JP2003298012A - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents
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Abstract
応力による装置の機能の劣化や素子の損傷のおそれがな
く、隣り合う接続部が接触して隣り合う電極間の短絡を
生じるおそれがない半導体装置およびその製造方法を提
供する。 【解決手段】 固体撮像素子10は、走査回路部12、
光電変換部14、マイクロスプリング16および接続層
18を有する。マイクロスプリング16は、金属等によ
り画素電極30の上に一端が固着されるとともに上方に
湾曲した舌片状に形成され、許容範囲内で圧縮された状
態で光電変換部側電極42と接触し、画素電極30およ
び光電変換部側電極42を電気的に接続する。接続層1
8は、走査回路部12および光電変換部14を構造的に
接続する。
Description
その製造方法に関し、特に、積層型固体撮像素子として
機能する半導体装置およびその製造方法に関する。
電気的に接続する方法として、半田バンプあるいは金属
バンプを用いて加熱や圧着により接続する方法や、異方
導電性接着材料を用いて加熱接着により接続する方法が
知られている。これらの接続方法は、フリップチップボ
ンディング技術等として広く実用化されている。
ぞれ以下のような問題点がある。
法は、半田の融点まで加熱して接続するため、素子が加
熱に耐え得るものでなければならない。また、装置の小
型化、高度集積化を図るために、半田バンプが接続され
る素子の電極が狭いピッチで高密度に配設されている
と、半田バンプが溶融したときに、溶融した半田バンプ
が隣接する半田バンプに接触し、あるいは隣接する電極
に接触する等して電極間が短絡するおそれがある。この
ため、現状では、電極ピッチが20μm程度以下の素子
を接続することはきわめて難しい。
方法は、加熱操作を伴う場合、半田バンプの場合と同様
に、素子が加熱に耐え得るものでなければならない。ま
た、圧着により素子に応力がかかるため、装置の性能を
劣化させたり、素子を損傷するおそれがある。特に、金
属バンプの高さにバラツキがある場合は、高さの高い金
属バンプ付近に応力が集中し、上記の問題が一層顕著に
なる。また、金属バンプが潰れることによって接続が行
われるため、素子の電極が狭いピッチで配設されている
と、潰れたバンプが隣接する金属バンプや隣接する電極
に接触する等して、電極間が短絡するおそれがあり、上
記半田バンプを用いた場合と同様に、現状では、電極ピ
ッチが20μm程度以下の素子を接続することはきわめ
て難しい。
よる接続方法は、通常、接着剤を硬化温度まで加熱して
硬化させるため、他の接続方法の場合と同様に、素子が
加熱に耐え得るものでなければならない。また、素子の
電極が狭いピッチで配設されていると、隣接する電極間
で異方導電性接着材料に含まれる導電性フィラーが接触
する等して、電極間が短絡するおそれがあり、上記他の
接続方法の場合と同様に、現状では、電極ピッチが20
μm程度以下の素子を接続することはきわめて難しい。
いても、半田バンプ等の接続部は2つの素子を電気的に
接続する役割とともに、2つの素子を構造的(機械的あ
るいは物理的)に接続する役割を有するため、2つの素
子の電極間は強固に接続されている。このため、2つの
素子の熱膨張量に差がある場合、環境温度の変動によっ
て接続部に熱応力による歪みが発生し、装置の性能を劣
化させたり、接続部を破壊したりするおそれがある。
つの接続方法は、いずれも以下の4つの問題点を同時に
解決することができない。 加熱に耐えられない素子の使用が制約される 接続時の応力により装置の性能が劣化したり素子が損
傷するおそれがある 狭いピッチで電極が配設された素子を接続することが
できない 環境温度の変動による歪みに起因して装置の性能劣化
や接続部の破壊を生じるおそれがあるところで、上記し
た3つの接続方法のいずれかの方法により2つの素子を
接続した半導体装置の例として、積層型固体撮像素子を
挙げることができる。
体基板上に画素ごとに電荷蓄積部および電荷読み出し部
等を備えた走査回路部であり、第2の素子が光電変換部
である。積層型固体撮像素子は、接続部を介して走査回
路部上に光電変換部を接続することによって形成され
る。
D等の撮像素子に比べ、光の利用効率を上げることがで
きるいくつかの利点を有する。第1に、構造的に、開口
率を高くできる。第2に、光電変換部の光電変換膜を非
晶質セレンを主体とする材料で形成したときに高い光電
変換利得を得ることができる。すなわち、光電変換膜に
1.2×106V/cm以上の電界を印加して光電変換
膜をアバランシェモードで動作させることにより、入射
光によって生成された電荷以上の増倍した電荷を光電変
換膜から取り出すことができ、高い感度と高いS/N比
を得ることができる。
して具体的に説明する。なお、図1は、積層型固体撮像
素子の2画素分の部分断面図である。以下に説明する他
の従来例および本発明についても、特に断らない限り、
図1と同様に表示する。
上に画素ごとに形成したインジウムバンプ3により、走
査回路部2と光電変換部4とが圧着により接続されてい
る。
荷蓄積部2a、電荷読み出し部2bおよびゲート電極2
cからなるMOSトランジスタが各画素単位に形成され
ている。電荷蓄積部2aは、第1電極2d、画素電極2
eおよびインジウムバンプ3を通じて光電変換部4に電
気的に接続されている。また、インジウムバンプ3は、
