JP2003191161A - 骨材研磨装置 - Google Patents
骨材研磨装置Info
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- JP2003191161A JP2003191161A JP2001388770A JP2001388770A JP2003191161A JP 2003191161 A JP2003191161 A JP 2003191161A JP 2001388770 A JP2001388770 A JP 2001388770A JP 2001388770 A JP2001388770 A JP 2001388770A JP 2003191161 A JP2003191161 A JP 2003191161A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 コンクリートの骨材原料となる砕砂等の破砕
品を研磨するに適した骨材研磨装置を提供する。 【解決手段】下方に向かって拡径する円錐形状の部分を
有した皿面6aを備えて該皿面の縦断面が中央部から外
周部にかけて凹状に湾曲するとともに回転軸芯回りに回
転自在な回転皿6と、上方に向かって縮径する部分を有
した内壁面7aを備えて該内壁面7aの縦断面が凹状に
湾曲している外周環7と、を具備した骨材研磨装置1に
おいて、該回転軸芯を鉛直方向に対して10度〜30度
の範囲に傾けるとともに、外周環7上方の該回転軸芯を
傾けた方向に製品取出口40Cを設け、皿面6aと内壁
面7aとが形成する破砕室27に、磨砕用ボールを配す
る。
品を研磨するに適した骨材研磨装置を提供する。 【解決手段】下方に向かって拡径する円錐形状の部分を
有した皿面6aを備えて該皿面の縦断面が中央部から外
周部にかけて凹状に湾曲するとともに回転軸芯回りに回
転自在な回転皿6と、上方に向かって縮径する部分を有
した内壁面7aを備えて該内壁面7aの縦断面が凹状に
湾曲している外周環7と、を具備した骨材研磨装置1に
おいて、該回転軸芯を鉛直方向に対して10度〜30度
の範囲に傾けるとともに、外周環7上方の該回転軸芯を
傾けた方向に製品取出口40Cを設け、皿面6aと内壁
面7aとが形成する破砕室27に、磨砕用ボールを配す
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主に砂岩、カクセ
ン岩、安山岩、石灰石等の原石を破砕することにより製
造した砕骨材を研磨する骨材研磨装置に係り、特にコン
クリート等の骨材となる砕砂等を研磨するに適した骨材
研磨装置に関する。
ン岩、安山岩、石灰石等の原石を破砕することにより製
造した砕骨材を研磨する骨材研磨装置に係り、特にコン
クリート等の骨材となる砕砂等を研磨するに適した骨材
研磨装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、環境への配慮から、徐々に天然砂
の採取規制が厳しくなり、従来のように川砂等の天然砂
を国内で、潤沢に採取することは困難になってきてい
る。そのため、砂岩、カクセン岩、安山岩、石灰石等の
原石を採石し、該原石を破砕機で破砕することによっ
て、砕砂を製造し、該砕砂を天然砂の替わりとして使用
する方法が一般的になりつつある。前記原石を破砕し
て、砕砂を製造するための破砕装置としては、コーンク
ラッシャや竪形粉砕機などが一般的に使用されている。
の採取規制が厳しくなり、従来のように川砂等の天然砂
を国内で、潤沢に採取することは困難になってきてい
る。そのため、砂岩、カクセン岩、安山岩、石灰石等の
原石を採石し、該原石を破砕機で破砕することによっ
て、砕砂を製造し、該砕砂を天然砂の替わりとして使用
する方法が一般的になりつつある。前記原石を破砕し
て、砕砂を製造するための破砕装置としては、コーンク
ラッシャや竪形粉砕機などが一般的に使用されている。
【0003】ここで、前記した天然砂は、一般的に角が
取れて丸みをおびた形状であって、コンクリート用の骨
材として用いると施工の際のコンクリートの流動性が良
いという優れた作用効果を有するとともに、コンクリー
トへの実績率を高くすることが可能であるといった優れ
た特性を有している。前記実績率はJIS A5005
