JP2003299856A - 遊技機及び遊技機の検査ユニット - Google Patents

遊技機及び遊技機の検査ユニット

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JP2003299856A JP2002108445A JP2002108445A JP2003299856A JP 2003299856 A JP2003299856 A JP 2003299856A JP 2002108445 A JP2002108445 A JP 2002108445A JP 2002108445 A JP2002108445 A JP 2002108445A JP 2003299856 A JP2003299856 A JP 2003299856A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パチンコ遊技機の賞球率等の検査を一段と簡
単に行うことができる、遊技機及び遊技機の検査ユニッ
トを提案する。 【解決手段】 遊技機に対して着脱自在な検査ユニット
を用いることにより、当該検査ユニットを遊技機に対し
て装着させ、遊技機から出力される賞球率を検査ユニッ
トに入力させるだけで、簡単に遊技機の検査を行うこと
ができる。特に、遊技機において、賞球率が算出される
ことにより、検査ユニットでは、当該算出された賞球率
を入力するだけで簡単に検査を行うことが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遊技盤面に設けら
れた入賞口への遊技球の入賞に基づいて所定数の賞球を
発生させる遊技機の賞球率を容易に検査することを可能
とする遊技機及び遊技機の検査ユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のパチンコ遊技機においては、始動
口に遊技球(パチンコ球)が入球したことを契機に、内
部抽選処理が行われ、大当たり又ははずれ、いずれの図
柄変動パターンを選択するか、いずれの図柄の組み合わ
せで変動図柄を停止させるかを決定し、後に、表示画面
部において、これらの決定に従って、数字、文字、図形
等からなる図柄を変動させる可変表示ゲームを行い、キ
ャラクタ画像や背景画像を用いた演出を行いながら、図
柄を内部抽選で決定された組み合わせで停止させるよう
になされている。
【0003】この図柄を変動させる従来の可変表示ゲー
ムは、スロットマシンにおいてなされる遊技を模したゲ
ームであり、複数の図柄を表示装置に表示し、その各々
が変動するように表示した後、所定のタイミングでこれ
らの図柄が順次停止するように表示し、全ての図柄が停
止したときにおける図柄の組み合わせが所定の組み合わ
せとなったときに、パチンコ遊技を遊技者に有利な状態
に移行するためのゲームであり、この変動表示と停止表
示とを1つの工程(1サイクル)として実行されるゲー
ムである。
【0004】そして、停止した図柄の組み合わせが所定
の組み合わせとなった場合に、大当たりとなって多くの
賞球が払い出されるようになされている。従って、遊技
者は、大当たりとなることを目標にパチンコ遊技を行う
のが一般的である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように、大当たり
となって一度に多くの賞球を獲得することが可能なパチ
ンコ遊技機においては、その賞球率を制限することによ
って、ギャンブル性に歯止めをかけるようにしている。
【0006】この場合、所定期間(例えば、1時間)に
おけるパチンコ遊技機の遊技盤面上に打ち出された遊技
球の打球数の累計と、当該打球が入賞口に入った際に払
い出される賞球数の累計数との割合である賞球率は、規
則により所定の範囲内(例えば、33〜300%)に収
まっていることが決められており、パチンコ遊技機は試
験機関で実射試験が行われることにより、この規則が守
られているか否かについて検査されている。従って、実
際に遊技場(所謂パチンコホール)に設置されたパチン
コ遊技機における出球率は、規則により定められた範囲
内に収まっている。
【0007】しかし、全てのパチンコ遊技機において、
いかなるときも出球率が規定された範囲内に収まるとは
限らず、ごく稀に出球率が規定された範囲から下回った
り、超えてしまったりする場合があった。
【0008】このような問題を解消するためには、出球
率が規定の範囲内に収まっているか否かを定期的に試験
することが望ましいものの、遊技場の営業時間の合間に
パチンコ遊技機に試射試験装置等を取り付けてデータを
取り、また試射試験装置等を取り外して営業開始の準備
をするということは、実際には極めて困難であった。さ
らに、長時間における賞球率(30時間あたりの遊技盤
面上に打ち出された遊技球の打球数の累計と、当該打球
が入賞口に入った際に払い出される賞球数の累計数との
割合)の測定は、遊技場の営業を休まなければ測定する
ことが困難であるという問題があった。
【0009】なお、賞球率を把握して、これを報知する
従来のパチンコ遊技機としては、入賞発生に対応して払
い出される賞球数情報を集中管理装置に対して出力する
外部接続端子を有するもの(特開平6−71041号公
報)、各入賞口に配置した入賞球検出スイッチによって
賞球数を算出し、大当たり中の賞球数を減算し、大当た
り中以外の時の打ち込み球に対する賞球数のデータを正
確に算出するもの(特開平7−80145号公報)、賞
球率と、予め定められた賞球率の予定値とをもとに、賞
球率の変化値を求め、賞球率が予定値となるように変化
させるもの(特開平7−308448号公報)、賞球総
数又は入賞球総数と、打球数との割合が、限界割合を下
回った場合に、異常を知らせて遊技停止等の必要な対応
をとるもの(特開平8−712218号公報)、各入賞
口への入賞個数と、賞球率とから賞球数を算出するもの
(特開平10−314404号公報)等があるが、いず
れも賞球率の検査を目的としたものではなく、依然とし
て手間のかかる検査を行わなければならなかった。
【0010】本発明は、このような点に鑑みてなされた
ものであり、その目的は、賞球率等の検査を一段と簡単
に行うことができるようにすることにより、試験機関に
おける賞球率の検査を省力可能とするとともに、特別に
賞球率の検査を行うための試験期間を設けることなく定
期的に出球率の検査を行うことが可能な遊技機及び遊技
機の検査ユニットを提案することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】以上のような目的を達成
するために、本発明は、所定期間における、遊技盤面上
に打ち出された前記遊技球の打球数の累計と、賞球数の
累計数との割合を賞球率として算出し、賞球率を検査す
る検査ユニットを着脱自在とする接続手段に接続された
当該検査ユニットに対して、算出された賞球率を出力す
るようにしたことを特徴とする。
【0012】より具体的には、本発明は、以下のものを
提供する。
【0013】(1)遊技盤面に設けられた入賞口への遊
技球の入賞に基づいて所定数の賞球を発生させる遊技機
であって、所定期間における、前記遊技盤面上に打ち出
された前記遊技球の打球数の累計と、前記賞球数の累計
数との割合を賞球率として算出する賞球率算出手段と、
前記賞球率を検査する検査ユニットを着脱自在とする接