走査回路部2と光電変換部4とを構造的に接続する役割
も担っている。なお、図1中、参照符号2fは第2電極
を示し、参照符号5a、5b、5cは絶縁層を示す。
aの上に、透明電極4bを介して非晶質セレンを主体と
する光電変換膜4cと、画素ごとに区切られた光電変換
部側電極4dとを備える。光電変換部4は、一般に、電
荷注入阻止層等を含む多層構造である(図示せず。)。
子1は、透明電極4bと半導体基板6との間に電圧を印
加することにより、光電変換膜4c中に電界を発生させ
た状態で動作する。すなわち、透明基板4aと透明電極
4bとを透過した入射光は、光電変換膜4c中で電荷を
励起する。励起された電荷は、光電変換膜4c中に発生
させた電界によって光電変換部側電極4dまで走行し、
さらに、インジウムバンプ3、画素電極2e、第1電極
2dを通じて移動し電荷蓄積部2aに蓄積される。電荷
蓄積部2aに蓄積された電荷は、MOSトランジスタの
スイッチングにより電荷読み出し部2bに移動し、さら
に第2電極2fを通じて電気信号として出力される(読
み出される)。
査回路部2と光電変換部4とを独立して別々に作製し、
その後、走査回路部2上にインジウムバンプ3を形成
し、光電変換部4と圧着することにより、走査回路部2
と光電変換部4とを接続して、作製される。
電変換部4の上記の接続方法においても、前記した素子
の接続方法と同様の、以下の4つの問題点がある。 非晶質セレンを主体とする光電変換膜は、加熱条件下
で取り扱われるとき、約40℃以上で非晶質セレンの結
晶化が起こり、光電変換膜としての機能が損なわれる 非晶質セレンを主体とする光電変換膜は柔らかいた
め、圧着する際に損傷し易い 圧着により接続部が潰れたときに、隣接する接続部等
が接触し、隣り合う画素が短絡するおそれがある 走査回路部および光電変換部は異種材料により形成さ
れ熱膨張率が異なるため、環境温度の変動により、装置
の機能が損なわれ、また、接続部が破壊するおそれがあ
る 上記積層型固体撮像素子1の場合、上記のうち、の加
熱に伴う問題点については、接続部として室温で圧着が
可能なインジウムバンプを用い、圧着を室温で行うこと
により解消される。また、の光電変換膜の特性に伴う
問題点についても、接続部として柔らかいインジウムバ
ンプを用いることで軽減される。
の光電変換膜の特性に伴う問題点については、インジウ
ムバンプの高さにバラツキがある場合、高さの高いイン
ジウムバンプ付近に応力が集中するため、光電変換膜の
損傷を解消することができない。
つの素子の熱膨張率の差に伴う問題点については、いず
れも解決されていない。
のであり、接続する素子材料の耐熱性上の制約がな
く、接続の際の応力や環境温度の変化に起因する熱応
力による装置の機能の劣化や素子の損傷のおそれがな
く、隣り合う接続部が接触して隣り合う電極間の短絡
を生じるおそれがなく、環境温度の変動による装置の
機能の劣化や接続部の破壊のおそれがない半導体装置お
よびその製造方法を提供することを目的とする。
は、第1の素子および第2の素子を厚さ方向に上下に配
設して電気的に接続してなる半導体装置であって、該第
1の素子上に変形可能なマイクロスプリングが設けら
れ、該マイクロスプリングによって該第1の素子および
該第2の素子を電気的に接続してなることを特徴とす
る。ここで、マイクロスプリングの変形する範囲は、弾
性変形領域とともに、ある程度の復元力を発揮して本発
明の効果を奏することができる塑性変形領域の一部を含
む。
を接続する際、接続部としてのマイクロスプリングが加
熱処理を受けることがないため、従来の接続部の加熱処
理に起因した、接続する素子材料の耐熱性上の制約がな
い。このため、半導体装置が積層型固体撮像素子であっ
て非晶質セレンを主体とする光電変換膜を用いるとき、
光電変換膜の機能を十全に発揮することができる。
イクロスプリングによって電気的に接続(導通)が可能
な程度に接触しているだけである。したがって、接続部
に生じる応力は微小であり、応力による歪みはマイクロ
スプリングの変形によって吸収される。このため、接続
箇所に生じる応力や環境温度の変動に起因する熱応力に
よる装置の機能の劣化や素子の損傷のおそれがない。ま
た、マイクロスプリングの高さ寸法にバラツキを生じ、
接続時に高さの高いマイクロスプリングに相対的に大き
な応力がかかったとしても、応力の大きさ自体がもとも
と微小であり、高さ寸法のバラツキはマイクロスプリン
グの変形により吸収されるため、接続部の高さ寸法のバ
ラツキによって生じていた従来の光電変換膜の損傷の問
題も解決される。
は、2つの素子を接続する際に溶融や潰れ等による大幅
な変形を伴うことがなく、僅かに変形するに止まるよう
に調製することができるため、隣り合う接続部が接触し
て隣り合う電極間の短絡を生じるおそれがない。このた
め、素子の電極を狭いピッチで配設することができ、装
置の小型化、高度集積化を図ることができる。
ラツキを生じたとしても、マイクロスプリングの変形の
範囲内で第1の素子および第2の素子を電気的に確実に
接続することができる。また、第1の素子および第2の
素子の熱膨張率の違いにより、環境温度の変化に伴い第
1の素子および第2の素子の電極が相対的にずれを生じ
たとしても、マイクロスプリングの接点が滑り、あるい
は変形して電極の動きに追随するため、第1の素子およ
び第2の素子の電気的な接続が保持される。
可能に設けられてなると、一方の素子からマイクロスプ
リングに過大な電流が流れこんだときに、マイクロスプ
リングが溶断することにより他方の素子を保護すること
ができる。このような溶断可能なマイクロスプリング