に粒径判定実績率として規定されており、天然砂の粒径
判定実績率は、概略60〜65の範囲にある。天然砂と
の比較において、実績率の低い砕砂はコンクリート用し
て使用できない場合もあり、また、使用できても水/セ
メント比の増加、スランプの低下等のワーカビリティの
劣化の問題が発生する。
取れて丸みをおびた形状であって、コンクリート用の骨
材として用いると施工の際のコンクリートの流動性が良
いという優れた作用効果を有するとともに、コンクリー
トへの実績率を高くすることが可能であるといった優れ
た特性を有している。前記実績率はJIS A5005
に粒径判定実績率として規定されており、天然砂の粒径
判定実績率は、概略60〜65の範囲にある。天然砂と
の比較において、実績率の低い砕砂はコンクリート用し
て使用できない場合もあり、また、使用できても水/セ
メント比の増加、スランプの低下等のワーカビリティの
劣化の問題が発生する。
【0004】従って、前記した破砕装置で砕砂等の骨材
を製造する場合においては、可能な限り角がとれた破砕
品になるように様々な破砕条件が試みられているが、前
記破砕装置の破砕作用には限界があり、前述したコーン
クラッシャで実績率は概略56程度であり、竪型粉砕機
でも実績率62程度が限界である。
を製造する場合においては、可能な限り角がとれた破砕
品になるように様々な破砕条件が試みられているが、前
記破砕装置の破砕作用には限界があり、前述したコーン
クラッシャで実績率は概略56程度であり、竪型粉砕機
でも実績率62程度が限界である。
【0005】そのため、前記破砕装置で破砕した破砕品
を研磨するように破砕(磨砕と称することもある)し
て、より丸みをおびた形状とする骨材研磨装置が従来よ
り提案されている。従来から提案されている骨材研磨装
置の1例としては、図4(1)に示したようなボールミ
ルであって、コーンクラッシャ等の破砕装置で一度破砕
した破砕品を、ボールミル内で磨砕することにより、破
砕品の角を取って丸みをおびた粒子形状とすることがで
きる。
を研磨するように破砕(磨砕と称することもある)し
て、より丸みをおびた形状とする骨材研磨装置が従来よ
り提案されている。従来から提案されている骨材研磨装
置の1例としては、図4(1)に示したようなボールミ
ルであって、コーンクラッシャ等の破砕装置で一度破砕
した破砕品を、ボールミル内で磨砕することにより、破
砕品の角を取って丸みをおびた粒子形状とすることがで
きる。
【0006】また、従来から提案されている骨材研磨装
置の他の例としては、図4(2)に示したような衝突タ
イプの研磨装置であって、回転板から勢い良く飛びださ
せた破砕品を衝突壁に衝突させることによって、破砕品
の角を取って丸みをおびた粒子形状とすることができ
る。
置の他の例としては、図4(2)に示したような衝突タ
イプの研磨装置であって、回転板から勢い良く飛びださ
せた破砕品を衝突壁に衝突させることによって、破砕品
の角を取って丸みをおびた粒子形状とすることができ
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図4
(1)に示したボールミルタイプの破砕装置において
は、破砕品の角を取って丸みをおびた粒子形状とするこ
とができるものの、微粉が多く発生し、該微粉の混入し
た破砕品をコンクリート用の骨材として用いると、該微
粉が多くの水分を吸収する等といった悪影響を及ぼし
て、施工の際のコンクリートの流動性が悪くなる。その
ため、通常は湿式分級などを実施して微粉を取り除く必
要があるが、湿式分級には大きな設備を必要として、ま
た大量の水を使用する等のことから、環境面及び効率面
から好ましくない。
(1)に示したボールミルタイプの破砕装置において
は、破砕品の角を取って丸みをおびた粒子形状とするこ
とができるものの、微粉が多く発生し、該微粉の混入し
た破砕品をコンクリート用の骨材として用いると、該微
粉が多くの水分を吸収する等といった悪影響を及ぼし
て、施工の際のコンクリートの流動性が悪くなる。その
ため、通常は湿式分級などを実施して微粉を取り除く必
要があるが、湿式分級には大きな設備を必要として、ま
た大量の水を使用する等のことから、環境面及び効率面
から好ましくない。
【0008】また、図4(2)に示したような衝突タイ