続手段と、前記算出された賞球率を、前記接続された検
査ユニットに対して出力する出力制御手段と、を備える
ことを特徴とする遊技機。
【0014】(1)の発明によれば、遊技機に対して着
脱自在な検査ユニットを用いることにより、当該検査ユ
ニットを遊技機に対して装着させ、遊技機から出力され
る賞球率を検査ユニットに入力させるだけで、簡単に遊
技機の検査を行うことができる。特に、遊技機におい
て、賞球率が算出されることにより、検査ユニットで
は、当該算出された賞球率を入力するだけで簡単に検査
を行うことが可能となる。
【0015】(2)前記接続された検査ユニットからの
制御信号に基づいて、前記打球数の累計及び前記賞球数
の累計の測定、並びに当該累計に基づく前記賞球率の算
出を実行する制御手段を備えることを特徴とする(1)
記載の遊技機。
【0016】(2)の発明によれば、遊技機に対して着
脱自在な検査ユニットを用いることにより、当該検査ユ
ニットを遊技機に対して装着させ、遊技機から出力され
る賞球率を検査ユニットに入力させるだけで、簡単に遊
技機の検査を行うことができる。特に、遊技機に対して
検査ユニットから送信される制御信号によって賞球率が
算出されることにより、遊技機では、検査ユニットが接
続された状態でのみ検査用として賞球率が算出されるこ
ととなる。これにより、予め改ざんされたデータを用意
しておくといった不正を防止することができる。
【0017】(3)前記検査ユニットが接続されたこと
を検出する検出手段と、前記検出手段の検出結果に基づ
いて、前記打球数の累計及び前記賞球数の累計の測定、
並びに当該累計に基づく前記賞球率の算出を実行する制
御手段と、を備えることを特徴とする(1)記載の遊技
機。
【0018】(3)の発明によれば、遊技機に対して着
脱自在な検査ユニットを用いることにより、当該検査ユ
ニットを遊技機に対して装着させ、遊技機から出力され
る賞球率を検査ユニットに入力させるだけで、簡単に遊
技機の検査を行うことができる。特に、遊技機に対して
検査ユニットを遊技機に接続したことを検出して、賞球
率が算出されることにより、遊技機では、検査ユニット
が接続された状態でのみ検査用として賞球率が算出され
ることとなる。これにより、予め改ざんされたデータを
用意しておくといった不正を防止することができる。ま
た、検査ユニットが遊技機に接続されたことに基づいて
賞球率の算出及び当該算出結果の検査ユニットへの出力
が行われることにより、検査を一段と容易にすることが
可能となる。
【0019】(4)遊技盤面に設けられた入賞口への遊
技球の入賞に基づいて所定数の賞球を発生させる遊技機
であって、所定の期間における、前記遊技盤面上に打ち
出された前記遊技球の打球数の累計と、前記賞球数の累
計との割合を賞球率として算出する賞球率算出ユニット
を着脱自在とする接続手段と、前記遊技盤面上に打ち出
された前記遊技球の打球数及び前記賞球数を表す情報
を、前記賞球率を算出するための情報として、前記接続
手段に接続された賞球率算出ユニットに対して出力する
出力制御手段と、を備えることを特徴とする遊技機。
【0020】(4)の発明によれば、遊技機に対して着
脱自在な検査ユニットを用いることにより、当該検査ユ
ニットを遊技機に対して装着させ、遊技機から出力され
る賞球率を算出するための情報を検査ユニットに入力さ
せるだけで、簡単に遊技機の検査を行うことができる。
特に、検査ユニットにおいて、賞球率が算出されること
により、遊技機では、装着された検査ユニットに対して
賞球率を算出するための情報を出力するだけでよく、遊
技機に賞球率を検査用に算出するための手段を設けるこ
となく、簡単に検査を行うことが可能となる。
【0021】(5)前記出力制御手段は、前記接続され
た賞球率算出ユニットからの制御信号に基づいて、前記
打球数及び前記賞球数を表す情報を、前記接続された賞
球数算出ユニットに対して出力開始することを特徴とす
る(4)記載の遊技機。
【0022】(5)の発明によれば、遊技機に対して着
脱自在な検査ユニットを用いることにより、当該検査ユ
ニットを遊技機に対して装着させ、遊技機から出力され
る賞球率を算出するための情報を検査ユニットに入力さ
せるだけで、簡単に遊技機の検査を行うことができる。
特に、遊技機に対して検査ユニットから送信される制御
信号によって、その時の賞球率を算出するための情報が
出力されることにより、遊技機では、検査ユニットが接
続された状態でのみ検査用としてその時の情報(打球数
及び賞球数)が出力されることとなる。これにより、予
め改ざんされたデータを用意しておくといった不正を防
止することができる。
【0023】(6)前記賞球率算出ユニットが接続され
たことを検出する検出手段を備え、前記出力制御手段
は、前記検出手段の検出結果に基づいて、前記打球数及
び前記賞球数を表す情報を前記接続された賞球率算出ユ
ニットに対して出力開始することを特徴とする(4)記
載の遊技機。
【0024】(6)の発明によれば、遊技機に対して着
脱自在な検査ユニットを用いることにより、当該検査ユ
ニットを遊技機に対して装着させ、遊技機から出力され
る賞球率を算出するための情報を検査ユニットに入力さ
せるだけで、簡単に遊技機の検査を行うことができる。
特に、遊技機に対して検査ユニットを遊技機に接続した
ことを検出して、その時の賞球率を算出するための情報
が出力されることにより、遊技機では、検査ユニットが
接続された状態でのみ、検査用としてその時の賞球率を
算出するための情報(打球数及び賞球数)が出力される
こととなる。これにより、予め改ざんされたデータを用
意しておくといった不正を防止することができる。ま
た、検査ユニットが遊技機に接続されたことに基づいて
賞球率を算出するための情報の検査ユニットへの出力が
行われることにより、検査を一段と容易にすることが可
能となる。
【0025】(7)遊技盤面に設けられた入賞口への遊
技球の入賞に基づいて所定数の賞球を発生させる遊技機
の賞球率を検査する検査ユニットであって、前記遊技機
に対して着脱自在とする接続手段と、所定期間におけ
る、前記遊技盤面上に打ち出された前記遊技球の打球数
の累計と、前記賞球数の累計数との割合を賞球率として
前記接続された遊技機から入力する入力制御手段と、を
備えることを特徴とする遊技機の検査ユニット。
【0026】(7)の発明によれば、遊技機に対して着
脱自在な検査ユニットを用いることにより、当該検査ユ
ニットを遊技機に対して装着させ、遊技機から出力され
る賞球率を検査ユニットに入力させるだけで、簡単に遊
技機の検査を行うことができる。特に、遊技機におい
て、賞球率が算出されることにより、検査ユニットで
は、当該算出された賞球率を入力するだけで簡単に検査
を行うことが可能となる。
【0027】なお、検査ユニットとしては、以下のもの
であってもよい。
【0028】遊技盤面に設けられた入賞口への遊技球の
入賞に基づいて所定数の賞球を発生させる遊技機の賞球
率を検査する検査ユニットであって、前記遊技機に対し
て着脱自在とする接続手段と、前記遊技盤面上に打ち出
された前記遊技球の打球数及び前記賞球数を表す情報
を、前記賞球率を算出するための情報として、前記接続
された遊技機から入力する入力制御手段と、を備えるこ
とを特徴とする遊技機の検査ユニット。
【0029】この発明によれば、遊技機に対して着脱自
在な検査ユニットを用いることにより、当該検査ユニッ
