JP2003299296A - 同軸回転電機 - Google Patents

同軸回転電機

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JP2003299296A
JP2003299296A JP2002098137A JP2002098137A JP2003299296A JP 2003299296 A JP2003299296 A JP 2003299296A JP 2002098137 A JP2002098137 A JP 2002098137A JP 2002098137 A JP2002098137 A JP 2002098137A JP 2003299296 A JP2003299296 A JP 2003299296A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 片持ち型ステータのコイルへの配線の組み込
みスペースを容易に確保し得るようにすることにある。 【解決手段】 各々コイル17を巻かれた複数のステー
タピースがステータボルト19により互いに一体化され
て構成されたステータ1と、ステータ1の半径方向外方
に配置されたアウターロータ3と、ステータ1の半径方
向内方に配置されたインナーロータ2と、ステータ1を
固定支持するとともにアウターロータ3とインナーロー
タ2とを互いに同軸の所定回転軸線C上に回転自在に支
持するハウジング4とを具える多層モータにおいて、ス
テータ1と一体的に結合するとともにハウジング4のス
テータ支持孔4aを貫通する中心中空軸部21と、その
中心中空軸部21に締着されてその中心中空軸部をハウ
ジング4に固定するリング状のナット22とが回転軸線
Cと同軸に設けられ、ハウジング4に設けられてアウタ
ーロータ3の一端部を回転自在に支持するベアリング8
とステータ支持孔4aとの間のハウジング4の部分に通
路4bが設けられているものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、コイルを有する
ステータと、前記ステータの半径方向外方に配置された
アウターロータと、前記ステータの半径方向内方に配置
されたインナーロータと、前記ステータを固定支持する
とともに前記アウターロータと前記インナーロータとを
互いに同軸の所定回転軸線上に回転自在に支持するハウ
ジングと、を具える同軸回転電機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】かかる同軸回転電機としては従来、例え
ば特開2000−14103号公報にて開示された、多
層モータとして構成されたものが知られており、この従
来の同軸回転電機では、各々コイルを巻かれた複数のス
テータピースがステータボルトにより互いに一体化され
てステータが構成され、そのステータをハウジングに固
定するねじ部材に、ステータボルトが兼用している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
同軸回転電機では、アウタロータの支持剛性を確保する
ためにその両端部をベアリングを介してハウジングで支
持していることから、アウタロータの一端部を支持する
ベアリングの半径方向内側にて、ステータの一端部をハ
ウジングに固定している。
【0004】しかしながら、ステータの固定をステータ
ボルトで行う上記従来の回転電機では、ステータに加わ
るトルク反力の腕の長さとなる、上記回転軸線とステー
タボルトとの間の半径方向距離が短くなるため、ステー
タへの大きなトルク反力を受けようとするとステータボ
ルトを多数本設ける必要があり、このようにステータボ
ルトを多数本設けると、ステータのコイルへの配線の組
み込みスペースを確保するのが困難になるという問題が
あった。
【0005】また上記のようにステータボルトを多数本
設けると、上記従来の同軸回転電機のようにステータを
液冷する場合には、冷却液を通す通路の確保が困難にな
るという問題があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は上記課題を有
利に解決した回転電機を提供することを目的とするもの
であり、この発明の同軸回転電機は、コイルを有するス
テータと、前記ステータの半径方向外方に配置されたア
ウターロータと、前記ステータの半径方向内方に配置さ
れたインナーロータと、前記ステータを固定支持すると
ともに前記アウターロータと前記インナーロータとを互