プの研磨装置においては、破砕品が衝突壁(外壁)に衝
突するのは通常1回のみである。従って、破砕品の衝突
壁に衝突した側の角をとることができても、衝突してい
ない側の角を取ることができないため、破砕品全体の角
を取って丸みをおびた粒子形状とすることができない。
プの研磨装置においては、破砕品が衝突壁(外壁)に衝
突するのは通常1回のみである。従って、破砕品の衝突
壁に衝突した側の角をとることができても、衝突してい
ない側の角を取ることができないため、破砕品全体の角
を取って丸みをおびた粒子形状とすることができない。
【0009】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
のであり、コンクリート等の骨材原料となる砕砂等の破
砕品を研磨するに適した骨材研磨装置を提供することを
目的とする。
のであり、コンクリート等の骨材原料となる砕砂等の破
砕品を研磨するに適した骨材研磨装置を提供することを
目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明による骨材研磨装置は、 (1) 下方に向かって拡径する円錐形状の部分を有し
た皿面を備えて該皿面の縦断面が中央部から外周部にか
けて凹状に湾曲するとともに回転軸芯回りに回転自在な
回転皿と、少なくとも上部が上方に向かって縮径する部
分を有した内壁面を備えて該内壁面の縦断面が凹状に湾
曲している外周環とを具備し、該回転皿の皿面と該外周
環の内壁面とが回転皿と外周環との間に設けた微小隙間
を除いて連続的な円滑面に形成された骨材研磨装置であ
って、該回転軸芯を鉛直方向に対して10度〜30度の
範囲に傾けるとともに、該外周環上方の該回転軸芯を傾
けた方向に製品取出口を設けた。
め、本発明による骨材研磨装置は、 (1) 下方に向かって拡径する円錐形状の部分を有し
た皿面を備えて該皿面の縦断面が中央部から外周部にか
けて凹状に湾曲するとともに回転軸芯回りに回転自在な
回転皿と、少なくとも上部が上方に向かって縮径する部
分を有した内壁面を備えて該内壁面の縦断面が凹状に湾
曲している外周環とを具備し、該回転皿の皿面と該外周
環の内壁面とが回転皿と外周環との間に設けた微小隙間
を除いて連続的な円滑面に形成された骨材研磨装置であ
って、該回転軸芯を鉛直方向に対して10度〜30度の
範囲に傾けるとともに、該外周環上方の該回転軸芯を傾
けた方向に製品取出口を設けた。
【0011】(2)(1)に記載の骨材研磨装置におい
て、前記皿面と前記内壁面とが形成する破砕室に、磨砕
用ボールを配した。
て、前記皿面と前記内壁面とが形成する破砕室に、磨砕
用ボールを配した。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態の好ましい1例
について、以下図面に基づいて詳細に説明する。図1〜
図3は本発明の実施形態に係り,図1は骨材研磨装置の
全体縦断面図であり,図2は骨材研磨装置の要部縦断面
図であり,図3は骨材研磨装置の概略フローを説明する
ための概念図である。図4は従来技術による骨材研磨装
置の骨材研磨原理を説明するための概念図である。
について、以下図面に基づいて詳細に説明する。図1〜
図3は本発明の実施形態に係り,図1は骨材研磨装置の
全体縦断面図であり,図2は骨材研磨装置の要部縦断面
図であり,図3は骨材研磨装置の概略フローを説明する
ための概念図である。図4は従来技術による骨材研磨装
置の骨材研磨原理を説明するための概念図である。
【0013】図1及び図2に示した骨材研磨装置は、下
方に向かって拡径する円錐形状の部分を有した皿面6a
を備えて該皿面6aの縦断面が中央部から外周部にかけ
て凹状に湾曲するとともに回転軸2の回転軸芯回りに回
転自在な回転皿6と、少なくとも上部が上方に向かって
縮径する部分を有した内壁面7aを備えて内壁面7aの
縦断面が凹状に湾曲している外周環7とを具備してい
る。そして、回転皿6の皿面6aと外周環7の内壁面7
aとが、回転皿6と外周環7との間に設けた微小隙間1
9を除いて連続的な円滑面に形成されているとともに、
回転皿6の回転軸芯が鉛直方向に対してθ(本実施形態
においてはθ=20度)傾いた構成となっている。
方に向かって拡径する円錐形状の部分を有した皿面6a
を備えて該皿面6aの縦断面が中央部から外周部にかけ