トを遊技機に対して装着させ、遊技機から出力される賞
球率を算出するための情報を検査ユニットに入力させる
だけで、簡単に遊技機の検査を行うことができる。特
に、検査ユニットにおいて、賞球率が算出されることに
より、遊技機では、装着された検査ユニットに対して賞
球率を算出するための情報を出力するだけでよく、遊技
機に賞球率を検査用に算出するための手段を設けること
なく、簡単に検査を行うことが可能となる。
【0030】遊技盤面に設けられた入賞口への遊技球の
入賞に基づいて所定数の賞球を発生させる遊技機の賞球
率を検査する検査方法であって、前記遊技機の賞球率を
検査する検査ユニットを前記遊技機に対して着脱自在と
し、所定期間における、前記遊技盤面上に打ち出された
前記遊技球の打球数の累計と、前記賞球数の累計数との
割合を賞球率として、前記遊技機に接続された検査ユニ
ットに入力し、前記入力された賞球率に基づいて前記遊
技機を検査することを特徴とする遊技機の検査方法。
【0031】この発明によれば、遊技機に対して着脱自
在な検査ユニットを用いることにより、当該検査ユニッ
トを遊技機に対して装着させ、遊技機から出力される賞
球率を検査ユニットに入力させるだけで、簡単に遊技機
の検査を行うことができる。特に、遊技機において、賞
球率が算出されることにより、検査ユニットでは、当該
算出された賞球率を入力するだけで簡単に検査を行うこ
とが可能となる。
【0032】遊技盤面に設けられた入賞口への遊技球の
入賞に基づいて所定数の賞球を発生させる遊技機の賞球
率を検査する検査方法であって、前記遊技機の賞球率を
検査する検査ユニットを前記遊技機に対して着脱自在と
し、前記遊技盤面上に打ち出された前記遊技球の打球数
及び前記賞球数を表す情報を、前記賞球率を算出するた
めの情報として、前記遊技機に接続された検査ユニット
に入力し、前記入力された情報に基づいて前記遊技機の
賞球率を検査することを特徴とする遊技機の検査方法。
【0033】この発明によれば、遊技機に対して着脱自
在な検査ユニットを用いることにより、当該検査ユニッ
トを遊技機に対して装着させ、遊技機から出力される賞
球率を算出するための情報を検査ユニットに入力させる
だけで、簡単に遊技機の検査を行うことができる。特
に、検査ユニットにおいて、賞球率が算出されることに
より、遊技機では、装着された検査ユニットに対して賞
球率を算出するための情報を出力するだけでよく、遊技
機に賞球率を検査用に算出するための手段を設けること
なく、簡単に検査を行うことが可能となる。
【0034】本発明に係る「図柄画像」とは、複数によ
って1つ又は複数の画像(背景に表示されるべき画像)
を形成するものであり、文字、記号、絵柄又は模様(図
柄)等の視覚によって識別可能な情報の断片をいう。
【0035】また、「遊技機」とは、いわゆるパチンコ
遊技機に限らず、パチンコ球を用いて遊技を行う種々の
遊技機を広く含む概念である。
【0036】「賞球率」とは、所定期間における遊技盤
面上に打ち出された遊技球の打球数の累計と、賞球数の
累計数との割合をいう。上記賞球率のうち、1時間にお
ける遊技盤面上に打ち出された遊技球の打球数の累計と
賞球数の累計数との割合は、短時間出球率とよばれるも
のであり、その範囲は規則により33〜300%に定め
られている。また、上記賞球率のうち、30時間におけ
る遊技盤面上に打ち出された遊技球の打球数の累計と賞
球数の累計数との割合は、長時間出球率とよばれるもの
であり、その範囲は規則により50〜200%に定めら
れている。
【0037】本発明の遊技機と検査ユニットとによれ
ば、1時間における遊技盤面上に打ち出された遊技球の
打球数の累計と賞球数の累計数との割合を算出すること
により、短時間出球率を得ることが可能であり、また、
30時間における遊技盤面上に打ち出された遊技球の打
球数の累計と賞球数の累計数との割合を算出することに
より、長時間出球率を得ることも可能である。なお、以
下の説明においては、特に区別しない限り、短時間出球
率と長時間出球率とは、賞球率に含まれることとして説
明することとする。
【0038】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施例について
図面に基づいて説明する。
【0039】[パチンコ遊技機の構成]本発明による遊
技機の概観を示す正面図を図1に示す。尚、以下におい
て説明する実施例においては、本発明に係る遊技機に好
適な実施例として本発明をパチンコ遊技機に適用した場
合を示す。
【0040】パチンコ遊技機10には、本体枠12と、
本体枠12に組み込まれた遊技盤14と、遊技盤14の
前面に設けられた本体枠12の窓枠16と、窓枠16の
下側で本体枠12の前面に設けられた上皿20及び下皿
22と、下皿22の右側に設けられた発射ハンドル26
と、が配置されている。
【0041】また、遊技盤14の前面には複数の障害釘
(図示せず)が打ちこまれている。尚、釘を打ち込むよ
うな構成とせず、遊技盤14を樹脂素材で成形し、この
樹脂素材の遊技盤14に金属製の棒状体を遊技盤14の
前方向に突出するように植設する構成としてもよく、上
述した如き構成したパチンコ遊技機10(パチコン機)
にも本発明を適用することができる。尚、本明細書にお
いては、パチンコ遊技機10とは、パチコン機をも含む
概念である。
【0042】更に、発射ハンドル26は本体枠12に対
して回動自在に設けられており、遊技者は発射ハンドル
26を操作することによりパチンコ遊技を進めることが
できるのである。発射ハンドル26の裏側には、発射モ
ータ28が設けられている。発射ハンドル26が遊技者
によって時計回り方向へ回動操作されたときには、発射
モータ28に電力が供給され、上皿20に貯留された遊
技球が遊技盤14に順次発射される。
【0043】発射された遊技球は、遊技盤14上に設け
られたガイドレール30に案内されて遊技盤14の上部
に移動し、その後、上述した複数の障害釘との衝突によ
りその進行方向を変えながら遊技盤14の下方に向かっ
て落下する。
【0044】また、パチンコ遊技機10の本体枠12の
内部には、後述する検査ユニット100が接続される外
部接続端子111が設けられており、当該外部接続端子
111に接続された検査ユニット100(後述)に対し
て、賞球率を表す情報を供給することができるようにな
されている。
【0045】遊技盤14を拡大した拡大正面図を図2に
示す。尚、上述した図1に示した構成要素と対応する構
成要素には同一の符号を付した。また、図2は、上述し
た障害釘について省略したものを示した。
【0046】遊技盤14の前面の略中央には、後述する
如き表示部である表示装置32が設けられている。この
表示装置32の上部の中央には、表示装置52が設けら
れている。この表示装置52は、例えば7セグメント表
示器で構成されており、表示情報である普通図柄が、変
動と停止とを繰り返すように可変表示される。
【0047】表示装置32の左右の側部には、球通過検
出器55a及び55bが設けられている。この球通過検
出器55a又は55bは、その近傍を遊技球が通過した
ことを検出したときには、上述した表示装置52におい
て、普通図柄の変動表示が開始され、所定の時間経過し
た後、普通図柄の変動表示を停止する。この普通図柄
は、数字や記号等からなる情報であり、例えば「0」か
ら「9」までの数字や「☆」等の記号である。
【0048】この普通図柄が所定の図柄、例えば「7」