は、半導体装置の使用条件等に応じて設定される所定の
過大電流が流れこんだときにマイクロスプリングが溶断
する程度にマイクロスプリングの断面積を小さくし、あ
るいは低融点の材料を用いてマイクロスプリングを形成
することで、実現することができる。
が高抵抗に形成されてなると、一方の素子からマイクロ
スプリングに過大な電流が流れこんだときに許容最大電
流値内に制限することができ、これにより、他方の素子
を保護することができる。このような高抵抗のマイクロ
スプリングは、半導体装置の使用条件等に応じて設定さ
れる所定の許容最大電流に制限できる程度の抵抗値を有
するようにマイクロスプリングの電流の流れる断面積を
小さく形成し、あるいは比抵抗の高い材料でマイクロス
プリングを形成することで、実現することができる。
マイクロスプリングとは別に、前記第1の素子および前
記第2の素子の間に接続層が設けられ、該接続層によっ
て該第1の素子および該第2の素子を構造的(機械的あ
るいは物理的)に接続してなると、接続層により第1の
素子および第2の素子の構造的な接続が確保される。言
い換えれば、接続層は、密着により第1の素子および第
2の素子を接続するときの各素子の意図しない変形を防
止するためのストッパ層として機能し、各素子を確実に
接続する。
剤で形成されてなると、加熱処理を伴うことなく第1の
素子および第2の素子の構造的な接続を行うことがで
き、上記した加熱処理に伴う従来の問題点を生じること
がない。
成膜して形成されてなると、第1の素子および第2の素
子を密着等させて構造的に接続するときに、加える荷重
がばらついたり荷重の分布が不均一であっても、接続層
の剛性の範囲内であって均一な厚みに形成した接続層と
第2の素子との密着が保たれる範囲内であれば、第1の
素子と第2の素子とを確実に平行に配設することができ
る。
るいは金属材料等であって、塗布あるいは蒸着等により
所定の剛性を有して均一な厚みに形成できるものをい
う。
て電極が形成され、前記接続層の上面と前記マイクロス
プリングの上端とが同一平面上に形成され、該第2の素
子の下面および該接続層の上面が密着されて配設される
ことにより該電極が該マイクロスプリングの上端に接す
るように配設されてなると、マイクロイスプリングが電
極の厚みの分だけ変形された状態で電極に接続される。
このため、電極の厚みを調整することにより、マイクロ
イスプリングの変形量を正確に制御することができ、変
形量が不十分なときに生じ得るマイクロイスプリングと
電極との接触不良や変形量が過剰なときに生じ得るマイ
クロイスプリングの破壊等のおそれがなく、好適であ
る。
体基板上に画素ごとに電荷蓄積部、電荷読み出し部を備
えてなる走査回路部であり、前記第2の素子が、光電変
換部であり、該走査回路部および該光電変換部を電気的
に接続することにより固体撮像素子として機能するもの
であると、上記の本発明の効果を好適に得ることができ
る。このとき、前記光電変換部が非晶質セレンを主体と
する光電変換膜を有すると、走査回路部および光電変換
部を接続する際に加熱処理を伴うことがないため、光電
変換膜の機能を十全に発揮することができる。
は、マイクロスプリングを形成するプロセスが、第1の
素子上に第1の犠牲層を形成する工程と、第1の素子上
の第1の犠牲層の周囲に第2の犠牲層を形成する工程
と、第1の犠牲層および第2の犠牲層の上にマイクロス
プリングの材料を成膜する工程と、マイクロスプリング
の材料が成膜された第2の犠牲層をリフトオフして除去
する工程と、第1の犠牲層を除去する工程とを含むこと
を特徴とする。
マイクロスプリングを好適に形成することができる。
に該第1の犠牲層の材料を用いて同時に接続層の下層を
成膜し、前記第1の犠牲層および第2の犠牲層の上にマ
イクロスプリングの材料を成膜する際に該マイクロスプ
リングの材料を用いて同時に該接続層の下層の上に該接
続層の上層を成膜すると、マイクロスプリングの上端と
接続層の上面とを容易にかつ確実に同一平面上に形成す
ることができて好適である。
の製造方法の好適な実施の形態(以下、本実施の形態例
という。)について、半導体装置として走査回路部と光
電変換膜とを予め別々に形成した後、電気的に接続する
ように接合する積層型固体撮像素子(以下、単に固体撮
像素子という。)を例にとり、図を参照して、以下に説
明する。
撮像素子について、図2および図3を参照して説明す
る。
子10は、図2に示すように、走査回路部(第1の素
子)12と、光電変換部(第2の素子)14と、走査回
路部12および光電変換部14を電気的に接続するため
のマイクロスプリング16と、図3(C)に示す接続層
18とを有する。
型固体撮像素子1の走査回路部2と同様に構成されてい
る。すなわち、走査回路部12は、半導体基板20の上
に、電荷蓄積部22、電荷読み出し部24およびゲート
電極26からなるMOSトランジスタが各画素単位に形
成されている。電荷蓄積部22は、第1電極28を介し
て画素電極30に接続されている。一方、電荷読み出し
部24は、出力線である第2電極32に接続されてい
る。なお、図2中、参照符号34a、34b、34cは
絶縁層を示す。
型固体撮像素子1の光電変換部4と同様に構成されてい
る。すなわち、光電変換部14は、透明基板(透明面
板)36に例えばITO薄膜等からなる透明電極38を
介して光電変換膜40が形成され、さらに、光電変換部
側電極42が画素ごとに形成されている。なお、光電変
換膜40は従来例で説明したように、好ましくは電荷注
入層を含む多層構造であり、例えば、酸化セリウム、非