て凹状に湾曲するとともに回転軸2の回転軸芯回りに回
転自在な回転皿6と、少なくとも上部が上方に向かって
縮径する部分を有した内壁面7aを備えて内壁面7aの
縦断面が凹状に湾曲している外周環7とを具備してい
る。そして、回転皿6の皿面6aと外周環7の内壁面7
aとが、回転皿6と外周環7との間に設けた微小隙間1
9を除いて連続的な円滑面に形成されているとともに、
回転皿6の回転軸芯が鉛直方向に対してθ(本実施形態
においてはθ=20度)傾いた構成となっている。
【0014】ここで、図1に示すように、回転皿6は回
転皿6の中心下方に垂設される回転軸2およびカップリ
ング2aを介して減速機25の出力軸と連結され,可変
速電動機26によって回転駆動されるが、外周環7は前
記回転皿6の上方に同軸的に周設されるが、後述する架
台23に係止されて、静止する構造である。前記回転皿
6の皿面6aと外周環7の内壁面とは、回転皿6と外周
環7との間の微小隙間19(クリアランス19と称する
こともある)を除いて、連続的な円滑面に形成されてい
る。
転皿6の中心下方に垂設される回転軸2およびカップリ
ング2aを介して減速機25の出力軸と連結され,可変
速電動機26によって回転駆動されるが、外周環7は前
記回転皿6の上方に同軸的に周設されるが、後述する架
台23に係止されて、静止する構造である。前記回転皿
6の皿面6aと外周環7の内壁面とは、回転皿6と外周
環7との間の微小隙間19(クリアランス19と称する
こともある)を除いて、連続的な円滑面に形成されてい
る。
【0015】図1に示した実施形態の骨材研磨装置1に
用いた外周環7は、柱脚24,架台23を介して、可動
台盤100に連結されている。可動台盤100は、その
1端側をピンジョイント110で固定台盤120とピン
接合するとともに,他端側を固定台盤120に固設され
た油圧シリンダ130のピストンロッド130aの先端
に設けたピンジョイント140で接合することによっ
て,油圧シリンダ130のピストンロッド130aの進
退動によって可動台盤100は任意の傾斜角θを取れる
よう構成されている。
用いた外周環7は、柱脚24,架台23を介して、可動
台盤100に連結されている。可動台盤100は、その
1端側をピンジョイント110で固定台盤120とピン
接合するとともに,他端側を固定台盤120に固設され
た油圧シリンダ130のピストンロッド130aの先端
に設けたピンジョイント140で接合することによっ
て,油圧シリンダ130のピストンロッド130aの進
退動によって可動台盤100は任意の傾斜角θを取れる
よう構成されている。
【0016】また、外周環7の上部には天板40aを有
する帽子状の円筒管40が載置され外周環7に連結され
る。円筒管40の天板40aには破砕室27内に吹き込
まれた空気の抽気管が配されるとともに、骨材を投入す
るための原料投入シュート50が配されており、外周環
7上方の回転軸芯を傾けた方向に製品取出口40Cを設
けている。
する帽子状の円筒管40が載置され外周環7に連結され
る。円筒管40の天板40aには破砕室27内に吹き込
まれた空気の抽気管が配されるとともに、骨材を投入す
るための原料投入シュート50が配されており、外周環
7上方の回転軸芯を傾けた方向に製品取出口40Cを設
けている。
【0017】上記のように構成した骨材研磨装置1にお
いては、回転皿6と外周環7とで形成される空間である
破砕室27の中で,投入された原料(破砕品)が遠心流
動による磨砕作用を受けて、研磨される構造となってい
る。
いては、回転皿6と外周環7とで形成される空間である
破砕室27の中で,投入された原料(破砕品)が遠心流
動による磨砕作用を受けて、研磨される構造となってい
る。
【0018】なお、破砕室27を形成する外周環7の内
壁面7aと皿面6aは装置の運転により磨耗するが、例
えば窒化ケイ素、アルミナ、又はジルコニア等のセラミ
ック製、又は高クローム含有の鋼(鋳鉄)を用いること
により、磨耗の進行を抑えてメンテナンス期間を長くす
ることが可能である。
壁面7aと皿面6aは装置の運転により磨耗するが、例
えば窒化ケイ素、アルミナ、又はジルコニア等のセラミ
ック製、又は高クローム含有の鋼(鋳鉄)を用いること
により、磨耗の進行を抑えてメンテナンス期間を長くす
ることが可能である。