となって停止して表示されたときには、後述する始動口
44の左右の両側に設けられている可動片58a及び5
8bを駆動をするためのソレノイド57(図示せず)に
電流を供給し、始動口44に遊技球が入りやすくなるよ
うに可動片58a及び58bを駆動し、始動口44を開
放状態となるようにする。尚、始動口44を開放状態と
した後、所定の時間が経過したときには、可動片を駆動
し始動口44を閉鎖状態として、遊技球が入りにくくな
るようにするのである。
【0049】上述した表示装置52の左右の両側には4
つの保留ランプ34a〜34dが設けられている。更
に、表示装置52の上部には一般入賞口50が設けられ
ている。また、遊技盤14の下部には、遊技球の大入賞
口である可変入賞口38が設けられている。この可変入
賞口38には、拾球片としてのシャッタ40が開閉自在
に設けられている。シャッタ40は後述する可変表示ゲ
ームが大当たり状態になったときには開放状態となるよ
うにソレノイド48(図示せず)により駆動される。
【0050】また、可変入賞口38の内部にはVゾーン
と呼ばれる特定領域38vが設けられており、可変入賞
口38に入球した遊技球が当該特定領域38vを通過す
ると、当該特定領域38vに設けられている球通過検出
器55cがこれを検出し、後述するラウンドが継続する
ようになされている。
【0051】上述した表示装置32の左右の両側には一
般入賞口54a及び54bが設けられている。更に、表
示装置32の下部の左右の両側には一般入賞口54c及
び54dが設けられている。また、遊技盤14の左右の
端部には、特別入賞口56a及び56bが設けられ、可
変入賞口38の左右の両側には、特別入賞口56c及び
56dが設けられている。
【0052】また、後述する可変表示ゲームを開始させ
る契機となる球検知センサ42を有する始動口44が設
けられている。上述した可変入賞口38、始動口44、
一般入賞口54a〜54d及び特別入賞口56a〜56
dに遊技球が入賞したときには、入賞口の種類に応じて
予め設定されている数の遊技球が下皿22に払い出され
るようになされている。
【0053】更にまた、表示装置32の左右の両側に
は、遊技球の経路を所定の方向に誘導するための転動誘
導部材59a及び59bも設けられている。また、遊技
盤14の外側の上左側と上右側とには装飾ランプ36a
及び36bが設けられている。
【0054】尚、上述した表示装置32において後述す
る演出画像を表示する部分は、液晶ディスプレイパネル
からなるものであってもブラウン管からなるものであっ
てもよい。また、上述した例においては、表示装置32
は、遊技機であるパチンコ遊技機10の遊技盤14の前
面の略中央に設けられている場合を示したが、遊技者が
見得るような位置であれば遊技機の何処の位置に表示装
置32を設けることとしてもよい。
【0055】[パチンコ遊技機の制御部の構成]本発明
の実施の形態であるパチンコ遊技機の制御回路を示すブ
ロック図を図3に示す。
【0056】上述した発射ハンドル26は、主制御回路
60のインターフェイス回路群62に接続され、インタ
ーフェイス回路群62は、入出力バス64に接続されて
いる。発射ハンドル26の回動角度を示す角度信号は、
インターフェイス回路群62により所定の信号に変換さ
れた後、入出力バス64に供給される。入出力バス64
は、中央処理回路(以下、CPUと称する)66にデー
タ信号又はアドレス信号が入出力されるようになされて
いる。
【0057】また、上述したインターフェイス回路群6
2には、球検知センサ42も接続されており、遊技球が
始動口44を通過したときには、球検知センサ42は、
検出信号をインターフェイス回路群62に供給する。更
に、インターフェイス回路群62には、球通過検出器5
5も接続されており、球通過検出器55は遊技球がその
近傍を通過したことを検出したときには、検出信号をイ
ンターフェイス回路群62に供給する。
【0058】上述した入出力バス64には、ROM(リ
ード・オンリー・メモリ)68及びRAM(ランダム・
アクセス・メモリ)70も接続されている。ROM68
は、パチンコ遊技機の遊技全体の流れを制御する制御プ
ログラムを記憶している。更に、ROM68は、制御プ
ログラムを実行するための初期データや、装飾ランプ3
6の点滅動作パターンを制御するプログラム等や、表示
装置32において可変表示ゲームが実行される際に必要
となる音データも記憶している。
【0059】また、RAM70は、上述したプログラム
で使用するフラグや変数の値を記憶する。例えば、新た
な入力データやCPU66による演算結果や遊技の履歴
を示す累積リーチデータ、累積変動数及び累積大当たり
回数を記憶する。
【0060】更に、入出力バス64には、インターフェ
イス回路群72も接続されている。インターフェイス回
路群72には、スピーカ46、発射モータ28、ソレノ
イド48、保留ランプ34及び装飾ランプ36が接続さ
れており、インターフェイス回路群72は、CPU66
における演算処理の結果に応じて上述した装置の各々を
制御すべく駆動信号や駆動電力を供給する。
【0061】また、ソレノイド48は、上述した如きシ
ャッタ40を開閉駆動するためのものである。更に、保
留ランプ34は、表示装置32に表示する図柄の組み合
わせが有効となった回数を示すものである。更にまた、
装飾ランプ36は、遊技が大当たりとなったときやリー
チとなったときに遊技者にその旨を示すべく点滅又は点
灯するものである。
【0062】更にまた、インターフェイス回路群72に
は、表示制御装置200も接続されており、表示制御装
置200は、主制御回路60から発せられる画像表示命
令に基づいて当該表示制御装置200に接続されている
表示装置32を駆動するための駆動信号を発する。
【0063】また、インターフェイス回路郡62には、
後述する検査ユニット100を着脱自在に接続する外部
接続端子111が設けられており、当該接続された検査
ユニット100から供給される制御信号を受け取って、
これをCPU66に供給するとともに、パチンコ遊技機
10の賞球率を表す情報を検査ユニット100(後述)
に対して供給するようになされている。
【0064】主制御制御部60のRAMに格納される、
賞球率を算出するための打球数及び賞球数の各累積数
は、例えば、測定を開始してからの経過時間と、当該経
過時間に対応して保存される。
【0065】[パチンコ遊技機の表示制御装置の構成]
上述した表示制御装置200の回路を示すブロック図を
図4に示す。
【0066】インターフェイス回路202は、入出力バ
ス204に接続されており、上述した主制御回路60か
ら発せられた画像表示命令は、インターフェイス回路2
02を介して入出力バス204に供給される。入出力バ
ス204は、中央処理回路(以下、CPUと称する)2
06にデータ信号又はアドレス信号が入出力されるよう
になされている。
【0067】上述した入出力バス204には、ROM
(リード・オンリー・メモリ)208及びRAM(ラン
ダム・アクセス・メモリ)210も接続されている。R
OM208は、主制御回路60から発せられた画像表示
命令に基づいて表示装置32に供給する駆動信号を生成
するための表示制御プログラムを記憶している。一方、
RAM210は、上述したプログラムで使用するフラグ
や変数の値を記憶する。
【0068】更に、入出力バス204には、画像データ
