JP2008310571A - 文字列入力装置、文字列入力方法およびプログラム - Google Patents

文字列入力装置、文字列入力方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】送信先に応じて変換候補となり得る適切な文字列を提示することで、入力作業の負担を容易に軽減可能な文字列入力装置を提供する。
【解決手段】文字列の送信先を送信先情報として入力するための送信先情報入力部110と、文字列を入力するための文字列入力部と、入力された文字列を対応する文字列に変換する文字列変換部170と、入力された文字列および変換された文字列を各々に入力文字列および出力文字列として、送信先情報に関連付けて記憶する学習記憶部150と、入力された文字列の変換候補として、入力された文字列に関連する入力文字列と、入力された送信先情報に一致する送信先情報と、に関連付けて記憶された少なくとも1つの出力文字列を抽出する文字列抽出部と、入力された文字列に対応する変換後の文字列を入力するために、少なくとも1つの抽出された出力文字列を出力する文字列出力部と、を備える。
【選択図】図7

Description

本発明は、文字列入力装置、文字列入力方法およびプログラムに関する。
従来、文字列の入力処理に際して入力作業の負担を軽減するための装置が提案されている。例えば、PC(Personal Computer)、ワードプロセッサー、携帯電話、PDA(Personal Digital Assistant)などでは、文字などが割当てられた複数のキーを用いて変換に必要な文字を入力し、所望の文字列を得る入力方法が採用されている。例えば、キーを用いて1文字を入力して変換キーを押下すると、入力された文字に関連する少なくとも1つ以上の文字列が辞書から抽出されて表示される。そして、所望の文字列を選択して確定キーを押下することで、少ないキー操作で所望の文字列を迅速に入力することができる。特に、入出力インターフェースが小型化されている小型情報処理端末では、文字列の入力形態および表示形態などに応じて操作性が低下する傾向にあり、入力作業の負担の軽減が設計上の重要な要求事項となる場合がある。
下記特許文献1には、入力された文節の意味を解釈し、知識データベースを用いて後続の文節群を予測して提示する、日本語文章作成装置が開示されている。下記特許文献2には、入力された文字列に後続可能な変換候補となる文字列を予測して提示する文字入力装置が開示されている。本文字入力装置では、作成時刻の新しいものから所定数の変換候補を提示することで、入力作業の負担が軽減される。
下記特許文献3には、文字などの変換対象を1または2以上の変換候補に変換処理する場合に、時間情報を関連付けて変換処理の効率化を図る情報処理装置が開示されている。本情報処理装置では、時間情報を用いて、例えば文字「お」を入力して変換キーを押下すると、朝であれば「おはよう」、夜であれば「おやすみ」という文字列が優先的に表示される。
下記特許文献4には、利用者が宛先の関連情報を予めデータベースに入力しておき、入力された宛先に応じてメッセージ入力画面の仕様などを変更することで、誤った宛先や内容の電子メールの送信を防止する、電子メール作成装置が開示されている。本電子メール作成装置では、関連情報を用いて、メッセージの入力に際して適用される漢字変換のレベルや言葉遣いの監視モードが適宜変更される。
特開昭63−768号公報 特開平09−114817号公報 特開2004−5379号公報 特開2004−145418号公報
ところで、電子メール、チャット、メッセンジャー、電子掲示板などの送信先に送信するための文字列を入力する際には、送信先との間の取引関係や交際関係などの社会的な関係に応じて、特定の文字列や文体を利用する場合がある。このような場合には、変換対象として入力された少なくとも1つの文字を含む文字列に対して、送信先に応じて、変換候補となり得る文字列が適切に提示されれば、所望の文字列を容易に選択することができ、入力作業の負担を軽減することができる。
しかしながら、上記特許文献3に記載の装置では、例えば挨拶文など、時間情報に関連したごく一部の文字列に対して変換処理の効率化が図られるのみであり、送信先に応じて変換処理の最適化を図り、入力作業の負担を軽減することはできない。
上記特許文献4に記載の装置では、送信対象となる文字列の入力に際して、送信先に応じて漢字変換のレベルや言葉遣いの監視モードに関する変換条件を変更することで、誤った内容の文字列の送信を防止することができる。しかし、あくまでも、予め設定された変換条件のいずれかを送信先に応じて選択するものであり、変換候補となり得る文字列を個別の送信先に応じて適切に提示するものではない。また、変換条件の選択に用いるために、送信先に関する関連情報を予め入力(設定)しておく必要がある。このため、上記特許文献4に記載の装置では、送信先に応じて変換処理の最適化を容易に図ることができない。
また、例えば上記特許文献1〜4に記載の従来技術による装置では、変換処理の効率化が可能となる一方で、文字列入力装置の学習(予測)機能を悪用することで、入力した情報が推測されてしまう場合がある。例えば、変換対象として任意の文字列を入力して変換処理を行うと、変換対象に関連する変換候補となり得る文字列が学習記憶(辞書)部から抽出されて表示される。ここで、学習記憶部には過去に行われた変換処理の履歴を含む情報が記憶されているので、変換対象に対して提示された変換候補となり得る文字列から過去に入力された情報を推測することができる。
本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、送信先に応じて変換候補となり得る適切な文字列を提示することで、入力作業の負担を容易に軽減可能な、新規かつ改良された、文字列入力装置、文字列入力方法およびプログラムを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、送信対象となる文字列を入力するための文字列入力装置が提供される。本文字列入力装置は、文字列の送信先を送信先情報として入力するための送信先情報入力部と、少なくとも1つの文字を含む文字列を入力するための文字列入力部と、入力された文字列を対応する文字列に変換する文字列変換部と、入力された文字列および変換された文字列を各々に入力文字列および出力文字列として、送信先情報もしくは送信先情報の属性に関連付けて記憶する学習記憶部と、入力された文字列の変換候補として、入力された文字列に関連する入力文字列と、入力された送信先情報もしくは送信先情報の属性に一致する送信先情報もしくは送信先情報の属性と、に関連付けて記憶された少なくも1つの出力文字列を抽出する文字列抽出部と、入力された文字列に対応する変換後の文字列を入力するために、少なくとも1つの抽出された出力文字列を出力する文字列出力部と、を備える。
