JP2003296319A - 文字変換装置及び文字変換方法 - Google Patents

文字変換装置及び文字変換方法

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JP2003296319A
JP2003296319A JP2002098988A JP2002098988A JP2003296319A JP 2003296319 A JP2003296319 A JP 2003296319A JP 2002098988 A JP2002098988 A JP 2002098988A JP 2002098988 A JP2002098988 A JP 2002098988A JP 2003296319 A JP2003296319 A JP 2003296319A
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JP2002098988A
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Masahiro Deguchi
昌弘 出口
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 文書送信先の情報と文書作成時や送信時の日
時データを利用することにより、特定送信先、特定日時
での文書作成におけるかな漢字変換の変換効率が良いか
な漢字変換装置を提供する。 【解決手段】 特定先DB6は、特定のかな文字列につ
いて特定の変換候補を指定変換候補として指定し、指定
変換候補を適用する電子文書の送信先を指定しており、
送信先情報取得部1が、電子文書の送信先を示す送信先
情報を取得し、かな漢字変換エンジン3に通知し、かな
漢字変換エンジンは通知された送信先が特定先DB6に
記憶されている送信先と一致するか否かを判断し、一致
した場合には、対応するかな文字列が入力された場合
に、指定変換候補を最初に表示部7に表示させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、文字変換装置及び
文字変換方法に関し、特に、かな文字から漢字への変換
を行うかな漢字変換装置及びかな漢字変換方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来のかな漢字変換装置は、前後の文脈
より推測したかな漢字変換候補を提示するものや、定型
文を電子文書作成者に提示し選択を促すものなどがあ
る。
【0003】また、かな漢字変換候補において下位の変
換候補を文書作成者が選択した場合、次回の変換ではこ
の選択した変換候補が最上位に位置される、学習機能を
有したかな漢字変換装置もある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のかな漢字変換装
置では、特定あて先向けの特有表現による特徴ある文字
列や特定日時での特徴ある文字列の変換において、誤っ
た変換候補が提示される問題や、特徴ある文字列変換を
学習することにより通常変換においてこれらの学習結果
が変換候補に提示され、電子文書作成者にとって逆効果
になる問題がある。
【0005】本発明では、電子文書作成における条件を
考慮し提示することにより、電子文書作成者に対して効
率のよいかな漢字変換装置及びかな漢字変換方法を提供
することを主目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る文字変換装
置は、電子文書の作成において文字列の変換候補を少な
くとも一つ以上表示し、表示した変換候補の中から選択
された変換候補に従って文字列を変換する文字変換装置
であって、特定の文字列について、特定の変換候補を指
定変換候補として指定するとともに、前記指定変換候補
を適用する電子文書の属性条件を指定する変換候補指定
部と、作成対象の電子文書の属性を示す文書属性情報を
取得する文書属性情報取得部と、文字列を入力する文字
列入力部と、前記作成対象の電子文書の文書属性情報に
基づき前記作成対象の電子文書が前記変換候補指定部に
より指定された属性条件に合致するか否かを判断し、前
記文字列入力部より前記特定の文字列が入力されたか否
かを判断し、前記作成対象の電子文書が前記変換候補指
定部により指定された属性条件に合致し、前記文字列入
力部より前記特定の文字列が入力された場合に、前記特
定の文字列に対する変換候補として前記指定変換候補の
表示を指示する変換処理部と、前記変換処理部からの指
示に基づき、前記特定の文字列に対する変換候補として
前記指定変換候補を表示する表示部とを有することを特
徴とする。
【0007】前記変換処理部は、前記特定の文字列に対
する変換候補として前記指定変換候補を最初に表示する
よう指示し、前記表示部は、前記変換処理部からの指示
に基づき、前記特定の文字列に対する変換候補として前
記指定変換候補を最初に表示することを特徴とする。
【0008】電子文書は、所定の送信先に送信される場
合があり、前記変換候補指定部は、前記指定変換候補を
適用する電子文書の属性条件として、電子文書の送信先
を指定し、前記文書属性情報取得部は、作成対象の電子
文書の送信先を示す文書属性情報を取得し、前記変換処
理部は、前記作成対象の電子文書の文書属性情報に基づ