プロセッサ(以下、VDPと称する)212も接続され
ている。このVDP212は、いわゆるスプライト回
路、スクリーン回路、及びパレット回路等の回路を含
み、表示装置32に画像を表示させるための種々の処理
を行うことができる処理装置である。
【0069】上述したVDP212には、主制御回路6
0から発せられた画像表示命令に応じた画像データを記
憶するためのビデオRAM214と、背景画像のデータ
や、当該背景の前面に表示される図柄画像データや、種
々の演出を行うキャラクタの画像データ等の各種画像デ
ータを記憶する画像データ用ROM216と、が接続さ
れている。更に、VDP212には、表示装置32を駆
動するための駆動信号を発する駆動回路218も接続さ
れている。
【0070】上述したCPU206は、ROM208に
記憶されている表示制御プログラムを読み出して実行す
ることにより、主制御回路60から発せられた画像表示
命令に応じて表示装置32に表示する画像データをビデ
オRAM214に記憶させる。主制御回路60から発せ
られる画像表示命令には、背景表示命令や、図柄画像表
示命令、キャラクタ表示命令等の表示命令が含まれる。
【0071】また、画像データ用ROM216は、上述
した如く、図柄画像の画像データや、演出画面として表
示される動体物等のキャラクタのキャラクタ画像デー
タ、表示装置32の背景を構成する背景画像データ等の
画像データ、さらには、遊技履歴情報や現在のラウンド
数を記憶する。
【0072】このような、図柄画像のデータ構成と表示
装置32における表示例については図5に示すようにな
る。
【0073】図5(a)は、図柄画像D1、D2及びD
3のデータ構成のイメージを示したものであり、
11,D12,・・・,D1X,D21,・・・,DYX
という画像データ用ROM216のセルに図柄画像のデ
ータが保存されており、D11,D ,・・・,D
1Xという複数の識別情報によって図柄画像D1が構成
され、D 21,D22,・・・,D2Xという複数の識
別情報によって図柄画像D2が構成され、というように
なっている。すなわち、D11,D12,・・・,D
1Xのセルに相当するアドレスをCPU206の制御に
より指定し、指定されたアドレス通りに順次呼び出し、
さらにこれをビデオRAM214の表示すべき位置に対
応したアドレス領域に格納する。
【0074】図5(b)は、表示装置32上に図柄画像
D1、D2及びD3を表示した一例を示す図である。こ
のように、表示装置32上には、図柄画像D1、D2及
びD3が遊技に応じて表示され、遊技の演出内容によっ
てスロットマシンのように上下方向にスクロールされる
演出が行われるのである。
【0075】次に、上述したビデオRAM214に生成
される画像データの概念を示す概略図を図6に示す。
【0076】図6に示す如く、画面表示命令によってビ
デオRAM214に生成される画像データの大きさ(以
下、画面画像領域R1と称する)は、表示装置32に表
示される表示領域R2より大きくなるように設定されて
いる。尚、図6においては、画面画像領域R1は、実線
で囲まれた領域を示し、表示領域R2は、破線で囲まれ
た領域を示す。このように設定することにより、表示装
置32に表示すべき画像を円滑にスクロール表示させる
ことができるのである。
【0077】主制御回路60から図柄表示命令が発せら
れたときには、VDP212は、例えば図柄画像D1〜
D3の各々の画像データを画像データ用ROM216か
ら読み出した後、表示装置32の表示すべき位置に対応
するビデオRAM214におけるアドレス位置に配置す
る。
【0078】また、主制御回路60からキャラクタ表示
命令が発せられたときには、VDP212は、キャラク
タ画像C1〜C3の各々の画像データを画像データ用R
OM216から読み出した後、表示装置32の表示すべ
き位置に対応するビデオRAM214におけるアドレス
位置に配置する。
【0079】更に、主制御回路60から背景表示命令が
発せられたときには、VDP212は、背景画像B1の
画像データを画像データ用ROM216から読み出した
後、表示装置32に背景画像B1を表示すべき位置に対
応するビデオRAM214における位置に読み出した画
像データを配置する。
【0080】VDP212は、ビデオRAM214に画
像データを生成した後、表示領域R2に記憶されている
画像データのみをビデオRAM214から読み出し、こ
れを表示信号として駆動回路218に供給するのであ
る。[パチンコ遊技機の動作]
【0081】以下においては、パチンコ遊技機10は起
動しており、上述したCPU66において用いられる変
数は所定の値に初期化され、定常動作しているものとす
る。
【0082】上述した主制御回路60において実行され
る遊技球を検出するサブルーチンを図7に示す。尚、こ
のサブルーチンは、予め実行されているパチンコ遊技機
10のパチンコ遊技を制御する制御プログラムから所定
のタイミングで呼び出されて実行されるものである。
【0083】最初に、入賞口に遊技球が入った否かを検
出する(ステップS11)。この入賞口は、例えば、上
述した図2に示した例においては、一般入賞口50及び
54a〜54d並びに特別入賞口56a〜56dであ
る。ステップS11において、入賞口に遊技球が入った
と判別したときには、入賞口の種類に応じて予め定めら
れた数の遊技球を払い出す処理を実行する(ステップS
12)。
【0084】次に、始動口に遊技球が入ったか否かを判
断する(ステップS13)。この始動は、例えば、上述
した図2に示した例においては、始動口44である。こ
のステップS13において、始動口に遊技球が入ったと
判別したときには、後述する可変表示ゲームを実行する
(ステップS14)。
【0085】更に、球通過検出器を遊技球が通過したか
否かを判断する(ステップS15)。この球通過検出器
は、例えば上述した図2に示した例においては、球通過
検出器55a及び55bである。このステップS15に
おいて、球通過検出器を遊技球が通過したと判別したと
きには、図2について上述した如く、表示装置52にお
いて普通図柄を変動表示させる処理を実行する(ステッ
プS16)。尚、上述した如く、変動表示された普通図
柄が停止したときに所定の図柄となったときには、可動
片58a及び58bを駆動して始動口44を開放状態と
なるようにして、始動口44に遊技球が入りやすくなる
ようにするのである。
【0086】上述したステップS14において呼び出さ
れて実行される可変表示ゲーム処理を行なうサブルーチ
ンを図8に示す。尚、これらのサブルーチンにおいて用
いられるフラグや変数は、予め初期化されているものと
する。
【0087】本サブルーチンが呼び出されることによ
り、表示装置32において表示されていた固定画面を通
常画面へと切り替え、可変表示ゲームを開始するのであ
る。ここで、可変表示ゲームとは、表示装置32におい
て、図柄画像D1、D2及びD3が表示され、当該図柄
画像D1、D2及びD3がスロットマシンのリールに設
けられた図柄のように上下方向にスクロールされ、順次
所定の図柄で停止する表示ゲームである。
【0088】なお、上述した固定画面とは、表示装置3
2において実行される可変表示ゲームは実行されておら
ず、パチンコ遊技機10においてパチンコ遊技のみが進
行している際に表示装置32に表示される画面をいう。