かかる構成によれば、文字列および文字列の送信先情報が入力され、入力された文字列が対応する文字列に変換される。入力された文字列および変換された文字列は、各々に入力文字列および出力文字列として、送信先情報もしくはその属性に関連付けて記憶される。ここで、新たに文字列が入力されると、入力された文字列の変換候補として、入力された文字列に関連する入力文字列と、入力された送信先情報もしくはその属性に一致する送信先情報もしくはその属性と、に関連付けて記憶されている少なくとも1つの出力文字列が抽出される。そして、抽出された出力文字列が出力され、出力された出力文字列のいずれかが新たに入力された文字列に対応する変換後の文字列として入力される。これにより、送信先情報として入力された送信先に応じて、変換候補となり得る適切な文字列が提示されるので、入力作業の負担を容易に軽減することができる。
また、上記文字列入力装置は、送信先情報を予め設定された許可条件とともに記憶する送信先情報記憶部と、許可条件を満たす場合にのみ入力された送信先情報を有効な送信先情報として判定する送信先情報判定部と、を備え、学習記憶部は、入力された文字列および変換された文字列を各々に入力文字列および出力文字列として、有効な送信先情報もしくは有効な送信先情報の属性にのみ関連付けて記憶し、文字列抽出部は、入力された文字列の変換候補として、入力された文字列に関連する入力文字列と、有効な送信先情報もしくは有効な送信先情報の属性に一致する送信先情報もしくは送信先情報の属性と、に関連付けて記憶された少なくも1つの出力文字列のみを抽出するようにしてもよい。
かかる構成によれば、送信先情報が許可条件とともに記憶されており、許可条件を満たす場合にのみ入力された送信先情報が有効な送信先情報として判定される。そして、入力された文字列および変換された文字列は、各々に入力文字列および出力文字列として、有効な送信先情報もしくはその属性にのみ関連付けて記憶される。入力された文字列の変換候補として、入力された文字列に関連する入力文字列と、入力された有効な送信先情報またはその属性に一致する送信先情報もしくはその属性と、に関連付けて記憶されている少なくとも1つの出力文字列のみが抽出される。これにより、許可条件を満たす場合にのみ、送信先情報もしくはその属性に関連付けて記憶されている出力文字列が出力されるので、学習機能を悪用して変換候補となり得る文字列から過去に入力された情報を推測することを防止することができる。
また、上記学習記憶部は、入力された文字列に関連する入力文字列と、入力された文字列に対応する変換後の文字列として選択された出力文字列とを、変換の履歴に関する変換履歴情報および送信先情報もしくは送信先情報の属性に関連付けて記憶し、文字列出力部は、変換履歴情報に基づいて、少なくとも1つの抽出された出力文字列を出力するようにしてもよい。
かかる構成によれば、入力された文字列に関連する入力文字列と、入力された文字列に対応する変換後の文字列として選択された出力文字列とが、変換履歴情報および送信先情報もしくはその属性に関連付けて記憶される。そして、入力された文字列の変換候補として、入力された文字列に関連する入力文字列と、入力された送信先情報もしくはその属性に一致する送信先情報もしくはその属性と、に関連付けて記憶されている、少なくとも1つの出力文字列が抽出され、抽出された出力文字列が変換履歴情報に基づいて出力される。これにより、例えば、変換の頻度や最新日時などの変換履歴情報に基づいて、変換候補となり得る適切な文字列が提示されるので、入力作業の負担を容易に軽減することができる。
上記課題を解決するために、本発明の他の観点によれば、送信対象となる文字列を入力するための文字列入力方法が提供される。本文字列入力方法は、入力された文字列および入力された文字列に対応するように変換された文字列を各々に入力文字列および出力文字列として、文字列の送信先を表す送信先情報もしくは送信先情報の属性に関連付けて記憶する学習記憶ステップと、入力された文字列の変換候補として、入力された文字列に関連する入力文字列と、入力された送信先情報もしくは送信先情報の属性に一致する送信先情報もしくは送信先情報の属性と、に関連付けて記憶された少なくも1つの出力文字列を抽出する文字列抽出ステップと、入力された文字列に対応する変換後の文字列を入力するために、少なくとも1つの抽出された出力文字列を出力する文字列出力ステップと、を含む。
かかる方法によれば、文字列および文字列の送信先情報が入力され、入力された文字列が対応する文字列に変換される。入力された文字列および変換された文字列は、各々に入力文字列および出力文字列として、送信先情報もしくはその属性に関連付けて記憶される。ここで、新たに文字列が入力されると、入力された文字列の変換候補として、入力された文字列に関連する入力文字列と、入力された送信先情報もしくはその属性に一致する送信先情報もしくはその属性と、に関連付けて記憶されている少なくとも1つの出力文字列が抽出される。そして、抽出された出力文字列が出力され、出力された出力文字列のいずれかが新たに入力された文字列に対応する変換後の文字列として入力される。
また、本発明のさらなる観点によれば、コンピュータを上記第1の観点に係る文字列入力装置として機能させるためのプログラムと、そのプログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体が提供される。ここで、プログラムはいかなるプログラム言語により記述されていてもよい。また、記録媒体としては、例えば、CD−ROM、DVD−ROM、フレキシブルディスクなど、プログラムを記録可能な記録媒体として現在一般に用いられている記録媒体、あるいは将来用いられるいかなる記録媒体をも採用することができる。
本発明によれば、送信先に応じて変換候補となり得る適切な文字列を提示することで、入力作業の負担を容易に軽減可能な、文字列入力装置、文字列入力方法およびプログラムを提供することができる。
