JP2003297213A - 回路遮断器のハンドルロック - Google Patents

回路遮断器のハンドルロック

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JP2003297213A
JP2003297213A JP2002097451A JP2002097451A JP2003297213A JP 2003297213 A JP2003297213 A JP 2003297213A JP 2002097451 A JP2002097451 A JP 2002097451A JP 2002097451 A JP2002097451 A JP 2002097451A JP 2003297213 A JP2003297213 A JP 2003297213A
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JP
Japan
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handle
circuit breaker
lock
opening
distribution board
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JP2002097451A
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English (en)
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Tatsuji Nishise
竜次 西瀬
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Kawamura Electric Inc
Original Assignee
Kawamura Electric Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】人が勝手に操作ハンドルを操作できないように
した上で操作ハンドルは固定されずに自由に回動できる
ようにし、回路遮断器のオン・オフを確認することがで
きる回路遮断器のハンドルロックを提供する。 【解決手段】ハンドルロック4は操作ハンドル3を回動
可能に収納する一面を開口した箱体部4aと、箱体部4
aの開口4bの周縁に形成した鍔状の係止部4cとを透
明材料で形成して成り、回路遮断器1を収納した分電盤
の前面カバー5を開けた状態で、前面カバー5に形成さ
れた操作ハンドル3を露出するための操作窓5aに箱体
部4aを裏側から嵌め込み、係止部4cを操作窓5aの
周縁に係止させて取り付け、前面カバー5を閉めて箱体
部4aに操作ハンドル3を収納する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回路遮断器の操作
ハンドルを操作できないようにするためのハンドルロッ
クの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、図7に示すようにハンドルロック
24は回路遮断器21のケース22の開口部から突出し
て設けられた操作ハンドル23が嵌挿されるキャップ部
24aと、操作ハンドル23がオン位置又はオフ位置で
キャップ部24aと鈍角に設けられたベース部24b
と、操作ハンドル23の先端部の幅方向に形成された貫
通孔23aに貫通されてキャップ部24aの浮き上がり
を防止する固定ピン24cと、固定ピン24cとベース
部24bを連結する連結部24dとを有し、オン位置又
はオフ位置にした操作ハンドル23にハンドルロック2
4のキャップ部24aを嵌め、操作ハンドル23の貫通
孔23aに固定ピン24cを貫通させて操作ハンドル2
3を完全に固定していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のハンドルロック
は操作ハンドルが固定されてしまうので、操作ハンドル
をオン位置でロックした際に回路遮断器が作動してオフ
した場合でも操作ハンドルの位置は変わらない。従って
外部から回路遮断器がオンしているのかオフしているの
か判断できないという欠点があった。
【0004】そこで上記問題点に鑑み、本発明の目的
は、人が勝手に操作ハンドルを操作できないようにした
上で操作ハンドルは固定されずに自由に回動できるよう
にし、回路遮断器のオン・オフを確認することができる
回路遮断器のハンドルロックを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の発明によれば、回路遮断器のケー
スの開口部から突出して設けられ回動操作によってケー
ス内の開閉機構を駆動するための操作ハンドルを操作で
きないようにするためのハンドルロックにおいて、操作
ハンドルを回動可能に収納する一面を開口した箱体部
と、箱体部の開口周縁に形成した係止部とを透明材料で
形成して成り、回路遮断器を収納する分電盤の前面カバ
ーに形成された回路遮断器の操作ハンドルを露出するた
めの操作窓の周縁に係止部を係止させて取り付けたこと
を特徴とする。
【0006】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
に記載の回路遮断器のハンドルロックにおいて、ハンド
ルロックの箱体部を分電盤の操作窓に裏側から嵌め込