晶質セレンおよび三硫化アンチモンの3層構造に形成さ
れる(図示せず。)。
電性材料により、走査回路部の画素電極30の上に形成
される。マイクロスプリング16は、図2中上方に凸に
湾曲した舌片状に形成され、下部が画素電極30に固着
されるとともに、圧縮された状態で上部が光電変換部側
電極42と接触している。マイクロスプリング16は、
従来例のバンプのような走査回路部12および光電変換
部14を構造的に接続する役割は有していない。
剤を材料として、走査回路部12および光電変換部14
の周縁部を構造的に接続するように形成される。
1の例に係る固体撮像素子10の製造方法について、以
下説明する。
路プロセスにより、容易に作製することができる。作製
方法の詳細は省略する。
素子と同様に、一般的な真空蒸着法やスパッタ法等によ
り、透明基板36上に、順次、透明電極38、光電変換
膜40および光電変換部側電極42を形成することで作
製することができる。
法ならびに接続層18を用いた走査回路部12および光
電変換部14の接続方法について説明する。
よび光電変換部14の接続方法から先に説明する。な
お、図3では、走査回路部12のMOSトランジスタ等
の一部の部材については図示を省いている。
た光電変換部14を準備する(図3(A))。
回路部12を準備する(図3(B))。マイクロスプリ
ング16は、外力が作用していない図3(B)の状態に
おいて、頂部までの高さ寸法としてH1の寸法を有す
る。
着剤18aを塗布する(図3(B)参照)。そして、図
示しないフリップチップボンダ等の装置を用いて走査回
路部12および光電変換部14を厚み方向に上下に平行
に重ね、全体に均一な荷重を加え、室温で紫外線硬化型
接着剤を硬化させて、走査回路部12および光電変換部
14の間に所定の厚みになるように接続層18を形成す
る。これにより、走査回路部12および光電変換部14
が接続される(図3(C))。この場合、接続層18の
厚み(高さ)を大きくする必要があるときは、適当なス
ペーサを併用してもよい。接着剤として室温で硬化する
ものを用いているため、加熱処理を伴うことなく接続す
ることができ、走査回路部12および光電変換部14の
それぞれを構成する各部材が熱に曝されることがない。
なお、必要に応じて紫外線硬化型以外の適宜の接着剤を
用いることもできる。
6は圧縮されて変形し、頂部までの高さ寸法がH2に変
化している。このときの接続によるマイクロスプリング
16の変形量(H1−H2)は、マイクロスプリング1
6の高さ寸法にバラツキがあるときの最も高さの低いマ
イクロスプリング16が復元力によって光電変換部側電
極42に確実に当接する程度に変形し、一方、最も高さ
が高いマイクロスプリング16が変形の限界を超えて破
壊しない程度に、さらにまた、走査回路部12、光電変
換部14およびマイクロスプリング16の熱膨張率の違
いにより、環境温度が変化したときに光電変換部側電極
42と画素電極30が相対的に位置ずれを起こした場合
にも、マイクロスプリング16が追随して変形する余裕
を持った状態の変形量に調製する。マイクロスプリング
16の高さ寸法H1は、例えば、5μm程度であり、高
さ寸法H2は、例えば、4.5μm程度である。
法について、図4を参照して説明する。なお、図4で
は、走査回路部12のMOSトランジスタ等の一部の部
材については図示を省いている。
用い、例えばフォトリソグラフィ法により、走査回路部
12の画素電極30の上に、画素電極30の周縁を露出
させた状態で、第1の犠牲層44を形成する(図4
(A))。このとき、第1の犠牲層44は、図4(A)
に示すように半割り円筒に近い形で形成することが好ま
しいが、これに限らず、段差状に上方に突出し、あるい
は断面が矩形状であってもよい。第1の犠牲層44を前
者のように半割り円筒に近い形で形成するには、フォト
リソグラフィ時の露光量を調節すればよい。
えばフォトリソグラフィ法により、第1の犠牲層44を
略露出させた状態で、第1の犠牲層44の周囲の半導体
基板20上に第2の犠牲層46を形成する(図4
(B))。このとき、第1の犠牲層44の一側(図4
(B)中矢印X1で示す。)を第2の犠牲層46で覆う
とともに、対向する一側(図4(B)中矢印X2で示
す。)の第1の犠牲層44を第2の犠牲層46から露出
させておく。また、この後の工程で第2の犠牲層46を
リフトオフして容易に除去できるように、第2の犠牲層
46は、断面形状が下方に向けて幅狭なテーパ状に形成
することが望ましい。
り、マイクロスプリング16の材料である金属16a
を、第2の犠牲層46ならびに第1の犠牲層44および
画素電極30の露出部分の上に堆積する(図4
(C))。なお、金属16aは、チタン、クロム、金等
の金属を単独で堆積してもよく、また、これらの金属を
積層して堆積してもよい。
属16aごと第2の犠牲層46をリフトオフして取り除
く(図4(D))。
第1の犠牲層44を除去することで、画素電極30に一
端が固着され、舌片状に屈曲して上方に突出したマイク
ロスプリング16が完成する(図4(E))。
係る固体撮像素子10の作用は、基本的には従来例の積
層型固体撮像素子1と同様である。透明基板36を介し
て透明電極38を透過した入射光によって光電変換膜4
0の中に電荷が発生し、透明電極38に電圧を印加する
ことにより光電変換膜40中に生じた電界によって電荷
が光電変換用電極42まで走行する。さらに、マイクロ
スプリング16、画素電極30、第1電極28を介して
電荷蓄積部22まで移動し、電荷蓄積部22に電荷が蓄