以下に、添付した図面を参照しながら、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、本明細書および図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
(従来の文字列入力装置)
はじめに、図1〜図6を参照しながら、従来の文字列入力装置について説明する。図1は、従来の文字列入力装置の構成例を示す説明図である。図2〜図4は、従来の文字列入力装置における基本辞書部、学習辞書部および変換履歴記憶部のデータ構成例を各々に示す説明図である。図5および図6は、従来の文字列入力装置における文字列入力処理の一例を示す説明図である。
(従来の文字列入力装置の構成)
図1に示すように、従来の文字列入力装置10は、例えば、送信先情報入力部11、送信先情報記憶部12、基本辞書部14、学習辞書部15、変換履歴記憶部16、文字列変換部17、文字列学習部18、文章記憶部19および文章出力部20を含んで構成される。ここで、文字列入力装置10では、例えば、電子メール、電子掲示板などの送信先に送信するための文章を構成する文字列が入力される。
送信先情報入力部11は、送信対象となる文章の送信先を表す送信先情報を入力するための機能構成部であり、例えば、液晶表示パネルなどの出力手段、入力ボタンなどの入力手段、制御処理回路などの制御手段を含んで構成される。送信先情報入力部11では、送信先情報が直接入力されてもよく、送信先情報記憶部12に記憶されている送信先情報の一部または全てが選択されてもよい。
送信先情報記憶部12は、電子メールアドレス、URL(Uniform Resource Locator)など送信先を表す送信先情報、およびその属性に関する情報などを記憶する機能構成部であり、例えば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリなどを含む記憶手段として構成される。送信先情報記憶部12では、送信先情報入力部11を介して入力された送信先情報が随時記憶されてもよく、登録処理などにより予め登録された送信先情報が記憶されてもよい。送信先情報記憶部12は、例えば、電子メール機能付き携帯電話の場合において、電話番号とともに電子メールアドレスを記憶可能な電話帳機能に相当する。
基本辞書部14は、少なくとも1つの文字を含む入力文字列と、入力文字列に対応する少なくとも1つの文字を含む出力文字列とを互いに関連付けて記憶する機能構成部であり、例えば、ROM(Read Only Memory)、HDD(Hard Disk Drive)などを含む記憶手段として構成される。基本辞書部14では、入力文字列、出力文字列および相互の関連付けに関する情報が固定された情報として記憶されている。
基本辞書部14は、例えば、図2に示すようなデータ構成を有している。図2に示すデータ構成例によれば、基本辞書部14は、入力文字列「こうきゅう」、出力文字列「高級」および相互の関連付けに関する情報を固定された情報として記憶している。
学習辞書部15は、基本辞書部14と同様に、入力文字列と、入力文字列に対応する出力文字列とを互いに関連付けて記憶する機能構成部であり、例えば、RAM、フラッシュメモリなどを含む記憶手段として構成される。学習辞書部15では、基本辞書部14とは異なり、入力文字列、出力文字列および相互の関連付けに関する情報が固定されていない情報として記憶されている。これにより、入力文字列、出力文字列および相互の関連付けに関する情報を追加・削除・更新するなど、適宜に変更することができる。
学習辞書部15は、例えば、図3に示すようなデータ構成を有している。図3に示すデータ構成例によれば、学習辞書部15は、入力文字列「こうえん」に対応する出力文字列として、「公園」、「講演」、「こうえん(park)」を関連付けて、また、入力文字列「こうきゅう」に対応する出力文字列として、「硬球」、「公休」、「こうきゅう(hardball)」を関連付けて記憶している。すなわち、1つの入力文字列に対応して少なくとも1つの出力文字列を関連付けて記憶している。
変換履歴記憶部16は、入力文字列および入力文字列に対応する出力文字列とともに、出力文字列の変換履歴情報、例えば、変換の頻度や最終日時などを関連付けて記憶する機能構成部であり、例えば、RAM、フラッシュメモリなどを含む記憶手段として構成される。変換履歴記憶部16では、入力文字列、出力文字列、変換履歴情報および相互の関連付けに関する情報が、学習辞書部15と同様に、固定されていない情報として記憶されている。これにより、入力文字列、出力文字列、変換履歴情報および相互の関連付けに関する情報を追加・削除・更新するなど、適宜に変更することができる。
変換履歴記憶部16は、例えば、図4に示すようなデータ構成を有している。図4に示すデータ構成例によれば、変換履歴記憶部16は、入力文字列「こうえん」に対応する出力文字列「公園」、「講演」、「こうえん(park)」を、変換の頻度を表す変換履歴情報「15」、「8」および「1」に各々に関連付けて記憶している。また、入力文字列「こうきゅう」に対応する出力文字列「硬球」、「高級」、「公休」、「こうきゅう(hardball)」を、変換履歴情報「10」、「5」、「4」および「1」に各々に関連付けて記憶している。なお、図4に示すデータ構成例では、変換履歴情報の一例として変換の頻度が示されているが、変換履歴情報として変換の頻度以外の情報を同様に用いることもできる。
文字列変換部17は、文字列を入力するための機能および入力された文字列を出力文字列に変換する機能を主として含む機能構成部であり、例えば、液晶表示パネルなどの出力手段、入力ボタンなどの入力手段、制御処理回路などの制御手段を含んで構成される。
文字列変換部17は、入力された文字列の変換処理に際して、基本辞書部14、学習辞書部15および変換履歴記憶部16を用いて、入力された文字列に関連する入力文字列に対応する出力文字列を抽出する。そして、抽出された出力文字列を出力し、利用者に変換後の出力文字列のいずれかを選択させ、選択された出力文字列を文章記憶部19に伝達するとともに、選択された出力文字列に関する変換情報を文字列学習部18に伝達する。
文字列学習部18は、入力文字列、入力文字列に対応して変換後の文字列として選択された出力文字列および変換履歴情報を用いて、学習辞書部15および変換履歴記憶部16に記憶されているデータの内容を変更する機能構成部であり、例えば、制御処理回路などを含む制御手段として構成される。