き前記作成対象の電子文書の送信先が前記変換候補指定
部により指定された送信先に合致するか否かを判断し、
前記文字列入力部より前記特定の文字列が入力されたか
否かを判断し、前記作成対象の電子文書の送信先が前記
変換候補指定部により指定された送信先に合致し、前記
文字列入力部より前記特定の文字列が入力された場合
に、前記特定の文字列に対する変換候補として前記指定
変換候補の表示を指示することを特徴とする。
【0009】前記変換候補指定部は、前記指定変換候補
を適用する電子文書の属性条件として、電子文書の作成
日を指定し、前記文書属性情報取得部は、作成対象の電
子文書の作成日を示す文書属性情報を取得し、前記変換
処理部は、前記作成対象の電子文書の文書属性情報に基
づき前記作成対象の電子文書の作成日が前記変換候補指
定部により指定された作成日に合致するか否かを判断
し、前記文字列入力部より前記特定の文字列が入力され
たか否かを判断し、前記作成対象の電子文書の作成日が
前記変換候補指定部により指定された作成日に合致し、
前記文字列入力部より前記特定の文字列が入力された場
合に、前記特定の文字列に対する変換候補として前記指
定変換候補の表示を指示することを特徴とする。
【0010】電子文書は、所定の送信先に送信される場
合があり、前記変換候補指定部は、前記指定変換候補を
適用する電子文書の属性条件として、電子文書の送信予
定日を指定し、前記文書属性情報取得部は、作成対象の
電子文書の送信予定日を示す文書属性情報を取得し、前
記変換処理部は、前記作成対象の電子文書の文書属性情
報に基づき前記作成対象の電子文書の送信予定日が前記
変換候補指定部により指定された送信予定日に合致する
か否かを判断し、前記文字列入力部より前記特定の文字
列が入力されたか否かを判断し、前記作成対象の電子文
書の送信予定日が前記変換候補指定部により指定された
送信予定日に合致し、前記文字列入力部より前記特定の
文字列が入力された場合に、前記特定の文字列に対する
変換候補として前記指定変換候補の表示を指示すること
を特徴とする。
【0011】前記変換候補指定部は、前記指定変換候補
を適用する電子文書の属性条件として、電子文書の作成
時間帯を指定し、前記文書属性情報取得部は、作成対象
の電子文書の作成開始時刻を示す文書属性情報を取得
し、前記変換処理部は、前記作成対象の電子文書の文書
属性情報に基づき前記作成対象の電子文書の作成開始時
刻が前記変換候補指定部により指定された作成時間帯に
合致するか否かを判断し、前記文字列入力部より前記特
定の文字列が入力されたか否かを判断し、前記作成対象
の電子文書の作成開始時刻が前記変換候補指定部により
指定された作成時間帯に合致し、前記文字列入力部より
前記特定の文字列が入力された場合に、前記特定の文字
列に対する変換候補として前記指定変換候補の表示を指
示することを特徴とする。
【0012】電子文書は、所定の送信先に送信される場
合があり、前記変換候補指定部は、前記指定変換候補を
適用する電子文書の属性条件として、電子文書の送信時
間帯を指定し、前記文書属性情報取得部は、作成対象の
電子文書の送信予定時刻を示す文書属性情報を取得し、
前記変換処理部は、前記作成対象の電子文書の文書属性
情報に基づき前記作成対象の電子文書の送信予定時刻が
前記変換候補指定部により指定された送信時間帯に合致
するか否かを判断し、前記文字列入力部より前記特定の
文字列が入力されたか否かを判断し、前記作成対象の電
子文書の送信予定時刻が前記変換候補指定部により指定
された送信時間帯に合致し、前記文字列入力部より前記
特定の文字列が入力された場合に、前記特定の文字列に
対する変換候補として前記指定変換候補の表示を指示す
ることを特徴とする。
【0013】本発明に係る文字変換方法は、電子文書の
作成において文字列の変換候補を少なくとも一つ以上表
示し、表示した変換候補の中から選択された変換候補に
従って文字列を変換する文字変換方法であって、特定の
文字列について、特定の変換候補を指定変換候補として
指定するとともに、前記指定変換候補を適用する電子文
書の属性条件を指定する変換候補指定ステップと、作成
対象の電子文書の属性を示す文書属性情報を取得する文
書属性情報取得ステップと、文字列を入力する文字列入
力ステップと、前記作成対象の電子文書の文書属性情報
に基づき前記作成対象の電子文書が前記変換候補指定ス
テップにより指定された属性条件に合致するか否かを判
断し、前記文字列入力ステップより前記特定の文字列が
入力されたか否かを判断し、前記作成対象の電子文書が
前記変換候補指定ステップにより指定された属性条件に
合致し、前記文字列入力ステップより前記特定の文字列
が入力された場合に、前記特定の文字列に対する変換候
補として前記指定変換候補の表示を指示する変換処理ス
テップと、前記変換処理ステップからの指示に基づき、
前記特定の文字列に対する変換候補として前記指定変換
候補を表示する表示ステップとを有することを特徴とす
る。
【0014】
【発明の実施の形態】実施の形態1.以下、図面を用い
て本発明の一実施の形態を説明する。図1は、本実施の
形態に係るかな漢字変換装置の構成を示すブロック図で
ある。
【0015】100は、かな漢字変換装置であり、本発
明に係る文字変換装置の例に相当する。また、かな漢字