積される。電荷蓄積部22に蓄積された電荷は、MOS
トランジスタのスイッチングにより電荷読み出し部24
に移動し、さらに第2電極32を介して電気信号として
出力される(読み出される)。
は、走査回路部12および光電変換部14を接続する
際、接続部としてのマイクロスプリング16が加熱処理
を受けることがないため、従来の接続部の加熱処理に起
因した、接続する走査回路部12および光電変換部14
の材料の耐熱性上の制約がない。このため、非晶質セレ
ンを主体とする光電変換膜40の機能を十全に発揮する
ことができる。
4が、マイクロスプリング16によって電気的に接続可
能な程度に接触しているだけであるため、接続箇所の応
力による固体撮像素子10の機能の劣化や走査回路部1
2および光電変換部14の損傷のおそれがなく、また、
環境温度の変動による固体撮像素子10の機能の劣化や
走査回路部12および光電変換部14の損傷のおそれも
ない。さらにまた、マイクロスプリング16の高さ寸法
にバラツキを生じ、接続時に高さの高いマイクロスプリ
ング16の部分に相対的に大きな応力がかかったとして
も、応力の大きさ自体が微小であり、マイクロスプリン
グ16の高さ寸法のバラツキはマイクロスプリング16
の変形により吸収されるため、接続部の高さ寸法のバラ
ツキによって生じていた従来の光電変換膜の損傷の問題
が一層軽減される。
16が走査回路部12および光電変換部14を接続する
際に溶融や潰れ等による大幅な変形を伴うことがなく、
僅かに変形するに止まるように形成することができるた
め、隣り合う接続部としてのマイクロスプリング16が
接触して隣り合う電極間の短絡を生じるおそれがない。
このため、走査回路部12の画素電極30および光電変
換部14の光電変換部側電極42を狭いピッチで配設す
ることができ、固体撮像素子10の小型化、高度集積化
(高精細化)を図ることができる。
ことなく走査回路部12および光電変換部14が構造的
に接続されているため、上記した加熱処理に伴う従来の
問題点を生じることがない。
にバラツキを生じたとしても、マイクロスプリング16
の変形の範囲内で走査回路部12および光電変換部14
を電気的に確実に接続することができる。また、環境温
度の変化に伴い、走査回路部12および光電変換部14
の熱膨張率の違いにより画素電極30と光電変換部側電
極42が相対的にずれを生じたとしても、マイクロスプ
リング16の接点が滑り、あるいは変形して追随するた
め、走査回路部12および光電変換部14の電気的な接
続が保持される。
体撮像素子10において、マイクロスプリング16が溶
断可能に設けられると、光電変換部14からマイクロス
プリング16に過大な電流が流れこんだときに、マイク
ロスプリング16が溶断することにより、走査回路部1
2を保護することができる。このような溶断可能なマイ
クロスプリング16は、固体撮像素子10の使用条件等
に応じて設定される所定の過大電流が流れこんだときに
マイクロスプリング16が溶断する程度にマイクロスプ
リング16の断面積を小さくし、あるいは低融点の材料
を用いてマイクロスプリング16を形成することで、実
現することができる。
撮像素子10において、マイクロスプリング16が高抵
抗に形成されると、光電変換部14からマイクロスプリ
ング16に過大な電流が流れこんだときに許容最大電流
値内に制限することができ、これにより、走査回路部1
2を保護することができる。このような高抵抗のマイク
ロスプリング16は、固体撮像素子10の使用条件等に
応じて設定される所定の許容最大電流に制限できる程度
の抵抗値を有するようにマイクロスプリング16の電流
の流れる断面積を小さく形成し、あるいは比抵抗の高い
材料でマイクロスプリング16を形成することで、実現
することができる。
について、図5、図6を参照して説明する。
6は、図5に示すように、半割り円筒に近い形状に形成
され、両側が画素電極30に固着されている。この構造
では、マイクロスプリング46は両側で画素電極30に
固着されているため、マイクロスプリング16に比べて
画素電極30との接続の信頼性がより高い。
8は、図6に示すように、湾曲した2足を有するテーブ
ル状に形成され、天地逆にして2足を上方に向けて画素
電極30に固着されている。この構造では、マイクロス
プリング48は、光電変換部側電極42との接点を2つ
有するため、マイクロスプリング16に比べて光電変換
部側電極42との接続の信頼性がより高い。
グ46および第2の変形例に係るマイクロスプリング4
8は、本実施の形態の第1の例に係るマイクロスプリン
グ16と同様の方法によって作製することができる。
の機能を損なわない範囲で上記マイクロスプリング1
6、46、48以外の自由な形状とすることができる。
体撮像素子およびその製造方法について、図7および図
8を参照して説明する。
子は、接続層の構成が本実施の形態の第1の例の接続層
18と異なる点を除くと、本実施の形態の第1の例に係
る固体撮像素子10と同じ構成を有し、基本的に同じ作
用を奏する。そのため、以下の説明において、本実施の
形態の第1および第2の例の固体撮像素子の同一の構成
要素については同一の参照符号を付すとともに、特に説
明を加えるものを除き重複する説明を省く。なお、以下
の他の実施例についても同様である。
撮像素子について、図7の走査回路部と光電変換部との
接続方法の手順に沿って説明する。
14を準備する(図7(A))。
た光学ガラス等で作製された透明基板36上に、透明電
極38および光電変換膜40が順次真空蒸着法やスパッ
タ法等により形成され、さらに光電変換部側電極42が