文章記憶部19は、例えば、入力文字列に対応して変換後の文字列として選択された出力文字列を随時記憶する、すなわち、作成中の文章を記憶する機能構成部であり、例えば、RAM、フラッシュメモリなどを含む記憶手段として構成される。
文章出力部20は、文章記憶部19に記憶された文章を出力する機能構成部であり、液晶表示パネルなどの出力手段、制御処理回路などの制御手段を含んで構成される。文章出力部20は、さらに、図示されていない文章送信機能を有する送信処理部などに送信対象となる文章に関する情報を出力する。
(文字列入力処理の一例)
以下では、図5および図6を参照しながら、従来の文字列入力装置10における文字列入力処理の一例について説明する。なお、基本辞書部14、学習辞書部15および変換履歴記憶部16は、図2〜図4に示すようなデータ構成を各々に有するものとする。
従来の文字列入力装置10を用いて、まず、例えば「こ」という文字が利用者により入力されると、文字列変換部17は、基本辞書部14および学習辞書部15のデータを参照し、入力された文字「こ」を先頭に含む入力文字列を検索する。
なお、以下では、説明の便宜上、入力された文字(列)を先頭に含む入力文字列を、入力された文字(列)に関連する入力文字列として取り扱う場合について説明する。しかしながら、例えば、入力された文字列を含む入力文字列、または入力された文字列と何らかの関連性を有する文字、記号、数字またはこれらの組合せなどを、入力された文字列に関連する入力文字列として取り扱うようにしてもよい。
基本辞書部14には、文字「こ」を先頭に含む入力文字列である「こうきゅう」が出力文字列「高級」に関連付けて記憶されている。また、学習辞書部15には、同様に入力文字列「こうえん」および「こうきゅう」が出力文字列「公園」、「講演」、「こうえん(park)」および「硬球」、「公休」、「こうきゅう(hardball)」に各々に関連付けて記憶されている。ここで、文字「こ」に対応して変換候補となり得る複数の出力文字列が記憶されているので、文字列変換部17は、変換履歴記憶部16のデータを参照し、文字「こ」を先頭に含む入力文字列を検索する。
変換履歴記憶部16には、文字「こ」を先頭に含む入力文字列である「こうえん」および「こうきゅう」のいずれかに対応する出力文字列「公園」、「硬球」、「講演」、「高級」、「公休」、「こうえん(park)」および「こうきゅう(hardball)」が変換の頻度「15」、「10」、「8」、「5」、「4」、「1」および「1」に各々に関連付けて記憶されている。このため、文字列変換部17は、文字「こ」に対応して変換候補となり得るこれらの出力文字列を、図5に示すように、変換の頻度に基づいて、例えば文字列変換部17の出力手段などに出力する。
つぎに、例えば「こうえ」という文字列が利用者により入力されると、文字列変換部17は、基本辞書部14および学習辞書部15のデータを参照し、入力された文字列「こうえ」を先頭に含む入力文字列を検索する。
基本辞書部14には、文字列「こうえ」を先頭に含む入力文字列が記憶されていない。また、学習辞書部15には、入力文字列「こうえん」が出力文字列「公園」、「講演」および「こうえん(park)」に関連付けて記憶されている。ここで、文字列「こうえ」に対応して変換候補となり得る複数の出力文字列が記憶されているので、文字列変換部17は、変換履歴記憶部16のデータを参照し、文字列「こうえ」を先頭に含む入力文字列を検索する。
変換履歴記憶部16には、文字列「こうえ」を先頭に含む入力文字列である「こうえん」に対応する出力文字列「公園」、「講演」および「こうえん(park)」が変換の頻度「15」、「8」および「1」に各々に関連付けて記憶されている。このため、文字列変換部17は、文字列「こうえ」に対応して変換候補となり得るこれらの出力文字列を、図6に示すように、変換の頻度に基づいて、例えば文字列変換部17の出力手段などに出力する。
以上説明したように、従来の文字列入力装置10では、変換候補となり得る文字列の抽出に際して、送信先情報が参照されないので、送信先に応じて変換処理の最適化を図り、入力作業の負担を容易に軽減することができない。
また、入力された文字もしくは文字列に対して変換候補となり得る文字列が辞書から無作為に抽出されて表示されてしまう。このために、学習機能を悪用して変換候補となり得る文字もしくは文字列から入力した情報が推測されてしまう場合がある。
(本実施形態に係る文字列入力装置)
つぎに、本発明の一実施形態に係る文字列入力装置について説明する。図7は、本実施形態に係る文字列入力装置の構成例を示す説明図である。図8および図9は、本実施形態に係る文字列入力装置における学習辞書部および変換履歴記憶部のデータ構成例を各々に示す説明図である。図10は、本実施形態に係る文字列入力装置の文字列入力処理のフローの一例を示すフロー図である。図11および図12は、本実施形態に係る文字列入力装置における文字列入力処理の一例を示す説明図である。
(本実施形態に係る文字列入力装置の構成)
図7に示すように、本実施形態に係る文字列入力装置100は、図1に示す従来の文字列入力装置100とほぼ同様な機能構成部を含んで構成される。このために、以下では、従来の文字列入力装置10と重複する説明については省略する。
送信先情報入力部110では、送信対象となる文章の送信先を表す送信先情報が利用者により入力または選択される。送信先情報記憶部120は、例えば、パスワード、バイオメトリクスなどの認証情報など、利用者により予め設定された許可条件とともに送信先情報、およびその属性に関する情報などを記憶している。
送信先情報判定部130は、入力または選択された送信先情報と記憶されている送信先情報とを比較し、許可条件を満たす場合にのみ、入力または選択された送信先情報を有効な送信先情報として判定する。このために、送信先情報の入力または選択に際して、送信先情報判定部130または他の機能構成部を介して、認証情報などが予め入力される。
送信先情報の判定のために、例えば、入力された認証情報が許可条件を満たさない場合には、記憶されている送信先情報の一部または全部を不可視にして選択不能にすることができる。また、送信先情報とともに認証情報を入力させ、入力された送信先情報および認証情報の組合せに一致する送信先情報および認証情報の組合せが記憶されている場合にのみ、入力された送信先情報を有効な送信先情報として判定することができる。なお、入力または選択された送信先情報は、図示されていない送信処理部に対して、その有効性にかかわらずに伝達される。一方、文字列変換部170に対しては、有効な送信先情報のみが伝達されてもよく、その有効性にかかわらずに送信先情報が伝達されてもよい。