変換装置100は、例えば、電子メール機能を有するコ
ンピュータや電子メール機能を有する携帯電話機等であ
る。
【0016】1は、作成対象の電子文書の送信先を示す
送信先情報を取得する送信先情報取得部である。本実施
の形態では、例えば、電子メールのように、作成された
電子文書を所定の送信先に送信することを想定してお
り、送信先情報取得部1は、電子文書の送信先を示す送
信先情報を取得する。なお、送信先情報取得部は、電子
文書属性情報取得部の例に相当する。即ち、本実施の形
態では、電子文書の属性を示す文書属性情報として電子
文書の送信先を示す送信先情報を用いている。
【0017】2は、電子文書作成者によるキーボード操
作やボタン操作により文字列を入力する文字列入力部で
ある。本実施の形態では、文字列入力部2は、かな文字
による文字列を入力する。
【0018】3は、文字列入力部2により入力されたか
な文字による文字列の変換候補(漢字)を検索し、検索
した変換候補を表示部7に出力して変換候補の表示を表
示部7に指示するかな漢字変換エンジンである。また、
かな漢字変換エンジン3は、後述するように、送信先情
報取得部1により取得された送信先情報と特定先データ
ベース6に格納されている送信先とを比較し、所定の場
合に特定先データベース6に格納されている指定変換候
補の表示を指示する。なお、かな漢字変換エンジン3
は、変換処理部の例に相当する。
【0019】4は、かな漢字変換の変換候補を記憶して
いる標準データベース(以下、標準DBとする)であ
り、通常のかな漢字変換において使用されるデータベー
スである。5は、過去のかな漢字変換における変換実績
を記憶し、かな漢字変換における学習機能を実現する学
習データベース(以下、学習DBとする)である。
【0020】6は、特定のかな文字列について、特定の
変換候補(漢字)を指定変換候補として指定し、更に、
指定変換候補を適用する電子文書の送信先(属性条件)
を指定する特定先データベース(以下、特定先DBとす
る)である。特定先DB6は、変換候補指定部の例に相
当する。図4に、特定先DB6に記憶されているデータ
例を示す。図において、「対象」の項目は電子文書の送
信先を示し、「かな」の項目はかな文字列を示し、「漢
字」の項目は指定変換候補を示す。図4のレコード40
1では、送信先が「藍くん」である電子文書では、かな
「あい」の指定変換候補は「藍」となる。
【0021】特定先DB6に新たにレコードを登録する
場合、登録しようとする特定先にかかわる情報、すなわ
ち、対象(送信先)、かな(かな文字列)、漢字(指定
変換候補)を入力することによりおこなう。
【0022】特定先DB6内のレコードを削除する場
合、特定先DB6内の削除する特定先(対象)をキーと
して該当レコードを削除することによりおこない、ま
た、特定先DB6内のレコードを削除する場合、特定先
DB6内の削除する特定先(対象)とそれにかかわる登
録情報(かな、漢字)をキーとして該当レコードを削除
することによりおこなう。
【0023】7は、かな漢字変換エンジン3より出力さ
れた変換候補を表示する表示部である。
【0024】また、かな漢字変換装置100は、図示し
ていないが、例えばマイクロプロセッサ等のCPU、半
導体メモリ等や磁気ディスク等の記録手段、及び通信手
段を有する計算機により実現することができる。記録手
段には、かな漢字変換装置100に含まれる各構成要素
の機能を実現するプログラムが記録されており、CPU
がこれらのプログラムを読み込むことによりかな漢字変
換装置100の動作を制御し、各構成要素の機能を実現
することができる。
【0025】次に、動作について説明する。電子文書作
成者が、例えば送信アドレスにより、作成しようとする
電子文書の送信先を指定すると、送信先情報取得部1が
電子文書作成者により指定された送信先の送信先情報
(例えば、送信アドレス)を取得し、取得した送信先情
報をかな漢字変換エンジン3に通知する。かな漢字変換
エンジン3は、通知された送信先情報に基づき、作成対
象の電子文書の送信先と一致する送信先を特定先DB6
内で検索する。作成対象の電子文書の送信先と一致する
送信先が特定先DB6内で検索できた場合には、かな漢
字変換エンジン3は、検索した送信先に対応づけられた
かな文字列が入力されるかどうかを監視する。対応づけ
られたかな文字列以外のかな文字列が入力されたときに
は、標準DB4及び学習DB5を用いて変換候補を検索
し、検索した変換候補を表示部7に出力して表示部7に
対して変換候補を表示するように指示する。対応づけら
れたかな文字列が文字列入力部2により入力された場合
には、当該かな文字列の指定変換候補を特定先DB6よ
り表示部7に出力して表示部7に対して指定変換候補を
出力するように指示する。表示部7は、かな漢字変換エ
ンジン3からの指示に従い、指定変換候補を表示する。
また、かな漢字変換エンジン3は、対応付けられたかな
文字列が文字列入力部2により入力された場合には、特
定先DB6による指定変換候補の他に、標準DB4及び
学習DB5による変換候補を表示部7に出力することも
できる。この場合には、表示部7による表示順序として
指定変換候補を最初に表示するように指示する。
【0026】また、作成対象の電子文書の送信先と一致
する送信先を特定先DB6内で検索できなかった場合