また、通常画面とは、表示装置32において上述した可
変表示ゲームが開始され、当該可変表示ゲームがリーチ
に至るまでの間や、大当たりとなるまでの間に表示装置
32に表示される演出画面をいう。
【0089】なお、リーチでの演出とは、表示装置32
においてスクロールする3つの図柄画像D1、D2及び
D3のうち、2つの図柄が同じ図柄で停止し、残りの1
つの図柄画像がスクロールしている状態をいう。
【0090】リーチ演出においてスクロールしている残
りの1つの図柄画像が他の2つの図柄画像と同じ図柄で
停止すると、大当たりとなる。このように大当たりとな
り遊技者に有利になるような状態に移行したときには、
上述したソレノイド48に電流を供給して遊技盤14の
前面に設けられている可変入賞口38のシャッタ40を
開放し遊技球を可変入賞口38に入り易くするのであ
る。
【0091】[可変表示ゲームの動作]上述した如き可
変表示ゲームが開始されると、当該可変表示ゲーム処理
プログラムを実行するCPU66は、図8に示されるス
テップS21に移って、内部抽選処理を実行する。この
内部抽選処理は、図柄画像D1、D2及びD3をスクロ
ールさせた場合に、当該3つの図柄画像が同じ図柄で停
止するか否かを予め定めておく処理であり、CPU66
は、後述する如く、内部抽選処理により定められた状態
となるような演出を行うのである。因みに、この内部抽
選処理においては、後述するリーチ演出に移行するか否
かの抽選も行なうようになされている。
【0092】この内部抽選処理を実行することにより、
遊技結果を「はずれ」とするか「大当たり」とするか
が、定められるのである。また、表示装置32において
表示する演出表現も、遊技結果を「はずれ」とするか
「大当たり」とするかに応じて定められる。このように
することにより、内部抽選処理により遊技結果が定めら
れたときには、その遊技結果に応じた演出表現が定めら
れ、その演出表現に応じた図柄画像や、キャラクタ画像
や、背景画像が表示されることとなるのである。
【0093】ステップS21における内部抽選処理が行
なわれると、CPU66はステップS22に移って、通
常画面における背景画像B1を選択する。この選択処理
において、CPU66は、主制御回路60のROM68
に予め格納されている複数の背景画像のなかからランダ
ムに1つを選択し、当該選択された背景画像を通常画面
の背景画像として用いる。
【0094】ステップS22における背景画像の選択処
理が終了すると、CPU66はステップS23に移っ
て、通常画面に登場させるキャラクタ画像を選択する。
この選択処理において、CPU66は、ROM68に予
め格納されている複数のキャラクタのなかからランダム
に1つを選択し、当該選択されたキャラクタ画像を通常
画面に登場するキャラクタ画像として用いる。この実施
形態の場合、ROM68には、各キャラクタごとに複数
の動作形態画像(例えばキャラクタが歩いている動画を
表現する際に、左足が前に出された状態を表す動作形態
画像、右足が前に出された状態を表す動作形態画像が通
常画面演出用のプログラムによって交互に読み出されて
表示されるのである)が格納されており、CPU66は
選択されたキャラクタの各動作形態画像を通常画面の演
出プログラムに応じて読み出して、これを後述する通常
画面演出において表示する。
【0095】ステップS23におけるキャラクタ画像の
選択処理が終了すると、CPU66は、ステップS24
に移って、通常画面演出プログラムに従って通常画面演
出を行なう。この通常画面演出においては、上述のステ
ップS22及びステップS23において選択された背景
画像B11及びキャラクタ画像を用いて通常画面演出を
行ない、当該演出結果を表示装置32に表示させる。
【0096】この通常画面において、図柄画像D1、D
2及びD3は通常画面演出プログラムによってスクロー
ルを開始する。通常画面演出が開始された後、CPU6
6はステップS25に移って、通常画面演出を終了すべ
きか否かを判断する。ここで否定結果が得られると、こ
のことは可変表示ゲーム処理ルーチンS14が開始され
た際にカウントが開始されたタイマ(図示せず)のカウ
ント結果が所定の値に至っていないことを意味してお
り、このときCPU66は上述のステップS24に戻っ
て通常画面演出を続行する。これに対してステップS2
5において肯定結果が得られると、このことはタイマの
カウント値が所定の値に達したことを意味しており、こ
のときCPU66はステップS26に移って、上述のス
テップS21における内部抽選結果がリーチに至るもの
であるか否かを判断する。
【0097】ここで肯定結果が得られると、このことは
内部抽選結果が「大当たり」である場合、又はリーチと
なった後「はずれ」となる場合の2通りのいずれかであ
ることを意味しており、このときCPU66はステップ
S27に移って、内部抽選結果に基づいてリーチ演出を
選択する。この場合、リーチ演出(ROM68に格納さ
れているリーチ演出プログラム)として用意されている
ものとしては、ノーマルリーチ画面演出、各リーチ画面
から移行し大当たりとなる可能性が高くなることを示す
発展型リーチ画面演出又は各リーチ画面において前記図
柄画像が一旦はずれとなるような嵌めこみ状態となった
後に前記発展型リーチ画面へ移行する逆転発展型リーチ
画面演出(主に大当たりとなる内部抽選結果に対応して
選択される可能性が高いようになされている)等があ
り、ステップS27におけるリーチ演出処理においてC
PU66は、これら複数種類のリーチ演出のなかから1
つを選択し、続くステップS28において当該選択され
たリーチ演出(プログラム)を実行する。かくして、表
示装置32には、ステップS27において選択されたリ
ーチ演出に基づくリーチ演出画面が表示されることとな
る。因みに、各リーチ演出のなかから1つを選択する方
法としては、選択対象である各リーチ演出に対してそれ
ぞれ所定数の乱数を割り当てておき、このとき発生した
乱数が割り当てられているリーチ演出を選択する方法を
用いる。このようにすれば、内部抽選処理(ステップS
21)において「大当たり」が選択された際に、逆転発
展型リーチ画面演出に対してより多くの乱数を割り当て
ることとすることで、逆転発展型リーチ画面演出から
「大当たり」となる可能性を高くすることが可能となる
のである。また、各リーチ演出として、発展型リーチ画
面演出や逆転発展型リーチ画面演出が選択された場合、
これらのなかに基準となるノーマルリーチ状態を含むも
のとし、当該ノーマルリーチから各発展型リーチに移行
するような演出がなされるものとする。
【0098】ステップS28においてリーチ演出を実行
した後、CPU66はステップS29に移り、上述のス
テップS21における内部抽選結果に基づいて全ての図
柄画像D1、D2及びD3のスクロールを停止させる。
これにより、内部抽選結果が「大当たり」である場合に
は、全ての図柄画像D1、D2及びD3が同じ図柄で停
止した状態となり、またこれに対して、内部抽選結果
が、リーチとなった後「はずれ」となるものである場合
には、3つの図柄画像D1、D2及びD3のうち2つの
図柄画像が同じ図柄で停止した後、残りの1つの図柄画
像が異なる図柄で停止することとなる。
【0099】また上述のステップS26において否定結
果が得られると、このことは、上述のステップS21に
おける内部抽選結果がリーチに至らずに「はずれ」とな