いに同軸の所定回転軸線上に回転自在に支持するハウジ
ングと、を具える同軸回転電機において、前記ステータ
と一体的に結合するとともに前記ハウジングのステータ
支持孔を貫通する雄ねじ部材と、その雄ねじ部材に締着
されてその雄ねじ部材を前記ハウジングに固定するリン
グ状の雌ねじ部材とが前記回転軸線と同軸に設けられ、
前記ハウジングに設けられて前記アウターロータの一端
部を回転自在に支持するベアリングと前記ステータ支持
孔との間の前記ハウジングの部分に通路が設けられてい
ることを特徴とするものである。
【0007】
【発明の効果】かかる同軸回転電機にあっては、ハウジ
ングへのステータの固定をステータボルトで行わず、ハ
ウジングがアウターロータとインナーロータとを互いに
同軸の所定回転軸線上に回転自在に支持するとともに、
その回転軸線と同軸に、ステータと一体的に結合すると
ともにハウジングのステータ支持孔を貫通する雄ねじ部
材と、その雄ねじ部材に締着されてその雄ねじ部材をハ
ウジングに固定するリング状の雌ねじ部材とが設けられ
ていることから、その雄ねじ部材がリング状の雌ねじ部
材によって強固に固定され、ステータ支持孔の周囲の比
較的狭い範囲でステータへの大きなトルク反力を受ける
ことができるので、ハウジングに設けられてアウターロ
ータの一端部を回転自在に支持するベアリングとステー
タ支持孔との間のハウジングの部分の多くが空きスペー
スとなり、その広い空きスペースに通路が設けられてい
る。
【0008】従って、この発明の同軸回転電機によれ
ば、ステータのコイルへの配線をその通路に組み込み得
て、配線の組み込みスペースを容易に確保することがで
き、ひいては配線の組み込み作業を容易且つ確実ならし
めることができる。またその通路を冷却液の通路にも使
い得て、ステータを液冷する場合に冷却液を通す通路も
容易に確保することができる。
【0009】なお、この発明においては、前記ハウジン
グのステータ支持孔の内周面と前記雄ねじ部材の外周面
とはスプライン嵌合していても良く、このようにすれ
ば、主としてハウジングのステータ支持孔の内周面と雄
ねじ部材の外周面とのスプライン嵌合でステータへの大
きなトルク反力を受けることができるので、リング状の
雌ねじ部材をより小さなものとし得て、ハウジングに設
けられてアウターロータの一端部を回転自在に支持する
ベアリングとステータ支持孔との間のハウジングの部分
のより多くが空きスペースとなり、これにより、通路を
より広く確保することができる。
【0010】また、この発明においては、前記雄ねじ部
材が中空であり、その雄ねじ部材の内部に、前記アウタ
ーロータに駆動結合された伝動軸と前記インナーロータ
に駆動結合された伝動軸との少なくとも一方が貫通して
いても良く、このようにすれば、アウターロータとイン
ナーロータとの少なくとも一方とステータ外の回転部材
との間の伝動を容易に行うことができるので、それらの
ロータの回転検出センサの配置スペースの確保や、それ
らのロータと変速機等との駆動結合を容易に行うことが
できる。
【0011】さらに、この発明においては、前記雄ねじ
部材の内部に、前記アウターロータに駆動結合された伝
動軸と前記インナーロータに駆動結合された伝動軸との
少なくとも一方を回転自在に支持するベアリングが設け
られていても良く、このようにすれば、アウターロータ
とインナーロータとの少なくとも一方の支持のためのベ
アリングの配置スペースを容易に確保することができ、
ハウジングを軸線方向にコンパクトに構成することがで
きる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に、この発明の実施の形態
を、図面に基づき詳細に説明する。ここに、図1は、ラ
ビニョオ型遊星歯車列と組み合わされて車両用ハイブリ
ッド変速機を構成する、この発明の同軸回転電機の一実
施形態としての複合電流多層モータを示し、このモータ
は、一個の円環状のステータ1と、その半径方向内方お
よび外方にそれぞれ互いに同軸の所定回転軸線C上にて
回転自在に配置したインナーロータ2およびアウターロ
ータ3とよりなる三重構造とし、これらをハウジング4
内に収納して構成する。図2は、上記実施形態の多層モ
ータをコイル通電用コネクタを省略して示す正面図、図
3は、上記実施形態の多層モータのステータを支持する
ブラケットおよびそこに突設した中心中空軸部を示す正
面図、図4は、上記実施形態の多層モータのステータを