は、かな漢字変換エンジン3は、標準DB4及び学習D
B5を用いて変換候補を提示する。
【0027】更に、以上の説明では、かな漢字変換エン
ジン3は、文字列入力部2によるかな文字の入力に先立
ち、送信先情報取得部1より送信先情報の通知を受ける
ことになっているが、この順序を逆にしてもよい。即
ち、文字列入力部2がかな文字列を入力する度に、特定
先DB6を参照して、入力されたかな文字列が特定先D
B6に記憶されているかな文字列に一致するかどうかを
判断し、入力されたかな文字列が特定先DB6に記憶さ
れている場合に、送信先情報取得部1より送信先情報を
取得し、特定先DB6内に送信先情報と一致または近い
レコードがあった場合、かな漢字変換エンジン3はこの
レコード上の指定変換候補を提示するようにしてもよ
い。
【0028】また、かな漢字変換エンジン3は、提示し
た変換候補が選択された場合には、送信先情報取得部1
より得た送信先情報により、これを新たな指定変換候補
として学習DB5に登録してもよい。
【0029】以上のかな漢字変換装置100の動作を図
4に示す具体例を挙げて説明する。送信先が「藍くん」
である電子文書を作成する場合には、かな漢字変換エン
ジン3は、送信先情報取得部1より送信先が「藍くん」
であるとの通知を受け、かな文字列「あい」が入力され
ると、図4のレコード401に示される「対象:藍くん
・かな:あい」より得られる「漢字:藍」より、「藍」
を標準DB4及び学習DB5による通常時変換候補と併
せて提示する。送信先が「愛さん」である電子文書を作
成する場合には、かな漢字変換エンジン3は、送信先情
報取得部1より送信先が「愛さん」であるとの通知を受
け、かな文字列「あい」が入力されると、図4のレコー
ド402に示される「対象:愛さん・かな:あい」より
得られる「漢字:愛」より、「愛」を標準DB4及び学
習DB5による通常時変換候補と併せて提示する。
【0030】また、以上では、送信先情報として送信ア
ドレスを用いる例を説明したが、いわゆるアドレス帳に
代表される情報保持部に送信アドレスとグループ番号、
メモリ番号等とを関連づけて管理しているような場合に
は、送信先情報として送信アドレスの他にグループ番
号、メモリ番号等を用いてもよい。この場合には、送信
先情報取得部1は、送信アドレスを取得するとともに、
取得した送信アドレスと関連づけられたグループ番号、
メモリ番号等をアドレス帳等の情報保持部から取得し、
これら送信アドレス、グループ番号、メモリ番号等を送
信先情報としてかな変換エンジン3に通知する。特定先
DB6では、送信先アドレスの他、グループ番号、メモ
リ番号等をキーとして、かな(かな文字列)、漢字(指
定変換候補)が記憶されており、かな漢字変換エンジン
3では、通知された送信先アドレス、グループ番号、メ
モリ番号等と特定先DB6の登録情報とを比較して変換
候補の検索を行う。
【0031】以上のように、本実施の形態に係るかな漢
字変換装置は、文書送信先情報を考慮し、かな漢字変換
での漢字変換候補を文書作成者に提示するものであっ
て、特定送信先への文書作成時には通常の変換情報以外
に特定送信先用変換情報を参照することと、文書作成者
が決定した変換について、その学習結果を登録するもの
を要旨とする。
【0032】実施の形態2.本実施の形態では、電子文
書の作成日又は電子文書の送信予定日に基づいて指定変
換候補を表示するかな漢字変換装置について説明する。
【0033】図2は、本実施の形態に係るかな漢字変換
装置100の構成を示すブロック図である。図2におい
て、2〜5及び7は、図1に示したものと同様であり、
説明は省略する。8は、月日情報を取得する月日情報取
得部である。月日情報取得部8は文書属性情報取得部の
例に相当する。本実施の形態では、電子文書の属性を示
す文書属性情報として電子文書の作成日又は送信予定日
を示す月日情報を用いている。9は、特定のかな文字列
について、特定の変換候補(漢字)を指定変換候補とし
て指定し、更に、指定変換候補を適用する電子文書の作
成日又は送信予定日等(属性条件)を指定する日時デー
タベース(以下、日時DBとする)である。日時DB9
は、変換候補指定部の例に相当する。図5に、日時DB
9に記憶されているデータ例を示す。図において、「対
象」の項目は、電子文書の作成日、送信予定日又は作成
時間帯、送信予定時間帯を示し、「かな」の項目はかな
文字列を示し、「漢字」の項目は指定変換候補を示す。
図5のレコード501では、作成日(送信予定日)が
「4月29日」である電子文書では、かな「みどり」の
指定変換候補は「みどり」となる。
【0034】日時DB9に新たにレコードを登録する場
合、登録しようとする月日、時刻にかかわる情報、すな
わち、対象(月日、時刻)、かな(かな文字列)、漢字
(指定変換候補)を入力することによりおこなう。
【0035】日時DB9内のレコードを削除する場合、
日時DB9内の削除する月日、時刻をキーとして該当レ
コードを削除することによりおこない、また、日時DB
9内のレコードを削除する場合、日時DB9内の削除す
る月日、時刻とそれにかかわる登録情報をキーとして該
当レコードを削除することによりおこなう。
【0036】次に、動作について説明する。なお、以下
では、電子文書の作成日を基準とする場合について説明