【0019】図3に骨材研磨の概略フローを示す。図3
に示した骨材研磨装置1の抽気管48にはバグフィルタ
45を介してブロワ42が接続されており、ブロワ42
を作動させることによって骨材研磨装置1の破砕室27
の中の空気を吸引して抽気することができるように構成
されている。破砕室27の中の空気が抽気されると、微
小隙間19より破砕室27内に空気が導入される構造と
なっている。従って、回転皿6の外周縁と外周環7の底
部内周縁との間に配した前記微小隙間は,破砕室27内
に空気を導入する空気導入孔の役割をもっている。
に示した骨材研磨装置1の抽気管48にはバグフィルタ
45を介してブロワ42が接続されており、ブロワ42
を作動させることによって骨材研磨装置1の破砕室27
の中の空気を吸引して抽気することができるように構成
されている。破砕室27の中の空気が抽気されると、微
小隙間19より破砕室27内に空気が導入される構造と
なっている。従って、回転皿6の外周縁と外周環7の底
部内周縁との間に配した前記微小隙間は,破砕室27内
に空気を導入する空気導入孔の役割をもっている。
【0020】図1に示した実施形態においては、底部カ
バー23が、微小隙間19の下側を覆うように周設され
ており、空気導入管18を介して低部カバー23部分に
導入された空気が、微小隙間19の間から破砕室27の
内部に導入されて、その後、破砕室27の上方に配した
抽気管48より抽気されて骨材研磨装置1の外部に排出
される構造となっている。
バー23が、微小隙間19の下側を覆うように周設され
ており、空気導入管18を介して低部カバー23部分に
導入された空気が、微小隙間19の間から破砕室27の
内部に導入されて、その後、破砕室27の上方に配した
抽気管48より抽気されて骨材研磨装置1の外部に排出
される構造となっている。
【0021】ここで、図1〜図3に示した実施形態にお
いては、該破砕室27内に鉄製のボールを磨砕用ボール
として多数個配した。そのため、原料は破砕室27内で
配した前記磨砕用ボールによって、強力な磨砕作用を受
けて、効果的に研磨される。なお、前記ボールの材質
は、これに限るものではなく、鉄等といった他の金属、
あるいはセラミックなどであっても良い。
いては、該破砕室27内に鉄製のボールを磨砕用ボール
として多数個配した。そのため、原料は破砕室27内で
配した前記磨砕用ボールによって、強力な磨砕作用を受
けて、効果的に研磨される。なお、前記ボールの材質
は、これに限るものではなく、鉄等といった他の金属、
あるいはセラミックなどであっても良い。
【0022】磨砕用ボールを使用した本実施形態におい
ては、前記した微小隙間19の大きさを最小ボール径の
1〜30%の大きさとして該微小隙間より磨砕用ボール
が外部にでない構造とするとともに、かつ、製品取出口
40Cの大きさを最小ボール径の10〜30%の大きさ
とする、あるいは製品取出口40Cにバー状のスクリー
ン又は金網を配することなどにより磨砕用ボールが外部
にでない構造とした。
ては、前記した微小隙間19の大きさを最小ボール径の
1〜30%の大きさとして該微小隙間より磨砕用ボール
が外部にでない構造とするとともに、かつ、製品取出口
40Cの大きさを最小ボール径の10〜30%の大きさ
とする、あるいは製品取出口40Cにバー状のスクリー
ン又は金網を配することなどにより磨砕用ボールが外部
にでない構造とした。
【0023】なお、本実施形態においては、破砕室27
内に多数個のボールを配したが、本発明の実施形態はこ
れに限らないことは勿論であり、例えば、破砕室27内
にボールを配さなくても、原料は遠心流動による破砕及
び研磨作用(磨砕作用と称することもある)を受けて、
研磨される。特に、異物の混入を嫌う原料の研磨などに
おいては、ボールを入れず原料同士でこすりあわせて研
磨することは効果的である。
内に多数個のボールを配したが、本発明の実施形態はこ
れに限らないことは勿論であり、例えば、破砕室27内
にボールを配さなくても、原料は遠心流動による破砕及
び研磨作用(磨砕作用と称することもある)を受けて、
研磨される。特に、異物の混入を嫌う原料の研磨などに
おいては、ボールを入れず原料同士でこすりあわせて研
磨することは効果的である。
【0024】以下、前記回転軸芯に傾斜角度をも傾けた