上記回転軸線Cと直交する断面で示す断面図である。
【0013】ここにおけるインナーロータ2およびアウ
ターロータ3はそれぞれ、電磁鋼板などをプレス成形し
て造った板材のロータ軸線方向への積層になる積層コア
24,25を具え、これら積層コア24,25に、ロー
タ軸線方向に貫通する永久磁石を円周方向等間隔に配置
して設けた構成となす。
【0014】そしてハウジング4内へのインナーロータ
2およびアウターロータ3の収納に当たっては、アウタ
ーロータ3は、積層コア25の外周にトルク伝達シェル
5を駆動結合して具え、該トルク伝達シェル5の両端を
それぞれベアリング7,8によりハウジング4に回転自
在に支持し、トルク伝達シェル5をベアリング7の側で
アウターロータシャフト9に結合する。
【0015】インナーロータ2は積層コア24の中心
に、内部に上記アウターロータシャフト9を回転自在に
貫通した中空のインナーロータシャフト10を貫通して
具え、これらインナーロータ2の積層コア24およびイ
ンナーロータシャフト10間を駆動結合する。そしてイ
ンナーロータシャフト10の中間部をベアリング12に
より、固定のステータブラケット13内に回転自在に支
持し、一端部(図1では左端部)をベアリング14によ
りトルク伝達シェル5の対応端壁に回転自在に支持す
る。
【0016】ステータ1は、図4に示す如く、電磁鋼板
をプレス成形して造ったI字状のステータ鋼板をステー
タ軸線方向に積層してなる多数のステータピース16を
具える。個々のステータピース16には、アウターロー
タ側ヨークおよびインナーロータ側ヨーク間におけるテ
ィースの箇所において図1および図4に示す如く電磁コ
イル17を巻線し、これらコイル巻線済のステータピー
スを図4に示すように同一円周方向等間隔に、つまり円
形に配列してステータコアとなし、このステータコアを
ステータ軸線方向両側のブラケット13,18間にステ
ータボルトとしてのボルト19で挟持すると共に全体的
に樹脂20でモールドすることにより一体化してステー
タ1を構成する。なお、樹脂20内には隣り合うステー
タピース16間において冷却液通路41を軸線方向に形
成し、上記したボルト19はその冷却液通路41の半径
方向内方および外方にそれぞれ位置させる。ここで、各
ボルト19はそれに螺合したナット19aによって締め
上げられる。このボルト・ナットによる締め上げ構造を
リベットピンによる締め上げ構造としても良いことはい
うまでもない。
【0017】かかるステータ1は、アウターロータシャ
フト9と結合したトルク伝達シェル5の端部が存在する
端部側をハウジング4に直接支持することができないた
め、以下の構造により片持ち梁型式に支持する。つまり
この実施形態では図1に明示するように、ステータ1と
一体的に結合したブラケット13の、ステータ1から遠
い側に雄ねじ部材としての中心中空軸部21を突設し、
この中心中空軸部21をハウジング4の対応端壁(図1
では右端壁)のステータ支持孔4aに貫通してリング状
の雌ねじ部材としてのナット22で、二個のベアリング
45とその間のシムリング46とを介して締め上げるこ
とにより、ステータ1を軸線方向に位置決めしてハウジ
ング4に片持ち梁型式に支持する。この時、ブラケット
13とハウジング4との間における円周方向相対位置
は、ステータ支持孔4aの内周面に形成したスプライン
と中心中空軸部21の外周面に形成したスプラインとの
嵌合(スプライン結合)により決定する。
【0018】ブラケット13の中心中空軸部21の内部
にはアウターロータシャフト9とインナーロータシャフ
ト10とを同軸に貫通する。そして、中心中空軸部21
の先端から突出したインナーロータシャフト10の先端
部とそこからさらに突出したアウターロータシャフト9
の先端部とに上記ラビニョオ型遊星歯車列の二つのサン
ギヤS1,S2をそれぞれスプライン結合するととも
に、そのアウターロータシャフト9の先端部を、当該変
速機の図示しないエンジン側入力軸の中心孔で回転自在
に支持する。さらに、上記ラビニョオ型遊星歯車列の図
示しないキャリヤに駆動結合するとともにアイドルギヤ
AGと噛合したドライブギヤDGを、何れもテーパーロ
ーラーベアリングであって互いに逆向きとされた上記二
個のベアリング44,45で回転自在に支持し、それら
二個のベアリング45には、シムリング46の厚さの選
択とナット22での締め上げにより適度のプリロードを
付与する。
【0019】これによりこのハイブリッド変速機は、図
示しないエンジンとこのモータとから入力される駆動回