する。電子文書作成者が、電子文書の作成を開始する
と、月日情報取得部8が、例えば、かな漢字変換装置1
00内のカレンダー機能より作成日を示す月日情報を取
得し、取得した月日情報をかな漢字変換エンジン3に通
知する。かな漢字変換エンジン3は、通知された月日情
報に基づき、作成対象の電子文書の作成日と一致する月
日を日時DB9内で検索する。作成対象の電子文書の作
成日と一致する月日が日時DB9内で検索できた場合に
は、かな漢字変換エンジン3は、検索した月日に対応づ
けられたかな文字列が入力されるかどうかを監視する。
対応づけられたかな文字列以外のかな文字列が入力され
たときには、標準DB4及び学習DB5を用いて変換候
補を検索し、検索した変換候補を表示部7に出力して表
示部7に対して変換候補を表示するように指示する。対
応づけられたかな文字列が文字列入力部2により入力さ
れた場合には、当該かな文字列の指定変換候補を日時D
B9より表示部7に出力して表示部7に対して指定変換
候補を出力するように指示する。表示部7は、かな漢字
変換エンジン3からの指示に従い、指定変換候補を表示
する。また、かな漢字変換エンジン3は、対応付けられ
たかな文字列が文字列入力部2により入力された場合に
は、日時DB9による指定変換候補の他に、標準DB4
及び学習DB5による変換候補を表示部7に出力するこ
ともできる。この場合には、表示部7による表示順序と
して指定変換候補を最初に表示するように指示する。
【0037】また、作成対象の電子文書の作成日と一致
する月日を日時DB9内で検索できなかった場合は、か
な漢字変換エンジン3は、標準DB4及び学習DB5を
用いて変換候補を提示する。
【0038】更に、以上の説明では、かな漢字変換エン
ジン3は、文字列入力部2によるかな文字の入力に先立
ち、月日情報取得部8より月日情報の通知を受けること
になっているが、この順序を逆にしてもよい。即ち、文
字列入力部2がかな文字列を入力する度に、日時DB9
を参照して、入力されたかな文字列が日時DB9に記憶
されているかな文字列に一致するかどうかを判断し、入
力されたかな文字列が日時DB9に記憶されている場合
に、月日情報取得部8より電子文書の作成日の月日情報
を取得し、日時DB9内に電子文書の作成日と一致また
は近いレコードがあった場合、かな漢字変換エンジン3
はこのレコード上の指定変換候補を提示するようにして
もよい。
【0039】また、以上の説明では、電子文書の作成日
を基準とする場合について述べているが、電子文書の送
信予定日を基準としてもよい。この場合には、月日情報
取得部8が、例えば、電子文書作成者から入力された電
子文書の送信予定日又は電子文書中に記述された送信予
定日を取得する。以降の動作は、電子文書の作成日を基
準とする場合と同様である。
【0040】また、かな漢字変換エンジン3は、提示し
た指定変換候補が選択された場合には、月日情報取得部
8より得た月日情報により、これを新たな指定変換候補
として学習DB5に登録してもよい。
【0041】以上のかな漢字変換装置100の動作を図
5に示す具体例を挙げて説明する。作成日又は送信予定
日が「4月29日」である電子文書を作成する場合に
は、かな漢字変換エンジン3は、月日情報取得部8より
電子文書の作成日又は送信予定日が「4月29日」であ
るとの通知を受け、かな文字列「みどり」が入力される
と、図5のレコード501に示される「対象:4月29
日・かな:みどり」より得られる「漢字:みどり」よ
り、「みどり」を標準DB4及び学習DB5による通常
時変換候補と併せて提示する。
【0042】以上のように、本実施の形態に係るかな漢
字変換装置は、月日情報を考慮し、かな漢字変換での漢
字変換候補を文書作成者に提示するものであって、電子
文書の作成日又は送信予定日が特定日に関連するものに
は通常の変換情報以外に特定日用変換情報を参照するこ
とと、文書作成者が決定した変換について、その学習結
果を登録するものを要旨とする。
【0043】実施の形態3.本実施の形態では、電子文
書の作成開始時刻又は電子文書の送信予定時刻に基づい
て指定変換候補を表示するかな漢字変換装置について説
明する。
【0044】図3は、本実施の形態に係るかな漢字変換
装置100の構成を示すブロック図である。図3におい
て、2〜5、7および9は、図1又は図2に示したもの
と同様であり、説明は省略する。10は、時刻情報を取
得する時刻情報取得部である。時刻情報取得部10は文
書属性情報取得部の例に相当する。本実施の形態では、
電子文書の属性を示す文書属性情報として電子文書の作
成開始時刻又は送信予定時刻を示す時刻情報を用いてい
る。また、本実施の形態では、日時DB9には、図5の
レコード502に示すように、電子文書の属性条件とし
て電子文書の作成開始時間帯(対象)が指定され、この
作成開始時間帯に対応づけてかな文字列(かな)と指定
変換候補(漢字)が記憶されている。
【0045】次に、動作について説明する。なお、以下
では、電子文書の作成開始時刻を基準とする場合につい
て説明する。電子文書作成者が、電子文書の作成を開始
すると、時刻情報取得部10が、例えば、かな漢字変換
装置100内の時計機能より電子文書の作成開始時刻を
示す時刻情報を取得し、取得した時刻情報をかな漢字変
換エンジン3に通知する。かな漢字変換エンジン3は、