るものであることを意味しており、このときCPU66
はステップS29に移って、リーチ演出を行うことな
く、3つの図柄画像D1、D2及びD3がそれぞれ異な
る図柄で停止させ演出を終了させる。
【0100】[検査ユニットの構成]図9は、パチンコ遊
技機10の検査を行う検査ユニット100の構成を示す
ブロック図である。この図9に示されるように、検査ユ
ニット100は、バス101に接続されたCPU121
によって、ROM125に格納されている検査プログラ
ムを実行するようになされている。
【0101】すなわち、キースイッチ等からなる操作部
124を検査者が操作することにより、当該操作部12
4から入力された制御コマンドは、インターフェイス回
路122を介してCPU121に供給される。この制御
コマンドを受け取ったCPU121は、当該制御コマン
ドに従って、ROM125のプログラムを実行する。
【0102】検査を開始するコマンドは、CPU121
からインターフェイス回路127及びコネクタ128に
供給され、当該コネクタ128に接続されたパチンコ遊
技機10側のコネクタ111(図1)を介して、パチン
コ遊技機10の主制御回路60に供給される。また、当
該検査コマンドに従ってパチンコ遊技機10の主制御回
路60から出力された賞球率を表す賞球率データは、パ
チンコ遊技機10のコネクタ111から、当該コネクタ
111に接続された検査ユニット100のコネクタ12
8を介してCPU121に供給され、一旦RAM126
に格納される。
【0103】RAM26に格納された賞球率データは、
ROM125に格納されている検査プログラムに従っ
て、CPU121により分析され、当該分析結果は、イ
ンターフェイス回路122を介して、液晶パネル等から
構成される表示装置123に供給され、可視表示され
る。これにより、検査者は、表示装置124に表示され
た分析結果によって検査結果を容易に確認することがで
きる。
【0104】因みに、図10は、パチンコ遊技機10に
対して検査ユニット100を接続した状態を示す。この
図10に示されるように、パチンコ遊技機10の前面に
設けられたコネクタ111に対して、検査ユニット10
0のコネクタ128を接続するだけで、簡単にパチンコ
遊技機10の賞球率を検査することが可能となってい
る。
【0105】図11は、検査ユニット100において、
CPU121によって実行される検査処理手順を示すフ
ローチャートである。この図11に示されるように、C
PU121は、電源(図示せず)が投入されたことを契
機にステップS30から検査処理手順に入り、ステップ
S31において操作部124が操作されるのを待ち受け
る。
【0106】そして、検査者が操作部124を操作し
て、検査開始コマンドを入力すると、CPU121は、
ステップS32において肯定結果を得ることにより、続
くステップS33に移って、検査を行うための制御信号
をコネクタ128を介して、当該コネクタ128に接続
されているパチンコ遊技機10に対して送信する。
【0107】これにより、パチンコ遊技機10において
賞球率の測定が開始され、検査ユニット100はパチン
コ遊技機10から検査結果が供給されるのをステップS
34において待ち受ける。パチンコ遊技機10から検査
結果が供給されると、CPU121は、ステップS35
において肯定結果を得ることにより、続くステップS3
6に移って、このときパチンコ遊技機10から供給され
た検査結果を一旦RAM126に格納した後、当該格納
された検査結果を分析する。
【0108】この実施の形態の場合、パチンコ遊技機1
0からは、所定期間における賞球率を表す賞球率データ
が検査ユニット100に対して供給されるので、検査ユ
ニット100では、当該賞球率データに基づいて、賞球
率データの時間ごとの変化を表すグラフを作成する等の
分析を行い、当該分析結果を表示装置123に表示させ
る。
【0109】因みに、この実施の形態の場合、パチンコ
遊技機10から供給される検査結果は、賞球率を表す賞
球率データであるが、本発明はこれに限らず、所定期間
における遊技盤面上に打ち出された遊技球の打球数の累
計と、前記賞球数の累計数とを検査結果としてパチンコ
遊技機10から検査ユニット100に対して供給するよ
うにしてもよい。この場合、検査ユニット100のCP
U121は、図11に示されるステップS36におい
て、パチンコ遊技機10から供給された打球数の累計及
び賞球数の累計に基づいて、賞球率を算出する。算出方
法としては、打球数の累計を賞球数の累計で割り算すれ
ばよい。
【0110】図12は、パチンコ遊技機10における賞
球率の測定処理手順を示すフローチャートである。この
図12に示されるように、パチンコ遊技機10のCPU
66は、電源が投入されることにより、ステップS40
の測定処理ルーチンを開始し、ステップS41において
検査ユニット100からの制御信号を待ち受ける。
【0111】パチンコ遊技機10のコネクタ111に接
続された検査ユニット100から、図11のステップS
33において送信される検査を開始するための制御信号
を受け取ると、ステップS42において肯定結果を得る
ことにより、CPU121は続くステップS43に移っ
て、内部タイマのカウントを開始させるとともに、パチ
ンコ遊技における打球数の累計と、賞球数の累計を測定
する。打球数は、球発射部に設けられた発射センサ(図
示せず)によって測定され、また、賞球数は、図8につ
いて上述した可変表示ゲーム処理ルーチンにおいて、C
PU66が実行した賞球数の払い出し数を当該CPU6
6がプログラムに従って計数し、その結果をRAM70
に格納して行く。
【0112】これにより、RAM70には、ゲームの進
行に伴って増加する打球数と、賞球数の累積値が保存さ
れることとなる。
【0113】CPU66は、ステップS44に移って、
予め設定されている測定時間が経過したか否かを判断す
る。なお、この測定時間は、所定の値に固定されていて
もよく、任意に設定することが可能であってもよい。こ
の測定時間を1時間とすることにより、短時間出球率の
算出が可能であり、また、この測定時間を30時間とす
ることにより、長時間出球率の算出が可能である。ま
た、ここで否定結果が得られると、このことは、予め設
定されている所定時間が経過していないことを意味して
おり、CPU66は上述のステップS43に戻って、打
球数及び賞球数の測定を続行する。
【0114】これに対してステップS44において肯定
結果が得られると、このことは、測定を開始してから、
予め設定されている所定時間が経過したことを意味して
おり、このときCPU66は、続くステップS45に移
って、このときまでにRAM70に格納された打球数と
賞球数の各累積数に基づいて、例えば、打球数の累積数
を賞球数の累積数で割り算することにより、賞球率を算
出する。
【0115】そして、CPU66は、続くステップS4
6に移って、上述のステップS45において算出された
賞球率を表す賞球率データを、このときコネクタ111
に接続されている検査ユニット100に対して送信す
る。かくして、パチンコ遊技機10は、検査ユニット1
00に対して、所定時間測定した打球数及び賞球数に基
づく賞球率を供給することができる。
【0116】なお、上述の実施の形態においては、パチ
ンコ遊技機10において賞球率を算出する場合について
述べたが、本発明はこれに限らず、検査ユニット100