真空蒸着法等により光電変換膜40上に厚みT1だけ突
設して形成されている。このため、光電変換部14の下
面、言い換えれば光電変換膜40の下面40aは平面性
よく作製されている。また、同様に、光電変換部側電極
42は厚みT1が0.1〜1μm程度に制御性よく形成
されている。
回路部(第1の素子)50を準備する(図7(B))。
イクロスプリング16が形成されるとともに、周縁部に
接続層52が形成されている。
性樹脂を材料として半導体基板20の周縁部の上に形成
された第1層(下層)54と、前記したチタン等の金属
を材料として第1層54の上に形成された、厚みの薄い
第2層56とで構成される。第1層54および第2層5
6はそれぞれ均一な厚みで形成されており、このため接
続層52の上面(第2層の上面56a)は平面性がよ
く、また、接続層52は所定の剛性を持って形成されて
いる。
マイクロスプリング16の上端と、図7(B)中、S−
S´で示す同一平面上に形成される。
み方向に上下に重ね、走査回路部50上に形成した接続
層52に光電変換部14の光電変換膜40を密着させ
る。この状態で、光電変換部14の周縁部分と接続層5
2とに例えば紫外線硬化型接着剤58を塗布し、室温で
紫外線硬化型接着剤58を接着、硬化させて、走査回路
部50および光電変換部14を固定する。
光電変換膜40を密着させた際に、光電変換部側電極4
2によってマイクロスプリング16が押下され、マイク
ロスプリング16は光電変換部側電極42の厚みT1の
分だけ図7(C)中下方に撓んで変形した状態となる。
る固体撮像素子60が完成する(図7(C))。
子60は、接続層52の上面(第2層56の上面56
a)が平面性よく形成されており、また、真空蒸着法等
により形成した光電変換部14の下面(光電変換膜40
の下面40a)も平面性よく形成されているので、接続
層52に光電変換部14の光電変換膜40を密着させた
だけで、走査回路部50および光電変換部14を確実に
平行に配設することができる。このため、高精度のフリ
ップチップボンダ等の特別の装置を使用する必要がな
い。また、走査回路部50および光電変換部14を接続
するために加える荷重がばらついたり荷重の分布が不均
一になったとしても、光電変換部40の下面および接続
層52の上面の密着性が保たれる限り、言い換えれば接
続層52の剛性が維持され、接続層52が変形しない限
り、走査回路部50および光電変換部14は平行に保持
される。
光電変換部14の光電変換膜40を密着させた状態で走
査回路部50および光電変換部14が接続されるため、
光電変換部側電極42の厚みT1を制御することにより
マイクロスプリング16に加わる力が過不足のないよう
に制御することができ、光電変換部側電極42とマイク
ロスプリング16との電気的接続の不良や、マイクロス
プリング16の破壊等を招くことがない。さらに、接続
層52の第2層56の上面56aがマイクロスプリング
16の上端と同一平面上に形成されているため、接続層
52に光電変換部14の光電変換膜40を密着させただ
けで、マイクロスプリング16を所定量正確に変形させ
ることができる。
体撮像素子60のマイクロスプリング16および接続層
52の作製方法について、図8を参照して説明する。な
お、図8では、走査回路部50のMOSトランジスタ等
の一部の部材については図示を省いている。
子60のマイクロスプリング16および接続層52の作
製方法は、基本的には、前記した本実施の形態の第1の
例に係る固体撮像素子10のマイクロスプリング16の
作製方法をそのまま用いることができる。
用い、例えばスピンコーティング法等により塗布して、
走査回路部50上の全面に3〜10μm程度の厚みの樹
脂膜62を成膜する(図8(A))。このとき、走査回
路部50の表面には画素電極30をはじめ半導体プロセ
スに起因する凹凸があるが、スピンコーティング法等に
より上記の厚みに塗布することにより、樹脂膜62の表
面は略平坦な面に形成される。
脂膜62をパターニングし、マイクロスプリング形成箇
所に第1の犠牲層64を、また、マイクロスプリング形
成箇所の外周の接続層形成箇所に第1層相当部54a
を、それぞれ形成する(図8(B))。このとき、パタ
ーニング前の樹脂膜62の表面が平坦であるため、第1
の犠牲層64の上端と第1層相当部54aの上面とは、
図8(B)中S1−S1´で示す同一平面上に形成され
る。
ソグラフィ法により、樹脂膜66を形成する(図8
(C))。樹脂膜66は、マイクロスプリング形成箇所
および接続層形成箇所を開口しておくとともに、リフト
オフを行うのに適するように断面形状が下方に向けて幅
狭なテーパ状に形成しておく。
り、マイクロスプリング16の材料である金属16a
を、樹脂膜66、第1の犠牲層64および第1層相当部
54aの上に均一な厚みに堆積する(図8(D))。な
お、金属16aは、チタン、クロム、金等の金属を単独
で堆積してもよく、また、これらの金属を積層して堆積
してもよい。
属16aごと樹脂膜66をリフトオフして取り除く(図
8(E))。
第1の犠牲層64を除去することで、マイクロスプリン
グ16および第1層54および第2層56からなる接続
層52を備えた走査回路部50が完成する(図4
(F))。マイクロスプリング16の上端と接続層の上
面とは、図8(F)中S2−S2´で示す同一平面上に
形成される。このとき、第1層54の側面54bがオー
バーエッチングされるが機能的には問題を生じない。
層52の作製方法は、接続層52を形成するための特別
の工程を付加することなくマイクロスプリング16の作