通知された時刻情報に基づき、作成対象の電子文書の作
成開始時刻と一致する時間帯を日時DB9内で検索す
る。作成対象の電子文書の作成開始時刻と一致する時間
帯が日時DB9内で検索できた場合には、かな漢字変換
エンジン3は、検索した時間帯に対応づけられたかな文
字列が入力されるかどうかを監視する。対応づけられた
かな文字列以外のかな文字列が入力されたときには、標
準DB4及び学習DB5を用いて変換候補を検索し、検
索した変換候補を表示部7に出力して表示部7に対して
変換候補を表示するように指示する。対応づけられたか
な文字列が文字列入力部2により入力された場合には、
当該かな文字列の指定変換候補を日時DB9より表示部
7に出力して表示部7に対して指定変換候補を出力する
ように指示する。表示部7は、かな漢字変換エンジン3
からの指示に従い、指定変換候補を表示する。また、か
な漢字変換エンジン3は、対応付けられたかな文字列が
文字列入力部2により入力された場合には、日時DB9
による指定変換候補の他に、標準DB4及び学習DB5
による変換候補を表示部7に出力することもできる。こ
の場合には、表示部7による表示順序として指定変換候
補を最初に表示するように指示する。
【0046】また、作成対象の電子文書の作成開始時刻
と一致する時間帯を日時DB9内で検索できなかった場
合は、かな漢字変換エンジン3は、標準DB4及び学習
DB5を用いて変換候補を提示する。
【0047】更に、以上の説明では、かな漢字変換エン
ジン3は、文字列入力部2によるかな文字の入力に先立
ち、時刻情報取得部10より時刻情報の通知を受けるこ
とになっているが、この順序を逆にしてもよい。即ち、
文字列入力部2がかな文字列を入力する度に、日時DB
9を参照して、入力されたかな文字列が日時DB9に記
憶されているかな文字列に一致するかどうかを判断し、
入力されたかな文字列が日時DB9に記憶されている場
合に、時刻情報取得部10より電子文書の作成開始時刻
の時刻情報を取得し、日時DB9内に電子文書の作成開
始時刻と一致または近いレコードがあった場合、かな漢
字変換エンジン3はこのレコード上の指定変換候補を提
示するようにしてもよい。
【0048】また、以上の説明では、電子文書の作成開
始時刻を基準とする場合について述べているが、電子文
書の送信予定時刻を基準としてもよい。この場合には、
時刻情報取得部10が、例えば、電子文書作成者から入
力された電子文書の送信予定時刻又は電子文書中に記述
された送信予定時刻を取得する。以降の動作は、電子文
書の作成開始時刻を基準とする場合と同様である。
【0049】また、かな漢字変換エンジン3は、提示し
た指定変換候補が選択された場合には、時刻情報取得部
10により取得された時刻情報により、これを新たな指
定変換候補として学習DB5に登録してもよい。
【0050】以上のかな漢字変換装置100の動作を図
5に示す具体例を挙げて説明する。作成開始時刻又は送
信予定時刻が「17時20分」である電子文書を作成す
る場合には、かな漢字変換エンジン3は、時刻情報取得
部10より電子文書の作成開始時刻又は送信予定時刻が
「17時20分」であるとの通知を受け、かな文字列
「ていじ」が入力されると、図5のレコード502に示
される「対象:17時〜18時・かな:ていじ」より得
られる「漢字:提示」より、「提示」を標準DB4及び
学習DB5による通常時変換候補と併せて提示する。
【0051】以上のように、本実施の形態に係るかな漢
字変換装置は、時刻情報を考慮し、かな漢字変換での漢
字変換候補を文書作成者に提示するものであって、電子
文書の作成開始時刻又は送信予定時刻が特定の時間帯に
関連するものには通常の変換情報以外に特定時間帯用変
換情報を参照することと、文書作成者が決定した変換に
ついて、その学習結果を登録するものを要旨とする。
【0052】以上の実施の形態1〜3では、文字変換装
置の例としてかな文字から漢字に変換可能なかな漢字変
換措置を示しているが、これに限らず、他の種類の文字
に関する変換を行う文字変換装置であってもよい。
【0053】また、実施の形態1〜3に示したかな漢字
変換装置は、本発明の一実施例に過ぎず、特定先DBに
登録される特定先は一人を特定するものでなくてもよ
く、また、日時DBに登録される時間はひとつの時間を
特定するものでなくてもよい。
【0054】また、実施の形態1〜3では、電子文書の
送信先、電子文書の作成日、送信予定日、電子文書の作
成開始時刻、送信予定時刻を基準とする場合を説明した
が、これらに限らず、例えば、曜日、午前・午後といっ
たものを基準としても良い。
【0055】また、送付先は送付物と同一部分に記録さ
れてなくても良い。
【0056】また、データベースの分類はどのようなも
のでも良く、すべてがひとつのデータベースになってい
ても送信先情報取得部や月日情報取得部、時刻情報取得
部にて得られたキーワードで検索できる形であれば良
く、また、学習や登録によって作成されるデータベース
についても同様に検索できる形であれば良い。
【0057】また、実施の形態1〜3では、本発明に係
る文字変換装置の例であるかな漢字装置について説明し
たが、実施の形態1〜3に示した処理手順により本発明
に係る文字変換方法も実現可能である。
【0058】ここで、実施の形態1〜3に示したかな漢