み、分電盤の外側から外れないように取り付けたことを
特徴とする。
【0007】請求項3に記載の発明によれば、請求項1
に記載の回路遮断器のハンドルロックにおいて、ハンド
ルロックの係止部の左右両側にスリットを形成し、係止
部を弾性変形可能にしたことを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】請求項1に記載の発明によれば、
回路遮断器のケースの開口部から突出して設けられ回動
操作によってケース内の開閉機構を駆動するための操作
ハンドルを操作できないようにするためのハンドルロッ
クにおいて、操作ハンドルを回動可能に収納する一面を
開口した箱体部と、箱体部の開口周縁に形成した係止部
とを透明材料で形成して成り、回路遮断器を収納する分
電盤の前面カバーに形成された回路遮断器の操作ハンド
ルを露出するための操作窓の周縁に係止部を係止させて
取り付けたことにより、人が勝手に操作ハンドルを操作
できないようにした上で操作ハンドルは固定されずに自
由に回動できるようにし、回路遮断器のオン・オフを確
認することができる。
【0009】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
に記載の回路遮断器のハンドルロックにおいて、ハンド
ルロックの箱体部を分電盤の操作窓に裏側から嵌め込
み、分電盤の外側から外れないように取り付けたことに
より、簡単にハンドルロックを取り外せないようにする
ことができる。
【0010】請求項3に記載の発明によれば、請求項1
に記載の回路遮断器のハンドルロックにおいて、ハンド
ルロックの係止部の左右両側にスリットを形成し、係止
部を弾性変形可能にしたことにより、分電盤の外側から
ハンドルロックを操作窓に取り付け、取り外しすること
ができる。
【0011】
【実施例】本発明に係る回路遮断器のハンドルロックの
第1実施例を図1及び図2の添付図面に基づいて説明す
る。
【0012】回路遮断器1はケース2の開口部から操作
ハンドル3が突出して設けられ、操作ハンドル3を回動
操作することによってケース2内の開閉機構を駆動し、
開閉接点をオン・オフするようになっている。
【0013】この操作ハンドル3を不用意に操作できな
いようにするためのハンドルロック4は、操作ハンドル
3を回動可能に収納する一面を開口した箱体部4aと、
箱体部4aの開口4bの全周に形成した鍔状の係止部4
cとを透明材料で形成して成っている。
【0014】分電盤に取り付けられた回路遮断器1は、
操作ハンドル3が分電盤の前面カバー5に形成された操
作窓5aから露出し、前面から操作可能になっている。
ハンドルロック4は分電盤の前面カバー5を開けた状態
で裏側から箱体部4aを開口4bが回路遮断器1を向く
ように操作窓5aに嵌め込んで取り付けられる。前面カ
バー5を閉めると操作ハンドル3がハンドルロック4の
箱体部4aに収納され、係止部4cが操作窓5aの周縁
に係止するので分電盤の外側からは取り外すことができ
なくなる。よって、前面カバー5を施錠すると管理者以
外はハンドルロック4を装着した回路遮断器1が完全に
操作できなくなる。
【0015】ハンドルロック4は透明なので操作ハンド
ル3のオン・オフを確認することができる。
【0016】尚、本実施例において、ハンドルロック4
の係止部4cを箱体部4aの開口4bの全周に形成した
が、図3に示すように係止部4cを開口4bの対向する
2辺だけに設けても良い。こうすると、幅寸法の小さい
回路遮断器が複数並設されて前面カバー5の操作窓5a
が連続して形成された分電盤において、回路遮断器に合
わせてハンドルロック4を連続して並設することができ
る。また、ハンドルロックの箱体部を幅方向に長く形成
して複数台の回路遮断器の操作ハンドルを同時に収納で
きるように形成しても良く、ハンドルロックの形状につ
いて本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能であ
る。
【0017】本発明に係る回路遮断器のハンドルロック
の第2実施例を図4及び図5の添付図面に基づいて説明
する。
【0018】回路遮断器11はケース12の開口部から
操作ハンドル13が突出して設けられ、操作ハンドル1
3を回動操作することによってケース12内の開閉機構
を駆動し、開閉接点をオン・オフするようになってい
る。
【0019】この操作ハンドル13を不用意に操作でき
ないようにするためのハンドルロック14は、操作ハン
ドル13を回動可能に収納する一面を開口した箱体部1
4aと、箱体部14aの開口14bの対向する2辺に形
成した鍔状の係止部14cとを透明材料で形成して成っ
ている。係止部14cの左右両側にはスリット14dが
形成され、係止部14cが形成された両側面を指で摘む
と係止部14cが弾性変形するようになっている。
【0020】分電盤に取り付けられた回路遮断器11
は、操作ハンドル13が分電盤の前面カバー15に形成
された操作窓15aから露出し、前面から操作可能にな
っている。ハンドルロック14は係止部14cが形成さ
れた両側面を指で摘んで係止部14cを撓ませ、前面カ
バー15の前面から操作ハンドル13がハンドルロック
14の箱体部14aに収納されるように操作窓15aに
嵌め込み、係止部14cを操作窓15aの周縁に係止さ
せて取り付ける。
【0021】ハンドルロック14は透明なので操作ハン
ドル13のオン・オフを確認することができる。また、