製と同時に接続層52を作製することができ、マイクロ
スプリング16の上端と接続層52の上面とを容易にか
つ確実に同一平面上に形成することができる。
て、図9を参照して説明する。
透明電極70および光電変換膜72が接続層74の内側
の領域に形成され、接続層74が透明基板36に直接接
する構造となっている点が固体撮像素子60と異なる。
は、透明電極70が接続層74にかからない(覆わな
い)ので、透明電極70に高電圧を印加した場合であっ
ても接続層74が絶縁破壊を起こすおそれがない。
変形例について説明したが、本実施の形態の第2の例お
よびその変形例に係る固体撮像素子の接続層は、各実施
例のように電気的接続部としてのマイクロスプリングと
組み合わせるのみでなく、電気的接続部としての従来の
マイクロバンプと組み合わせてもよい。
体撮像素子の参考例について、図10を参照して説明す
る。
ンプ102は、ポリイミド樹脂を心材104aとし、表
面は金属層106aで覆われている。一方、接続層10
8も、マイクロバンプ102と同様に、ポリイミド樹脂
で形成した第1層104bおよび金属層からなる第2層
106bにより構成されている(図10(A))。この
場合、心材104aおよび第1層104bはそれぞれの
表面が同一平面上に形成され、さらに金属層106aお
よび第2層106bが同一の厚みで、それぞれの表面が
同一平面上に形成される。これらマイクロバンプ102
および接続層108は、本実施の形態の第2の例と略同
様の作製手順で形成される。すなわち、マイクロバンプ
102の心材104aとなる樹脂層の開口部を変更する
とともにマイクロスプリングの第1犠牲層を除去する工
程を省略する点のみが本実施の形態の第2の例と異な
る。
方法により、走査回路部100の上に光電変換部14を
重ねて、接続し、固定して、固体撮像素子110が完成
する(図10(B))。
果が発揮され、マイクロバンプ102の変形量を一定に
制御することができる。
の素子および第2の素子を厚さ方向に上下に配設して電
気的に接続してなる半導体装置であって、第1の素子上
に変形可能なマイクロスプリングが設けられ、マイクロ
スプリングによって第1の素子および第2の素子を電気
的に接続してなるため、従来の接続部の加熱処理に起因
した接続する素子材料の耐熱性上の制約がない。また、
接続箇所の応力による装置の機能の劣化や素子の損傷の
おそれがなく、さらにまた、環境温度の変動による装置
の機能の劣化や素子の損傷のおそれもない。またさら
に、接続部の高さ寸法のバラツキによって生じていた従
来の光電変換膜の損傷の問題が一層軽減される。さら
に、隣り合う接続部が接触して隣り合う電極間の短絡を
生じるおそれがない。このため、素子の電極を狭いピッ
チで配設することができ、装置の小型化、高度集積化を
図ることができる。
マイクロスプリングが溶断可能に設けられてなるため、
一方の素子からマイクロスプリングに過大な電流が流れ
こんだときに、他方の素子を保護することができる。
マイクロスプリングが高抵抗に形成されてなるため、一
方の素子からマイクロスプリングに過大な電流が流れこ
んだときに他方の素子を保護することができる。
第1の素子および第2の素子の間に接続層が設けられ、
接続層によって第1の素子および第2の素子を構造的に
接続してなるため、接続層により第1の素子および第2
の素子の構造的な接続が確保される。
接続層が紫外線硬化型接着剤で形成されたものであるた
め、加熱処理を伴うことなく第1の素子および第2の素
子の構造的な接続を行うことができ、加熱処理に伴う従
来の問題点を生じることがない。
接続層が成膜材料を成膜して形成されたものであるた
め、第1の素子および第2の素子を密着させて構造的に
接続するときに加える荷重がばらついたりあるいは荷重
の分布が不均一であっても、接続層の剛性の範囲内であ
って均一な厚みに形成した接続層と第2の素子との密着
が保たれる範囲内であれば、第1の素子と第2の素子と
を確実に平行に配設することができる。
第2の素子の下面に突出して電極が形成され、接続層の
上面とマイクロスプリングの上端とが同一平面上に形成
され、第2の素子の下面および接続層の上面が密着され
て配設されることにより電極が該マイクロスプリングの
上端に接するように配設されてなるため、電極の厚みを
調整することにより、マイクロイスプリングの変形量を
正確に制御することができ、変形量が不十分なときに生
じ得るマイクロイスプリングと電極との接触不良や変形
量が過剰なときに生じ得るマイクロイスプリングの破壊
等のおそれがない。
第1の素子が、半導体基板上に画素ごとに電荷蓄積部、
電荷読み出し部を備えてなる走査回路部であり、第2の
素子が、光電変換部であり、走査回路部および光電変換
部を電気的に接続することにより固体撮像素子として機
能するものであるため、上記の本発明の効果を好適に得
ることができる。
光電変換部が非晶質セレンを主体とする光電変換膜を有
するため、光電変換膜の機能を十全に発揮することがで
きる。
によれば、マイクロスプリングを形成するプロセスが、
第1の素子上に第1の犠牲層を形成する工程と、第1の
素子上の第1の犠牲層の周囲に第2の犠牲層を形成する
工程と、第1の犠牲層および第2の犠牲層の上にマイク
ロスプリングの材料を成膜する工程と、マイクロスプリ
ングの材料が成膜された第2の犠牲層をリフトオフして
除去する工程と、第1の犠牲層を除去する工程とを含む
ため、上記の本発明の効果を奏するマイクロスプリング
を好適に形成することができる。
によれば、第1の犠牲層を成膜する際に第1の犠牲層の
