコンクリート塊の粒度に応じて、摩砕室の下端
と排出量規制板との間隔を調節し、摩砕室内のコンクリ
ート塊の充填密度を調整することもできる。
【0012】前記環状の摩砕室の内周側および外周側の
壁面の少なくとも一方に、前記摩砕室内に突出する水平
リングを設けることにより、環状の摩砕室内のコンクリ
ート塊の動きを上下方向にもある程度拘束し、筒状ロー
タの偏心回転による摩砕室の半径方向間隙の拡縮で、前
記摩砕の際の圧縮力を半径方向のみでなく上下方向にも
発生させ、この2軸方向に発生する圧縮力の作用で、セ
メントモルタル分の除去効率をより高めることができ
る。なお、この水平リングは上下に何段に設けてもよ
く、複数段に設ける場合は、各段の水平リングの壁面か
らの突出量を異なるものとしてもよい。
【0013】前記水平リングを着脱可能とすることによ
り、摩砕処理されるコンクリート塊の粒度に応じて、水
平リングを線径の異なるものと交換し、その壁面からの
突出量を調節することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図1乃至図3に基づき、こ
の発明の実施形態を説明する。図1および図2は、第1
の実施形態である。このコンクリート塊の摩砕装置は、
図1に示すように、ケーシング1の上部が別体の鉛直筒
部材2で形成され、ケーシング1の中心に設けられた回
転軸3の上部が偏心軸部3aとされて鉛直筒部材2の中
に挿入され、この偏心軸部3aに筒状ロータ4が軸受5
で回転自在に取り付けられて、鉛直筒部材2と筒状ロー
タ4の間に環状の摩砕室6が形成されている。
【0015】摩砕処理されるコンクリート塊は、鉛直筒
部材2の上方から投入され、摩砕室6に充填される。環
状の摩砕室6の内周壁を形成する筒状ロータ4は、内ロ
ータ4aとライナを兼ねた外ロータ4bとから成り、外
ロータ4bの下端外周側に、摩砕室6の下方を規制する
環状の排出量規制板7が取り付けられている。なお、筒
状ロータ4の下部に外側への傾斜面を設けたのは、摩砕
室6に充填されるコンクリート塊の落下を抑制するため
である。
【0016】前記排出量規制板7の外周縁には、上方に
突出する堰7aが設けられており、その上端が、鉛直筒
部材2の下端内周を起点としてコンクリート塊の安息角
φで下方へ延長した円錐面7bよりも全周で外側に位置
するようになっている。したがって、摩砕室6下端の排
出口は常にコンクリート塊で塞がれ、摩砕に必要な滞留
時間が十分に確保される。なお、この実施形態ではコン
クリート塊の安息角φを35°として設計している。
【0017】前記回転軸3は、ケーシング1の内側に張
り出す支持部8に軸受9で回転自在に支持され、その下
端に取り付けられたプーリ10に、Vベルト11を介し
てモータ12の回転力が伝達されるようになっている。
【0018】前記鉛直筒部材2は、油圧シリンダ13で
昇降可能とされており、万が一、摩砕室6の下端と排出
量規制板7の間が閉塞されても、鉛直筒部材2を上昇さ
せるのみで、摩砕装置の運転を停止することなく閉塞を
解消できるようになっている。また、鉛直筒部材2を昇
降することにより、摩砕処理されるコンクリート塊の粒
度に応じて、摩砕室6の下端と排出量規制板7との間隔
を調節し、摩砕室6内のコンクリート塊の充填密度を調
整することもできる。
【0019】前記摩砕室6に充填されたコンクリート塊
は、筒状ロータ4の偏心回転で摩砕され、その骨材から
セメントモルタル分が除去される。この摩砕で分離され
た骨材とセメントモルタル分は、排出量規制板7の外周
から下方に落下し、排出口14から排出コンベア15上
に排出される。排出コンベア15で排出された骨材とセ
メントモルタル分は、振動篩や風篩等により篩い分けら
れる。