転をラビニョオ型遊星歯車列で適宜組み合わせて変速
し、ドライブギヤDGおよびアイドルギヤAGと図示し
ないデファレンシャルギヤとを介して車両の駆動輪に出
力することができる。
【0020】なお、このモータの駆動に当たっては、イ
ンナーロータ2およびアウターロータ3の回転位置、つ
まりこれらに上記のごとく設けられる永久磁石の位置に
応じた両ロータ2,3用の駆動電流を複合して得られる
複合電流をステータ1の電磁コイル17に供給し、これ
により両ロータ2,3用の回転磁界をステータに個別に
発生させることで、回転磁界に同期してロータ2,3を
個別に回転駆動させることができる。
【0021】そしてこのモータにあっては、ハウジング
4の一端部(図1では左端部)に設けられた回転センサ
47がアウターロータシャフト9ひいてはアウターロー
タ3の回転位置を検出する一方、ブラケット13の内部
に設けられた回転センサ48がインナーロータシャフト
10ひいてはインナーロータ2の回転位置を検出し、そ
れらの検出結果は、上記複合電流によるこのモータの回
転制御のために用いることができる。
【0022】かかる実施形態のモータにあっては、ハウ
ジング4へのステータ1の固定をボルト19で行わず、
ハウジング4がアウターロータ3とインナーロータ2と
を互いに同軸の所定回転軸線C上に回転自在に支持する
とともに、その回転軸線Cと同軸に、ステータ1と一体
的に結合するとともにハウジング4のステータ支持孔4
aを貫通する中心中空軸部21と、その中心中空軸部2
1に締着されてその中心中空軸部21をハウジング4に
固定するナット22とが設けられている。
【0023】このことから上記中心中空軸部21ひいて
はステータ1はリング状のナット22によってハウジン
グ4に強固に固定され、ハウジング4はステータ支持孔
4aの周囲の比較的狭い範囲でステータ1への大きなト
ルク反力を支持することができるので、ハウジング4に
設けられてアウターロータ3の一端部を回転自在に支持
するベアリング8とその内側のステータ支持孔4aとの
間のハウジング4の部分の多くが空きスペースとなり、
その広い空きスペースに図2に示す如く、コイル17へ
の通電のためのボルト止めの電極40(図1参照)を通
す通路4bと、ステータ1内のステータピース間の樹脂
20に形成した冷却液ジャケット41に冷却液を通すと
共にそこから冷却液を戻す通路4cとが設けられてい
る。なお、図中符号40aは、ブラケット13に設けら
れて電極40をボルト止めされ、その電極40とコイル
17とを電気的に接続する内部電極、13aは、ブラケ
ット13に設けられて通路4cと冷却液ジャケット41
とを連通させる接続通路、49は、ハウジング4へのブ
ラケット13の固定をより強固にする補助ボルトをそれ
ぞれ示す。
【0024】従ってこの実施形態のモータによれば、ス
テータ1のコイル17への配線のための電極40を通す
通路4bのスペースを容易に確保し得て、その通路を充
分広くすることができ、これにより電極40の組み込み
作業を容易且つ確実ならしめることができる。そして、
ステータ1を液冷する冷却液を通す通路4cのスペース
も容易に確保し得て、その通路4cも充分広くすること
ができる。
【0025】また、この実施形態のモータによれば、中
心中空軸部21の内部にアウターロータシャフト9およ
びインナーロータシャフト10が同軸に貫通していて、
それらアウターロータシャフト9およびインナーロータ
シャフト10が、ラビニョオ型遊星歯車列の二個のサン
ギヤS1,S2にそれぞれ駆動結合されることから、ア
ウターロータ3およびインナーロータ2とステータ1外
の回転部材である二個のサンギヤS1,S2との間の伝
動を容易に行い得るので、ハイブリッド変速機への当該
モータの適用を容易に行うことができる。
【0026】さらにこの実施形態のモータによれば、中
空の雄ねじ部材としての中心中空軸部21の内部に、イ
ンナーロータ2に駆動結合されたインナーロータシャフ
ト10を回転自在に支持するベアリング12が設けられ
ていることから、インナーロータ2の支持のためのベア
リング12の配置スペースを容易に確保し得て、ハウジ
ング4を軸線方向にコンパクトに構成することができ
る。
【0027】図5および図6は、この発明の同軸回転電
機の他の一実施形態としての複合電流多層モータを示
す。このモータも、一個の円環状のステータ1と、その
半径方向内方および外方にそれぞれ互いに同軸の所定回
転軸線C上にて回転自在に配置したインナーロータ2お