字変換装置の特徴を以下にて再言する。
【0059】実施の形態1に係るかな漢字変換装置は、
文書送信先情報を取得することができる送信先情報取得
部を持つかな漢字変換エンジン部と、文書送信先情報に
より検索可能な特定先DBとを有することを特徴とす
る。
【0060】実施の形態2に係るかな漢字変換装置は、
文書送信日情報やかな文書内の月日情報を取得すること
ができる月日情報取得部を持つかな漢字変換エンジン部
と、日時情報により検索可能な日時DBとを有すること
を特徴とする。
【0061】実施の形態3に係るかな漢字変換装置は、
時刻情報を取得することができる時刻情報取得部を持つ
かな漢字変換エンジン部と、時刻情報により検索可能な
日時DBとを有することを特徴とする。
【0062】
【発明の効果】本発明によれば、作成対象の電子文書の
属性に応じて適切な変換候補を提示することができるた
め、変換効率の向上による電子文書作成者への負担軽減
やメモリ消費量の軽減による少資源化に貢献し、さら
に、携帯電話などの少ないキーボード数での操作におい
て操作回数の軽減による効率化や、少ない記憶容量での
利用に著しい効果をもたらす。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態1に係るかな漢字変換装置の構成
を示すブロック図である。
【図2】 実施の形態2に係るかな漢字変換装置の構成
を示すブロック図である。
【図3】 実施の形態3に係るかな漢字変換装置の構成
を示すブロック図である。
【図4】 特定先データベースの構成例を示す図であ
る。
【図5】 日時データベースの構成例を示す図である。
【符号の説明】
1 送信先情報取得部、2 文字列入力部、3 かな漢
字変換エンジン、4標準データベース、5 学習データ
ベース、6 特定先データベース、7 表示部、8 月
日情報取得部、9 日時データベース、10 時刻情報
取得部、100 かな漢字変換装置。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子文書の作成において文字列の変換候
    補を少なくとも一つ以上表示し、表示した変換候補の中
    から選択された変換候補に従って文字列を変換する文字
    変換装置であって、 特定の文字列について、特定の変換候補を指定変換候補
    として指定するとともに、前記指定変換候補を適用する
    電子文書の属性条件を指定する変換候補指定部と、 作成対象の電子文書の属性を示す文書属性情報を取得す
    る文書属性情報取得部と、 文字列を入力する文字列入力部と、 前記作成対象の電子文書の文書属性情報に基づき前記作
    成対象の電子文書が前記変換候補指定部により指定され
    た属性条件に合致するか否かを判断し、前記文字列入力
    部より前記特定の文字列が入力されたか否かを判断し、
    前記作成対象の電子文書が前記変換候補指定部により指
    定された属性条件に合致し、前記文字列入力部より前記
    特定の文字列が入力された場合に、前記特定の文字列に
    対する変換候補として前記指定変換候補の表示を指示す
    る変換処理部と、 前記変換処理部からの指示に基づき、前記特定の文字列
    に対する変換候補として前記指定変換候補を表示する表
    示部とを有することを特徴とする文字変換装置。
  2. 【請求項2】 前記変換処理部は、 前記特定の文字列に対する変換候補として前記指定変換
    候補を最初に表示するよう指示し、 前記表示部は、 前記変換処理部からの指示に基づき、前記特定の文字列
    に対する変換候補として前記指定変換候補を最初に表示
    することを特徴とする請求項1に記載の文字変換装置。
  3. 【請求項3】 電子文書は、所定の送信先に送信される
    場合があり、 前記変換候補指定部は、 前記指定変換候補を適用する電子文書の属性条件とし
    て、電子文書の送信先を指定し、 前記文書属性情報取得部は、 作成対象の電子文書の送信先を示す文書属性情報を取得
    し、 前記変換処理部は、 前記作成対象の電子文書の文書属性情報に基づき前記作
    成対象の電子文書の送信先が前記変換候補指定部により
    指定された送信先に合致するか否かを判断し、前記文字
    列入力部より前記特定の文字列が入力されたか否かを判
    断し、前記作成対象の電子文書の送信先が前記変換候補
    指定部により指定された送信先に合致し、前記文字列入
    力部より前記特定の文字列が入力された場合に、前記特
    定の文字列に対する変換候補として前記指定変換候補の
    表示を指示することを特徴とする請求項1に記載の文字
    変換装置。
  4. 【請求項4】 前記変換候補指定部は、 前記指定変換候補を適用する電子文書の属性条件とし
    て、電子文書の作成日を指定し、 前記文書属性情報取得部は、 作成対象の電子文書の作成日を示す文書属性情報を取得
    し、 前記変換処理部は、 前記作成対象の電子文書の文書属性情報に基づき前記作
    成対象の電子文書の作成日が前記変換候補指定部により
    指定された作成日に合致するか否かを判断し、前記文字
    列入力部より前記特定の文字列が入力されたか否かを判
    断し、前記作成対象の電子文書の作成日が前記変換候補