【0020】つぎに、前記摩砕室6での摩砕作用を図2
により説明する。前記偏心軸部3aの中心Pは、回転軸
3の1回転で、回転軸3の中心Oからの偏心量δを半径
とする円A上を1周し、これに伴って筒状ロータ4の外
周点Qも、円Aと同じ半径の円B上を1周し、筒状ロー
タ4が、図中に二点鎖線で示す位置との間を旋回運動す
る。したがって、環状の摩砕室6の半径方向間隙は各周
方向位置で連続的に拡縮する。
【0021】前記回転軸3は500rpm程度の回転数
で高速回転するので、筒状ロータ4も1分間に500回
程度旋回して、前記摩砕室6の半径方向間隙が高速で拡
縮する。したがって、この高速で拡縮する間隙に充填さ
れたコンクリート塊が、圧縮力を受けながら互いに摩擦
接触し、その骨材からセメントモルタル分が除去され
る。
【0022】なお、偏心軸部3aに回転自在に取り付け
られた筒状ロータ4は、摩砕室6に充填されたコンクリ
ート塊でその回転を規制されるので、コンクリート塊の
流動に伴って回転軸3の回転速度の1/10以下の低速
で回転する。この筒状ロータ4の回転は、回転軸3の回
転方向と逆方向に生じることが多い。
【0023】前記排出量規制板7は筒状ロータ4に取り
付けられているので、筒状ロータ4と一緒に高速で旋回
運動する。したがって、この旋回運動による揺さぶり
で、排出量規制板7の上方に充填されたコンクリート塊
の流動性が高められるので、排出量規制板7を摩砕室6
の下端に接近させて、摩砕室6内のコンクリート塊の充
填密度を高くしても、摩砕室6の下端と排出量規制板7
の間が閉塞されることはない。
【0024】図3は、第2の実施形態を示す。このコン
クリート塊の摩砕装置は、基本的な構成は第1の実施形
態のものと同じであり、環状の摩砕室6の内周壁を形成
する筒状ロータ4の外周に、摩砕室6内に突出する水平
リング16が、上下に複数段に設けられている点のみが
異なる。その他の部分は、第1の実施形態のものと同じ
であるので、図1と同じ符号で表示した。
【0025】したがって、この実施形態では、環状の摩
砕室6内のコンクリート塊の動きが、摩砕室6内に突出
する水平リング16により上下方向にもある程度拘束さ
れ、筒状ロータ4の偏心回転による摩砕室6の半径方向
間隙の拡縮で、摩砕の際の圧縮力を半径方向のみでなく
上下方向にも発生させ、この2軸方向に発生する圧縮力
の作用で、セメントモルタル分の除去効率をより高める
ことができる。
【0026】前記各水平リング16は、筒状ロータ4の
上端に取り付けられた環状板17から垂下された複数の
垂直棒18に固定されている。各水平リング16は環状
板17と一緒に筒状ロータ4へ着脱できるようになって
おり、摩砕処理されるコンクリート塊の粒度に応じて水
平リング16を線径の異なるものと交換し、その摩砕室
6内への突出量を調節することができる。
【0027】なお、この実施形態では、水平リング16
を筒状ロータ4の外周に設けて、環状の摩砕室6の内周
側から突出させたが、鉛直筒部材2の内周に設けて、摩
砕室6の外周側から突出させてもよい。勿論、摩砕室6
の内外周両側から突出させてもよい。
【0028】
【発明の効果】以上のように、この発明のコンクリート
塊の摩砕装置は、環状の摩砕室の下方を規制する排出量
規制板を筒状ロータに取り付けて、筒状ロータの偏心回
転で排出量規制板を常に揺さぶるようにするともに、排
出量規制板の外径側排出端を、鉛直筒部の下端内周を起
点としてコンクリート塊の安息角で下方へ延長した円錐
面よりも外側に位置させることにより、排出量規制板を
摩砕室の下端に接近させて、摩砕室内のコンクリート塊
の充填密度を高くしても、摩砕室の下端と排出量規制板
の間が閉塞されず、かつ、摩砕室下端の排出口が常にコ