ここで、文字列変換部170には、送信先情報の代わりに、送信先情報の属性が伝達されてもよい。例えば、電子メール機能付き携帯電話の電話帳機能において、複数の送信先をグループ化するグループ化機能が利用可能である場合には、グループ化情報など送信先情報に割当てられた属性が文字列変換部170に伝達されてもよい。また、例えば、電話帳機能において、単一の送信先(人、組織など)に対して複数の送信先情報を登録可能である場合には、単一の送信先に対して登録された複数の送信先情報に共通する属性が文字列変換部170に伝達されてもよい。
学習辞書部150は、入力文字列および入力文字列に対応する出力文字列とともに、送信先情報もしくはその属性を関連付けて記憶している。すなわち、入力文字列と、入力文字列に対応して変換後の文字列として選択された出力文字列とが、変換処理の対象とされた送信先毎の情報もしくはその属性に関連付けて記憶されている。
図8には、学習辞書部150のデータ構成例が示されている。図8に示すデータ構成例によれば、学習辞書部150は、入力文字列「こうえん」および「こうきゅう」に各々に対応する出力文字列「公園」および「硬球」とともに、送信先情報もしくはその属性に相当する送信先識別子「U1」を関連付けて記憶している。また、入力文字列「こうえん」および「こうきゅう」に各々に対応する出力文字列「講演」および「公休」とともに、送信先識別子「U2」を関連付けて記憶している。また、入力文字列「こうえん」および「こうきゅう」に各々に対応する出力文字列「こうえん(park)」および「こうきゅう(hardball)」とともに、送信先識別子「U3」を関連付けて記憶している。
変換履歴記憶部160は、入力文字列、入力文字列に対応する出力文字列、および変換履歴情報とともに、学習辞書部150と同様に、送信先情報もしくはその属性を関連付けて記憶している。すなわち、入力文字列と、入力文字列に対応して変換後の文字列として選択された出力文字列と、変換履歴情報とが、変換処理の対象とされた送信先毎の情報もしくはその属性に関連付けて記憶されている。
図9には、変換履歴記憶部160のデータ構成例が示されている。図9に示すデータ構成例によれば、変換履歴記憶部160は、入力文字列「こうえん」、「こうきゅう」および「こうきゅう」に各々に対応する出力文字列「公園」、「硬球」および「高級」、変換の頻度「15」、「10」および「3」とともに、送信先識別子「U1」を関連付けて記憶している。また、入力文字列「こうえん」、「こうきゅう」および「こうきゅう」に対応する出力文字列「講演」、「公休」および「高級」、変換の頻度「8」、「4」および「2」とともに、送信先識別子「U2」を関連付けて記憶している。また、入力文字列「こうえん」および「こうきゅう」に対応する出力文字列「こうえん(park)」および「こうきゅう(hardball)」、変換の頻度「1」および「1」とともに、送信先識別子「U3」を関連付けて記憶している。
文字列変換部170は、入力された文字列の変換処理に際して、基本辞書部140を用いて、入力された文字列に関連する入力文字列に対応する出力文字列を抽出する。また、文字列変換部170は、学習辞書部150および変換履歴記憶部160を用いて、入力された文字列に関連する入力文字列であって、入力された有効な送信先情報もしくはその属性に一致する送信先情報もしくはその属性に関連付けて記憶されている入力文字列に対応する出力文字列を抽出し、抽出された出力文字列を出力する。なお、変換履歴記憶部160に記憶されている出力文字列は、変換履歴情報に基づいて出力される。そして、利用者に変換後の出力文字列のいずれかを選択させ、選択された出力文字列を文章記憶部190に伝達するとともに、選択された出力文字列に関する変換情報を文字列学習部180に伝達する。
ここで、入力された送信先情報が有効な送信先情報であると判定されなかった場合には、学習辞書部150および変換履歴記憶部160を用いて、入力された文字列に対応する出力文字列を抽出することができない。よって、この場合には、入力された文字列の変換処理に際して、基本辞書部140のみが用いられることになる。
文字列学習部180は、入力文字列、入力文字列に対応して変換後の文字列として選択された出力文字列、変換履歴情報および送信先情報もしくはその属性を用いて、学習辞書部150および変換履歴記憶部160に記憶されているデータの内容を変更する。
以上、本実施形態に係る文字列入力装置100の構成例について説明した。ここで、文字列変換部170は、文字列入力部、文字列抽出部および文字列出力部としての機能を含む。また、学習辞書部150および変換履歴記憶部160は、学習記憶部としての機能を含む。
また、本実施形態に係る文字列入力装置100において、送信先情報入力部110、送信先情報判定部130、文字列変換部170、文字列学習部180および文章出力部200に含まれる制御手段は、例えば専用の制御処理回路などを含んで構成されてもよい。あるいは、コンピュータプログラムを実行するプロセッサ、そのプログラムおよびデータを記憶するRAM、ROMなどの記憶部などを含んで構成されてもよい。
また、本実施形態に係る文字列入力装置100に含まれる機能構成部の各々について、上記説明では個別に説明したが、実際上は機能構成部の各々が明確に区分され、独立して設けられなくてもよい。例えば、送信先情報入力部110、送信先情報判定部130、文字列変換部170、文字列学習部180および文章出力部200に含まれる制御手段が単一のプロセッサおよび記憶部により構成されてもよく、送信先情報入力部110、文字列変換部170および文章出力部200の出力手段が単一の液晶表示パネルなどにより構成されてもよい。
さらに、本実施形態に係る文字列入力装置100に含まれる機能構成部の一部が通信網により接続されて外部に配置されてもよく、外部に配置された機能構成部の一部が複数の文字列入力装置100により共有して利用されてもよい。
(文字列入力処理のフロー)
以下では、図10を参照しながら、本実施形態に係る文字列入力装置100の文字列入力処理のフローの一例について説明する。
図10に示すように、文字列入力処理に際して、まず、送信先アドレスなどの送信先情報が送信先情報入力部110を介して利用者により入力される。図10に示す処理では、送信先情報記憶部120に記憶されている送信先アドレスが出力され(S2)、出力された送信先アドレスの一部または全てが利用者により選択される(S4)場合が想定されている。しかし、送信先アドレスが利用者により直接入力される場合についても、実質的に同様に後続処理が行われる。