よびアウターロータ3とよりなる三重構造とし、これら
をハウジング4内に収納して構成する。
【0028】この収納に当たっては、アウターロータ3
は、後述する積層コア25の外周にトルク伝達シェル5
を図6のキー6により駆動結合して具え、該トルク伝達
シェル5の両端をそれぞれ図5に示す如くベアリング
7,8によりハウジング4に回転自在に支持し、トルク
伝達シェル5をベアリング8の側で中空のアウターロー
タシャフト9に結合する。
【0029】インナーロータ2は、後述する積層コア2
4の中心にインナーロータシャフト10を貫通して具
え、これらインナーロータ2の積層コア24およびイン
ナーロータシャフト10間をキー11により駆動結合す
る。そしてインナーロータシャフト10の一端をベアリ
ング12により、固定のステータブラケット13内に回
転自在に支持し、また他端をベアリング14によりトル
ク伝達シェル5の対応端壁に回転自在に支持する。
【0030】ステータ1は、図6に示す如き、電磁鋼板
をプレス成形して造ったI字状のステータ鋼板15をス
テータ軸線方向に積層してなる多数のステータピース1
6を具える。個々のステータピース16には、アウター
ロータ側ヨーク15aおよびインナーロータ側ヨーク1
5b間におけるティース15cの箇所において電磁コイ
ル17を巻線し、これらコイル巻線済のステータピース
16を同一円周方向等間隔に、つまり円形に配列してス
テータコアとなし、このステータコアをステータ軸線方
向両側のブラケット13,18(図5参照)間にステー
タボルトとしてのボルト19で挟持すると共に全体的に
樹脂20でモールドすることにより一体化してステータ
1を構成する。なお、上記したボルト19は図6に示す
ごとく、隣り合うステータピース16間において位置さ
せる。
【0031】かかるステータ1は、アウターロータシャ
フト9が存在する端部側をハウジング4に直接支持する
ことができないため、以下の構造により片持ち梁型式に
支持する。つまり図5に明示するように、ステータ1と
一体的に結合したブラケット13の、ステータ1から遠
い側に、雄ねじ部材としての中心中空軸部21を突設
し、この中心中空軸部21をハウジング4の対応端壁
(図5では左端壁)のステータ支持孔4aに貫通してリ
ング状の雌ねじ部材としてのナット22で締め上げるこ
とにより、ステータ1を軸線方向に位置決めしてハウジ
ング4に片持ち梁型式に支持する。この時、ブラケット
13とハウジング4との間における円周方向相対位置
は、これらに挿置した位置決めピン23により決定す
る。
【0032】なお、ここにおけるインナーロータ2およ
びアウターロータ3はそれぞれ、電磁鋼板などをプレス
成形して造った板材のロータ軸線方向への積層になる積
層コア24,25を具え、これら積層コア24,25
に、ロータ軸線方向に貫通する永久磁石26,27を円
周方向等間隔に配置して設けた構成となす。
【0033】また、ピン23(図5参照)により上記の
ごとくハウジング4に対し円周方向に位置決めされるス
テータ1のブラケット13(従ってブラケット18)に
対し各ステータピース16を円周方向に位置決めするた
め、ブラケット13,18および各ステータピース16
にそれぞれ、ステータ軸線方向へ延在して相互に整列す
る2組の整列孔31〜35、つまりブラケット13の孔
31およびステータピース16の貫通孔34よりなる第
1組の整列孔と、ブラケット13の孔32およびステー
タピース16の貫通孔35並びにブラケット18の孔3
3よりなる第2組の整列孔とを設ける。
【0034】ここで整列孔31〜35は、ブラケット1
3,18に対し各ステータピース16が所定の円周方向
位置となった時に整列するよう配置し、この整列時に向
かい合う孔の開口端内に位置決めピン36〜38を挿置
してブラケット13,18に対する各ステータピース1
6の位置決めを個々に行う。
【0035】このモータの駆動に当たっても、インナー
ロータ2およびアウターロータ3の回転位置、つまりこ
れらに上記のごとく設けられる永久磁石の位置に応じた
両ロータ2,3用の駆動電流を複合して得られる複合電
流をステータ1の電磁コイル17に供給し、これにより
両ロータ2,3用の回転磁界をステータに個別に発生さ
せることで、回転磁界に同期してロータ2,3を個別に
回転駆動させることができる。
【0036】そしてこのモータにあっては、中空の雄ね
じ部材としての中心中空軸部21の内部に、インナーロ