理由を説明する。骨材研磨装置1の破砕室27に投入し
た原料は破砕室27内で遠心力を受けながら回転流動す
るが、回転軸芯を傾けることによって、回転流動する原
料の上面は図2に示した仮想表面Xで示すような、傾い
た軌跡を描くことになる。そのため、破砕室27に投入
した原料は、回転軸芯を傾けることによって、外周環7
の内壁面7aを容易にオバーフローして、外周環7上方
の該回転軸芯を傾けた方向に設けた製品取出口40Cよ
り骨材研磨装置1の外部に取り出される。
理由を説明する。骨材研磨装置1の破砕室27に投入し
た原料は破砕室27内で遠心力を受けながら回転流動す
るが、回転軸芯を傾けることによって、回転流動する原
料の上面は図2に示した仮想表面Xで示すような、傾い
た軌跡を描くことになる。そのため、破砕室27に投入
した原料は、回転軸芯を傾けることによって、外周環7
の内壁面7aを容易にオバーフローして、外周環7上方
の該回転軸芯を傾けた方向に設けた製品取出口40Cよ
り骨材研磨装置1の外部に取り出される。
【0025】なお、本実施形態のように磨砕用ボールを
配した場合は、図2に示すように磨砕用ボールも破砕室
27内で遠心力を受けながら回転流動を繰り返し、落下
の際に原料を強く磨砕する。
配した場合は、図2に示すように磨砕用ボールも破砕室
27内で遠心力を受けながら回転流動を繰り返し、落下
の際に原料を強く磨砕する。
【0026】ここで、前記オーバフローの容易さは、回
転軸芯の傾きによって異なり、前記傾き(鉛直方向から
回転軸芯に対する角度であり図2のθに相当する)の好
ましい範囲は、10度〜30度までの範囲である。前記
好ましい範囲を選定した理由は、前記傾きが10度未満
であれば原料の滞留時間が長すぎて研磨効果が過大とな
り微粉を多く生成しすぎるといった問題を発生し、30
度を超えるとオバーフローする原料の量が多すぎて十分
な骨材研磨効果が得られないためである。
転軸芯の傾きによって異なり、前記傾き(鉛直方向から
回転軸芯に対する角度であり図2のθに相当する)の好
ましい範囲は、10度〜30度までの範囲である。前記
好ましい範囲を選定した理由は、前記傾きが10度未満
であれば原料の滞留時間が長すぎて研磨効果が過大とな
り微粉を多く生成しすぎるといった問題を発生し、30
度を超えるとオバーフローする原料の量が多すぎて十分
な骨材研磨効果が得られないためである。
【0027】なお、図1に示した骨材研磨装置1は、回
転軸芯の傾斜角度を任意に変化させることができる。従
って、角度を変化させることによって、骨材研磨装置1
の中に投入した原料の平均滞留時間などを調整して研磨
の度合いを微妙に調整することが可能であるといった利
点を有する。研磨の度合いを強くしたい場合には、前記
傾きを小さくして滞留時間を長くし、研磨の度合いを弱
くしたい場合には、前記傾きを大きくして滞留時間を短
くする。
転軸芯の傾斜角度を任意に変化させることができる。従
って、角度を変化させることによって、骨材研磨装置1
の中に投入した原料の平均滞留時間などを調整して研磨
の度合いを微妙に調整することが可能であるといった利
点を有する。研磨の度合いを強くしたい場合には、前記
傾きを小さくして滞留時間を長くし、研磨の度合いを弱
くしたい場合には、前記傾きを大きくして滞留時間を短
くする。
【0028】以上のように構成された骨材研磨装置1の
作動について説明する。破砕室27内に研磨媒体となる
ボールを多数装入するとともに、コーンクラッシャ等で
破砕して製造した砕砂などの骨材を原料ホッパ53の中
に原料として貯留する。次に、原料ホッパ53と原料投
入シュート50の間に配した図示しないダンパーを開く
ことによって、原料を原料投入シュート50から骨材研
磨装置1に投入する。
作動について説明する。破砕室27内に研磨媒体となる
ボールを多数装入するとともに、コーンクラッシャ等で
破砕して製造した砕砂などの骨材を原料ホッパ53の中
に原料として貯留する。次に、原料ホッパ53と原料投
入シュート50の間に配した図示しないダンパーを開く
ことによって、原料を原料投入シュート50から骨材研
磨装置1に投入する。
【0029】回転皿6の回転にともなって、投入された
原料と磨砕用ボールは、外周環7の内壁面7aと皿面6
aとを循環する円運動(矢印S)と,回転皿6の軸心回