送信先アドレスが入力(選択)されると、入力された送信先アドレスに含まれる送信先情報(例えば、送信先識別子など)が許可条件を満たす送信先情報であるか否かが送信先情報判定部130により判定される(S6)。送信先情報判定部130は、入力された送信先情報が許可条件を満たす場合には有効な送信先情報もしくはその属性として、許可条件を満たさない場合には無効な送信先情報として、文字列変換部170に通知する(S8、S10)。
送信先情報が通知されると、文字列変換部170を介して利用者により文字列が入力され(S12)、入力された文字列に関する変換処理が開始される。文字列の変換処理に際して、まず、文字列変換部170は、有効な送信先情報が通知されているか否かを判断する(S14)。
有効な送信先情報が通知されていると判断された場合には、文字列変換部170は、学習辞書部150および変換履歴記憶部160を用いて、送信先情報もしくはその属性の条件を満たし、入力された文字列の変換候補となり得る出力文字列が記憶されているか否かを判断する(S16)。
変換候補となり得る出力文字列が記憶されていると判断された場合には、文字列変換部170は、該当する出力文字列を学習辞書部150および変換履歴記憶部160から抽出し(S18)、抽出された出力文字列を出力する(S20)。抽出された出力文字列が出力されると、変換後の文字列として出力文字列のいずれかが文字列変換部170を介して利用者により選択される(S22)。
なお、図10に示す処理フローには示されていないが、出力された出力文字列の中に所望の文字列が存在しない場合など、出力文字列のいずれもが選択されない場合には、入力された文字列に対する変換処理が中止される。そして、変換処理が中止されると、利用者により、入力された文字列自体を変換後の文字列として選択する、または変換対象となる文字列を再入力するなどの操作が行われる。
ステップS22において、出力文字列のいずれかが変換後の文字列として選択されると、選択された出力文字列に関して変換履歴記憶部160に記憶されている変換履歴情報が更新される(S24)。具体的には、入力文字列、選択された出力文字列および送信先情報が文字列変換部170により文字列学習部180に伝達される。これにより、文字列学習部180は、該当する入力文字列、出力文字列および送信先情報に関連付けて変換履歴記憶部160に記憶されている変換履歴情報について、例えば、変換の頻度および最終日時に関する情報を更新するなど、適切な処理を施す。
一方、ステップS16において、変換候補となり得る出力文字列が記憶されていないと判断された場合には、文字列変換部170は、変換候補となり得る出力文字列を基本辞書部140から抽出し(S26)、抽出された出力文字列を出力する(S28)。抽出された出力文字列が出力されると、出力文字列のいずれかが変換後の文字列として文字列変換部170を介して利用者により選択される(S30)。なお、出力文字列のいずれもが選択されない場合には、ステップS22と同様な処理および操作が行われる。
そして、出力文字列のいずれかが変換後の文字列として選択されると、選択された出力文字列に関して学習辞書部150および変換履歴記憶部160に記憶されているデータの内容が変更される(S32)。具体的には、入力文字列、選択された出力文字列および送信先情報もしくはその属性が文字列変換部170により文字列学習部180に伝達される。文字列学習部180は、伝達された情報に基づいて、入力文字列、出力文字列および送信先情報もしくはその属性の新たな組合せを学習辞書部150に記憶させる。また、文字列学習部180は、伝達された情報に基づいて、入力文字列、出力文字列、送信先情報もしくはその属性、および変換履歴情報の新たな組合せを変換履歴記憶部160に記憶させる。
他方、ステップS14において、有効な送信先情報が通知されていないと判断された場合には、文字列変換部170は、変換候補となり得る出力文字列を基本辞書部140から抽出し(S34)、抽出された出力文字列を出力する(S36)。抽出された出力文字列が出力されると、出力文字列のいずれかが変換後の文字列として文字列変換部170を介して利用者により選択される(S38)。なお、出力文字列のいずれもが選択されない場合には、ステップS22と同様な処理および操作が行われる。
そして、ステップS24、S32およびS38の後続処理として、変換後の文字列が選択されると、送信対象となる文字列の入力が行われ(S40)、送信対象となる文字列が文章記憶部190に記憶される。そして、送信対象となる文章の作成が完了されか否かが確認される(S42)。ここで、文章の作成が完了された場合には、文章に関する情報が送信処理部などに出力される(S44)。一方、文章の作成が完了されていない場合には、ステップS12に復帰して文字列の入力が繰返される。
(文字列入力処理の一例)
以下では、図11および図12を参照しながら、本実施形態に係る文字列入力装置100における文字列入力処理の一例について説明する。なお、基本辞書部140、学習辞書部150および変換履歴記憶部160は、図2、図8および図9に各々に示すようなデータ構成を有するものとする。
まず、送信対象となる文章の送信先として、送信先識別子「U2」を含む有効な送信先情報が入力または選択された場合について説明する。
本実施形態に係る文字列入力装置100を用いて、まず、例えば「こ」という文字が利用者により入力されると、文字列変換部170は、基本辞書部140および学習辞書部150のデータを参照し、入力された文字「こ」を先頭に含む入力文字列を検索する。
なお、以下では、説明の便宜上、入力された文字(列)を先頭に含む入力文字列を、入力された文字(列)に関連する入力文字列として取り扱う場合について説明する。しかしながら、例えば、入力された文字列を含む入力文字列、または入力された文字列と何らかの関連性を有する文字、記号、数字またはこれらの組合せなどを、入力された文字列に関連する入力文字列として取り扱うようにしてもよい。
基本辞書部140には、文字「こ」を先頭に含む入力文字列「こうきゅう」が出力文字列「高級」に関連付けて記憶されている。また、学習辞書部150には、同様に入力文字列「こうえん」および「こうきゅう」と、対応する出力文字列「講演」および「公休」とが、送信先識別子「U2」に各々に関連付けて記憶されている。ここで、文字「こ」に対応して変換候補となり得る複数の出力文字列が記憶されているので、文字列変換部170は、変換履歴記憶部160のデータを参照し、文字「こ」を先頭に含む入力文字列を検索する。