ータ2に駆動結合されたインナーロータシャフト10が
貫通していて、そのインナーロータシャフト10が、ハ
ウジング4の一端部(図5では左端部)の外面に固定さ
れた回転検出センサとしてのロータリーエンコーダ42
の回転軸に駆動結合され、このロータリーエンコーダ4
2がインナーロータ2の回転位置を検出する。なお、図
中符号43は、ステータ1とハウジング4との間に嵌挿
されてステータ1をハウジング4に支持するステータホ
ルダを示す。
【0037】かかる実施形態のモータにあっては、ハウ
ジング4へのステータ1の固定をボルト19で行わず、
ハウジング4がアウターロータ3とインナーロータ2と
を互いに同軸の所定回転軸線C上に回転自在に支持する
とともに、その回転軸線Cと同軸に、ステータ1と一体
的に結合するとともにハウジング4のステータ支持孔4
aを貫通する中心中空軸部21と、その中心中空軸部2
1に締着されてその中心中空軸部21をハウジング4に
固定するナット22とが設けられている。
【0038】このことから上記中心中空軸部21ひいて
はステータ1はリング状のナット22によってハウジン
グ4に強固に固定され、ハウジング4はステータ支持孔
4aの周囲の比較的狭い範囲でステータ1への大きなト
ルク反力を支持することができるので、ハウジング4に
設けられてアウターロータ3の一端部を回転自在に支持
するベアリング7とステータ支持孔4aとの間のハウジ
ング4の部分の多くが空きスペースとなり、その広い空
きスペースに、コイル17への配線のための電極40を
通す通路4bと、ステータ1内のステータピース16間
の樹脂20に形成した冷却液ジャケット41(図6では
図示せず)に冷却液を通すと共にそこから冷却液を戻す
通路4cとが設けられている。
【0039】従ってこの実施形態のモータによれば、ス
テータ1のコイル17への配線のための電極40を通す
通路4bおよびステータ1を液冷する冷却液を通す通路
4cのスペースを容易に確保し得て、それらの通路を充
分広くすることができる。
【0040】また、この実施形態のモータによれば、中
心中空軸部21の内部にインナーロータシャフト10が
貫通していて、そのインナーロータシャフト10が、ハ
ウジング4の外面に固定されたロータリーエンコーダ4
2の回転軸に駆動結合されることから、インナーロータ
2とステータ1外の回転部材であるロータリーエンコー
ダ42の回転軸との間の伝動を容易に行い得るので、ロ
ータリーエンコーダ42の配置スペースを容易に確保す
ることができる。
【0041】さらにこの実施形態のモータによれば、中
空の雄ねじ部材としての中心中空軸部21の内部に、イ
ンナーロータ2に駆動結合されたインナーロータシャフ
ト10を回転自在に支持するベアリング12が設けられ
ていることから、インナーロータ2の支持のためのベア
リング12の配置スペースを容易に確保し得て、ハウジ
ング4を軸線方向にコンパクトに構成することができ
る。
【0042】図7はこの発明の他の実施形態を示し、こ
の実施形態においては、ステータホルダ43とハウジン
グ4との間に、μ(摩擦係数)の高い材質の高μシート
44を介挿し、さらに、そのステータホルダ43の内周
面にスプライン43aを形成すると共に中心中空軸部2
1の外周面にもスプライン21aを形成して、それらス
テータホルダ43と中心中空軸部21ひいてはステータ
1とをスプライン結合する。他の点は先の実施形態と同
様である。
【0043】この実施形態によれば、高μシート44が
ステータホルダ43とハウジング4との間の滑りを防止
し、ステータホルダ43と中心中空軸部21とのスプラ
イン結合がステータホルダ43とステータ1とを強固に
結合するので、ステータ1へのより高い反力トルクをハ
ウジング4で支持することができる。
【0044】図8はこの発明のさらに他の実施形態を示
し、この実施形態においては、ハウジング4のステータ
支持孔4aの内周面にスプライン4dを形成すると共に
中心中空軸部21の外周面にもスプライン21aを形成
して、それらハウジング4と中心中空軸部21ひいては
ステータ1とをスプライン結合する。他の点は最初の実
施形態と同様である。
【0045】この実施形態によれば、ハウジング4と中
心中空軸部21とのスプライン結合がハウジング4とス
テータ1とを直接強固に結合するので、ステータ1への
より高い反力トルクをハウジング4で支持することがで
きる。
【0046】以上、図示例に基づき説明したが、この発
明は上述の例に限定されるものでなく、例えば、この発