りの公転運動との合成による縄を綯うような螺旋運動
(遠心流動)を行ない,その間で原料の破砕と研磨を行
なう。本実施形態において破砕室27に投入した原料
は、骨材研磨装置1を回転軸芯に対して傾けたことによ
って、速やかに内壁面7aをオバーフローし、該外周環
上方の該回転軸芯を傾けた方向に設けた製品取出口40
Cより骨材研磨装置1の外部に取り出される。
原料と磨砕用ボールは、外周環7の内壁面7aと皿面6
aとを循環する円運動(矢印S)と,回転皿6の軸心回
りの公転運動との合成による縄を綯うような螺旋運動
(遠心流動)を行ない,その間で原料の破砕と研磨を行
なう。本実施形態において破砕室27に投入した原料
は、骨材研磨装置1を回転軸芯に対して傾けたことによ
って、速やかに内壁面7aをオバーフローし、該外周環
上方の該回転軸芯を傾けた方向に設けた製品取出口40
Cより骨材研磨装置1の外部に取り出される。
【0030】なお、回転軸芯を傾けない場合は、破砕室
27内で、原料が何回も破砕されるため過度に破砕さ
れ、微粉の発生が多くなり、前述したボールミルタイプ
の従来装置と同様な問題を引き起こす。
27内で、原料が何回も破砕されるため過度に破砕さ
れ、微粉の発生が多くなり、前述したボールミルタイプ
の従来装置と同様な問題を引き起こす。
【0031】本実施の形態によれば、破砕室27の中に
投入された原料は、過度に破砕されることなく、所望す
る時間の間だけ破砕室27に滞留して、適度に磨砕され
ることにより、実績率の高い丸みを帯びた形状の砕砂
を、微粉を多く発生させることなく、製造することが可
能である。また、研磨される骨材の石質によりボール量
や傾斜角度を調整して、適度な研磨効果を任意に設定す
ることが可能である。なお、本実施形態による骨材装置
1によって、前記実績率を4〜5程度向上させて高める
ことができるといった効果を有した。
投入された原料は、過度に破砕されることなく、所望す
る時間の間だけ破砕室27に滞留して、適度に磨砕され
ることにより、実績率の高い丸みを帯びた形状の砕砂
を、微粉を多く発生させることなく、製造することが可
能である。また、研磨される骨材の石質によりボール量
や傾斜角度を調整して、適度な研磨効果を任意に設定す
ることが可能である。なお、本実施形態による骨材装置
1によって、前記実績率を4〜5程度向上させて高める
ことができるといった効果を有した。
【0032】なお、ブロワ42を作動させることによっ
て、磨砕時に発生した微粉は、抽気管48より骨材研磨
装置1の外部に排出されて、バグフィルタ45でダスト
として捕集されるため、さらに微粉の少ない良質の砕砂
を得ることが可能である。
て、磨砕時に発生した微粉は、抽気管48より骨材研磨
装置1の外部に排出されて、バグフィルタ45でダスト
として捕集されるため、さらに微粉の少ない良質の砕砂
を得ることが可能である。
【0033】
【発明の効果】以上述べたように,本発明の骨材研磨装
置によれば、破砕室の中に投入された原料を、過度に破
砕することなく、適度に磨砕することによって研磨し、
実績率の高い丸みを帯びた形状の骨材とすることが可能
である。
置によれば、破砕室の中に投入された原料を、過度に破
砕することなく、適度に磨砕することによって研磨し、
実績率の高い丸みを帯びた形状の骨材とすることが可能
である。
【0034】また、破砕室内に磨砕用ボールを配するこ
とによって、さらに効果的に骨材を研磨することが可能
である
とによって、さらに効果的に骨材を研磨することが可能
である
【図1】本発明の実施形態に係る骨材研磨装置の全体縦
断面図である。
断面図である。
【図2】本発明の実施形態に係る骨材研磨装置の要部縦
断面図である。
断面図である。
【図3】本発明の実施形態に係る骨材研磨装置の概略フ
ローを説明する概念図である。
ローを説明する概念図である。
【図4】従来技術による骨材研磨装置の骨材研磨原理を
説明するための概念図である。
説明するための概念図である。
1 骨材研磨装置
2 回転軸
6 回転皿
6a 皿面
7 外周環
7a 内壁面
18 空気導入管
19 微小隙間(クリアランス)
27 破砕室
40 円筒管
40a 天板
40b 円筒管
40c 製品取出口
42 ブロワ(送風機)
45 バグフィルタ
48 抽気管
50 原料投入シュート