変換履歴記憶部160には、文字「こ」を先頭に含む入力文字列「こうえん」および「こうきゅう」と、入力文字列のいずれかに対応する出力文字列「講演」、「公休」および「高級」と、変換の頻度「8」、「4」および「2」とが、送信先識別子「U2」に各々に関連付けて記憶されている。このため、文字列変換部170は、文字「こ」に対応して変換候補となり得るこれらの出力文字列を、図11に示すように、変換の頻度に基づいて、例えば文字列変換部170の出力手段などに出力する。
つぎに、例えば「こうえ」という文字列が利用者により入力されると、文字列変換部170は、基本辞書部140および学習辞書部150のデータを参照し、入力された文字列「こうえ」を先頭に含む入力文字列を検索する。
基本辞書部140には、文字列「こうえ」を先頭に含む入力文字列が記憶されていない。また、学習辞書部150には、入力文字列「こうえん」と、対応する出力文字列「講演」とが、送信先識別子「U2」に関連付けて記憶されている。ここで、文字列「こうえ」に対応して変換候補となり得る出力文字列が1つのみ記憶されているので、文字列変換部170は、文字列「こうえ」に対応して変換候補となり得る出力文字列「講演」を、図12に示すように、例えば文字列変換部170の出力手段などに出力する。
つぎに、送信対象となる文章の送信先として、送信先識別子「U2」を含む無効な(有効ではない)送信先情報が入力または選択された場合について説明する。ここで、例えば「こ」という文字が利用者により入力された場合について説明する。
基本辞書部140には、文字「こ」を先頭に含む入力文字列「こうきゅう」が出力文字列「高級」に関連付けて記憶されている。しかし、送信先識別子「U2」が有効な送信先情報として判定されていないので、文字列変換部170は、学習辞書部150および変換履歴記憶部160を用いて、入力された文字列の変換候補となり得る出力文字列を抽出することができない。よって、文字列変換部170は、文字「こ」に対応して変換候補となり得る出力文字列「高級」のみを、例えば文字列変換部170の出力手段などに出力する。
以上、本発明の実施形態に係る文字列入力装置100および文字列入力方法について説明した。本実施形態に係る文字列入力装置100および文字列入力方法によれば、文字列および文字列の送信先情報が入力され、入力された文字列が対応する文字列に変換される。入力された文字列および変換された文字列は、各々に入力文字列および出力文字列として、送信先情報もしくはその属性に関連付けて記憶される。ここで、新たに文字列が入力されると、入力された文字列の変換候補として、入力された文字列に関連する入力文字列と、入力された送信先情報もしくはその属性に一致する送信先情報もしくはその属性と、に関連付けて記憶されている少なくとも1つの出力文字列が抽出される。そして、抽出された出力文字列が出力され、出力された出力文字列のいずれかが新たに入力された文字列に対応する変換後の文字列として入力される。これにより、送信先情報として入力された送信先に応じて、変換候補となり得る適切な文字列が提示されるので、入力作業の負担を容易に軽減することができる。
例えば、電子メール、電子掲示板などの利用に際しては、送信先に応じて、例えば公用時と私用時との間で、送信対象となる文章の文体を適宜変更する場合がある。また、特に日本語の文章では、文末表現により文体が決定され易い。このため、送信対象となる入力文字列の先頭に含まれる数文字分の文字列を入力することで、送信先に応じて変換候補となり得る適切な文字列が提示されれば、入力作業の負担を容易に軽減することができる。なお、本実施形態に係る文字列入力装置100および文字列入力方法の原理は、日本語による文章の入力処理に限られず、他の言語による文章の入力処理にも同様に適用可能なものである。
また、本実施形態に係る文字列入力装置100および文字列入力方法によれば、送信先情報が許可条件とともに記憶されており、許可条件を満たす場合にのみ入力された送信先情報が有効な送信先情報として判定される。そして、入力された文字列および変換された文字列は、各々に入力文字列および出力文字列として、有効な送信先情報もしくはその属性にのみ関連付けて記憶される。入力された文字列の変換候補として、入力された文字列に関連する入力文字列と、入力された有効な送信先情報もしくはその属性に一致する送信先情報もしくはその属性と、に関連付けて記憶されている少なくとも1つの出力文字列のみが抽出される。これにより、許可条件を満たす場合にのみ、送信先情報もしくはその属性に関連付けて記憶されている出力文字列が出力されるので、学習機能を悪用して変換候補となり得る文字列から過去に入力された情報を推測することを防止することができる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は係る例に限定されない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、上記実施形態の説明では、送信先情報もしくはその属性に関する条件を満たす出力文字列のみを提示する場合について説明した。しかしながら、本実施形態に係る文字列入力装置100および文字列入力方法は、学習機能を悪用される虞がなければ、送信先情報もしくはその属性に関する条件を満たす出力文字列とともに、当該条件を満たさない出力文字列を提示する場合についても同様に適用可能である。この場合には、例えば、当該条件を満たす出力文字列を優先的に提示するようにすれば、広範な選択枝の中から適切な文字列を選択することができる。
本発明は、文字列入力装置に関する技術に好適に利用可能であり、特に送信対象となる文字列を入力するための文字列入力装置に関する技術に好適に利用可能である。
従来の文字列入力装置の構成例を示す説明図である。 従来の文字列入力装置における基本辞書部のデータ構成例を示す説明図である。 従来の文字列入力装置における学習辞書部のデータ構成例を示す説明図である。 従来の文字列入力装置における変換履歴記憶部のデータ構成例を示す説明図である。 従来の文字列入力装置における文字列入力処理の一例を示す説明図である。 従来の文字列入力装置における文字列入力処理の一例を示す説明図である。 本実施形態に係る文字列入力装置の構成例を示す説明図である。 本実施形態に係る文字列入力装置における学習辞書部のデータ構成例を示す説明図である。 本実施形態に係る文字列入力装置における変換履歴記憶部のデータ構成例を示す説明図である。 本実施形態に係る文字列入力装置の文字列入力処理のフローの一例を示すフロー図である。 本実施形態に係る文字列入力装置における文字列入力処理の一例を示す説明図である。 本実施形態に係る文字列入力装置における文字列入力処理の一例を示す説明図である。