明の回転電機は、インナーロータ側とアウターロータ側
との少なくとも一方を発電機として機能させることもで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 ラビニョオ型遊星歯車列と組み合わされて車
両用ハイブリッド変速機を構成する、この発明の同軸回
転電機の一実施形態としての複合電流多層モータを示す
縦断側面図である。
【図2】 上記実施形態の多層モータをコイル通電用コ
ネクタを省略して示す正面図である。
【図3】 上記実施形態の多層モータのステータを支持
するブラケットおよびそこに突設した中心中空軸部を示
す正面図である。
【図4】 上記実施形態の多層モータのステータを回転
軸線Cと直交する断面で示す断面図である。
【図5】 この発明の同軸回転電機の他の一実施形態と
しての複合電流多層モータを示す縦断側面図である。
【図6】 同複合電流多層モータをステータを軸線方向
に見て示す縦断正面図である。
【図7】 この発明のさらに他の一実施形態としての多
層モータを示す、図1と同様な縦断側面図である。
【図8】 この発明のさらに他の一実施形態としての多
層モータを示す、図1と同様な縦断側面図である。
【符号の説明】
1 ステータ 2 インナーロータ 3 アウターロータ 4 ハウジング 4a ステータ支持孔 4b 通路 4c 通路 4d スプライン 5 トルク伝達シェル 6 キー 7 ベアリング 8 ベアリング 9 アウターロータシャフト 10 インナーロータシャフト 11 キー 12 ベアリング 13 ブラケット 13a 接続通路 14 ベアリング 15 ステータ鋼板 16 ステータピース 17 電磁コイル 18 ブラケット 19 ボルト 20 モールド樹脂 21 中心中空軸部 21a スプライン 22 ナット 23 位置決めピン 24 積層コア 25 積層コア 26 永久磁石 27 永久磁石 31 整列孔 32 整列孔 33 整列孔 34 整列孔 35 整列孔 35a 整列孔 35b 整列孔 36 位置決めピン 37 位置決めピン 38 位置決めピン 40 電極 40a 内部電極 41 冷却液ジャケット 42 ロータリーエンコーダ 43 ステータホルダ 43a スプライン 44 高μシート 45 ベアリング 46 シムリング 47 回転センサ 48 回転センサ 49 補助ボルト C 回転軸線 AG アイドルギヤ DG ドライブギヤ S1 サンギヤ S2 サンギヤ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コイルを有するステータと、 前記ステータの半径方向外方に配置されたアウターロー
    タと、 前記ステータの半径方向内方に配置されたインナーロー
    タと、 前記ステータを固定支持するとともに前記アウターロー
    タと前記インナーロータとを互いに同軸の所定回転軸線
    上に回転自在に支持するハウジングと、を具える同軸回
    転電機において、 前記ステータと一体的に結合するとともに前記ハウジン
    グのステータ支持孔を貫通する雄ねじ部材と、その雄ね
    じ部材に締着されてその雄ねじ部材を前記ハウジングに
    固定するリング状の雌ねじ部材とが前記回転軸線と同軸
    に設けられ、 前記ハウジングに設けられて前記アウターロータの一端
    部を回転自在に支持するベアリングと前記ステータ支持
    孔との間の前記ハウジングの部分に通路が設けられてい
    ることを特徴とする、同軸回転電機。
  2. 【請求項2】 前記ハウジングのステータ支持孔の内周
    面と前記雄ねじ部材の外周面とはスプライン嵌合してい
    ることを特徴とする、請求項1記載の同軸回転電機。
  3. 【請求項3】 前記雄ねじ部材は中空であり、その雄ね
    じ部材の内部には、前記アウターロータに駆動結合され
    た伝動軸と前記インナーロータに駆動結合された伝動軸
    との少なくとも一方が貫通していることを特徴とする、
    請求項1または2記載の同軸回転電機。
  4. 【請求項4】 前記雄ねじ部材の内部には、前記アウタ
    ーロータに駆動結合された伝動軸と前記インナーロータ
    に駆動結合された伝動軸との少なくとも一方を回転自在
    に支持するベアリングが設けられていることを特徴とす
    る、請求項3記載の同軸回転電機。
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