53 原料ホッパ
θ 傾斜角
Claims (2)
- 【請求項1】下方に向かって拡径する円錐形状の部分を
有した皿面を備えて該皿面の縦断面が中央部から外周部
にかけて凹状に湾曲するとともに回転軸芯回りに回転自
在な回転皿と、少なくとも上部が上方に向かって縮径す
る部分を有した内壁面を備えて該内壁面の縦断面が凹状
に湾曲している外周環とを具備し、該回転皿の皿面と該
外周環の内壁面とが回転皿と外周環との間に設けた微小
隙間を除いて連続的な円滑面に形成された骨材研磨装置
であって、 該回転軸芯を鉛直方向に対して10度〜30度の範囲に
傾けるとともに、該外周環上方の該回転軸芯を傾けた方
向に製品取出口を設けたことを特徴とする骨材研磨装
置。 - 【請求項2】前記皿面と前記内壁面とが形成する破砕室
に、磨砕用ボールを配したことを特徴とする骨材研磨装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001388770A JP2003191161A (ja) | 2001-12-21 | 2001-12-21 | 骨材研磨装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001388770A JP2003191161A (ja) | 2001-12-21 | 2001-12-21 | 骨材研磨装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003191161A true JP2003191161A (ja) | 2003-07-08 |
Family
ID=27597166
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001388770A Pending JP2003191161A (ja) | 2001-12-21 | 2001-12-21 | 骨材研磨装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003191161A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100722569B1 (ko) * | 2006-11-15 | 2007-05-28 | (주)금광 이 엔 지 | 트로멜과 버켓을 이용한 골재 선별 방법 및 그 장치 |
JP2009160668A (ja) * | 2007-12-28 | 2009-07-23 | Tipton Mfg Corp | バレル研磨機 |
TWI449596B (zh) * | 2005-02-15 | 2014-08-21 | Sintokogio Ltd | 流動桶式研磨裝置及研磨方法 |
WO2014129022A1 (ja) * | 2013-02-25 | 2014-08-28 | 新東工業株式会社 | 遠心バレル研磨装置およびバレル研磨方法 |
CN106112785A (zh) * | 2016-08-15 | 2016-11-16 | 江苏南方轴承股份有限公司 | 混合使用式修形桶 |
CN107262246A (zh) * | 2017-08-22 | 2017-10-20 | 尹康康 | 一种分级式中草药研磨系统 |
-
2001
- 2001-12-21 JP JP2001388770A patent/JP2003191161A/ja active Pending
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US9687954B2 (en) | 2013-02-25 | 2017-06-27 | Sintokogio, Ltd. | Centrifugal barrel polishing device and barrel polishing method |
TWI597124B (zh) * | 2013-02-25 | 2017-09-01 | Sintokogio Ltd | Centrifugal drum grinding device and drum grinding method |
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