符号の説明
10、100 文字列入力装置
11、110 送信先情報入力部
12、120 送信先情報記憶部
130 送信先情報判定部
14、140 基本辞書部
15、150 学習辞書部
16、160 変換履歴記憶部
17、170 文字列変換部
18、180 文字列学習部
19、190 文章記憶部
20、200 文章出力部

Claims (7)

  1. 送信対象となる文字列を入力するための文字列入力装置であって、
    文字列の送信先を送信先情報として入力するための送信先情報入力部と、
    少なくとも1つの文字を含む文字列を入力するための文字列入力部と、
    前記入力された文字列を対応する文字列に変換する文字列変換部と、
    前記入力された文字列および前記変換された文字列を各々に入力文字列および出力文字列として、前記送信先情報もしくは前記送信先情報の属性に関連付けて記憶する学習記憶部と、
    前記入力された文字列の変換候補として、前記入力された文字列に関連する前記入力文字列と、前記入力された送信先情報もしくは前記送信先情報の属性に一致する前記送信先情報もしくは前記送信先情報の属性と、に関連付けて記憶された少なくとも1つの前記出力文字列を抽出する文字列抽出部と、
    前記入力された文字列に対応する変換後の文字列を入力するために、少なくとも1つの前記抽出された出力文字列を出力する文字列出力部と、
    を備えることを特徴とする、文字列入力装置。
  2. 前記送信先情報を予め設定された許可条件とともに記憶する送信先情報記憶部と、
    前記許可条件を満たす場合にのみ前記入力された送信先情報を有効な送信先情報として判定する送信先情報判定部と、
    を備え、
    前記学習記憶部は、前記入力された文字列および前記変換された文字列を各々に入力文字列および出力文字列として、前記有効な送信先情報もしくは前記有効な送信先情報の属性にのみ関連付けて記憶し、
    前記文字列抽出部は、前記入力された文字列の変換候補として、前記入力された文字列に関連する前記入力文字列と、前記有効な送信先情報もしくは前記有効な送信先情報の属性に一致する前記送信先情報もしくは前記送信先情報の属性と、に関連付けて記憶された少なくとも1つの前記出力文字列のみを抽出することを特徴とする、請求項1に記載の文字列入力装置。
  3. 前記学習記憶部は、前記入力された文字列に関連する前記入力文字列と、前記入力された文字列に対応する前記変換後の文字列として選択された出力文字列とを、変換の履歴に関する変換履歴情報および前記送信先情報もしくは前記送信先情報の属性に関連付けて記憶し、
    前記文字列出力部は、前記変換履歴情報に基づいて、少なくとも1つの前記抽出された出力文字列を出力することを特徴とする、請求項1に記載の文字列入力装置。
  4. 送信対象となる文字列を入力するための文字列入力方法であって、
    入力された文字列および前記入力された文字列に対応するように変換された文字列を各々に入力文字列および出力文字列として、文字列の送信先を表す送信先情報もしくは前記送信先情報の属性に関連付けて記憶する学習記憶ステップと、
    前記入力された文字列の変換候補として、前記入力された文字列に関連する前記入力文字列と、前記入力された送信先情報もしくは前記送信先情報の属性に一致する前記送信先情報もしくは前記送信先情報の属性と、に関連付けて記憶された少なくも1つの前記出力文字列を抽出する文字列抽出ステップと、
    前記入力された文字列に対応する変換後の文字列を入力するために、少なくとも1つの前記抽出された出力文字列を出力する文字列出力ステップと、
    を含むことを特徴とする、文字列入力方法。
  5. 前記送信先情報を予め設定された許可条件とともに記憶する送信先情報記憶ステップと、
    前記許可条件を満たす場合にのみ前記入力された送信先情報を有効な送信先情報として判定する送信先情報判定ステップと、
    を含み、
    前記学習記憶ステップは、入力された文字列および前記入力された文字列に対応するように変換された文字列を各々に入力文字列および出力文字列として、前記有効な送信先情報もしくは前記有効な送信先情報の属性にのみ関連付けて記憶し、
    前記文字列抽出ステップは、前記入力された文字列の変換候補として、前記入力された文字列に関連する前記入力文字列と、前記有効な送信先情報もしくは前記有効な送信先情報の属性に一致する前記送信先情報もしくは前記送信先情報の属性と、に関連付けて記憶された少なくも1つの前記出力文字列のみを抽出することを特徴とする、請求項4に記載の文字列入力方法。
  6. 前記学習記憶部は、前記入力された文字列に関連する前記入力文字列と、前記入力された文字列に対応する前記変換後の文字列として選択された出力文字列と、を変換の履歴に関する変換履歴情報および前記送信先情報もしくは前記送信先情報の属性に関連付けて記憶し、
    前記文字列出力ステップは、前記変換履歴情報に基づいて、少なくとも1つの前記抽出された出力文字列を出力することを特徴とする、請求項4に記載の文字列入力方法。
  7. 入力された文字列および前記入力された文字列に対応するように変換された文字列を各々に入力文字列および出力文字列として、文字列の送信先を表す送信先情報もしくは前記送信先情報の属性に関連付けて記憶する学習記憶手段、
    前記入力された文字列の変換候補として、前記入力された文字列に関連する前記入力文字列と、前記入力された送信先情報もしくは前記送信先情報の属性に一致する前記送信先情報もしくは前記送信先情報の属性と、に関連付けて記憶された少なくも1つの前記出力文字列を抽出する文字列抽出手段、
    前記入力された文字列に対応する変換後の文字列を入力するために、少なくとも1つの前記抽出された出力文字列を出力する文字列出力手段、
    としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
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