側で賞球率を算出する場合には、パチンコ遊技機10の
CPU66は、ステップS44において肯定結果が得ら
れた後、ステップS45の賞球率の算出を行うことな
く、このときRAM70に格納されている打球数の累積
数と、賞球数の累積数とを直接検査ユニット100に送
信するようにすればよい。検査ユニット100は、パチ
ンコ遊技機10から供給された打球数の累積数と、賞球
数の累積数とに基づいて、賞球数の累積数とに基づい
て、賞球率を算出する。
【0117】因みに、図13は、パチンコ遊技機10の
RAM70に格納される打球数の累積数と、賞球数の累
積数を表し、これらの情報は、経過時間とともに保存さ
れる。CPU66は、この保存された情報に基づいて、
賞球率を算出するのである。
【0118】かくして、検査ユニット100を用いて、
パチンコ遊技機10の賞球率を検査することにより、当
該検査ユニット100をパチンコ遊技機10の着脱自在
のコネクタ111に接続するだけで簡単に賞球率を検査
することができる。
【0119】なお、上述の実施の形態においては、パチ
ンコ遊技機10に接続された検査ユニット100からパ
チンコ遊技機10に対して、制御信号を送信することに
より、検査(測定)が開始される場合について述べた
が、本発明はこれに限らず、例えば、検査ユニット10
0をコネクタ111に接続した際に、パチンコ遊技機1
0が当該接続状態を検出することにより、検査(測定)
を開始するようにしてもよい。
【0120】この場合、図14に示されるように、パチ
ンコ遊技機10のコネクタ111として、信号線L1及
びL2が開放された状態のものを用い、検査ユニット1
00側のコネクタ128として、これらの開放された信
号線L1及びL2を接続する信号線L11を有する構成
とし、当該コネクタ111及び128が接続された状態
において、開放状態にあった信号線L1及びL2が短絡
した状態となるようにする。そして、信号線L1に供給
されている電圧をL2において検出することにより、打
球数及び賞球数の測定を開始する。これにより、検査者
が検査ユニット100の操作部124を操作することな
く、検査が自動的に開始されることとなり、検査を一段
と容易にすることが可能となる。
【0121】
【発明の効果】本発明によれば、遊技機に対して着脱自
在な検査ユニットを用いることにより、当該検査ユニッ
トを遊技機に対して装着させ、遊技機から出力される賞
球率を検査ユニットに入力させるだけで、簡単に遊技機
の検査を行うことができる。特に、遊技機において、賞
球率が算出されることにより、検査ユニットでは、当該
算出された賞球率を入力するだけで簡単に検査を行うこ
とが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明によるパチンコ遊技機の概観を示す正
面図である。
【図2】 本発明によるパチンコ遊技機の遊技盤面の拡
大正面図である。
【図3】 本発明の実施の形態におけるパチンコ遊技機
の主制御回路を示すブロック図である。
【図4】 本発明の実施例であるパチンコ遊技機の表示
制御装置を示すブロック図である。
【図5】 図柄の画像のデータ構成のイメージを示した
図である。
【図6】 表示制御装置のビデオRAMにおける画像デ
ータの配置の概念を示す概略図である。
【図7】 パチンコ遊技機において実行される遊技球を
検出する処理のサブルーチンを示すフローチャートであ
る。
【図8】 図7に示したフローチャートのステップS1
4において呼び出されて実行される可変表示ゲーム処理
のサブルーチンを示すフローチャートである。
【図9】 検査ユニットの構成を示すブロック図であ
る。
【図10】 検査ユニットの接続状態を示す斜視図であ
る。
【図11】 検査ユニットにおける検査処理ルーチンを
示すフローチャートである。
【図12】 パチンコ遊技機における測定処理ルーチン
を示すフローチャートである。
【図13】 打球数及び賞球数の累積数の保存状態を示
す略線図である。
【図14】 他の実施の形態におけるコネクタの構成を
示す略線図である。
【符号の説明】
10 パチンコ遊技機(遊技機) 32 表示装置(可変表示装置) 38 可変入賞口 40 シャッタ 46a、46b、46c、46d スピーカ 60 主制御回路 66 CPU(制御部) 64 入出力バス 68、125 ROM 70、126 RAM 100 検査ユニット 111、128 コネクタ 123 表示装置 124 操作部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技盤面に設けられた入賞口への遊技球
    の入賞に基づいて所定数の賞球を発生させる遊技機であ
    って、所定期間における、前記遊技盤面上に打ち出され
    た前記遊技球の打球数の累計と、前記賞球数の累計数と
    の割合を賞球率として算出する賞球率算出手段と、前記
    賞球率を検査する検査ユニットを着脱自在とする接続手
    段と、前記算出された賞球率を、前記接続された検査ユ
    ニットに対して出力する出力制御手段と、を備えること
    を特徴とする遊技機。
  2. 【請求項2】 前記接続された検査ユニットからの制御
    信号に基づいて、前記打球数の累計及び前記賞球数の累
    計の測定、並びに当該累計に基づく前記賞球率の算出を
    実行する制御手段を備えることを特徴とする請求項1記
    載の遊技機。
  3. 【請求項3】 前記検査ユニットが接続されたことを検
    出する検出手段と、前記検出手段の検出結果に基づい
    て、前記打球数の累計及び前記賞球数の累計の測定、並
    びに当該累計に基づく前記賞球率の算出を実行する制御
    手段と、を備えることを特徴とする請求項1記載の遊技
    機。
  4. 【請求項4】 遊技盤面に設けられた入賞口への遊技球
    の入賞に基づいて所定数の賞球を発生させる遊技機であ
    って、所定の期間における、前記遊技盤面上に打ち出さ
    れた前記遊技球の打球数の累計と、前記賞球数の累計と
    の割合を賞球率として算出する賞球率算出ユニットを着
    脱自在とする接続手段と、前記遊技盤面上に打ち出され
    た前記遊技球の打球数及び前記賞球数を表す情報を、前
    記賞球率を算出するための情報として、前記接続手段に
    接続された賞球率算出ユニットに対して出力する出力制
    御手段と、を備えることを特徴とする遊技機。
  5. 【請求項5】 前記出力制御手段は、前記接続された賞
    球率算出ユニットからの制御信号に基づいて、前記打球
    数及び前記賞球数を表す情報を、前記接続された賞球数
    算出ユニットに対して出力開始することを特徴とする請
    求項4記載の遊技機。
  6. 【請求項6】 遊技盤面に設けられた入賞口への遊技球
    の入賞に基づいて所定数の賞球を発生させる遊技機の賞
    球率を検査する検査ユニットであって、前記遊技機に対
    して着脱自在とする接続手段と、所定期間における、前
    記遊技盤面上に打ち出された前記遊技球の打球数の累計
    と、前記賞球数の累計数との割合を賞球率として前記接
    続された遊技機から入力する入力制御手段と、を備える
    ことを特徴とする遊技機の検査ユニット。
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