ンクリート塊で塞がれるようにしたので、摩砕に必要な
滞留時間を十分に確保して、コンクリート塊のみを充填
するだけで、その骨材からのセメントモルタル分の除去
効率を高めることができる。
【0029】また、前記環状の摩砕室の内周側および外
周側の壁面の少なくとも一方に、摩砕室内に突出する水
平リングを設けることにより、環状の摩砕室内のコンク
リート塊の動きを上下方向にもある程度拘束し、筒状ロ
ータの偏心回転による摩砕室の半径方向間隙の拡縮で、
摩砕の際の圧縮力を半径方向のみでなく上下方向にも発
生させ、この2軸方向に発生する圧縮力の作用で、セメ
ントモルタル分の除去効率をより高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態のコンクリート塊の摩砕装置を
示す縦断面図
【図2】図1の摩砕室での摩砕作用を説明する平面断面
【図3】第2の実施形態のコンクリート塊の摩砕装置を
示す一部省略縦断面図
【図4】従来のコンクリート塊の摩砕装置を示す縦断面
【符号の説明】
1 ケーシング 2 鉛直筒部材 3 回転軸 3a 偏心軸部 4 筒状ロータ 4a 内ロータ 4b 外ロータ 5 軸受 6 摩砕室 7 排出量規制板 7a 堰 7b 円錐面 8 支持部 9 軸受 10 プーリ 11 Vベルト 12 モータ 13 油圧シリンダ 14 排出口 15 排出コンベア 16 水平リング 17 環状板 18 垂直棒
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 章 大阪市西区北堀江1丁目12番19号 株式会 社栗本鐵工所内 (72)発明者 畑中 治 大阪市西区北堀江1丁目12番19号 株式会 社栗本鐵工所内 (72)発明者 柳橋 邦生 千葉県印西市大塚一丁目5番地1 株式会 社竹中工務店技術研究所内 (72)発明者 米澤 敏男 千葉県印西市大塚一丁目5番地1 株式会 社竹中工務店技術研究所内 Fターム(参考) 4D063 BB02 BB18 GA10

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーシングの鉛直筒部内に設けた偏心回
    転軸に筒状ロータを回転自在に取り付けて、これらの鉛
    直筒部と筒状ロータ間に環状の摩砕室を形成し、この環
    状の摩砕室の下方を排出量規制板で規制して、摩砕室に
    充填されるコンクリート塊を、前記筒状ロータの偏心回
    転で圧縮力を加えながら互いに摩擦接触させ、その骨材
    からセメントモルタル分を除去するコンクリート塊の摩
    砕装置において、前記排出量規制板を前記筒状ロータに
    取り付け、この排出量規制板の外径側排出端を、前記鉛
    直筒部の下端内周を起点として前記コンクリート塊の安
    息角で下方へ延長した円錐面よりも外側に位置させるよ
    うにしたことを特徴とするコンクリート塊の摩砕装置。
  2. 【請求項2】 前記排出量規制板の外周縁に、上方に突
    出する堰を設けた請求項1に記載のコンクリート塊の摩
    砕装置。
  3. 【請求項3】 前記ケーシングの鉛直筒部を昇降可能と
    した請求項1または2に記載のコンクリート塊の摩砕装
    置。
  4. 【請求項4】 前記環状の摩砕室の内周側および外周側
    の壁面の少なくとも一方に、前記摩砕室内に突出する水
    平リングを設けた請求項1乃至3のいずれかに記載のコ
    ンクリート塊の摩砕装置。
  5. 【請求項5】 前記水平リングを着脱可能とした請求項
    4に記載のコンクリート塊の摩砕装置。
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