    指定部により指定された作成日に合致し、前記文字列入
    力部より前記特定の文字列が入力された場合に、前記特
    定の文字列に対する変換候補として前記指定変換候補の
    表示を指示することを特徴とする請求項1に記載の文字
    変換装置。
  5. 【請求項5】 電子文書は、所定の送信先に送信される
    場合があり、 前記変換候補指定部は、 前記指定変換候補を適用する電子文書の属性条件とし
    て、電子文書の送信予定日を指定し、 前記文書属性情報取得部は、 作成対象の電子文書の送信予定日を示す文書属性情報を
    取得し、 前記変換処理部は、 前記作成対象の電子文書の文書属性情報に基づき前記作
    成対象の電子文書の送信予定日が前記変換候補指定部に
    より指定された送信予定日に合致するか否かを判断し、
    前記文字列入力部より前記特定の文字列が入力されたか
    否かを判断し、前記作成対象の電子文書の送信予定日が
    前記変換候補指定部により指定された送信予定日に合致
    し、前記文字列入力部より前記特定の文字列が入力され
    た場合に、前記特定の文字列に対する変換候補として前
    記指定変換候補の表示を指示することを特徴とする請求
    項1に記載の文字変換装置。
  6. 【請求項6】 前記変換候補指定部は、 前記指定変換候補を適用する電子文書の属性条件とし
    て、電子文書の作成時間帯を指定し、 前記文書属性情報取得部は、 作成対象の電子文書の作成開始時刻を示す文書属性情報
    を取得し、 前記変換処理部は、 前記作成対象の電子文書の文書属性情報に基づき前記作
    成対象の電子文書の作成開始時刻が前記変換候補指定部
    により指定された作成時間帯に合致するか否かを判断
    し、前記文字列入力部より前記特定の文字列が入力され
    たか否かを判断し、前記作成対象の電子文書の作成開始
    時刻が前記変換候補指定部により指定された作成時間帯
    に合致し、前記文字列入力部より前記特定の文字列が入
    力された場合に、前記特定の文字列に対する変換候補と
    して前記指定変換候補の表示を指示することを特徴とす
    る請求項1に記載の文字変換装置。
  7. 【請求項7】 電子文書は、所定の送信先に送信される
    場合があり、 前記変換候補指定部は、 前記指定変換候補を適用する電子文書の属性条件とし
    て、電子文書の送信時間帯を指定し、 前記文書属性情報取得部は、 作成対象の電子文書の送信予定時刻を示す文書属性情報
    を取得し、 前記変換処理部は、 前記作成対象の電子文書の文書属性情報に基づき前記作
    成対象の電子文書の送信予定時刻が前記変換候補指定部
    により指定された送信時間帯に合致するか否かを判断
    し、前記文字列入力部より前記特定の文字列が入力され
    たか否かを判断し、前記作成対象の電子文書の送信予定
    時刻が前記変換候補指定部により指定された送信時間帯
    に合致し、前記文字列入力部より前記特定の文字列が入
    力された場合に、前記特定の文字列に対する変換候補と
    して前記指定変換候補の表示を指示することを特徴とす
    る請求項1に記載の文字変換装置。
  8. 【請求項8】 電子文書の作成において文字列の変換候
    補を少なくとも一つ以上表示し、表示した変換候補の中
    から選択された変換候補に従って文字列を変換する文字
    変換方法であって、 特定の文字列について、特定の変換候補を指定変換候補
    として指定するとともに、前記指定変換候補を適用する
    電子文書の属性条件を指定する変換候補指定ステップ
    と、 作成対象の電子文書の属性を示す文書属性情報を取得す
    る文書属性情報取得ステップと、 文字列を入力する文字列入力ステップと、 前記作成対象の電子文書の文書属性情報に基づき前記作
    成対象の電子文書が前記変換候補指定ステップにより指
    定された属性条件に合致するか否かを判断し、前記文字
    列入力ステップより前記特定の文字列が入力されたか否
    かを判断し、前記作成対象の電子文書が前記変換候補指
    定ステップにより指定された属性条件に合致し、前記文
    字列入力ステップより前記特定の文字列が入力された場
    合に、前記特定の文字列に対する変換候補として前記指
    定変換候補の表示を指示する変換処理ステップと、 前記変換処理ステップからの指示に基づき、前記特定の
    文字列に対する変換候補として前記指定変換候補を表示
    する表示ステップとを有することを特徴とする文字変換
    方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008310571A (ja) * 2007-06-14 2008-12-25 Oki Electric Ind Co Ltd 文字列入力装置、文字列入力方法およびプログラム
JP2010231731A (ja) * 2009-03-30 2010-10-14 Nec Corp 会議管理システム、会議管理方法、プログラム

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