取り外したい場合は取り付けと逆の手順により行う。
【0022】尚、図6に示すようにスリット14dの形
状や係止部14cの形状について限定はなく、また、ハ
ンドルロックの箱体部を幅方向に長く形成して複数台の
回路遮断器の操作ハンドルを同時に収納できるように形
成する等、ハンドルロックの形状について本発明の趣旨
を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように請求項1に記載の発
明によれば、回路遮断器のケースの開口部から突出して
設けられ回動操作によってケース内の開閉機構を駆動す
るための操作ハンドルを操作できないようにするための
ハンドルロックにおいて、操作ハンドルを回動可能に収
納する一面を開口した箱体部と、箱体部の開口周縁に形
成した係止部とを透明材料で形成して成り、回路遮断器
を収納する分電盤の前面カバーに形成された回路遮断器
の操作ハンドルを露出するための操作窓の周縁に係止部
を係止させて取り付けたことにより、人が勝手に操作ハ
ンドルを操作できないようにした上で操作ハンドルは固
定されずに自由に回動できるようにし、回路遮断器のオ
ン・オフを確認することができるという効果がある。
【0024】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
に記載の回路遮断器のハンドルロックにおいて、ハンド
ルロックの箱体部を分電盤の操作窓に裏側から嵌め込
み、分電盤の外側から外れないように取り付けたことに
より、簡単にハンドルロックを取り外せないようにする
ことができるという効果がある。
【0025】請求項3に記載の発明によれば、請求項1
に記載の回路遮断器のハンドルロックにおいて、ハンド
ルロックの係止部の左右両側にスリットを形成し、係止
部を弾性変形可能にしたことにより、分電盤の外側から
ハンドルロックを操作窓に取り付け、取り外しすること
ができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係るハンドルロックが取
り付けられた分電盤の要部断面図である。
【図2】本発明の第1実施例に係るハンドルロックを分
電盤の前面カバーの裏側から操作窓に取り付ける様子を
示す斜視図である。
【図3】本発明の第1実施例に係るハンドルロックの変
形実施例である。
【図4】本発明の第2実施例に係るハンドルロックが取
り付けられた分電盤の要部断面図である。
【図5】本発明の第2実施例に係るハンドルロックを分
電盤の前面カバーの前面側から操作窓に取り付ける様子
を示す斜視図である。
【図6】本発明の第2実施例に係るハンドルロックの変
形実施例である。
【図7】(a)は従来のハンドルロックを回路遮断器に
取り付ける様子を示す斜視図であり、(b)は従来のハ
ンドルロックを回路遮断器に取り付けた状態を示す斜視
図である。
【符号の説明】
1 回路遮断器 2 ケース 3 操作ハンドル 4 ハンドルロック 4a 箱体部 4b 開口 4c 係止部 5 前面カバー 5a 操作窓

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回路遮断器のケースの開口部から突出し
    て設けられ回動操作によってケース内の開閉機構を駆動
    するための操作ハンドルを操作できないようにするため
    のハンドルロックにおいて、前記操作ハンドルを回動可
    能に収納する一面を開口した箱体部と、該箱体部の開口
    周縁に形成した係止部とを透明材料で形成して成り、前
    記回路遮断器を収納する分電盤の前面カバーに形成され
    た前記回路遮断器の操作ハンドルを露出するための操作
    窓の周縁に前記係止部を係止させて取り付けたことを特
    徴とする回路遮断器のハンドルロック。
  2. 【請求項2】 前記ハンドルロックの箱体部を前記分電
    盤の操作窓に裏側から嵌め込み、前記分電盤の外側から
    外れないように取り付けたことを特徴とする請求項1に
    記載の回路遮断器のハンドルロック。
  3. 【請求項3】 前記ハンドルロックの係止部の左右両側
    にスリットを形成し、前記係止部を弾性変形可能にした
    ことを特徴とする請求項1に記載の回路遮断器のハンド
    ルロック。
JP2002097451A 2002-03-29 2002-03-29 回路遮断器のハンドルロック Pending JP2003297213A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006066184A (ja) * 2004-08-26 2006-03-09 Matsushita Electric Works Ltd 回路遮断器
JP2007220428A (ja) * 2006-02-15 2007-08-30 Kawamura Electric Inc ハンドルカバー構造
JP2016189637A (ja) * 2015-03-30 2016-11-04 テンパール工業株式会社 分電盤
JP2016201876A (ja) * 2015-04-08 2016-12-01 株式会社因幡電機製作所 配電盤
CN110556271A (zh) * 2019-10-17 2019-12-10 闽江学院 一种断路器用防护结构及其使用方法

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