材料を用いて同時に接続層の下層を成膜し、第1の犠牲
層および第2の犠牲層の上にマイクロスプリングの材料
を成膜する際にマイクロスプリングの材料を用いて同時
に接続層の下層の上に接続層の上層を成膜するため、マ
イクロスプリングの上端と接続層の上面とを容易にかつ
確実に同一平面上に形成することができる。
である。
素子の2画素分の断面図である。
形態の第1の例に係る積層型固体撮像素子を作製すると
きの接続方法を説明するためのものであり、(A)は準
備した光電変換部を示す図であり、(B)は準備した走
査回路部を示す図であり、(C)は接続層を介して走査
回路部と光電変換部とを接続した状態を示す図である。
素子のマイクロスプリングの作製方法を説明するための
ものであり、(A)は第1の犠牲層を形成した状態を示
す図であり、(B)は第2の犠牲層を形成した状態を示
す図であり、(C)は金属を成膜した状態を示す図であ
り、(D)は第2の犠牲層を除去した状態を示す図であ
り、(E)は第1の犠牲層を除去してマイクロスプリン
グを完成した状態を示す図である。
素子のマイクロスプリングの第1の変形例を示す図であ
る。
素子のマイクロスプリングの第2の変形例を示す図であ
る。
形態の第2の例に係る積層型固体撮像素子を作製すると
きの接続方法を説明するためのものであり、(A)は準
備した光電変換部を示す図であり、(B)は準備した走
査回路部を示す図であり、(C)は接続層を介して走査
回路部と光電変換部とを接続した状態を示す図である。
素子のマイクロスプリングおよび接続層の作製方法を説
明するためのものであり、(A)はマイクロスプリング
の第1の犠牲層および接続層の第1層のもととなる樹脂
層を形成した状態を示す図であり、(B)は第1の犠牲
層および第1層を形成した状態を示す図であり、(C)
はマイクロスプリングの第2の犠牲層および接続層の第
2層のもととなる樹脂層を形成した状態を示す図であ
り、(D)は金属を成膜した状態を示す図であり、
(E)は第2の犠牲層を除去した状態を示す図であり、
(F)は第1の犠牲層を除去してマイクロスプリングお
よび接続層を完成した状態を示す図である。
素子の変形例を示す図である。
考例の積層型固体撮像素子を説明するためのものであ
り、(A)はマイクロバンプおよび接続層が形成された
走査回路部を示す図であり、(B)は完成した参考例の
積層型固体撮像素子を示す図である。
Claims (11)
- 【請求項1】 第1の素子および第2の素子を厚さ方向
に上下に配設して電気的に接続してなる半導体装置であ
って、 該第1の素子上に変形可能なマイクロスプリングが設け
られ、該マイクロスプリングによって該第1の素子およ
び該第2の素子を電気的に接続してなることを特徴とす
る半導体装置。 - 【請求項2】 前記マイクロスプリングが溶断可能に設
けられてなることを特徴とする請求項1記載の半導体装
置。 - 【請求項3】 前記マイクロスプリングが高抵抗に形成
されてなることを特徴とする請求項1または2に記載の
半導体装置。 - 【請求項4】 前記第1の素子および前記第2の素子の
間に接続層が設けられ、該接続層によって該第1の素子
および該第2の素子を構造的に接続してなることを特徴
とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の半導体装
置。 - 【請求項5】 前記接続層は、紫外線硬化型接着剤で形
成されてなることを特徴とする請求項4記載の半導体装
置。 - 【請求項6】 前記接続層は、成膜材料を成膜して形成
されてなることを特徴とする請求項4記載の半導体装
置。 - 【請求項7】 前記第2の素子の下面に突出して電極が
形成され、 前記接続層の上面と前記マイクロスプリングの上端とが
同一平面上に形成され、 該第2の素子の下面および該接続層の上面が密着されて
配設されることにより該電極が該マイクロスプリングの
上端に接するように配設されてなることを特徴とする請
求項6記載の半導体装置。 - 【請求項8】 前記第1の素子が、半導体基板上に画素
ごとに電荷蓄積部、電荷読み出し部を備えてなる走査回
路部であり、 前記第2の素子が、光電変換部であり、 該走査回路部および該光電変換部を電気的に接続するこ
とにより固体撮像素子として機能することを特徴とする
請求項1〜4、6、7のいずれか1項に記載の半導体装
置。 - 【請求項9】 前記光電変換部が非晶質セレンを主体と
する光電変換膜を有することを特徴とする請求項8記載
の半導体装置。 - 【請求項10】 請求項1〜4、6〜9のいずれか1項
に記載の半導体装置の製造方法であって、 マイクロスプリングを形成するプロセスが、第1の素子
上に第1の犠牲層を成膜する工程と、第1の素子上の第
1の犠牲層の周囲に第2の犠牲層を成膜する工程と、第
1の犠牲層および第2の犠牲層の上にマイクロスプリン
グの材料を成膜する工程と、マイクロスプリングの材料
が成膜された第2の犠牲層をリフトオフして除去する工
程と、第1の犠牲層を除去する工程とを含むことを特徴
とする半導体装置の製造方法。 - 【請求項11】 前記第1の犠牲層を成膜する際に該第
1の犠牲層の材料を用いて同時に接続層の下層を成膜
し、前記第1の犠牲層および第2の犠牲層の上にマイク
ロスプリングの材料を成膜する際に該マイクロスプリン
グの材料を用いて同時に該接続層の下層の上に該接続層
の上層を成膜することを特徴とする請求項10記載の半
導体装置の製造方法。
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